JP2012048387A - 検索処理方法および検索処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2分探索を用いた検索処理において、検索範囲に含まれる要素数を少なくして検索回数を削減し、検索に要する時間を短くする。
【解決手段】検索インデックスqの要素D(q)と検索閾値との差分量を絶対値で算出し、当該絶対値を所定の値で除算して得られる除算値を出力する差分情報抽出処理ステップを有し、初期化処理ステップは、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最大値と最小値を算出し、検索先頭インデックスから検索末尾インデックスまでのインデックスの内、上限インデックスと下限インデックスとを検索範囲に設定し、検索処理ステップは、検索閾値と差分情報抽出処理ステップで得られる除算値を用いて検索範囲の絞り込みを行い、2分探索によって得られる検索インデックスが当該絞り込み範囲を超えた場合には、除算値で絞り込んだ範囲の中央に位置するインデックスを次の検索インデックスqに決定する。
【選択図】図3

Description

本発明は、検索先頭インデックスlから検索末尾インデックスrまでの各々のインデックスに対応した整列済みの要素D(l) 、D(l+1) 、…、D(r) (D:整列済みの配列、D(i) :インデックスiの要素)の内、予め定められた閾値以下の最大の要素を検索する検索処理方法および検索処理装置に関する。
特に、PON(Passive Optical Network) システムにおける加入者側装置ONU(Optacal Network Unit)のバッファに蓄積されたデータ量の内、予め定められた閾値以下で当該閾値に最も近い蓄積データ量をフレーム単位に検索する検索処理方法および検索処理装置に関する。
検索先頭インデックスl から検索末尾インデックスrまでの各々のインデックスに対応した整列済みの要素D(l) 、D(l+1) 、…、D(r) (D:整列済みの配列、D(i) :インデックスiの要素)の内、予め定められた閾値(以後、検索閾値と呼ぶ)以下の最大の要素を検索する検索処理方法の1つとして2分探索がある(非特許文献1)。
2分探索は、検索範囲の中央に位置する検索インデックスqを算出し、当該検索インデックスqの要素D(q) と検索閾値とを比較し、検索閾値の方が小さい場合には、q以下のインデックスのみを次の検索範囲とし、検索閾値の方が大きい場合には、q以上のインデックスのみを次の検索範囲とする処理を繰り返すことで、検索範囲を半分ずつ絞り込んで検索閾値に最も近い値を特定する方法である。
図10は、2分探索の処理手順例を示す。
以下の説明では、配列済みの要素D(l) 、D(l+1) 、…、D(r) は昇順に整列済みであるとする。ここでは、検索末尾インデックスを上限インデックスR、検索先頭インデックスを下限インデックスLとし、当該LからRまでを検索範囲にする。まず、当該検索範囲(R−L)を半分にした値<(R−L)/2>( <t> はtを下回らない最小の整数)を算出し、当該半分にした値とLを加算した値を検索インデックスq(=L+<(R−L)/2>)、当該半分にした値を検索範囲に含まれる要素数n(=<(R−L)/2>として検索を実施する(ステップE1)。算出した検索インデックスqは、LとRの中間に位置するインデックスである。
次に、要素数nが0でない場合に(ステップE2:No)、検索インデックスqにおける要素D(q) と検索閾値xとを比較し(ステップE3)、当該検索閾値xの方が大きければステップE4に進み、小さければステップE5に進む。また、一致していれば、当該検索インデックスqにおける要素D(q) が検索閾値以下の最大の要素であるため、検索を終了する(ステップE6)。ステップE4およびE5では、次の検索インデックスqは検索範囲の中間に位置する値にし、検索範囲に含まれる要素数nの値は半分に更新して、ステップE2に戻る。当該処理を繰り返し、最終的に検索範囲に含まれる要素数nが0になったら、ステップE7に進み、検索処理を終了する。2分探索を用いた検索では、前記検索閾値以下の最大の要素を特定するまでに要する大小比較回数(以後、検索回数と呼ぶ)は、上限インデックスから下限インデックスまでの検索範囲に含まれる要素数をNとすると、大小比較結果が一致にならなければ、 <log2N> となる。
なお、ステップE4およびE5では、以下のように実行し、次の検索インデックスqと検索範囲に含まれる要素数nを算出する。条件1,式1,式2は、ステップE4およびE5のそれぞれに対応する。
if (条件1) then
式1 …「条件1」が真の時、「式1」を実行
else
式2 …いずれの条件も偽の時、「式2」を実行
end if
2分探索を用いた検索が有効な検索処理として、ONUにおける蓄積データ量の検索処理がある。PONシステムにおいて、ONUは必要に応じて上りバッファに蓄積されているデータ量の内、検索閾値以下で最大の蓄積データ量をフレーム単位に検索してOLTに通知する(非特許文献2)。
当該蓄積データ量を検索するために、ONUは検索処理装置に検索メモリを備える。ONUの上りバッファの蓄積データと検索メモリに記録する値との対応関係を図11に示す。検索メモリには、ONUの上りバッファに蓄積したフレーム1つ送信するのに必要なデータ量を積算して得られる値(以後、検索積算値と呼ぶ)を、ONUがフレームを受信する毎にインデックスを1ずつ加算して記録する。記録した検索積算値を用いてONUは、図10の2分探索に従って検索インデックスを決定し、検索メモリの当該インデックスに対応した検索積算値とONUから送信済みのフレームの検索積算値(検索先頭インデックスにおける検索積算値)を除いて得られる蓄積データ量と検索閾値との比較により、所望の蓄積データ量を特定する。なお、各インデックスが前記配列済みの要素のl、l+1、…、rに相当し、各インデックスに対応した検索積算値から送信済みの検索積算値を除いて得られる蓄積データ量がD(l) 、D(l+1) 、‥、D(r) に相当する。また、受信したフレーム1つ送信するのに必要なデータ量とは、例えば、受信フレームのフレーム長とフレーム間ギャップとの加算値である。また、検索メモリから記録した検索積算値を読み出す際には、検索メモリにて検索インデックスに対応するアドレスに変換し、当該アドレスに記録されている検索積算値を読み出す。
図12は、2分探索を用いた従来の検索処理装置の構成例を示す。
図12において、従来の検索処理装置は、検索メモリ11、大小比較処理部12、検索制御処理部13、蓄積データ量算出処理部14を備える。
蓄積データ量算出処理部14は、検索メモリ11から通知される検索インデックスに対応した検索積算値を、検索処理装置の外部から通知される送信済みのフレームの検索積算値、すなわち検索先頭インデックスに対応した検索積算値を用いて、送信済みでないフレームの検索積算値である蓄積データ量を得る処理である。算出した当該蓄積データ量は、大小比較処理部12に通知する。
大小比較処理部12は、蓄積データ量算出処理部14から通知される蓄積データ量が、検索閾値と一致しているか否かを判定し、一致している場合には「一致」と検索制御処理部13に通知し、一致していない場合には、当該蓄積データ量が検索閾値と比べて「大」か「小」かを判定し、その大小比較結果を検索制御処理部13に通知する。
検索制御処理部13は、大小比較処理部12から通知される比較結果に応じて、次の検索インデックスを決定し、検索メモリ11に読み出し要求を行う。検索インデックスの決定方法は、図10の2分探索の検索処理と同一であり、検索閾値以下で最大の蓄積データ量が得られるまで検索を実施する。ただし、図10中のステップE3は、大小比較処理部12において蓄積データ量算出処理部14から通知される蓄積データ量と検索閾値を比較する処理であり、その比較結果が検索制御処理部13に通知される。検索制御処理部13は、検索処理装置の外部から検索開始を通知されると検索を開始し、検索処理が終了すると、検索処理装置の外部に検索処理の終了を通知する。
George T.Heineman 他著、黒川利明他訳、"アルゴリズムクイックリファレンス"、pp.122-127、オライリー・ジャパン、2010年 吉原修他、"高効率・低遅延を実現するGE−PONグラント/リクエスト方式"、2002年電子情報通信学会総合大会、B-8-44、(March,2002)
2分探索による検索処理の検索回数は、大小比較結果が一致にならなければ、<log2N>であるため、検索に要する時間が長い。検索に要する時間を短くするには、検索範囲に含まれる要素数Nを少なくすることが有効であるが、その方法および装置は開示されていない。
本発明は、2分探索を用いた検索処理において、検索範囲に含まれる要素数を少なくして検索回数を削減し、検索に要する時間を短くすることが可能な検索処理方法および検索処理装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、ネットワーク装置のバッファ内で、検索先頭インデックスlから検索末尾インデックスrまでの各々のインデックスに対応した整列済みの要素D(l) 、D(l+1) 、…、D(r) (D:整列済みの配列、D(i) :インデックスiの要素)の内、所定の検索閾値以下で最大のデータ蓄積量を2分探索を用いてフレーム単位に検索する検索処理方法において、検索メモリで、フレーム受信毎に当該受信フレームを送信するのに必要なデータ量を積算して得られる検索積算値を受信順に記録し、検索メモリから読み出される検索積算値と、外部から通知される検索先頭インデックスに記録された検索積算値とから蓄積データ量を算出する蓄積データ量算出ステップと、蓄積データ量算出ステップで算出された蓄積データ量と検索閾値とが一致しているか否かを判別し、一致している場合には一致を出力し、一致していない場合には当該蓄積データ量と検索閾値の大小比較結果を出力する大小比較ステップと、蓄積データ量算出ステップで算出された蓄積データ量である検索インデックスqの要素D(q) と検索閾値との差分量を絶対値で算出し、当該絶対値を所定の値で除算して得られる除算値を出力する差分情報抽出処理ステップと、検索閾値を用いて検索範囲の絞り込みを行う初期化処理ステップと、大小比較ステップと差分情報抽出処理ステップの結果から検索範囲の絞り込みを行う検索処理ステップとを含む検索制御処理ステップとを有し、初期化処理ステップは、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最大値と最小値を算出し、検索先頭インデックスlから検索末尾インデックスrまでのインデックスの内、lおよびrと当該最大値とから上限インデックスと、lと当該最小値とから下限インデックスとを算出し、当該上限インデックスから当該下限インデックスまでを検索範囲に設定し、検索処理ステップは、検索閾値と、差分情報抽出処理ステップで得られる除算値を用いて検索範囲の絞り込みを行い、2分探索によって得られる検索インデックスが当該絞り込み範囲を超えた場合には、除算値で絞り込んだ範囲の中央に位置するインデックスを次の検索インデックスqに決定する。
差分情報抽出処理ステップにおける所定の値は、l以上r以下の任意のインデックスiにおいて、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である。
また、本発明の検索処理方法において、差分情報抽出処理ステップにおける絶対値を予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である所定の値で除算した除算値を半分にした値を下回らない最小の整数値が1でない場合には、当該整数値とD(q) の値から2分探索によって絞り込まれた検索範囲に含まれる要素数とを比較していずれか小さい方の値を次に検索する検索インデックスqとし、当該整数値が1であった場合には、除算値を下回らない最小の整数値とD(q) の値から2分探索によって絞り込まれた検索範囲に含まれる要素数とを比較していずれか小さい方の値を次に検索する検索インデックスqとする。
また、差分情報抽出処理ステップから出力される除算値はΔ1とΔ2の2種類であり、l以上r以下の任意の整数iにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である所定の値で絶対値を除算した値であり、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合にはΔ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とし、検索処理ステップは、Δ2を下回らない最大の整数値が1でなければ、当該整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する。
また、差分情報抽出処理ステップから出力される除算値はΔ1とΔ2とΔ3の3種類であり、l以上r以下の任意の整数iにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である所定の値で絶対値を除算した値とし、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合には、Δ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とし、Δ3は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最大値である所定の値で絶対値を除算した値とし、検索処理ステップは、Δ3を上回らない最大の整数値が検索範囲に含まれる要素数を半分にした値以上の場合には、当該整数値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が当該半分にした値未満の場合には、Δ2を下回らない最小の整数値が1でなければ、当該整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する。
また、ネットワーク装置がフレームを受信する毎にインデックスを1ずつ加算し、当該受信時のインデックスiに対応する要素D(i) を、インデックスiにおける蓄積データ量とし、当該蓄積データ量は、ネットワーク装置が受信したフレーム1つを送信するのに必要なデータ量を受信毎に積算して得られるインデックスiにおける検索積算値と、検索先頭インデックスにおける検索積算値とから得られる値として、当該検索処理を実施する。
第2の発明は、ネットワーク装置のバッファの蓄積データ量の内、所定の検索閾値以下で最大の蓄積データ量を2分探索を用いてフレーム単位に検索する検索処理装置において、フレーム受信毎に当該受信フレームを送信するのに必要なデータ量を積算して得られる検索積算値を受信順に記録する検索メモリと、検索メモリから読み出される検索積算値と、外部から通知される検索先頭インデックスに記録された検索積算値とから蓄積データ量を算出する蓄積データ量算出手段と、蓄積データ量算出手段で算出された蓄積データ量と検索閾値とが一致しているか否かを判別し、一致している場合には一致を出力し、一致していない場合には当該蓄積データ量と検索閾値の大小比較結果を出力する大小比較手段と、蓄積データ量算出手段で算出された蓄積データ量と検索閾値との差分量を絶対値で算出し、当該絶対値を所定の値で除算して得られる除算値を出力する差分情報抽出処理手段と、検索閾値を用いて検索範囲の絞り込みを行う初期化処理手段と、大小比較手段と差分情報抽出処理手段の結果から検索範囲の絞り込みを行う検索処理手段とを含む検索制御処理手段とを備え、初期化処理手段は、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最大値と最小値を算出し、検索先頭インデックスから検索末尾インデックスまでのインデックスの内、検索先頭インデックスおよび検索末尾インデックスと当該最大値とから得られる上限インデックスから、検索先頭インデックスと当該最小値とから得られる下限インデックスまでの範囲に収まるインデックスのみを検索範囲とする構成であり、検索処理手段は、検索範囲に含まれる要素数を半分にした値と差分情報抽出処理手段から通知される除算値を下回らない最小の整数値とを比較し、いずれか小さい方の値から次の検索インデックスを決定する構成である。
また、差分情報抽出処理手段から出力される除算値はΔ1とΔ2の2種類であり、検索先頭インデックスl以上検索末尾インデックスr以下の任意のインデックスiにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である所定の値で絶対値を除算した値とし、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合にはΔ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とする構成であり、検索処理手段は、Δ2を下回らない最大の整数値が1でなければ、当該整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する構成である。
また、差分情報抽出処理手段から出力される除算値はΔ1とΔ2とΔ3の3種類であり、検索先頭インデックスl以上検索末尾インデックスr以下の任意のインデックスiにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である所定の値で絶対値を除算した値とし、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合にはΔ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とし、Δ3は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最大値である所定の値で絶対値を除算した値とする構成であり、検索処理手段は、Δ3を上回らない最大の整数値が検索範囲に含まれる要素数を半分にした値以上の場合には、当該整数値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が当該半分にした値未満の場合には、Δ2を下回らない最小の整数値が1でなければ、当該整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する構成である。
本発明の検索処理方法および検索処理装置における初期化処理は、検索閾値以下に存在し得る要素数の最大値と最小値とを算出し、当該最大値と最小値を用いて検索範囲の絞り込みを行うため、検索回数を削減し、検索に要する時間を短縮できる。また、検索処理は、差分情報抽出処理手段から通知される除算値を用いて検索範囲の絞り込みを行うため、検索回毎に検索範囲が絞り込まれ、検索回数を削減し、検索に要する時間を短縮できる。
また、検索処理は、検索範囲に含まれる要素数を半分にした値と差分情報抽出処理手段から通知される前記除算値を下回らない最小の整数値とを比較し、いずれか小さい方の値から次の検索インデックスを決定する。したがって、当該整数値が前記要素数の半分の値よりも大きい場合には、前記要素数の半分の値のみから次の検索インデックスを得る従来の2分探索と同様の方法で検索インデックスが決定されるため、従来の2分探索の検索回数を超えない。
また、差分情報抽出処理手段から通知される除算値は、当該絶対値内に存在し得る要素数の最大値になるため、検索処理において、当該最大値で検索範囲を絞り込んだ際に、誤った絞り込みを行うことがない。また、ONUの検索処理において、予め定まっているD(i+1) −D(i) がとり得る最小値は最小フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量であるため、送信済みでないフレームにおいて、最小フレーム長のフレームが多い場合に特に絞り込める要素数が多く、検索回数を削減できる。
また、最小フレーム長は予め定まった既知の値であるため、前記絶対値を除算する際には、最小フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量以下になるように2のべき乗で当該データ量を近似した値を用いれば、除算はビットシフトで済み、除算を高速に行うことができる。
また、本発明によれば、最小フレーム長のフレームが送信済みでないフレームの少数であった場合に、検索回毎に検索範囲を絞り込むことができる。D(i+1) −D(i) の最小値、すなわち最小フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量で前記絶対値を除算した値を下回らない最小の整数値に基づいて決定する検索インデックスは、当該整数値によって絞り込んだ検索範囲の末尾であるため、最小フレーム長のフレームが少ない場合には、当該末尾を次の検索インデックスにするよりも、当該末尾と検索インデックスの中間に位置するインデックスを次の検索インデックスとした方が検索回数を削減できる。本発明では、当該中間に位置するインデックスが次の検索インデックスとなるため、最小フレーム長のフレームが送信済みでないフレームの少数であった場合に、検索回毎に検索範囲を絞り込むことができる。
また、本発明によれば、最小フレーム長のフレームが送信済みでないフレームの少数の場合も多数の場合も、検索回毎に検索範囲を絞り込むことができる。最小フレーム長のフレームが送信済みでないフレームの多数の場合には、最小フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量で前記絶対値を除算した値を下回らない最小の整数値に基づいて検索インデックスを決定する。一方、最小フレーム長のフレームが送信済みでないフレームが少数の場合には、最小フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量で前記絶対値を除算した値を半分にした値を下回らない最小の整数値に基づいて検索インデックスを決定する。このため、最小フレーム長の多少に関らず、検索回毎に検索範囲を絞り込むことができる。
また、本発明によれば、送信済みでないフレームのフレーム長が最小フレーム長および最大フレーム長と同程度のフレームが多い場合に、特に検索回数を削減できる。また、最大フレーム長と最小フレーム長のいずれも予め定まった既知の値であるため、いずれも送信するのに必要なデータ量以下になるように2のべき乗で当該データ量を近似した値を用いれば、除算はビットシフトで済み、除算を高速に行うことができる。
一般に、メモリで消費される電力は、リーク電流による静的な電力消費とメモリへのアクセス時に発生する動的な電力消費とがある。本発明による検索回数の削減により、検索メモリへのアクセス回数が減少するため、検索メモリで消費される動的な電力消費を削減できる。また、本発明における検索処理装置に必要なメモリは、従来と同一の容量の検索メモリのみであり、メモリに比べて回路規模が小さい論理回路の追加のみで済むため、回路規模の増大は抑えられ、静的な電力消費の増大が抑えられる。従って、本発明の適用により、検索処理装置で消費される電力の削減が可能になる。
また、本発明により検索に要する時間が短縮されるため、空いた時間に検索処理に関るハードウェアに対して、クロックゲーティング等の省電力化技術を適用することで、検索処理に関るハードウェアの省電力化が可能になる。
本発明の実施例1の検索処理装置の構成例を示す図である。 実施例1の検索制御処理部13における初期化処理手順例を示すフローチャートである。 実施例1の検索制御処理部13における検索処理手順例を示すフローチャートである。 実施例1の検索制御処理で <Δ1/2> が1か否かで場合分けする理由を説明する図である。 実施例2の検索制御処理部13における検索処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の実施例3の検索処理装置の構成例を示す図である。 実施例3の検索制御処理部13における検索処理手順例を示すフローチャートである。 本発明の実施例4の検索処理装置の構成例を示す図である。 実施例4の検索制御処理部13における検索処理手順例を示すフローチャートである。 2分探索の検索処理手順例を示すフローチャートである。 ONUの上りバッファの蓄積データと検索メモリに記録する値との対応関係を示す図である。 2分探索を用いた従来の検索処理装置の構成例を示す図である。
図1は、本発明の実施例1の検索処理装置の構成例を示す。ここでは、PONシステムのONUにおける検索処理装置を例に説明する。
図1において、実施例1の検索処理装置は、検索メモリ11、大小比較処理部12、検索制御処理部13、蓄積データ量算出処理部14、差分情報抽出処理部15を備える。本実施例の構成は、図12の従来の検索処理装置と比べて、差分情報抽出処理部15が新たに加えられ、検索制御処理部13が検索閾値を用いて検索範囲の絞り込みを行う初期化処理を実施する点と、検索制御処理部13における検索処理方法とが異なる。
差分情報抽出処理部15は、蓄積データ量算出処理部14から通知される蓄積データ量と検索閾値との差分量を絶対値で算出し、当該絶対値を所定の値で除算して得られる値Δ1を算出する。なお、所定の値とは、任意のインデックスiの要素D(i) において予め既知の値であるD(i+1) とD(i) の差分量の最小値f1、すなわち、最小フレーム長のフレーム1つをONUが送信するのに必要なデータ量である。得られる除算値Δ1は、当該絶対値内に存在し得る要素数の最大値である。
本実施例における検索制御処理部13は、検索閾値を用いて検索範囲の絞り込みを実施する初期化処理と、大小比較処理部12と差分情報抽出処理部15との結果から検索範囲の絞り込みを実施する検索処理を行う。初期化処理は、検索閾値に基づいて、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最小値と最大値を算出し、当該最小値と最大値とを用いて検索範囲の上限インデックスと下限インデックスとを決定する。また、検索処理は、大小比較処理部12より通知される情報の他に、差分情報抽出処理部15より通知される除算値Δ1を用いて検索範囲の絞り込みを行い、2分探索によって得られる検索インデックスが当該絞り込み範囲外の場合には、Δ1で絞り込んだ範囲の中央に位置するインデックスを次の検索インデックスに決定し、検索処理を実施する。以下、初期化処理および検索処理の詳細について説明する。
(初期化処理の詳細)
初期化処理は、検索閾値に基づいて、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最小値Bと最大値Cとを算出し、当該最小値と検索先頭インデックスとから検索範囲の下限インデックス、当該最大値と検索先頭インデックスおよび検索末尾インデックスとから検索範囲の上限インデックスを決定することで、検索範囲を絞り込む処理である。また、当該決定前に、当該最小値を用いて、検索閾値以下で最大の蓄積データ量になるインデックスが検索末尾インデックスか否かを計算で判定し、検索末尾インデックスであった場合には、後述する検索処理を実施せずに、所望の蓄積データ量(検索閾値以下で最大の蓄積データ量)を出力する。なお、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最大値とは、最小フレーム長1つ送信するのに必要なデータ量f1で、検索閾値を除算して得られる値を下回らない最小の整数値である。検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最小値とは、最大フレーム長1つ送信するのに必要なデータ量で検索閾値を除算して得られる値を上回らない最大の整数値である。
図2は、実施例1の検索制御処理部13における初期化処理手順例を示す。
検索先頭インデックスから検索末尾インデックスまでを仮検索範囲にし、当該仮検索範囲に含まる要素数Aを算出する。また、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最小値(最大フレーム長1つ送信するのに必要なデータ量で検索閾値を除算した値)Bも算出する(ステップM1)。最小値Bと仮検索範囲に含まれる要素数Aとを比較してBがA以上の場合(ステップM2:No)には、仮検索範囲の全要素が検索閾値以下であり、検索インデックスにおける蓄積データ量が検索閾値以下で最大になるインデックスが検索末尾インデックスであることを意味する。この場合には、当該初期化処理では、上限インデックスおよび下限インデックスのいずれも検索末尾インデックスとし(ステップM3)、後述する検索処理にて検索閾値以下で最大の蓄積データ量になるインデックスが検索末尾インデックスとなるようにする。
一方、BがA未満の場合(ステップM2:Yes )には、仮検索範囲に含まれる要素数Aは最小値Bよりも大きいことを意味するため、当該検索における検索範囲に含まれるインデックスの下限インデックスを検索先頭インデックスにBを加算した値にする。また、検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最大値(最小フレーム長1つ送信するのに必要なデータ量で検索閾値を除算した値)Cも算出する(ステップM4)。
算出したCと仮検索範囲に含まれる要素数Aとを比較して、CがA未満の場合(ステップM5:Yes )には、仮検索範囲が当該最大値を超えていることを意味するため、上限インデックスを検索先頭インデックスにCを加算した値にする(ステップM6)。この場合には、上限インデックスが(検索先頭インデックス+C) 、下限インデックスが(検索先頭インデックス+B)になる。
一方、CとAとを比較してCがA以上であった場合(ステップM5:No)には、仮検索範囲が当該最大値以下であることを意味するため、検索範囲に含まれるインデックスの上限インデックスを検索末尾インデックスにする(ステップM7)。この場合には、上限インデックスが検索末尾インデックス、下限インデックスが(検索先頭インデックス+B)になる。
(検索処理の詳細)
検索処理では、差分情報抽出処理部15に通知される検索閾値xと、検索インデックスqにおける蓄積データ量との差の絶対値を前記所定の値で除算して得られる値Δ1を用いて検索範囲の絞り込みを行い、2分探索によって得られる検索インデックスが当該絞り込み範囲を超えた場合には、Δ1で絞り込んだ範囲の中央に位置するインデックスを次の検索インデックスに決定し、検索処理を実施する。
図3は、実施例1の検索制御処理部13における検索処理手順例を示す。
ここでは、図10の従来の2分探索処理におけるステップE4、E5の代わりに、ステップG4、G5の処理を行う。
なお、ステップG4およびG5では、以下のように実行する。条件1,条件2,式1,式2,式3は、ステップG4およびG5のそれぞれに対応する。
if (条件1) then
式1 …「条件1」が真の時、「式1」を実行
else if (条件2)then
式2 …「条件1」が偽で「条件2」が真の時、「式2」を実行
else
式3 …いずれの条件も偽の時、「式3」を実行
end if
すなわち、ステップG4およびG5では、検索範囲に含まれる要素数nが1でなければ、2分探索で絞り込んだ検索範囲に含まれる要素数 <n/2> と、Δ1で絞り込んだ検索範囲に含まれる要素数を半分にした値 <Δ1/2> とを比較し、いずれか小さい方の値を次の検索範囲に含まれる要素数nにすると同時に、ステップG3における大小比較結果の値に応じて、当該小さい方の値と検索インデックスqとから次に検索する検索インデックスqを算出する。ただし、 <Δ1/2> が1の場合には、図4(a) に示す誤動作が発生する可能性がある。これは、nが一度1になると、それ以降で検索インデックスに+1することができないことが原因で発生する。このため、本実施例では、 <Δ1> が2の場合( <Δ1/2> =1)には、 <Δ1/2> を用いて検索インデックスを決定せず、 <Δ1> を用いて検索インデックスを決定するようにしている。 <Δ1> を用いて決定した検索インデックスは、Δ1によって絞り込んだ検索範囲の末尾であるため、図4(a) の誤動作は発生せず、図4(b) に示す正常動作になる。ステップG4、G5以外のステップは従来と同一である。なお、ステップG3における大小比較結果は、大小比較処理部12から通知される結果である。
実施例2の検索処理装置は、装置構成および検索制御処理部13における初期化処理は実施例1と同一であるが、検索制御処理部13における検索処理が異なる。
図5は、実施例2の検索制御処理部13における検索処理手順例を示す。
ここでは、実施例1のステップG4、G5の代わりに、ステップH4、H5の処理を行う。
なお、ステップH4およびH5では、以下のように実行する。条件1,式1,式2は、ステップH4およびH5のそれぞれに対応する。
if (条件1) then
式1 …「条件1」が真の時、「式1」を実行
else
式2 …いずれの条件も偽の時、「式2」を実行
end if
すなわち、ステップH4、H5において、検索範囲に含まれる要素数nが1でなければ、2分探索で絞り込んだ検索範囲に含まれる要素数 <n/2> と、Δ1で絞り込んだ検索範囲に含まれる要素数 <Δ1> とを比較し、いずれか小さい方の値を次の検索範囲に含まれる要素数nにすると同時に、ステップH3における大小比較結果の値に応じて、当該小さい方の値と検索インデックスqとから次に検索する検索インデックスqを算出する点が実施例1と異なる。
<Δ1> は、前記絶対値を最小フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量で除算した値であるため、最小フレーム長のフレームが送信済みでないフレームの多数を占める場合には、 <Δ1> によって決まる検索インデックスの位置が、所望のインデックス(検索閾値以下で蓄積データ量が最大になる要素のインデックス)の位置に近くなる。したがって、本実施例により、最小フレーム長と同程度の短いフレーム長のフレームが送信済みでないフレームの多数を占める場合には、特に検索回数を削減することができる。
図6は、本発明の実施例3の検索処理装置の構成例を示す。
実施例3の検索処理装置は、差分情報抽出処理部15から出力される値がΔ1およびΔ2の2種類になった点と、検索制御処理部13がΔ1およびΔ2の値と大小比較処理部12からの大小比較結果とに基づいて検索処理を実施する点が第1の実施例と異なる。
検索制御処理部13での検索処理において、差分情報抽出処理部15から通知される値に基づいて検索インデックスを決定する際には、最小フレーム長と同程度の短いフレーム長のフレームが送信済みでないフレームの多数を占める場合には、実施例2と同一の <Δ1> によって決まる検索インデックスを用いることが、検索回数の削減に効果的である。一方、最小フレーム長と同程度の短いフレーム長のフレームが送信済みでないフレームの少数であった場合には、実施例1と同一の <Δ1/2> で決まる検索インデックスを用いることが検索回数の削減に効果的である。これに基づき、本実施例における差分情報抽出処理部15は、Δ2を下記の方法で算出し、検索制御処理部13に通知する。
(1) 最小フレーム長と同程度の短いフレーム長のフレームが送信済みでないフレームの 多数を占める場合:Δ2=Δ1
(2) 最小フレーム長と同程度の短いフレーム長のフレームが送信済みでないフレームの 少数であった場合:Δ2=Δ1/2
これにより、最小フレーム長と同程度の短いフレーム長のフレームが送信済みでないフレームの多数を占めるか否かに応じて、検索制御処理部13にて検索回数を削減するのに適した値がΔ2として差分情報抽出処理部15より出力されるようになる。なお、最小フレーム長と同程度の短いフレーム長のフレームとは、最小フレーム長の2倍以下のフレーム長のフレームのことである。また、短いフレーム長が多数を占めるか否かは、検索先頭インデックスlから検索末尾インデックスrまでの下記で求まる平均値が、最小フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量の2倍以下であれば、短いフレーム長のフレームが多数を占めるとし、そうでなければ、短いフレーム長のフレームが少数であるとする。
平均値=(D(r) −D(l) )/(r−l)
検索制御処理部13は、差分情報抽出処理部15より通知される当該Δ1およびΔ2の値を用いて検索処理を実施する。初期化処理は実施例1と同一である。
図7は、実施例3の検索制御処理部13における検索処理手順例を示す。
ここでは、実施例1のステップG4、G5の代わりに、ステップS4、S5の処理を行う。
なお、ステップS4およびS5では、以下のように実行する。条件1,条件2,式1,式2,式3は、ステップS4およびS5のそれぞれに対応する。
if (条件1) then
式1 …「条件1」が真の時、「式1」を実行
else if (条件2)then
式2 …「条件1」が偽で「条件2」が真の時、「式2」を実行
else
式3 …いずれの条件も偽の時、「式3」を実行
end if
すなわち、ステップS4,S5では、検索範囲に含まれる要素数nが1でなければ、 <Δ2> が1か否かを確認する。これは、Δ2が実施例1と同一の <Δ1/2> であった場合には、 <Δ1/2> が1の場合には誤動作が発生する可能性があるからである。本実施例では、実施例1と同様に、 <Δ2> が1でなければ、 <Δ2> と2分探索で絞り込んだ検索範囲に含まれる要素数 <n/2> とを比較し、いずれか小さい方の値を次の検索範囲に含まれる要素数nにすると同時に、ステップS3における大小比較結果の値に応じて、当該小さい方の値と検索インデックスqとから次に検索する検索インデックスqを算出する。一方、 <Δ2> が1であれば、 <Δ1> と <n/2> を比較し、いずれか小さい方の値を次の検索範囲に含まれる要素数nにすると同時に、ステップS3における大小比較結果の値に応じて、当該小さい方の値と検索インデックスqとから次に検索する検索インデックスqを算出する。他の処理は実施例1と同一である。
図8は、本発明の実施例4の検索処理装置の構成例を示す。
実施例4の検索処理装置は、差分情報抽出処理部15から出力される値がΔ1,Δ2,Δ3の3種類になった点と、Δ1〜Δ3の値と大小比較処理部12からの大小比較結果とに基づいて検索処理を実施する点が第3の実施例と異なる。
差分情報抽出処理部15が出力するΔ1,Δ2は実施例3と同一であり、Δ3は任意のインデックスiの要素D(i) において予め定まった値であるD(i+1) とD(i) の差分量の最大値、すなわち、最大フレーム長のフレーム1つ送信するのに必要なデータ量で、蓄積データ量算出処理部14から通知される蓄積データ量と検索閾値との差分量の絶対値を除算した値である。得られる除算値Δ3は、当該絶対値内で存在し得る要素数の最小値である。
検索制御処理部13は、差分情報抽出処理部15より通知されるΔ1〜Δ3の値を用いて検索処理を実施する。初期化処理は実施例3と同一である。
図9は、実施例4の検索制御処理部13における検索処理手順例を示す。
ここでは、実施例3のステップS4、S5の代わりに、ステップJ4、J5の処理を行う。
なお、ステップJ4およびJ5では、以下のように実行する。条件1,条件2,条件3,式1,式2,式3,式4は、ステップJ4およびJ5のそれぞれに対応する。
if (条件1) then
式1 …「条件1」が真の時、「式1」を実行
else if (条件2)then
式2 …「条件1」が偽で「条件2」が真の時、「式2」を実行
else if (条件3)then
式3 …「条件1」,「条件2」が偽で「条件3」が真の時、「式3」を実行
else
式4 …いずれの条件も偽の時、「式4」を実行
end if
すなわち、ステップJ4,J5では、検索範囲に含まれる要素数nが1でなければ、2分探索で絞り込んだ検索範囲に含まれる要素数 <n/2> と、 [Δ3] ( [t] :tを上回らない最大の整数) とを比較する。当該 <n/2> が [Δ3] 未満の場合には、当該 <n/2> が前記要素数の最小値以下であることを意味する。したがって、この場合には、検索インデックスが当該最小値未満にならないように、 [Δ3] を用いて次に検索する検索インデックスqを決定する。一方、当該 <n/2> が [Δ3] 以上の場合には、当該 <n/2> が前記要素数の最小値以上であることを意味する。この場合には、実施例3と同様の処理を実施する。その他の処理も実施例3と同一である。
なお、本発明は、ONUの検索処理方法および検索処理装置に限定されるものではなく、予め要素間の最大値と最小値とが既知である他の検索処理方法および検索処理装置に対してもその要旨を逸脱しない範囲において種々変更し、適用可能である。
また、本発明における検索処理は、必ずしもハードウェアで実装する必要はなく、一部もしくはすべてをソフトウェアで実装してもよい。
11 検索メモリ
12 大小比較処理部
13 検索制御処理部
14 蓄積データ量算出処理部
15 差分情報抽出処理部

Claims (9)

  1. ネットワーク装置のバッファ内で、検索先頭インデックスlから検索末尾インデックスrまでの各々のインデックスに対応した整列済みの要素D(l) 、D(l+1) 、…、D(r) (D:整列済みの配列、D(i) :インデックスiの要素)の内、所定の検索閾値以下で最大のデータ蓄積量を2分探索を用いてフレーム単位に検索する検索処理方法において、
    検索メモリで、フレーム受信毎に当該受信フレームを送信するのに必要なデータ量を積算して得られる検索積算値を受信順に記録し、
    前記検索メモリから読み出される前記検索積算値と、外部から通知される検索先頭インデックスに記録された前記検索積算値とから蓄積データ量を算出する蓄積データ量算出ステップと、
    前記蓄積データ量算出ステップで算出された前記蓄積データ量と前記検索閾値とが一致しているか否かを判別し、一致している場合には一致を出力し、一致していない場合には当該蓄積データ量と前記検索閾値の大小比較結果を出力する大小比較ステップと、
    前記蓄積データ量算出ステップで算出された前記蓄積データ量である検索インデックスqの要素D(q) と前記検索閾値との差分量を絶対値で算出し、当該絶対値を所定の値で除算して得られる除算値を出力する差分情報抽出処理ステップと、
    前記検索閾値を用いて検索範囲の絞り込みを行う初期化処理ステップと、前記大小比較ステップと前記差分情報抽出処理ステップの結果から検索範囲の絞り込みを行う検索処理ステップとを含む検索制御処理ステップとを有し、
    前記初期化処理ステップは、前記検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最大値と最小値を算出し、前記検索先頭インデックスlから前記検索末尾インデックスrまでのインデックスの内、前記lおよびrと当該最大値とから上限インデックスと、前記lと当該最小値とから下限インデックスとを算出し、当該上限インデックスから当該下限インデックスまでを検索範囲に設定し、
    前記検索処理ステップは、前記検索閾値と、前記差分情報抽出処理ステップで得られる前記除算値を用いて検索範囲の絞り込みを行い、2分探索によって得られる検索インデックスが当該絞り込み範囲を超えた場合には、前記除算値で絞り込んだ範囲の中央に位置するインデックスを次の検索インデックスqに決定する
    ことを特徴とする検索処理方法。
  2. 請求項1に記載の検索処理方法において、
    前記差分情報抽出処理ステップにおける前記所定の値は、前記l以上r以下の任意のインデックスiにおいて、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である
    ことを特徴とする検索処理方法。
  3. 請求項1に記載の検索処理方法において、
    前記差分情報抽出処理ステップにおける前記絶対値を予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である前記所定の値で除算した除算値を半分にした値を下回らない最小の整数値が1でない場合には、当該整数値と前記D(q) の値から2分探索によって絞り込まれた検索範囲に含まれる要素数とを比較していずれか小さい方の値を次に検索する検索インデックスqとし、当該整数値が1であった場合には、前記除算値を下回らない最小の整数値と前記D(q) の値から2分探索によって絞り込まれた検索範囲に含まれる要素数とを比較していずれか小さい方の値を次に検索する検索インデックスqとする
    ことを特徴とする検索処理方法。
  4. 請求項1に記載の検索処理方法において、
    前記差分情報抽出処理ステップから出力される前記除算値はΔ1とΔ2の2種類であり、前記l以上r以下の任意のインデックスiにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である前記所定の値で前記絶対値を除算した値とし、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合にはΔ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とし、
    前記検索処理ステップは、Δ2を下回らない最大の整数値が1でなければ、当該整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する
    ことを特徴とする検索処理方法。
  5. 請求項1に記載の検索処理方法において、
    前記差分情報抽出処理ステップから出力される前記除算値はΔ1とΔ2とΔ3の3種類であり、前記l以上r以下の任意の整数iにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である前記所定の値で前記絶対値を除算した値とし、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合には、Δ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とし、Δ3は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最大値である前記所定の値で前記絶対値を除算した値とし、
    前記検索処理ステップは、Δ3を上回らない最大の整数値が前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値以上の場合には、当該整数値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が当該半分にした値未満の場合には、Δ2を下回らない最小の整数値が1でなければ、当該整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する
    ことを特徴とする検索処理方法。
  6. 請求項1に記載の検索処理方法において、
    ネットワーク装置がフレームを受信する毎にインデックスを1ずつ加算し、当該受信時のインデックスiに対応する要素D(i) を、インデックスiにおける蓄積データ量とし、当該蓄積データ量は、ネットワーク装置が受信したフレーム1つを送信するのに必要なデータ量を受信毎に積算して得られるインデックスiにおける検索積算値と、検索先頭インデックスにおける検索積算値とから得られる値として、当該検索処理を実施する
    ことを特徴とする検索処理方法。
  7. ネットワーク装置のバッファの蓄積データ量の内、所定の検索閾値以下で最大の蓄積データ量を2分探索を用いてフレーム単位に検索する検索処理装置において、
    フレーム受信毎に当該受信フレームを送信するのに必要なデータ量を積算して得られる検索積算値を受信順に記録する検索メモリと、
    前記検索メモリから読み出される前記検索積算値と、外部から通知される検索先頭インデックスに記録された前記検索積算値とから蓄積データ量を算出する蓄積データ量算出手段と、
    前記蓄積データ量算出手段で算出された前記蓄積データ量と前記検索閾値とが一致しているか否かを判別し、一致している場合には一致を出力し、一致していない場合には当該蓄積データ量と前記検索閾値の大小比較結果を出力する大小比較手段と、
    前記蓄積データ量算出手段で算出された前記蓄積データ量と前記検索閾値との差分量を絶対値で算出し、当該絶対値を所定の値で除算して得られる除算値を出力する差分情報抽出処理手段と、
    前記検索閾値を用いて検索範囲の絞り込みを行う初期化処理手段と、前記大小比較手段と前記差分情報抽出処理手段の結果から検索範囲の絞り込みを行う検索処理手段とを含む検索制御処理手段とを備え、
    前記初期化処理手段は、前記検索閾値以内で送信可能なフレーム数の最大値と最小値を算出し、前記検索先頭インデックスから検索末尾インデックスまでのインデックスの内、前記検索先頭インデックスおよび検索末尾インデックスと当該最大値とから得られる上限インデックスから、前記検索先頭インデックスと当該最小値とから得られる下限インデックスまでの範囲に収まるインデックスのみを検索範囲とする構成であり、
    前記検索処理手段は、検索範囲に含まれる要素数を半分にした値と前記差分情報抽出処理手段から通知される前記除算値を下回らない最小の整数値とを比較し、いずれか小さい方の値から次の検索インデックスを決定する構成である
    ことを特徴とする検索処理装置。
  8. 請求項7に記載の検索処理装置において、
    前記差分情報抽出処理手段から出力される前記除算値はΔ1とΔ2の2種類であり、前記検索先頭インデックスl以上前記検索末尾インデックスr以下の任意のインデックスiにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である前記所定の値で前記絶対値を除算した値とし、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合にはΔ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とする構成であり、
    前記検索処理手段は、Δ2を下回らない最大の整数値が1でなければ、当該整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する構成である
    ことを特徴とする検索処理装置。
  9. 請求項7に記載の検索処理装置において、
    前記差分情報抽出処理手段から出力される前記除算値はΔ1とΔ2とΔ3の3種類であり、前記検索先頭インデックスl以上前記検索末尾インデックスr以下の任意のインデックスiにおいて、Δ1は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最小値である前記所定の値で前記絶対値を除算した値とし、Δ2は、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが少ない場合にはΔ1と同一とし、D(i+1) とD(i) の差分量が当該最小値であることが多い場合にはΔ1/2とし、Δ3は、予め定まっているD(i+1) とD(i) の差分量がとり得る最大値である前記所定の値で前記絶対値を除算した値とする構成であり、
    前記検索処理手段は、Δ3を上回らない最大の整数値が前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値以上の場合には、当該整数値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が当該半分にした値未満の場合には、Δ2を下回らない最小の整数値が1でなければ、当該整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定し、当該整数値が1であれば、Δ1を下回らない最小の整数値と前記検索範囲に含まれる要素数を半分にした値とを比較して小さい方の値と前記検索インデックスとから次に検索する検索インデックスを決定する構成である
    ことを特徴とする検索処理装置。
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