JP2012048297A - ディスプレイ・入力インタフェース共有システム、情報処理装置およびプログラム - Google Patents

ディスプレイ・入力インタフェース共有システム、情報処理装置およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ネットワーク接続されている複数の情報処理装置の各入力インタフェースの操作を全情報処理装置のディスプレイの表示に対して可能とするシステム等を提供すること。
【解決手段】各情報処理装置は、互いの入力インタフェースを追加の入力インタフェースとして認識し、マスタの情報処理装置は、非マスタの情報処理装置の実ディスプレイの画面の画像データをコピーした自装置の仮想ディスプレイの画面の内容を非マスタの情報処理装置のディスプレイに表示させる。
【選択図】図8

Description

本発明は、ネットワークで接続された複数の装置のディスプレイに表示される画面や入力インタフェースを共有する技術に関する。
パーソナル・コンピュータ等の情報処理装置は、当該情報処理装置1台について、1つのディスプレイと1つの入力インタフェースを備えるものが一般的である。ディスプレイは画面を表示する周知の表示機構であり、また、入力インタフェースはマウスやキーボード等のユーザ操作に応じた命令を受け付ける周知の機構である。
図12を参照すると、1台の情報処理装置A(スタンドアロン)はディスプレイA上に1つの円形と、カーソルAと、フォルダAとを表示し、カーソルAの動作は情報処理装置Aの入力インタフェースAによりコントロールされる。
フォルダAは情報処理装置Aの所定の記憶領域に格納されたデータや所定のネットワーク上のデータに基づき表示されるものであり、入力インタフェースAによりカーソルAを用いてフォルダAをクリックすると、情報処理装置Aが当該クリックに基づく命令を認識してフォルダAを開くための情報処理装置A内部における所定のデータ処理を行うことにより、カーソルAを用いてフォルダAを開く等の作業を行うことができる。
同様に、1台の情報処理装置B(スタンドアロン)はディスプレイB上に1つの円形と、カーソルBと、フォルダBとを表示し、カーソルBの動作は情報処理装置Bの入力インタフェースBによりコントロールされる。
フォルダBは情報処理装置Bの所定の記憶領域に格納されたデータや所定のネットワーク上のデータに基づき表示されるものであり、入力インタフェースBによりカーソルBを用いてフォルダBをクリックすると、情報処理装置Bが当該クリックに基づく命令を認識してフォルダBを開くための情報処理装置B内部における所定のデータ処理を行うことにより、カーソルBを用いてフォルダBを開く等の作業を行うことができる。
次に、デュアル・ディスプレイを考える。図13(a)を参照すると、2台の情報処理装置Aおよび情報処理装置Bが所定のネットワークを介して接続されており、それぞれの情報処理装置1台について、1つのディスプレイと1つの入力インタフェースを備える。ここではマスタの情報処理装置を情報処理装置Aとする。
図12においてディスプレイA上に表示される1つの円形は、図13(a)では、ディスプレイAおよびディスプレイBにまたがって表示される。すなわち、本来、マスタの情報処理装置AのディスプレイAに表示される画面(図12参照)を、ディスプレイAおよびディスプレイBをあたかも1つのディスプレイとみなして表示させるものである。
したがって、図13(a)では、情報処理装置AはディスプレイA上にカーソルAを表示しているが、当該カーソルAの動作は情報処理装置Aの入力インタフェースAによりコントロールされ、ディスプレイB側に移動して表示することもできる。
一方、デュアル・ディスプレイでは、スレーブ(マスタでない)機器のリソースは、マスタの機器のディスプレイにはもちろんのこと当該スレーブ機器のディスプレイであっても原則として表示されない。図13(a)において具体的には、マスタでない情報処理装置BのリソースであるフォルダBは、ディスプレイB上であっても原則として表示されない。
しかしながら、マスタ機器のセカンドディスプレイの背景画面等として、スレーブ機器の本来のデスクトップ画面を用いるなどすれば、スレーブ機器のリソースを当該スレーブ機器のディスプレイに表示することが一応可能となる。それでもこれは単に画像(デスクトップ画面の画像)を表示しているに過ぎないので、当該スレーブ機器のディスプレイに
表示されたスレーブ機器のリソースを操作することは、そもそも当該スレーブ機器のディスプレイに表示されないカーソルBを用いてもできないことはもちろん、当該スレーブ機器のディスプレイ側に移動して表示され得るカーソルAを用いてもできない。
図13において具体的には、図13(a)では、マスタでない情報処理装置BはディスプレイB上にフォルダBを表示していないが、仮に、図13(b)に示すように、ディスプレイBの背景画面等として、図12に示す情報処理装置B(スタンドアロン)がディスプレイB上に表示するデスクトップ画面を用いた場合等は、マスタでない情報処理装置BはディスプレイB上にフォルダBを表示しているが、当該フォルダBは情報処理装置Bの所定の記憶領域に格納されたデータや所定のネットワーク上のデータに基づき表示されるものである。ここで、情報処理装置Bはマスタの情報処理装置でないので、カーソルBのようなものは観念できず、入力インタフェースBにより当該カーソルBを用いてフォルダBを開く等の作業を行うことはできないとともに、入力インタフェースAによりカーソルAを用いてフォルダBを開く等の作業を行うこともできない。すなわち、図14に示すように、カーソルAはディスプレイB側に移動して、ディスプレイBに表示されているフォルダB上まで移動することはできるが、カーソルAは見かけ上、ディスプレイB側に表示されているに過ぎなく(マスタでない情報処理装置BはディスプレイBの画面表示にしか関わっていない)、入力インタフェースAによるカーソルAの動作を認識しているのはあくまで、マスタの情報処理装置である情報処理装置Aのみである。したがって、ディスプレイBに表示されているフォルダBは情報処理装置Bの所定の記憶領域に格納されたデータや所定のネットワーク上のデータに基づき表示されるものであり、入力インタフェースAによりカーソルAを用いてフォルダBをクリックしたとしても、情報処理装置Bは、入力インタフェースAによるカーソルAの動作を認識していないので、当該クリックに基づく命令を認識してフォルダBを開くための情報処理装置B内部における所定のデータ処理を行うことはなく、カーソルAを用いてフォルダBを開く等の作業を行うことはできない。
なお、情報処理装置AはディスプレイA上にフォルダAを表示しているが、当該フォルダAは情報処理装置Aの所定の記憶領域に格納されたデータや所定のネットワーク上のデータに基づき表示されるものであり、入力インタフェースAによりカーソルAを用いてフォルダAをクリックすると、情報処理装置Aが当該クリックに基づく命令を認識してフォルダAを開くための情報処理装置A内部における所定のデータ処理を行うことにより、カーソルAを用いてフォルダAを開く等の作業を行うことができるのはもちろんである。
なお、上記のカーソルおよびフォルダは説明の便宜のための一例に過ぎず、種々のものが同様に当てはまる。例えば、Tabキーによるフォルダ選択や、ファイル・アプリケーションのアイコン等を広く含む。
なお、マスタの情報処理装置を情報処理装置Bとしても同様の処理動作となる。
関連技術として、ネットワークで接続された複数のコンピュータにおいて、任意の1台のコンピュータで起動されたアプリケーションを、他のコンピュータにおいて共有する技術がある。その構成は、ホスト上で起動しているホスト共有制御手段は、共有対象アプリケーションのビットマップイメージデータをマルチウインドウOSにより取得し、ネットワークを介してゲストに転送する。ゲストでは、ゲスト共有制御手段が受信し、ディスプレイの自ウインドウ内に表示し、一方自ウインドウに対するマウス操作情報およびキーボード操作情報をネットワークを介してホストに転送する。ホストではホスト共有制御手段が転送された操作情報を受信し、共有対象アプリケーションに対する操作であるが如くマウス操作、キーボード操作をマルチウインドウOSの持つマウス情報復元手段とキーボード情報復元手段により復元する(例えば、特許文献1参照)。
特開平09−91228号公報
上記のとおり、従来のデュアル・ディスプレイでは、スレーブ機器のリソースを操作可能にディスプレイに表示することはできなかった。
そして、上記の関連技術であってもホストを利用することなく、スレーブ機器のリソースを操作可能にディスプレイに表示することはできなかった。
本発明の目的は、それぞれの情報処理装置1台について1つのディスプレイと1つの入力インタフェースを備える、複数の情報処理装置が所定のネットワークを介して接続されている場合に、それぞれの情報処理装置の各入力インタフェースによる操作をすべての情報処理装置のディスプレイの表示に対して可能とするディスプレイ・入力インタフェース共有システムを提供することにある。
本発明のディスプレイ・入力インタフェース共有システムは、ネットワーク上の複数台の情報処理装置のそれぞれのディスプレイの画面に表示された対象物へのユーザ操作を前記複数台の情報処理装置のいずれの入力インタフェースからも実行可能なディスプレイ・入力インタフェース共有システムであって、
前記複数台の情報処理装置は、
前記ディスプレイに表示される実ディスプレイの画面と異なる仮想ディスプレイの画面を起動する手段と、
自装置の本来の入力インタフェースを本来の入力インタフェースとして、さらに他の情報処理装置の本来の入力インタフェースを自装置の追加の入力インタフェースとして認識する手段とを備え、
前記複数台の情報処理装置のうちマスタとなる一の情報処理装置は、前記複数台の情報処理装置のうちマスタでない他の情報処理装置の前記実ディスプレイの画面の画像データをコピーした自装置の前記仮想ディスプレイの画面の内容を、前記マスタでない他の情報処理装置のディスプレイに表示させることを特徴とする。
本発明によれば、それぞれの情報処理装置1台について1つのディスプレイと1つの入力インタフェースを備える、複数の情報処理装置が所定のネットワークを介して接続されている場合に、それぞれの情報処理装置の各入力インタフェースによる操作がすべての情報処理装置のディスプレイの表示に対して可能となる。
本発明の実施の形態に係るシステム構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。 本発明の実施の形態に係る処理動作のフローチャートである。 本発明の実施の形態に係る仮想ディスプレイを示す図である。 本発明の実施の形態に係るディスプレイを示す図である。 本発明の実施の形態に係る入力インタフェースの認識を示す図である。 本発明の実施の形態に係るディスプレイを示す図である。 本発明の実施の形態に係る新たなカーソルを示す図である。 本発明の実施の形態に係る入力インタフェースの認識を示す図である。 本発明の実施の形態に係るアクティブウィンドウを示す図である。 本発明の実施の形態に係るアクティブウィンドウを示す図である。 関連する1台の情報処理装置のディスプレイおよび入力インタフェースの構成を説明する図である。 関連するデュアル・ディスプレイの構成を説明する図である。 関連するデュアル・ディスプレイの構成を説明する図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1に示す本実施の形態におけるディスプレイ・入力インタフェース共有システムは、2台の情報処理装置Aおよび情報処理装置Bが所定のネットワークを介して接続されており、それぞれの情報処理装置1台について、1つのディスプレイと1つの入力インタフェースを備える。基本的には図13(b)、図14を用いて説明したデュアル・ディスプレイの状況と同様である。(情報処理装置BのディスプレイB上に入力インタフェースBによりコントロールされるカーソルBを表示している点が相違する。)ここでもマスタの情報処理装置を情報処理装置Aとする。
情報処理装置Aおよび情報処理装置Bは、パーソナル・コンピュータ等の既知の構成を備える情報処理装置である。例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびHDD(Hard Disk Drive)等を備える。
また、情報処理装置Aは、表示機構としてのディスプレイAおよび入力インタフェースAとしてのマウス・キーボード等が接続され、ディスプレイAにはフォルダAおよびカーソルA等が表示される。カーソルAはディスプレイB側に移動して表示されることもある。
また、情報処理装置Bは、表示機構としてのディスプレイBおよび入力インタフェースBとしてのマウス・キーボード等が接続され、ディスプレイBにはフォルダB等が表示される。
図2に示す本実施の形態における情報処理装置Aおよび情報処理装置Bの機能ブロック図を示す。
図2を参照すると、情報処理装置Aおよび情報処理装置Bは、制御部21と、ネットワーク管理部22と、アプリケーション管理部23と、マスタ管理部24と、ディスプレイ管理部25と、入力インタフェース管理部26と、アクティブウィンドウ管理部27とを備えている。
制御部21は、情報処理装置全体の制御を司る機能を有している。
ネットワーク管理部22は、ネットワーク上に情報処理装置が自装置も含めて複数台存在するか否かを判定する機能を有している。
アプリケーション管理部23は、ディスプレイ・入力インタフェース共有に必要なアプリケーション・ソフトを起動したり終了したりする機能を有している。
マスタ管理部24は、ネットワーク上の複数台情報処理装置のうちいずれがマスタであるか把握・決定する機能を有している。
ディスプレイ管理部25は、仮想ディスプレイを起動したり終了したりする機能を有している。また、ディスプレイ管理部25は、ディスプレイの位置(左右)を決定する機能を有している。また、ディスプレイ管理部25は、マスタの情報処理装置の仮想ディスプレイに、マスタでない情報処理装置の実ディスプレイの画像データをコピーして貼り付け、マスタでない情報処理装置のディスプレイを非表示に変更してそのディスプレイにマスタの情報処理装置の仮想ディスプレイを表示させる機能を有している。また、ディスプレイ管理部25は、マスタの情報処理装置の実ディスプレイに新たなカーソルを生成・表示する機能を有している。
入力インタフェース管理部26は、もともと自装置の入力インタフェースとして認識している入力インタフェースをファーストとして、さらに他の情報処理装置の入力インタフェースを自装置のセカンドの入力インタフェースとして認識する機能を有している。
アクティブウィンドウ管理部27は、マスタでない情報処理装置の実ディスプレイおよび仮想ディスプレイの上で開いているアクティブウィンドウのデータをコピーして、マスタの情報処理装置に送信し、マスタの情報処理装置は、所定のアプリケーション・ソフトを用いて、マスタの情報処理装置の実ディスプレイおよび仮想ディスプレイの上にそのデータを貼り付けて表示する機能を有している。
次に、本実施の形態における処理動作を図3のフローチャートを参照して詳細に説明する。
図3を参照すると、まず、マスタの情報処理装置となる情報処理装置Aのネットワーク管理部22は、ネットワーク上に情報処理装置が自装置も含めて2台存在するか否かを判定する(S301)。
ネットワーク上に情報処理装置が自装置も含めて2台存在する場合(S301/Yes)、情報処理装置Aのアプリケーション管理部23は、自装置において、ディスプレイ・入力インタフェース共有に必要なアプリケーション・ソフトを起動するとともに、情報処理装置Bにもアプリケーション管理部23によりディスプレイ・入力インタフェース共有に必要なアプリケーション・ソフトを起動させる(S302)。
そして、情報処理装置Aのアプリケーション管理部23は、自装置および情報処理装置B上でディスプレイ・入力インタフェース共有に必要なアプリケーション・ソフトが動作しているか否かを判定する(S303)。
情報処理装置Aおよび情報処理装置B上でディスプレイ・入力インタフェース共有に必要なアプリケーション・ソフトが動作している場合(S303/Yes)、情報処理装置Aのディスプレイ管理部25は、自装置において、仮想ディスプレイを起動するとともに、情報処理装置Bにもディスプレイ管理部25により仮想ディスプレイを起動させる(S304)。
具体的には、図4に示すように、情報処理装置Aの元々映し出されていたディスプレイAの画面を実ディスプレイA1とし、ユーザからは視認できない画面である仮想ディスプレイA2(情報処理装置Aがコントロールしている)を構築する。実ディスプレイA1の画面および仮想ディスプレイA2の画面を併せてあたかも1つのディスプレイの画面とみなして表示させるような関係にある。また、情報処理装置Bの元々映し出されていたディスプレイBの画面を実ディスプレイB1とし、ユーザからは視認できない画面である仮想ディスプレイB2(情報処理装置Bがコントロールしている)を構築する。実ディスプレイB1の画面および仮想ディスプレイB2の画面を併せてあたかも1つのディスプレイの画面とみなして表示させるような関係にある。なお、互いの情報処理装置の解像度等に合わせて仮想ディスプレイを構築するようにしてもよい。
次に、情報処理装置Aのディスプレイ管理部25は、2台のディスプレイであるディスプレイAとディスプレイBとの位置関係を決定する(S305)。すなわち、どちらが左側でどちらが右側であるか、あるいはどちらが上側でどちらが下側であるか等を決定する。なお、位置関係の決定は、ユーザの指定によるものの他、センサ(RFIDとそのリーダとを利用)等で検出して自動設定することであってもよい。ここでは、図4に示すように、ディスプレイBを左側(ユーザから見て右側)とし、ディスプレイAを右側(ユーザから見て左側)と決定したものとする。
次に、情報処理装置Bの制御部21は、ディスプレイB(実ディスプレイB1)にカー
ソルBを表示する(S306)。入力インタフェースBによりカーソルBを用いてフォルダBをクリックすると、情報処理装置Bが当該クリックに基づく命令を認識して情報処理装置B内部におけるフォルダBを開くための所定のデータ処理を行うことにより、カーソルBを用いてフォルダBを開く等の作業を行うことができる。
そして、情報処理装置Bのディスプレイ管理部25および情報処理装置Aのディスプレイ管理部25は、マスタの情報処理装置Aの仮想ディスプレイA2に、マスタでない情報処理装置Bの実ディスプレイB1の画像データをコピーして貼り付ける(S307)。このコピー動作は、実ディスプレイB1がディスプレイBに表示されているか否かにかかわりなく、連続して行われ、リアルタイムで仮想ディスプレイA2は変更されるものとする。
次に、情報処理装置Bのディスプレイ管理部25は、マスタでない情報処理装置BのディスプレイBを非表示に変更して(S308)、続いて、ディスプレイBに仮想ディスプレイA2を表示させる(S309)。すなわち、実ディスプレイB1の画像データをコピーして貼り付けられた仮想ディスプレイA2をディスプレイBに表示する(図5参照)。これは、ディスプレイBを視認しているユーザには、表面上何も変化がないように感じられるが、ディスプレイBに表示される画面(仮想ディスプレイA2)もすべてマスタの情報処理装置Aで処理することを意味する。
次に、図6に示すように、マスタの情報処理装置Aの入力インタフェース管理部26は、もともと自装置の入力インタフェースとして認識している入力インタフェースAをファーストとして、さらに入力インタフェースBを自装置のセカンドの入力インタフェースとして認識する(S310)。
この段階で、マスタの情報処理装置Aの制御部21は、カーソルBが実ディスプレイB1の端(仮想ディスプレイA2の端)に到達したことを認識可能となる(図7参照)。
そして、図8に示すように、ユーザ操作に応じた入力インタフェースBによるカーソルBが、実ディスプレイB1の端(仮想ディスプレイA2の端)を超えて、仮想ディスプレイB2側に移るまでに、移動された場合、マスタの情報処理装置Aのディスプレイ管理部25は、実ディスプレイA1の仮想ディスプレイB2におけるカーソルBの表示位置と対応する位置(同等である位置)にカーソルB´を表示する(S311)。なお、ユーザにはカーソルBとカーソルB´との相違は視認できないものとする。
情報処理装置Aのディスプレイ管理部25は実ディスプレイA1におけるカーソルB´の位置を、カーソルBが実ディスプレイB1の端(仮想ディスプレイA2の端)に到達したことを認識した時点からの、セカンドの入力インタフェースとして認識した入力インタフェースBとしてのマウス等の移動距離等から算出することであってよい。また、仮想ディスプレイB2におけるカーソルBの位置情報を取得して、同等の位置を反映することであってもよい。
従って、この段階で、マスタでない情報処理装置Bの入力インタフェースBによるカーソルBをディスプレイBに表示させ、かつ、カーソルBがディスプレイA側に移動したときにカーソルB(カーソルB´)を用いて、ディスプレイAに表示されているフォルダAを開くことができることとなる。なぜなら、情報処理装置Aの制御部21は、入力インタフェースBによるカーソルB(カーソルB´)の動作を認識しているので、クリックに基づく命令を認識してフォルダAを開くための情報処理装置A内部における所定のデータ処理を行うからである。
次に、図9に示すように、マスタでない情報処理装置Bの入力インタフェース管理部26は、もともと自装置の入力インタフェースとして認識している入力インタフェースBをファーストとして、さらに入力インタフェースAを自装置のセカンドの入力インタフェー
スとして認識する(S312)。
図14に示すように、これまでも、カーソルAはディスプレイB側に移動して、ディスプレイBに表示されているフォルダB上まで移動することはできるが、カーソルAは見かけ上、ディスプレイB側に表示されているに過ぎなく(情報処理装置BはディスプレイBの画面表示にしか関わっていない)、入力インタフェースAによるカーソルAの動作を認識しているのはあくまで、マスタの情報処理装置である情報処理装置Aのみであった。しかし、マスタでない情報処理装置Bの入力インタフェース管理部26が入力インタフェースAを自装置のセカンドの入力インタフェースとして認識することにより、入力インタフェースAによりカーソルAを用いてフォルダBをクリックすると、情報処理装置Bの制御部21は、入力インタフェースAによるカーソルAの動作を認識しているので、当該クリックに基づく命令を認識してフォルダBを開くための情報処理装置B内部における所定のデータ処理を行う。
従って、この段階で、マスタの情報処理装置Aの入力インタフェースAによるカーソルAがディスプレイB側に移動したときにカーソルAを用いて、ディスプレイBに表示されているフォルダBを開くことができることとなる。
次に、図10に示すように、マスタの情報処理装置Aの入力インタフェースAによるカーソルAを用いてファイル等を開いた場合、実ディスプレイA1、仮想ディスプレイA2(実ディスプレイB1)にまたがって表示することも可能である。すなわちディスプレイAおよびディスプレイBでまたがって表示することができる。
しかし、図11に示すように、マスタでない情報処理装置Bの入力インタフェースBによるカーソルBを用いてファイル等を開いた場合、実ディスプレイB1、仮想ディスプレイB2にまたがって表示しなければならないとき、仮想ディスプレイB2に表示すべき画像データは実ディスプレイA1には反映されないため、この際の仮想ディスプレイB2に表示すべき画像データはユーザが視認することができなく欠落することとなる。
そこで、マスタでない情報処理装置Bのアクティブウィンドウ管理部27は、実ディスプレイB1および仮想ディスプレイB2の上で開いているファイル等のアクティブウィンドウ(アクティブな画面)のデータをコピーして、マスタの情報処理装置Aに送信し、そのデータを受信した情報処理装置Aのアクティブウィンドウ管理部27は、所定のアプリケーション・ソフトを用いて、実ディスプレイA1および仮想ディスプレイA2の上に貼り付けて表示する(S313)。これにより、ファイル等のアクティブウィンドウ(アクティブな画面)のデータは情報処理装置Aによりコントロールされるので、ディスプレイAおよびディスプレイBでまたがって表示したり、ディスプレイAおよびディスプレイB間の移動表示が可能となる。
その後、ディスプレイ・入力インタフェースを共有して、情報処理装置Aおよび情報処理装置Bを用いた共同作業が可能となり(S314)、ディスプレイ・入力インタフェースの共有を終了したい場合やいずれかの情報処理装置がネットワークから切断された場合等に(S315)、情報処理装置Aおよび情報処理装置Bのディスプレイ管理部25およびアプリケーション管理部23は、仮想ディスプレイを終了すると共に、ディスプレイ・入力インタフェース共有に必要なアプリケーション・ソフトを終了する(S316)。
なお、マスタの情報処理装置を情報処理装置Bとしても上記のフローと同様の処理動作となる。さらに、上記のフローでは、最初から情報処理装置Aをマスタの情報処理装置としていたが、上記のステップS305まで等はマスタの情報処理装置を決めずに、上記のステップS305の後に、マスタの情報処理装置を決定するステップが入るフローであってもよい。
また、上記の本実施の形態では、具体的なカーソルA、BやフォルダA、Bを用いて説明したが、説明の理解の便宜に過ぎず、要するに、それぞれの情報処理装置のディスプレ
イに表示された対象物へのユーザ操作をそれぞれの情報処理装置のいずれの入力インタフェースからも実行可能で、各情報処理装置の自装置のディスプレイに表示された対象物へのユーザ操作の効果と同等の結果をもたらすシステムが実現されている。
また、上記の本実施の形態では、情報処理装置Aおよび情報処理装置Bの2台のみのシステム構成について説明したが、2台に限らず3台以上の複数台であってもよい。
なお、上述する各実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であり、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更実施が可能である。例えば、情報処理装置Aまたは情報処理装置Bの機能を実現するためのプログラムを各装置に読込ませて実行することにより各装置の機能を実現する処理を行ってもよい。さらに、そのプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であるCD−ROMまたは光磁気ディスクなどを介して、または伝送媒体であるインターネット、電話回線などを介して伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。また、各装置の機能が他の装置によりまとめて実現されたり、追加の装置により機能が分散されて実現される形態も本発明の範囲内である。

Claims (6)

  1. ネットワーク上の複数台の情報処理装置のそれぞれのディスプレイの画面に表示された対象物へのユーザ操作を前記複数台の情報処理装置のいずれの入力インタフェースからも実行可能なディスプレイ・入力インタフェース共有システムであって、
    前記複数台の情報処理装置は、
    前記ディスプレイに表示される実ディスプレイの画面と異なる仮想ディスプレイの画面を起動する手段と、
    自装置の本来の入力インタフェースを本来の入力インタフェースとして、さらに他の情報処理装置の本来の入力インタフェースを自装置の追加の入力インタフェースとして認識する手段とを備え、
    前記複数台の情報処理装置のうちマスタとなる一の情報処理装置は、前記複数台の情報処理装置のうちマスタでない他の情報処理装置の前記実ディスプレイの画面の画像データをコピーした自装置の前記仮想ディスプレイの画面の内容を、前記マスタでない他の情報処理装置のディスプレイに表示させることを特徴とするディスプレイ・入力インタフェース共有システム。
  2. 前記マスタとなる一の情報処理装置の本来の入力インタフェースを本来入力インタフェースとして、前記マスタでない他の情報処理装置の本来の入力インタフェースを前記マスタとなる一の情報処理装置の追加の入力インタフェースとした上で、前記追加の入力インタフェースに対応する対象物を、該追加の入力インタフェースに対応する対象物の、該追加の入力インタフェースが本来となる前記マスタでない他の情報処理装置における表示位置に対応する位置に表示することを特徴とする請求項1記載のディスプレイ・入力インタフェース共有システム。
  3. 前記ディスプレイの画面に表示された対象物とは、フォルダ、ファイルおよびアプリケーションのアイコンの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1記載のディスプレイ・入力インタフェース共有システム。
  4. 前記入力インタフェースに対応する対象物とは、カーソルを含むことを特徴とする請求項2または3記載のディスプレイ・入力インタフェース共有システム。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載のディスプレイ・入力インタフェース共有システムにおける情報処理装置。
  6. 情報処理装置に請求項5記載の機能を実現させることを特徴とするプログラム。
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