JP2012044580A - 携帯電話機の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】携帯電話機に記憶等された音楽を、車載のカーステレオで聴くことができ、ハンズフリーで電話の通話ができ、携帯電話機の充電機能も備えた制御装置を提供する。
【解決手段】制御装置本体11と、車内のシガレットライターのソケットへの差込みプラグ部12と、携帯電話機へのコネクタ13と、マイク部14とを備え、制御装置本体11には、携帯電話機からの音声及び音楽信号をFM波として発信するFMトランスミッター111と、シガレットライターのソケットから得られる電流を携帯電話機の充電用電流に変換する充電用電源回路114と、等々を設け、携帯電話機へのコネクタ13には、携帯電話機と制御装置本体間の制御信号、音声及び音楽信号の伝送ライン並びに携帯電話機の充電用給電ラインが設けたことで解決した。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機の制御装置に関し、特に、携帯電話機で受信したり記憶したりしている音楽をFMトランスミッターを介して自分の自動車のアンテナへ送信し、FMラジオ付のカーステレオを用いてそれらの音楽を聴くことができると共に、途中で電話が掛かって来た場合には、ハンズフリーで会話ができ、更には、携帯電話機の充電も同時に可能な携帯電話機の制御装置に関するものである。
近年、携帯電話機の進歩は目覚ましく、内蔵されたメモリの容量も大幅に増大しているため、付属のカメラで撮った写真データのほか、通信機能を利用してダウンロードした音楽データも大量に保存できるようになり、そのため、携帯電話機にイヤホンをつないで音楽を楽しむ人々が急速に増加している。
しかしながら、自動車の運転中にイヤホンを使用することは危険であり、また、イヤホンでは音質や迫力に限界があるため、カーステレオのスピーカを利用して携帯電話機の音楽を十分に楽しみたいという要望が多かった。
このような要望に応えるため、下記特許文献1には、携帯電話機で再生される音楽をFM変換して発信し、外部スピーカで再生するようにしたシステムが開示されている。
しかしながら、特許文献1に記載のシステムを用い、車内のカーステレオで携帯電話機からの音楽を再生しているときに電話が掛かって来たときには、その携帯電話機を手にとって通話をする必要があり、そのためには車を停める必要があって不便であった。
また、下記特許文献2には、自動車のカセット装置やカーステレオシステムを利用して、携帯電話をハンズフリーで使用できるようにした携帯電話アクセサーが開示されている。
しかしながら、この装置では、音楽を聴くことを想定していないため、近年の大量の音楽データの記憶、再生機能を備えた高度の携帯電話機の性能を充分に生かしきれないという問題があった。
更にまた、下記特許文献3には、携帯電話機にダウンロードされた音楽を車載のFM受信機により再生できると共に、音楽再生中にもハンズフリーで通話が可能な携帯電話機用制御装置が開示されている。
しかしながら、その装置には作動状態等を示す表示画面が設けられていなかったり、携帯電話機への接続端子を携帯電話機のイヤホンジャックへつなぐものと、携帯電話機の制御のためのコネクタにつなぐものとの2つに分離されていたり、自動車のバッテリーへの接続端子の具体的形態が開示されていなかったりするため、装置の使い勝手が必ずしも良好ではないという問題点があった。
特開2008−118455号公報 特表2003−509876号公報 特開2007−124629号公報
本発明は前記の如き従来装置の問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、携帯電話機でダウンロードした音楽データを、車載のカーステレオで聴取可能とすると共に、電話使用時にはハンズフリーで通話ができ、また、携帯電話機の充電も可能であると共に、装置の作動状態を知ることも容易で、使い勝手の良い携帯電話機の制御装置を提供せんとするにある。
上述した目的を達成するために、本発明に係る携帯電話機の制御装置は、
制御装置本体と、この制御装置本体に接続されたところの車内のシガレットライターのソケットへの差込みプラグ部と、前記制御装置本体に接続された携帯電話機へのコネクタと、このコネクタに接続されたマイク部とを備え、
前記制御装置本体には、前記携帯電話機からの音声及び音楽信号をFM波として発信するFMトランスミッターと、前記マイク部から出力される音声信号を前記携帯電話機へ転送するマイク信号転送回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を制御装置自体の作動用電流に変換する自己消費用電源回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を携帯電話機の充電用電流に変換する充電用電源回路と、前記制御装置の作動状態を切り換える複数のスイッチとが設けられ、
前記携帯電話機へのコネクタには、携帯電話機と制御装置本体間の制御信号、音声及び音楽信号の伝送ライン並びに携帯電話機の充電用給電ラインが設けられたこと、
を特徴とする。
本発明はまた、制御装置本体と、この制御装置本体に接続されたところの車内のシガレットライターのソケットへの差込みプラグ部と、前記制御装置本体に接続された携帯電話機へのコネクタと、このコネクタに接続されたマイク部とを備え、
前記制御装置本体には、前記携帯電話機からの音声及び音楽信号をFM波として発信するFMトランスミッターと、前記マイク部から出力される音声信号を前記携帯電話機へ転送するマイク信号転送回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を制御装置自体の作動用電流に変換する自己消費用電源回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を携帯電話機の充電用電流に変換する充電用電源回路と、前記制御装置の作動状態を表示する液晶ディスプレイ装置と、前記液晶ディスプレイ装置の制御回路と、前記制御装置の作動状態を切り換える複数のスイッチとが設けられ、
前記携帯電話機へのコネクタには、携帯電話機と制御装置本体間の制御信号、音声及び音楽信号の伝送ライン並びに携帯電話機の充電用給電ラインが設けられたこと、を特徴とする。
この場合において、前記制御装置本体と携帯電話機へのコネクタとの間、及び、前記制御装置本体とマイク部との間をケーブルで接続することが推奨される。
また、前記シガレットライターのソケットへの差込みプラグ部については、これを制御装置本体に直接取り付けるようにすることも推奨される。その際、当該差込みプラグ部を制御装置本体の側へ折畳み可能なように取り付けるようにすることも望ましい。
更にまた、前記マイク部には、その作動をオンオフするスイッチを設けることが推奨される。
液晶ディスプレイ装置に、前記FMトランスミッターの発信周波数を表示するように構成することも推奨される。
本発明は以上のように構成したので、本発明によるときは、携帯電話機でダウンロードした音楽データを、車載のFMラジオ付のカーステレオで聴取可能とすると共に、電話使用時にはハンズフリーで通話ができ、また、携帯電話機の充電も可能であると共に、装置の作動状態を知ることも容易で、使い勝手の良い携帯電話機の制御装置を提供できるという効果を奏し得る。
本発明に係る携帯電話機の制御装置の一実施例を示す正面図である。 図1に示した制御装置の制御装置本体部分の平面図(A)、底面図(B)、背面図(C)及び左側面図(D)を併せて示す図である。 図1に示した装置の制御装置本体の液晶ディスプレイ装置の表示内容の一例を示す説明図である。 図1に示した制御装置のマイク部分の底面図である。 本発明に係る制御装置の回路構成の概要を示すブロック図である。 本発明に係る制御装置の回路構成の主要部を示す回路図である。 本発明に係る制御装置における携帯電話機への充電を行う電源回路の回路図である。 本発明に係る制御装置における回路構成のうち液晶ディスプレイ装置の制御回路を中心とする領域の回路図である。 本発明に係る制御装置の作動内容を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る携帯電話機の制御装置の一実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示す如く、本発明に係る携帯電話機の制御装置1は、制御装置本体11と、車内のシガレットライターのソケットへの差込みプラグ部12と、携帯電話機へのコネクタ13と、マイク部14とを備え、制御装置本体11とコネクタ13との間はケーブル15,17により接続され、また、携帯電話機とマイク部14との間もジャック18を介してケーブル15,16によって接続されている。尚、マイク部と14とコネクタ13との間の接続は、ジャック18を介さずに直接接続させることも可能である。
また、シガレットライターのソケットへの差込みプラグ部12は、制御装置本体11に、ケーブルではなく直接的に取り付けられており、図2の平面図(A)及び底面図(B)において円弧状の矢印で示すように、両者の連結部において、差込みプラグ部12を制御装置本体11の側へ折畳み可能なように構成されている。勿論、差込みプラグ部12と制御装置本体11とはケーブルを介して接続されても良い。
しかし、制御装置本体11と差込みプラグ部12とをケーブルによらず直接的に連結した場合は、使用中に車の走行中に揺れて邪魔になったり、引っ掛かって破損したりする不都合がなくなるという利点がある。また、差込みプラグ部12を折畳み可能なように構成した場合には、不使用時にコンパクトに折り畳んで収納等を容易にしたり、シガレットライターのソケットに差し込んだ状態で、制御装置本体11上の液晶ディスプレイ装置116を見やすい方向へ向けることができるようにする利点がある。但し、必ずしも図示した形態に限られず、制御装置本体11の外形等に応じて差込みプラグ部12との間に上述したようにケーブルを設けたり、或はその他のさまざまな連結、接続形態を採用し得るものである。
図示した例において、使用のしやすさを考慮して、ケーブル15及び16の長さ(図1参照)はいずれもa=b=1000mm±30mm、ケーブル17の長さはc=200mm±30mmに設定されている。また、制御装置本体11の長手方向の長さ(図2参照)はd=56mm、横幅はe=28mm、厚さはf=15.6mmであり、差込みプラグ部12を図1、図2に示す如く広げた状態における制御装置本体11と差込みプラグ部12とを合わせた長さはg=94.6mmである。勿論、これらの長さや形状等はデザイン上の理由その他により設計変更され得るものである。
制御装置本体11には、図1〜図3に示した範囲において、液晶ディスプレイ装置116とスイッチS1〜S4が設けられている。液晶ディスプレイ装置116には、例えば、図3に示すように、制御装置本体11中に設けたFMトランスミッターの発信周波数を表示するようにし、車載カーステレオのFM受信機のチューニングを容易にするのに利用するようにしてもよい。或いはまた、図5を参照して後述する携帯電話機2でダウンロードした音楽データと共に関連の映像データを表示するように構成してもよく、液晶ディスプレイ装置116の表示内容は任意に設定できる。
マイク部分14には、図1に示す如く、内部に設けたマイク本体に対応する位置にマイク孔141が設けられると共に、マイクの作動のオンオフ操作を行うためのスイッチS5が設けられている。また、その裏面には、図4に示すように、使用者の衣服に装着するためのクリップ142が取り付けられている。
次に、図5〜図9を参照しつつ、本発明に係る携帯電話機の制御装置本体の回路構成及びその機能について説明する。
図5中、参照番号1は前記本発明に係る制御装置を示しており、当該制御装置1は前記の如く、制御装置本体11と、差込みプラグ部12と、携帯電話機へのコネクタ13と、マイク部14とを備えている。
図5に示すように、制御装置本体11には、携帯電話機2からの音声及び音楽信号をFM波として発信するFMトランスミッター111と、マイク部14から出力される音声信号を携帯電話機2へ転送するマイク信号転送回路112と、車内のシガレットライターのソケット3から得られる電流を制御装置1自体の作動用電流に変換する自己消費用電源回路113と、同じくシガレットライターのソケット3から得られる電流を携帯電話機2の充電用電流に変換する充電用電源回路114と、制御装置1の作動状態(本実施例においてはFMトランスミッター111の発信周波数)を表示する液晶ディスプレイ装置116と、当該液晶ディスプレイ装置の制御回路115とが設けられる。
また、図5では省略したが、制御装置1の作動状態を切り換える複数のスイッチS1〜S5(図1、図2、図6、図8参照)も設けられる。
更にまた、携帯電話機2からコネクタ13を通じて入力される音楽信号や通話の音声信号がFMトランスミッターでの処理を行うために微弱すぎる場合には、プリアンプ117を設けて、必要レベルまで増幅するようにしてもよい。
尚、携帯電話機2へのコネクタ13には、図5に示す如く、携帯電話機2と制御装置本体1間の制御信号の伝送ライン、携帯電話機2からの音楽信号の伝送ライン、通話のための音声信号の伝送ライン、並びに、携帯電話機2への充電を行う給電ラインが設けられている。
図6には、本発明に係る制御装置の回路構成の主要部が示されている。
同図中、自己消費用電源回路113(引出し線を付した参照番号。図6〜図8中の参照番号について以下同様。)は、前記の通り、車内のシガレットライターのソケットから得られる電流(直流12V)を制御装置1自体の作動用電流に変換する回路である。
携帯電話機へのコネクタ13には、図示する如く、マイク14の出力をマイク信号転送回路112を介して携帯電話機へ送る伝送ラインのほか、マイク14に付属の前記スイッチS5のオンオフ信号(携帯電話機2と制御装置本体1間の制御信号の一種)の伝送ラインや、携帯電話機2からの音楽信号の伝送ライン、等々が設けられ、更には、図7に示す携帯電話機への充電を行う電源回路114からの直流5Vの充電用給電ラインも設けられている。
プリアンプ117は、携帯電話機からコネクタ13を通じて入力される左右2チャンネルの音楽信号や、携帯電話機2で通話中の相手の音声信号を増幅してFMトランスミッター111へ供給する。
FMトランスミッター111は、上記音楽信号や音声信号をFM波に変換して発信し、車載のFMラジオ付きカーステレオ4(図5参照)のFM受信機41がこれを受信して前記音楽信号や音声信号に復元し、アンプで増幅した後、スピーカ43により再生する。尚、カーステレオ4は、単なるFMラジオであっても良い。
尚、携帯電話機2から制御装置1へ供給され得る音楽信号としては、電話回線を通じて携帯電話機へダウンロードし記憶してある音楽データだけでなく、電話回線を通じて現在ダウンロードされると同時に再生されつつある音楽データや、パーソナルコンピュータもしくは他の記憶媒体を介して携帯電話機に取り込み記憶した音楽データ、等々に基づく音楽信号が広く含まれるものである。
図7には、携帯電話機への充電を行う電源回路114が示されている。
この電源回路114は、シガレットライターのソケットから得られる直流12Vをスイッチング方式により変圧し、図示した実施例の場合、直流5Vにして出力する。この出力電流が、前記コネクタ13を通じて携帯電話機2へ供給されることは前記の通りである。
図8には、液晶ディスプレイ装置の制御回路115を中心とする領域の回路図が示されている。
この制御回路115は、本実施例の場合、FMトランスミッター111の発信周波数を液晶ディスプレイ装置116に表示するための信号処理を行い、その結果をコネクタ115aを介して液晶ディスプレイ装置116に供給する。
次に、図9により、本発明に係る装置の作動を説明する。尚、図9においてのみ、「S1」〜「S13」は「ステップ1」〜「ステップ13」を意味するものであり、図1等におけるスイッチS1〜S5とは区別すべきものである。
[ステップ1]
ユーザーは、先ず、本発明に係る制御装置1の差込みプラグ部12を車のシガレットライターのソケットに嵌め込むと共に、携帯電話機へのコネクタ13を携帯電話機の入出力用ソケットに接続した後、制御装置本体11に設けたスイッチS1を押して、制御装置本体111の電源をオンにし、携帯電話機2の電源もオンにする。
また、マイク部14のクリップ142を利用してマイク部14を衣服の襟もしくは胸元に取り付ける。
[ステップ2]
次いで、携帯電話機2の音楽再生メニューを選び、これまでダウンロード等して記憶してある曲目の中から所望の曲を選んで音楽再生モードをオンにすると、その音楽信号が携帯電話機の入出力用ソケットへ出力される。
[ステップ3]
携帯電話機2から出力された音楽信号はコネクタ13を通じて制御装置本体11に入力され、プリアンプ117で増幅された後、FMトランスミッター111によりFM波に変換され、送信が開始される。このとき、ユーザーは制御装置本体11のスイッチS3を押してFM波の発信周波数を上げたり、スイッチS4を押して発信周波数を下げたりして調整することができる。
[ステップ4]
また、FMトランスミッター111の発信周波数は、制御装置本体11の液晶ディスプレイ装置116に表示させることができ、その場合にはユーザーはそれを見ながら発信周波数の調整を行うことができる。
[ステップ5]
次いで、ユーザーは、車載カーステレオ4のFM受信機41の受信周波数をFMトランスミッター111の発信周波数に合わせ、送信されてくる音楽信号が車載カーステレオ4で再生できるように調整する。
[ステップ6]
以上の操作により、ユーザーは携帯電話機にダウンロードされた所望の曲を、車載カーステレオ4のスピーカ43で再生し、聴取することができる。
[ステップ7]
車載カーステレオ4により携帯電話機2からの音楽の再生中に、携帯電話機2に外部から電話が掛かってくると、その着信音が携帯電話機2自体から発せられ、若しくは、携帯電話機の機種によっては再生中の音楽信号を一時停止若しくは再生音量を弱くして、着信音を混入して出力し、これが車載カーステレオのスピーカから再生される。
[ステップ8]
そのとき、ユーザーは、携帯電話機2の作動を音楽再生モードから通話モードに切り換えるため、マイク部14に取り付けられているスイッチS5を押す。
[ステップ9]
ユーザーによりマイク部14のスイッチS5が押されると、その信号は携帯電話機への前記コネクタ13(図6参照)を通じて携帯電話機2へもたらされ、携帯電話機の作動モードが通話モードに切り換えられると共に、マイクから出力される音声信号が携帯電話機2へ送信されるようになる。
[ステップ10]
携帯電話機の作動モードが通話モードに切り換えられたことにより、ユーザーは電話の相手方との通話が可能になる。
このとき、通話中の相手方の音声信号は、携帯電話機2から前記コネクタ13を通じて制御装置本体11にもたらされ、音楽信号と同様にプリアンプ117からFMトランスミッター111を経てFM波として発信され、車載のカーステレオ4のスピーカ43によって再生される。
また、通話中のユーザーの音声は、マイク部14の出力信号がマイク信号転送回路112からコネクタ13を経て携帯電話機2へ入力され、携帯電話機の通話機能により相手方へ送信される。
これにより、ユーザーはスピーカ43によって再生される相手方の声を聞きながら、自分の衣服の胸元等に取り付けたマイク部14により自分の声を採取させ、ハンズフリーでの通話が可能となる。
[ステップ11]
通話終了時には、ユーザーはマイク部14のスイッチS5を押す。
[ステップ12]
ユーザーによりマイク部14のスイッチS5が押されると、その信号は前記と同様にして携帯電話機2へもたらされ、携帯電話機は電話回線との接続を切る。
[ステップ13]
携帯電話機2が、電話回線との接続遮断後にその作動モードを自動的に音楽再生モードに復帰させる機能を有するものであるときは、音楽再生モードに自動復帰(ステップ3)する。そのような機能を持たない携帯電話機の場合は、ユーザーが音楽再生モードの設定操作(ステップ2と同様の操作)を再度行う。
[ステップ14]
本発明に係る制御装置1の使用を中止するときは、スイッチS2を押して電源をオフにし、携帯電話機2への充電を継続する場合を除き、差込みプラグ部12や携帯電話機へのコネクタ13を引き抜くようにする。
尚、本発明の制御装置の差込みプラグ部12を車のシガレットライターのソケットに差し込み、コネクタ13を携帯電話機2に接続している期間中は、音楽再生モードや通話モードとは関係なく、携帯電話機2は前記充電用電源回路114からの出力電流により継続的に充電される。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、例えば、制御装置本体11の形状、差込みプラグ部12との連結構造、マイク部14の形態、液晶ディスプレイ装置116の表示内容、等々はさまざまに設計変更され得るものであり、従って、本発明は特許請求の範囲に記載の技術的範囲内において、上記の説明から当業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂するものである。
本発明は以上のように構成したので、携帯電話機で受けたり記憶したりしている音楽を自分の自動車のカーステレオのスピーカを用いて聴くことができると共に、途中で電話が掛かって来た場合には、ハンズフリーで会話ができ、更には、携帯電話機の充電も同時に可能で、使い勝手のよい携帯電話機の制御装置を提供し得るものであるから、産業上多大の利用可能性を有するものである。
1 携帯電話機の制御装置
2 携帯電話機
3 車内のシガレットライターのソケット
4 車載のカーステレオ
11 制御装置本体
12 差込みプラグ部
13 携帯電話機へのコネクタ
14 マイク部
15,16,17 ケーブル
41 FM受信機
42 アンプ
43 スピーカ
111 FMトランスミッター
112 マイク信号転送回路
113 自己消費用電源回路
114 充電用電源回路
115 液晶ディスプレイ装置の制御回路
116 液晶ディスプレイ装置
117 プリアンプ
141 マイク孔
142 クリップ
S1〜S5 スイッチ

Claims (7)

  1. 制御装置本体と、この制御装置本体に接続されたところの車内のシガレットライターのソケットへの差込みプラグ部と、前記制御装置本体に接続された携帯電話機へのコネクタと、このコネクタに接続されたマイク部とを備え、
    前記制御装置本体には、前記携帯電話機からの音声及び音楽信号をFM波として発信するFMトランスミッターと、前記マイク部から出力される音声信号を前記携帯電話機へ転送するマイク信号転送回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を制御装置自体の作動用電流に変換する自己消費用電源回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を携帯電話機の充電用電流に変換する充電用電源回路と、前記制御装置の作動状態を切り換える複数のスイッチとが設けられ、
    前記携帯電話機へのコネクタには、携帯電話機と制御装置本体間の制御信号、音声及び音楽信号の伝送ライン並びに携帯電話機の充電用給電ラインが設けられたこと、
    を特徴とする、携帯電話機の制御装置。
  2. 制御装置本体と、この制御装置本体に接続されたところの車内のシガレットライターのソケットへの差込みプラグ部と、前記制御装置本体に接続された携帯電話機へのコネクタと、このコネクタに接続されたマイク部とを備え、
    前記制御装置本体には、前記携帯電話機からの音声及び音楽信号をFM波として発信するFMトランスミッターと、前記マイク部から出力される音声信号を前記携帯電話機へ転送するマイク信号転送回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を制御装置自体の作動用電流に変換する自己消費用電源回路と、シガレットライターのソケットから得られる電流を携帯電話機の充電用電流に変換する充電用電源回路と、前記制御装置の作動状態を表示する液晶ディスプレイ装置と、前記液晶ディスプレイ装置の制御回路と、前記制御装置の作動状態を切り換える複数のスイッチとが設けられ、
    前記携帯電話機へのコネクタには、携帯電話機と制御装置本体間の制御信号、音声及び音楽信号の伝送ライン並びに携帯電話機の充電用給電ラインが設けられたこと、
    を特徴とする、携帯電話機の制御装置。
  3. 前記制御装置本体と携帯電話機へのコネクタとの間、及び、前記制御装置本体とマイク部との間をケーブルで接続したことを特徴とする、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の携帯電話機の制御装置。
  4. 前記シガレットライターのソケットへの差込みプラグ部を制御装置本体に直接取り付けたことを特徴とする、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の携帯電話機の制御装置。
  5. 前記シガレットライターのソケットへの差込みプラグ部を制御装置本体の側へ折畳み可能なように取り付けたことを特徴とする、請求項4に記載の携帯電話機の制御装置。
  6. 前記マイク部には、その作動をオンオフするスイッチが設けられたことを特徴とする、請求項1乃至2のいずれか1項に記載の携帯電話機の制御装置。
  7. 液晶ディスプレイ装置に、前記FMトランスミッターの発信周波数を表示するよう構成したことを特徴とする、請求項2に記載の携帯電話機の制御装置。
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