JP2012043295A - 設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラム - Google Patents

設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ソフトウェア資源に対する設定値を調整する設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラムの提供。
【解決手段】設定されたパラメタを用いて行う処理が規定されたプログラムについての動作性能の評価を自装置の評価部24にて行い、他の装置にて行われたプログラムの動作性能の評価結果を示す情報及び他の装置における評価の後に行われたパラメタの修正の内容を示す情報を関連付けた情報を第2取得部22により取得し、取得した情報に含まれる、評価部24の結果と同じ評価の結果を示す情報に関連付けられたパラメタの修正の内容を示す情報に基づいて、再設定部25においてパラメタを再設定する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ソフトウェア資源に対する設定値を調整する設定装置、設定システム、設定方法及び設定プログラムに関する。
近年、システム統合やクラウドコンピューティングの発展に伴い、業務サーバのシステム統合が増加している。システム統合の際、各業務サーバの構築時にオペレーティングシステム(OS)、カーネル、及び業務アプリケーションが用いる様々なパラメタについてチューニングを行う(例えば、特許文献1〜4を参照)。
上記のチューニングでは、例えば、サーバにおいて、OS、カーネル、業務アプリケーションで用いる各種パラメタを設定するプロセスと、業務アプリケーションの動作確認やシステムの性能テストを行うプロセスとを繰り返すことにより、最適な設定値及びパラメタを見つけ出す作業が行われる。
特開2006−72772号公報 特開平11−85201号公報 特開平9−15300号公報 特開平7−244675号公報
OS、カーネル、業務アプリケーションをテスト用のサーバ(テスト環境)に構築してテストした後、本番用のサーバ(本番環境)に実際に構築することを行う際に、テスト環境でチューニングを行っても、本願環境においても再度チューニングを行う必要がある。テスト環境でのチューニングにより得られたパラメタを、本番環境のOS、カーネル、業務アプリケーションに対するパラメタとして設定したとしても、テスト環境と本番環境とは厳密には同一ではないことが多いため、テスト環境のチューニングで得られたパラメタが、本番環境において最適なパラメタになることは少ない。そのため、本番環境においても所望の動作性能を得るためにパラメタのチューニングを繰り返し行うことになる。
本願の一側面では、他の環境において既にチューニングされているパラメタに関して、チューニングを繰り返し行うことの抑制を目的とする。
本願に開示する設定装置は、設定されたパラメタを用いて行う処理が規定されたプログラムについての動作性能の評価を、自装置にて行う評価部と、他の装置にて行われた前記プログラムの動作性能の評価結果を示す情報と、前記他の装置における評価の後に行われた前記パラメタの修正の内容を示す情報とを関連付けた情報を取得する取得部と、取得した情報に含まれる、前記評価部の結果と同じ評価の結果を示す情報に関連付けられた前記パラメタの修正の内容を示す情報に基づいて、前記パラメタを再設定する再設定部とを含むことを特徴とする。
本願の一側面においては、他の環境において既にチューニングされているパラメタに関して、チューニングを繰り返し行うことを抑制する。
本実施の形態に係るシステムの全体構成を示す模式図である。 情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 チューニング履歴テーブルの一例を示す図である。 テスト環境でのチューニング処理の手順を説明するフローチャートである。 管理装置の機能的構成を示す模式図である。 管理装置が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。 情報処理装置の機能的構成を示すブロック図である。 本番環境でのチューニング処理の手順を説明するフローチャートである。
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
図1は本実施の形態に係るシステムの全体構成を示す模式図である。図1に示したシステムは、情報処理装置10,20、及びこれらの情報処理装置10,20に接続された管理装置30を備える。情報処理装置10,20は、例えば、業務アプリケーションが導入される業務サーバである。管理装置30は、例えば、情報処理装置10,20からの要求に応じて情報の登録処理及び出力処理を行うデータベースサーバである。
情報処理装置10は、オペレーティングシステム(OS)、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェア等のソフトウェア資源10A、及びCPU、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)等のハードウェア資源10Bを備える。情報処理装置10では、ソフトウェア資源10Aに対するパラメタが予めチューニングされているものとする。
ここで、チューニング対象のパラメタは、例えば、オペレーティングシステムのパラメタである仮想メモリサイズ、カーネルのパラメタである共有メモリ領域の最大サイズ、アプリケーションソフトウェアのパラメタである多重度(プロセス数)、ヒープメモリサイズ等である。
情報処理装置10のソフトウェア資源10Aに対するパラメタは、アプリケーションソフトウェアの起動速度やレスポンス性能が所定の要件を満たすまで、順次変更しながら性能評価を繰り返してチューニングされたものである。情報処理装置10は、チューニングの際にパラメタの変更履歴を記憶し、パラメタの変更の都度、若しくはチューニングが完了した場合、パラメタの変更履歴情報及びハードウェア情報を管理装置30へ送信する。ここで、ハードウェア情報は、CPUのクロック数、物理メモリサイズ、HDD容量等のハードウェア資源10Bに関する情報である。
管理装置30は、情報処理装置10から送信されるパラメタの変更履歴情報及びハードウェア情報を受信し、管理データベース32(図5を参照)に登録する。また、管理装置30は、情報処理装置20からの要求があれば、必要な情報を管理データベース32から読み出し、情報処理装置20へ送信する。
一方、情報処理装置20は、情報処理装置10と同様に、オペレーティングシステム、ミドルウェア、アプリケーションソフトウェア等のソフトウェア資源20A、及び、CPU、メモリ、HDD等のハードウェア資源20Bを備える。本実施の形態では、情報処理装置10でのチューニング結果を利用し、情報処理装置20のソフトウェア資源20Aに対するパラメタのチューニングを行う。
なお、以下の説明では、チューニング済みの情報処理装置10をテスト環境、本願の手法によりチューニングする情報処理装置20を本番環境という。
なお、本番環境でチューニングされるパラメタは、テスト環境のパラメタと同様に、オペレーティングシステムのパラメタとして設定される仮想メモリサイズ、カーネルのパラメタとして設定される共有メモリ領域の最大サイズ、アプリケーションソフトウェアのパラメタとして設定される多重度(プロセス数)、ヒープメモリサイズ等が挙げられる。
本番環境においてチューニングを行う場合、情報処理装置20は、テスト環境でのチューニングに関する情報を取得するために、管理装置30に対して情報の送信要求を行う。この送信要求に対する応答として、管理装置30から送信される変更履歴情報及びハードウェア情報を受信した場合、情報処理装置20は、これらの情報に基づいて自装置のソフトウェア資源に対するパラメタのチューニングを行う。
本実施の形態では、情報処理装置20がチューニングを行う場合には、管理装置30を通じて、調整済みのパラメタの変更履歴情報、及びハードウェア情報を取得する構成としたが、管理装置30を経由せずに、情報処理装置10から直接的にこれらの情報を取得する構成としてもよい。
図2は情報処理装置10の機能的構成を示すブロック図である。情報処理装置10は、チューニング処理部11、チューニング履歴記録部12、及びチューニング履歴出力部13を備える。
チューニング処理部11は、アプリケーションソフトウェアの起動速度やレスポンス性能が所定の要件を満たすまでソフトウェア資源10Aに対するパラメタを更新しながら、各パラメタのチューニングを行う。
チューニング履歴記録部12は、チューニング処理部11での処理の履歴をとり、例えば、パラメタの変更毎にチューニング履歴テーブルを作成する。チューニング履歴テーブルの詳細については後述することとする。
チューニング履歴出力部13は、チューニング履歴記録部12にて作成されたチューニング履歴テーブルを管理装置30へ送信する。チューニング履歴テーブルの送信タイミングは任意であってよい。例えば、チューニング履歴記録部12がチューニング履歴テーブルを作成する都度、送信する構成としてもよい。また、チューニング処理部11にてチューニングが完了した場合、全てのチューニング履歴テーブルを管理装置30へ送信する構成としてもよい。
図3はチューニング履歴テーブルの一例を示す図である。チューニング履歴テーブルは、例えば、図3に示すように、チューニング情報、ハードウェア情報、OS関連のチューニングパラメタ、カーネルパラメタ、アプリケーション関連のチューニングパラメタ、性能測定結果、及び評価項目の項目を含む。チューニング履歴記録部12は、各項目に情報を記録することでチューニング履歴テーブルを作成する。
チューニング情報の項目には、各チューニング履歴テーブルを識別するための識別子、チューニング履歴テーブルを表示するためのアプリケーションの名前、チューニング履歴テーブルの表示名、チューニング状態等の情報が記録される。
また、チューニング情報の項目には、チューニングパラメタを要素とする旨の情報が登録されている。すなわち、OS関連のチューニングパラメタ、アプリケーション関連のチューニングパラメタ、性能測定結果の各項目は、チューニング情報の下位項目として設定されている。
ハードウェア情報の項目には、CPUのクロック数、物理メモリサイズ、HDD容量等の情報が記録される。なお、ハードウェア情報は、チューニングによって更新される値ではないので、チューニング履歴テーブルには含めずに、事前に管理装置30に登録する構成としてもよい。
OS関連のチューニングパラメタ、カーネルパラメタ、アプリケーション関連のチューニングパラメタの各項目には、仮想メモリのサイズ、共有メモリ領域の最大サイズ、アプリケーションの他重度(使用するプロセス数)、ヒープメモリサイズ等のチューニング対象のパラメタの値などが記録される。パラメタの値としては、チューニング後の値が記録される。チューニングによって値が変更された場合には、変更前の値が括弧書きで記録される。図3に示した例では、パラメタAが5から10に変更されたことを表している。
なお、カーネルパラメタの項目は、OS関連のチューニングパラメタの下位項目として設定されている。
性能測定結果の項目には、チューニング前に行われた性能測定で得られた結果が記録される。ここでは、測定結果が予め定めた最低要件を下回った場合、測定結果が予め定めた最低要件と最高要件との間にある場合、測定結果が予め定めた最高要件を上回った場合の何れかが記録される。
評価項目の項目では、チューニング前に行われた性能測定で評価した項目が記録される。例えば、アプリケーションソフトウェアの起動速度、レスポンス速度等の評価項目が記録される。なお、評価項目は、図示する項目に限定する必要はなく、例えば、データ転送性能の改善、画像の描画性能の改善等を含めてもよい。また、評価項目は、複数設定してもよい。
また、図示しないが、性能結果の項目に、さらにチューニング後に行われた性能測定で得られた結果が記録されてもよい。チューニング前の性能評価の結果とチューニング後の性能評価の結果とを含むため、チューニングによる性能の変化を履歴として記録しておくことができる。情報処理装置10以外の装置においても、この履歴と同様のチューニングを行うことで、履歴と同様の性能の変化が期待できる。
図4はテスト環境でのチューニング処理の手順を説明するフローチャートである。情報処理装置10のチューニング処理部11は、自装置が備えるハードウェア資源10Bに係る情報を取得する(S11)。例えば、チューニング処理部11は、CPUのクロック数、物理メモリサイズ、HDD容量等の情報を取得する。また、チューニング処理部11は、OSの種別を示す情報を併せて取得する。
次いで、チューニング処理部11は、現在設定されているチューニングパラメタの情報を取得する(S12)。ここで、取得するチューニングパラメタの情報は、OS関連のチューニングパラメタ、カーネルパラメタ、アプリケーション関連のチューニングパラメタであり、上述したように、仮想メモリのサイズ、共有メモリ領域の最大サイズ、アプリケーションの他重度(使用するプロセス数)、ヒープメモリサイズ等の情報が含まれる。
次いで、チューニング履歴記録部12は、S11及びS12でチューニング処理部11が取得した情報を、チューニング履歴テーブルに記録する(S13)。
次いで、チューニング処理部11は、テストセットによる性能測定を行う(S14)。ここで、テストセットとは、アプリケーションソフトウェアの起動速度、レスポンス速度、データ転送性能、画像の描画性能等の自装置の動作性能を評価するための評価項目である。チューニング処理部11は、予め定めた評価項目に従って自装置の動作性能を評価する。
次いで、チューニング処理部11は、全ての評価項目の測定結果が要件を満たすか否かを判断する(S15)。ここでは、全ての評価項目について、最低要件及び最高要件を定めておき、測定結果が最低要件を満たすか否か、測定結果が最低要件と最高要件との間にあるか、測定結果が最高要件を上回るか否かを判断する。この判断結果は、チューニング履歴記録部12によってチューニング履歴テーブルに記録される。判断結果が記録されるチューニング履歴テーブルは、次に行われるチューニング(再チューニング)についてのチューニング履歴テーブルでもよいし、S14の前に行ったチューニングについてのチューニング履歴テーブルと再チューニングについてのチューニング履歴テーブルとの双方でもよい。
評価項目のうち、最低要件を満たさない評価項目が存在する場合(S15:NO)、その評価項目の改善を目的として、パラメタの再チューニングを行う(S16)。パラメタの再チューニングは、チューニングパラメタの1つを変更することによって行う。再チューニングの後、S11からS15までの処理を繰り返す。
S15で全ての評価項目の測定結果が最低要件を満たすと判断した場合(S15:YES)、チューニング履歴出力部13は、チューニング履歴テーブルを管理装置30へ送信する(S17)。
なお、上記の処理手順では、パラメタのチューニングが完了した場合に、チューニング履歴テーブルを送信する構成としたが、S16の再チューニングを行ったタイミングで、その都度チューニング履歴テーブルを送信する構成としてもよい。
図5は管理装置30の機能的構成を示す模式図である。管理装置30は、管理部31、管理データベース32及び通信部33を備える。管理装置30は、情報処理装置10から送信されるパラメタの変更履歴情報及びハードウェア情報を通信部33にて受信し、管理データベース32に登録する。また、管理装置30は、情報処理装置20からの要求を通信部33にて受信した場合、必要な情報を管理データベース32から読み出し、通信部33を通じて情報処理装置20へ送信する。管理装置30の管理部31は、管理データベース32に対する情報の登録処理、情報の読み出し処理を制御する。
図6は管理装置30が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。管理装置30の管理部31は、チューニング履歴テーブルを情報処理装置10から受信したか否かを判断する(S21)。受信していない場合(S21:NO)、管理部31は、後述するS23の処理を実行する。
チューニング履歴テーブルを情報処理装置10から受信したと判断した場合(S21:YES)、管理装置30は、受信したチューニング履歴テーブルを記憶する(S22)。このとき、管理部31は、受信したチューニング履歴テーブルを管理データベース32に登録する。
次いで、管理部31は、情報処理装置20から情報の送信要求を受信したか否かを判断する(S23)。情報の送信要求を受信していない場合には、処理をS21へ戻す。
情報の送信要求を受信したと判断した場合(S23:YES)、管理部31は、管理データベース32を検索し、チューニング履歴テーブルが登録されているか否かを判断することにより、情報処理装置20に対して送信すべき情報が存在するか否かを判断する(S24)。
情報処理装置20に対して送信すべき情報が存在すると判断した場合(S24:YES)、通信部33は、チューニング履歴テーブルを情報処理装置20へ送信する(S25)。一方、情報処理装置20に対して送信すべき情報が存在しないと判断した場合(S24:NO)、通信部33は、チューニング履歴テーブルが登録されていない旨の情報を情報処理装置20へ送信する(S26)。
図7は情報処理装置20の機能的構成を示すブロック図である。情報処理装置20は、第1取得部21、第2取得部22、設定部23、評価部24、及び再設定部25を備える。
第1取得部21は、自装置のハードウェア資源20Bに係る情報(ハードウェア情報)を取得する。ここで、ハードウェア資源20Bに係る情報には、CPUのクロック数、物理メモリサイズ、HDD容量等の情報が含まれる。
第2取得部22は、管理装置30の管理データベース32に登録されているチューニング履歴テーブルを通信により取得する。このチューニング履歴テーブルには、上述したように、情報処理装置10のハードウェア情報、OS関連のチューニングパラメタ、カーネルパラメタ、アプリケーション関連のチューニングパラメタ、性能測定結果、及び評価項目が含まれる。
設定部23は、チューニングパラメタを設定する。情報処理装置20の設定部23が設定するチューニングパラメタは、情報処理装置10のパラメタと同様に、OS関連のチューニングパラメタ、カーネルパラメタ、アプリケーション関連のチューニングパラメタ、より具体的には、仮想メモリのサイズ、共有メモリ領域の最大サイズ、アプリケーションの他重度(使用するプロセス数)、ヒープメモリサイズ等の値がである。
評価部24は、設定したチューニングパラメタを用いてソフトウェア資源を動作させ、自装置の動作性能の評価を行う。このとき、情報処理装置10と共通のテストセットを用いて性能測定を行い、アプリケーションソフトウェアの起動速度、レスポンス速度、データ転送性能、画像の描画性能等の評価を行う。
再設定部25は、評価部24にて所望の動作性能が得られなかったと判断した場合、チューニングパラメタの再設定を行う。このとき、再設定部25は、第2取得部22が取得したチューニング履歴テーブルに基づいて変更後のパラメタを算出する。
例えば、テスト環境において起動時間を短縮するためにパラメタA(例えば、プロセス多重度)の値を5から10に変更していた場合(すなわち、5を加算した場合)、本番環境での評価で起動時間の要件を満たしていない場合に、パラメタAの再設定では、再設定前の値に5を加算した値が設定される。
また、例えば、テスト環境においてアプリケーションソフトウェアのレスポンス速度を短縮するために割り当てメモリのサイズを200Mbyteから300Mbyteに変更していた場合(すなわち、割り当てメモリサイズを1.5倍にした場合)、本番環境でのパラメタの再設定では、設定前の値を1.5倍した値が設定される。
また、設定部23は、第1取得部21が取得した自装置(情報処理装置20)のハードウェア情報と、第2取得部22が取得したチューニング履歴テーブルに含まれる情報処理装置10のハードウェア情報とに基づいて、テスト環境及び本願環境のスペック差を考慮したパラメタを設定することが考えられる。
例えば、先に説明したパラメタA(例えば、プロセス多重度)について、本番環境(情報処理装置20)のCPUクロック数が、テスト環境(情報処理装置10)のCPUクロック数の2倍であった場合に、設定部23は、テスト環境において設定された値(パラメタA=5)を2倍して、本番環境に設定する(パラメタA=10)。この設定後の本番環境での評価において、テスト環境と同様に起動時間の要件を満たさなかった場合には、再設定部25は、先に説明したように、チューニング履歴テーブルを参照して、パラメタAに5を加算して再設定する(パラメタA=15)。
また、先に説明した割り当てメモリサイズについても同様であり、本番環境の物理メモリがテスト環境の物理メモリの3倍であった場合、設定部23は、テスト環境において設定されていた割り当てメモリのサイズ(200Mbyte)を3倍して、本番環境の割り当てメモリサイズに設定する(600Mbyte)。この設定後の本番環境での評価において、テスト環境と同様にレスポンス速度の要件を満たさなかった場合には、再設定部25は、先に説明したように、チューニング履歴テーブルを参照して、割り当てメモリサイズを1.5倍して再設定する(900Mbyte)。
図8は本番環境でのチューニング処理の手順を説明するフローチャートである。情報処理装置20の第2取得部22は、チューニング履歴テーブルの送信要求を管理装置30に対して送信する(S31)。管理装置30の管理データベース32にチューニング履歴テーブルが登録されている場合、管理装置30からチューニング履歴テーブルが送信されてくるので、第2取得部22にてそのチューニング履歴テーブルを取得する(S32)。
次いで、情報処理装置20の第1取得部21は、自装置のハードウェア情報を取得する(S33)。このとき、第1取得部21は、CPU、メモリ、HDD等の各ハードウェアと通信し、CPUクロック数、物理メモリサイズ、HDD容量等の情報を取得する。
次いで、設定部23は、チューニングパラメタの初期値を設定する(S34)。このとき、S32で取得したチューニング履歴テーブルに記録されているパラメタを参考にして初期値を設定することができる。また、取得したチューニング履歴テーブルに記録されているパラメタに依らず、適宜の値を設定するようにしてもよい。
次いで、評価部24は、テストセットによる性能測定を行う(S35)。ここで、性能測定に用いるテストセットはテスト環境と共通のものを用いることが望ましく、アプリケーションソフトウェアの起動速度、レスポンス速度、データ転送性能、画像の描画性能等の評価項目に従って自装置の動作性能を評価する。
次いで、評価部24は、全ての評価項目の測定結果が要件を満たすか否かを判断する(S36)。ここでは、全ての評価項目について、最低要件及び最高要件を定めておき、測定結果が最低要件を満たすか否か、測定結果が最低要件と最高要件との間にあるか、測定結果が最高要件を上回るか否かを判断する。
評価項目のうち、最低要件を満たさない評価項目が存在する場合(S36:NO)、その評価項目の改善を目的として、パラメタの再設定を行う(S37)。パラメタの再設定の後、S35及びS36の処理を繰り返す。
S36で全ての評価項目の測定結果が最低要件を満たすと判断した場合(S36:YES)、本フローチャートによる処理を終了する。
なお、本実施の形態では、情報処理装置10及び情報処理装置20において共通のテストセットを用いて性能測定を行ったが、情報処理装置10が使用したテストセットを管理装置30へ送信し、情報処理装置20は性能測定を行うために管理装置30を通じてテストセットを取得する構成としてもよい。
また、本番環境(情報処理装置20)でのチューニング履歴及びチューニング結果は、更に他の情報処理装置にとって参考となる情報であるため、テスト環境と同様に、本番環境でもチューニング履歴テーブルを作成し、管理装置30の管理データベース32に登録する構成としてもよい。
また、管理装置30が図7に示す情報処理装置20の構成を含み、管理装置30においてチューニングパラメタの再設定が行なわれてもよい。その場合、管理装置30は、チューニングパラメタの設定を行ない、設定したチューニングパラメタに基づいたソフトウェアの動作を情報処理装置20に指示し、情報処理装置から動作性能を示す情報を取得し、その性能情報、情報処理装置10のチューニング履歴情報及びハードウェア情報、並びに情報処理装置20のハードウェア情報などに基づいて、チューニングパラメタの再設定を行なう。
以上のように、本実施の形態では、チューニングパラメタの人の手による修正に伴う作業ミスのリスクを軽減することができる。また、ソフトウェア資源に対するパラメタを自動的に設定できるため、例えば、業務サーバ環境の構築に必要となる作業期間を短縮することができ、導入コストの削減することができる。
10 情報処理装置
10A ソフトウェア資源
10B ハードウェア資源
20 情報処理装置
20A ソフトウェア資源
20B ハードウェア資源
21 第1取得部
22 第2取得部
23 設定部
24 評価部
25 再設定部
30 管理装置

Claims (7)

  1. 設定されたパラメタを用いて行う処理が規定されたプログラムについての動作性能の評価を、自装置にて行う評価部と、
    他の装置にて行われた前記プログラムの動作性能の評価結果を示す情報と、前記他の装置における評価の後に行われた前記パラメタの修正の内容を示す情報とを関連付けた情報を取得する取得部と、
    取得した情報に含まれる、前記評価部の結果と同じ評価の結果を示す情報に関連付けられた前記パラメタの修正の内容を示す情報に基づいて、前記パラメタを再設定する再設定部と
    を含むことを特徴とする設定装置。
  2. 前記取得部が、
    前記他の装置及び前記自装置のハードウェアに関する性能値、並びに前記他の装置における評価の前に前記パラメタに設定された値を取得し、
    前記評価部が前記評価を行う前に、取得した前記他の装置における評価の前に前記パラメタが設定された値を、前記他の装置のハードウェアに関する性能値と自装置のハードウェアに関する性能値との関係に基づいて修正して、前記パラメタに設定する設定部を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の設定装置。
  3. 設定されたパラメタを用いて行なう処理が規定されたプログラムについての動作性能が、設定された要件を満たすかの評価を行なう評価部と、
    他の装置において行なわれた前記パラメタの修正であって、修正後に前記プログラムの動作性能を向上させた修正の内容を示す情報を取得する取得部と、
    前記評価において、前記プログラムの動作性能が前記要件を満たさない場合に、取得した前記修正の内容を示す情報に基づいて、前記パラメタを再設定する再設定部と
    を含むことを特徴とする設定装置。
  4. 設定されたパラメタを用いて行なう処理が規定されたプログラムについての動作性能の評価を、第1の装置に実行させ、前記評価の結果を取得する評価取得部と、
    第2の装置において行なわれた前記プログラムの動作性能の評価の結果を示す情報に、前記第2の装置における評価の後に行なわれた前記パラメタの修正の内容を示す情報を関連付けた情報を記憶する記憶部と、
    前記評価取得部が取得した評価の結果と同じ評価の結果を示す情報に関連付けて前記記憶手段に記憶された前記パラメタの修正の内容を示す情報に基づいて、前記パラメタを再設定する再設定部と
    を含むことを特徴とする設定装置。
  5. 第1の装置及び第2の装置を含む設定システムであって、
    前記第1の装置が、
    設定されたパラメタを用いて行なう処理が規定されたプログラムについての動作性能の評価を、前記第1の装置において行なう第1の評価部と、
    前記パラメタの再設定を行なう第1の再設定部と、
    前記評価の結果を示す情報と前記再設定の内容を示す情報とを関連付けて記憶する記憶部と
    を含み、
    前記第2の装置が、
    前記プログラムの動作性能の評価を、前記第2の装置において行なう第2の評価部と、
    前記第2の評価部の評価の結果と同じ評価の結果を示す情報と関連付けて前記記憶部に記憶された再設定の内容を示す情報を取得する取得部と、
    取得した再設定の内容を示す情報に基づいて、前記パラメタを再設定する第2の再設定部と
    を含むことを特徴とする設定システム。
  6. 設定されたパラメタを用いて行う処理が規定されたプログラムについての動作性能の評価を自装置にて行い、
    他の装置にて行われた前記プログラムの動作性能の評価結果を示す情報と、前記他の装置における評価の後に行われた前記パラメタの修正の内容を示す情報とを関連付けた情報を取得し、
    取得した情報に含まれる、前記評価部の結果と同じ評価の結果を示す情報に関連付けられた前記パラメタの修正の内容を示す情報に基づいて、前記パラメタを再設定する
    ことを特徴とする設定方法。
  7. コンピュータに、設定されたパラメタを用いて行う処理が規定されたプログラムについての動作性能を評価させるステップと、
    コンピュータに、他の装置にて行われた前記プログラムの動作性能の評価結果を示す情報と、前記他の装置における評価の後に行われた前記パラメタの修正の内容を示す情報とを関連付けた情報を取得させるステップと、
    コンピュータに、取得させた情報に含まれる、前記評価部の結果と同じ評価の結果を示す情報に関連付けられた前記パラメタの修正の内容を示す情報に基づいて、前記パラメタを再設定させるステップと
    を実行させることを特徴とする設定プログラム。
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