JP2012032917A - 多重確認システム及びそれによる多重確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】広範囲にミスを含む文書を複数人により順次チェックするのに際して、全体的なチェック精度の向上を図る。
【解決手段】文書作成者A(Aと略称)により作成文書1が作成される文書作成手段2と、前記Aにより前記作成文書1が修正される文書修正手段3と、先行チェック者B(Bと略称)並びに後続チェック者C(Cと略称)がチェックを行った前記作成文書1の修正箇所を記録する修正箇所記録手段4と、前記Bが前記Cに向けて前記作成文書1に誤りを設定する誤り設定手段5と、前記Aが前記Bによる誤り設定と前記後チェックによる修正箇所記録とを照合する照合手段6と、前記誤り設定の内容を元に戻す誤り戻し手段7と、前記Cが修正箇所としなかった誤り設定箇所について再度誤りを設定する誤り再設定手段8と、前記修正箇所記録手段4と前記照合手段6のデータによって、前記BとCのチェック精度の評価する手段と、を具備する多重確認システム。
【選択図】図1
【解決手段】文書作成者A(Aと略称)により作成文書1が作成される文書作成手段2と、前記Aにより前記作成文書1が修正される文書修正手段3と、先行チェック者B(Bと略称)並びに後続チェック者C(Cと略称)がチェックを行った前記作成文書1の修正箇所を記録する修正箇所記録手段4と、前記Bが前記Cに向けて前記作成文書1に誤りを設定する誤り設定手段5と、前記Aが前記Bによる誤り設定と前記後チェックによる修正箇所記録とを照合する照合手段6と、前記誤り設定の内容を元に戻す誤り戻し手段7と、前記Cが修正箇所としなかった誤り設定箇所について再度誤りを設定する誤り再設定手段8と、前記修正箇所記録手段4と前記照合手段6のデータによって、前記BとCのチェック精度の評価する手段と、を具備する多重確認システム。
【選択図】図1
Description
本発明は、各種文書作成、各種資料作成、チェックリストによる管理などのチェック対象物の多重確認システム及びそれによる多重確認方法に関するものである。
従来、パソコンを用いた文書作成において、ワープロソフトにより作成された文書の自動チェックシステムや、修正履歴管理の機能は存在していた(下記特許文献1〜3参照)。
しかしながら、従来の方式はある定められたチェックを機械的に自動的に行うものであり、そのチェックにはチェック設定のアルゴリズムに規制された限界があるといった問題があった。
また、文書チェックを機械的に行うのではなく、複数人で順に行うような場合、他のチェック者によるチェックに依存して、文書チェック作業が疎かになる傾向があった。それにより、修正すべき内容が見逃される危険性があった。
また、文書チェックを機械的に行うのではなく、複数人で順に行うような場合、他のチェック者によるチェックに依存して、文書チェック作業が疎かになる傾向があった。それにより、修正すべき内容が見逃される危険性があった。
本発明は、上記状況に鑑みて、広範にミスが含まれる可能性があるチェック対象物を複数人により順次チェックするのに際して、他のチェック者への依存をなくし、個々人のチェック能力を最大限に発揮させ、チェック対象物への全体的なチェック精度の向上を図ることができる多重確認システム及びそれによる多重確認方法を提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、
〔1〕チェック対象物を複数人により順次チェックする多重確認システムにおいて、
(a)文書作成者(A)により作成文書(1)が作成される文書作成手段(2)と、
(b)前記文書作成者(A)により前記作成文書(1)が修正される文書修正手段(3)と、
(c)先行チェック者(B)が前チェックを行った前記作成文書(1)の修正箇所を記録するとともに、後続チェック者(C)が後チェックを行った前記作成文書(1)の修正箇所を記録する修正箇所記録手段(4)と、
(d)前記先行チェック者(B)が前記後続チェック者(C)に向けて前記作成文書(1)に誤りを設定する誤り設定手段(5)と、
(e)前記文書作成者(A)が前記先行チェック者(B)による誤り設定と前記後チェックによる修正箇所記録とを照合する照合手段(6)と、
(f)前記誤り設定の内容を元に戻す誤り戻し手段(7)と、
(g)前記後続チェック者(C)が修正箇所としなかった誤り設定箇所について再度誤りを設定する誤り再設定手段(8)と、
(h)前記修正箇所記録手段(4)と前記照合手段(6)のデータによって、前記先行チェック者(B)と前記後続チェック者(C)のチェック精度の評価を行うチェック精度評価手段(9)と、
を具備することを特徴とする。
〔1〕チェック対象物を複数人により順次チェックする多重確認システムにおいて、
(a)文書作成者(A)により作成文書(1)が作成される文書作成手段(2)と、
(b)前記文書作成者(A)により前記作成文書(1)が修正される文書修正手段(3)と、
(c)先行チェック者(B)が前チェックを行った前記作成文書(1)の修正箇所を記録するとともに、後続チェック者(C)が後チェックを行った前記作成文書(1)の修正箇所を記録する修正箇所記録手段(4)と、
(d)前記先行チェック者(B)が前記後続チェック者(C)に向けて前記作成文書(1)に誤りを設定する誤り設定手段(5)と、
(e)前記文書作成者(A)が前記先行チェック者(B)による誤り設定と前記後チェックによる修正箇所記録とを照合する照合手段(6)と、
(f)前記誤り設定の内容を元に戻す誤り戻し手段(7)と、
(g)前記後続チェック者(C)が修正箇所としなかった誤り設定箇所について再度誤りを設定する誤り再設定手段(8)と、
(h)前記修正箇所記録手段(4)と前記照合手段(6)のデータによって、前記先行チェック者(B)と前記後続チェック者(C)のチェック精度の評価を行うチェック精度評価手段(9)と、
を具備することを特徴とする。
〔2〕多重確認システムによる多重確認方法において、
(a)文書作成者(A)が第1次文書(11)を作成し、
(b)先行チェック者(B)が前記第1次文書(11)の前チェックを行い、修正箇所を発見した場合はこの修正箇所を記録し、
(c)この修正箇所の記録に基づいて前記文書作成者(A)が前記第1次文書(11)を修正して第2次文書(12)を作成し、
(d)前記先行チェック者(B)が修正箇所はなくなったと判断すると、誤りを複数設定して第3次文書(13)を作成し、
(e)後続チェック者(C)が前記第3次文書(13)の後チェックを行い、修正箇所を発見した場合にはこの修正箇所を記録し、
(f)前記文書作成者(A)が前記先行チェック者(B)による誤り設定と前記後続チェック者(C)による修正箇所記録とを照合して一致又は不一致を記録し、
(g)前記先行チェック者(B)による誤り設定の内容を元に戻して前記第2次文書(12)に戻し、誤り設定と一致しない前記後続チェック者(C)の修正箇所を参照して前記第2次文書(12)を修正して第4次文書(14)を作成し、
(h)前記先行チェック者(B)による誤り設定のうち、前記後続チェック者(C)による修正箇所と一致しない箇所について誤り設定を再び行い第5次文書(15)を作成し、
(i)前記後続チェック者(C)は再びチェックを行い、
(j)修正箇所がなくなったと判断すると、前記文書作成者(A)が照合を行い、前記先行チェック者(B)による誤り設定のうち前記後続チェック者(C)により修正箇所とされなかった誤り設定の内容を元に戻し、最終修正文書としての第6次文書(16)を作成することを特徴とする。
(a)文書作成者(A)が第1次文書(11)を作成し、
(b)先行チェック者(B)が前記第1次文書(11)の前チェックを行い、修正箇所を発見した場合はこの修正箇所を記録し、
(c)この修正箇所の記録に基づいて前記文書作成者(A)が前記第1次文書(11)を修正して第2次文書(12)を作成し、
(d)前記先行チェック者(B)が修正箇所はなくなったと判断すると、誤りを複数設定して第3次文書(13)を作成し、
(e)後続チェック者(C)が前記第3次文書(13)の後チェックを行い、修正箇所を発見した場合にはこの修正箇所を記録し、
(f)前記文書作成者(A)が前記先行チェック者(B)による誤り設定と前記後続チェック者(C)による修正箇所記録とを照合して一致又は不一致を記録し、
(g)前記先行チェック者(B)による誤り設定の内容を元に戻して前記第2次文書(12)に戻し、誤り設定と一致しない前記後続チェック者(C)の修正箇所を参照して前記第2次文書(12)を修正して第4次文書(14)を作成し、
(h)前記先行チェック者(B)による誤り設定のうち、前記後続チェック者(C)による修正箇所と一致しない箇所について誤り設定を再び行い第5次文書(15)を作成し、
(i)前記後続チェック者(C)は再びチェックを行い、
(j)修正箇所がなくなったと判断すると、前記文書作成者(A)が照合を行い、前記先行チェック者(B)による誤り設定のうち前記後続チェック者(C)により修正箇所とされなかった誤り設定の内容を元に戻し、最終修正文書としての第6次文書(16)を作成することを特徴とする。
〔3〕上記〔2〕記載の多重確認システムによる多重確認方法において、前記前チェック及び前記後チェックにおける修正箇所数を、各チェック者のプラス評価とすることを特徴とする。
〔4〕上記〔2〕記載の多重確認システムによる多重確認方法において、前記先行チェック者の設定した誤りのうち前記後続チェック者が修正箇所としなかった数を前記後続チェック者のマイナス評価とし、前記後続チェック者が修正箇所とした箇所のうち前記先行チェック者が修正箇所としなかった箇所の数を前記先行チェック者のマイナス評価とすることを特徴とする。
〔4〕上記〔2〕記載の多重確認システムによる多重確認方法において、前記先行チェック者の設定した誤りのうち前記後続チェック者が修正箇所としなかった数を前記後続チェック者のマイナス評価とし、前記後続チェック者が修正箇所とした箇所のうち前記先行チェック者が修正箇所としなかった箇所の数を前記先行チェック者のマイナス評価とすることを特徴とする。
本発明によれば、先行チェック者や後続チェック者のチェック精度が客観化・明確化され、他のチェック者に依存できないことから、各チェック者のチェック能力が最大限に発揮され、チェック対象物への全体的なチェック精度が向上する。また、後続チェックにおいても、必ずチェックすべき箇所が存在するため、誤り発見の動機付けを向上させることができる。
〔A〕本発明のチェック対象物を複数人により順次チェックする多重確認システムは、文書作成者(A)により作成文書(1)が作成される文書作成手段(2)と、前記文書作成者(A)により前記作成文書(1)が修正される文書修正手段(3)と、先行チェック者(B)が前チェックを行った前記作成文書(1)の修正箇所を記録するとともに、後続チェック者(C)が後チェックを行った前記作成文書(1)の修正箇所を記録する修正箇所記録手段(4)と、前記先行チェック者(B)が前記後続チェック者(C)に向けて前記作成文書(1)に誤りを設定する誤り設定手段(5)と、前記文書作成者(A)が前記先行チェック者(B)による誤り設定と前記後チェックによる修正箇所記録とを照合する照合手段(6)と、前記誤り設定の内容を元に戻す誤り戻し手段(7)と、前記後続チェック者(C)が修正箇所としなかった誤り設定箇所について再度誤りを設定する誤り再設定手段(8)と、前記修正箇所記録手段(4)と前記照合手段(6)のデータによって前記先行チェック者(B)と前記後続チェック者(C)のチェック精度の評価を行うチェック精度評価手段(9)と、を具備する。
〔B〕本発明の多重確認システムによる多重確認方法は、文書作成者(A)が第1次文書(11)を作成し、先行チェック者(B)が、前記第1次文書(11)の前チェックを行い、修正箇所を発見した場合はこの修正箇所を記録し、この修正箇所の記録に基づいて前記文書作成者(A)が前記第1次文書(11)を修正して第2次文書(12)を作成し、前記先行チェック者(B)が修正箇所はなくなったと判断すると、誤り箇所を複数設定して第3次文書(13)を作成し、後続チェック者(C)が、前記第3次文書(13)の後チェックを行い、修正箇所を発見した場合にはこの修正箇所を記録し、前記文書作成者(A)が前記先行チェック者(B)による誤り設定と前記後続チェック者(C)による修正箇所記録とを照合して一致又は不一致を記録し、前記先行チェック者(B)による誤り設定の内容を元に戻して前記第2次文書(12)に戻し、誤り設定と一致しない前記後続チェック者(C)の修正箇所を参照して前記第2次文書(12)を修正して第4次文書(14)を作成し、前記先行チェック者(B)による誤り設定のうち、前記後続チェック者(C)による修正箇所と一致しない箇所について誤り設定を再び行い第5次文書(15)を作成し、前記後続チェック者(C)は再びチェックを行い、修正箇所がなくなったと判断すると、前記文書作成者(A)が照合を行い、前記先行チェック者(B)による誤り設定のうち前記後続チェック者(C)により修正箇所とされなかった誤り設定の内容を元に戻し、最終修正文書としての第6次文書(16)を作成する。
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本発明の実施例を示し、チェック対象物を複数人により順次チェックする多重確認システムのブロック図である。図2はその多重確認システムにおける多重確認フローチャートである。ここでは、文書作成者Aにより作成された第1次文書11を先行チェック者Bと後続チェック者Cとが順次チェックする場合について説明する。
図1は本発明の実施例を示し、チェック対象物を複数人により順次チェックする多重確認システムのブロック図である。図2はその多重確認システムにおける多重確認フローチャートである。ここでは、文書作成者Aにより作成された第1次文書11を先行チェック者Bと後続チェック者Cとが順次チェックする場合について説明する。
図1において、1は文書作成者Aによって作成された作成文書、2は文書作成者Aが用いる文書作成手段、3は文書作成者Aが用いる文書修正手段、4は先行チェック者B,後続チェック者Cが用いる修正箇所記録手段、5は先行チェック者Bが用いる誤り設定手段、6は文書作成者Aが先行チェック者Bによる誤り設定と後チェックによる修正箇所記録とを照合する照合手段、7は誤り設定の内容を元に戻す誤り戻し手段、8は後続チェック者Cにより修正箇所とされなかった誤り設定箇所について再度設定する誤り再設定手段、9は修正箇所記録手段4と照合手段6のデータによって先行チェック者Bと後続チェック者Cのチェック精度の評価を行うチェック精度評価手段であり、各手段は、それらに接続されるパーソナルコンピュータ(PC)10によって統括制御される。
そこで、多重確認システムによる多重確認方法について、図2を参照しながら説明する。
〔1〕まず、文書作成者Aは、第1次文書11を作成する(ステップS1)。
〔2〕次に、先行チェック者Bは第1次文書11の前チェックを行う(ステップS2)。先行チェック者Bは、第1次文書11に修正箇所を発見した場合、その修正箇所を記録し、文書作成者Aにフィードバックする(ステップS3)。文書作成者Aは、フィードバックされた修正箇所記録に基づいて第1次文書11を修正し(ステップS4)、第2次文書12を作成する(ステップS5)。先行チェック者Bが修正箇所を新たに発見しなくなるまで、これらのステップS2〜ステップS5を繰り返す。
〔1〕まず、文書作成者Aは、第1次文書11を作成する(ステップS1)。
〔2〕次に、先行チェック者Bは第1次文書11の前チェックを行う(ステップS2)。先行チェック者Bは、第1次文書11に修正箇所を発見した場合、その修正箇所を記録し、文書作成者Aにフィードバックする(ステップS3)。文書作成者Aは、フィードバックされた修正箇所記録に基づいて第1次文書11を修正し(ステップS4)、第2次文書12を作成する(ステップS5)。先行チェック者Bが修正箇所を新たに発見しなくなるまで、これらのステップS2〜ステップS5を繰り返す。
〔3〕先行チェック者Bは、修正箇所がなくなったと判断すると、第2次文書12に意図的に誤りを複数設定し(誤り設定)(ステップS6)、第3次文書13を作成する(ステップS7)。
〔4〕後続チェック者Cは、第3次文書13の後チェックを行う(ステップS8)。後続チェック者Cは、第3次文書13に修正箇所を発見した場合、その修正箇所を記録し(ステップS9)、文書作成者Aが、先行チェック者Bによる誤り設定と後続チェック者Cによる修正箇所記録とを照合して(ステップS10)一致又は不一致を記録する。
〔4〕後続チェック者Cは、第3次文書13の後チェックを行う(ステップS8)。後続チェック者Cは、第3次文書13に修正箇所を発見した場合、その修正箇所を記録し(ステップS9)、文書作成者Aが、先行チェック者Bによる誤り設定と後続チェック者Cによる修正箇所記録とを照合して(ステップS10)一致又は不一致を記録する。
〔5〕先行チェック者Bによる誤り設定の内容を元に戻して第2次文書12に戻し(ステップS11)、誤り設定と一致しない後続チェック者Cの修正箇所を参照して第2次文書12を修正し(ステップS12)、第4次文書14を作成する(ステップS13)。
〔6〕先行チェック者Bによる誤り設定のうち、後続チェック者Cによる修正箇所と一致しない箇所について誤り設定を再び行い(ステップS14)、第5次文書15を作成する(ステップS15)。
〔6〕先行チェック者Bによる誤り設定のうち、後続チェック者Cによる修正箇所と一致しない箇所について誤り設定を再び行い(ステップS14)、第5次文書15を作成する(ステップS15)。
〔7〕後続チェック者Cは再び第5次文書15のチェックを行う。修正箇所がなくなったと判断すると、文書作成者Aが照合を行い(ステップS16)、先行チェック者Bによる誤り設定のうち後続チェック者Cにより修正箇所とされなかった誤り設定の内容を元に戻し(ステップS17)、最終修正文書としての第6次文書16を作成する(ステップS18)。
本発明によれば、修正箇所記録手段4と照合手段6のデータを用いて、チェック精度評価手段9によって各チェック者の評価を行うことができる。すなわち、いずれのチェックにおいても修正箇所の数をプラス評価とする。そして、後続チェック者Cが先行チェック者Bによる誤り設定のうち修正箇所としなかった箇所の数だけ後続チェック者Cをマイナス評価とし、後続チェック者Cが修正箇所とした箇所のうち先行チェック者Bが設定した誤り箇所でない箇所の数だけ先行チェック者Bをマイナス評価とする。
以下、具体的事例1について図3を参照しながら説明する。
なお、正解は、「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」とする。
(1)第1次文書:
「今日は快青で。朝からきのちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(2)先行チェック者による修正箇所:
快青→快晴
きのちがよい→気持ちがよい
(3)第2次文書:
「今日は快晴で。朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(4)先行チェック者による誤り設定:
快晴→快青
会社→下位社
(5)第3次文書:
「今日は快青で。朝から気持ちがよい。足取りも軽く、下位社に着いた。」
(6)後続チェック者による修正箇所
快青→快晴
で。→で、
(7)先行チェック者の誤り設定を除いた後続チェック者の修正箇所:
で。→で、
(8)第4次文書:
「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(9)第5次文書:
「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、下位社に着いた。」
(10)後続チェック者による更なる修正なし。誤り戻しを行う。
なお、正解は、「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」とする。
(1)第1次文書:
「今日は快青で。朝からきのちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(2)先行チェック者による修正箇所:
快青→快晴
きのちがよい→気持ちがよい
(3)第2次文書:
「今日は快晴で。朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(4)先行チェック者による誤り設定:
快晴→快青
会社→下位社
(5)第3次文書:
「今日は快青で。朝から気持ちがよい。足取りも軽く、下位社に着いた。」
(6)後続チェック者による修正箇所
快青→快晴
で。→で、
(7)先行チェック者の誤り設定を除いた後続チェック者の修正箇所:
で。→で、
(8)第4次文書:
「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(9)第5次文書:
「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、下位社に着いた。」
(10)後続チェック者による更なる修正なし。誤り戻しを行う。
(11)第6次文書:
「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(12)チェック者の評価
(A)先行チェック者評価(修正箇所2、後チェック修正箇所1) …+1
(B)後続チェック者評価(修正箇所2、見逃し箇所1) …+1
となる。
「今日は快晴で、朝から気持ちがよい。足取りも軽く、会社に着いた。」
(12)チェック者の評価
(A)先行チェック者評価(修正箇所2、後チェック修正箇所1) …+1
(B)後続チェック者評価(修正箇所2、見逃し箇所1) …+1
となる。
次に、具体的事例2について図4を参照しながら説明する。
チェックリスト:「い」、「ろ」、「は」、「に」、「ほ」、「へ」、「と」の各部品があれば○、なければ×を記入する。なお、正解は、『「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」○』とする。
(1)第1次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」○「ほ」 「へ」×「と」○
(2)先行チェック者による修正箇所:
「に」○→「に」×
「へ」×→「へ」○
(3)第2次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」 「へ」○「と」○
(4)先行チェック者による誤り設定:
「ろ」○→「ろ」×
「と」○→「と」
(5)第3次文書:
「い」○「ろ」×「は」○「に」×「ほ」 「へ」○「と」
(6)後続チェック者による修正箇所:
「ろ」○→「ろ」×
「ほ」 →「ほ」×
(7)先行チェック者の誤り設定を除いた後続チェック者の修正箇所:
「ほ」 →「ほ」×
(8)第4次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」○
(9)第5次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」
(10)後続チェック者による更なる修正なし。誤り戻しを行う。
チェックリスト:「い」、「ろ」、「は」、「に」、「ほ」、「へ」、「と」の各部品があれば○、なければ×を記入する。なお、正解は、『「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」○』とする。
(1)第1次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」○「ほ」 「へ」×「と」○
(2)先行チェック者による修正箇所:
「に」○→「に」×
「へ」×→「へ」○
(3)第2次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」 「へ」○「と」○
(4)先行チェック者による誤り設定:
「ろ」○→「ろ」×
「と」○→「と」
(5)第3次文書:
「い」○「ろ」×「は」○「に」×「ほ」 「へ」○「と」
(6)後続チェック者による修正箇所:
「ろ」○→「ろ」×
「ほ」 →「ほ」×
(7)先行チェック者の誤り設定を除いた後続チェック者の修正箇所:
「ほ」 →「ほ」×
(8)第4次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」○
(9)第5次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」
(10)後続チェック者による更なる修正なし。誤り戻しを行う。
(11)第6次文書:
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」○
(12)チェック者の評価
(A)先行チェック者評価(修正箇所2、後チェック修正箇所1) …+1
(B)後続チェック者評価(修正箇所2、見逃し箇所1) …+1
となる。
「い」○「ろ」○「は」○「に」×「ほ」×「へ」○「と」○
(12)チェック者の評価
(A)先行チェック者評価(修正箇所2、後チェック修正箇所1) …+1
(B)後続チェック者評価(修正箇所2、見逃し箇所1) …+1
となる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能であり、これらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明のチェック対象物を複数人により順次チェックする多重確認システムは、他のチェック者への依存をなくし、個々人のチェック能力を最大限に発揮させ、チェック対象物への全体的なチェック精度の向上を図り得る多重確認システムとして利用することができる。
1 作成文書
2 文書作成手段
3 文書修正手段
4 修正箇所記録手段
5 誤り設定手段
6 照合手段
7 誤り戻し手段
8 誤り再設定手段
9 チェック精度評価手段
10 パーソナルコンピュータ(PC)
11 第1次文書
12 第2次文書
13 第3次文書
14 第4次文書
15 第5次文書
16 第6次文書
2 文書作成手段
3 文書修正手段
4 修正箇所記録手段
5 誤り設定手段
6 照合手段
7 誤り戻し手段
8 誤り再設定手段
9 チェック精度評価手段
10 パーソナルコンピュータ(PC)
11 第1次文書
12 第2次文書
13 第3次文書
14 第4次文書
15 第5次文書
16 第6次文書
Claims (4)
- チェック対象物を複数人により順次チェックする多重確認システムにおいて、
(a)文書作成者により作成文書が作成される文書作成手段と、
(b)前記文書作成者により前記作成文書が修正される文書修正手段と、
(c)先行チェック者が前チェックを行った前記作成文書の修正箇所を記録するとともに、後続チェック者が後チェックを行った前記作成文書の修正箇所を記録する修正箇所記録手段と、
(d)前記先行チェック者が前記後続チェック者に向けて前記作成文書に誤りを設定する誤り設定手段と、
(e)前記文書作成者が前記先行チェック者による誤り設定と前記後チェックによる修正箇所記録とを照合する照合手段と、
(f)前記誤り設定の内容を元に戻す誤り戻し手段と、
(g)前記後続チェック者が修正箇所としなかった誤り設定箇所について再度誤りを設定する誤り再設定手段と、
(h)前記修正箇所記録手段と前記照合手段のデータによって、前記先行チェック者と前記後続チェック者のチェック精度の評価を行うチェック精度評価手段と、
を具備することを特徴とする多重確認システム。 - (a)文書作成者が第1次文書を作成し、
(b)先行チェック者が前記第1次文書の前チェックを行い、修正箇所を発見した場合は該修正箇所を記録し、
(c)該修正箇所の記録に基づいて前記文書作成者が前記第1次文書を修正して第2次文書を作成し、
(d)前記先行チェック者が修正箇所はなくなったと判断すると、誤りを複数設定して第3次文書を作成し、
(e)後続チェック者が前記第3次文書の後チェックを行い、修正箇所を発見した場合は該修正箇所を記録し、
(f)前記文書作成者が前記先行チェック者による誤り設定と前記後続チェック者による修正箇所記録とを照合して一致又は不一致を記録し、
(g)前記先行チェック者による誤り設定の内容を元に戻して前記第2次文書に戻し、誤り設定と一致しない前記後続チェック者の修正箇所を参照して前記第2次文書を修正して第4次文書を作成し、
(h)前記先行チェック者による誤り設定のうち、前記後続チェック者による修正箇所と一致しない箇所について誤り設定を再び行い第5次文書を作成し、
(i)前記後続チェック者は再びチェックを行い、
(j)修正箇所がなくなったと判断すると、前記文書作成者が照合を行い、前記先行チェック者による誤り設定のうち前記後続チェック者により修正箇所とされなかった誤り設定の内容を元に戻し、最終修正文書としての第6次文書を作成することを特徴とする多重確認システムによる多重確認方法。 - 請求項2記載の多重確認システムによる多重確認方法において、前記前チェック及び前記後チェックにおける修正箇所数を、各チェック者のプラス評価とすることを特徴とする多重確認システムによる多重確認方法。
- 請求項2記載の多重確認システムによる多重確認方法において、前記先行チェック者の設定した誤りのうち前記後続チェック者が修正箇所としなかった数を前記後続チェック者のマイナス評価とし、前記後続チェック者が修正箇所とした箇所のうち前記先行チェック者が修正箇所としなかった箇所の数を前記先行チェック者のマイナス評価とすることを特徴とする多重確認システムによる多重確認方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010170381A JP2012032917A (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | 多重確認システム及びそれによる多重確認方法 |
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JP2010170381A JP2012032917A (ja) | 2010-07-29 | 2010-07-29 | 多重確認システム及びそれによる多重確認方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015184564A (ja) * | 2014-03-25 | 2015-10-22 | 株式会社アドバンスト・メディア | 音声書起支援システム、サーバ、装置、方法及びプログラム |
-
2010
- 2010-07-29 JP JP2010170381A patent/JP2012032917A/ja not_active Withdrawn
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