JP2012029554A - 顧客建物の居住部分における光ファイバあるいはケーブルを配線するツール - Google Patents

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Abstract

【課題】所与の建物の目に見える支持表面に所望の径間(スパン)にわたって光ファイバあるいはケーブルを配線するツールを提供する。
【解決手段】ツールはハンドルがついたロッドを含み、配線されるべき一本のファイバあるいはケーブルを貯留するためにリールあるいはスプールがロッドに取り付けられる。ツールの使用中にスプールからファイバがほどかれるときに、ファイバに接着剤を供給するために接着剤被覆用組立品がロッドに固定され、ファイバを配線する塗布器がロッドの遠い方の端部に配される。ファイバが表面に接着するようにファイバを表面に押し付けながら所望の径間にわたって接着剤とともにファイバを配線するために、配線用の塗布器は、建物の支持表面にわたって移動する寸法とされ配置される。
【選択図】図1

Description

本発明は顧客建物において所望の径間(span)にわたる光ファイバあるいはケーブルの設置に関する。
本出願は、2010年7月20日に出願された米国仮特許出願第61/365,963号および同第61/365,970号、2010年8月9日に出願された同第61/371,828号、並びに2011年1月7日に出願された米国特許出願第12/986,990号についての優先権を主張し、参照のためにここに引用される。
米国特許第7,266,283号明細書(2007年9月4日)は、光ファイバの貯留および繰り出し装置について述べている。その特許された装置は、回転可能なスプールを内蔵するケースを含み、それには長短の光ファイバジャンパケーブルがスプールの対応する溝に巻かれている。ケーブルの両端はコネクタに結合されている。一方のジャンパケーブルは、ケーブルの一端において第一の接続を形成するためにケースからある長さ伸ばすことが出来る。次いで、他方のジャンパケーブルがケーブルの反対端で第二の接続を形成するためにスプールから手動でほどかれる。前記特許は、ジャンパケーブルが両端で接続されたら、ケースは取り外し可能に保持されるように磁気ストリップ(magnetic strip)によって接続箱の上に設置されてよい、と述べている(第5欄第32行目ないし第39行目参照)。
米国特許出願公開第2008/0187276号明細書(2008年8月7日)は、接着性の基材ストリップおよびそのストリップによって保持される少なくとも一本の光ファイバを含む柔軟な光ファイバテープについて開示している。前記特許によれば、前記ストリップはファイバに沿って屋内設備の壁、床、あるいは天井に接着されてよい。
米国特許出願公開第2008/0187276号明細書 米国特許7,266,283号明細書 米国特許7,235,608号明細書 米国特許5,296,535号明細書 米国特許4,719,264号明細書 米国特許4,639,395号明細書 米国特許4,575,525号明細書 米国特許4,322,472号明細書 米国特許3,988,495号明細書
知られている限りにおいて、施工者が、部屋あるいは事務所の壁、天井、あるいは他の目に見える構造体表面に、はしごを使うことなく表面からある距離離れたままで、光ファイバあるいはケーブルを配線できるツール、システム、あるいは技術は開示されていない。
本発明によれば、所与の建物の構造体表面の所望の径間(span)にわたって光ファイバあるいはケーブルを配線するツールは、ハンドルを有するロッドと、配線するためのファイバあるいはケーブルを貯留する、ロッドに取り付けられたリールあるいはスプールとを含む。ファイバが作業のためにスプールからほどかれるとき、ファイバに接着剤を供給するために接着剤塗布用組立品がロッドに固定され、ファイバ配線用塗布器がロッドの遠方端部に配される。配線用塗布器は、ファイバが表面に接着されるようにファイバを表面に押し付ける間に、所望の径間にわたってその上に接着剤でファイバを配線するために表面を移動するような寸法とされ配置される。
本発明のよりよい理解のために、以下の説明が付属の図面、および添付の請求の範囲とともに参照される。
本発明による光ファイバケーブル配線システムの第一の実施例を示す。 本発明の塗布ツールを含む光ファイバケーブル配線システムの第二の実施例を示す。 図2の塗布ツールで使われてもよい二つの光ファイバケーブル終端箱あるいは「ロゼット」の一つを示す。 光ファイバあるいはケーブル貯留用スプールの対応する側端のフランジ部に取り外し可能に固定された図3に示す二つの終端箱を描いている。 貯留用スプールから取り外された図4に示す終端箱の一つを示す。 露出した表面にファイバが配線され接着されるべき所望の経路の一端に固定される図5に示す終端箱を取り外した状態を示す。 塗布ツールを使って表面に配線されるファイバを示す。 経路の他端に配線されたファイバ、および経路の他端の表面に固定された他の終端箱、および貯留用スプールを示す。 ケーブル終端箱あるいはロゼットがオプションで取り付けられた光ファイバ、あるいはケーブル貯留用スプールを支持するマウントを含む図2に示される塗布ツールを示す。
本発明のシステムは、光ファイバあるいはケーブルを限られた数のハードウエアを用い、ほとんど形が見えないように所与の建物の居住部に関連する構造体表面(例えば、壁、あるいは天井)に沿って配線することを可能にする。特に明記しない限り、ここでは用語「光ファイバ」と「ケーブル」とは一本以上の光ファイバを意味するために言い換えて使われ、そのそれぞれは保護のために外側のケーブル外皮によって包まれる、あるいは包まれなくてもよい。さらに、ここで使われるように、用語「構造体表面」は、顧客の建物の所与の居住部(例えば、部屋あるいは事務所)に関連する壁、天井、あるいは床の目に見える、あるいは露出した表面を指して言う。
図1の手持ちツールガン装置10は、一般的には、従来の機械式あるいは電気を動力とするコーキングガンと同じあるいは類似する構造を有する。また、装置10は、光ファイバあるいはケーブル14が巻かれるリールあるいはスプール12を含む。スプール12は、ガン装置10の手前側の引き金端の近くに取り付けられ、ユーザの建物の壁、天井、あるいは他の構造体表面上を装置によって配線されている間に、ファイバ14をスプールから繰り出す。ファイバ14の反対側の端部は、終端されない、あるいは特定のコネクタによりその一端あるいは両端で終端されてもよい。コーキング材あるいは接着剤が入っている取替え可能なカートリッジ16はガン装置10に挿入するように配置される。作業のためにカートリッジ16が装置に挿入されるとき、カートリッジ16はガン装置10の遠方の端部から突き出す塗布先18を有する。
スプール12は、スプールの一方の側面に着脱可能に取り付けられた光終端ユニットあるいは箱(「ロゼット」としても知られる)を備えてもよい。図5乃至9の実施例にあるロゼット208が取り付けられたファイバ貯留スプール202を参照のこと。そのような配置で、スプール12およびロゼットは、ガン装置10に取り付けられた架台あるいは台の上あるいは内部に取り付けられてよく、ファイバ14が所望の径間上に装置10によって配線されている間に、ファイバ14がスプール12から繰り出され、あるいはほどける。
ファイバ14は、例えば、250μmの光ファイバ裸線、900μmのタイトバッファファイバ、あるいは、アラミドヤーンおよび外側の外皮で覆われた900μmのバッファファイバで構成されるコードからなってもよい。スプール12は、ガン装置10に容易に取り付けるように、および、巻かれたファイバ14が使い尽くされるときや異なるタイプのファイバあるいはケーブルを含む他のスプールが必要なときにすばやく取り外せるように、公知の方法により構成され配置されてよい。ファイバ14がスプール12から塗布先18の方にほどけるときにファイバ14を導くために、好ましくは、一つ以上のリングあるいはループ20が、カートリッジ16または装置本体の他の部分の長さ方向に沿って間隔をおいて固定される。
ガン装置10の使用中、装置のカートリッジ16からコーキング材あるいは接着剤22とともに、ファイバ14が、所望の径間にわたって構造体表面の上に配されるようにほどける、あるいは繰り出される。塗布先18および案内リング20は、接着剤22がファイバ14の上に流れてファイバを表面に留め、同時にファイバの歪を開放するような寸法とされ配置される。
カートリッジ16は、商業的に入手可能なシリコンあるいはアクリルベースのコーキング材を包含し調合(dispense)してよい。構造体表面(例えば、表面がリビングルームの天井あるいは石膏ボードの壁)の下にファイバあるいはケーブル14を隠す必要があれば、その場で表面に溝あるいは細長いくぼみを形成するために、ガン装置10の先端部分にカッターの刃を取り付けてもよい。これにより、塗布先18からコーキング剤あるいは接着剤22がファイバの上に塗布される前に、カットした細長いくぼみの中にファイバ14を収めることを可能にする。
代替として、ファイバ14にドライな接着剤をあらかじめ塗布してもよく、カートリッジ16は、ファイバがカートリッジの塗布先18の近くを通過するときにファイバ上の接着剤を活性化させるために、水あるいは他の液状物質を調合(dispense)するように配することが可能である。荒い表面上に配線するために、ファイバ14は、接着剤が浸み込み、液体がフォーム層の外側表面に塗布されるときに活性化する外側フォーム層を含んでもよい。液体によって活性化される接着剤は、例えば、米国特許第7,235,608号明細書(2007年6月26日)、同第5,296,535号明細書(1994年3月22日)、同第4,719,264号明細書(1988年1月12日)、同第4,639,395号明細書(1987年1月27日)、同第4,575,525号明細書(1986年3月11日)、同第4,322,472号明細書(1982年3月30日)、および同第3,988,495号明細書(1976年10月26日)に開示され、それらのすべての関連部分が参照のために引用される。
図2は本発明の第二の実施例を示す。図2において、一般的に、塗布ツール50は従来の釣竿と同じあるいは類似して構成される。一本のファイバがスプールに巻かれているリールあるいはスプール52は、ツール50の手前側のハンドル端部の近くの取り付け部53に配置される。取り付け部53は、図9の取り付け部228と同一あるいは類似するものであってよく、ファイバが所望の径間にわたってツール50によって配線されている間に、ファイバ54がスプール52からほどける、あるいは繰り出される。ファイバ54の反対側の端部は、終端されない、あるいは特定のコネクタにより一端あるいは両端で終端されてよい。
図2のツール50の利点は、施工者が、はしごを使用、あるいはさらに助手、あるいは人を必要とせずに、離れた場所に立って、高い天井あるいは他の場所に沿ってスプールに巻かれたファイバ54を配線することを可能にすることである。ファイバがスプール52からほどかれるときにツール50の遠方の端部57に向けてファイバ54を安全に案内するために、好ましくは一つ以上のリング、ループ、管、溝、あるいは同等の案内要素62がツール50のロッドの長さ方向に沿って固定される。
関連する接着剤塗布管あるいは通路58および接着剤カートリッジ60を含む接着剤被覆用組立品56が、スプール52の下流側で塗布具50に取り付けられる。ファイバ54は、スプール52から離れた後、通路58を通り抜けるように案内される。組立品56は、ファイバ54が通路を通って移動するときに、所定量の接着性物質をカートリッジ60から通路58の内側に供給するように作用し、接着剤の薄い被覆がファイバ54の外側表面に塗布される。
代替として、図1の実施例に関連して上に述べられたように、ファイバ54はドライな接着剤であらかじめ塗布されてもよく、組立品56は、ファイバが塗布器通路58移動するときに、ファイバ上の被覆を活性化させるために所定量の水あるいは他の液状物質を供給するように組立品56を構成してもよい。ドライ接着剤の処方は、活性化されたときにファイバ54の外側表面とファイバが配線される構造体表面との間で十分な接着を達成するように選択されるべきである。また、ドライ接着剤は、例えばPVC、ナイロン、ウレタン、アクリル、あるいは、その他、ファイバ上にすでにある被覆と作用するように処方されてもよい。すべてのプロセスの支援は、構造体表面、あるいはファイバが隠される細長いくぼみあるいは溝内へのファイバの接着を最適化するように選択されるべきである。
被覆されたファイバ54を構造体表面に正確に施工者が位置決めすることを助け、ファイバが所望の径間にわたって表面に適切に接合するように表面に対してファイバを押し付けるために、好ましくは、塗布ツール50はツールの遠方の端部57に配される小さな車輪、ローラ、あるいは他のファイバ配線塗布具64を有する。さらに、施工者がツールを表面からある距離離して保持し且つ立って構造体表面の所望の径間にわたりファイバを配線できるように、ハンドルと遠方の端部57との間のツール50の部分は、短縮あるいは伸張可能に作られてよい。一般的に使われている外角コーナーガイドを用いてファイバ54に対して所望の、例えば7mmの最小曲げ半径が保持されてよい。
本発明の第三の実施例に従うと、従来の接着剤転写テープ供給器に、接着剤テープの供給を含むリールあるいはスプールが載せられる。テープがスプールに巻かれる前に、テープのいずれかの側にテープの長さ方向に沿って光ファイバあるいはケーブルが接着される。代替として、供給器はふたつの異なるスプールから別々かつ同時に接着テープとファイバを繰り出すように構成され配置されてもよい。そして、テープが表面に接着されるときにテープがファイバの上に重なるように、構造体表面近くでお互いに近づくようにテープとファイバがスプールから案内されてよい。例えば3M(登録商標)社のモデルATG−700、−714、あるいは−752、あるいはULINE(登録商標)のモデルH−1221などの複式スプールテープディスペンサが現在入手可能で、既知の方法によって修正されてよい。
いずれの配置も、テープおよび下側のファイバがディスペンサによって壁、天井、あるいは他の構造体表面に張られると、ファイバは、家庭あるいは事務所の環境に配線された後、ファイバを安全に取り外すことを妨げるコーキングあるいは接着物質に埋め込まれないという利点を有する。接着剤テープのグレードは、ファイバ設置に求められる耐久度に応じて選択されてよい。
図3乃至9はファイバあるいはケーブル配線システム200を示し、図2の塗布ツール50は、例えば約75から100フィートの光ファイバあるいはケーブル204、およびそれぞれがスプール202の対応する側壁あるいはフランジ202a、202bに着脱可能に固定される一対の光終端ユニットあるいは箱206、208(時には「ロゼット」と呼ばれる)を含むファイバ貯留スプール202とともに作動するように適合されてよい。ファイバあるいはケーブル204は、例えば、単心の900μmファイバ、1.2mmコード、あるいは光ファイバ束、あるいはリボンからなり、これに限らないが、ケーブルの一端あるいは両端に付けられるSC、LC、あるいはMPO型などのコネクタを有してよい。代表的な用途に対して、OFS Fitel,LLCから入手可能なEZ−Bendなどのファイバが好ましい。EZ−Bendは、家庭あるいは集合住宅(MDU)において銅線のような設置を許容できる超曲げ不感受性ファイバである。ファイバは、5mmあるいはそれ以下の半径での一回転曲げに対して、1550nmにおいて0.1dB(標準的には0.06dB)よりも小さいマクロ曲げ損失を示す。
光終端箱206、208は、例えばOFS Fitel,LLCのJ424型あるいはJ418型などの商業的に入手可能なユニットであってよい。終端箱206、208のひとつが上面のカバー板212を外した状態で図3に示されている。それぞれの箱は、一般にPVCなどのプラスチック材料で成型され、図3に示すように標準的な光コネクタアダプタ214を含む。例えば、入来するプロバイダあるいはドロップケーブル、またはセットトップボックス、通信モデム等のユーザ側の装置へのケーブルの一端の結合コネクタとの接続のために、アダプタ214の遠方の端部が箱の外側からアクセスできるように、アダプタ214が箱の中に取り付けられる。スプールに巻かれたファイバ204の対応する端部を終端するコネクタ220と接続するために、アダプタ214の手前側の端部218に箱206の内部でアクセスできる。図3に見られるように、ファイバ204の端部が下部の小部屋あるいは箱206の他の領域に入り、最小曲げ半径を維持し、ファイバの歪を開放するために円形経路の一部あるいは全周にわたって案内されてよい。
ファイバ貯留用スプール202および終端箱あるいはロゼット206、208は、施工者が以下のことだけを実行すればよいように、工場環境で作られ、組み立てられてよい。
1.ファイバ貯留用スプール202から終端箱(例えば、箱206)の一つを外し、ファイバ204が構造体表面230に配線されるべき径間224の一端あるいはその近傍の第一の場所に(ねじ、あるいは他の固定具により)箱を取り付ける。図6および8を参照のこと。
2.塗布ツール50の対応する取り付け部あるいは受け台228の中に取り付けられたファイバ貯留用スプール202を他の終端箱208に載せる。図9を参照のこと。好ましくは、取り付け部228は、ファイバ204がスプールからほどかれるときに箱208とスプール202が共通のスプール軸の周りを回転できるように公知の方法で組み立てられる。代替として、かつ、一般的なスピニング型釣竿の構造と同じように、取り付け部228は、スプール202および箱208を固定位置に保持し、配線中にファイバがスプールから出て行くときにスプール軸の周りに回転するようにファイバ204を案内するように配置してもよい。
3.塗布ツール50を用いて構造体表面230の所望の経路224にわたってファイバ204を配線する。図7および8を参照のこと。
4.他の終端箱208および残りのファイバ204を含む貯留用スプール202を塗布ツール取り付け部228から取り外し、ファイバが表面230に配線された径間224の反対側の端部あるいはその近傍の第二の場所に箱およびスプールを添える(または取り付ける)。図8を参照のこと。
ここに開示されるように、限られた量の機材を用い、かつ表面に見苦しいマークをつけることを避けるための最小のフォームファクタで、光ファイバあるいはケーブルが居室あるいは事務所の構造体表面の所望の径間に配線される。適切な接着剤を選択することにより、ファイバは住宅および商業用居住部に一般的に見られるほとんどの表面、つまり壁紙、石膏ボード、塗装された表面、およびセメント、石、および大理石のような、より耐久性のある表面の内部に接着あるいは隠すことが出来る。
これまでに述べたことは本発明の好ましい実施例を示しているが、本発明の精神、および範囲から逸脱することなく、いろいろな修正および変形がなされてよく、かつ本発明は以下の請求の範囲内であるすべての修正、および変形を含むことが当業者には理解されるであろう。
10 ガン装置
12、52、202 リール、あるいはスプール
14、54、204 光ファイバ、あるいはケーブル
16、60 カートリッジ
18 塗布先(チップ)
20 案内リングあるいはループ
22 コーキング剤あるいは接着剤
50 塗布ツール
53、228 取り付け部
56 接着時被覆用組立品
57、216 遠方側の端部
58 通路
62 案内要素
64 塗布具
200 配線システム
202 ファイバ貯留用スプール
202a、202b スプールフランジ
206、208 光終端ユニット(箱)あるいはロゼット
212 カバー板
214 光コネクタアダプタ
218 手前側の端部
220 コネクタ
224 径間(スパン)
230 構造体表面

Claims (10)

  1. 所与の建物において構造体表面(230)の所望の径間(224)にわたって光ファイバあるいはケーブル(54、204)を配線するツール(50)であって、
    手前側端部にハンドルを有するロッドと、
    配線されるべき光ファイバあるいはケーブル(54、204)を貯留する、前記ロッドに取り付けられたリールあるいはスプール(52、202)とを備え、前記スプールは、前記ファイバが前記所望の径間(224)にわたって配線されるときに前記貯留されたファイバが繰り出されあるいはほどかれるように配置され、さらに、
    前記ファイバが前記スプールからほどかれるときに、前記ファイバに接着剤を供給する接着剤被覆用組立品(56)と、
    前記ロッドの遠方端に配されるファイバ配線用塗布器(64)とを備え、前記塗布器は、表面(230)にわたって移動し、前記ファイバが前記表面に接着するように前記ファイバを前記表面に押し付けながら前記所望の径間にわたって前記接着剤とともに前記ファイバを配線するような寸法とされ配置される、ツール。
  2. 前記接着剤被覆用組立品(56)が接着剤塗布通路(58)を含み、前記ファイバが前記通路を経て移動するように案内されるときに前記ファイバに塗布する所定量の接着物質を前記通路に供給するように前記組立品が構成され配置される、請求項1に記載のツール。
  3. 所与の建物の構造体表面(230)に所望の径間(224)の光ファイバあるいはケーブル(54、204)を配線するシステムであって、
    配線されるべき光ファイバあるいはケーブル(54、204)を貯留するファイバ貯留用スプール(202)を含むファイバ貯留用スプール組立品を備え、前記貯留用スプール組立品は、前記ファイバ貯留用スプールに固定するように配置される第一の光終端箱(206)を含み、前記終端箱(206)は、前記貯留用スプール(202)上に前記ファイバ(204)の第一の端部への接続のための手前側端部と、屋外ファイバあるいはケーブルとの接続のための遠方側端部とを有する光コネクタアダプタ(214)を有し、さらに、
    光ファイバあるいはケーブル配線用ツール(50)を備え、前記光ファイバあるいはケーブル配線用ツール(50)は、
    手前側端部に前記ハンドルを有するロッドと、
    前記貯留用スプールに固定されるときに前記ファイバ貯留用スプール(202)と前記光終端箱(206)とを受け止め、かつ、前記ファイバ(204)が前記スプールからほどかれるあるいは繰り出されるときに前記貯留用スプールおよび前記終端箱を支える、前記ロッドに取り付けられた取り付け台(228)と、
    前記ファイバが前記スプールからほどかれるときに、前記ファイバに接着剤を供給する接着剤被覆用組立品(56)と、
    前記ロッドの遠方端に配されるファイバ配線用塗布器(64)とを含み、前記塗布器は、表面(230)にわたって移動し、前記ファイバが前記表面に接着するように前記ファイバを前記表面に押し付けながら前記所望の径間(224)にわたって前記接着剤とともに前記ファイバを配線するような寸法とされ配置される、システム。
  4. 前記接着剤被覆用組立品(56)が接着剤塗布通路(58)を含み、前記ファイバが前記通路を経て移動するように案内されるときに前記ファイバに塗布する所定量の接着物質を前記通路に供給するように、前記組立品が構成され配置される、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記貯留用スプール組立品の前記第一の光終端箱(206)が、前記ファイバが前記構造体表面(230)上に配線される前記径間(224)の一端あるいはその近傍の第一の位置に固定されるように構成され配置される、請求項3に記載のシステム。
  6. 前記ファイバ貯留用スプール組立品は、前記ファイバの第一の端部の反対側の前記貯留用スプール(202)上に前記ファイバ(204)の第二の端部への接続のための手前側端部と、屋外ファイバあるいはケーブルとの接続のための遠方側端部とを有する前記光コネクタアダプタ(214)を有する第二の終端箱(208)を含む、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記第二の光終端箱(208)が、前記ファイバが前記構造体表面(230)上に配線される前記径間(224)の反対側の端部あるいはその近傍の第二の位置に固定されるように構成され配置される、請求項6に記載のシステム。
  8. ファイバ貯留用スプール組立品であって、
    構造体表面(230)の所望の径間(224)にわたって配線されるべき光ファイバあるいはケーブル(204)を貯留するファイバ貯留用スプール(202)と、
    前記貯留用スプール(202)上の前記ファイバ(204)の対応する端部への接続のための手前側端部と、屋外ファイバあるいはケーブルとの接続のための遠方側端部とを有する前記コネクタアダプタ(214)をそれぞれ有する第一および第二の終端箱(206、208)とを備え、
    前記終端箱(206、208)の一つあるいは両方が、前記ファイバ貯留用スプール(202)の対応する側面に取り外し可能に固定されるように構成され配置される、ファイバ貯留用スプール組立品。
  9. 前記第一の光終端箱(206)が、前記ファイバが表面(230)上に配線される径間(224)の一端あるいはその近傍の第一の位置に固定されるように構成され配置される、請求項8に記載の組立品。
  10. 前記第二の光終端箱(208)と前記ファイバ貯留用スプール(202)とが、前記ファイバが表面(230)上に配線される前記径間(224)の反対側端部あるいはその近傍の第二の位置に固定されるように構成され配置される、請求項8に記載の組立品。
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