JP2012004941A - Video reproduction device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、例えば映像監視システムにおいてカメラにより撮影された映像を再生する映像再生装置に関するものである。 The present invention relates to a video playback apparatus that plays back video shot by a camera in a video monitoring system, for example.
映像監視システムにおいては、監視対象エリア内の複数の監視地点、もしくは監視対象物に対して複数のアングルで監視を行うため、一般的に複数のカメラを用いている。各カメラは撮影した映像をデジタル信号に変換して映像再生装置に出力する。映像再生装置では、各カメラから入力した映像を記録し、記録した映像またはリアルタイムの映像を、監視者からの指示にしたがって再生してモニタに表示する。監視者はモニタに表示される映像を確認することで監視を行う。
映像再生装置は、映像をモニタに表示する際、例えば、表示する映像を所定時間毎に切り替えて順番に表示する方法や、１画面を分割した複数の表示領域毎に異なる映像を表示することで複数の映像を同時に表示する方法を用いており、各映像を最初（撮影開始時刻）から再生する。
一方、映像再生装置において監視者が映像を確認する際、確認時間を短縮するため、一般的に早送り再生が行われる。映像再生装置は、監視者からの指示にしたがい、映像データのフレームを間引きすることで早送り再生を行い、再生時間を短縮できるよう構成されている（例えば５フレーム毎秒で撮影された映像データにおいて３０フレームおきに表示する場合、６秒間隔で表示される）。
また、映像再生装置において、監視者による映像の確認時間を、早送り以外の方法で短縮する構成が開示されている（例えば特許文献１）。特許文献１の映像再生装置によれば、検出センサ、画像処理の演算を行うハードウエア（ＣＰＵ（Ｃｅｎｔｒａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ Ｕｎｉｔ）、ＤＳＰ（Ｄｉｇｉｔａｌ Ｓｉｇｎａｌ Ｐｒｏｃｅｓｓｏｒ）、メモリ等) 、画像処理を行うソフトウエア等の検出手段により異常発生を検出して検出情報を記録し、記録した検出情報に基づき異常が検知された時刻の映像を所定時間表示するよう構成されている。
In a video monitoring system, a plurality of cameras are generally used to monitor a plurality of monitoring points in a monitoring target area or a monitoring target at a plurality of angles. Each camera converts the captured video into a digital signal and outputs it to a video playback device. In the video playback device, video input from each camera is recorded, and the recorded video or real-time video is played back and displayed on the monitor in accordance with an instruction from the supervisor. The monitor performs monitoring by confirming the video displayed on the monitor.
When displaying a video on a monitor, the video playback device, for example, switches the video to be displayed every predetermined time and displays the video in sequence, or displays different video for each of a plurality of display areas divided into one screen. A method of simultaneously displaying a plurality of videos is used, and each video is played back from the beginning (shooting start time).
On the other hand, when the supervisor confirms the video in the video playback device, generally fast-forward playback is performed in order to shorten the confirmation time. The video playback device is configured to perform fast-forward playback by thinning out frames of video data in accordance with instructions from the supervisor, and to shorten the playback time (for example, 30 video data shot at 5 frames per second). When displaying every other frame, it is displayed every 6 seconds).
In addition, in the video playback device, a configuration is disclosed in which the video confirmation time by the supervisor is shortened by a method other than fast-forwarding (for example, Patent Document 1). According to the video reproduction apparatus disclosed in
上述した映像再生装置において、監視者が異常発生時刻の映像を表示させるため、複数の映像を１つずつ再生表示させて映像毎に重点的に確認する場合がある。その際、早送り再生を行う映像再生装置は、間引きしたフレームに異常発生した映像が含まれている場合、異常が発生した映像を表示できないという問題があった。
また、異常発生を検知する映像再生装置は、検出手段に故障が発生した場合や検出感度などの設定条件により、検出したい対象物もしくはレベルが検出できず、異常が発生した映像を表示できないという問題があった。
その結果、従来の映像再生装置では、監視者が映像データごとに重点的に確認する際、映像の確認時間を短縮すると、監視者による映像の確認漏れが発生するという課題があった。
In the video playback apparatus described above, in order for the monitor to display video at the time of occurrence of the abnormality, there are cases where a plurality of videos are played back and displayed one by one and focused on each video. At this time, a video playback apparatus that performs fast-forward playback has a problem that an abnormal video cannot be displayed if the thinned frame includes a video with an error.
In addition, video playback devices that detect the occurrence of abnormalities cannot detect the target object or level to be detected due to a failure in the detection means or due to setting conditions such as detection sensitivity, and cannot display an abnormal video. was there.
As a result, in the conventional video reproduction device, when the supervisor focuses on each video data, if the video confirmation time is shortened, there is a problem that the video is not confirmed by the supervisor.
この発明は、上述した課題を解決するためになされたもので、監視者が映像データごとに重点的に確認する際、映像の確認時間を短縮するとともに確認漏れを抑制する映像再生装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problems, and provides a video reproduction device that shortens the video confirmation time and suppresses omission of confirmation when a supervisor focuses on each video data. For the purpose.
この発明に係る映像再生装置は、映像データを時間軸上で分割し、分割されたそれぞれの映像データの再生開始時刻を示す分割再生情報を生成する分割再生情報生成手段と、分割再生情報生成手段で生成された分割再生情報を用いて、それぞれの映像データを再生開始時刻から同時に再生する再生手段と、再生手段で再生されたそれぞれの映像データを表示装置に分割表示させる映像表示手段とを備えている。 A video playback apparatus according to the present invention splits video data on a time axis, split playback information generating means for generating split playback information indicating playback start time of each split video data, and split playback information generating means Using the divided reproduction information generated in the above, reproduction means for simultaneously reproducing each video data from the reproduction start time, and video display means for dividing and displaying each video data reproduced by the reproduction means on the display device ing.
この発明に係る映像再生装置によれば、上記のように構成したので、映像データのフレームを間引きすることなく、映像データの再生時間を短縮することができる。その結果、映像再生装置は、監視者が映像データごとに重点的に確認する際、映像データの確認時間を短縮するとともに確認漏れを抑制できる。 According to the video reproduction apparatus according to the present invention, since it is configured as described above, the reproduction time of the video data can be shortened without thinning out the frames of the video data. As a result, the video reproduction apparatus can shorten the confirmation time of the video data and suppress omission of confirmation when the supervisor mainly confirms each video data.
以下、この発明の実施の形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態１．
図１は、この発明の実施の形態１の映像再生装置の構成と映像再生装置からの映像を表示する表示装置を示している。映像再生装置１０１は、複数の映像データを入力して記録し、入力した映像データまたは記憶した映像データを再生して、映像をモニタ（表示装置）１２０に表示させるよう構成されている。ここで、映像再生装置１０１における映像データは、図示しないカメラにより撮影されデジタル信号に変換されて圧縮符号化されたデータであり、例えば、圧縮符号化される際、静止画であればＩＳＯ（国際標準化機構）／ＩＥＣ（国際電気標準会議）で規格化されているＪＰＥＧ（Ｊｏｉｎｔ Ｐｈｏｔｏｇｒａｐｈｉｃ Ｃｏｄｉｎｇ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ）、動画であればＩＴＵ−Ｔ（Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｕｎｉｏｎ Ｔｅｌｅｃｏｍｍｕｎｉｃａｔｉｏｎ Ｓｔａｎｄａｒｄｉｚａｔｉｏｎ Ｓｅｃｔｏｒ）にて規格化されているＨ．２６４やＩＳＯ／ＩＥＣのＭＰＥＧ（Ｍｏｖｉｎｇ Ｐｉｃｔｕｒｅ Ｅｘｐｅｒｔｓ Ｇｒｏｕｐ)で規格化されているＭＰＥＧ−４等の圧縮符号化方式が用いられて圧縮符号化されている。
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 shows a configuration of a video reproduction device according to
映像再生装置１０１は、映像表示手段１０２、再生手段１０３、記録手段１０４、分割再生情報生成手段１１０を備えている。映像表示手段１０２は、映像データを入力して映像に変換し、少なくとも２つ以上の映像を合成してモニタ１２０の１画面に同時に分割表示させるよう機能し、例えば複数の分割表示映像１０５ａ，１０５ｂ，１０５ｃ，１０５ｄを合成して、モニタ１２０の画面を４つに分割するような表示映像１０５の映像信号を生成する。
The
再生手段１０３は、分割再生情報生成手段１１０で生成された分割再生情報を用いて記録手段１０４から仮想的に分割された映像データをそれぞれ抽出し、抽出した映像データの圧縮符号化方式に対応した復号処理を行って分割された映像データを同時に再生するよう機能する。なお、再生手段１０３の実現手段はハードウェアでもソフトウェアでもかまわない。
The
記録手段１０４は、図示しない複数のカメラによりそれぞれ撮影された複数の映像を入力し、撮影時刻を含む映像データ１０６，１０７，１０８，１０９，・・・として記録している。記録手段１０４は、例えばカメラ１で撮影された映像データ１０６、カメラ２で撮影された映像データ１０７、カメラ３で撮影された映像データ１０８、カメラ４で撮影された映像データ１０９、・・・を記憶しており、映像再生装置１０１に接続されたカメラの台数分の映像データが記録される。なお、以降の説明では、記録手段１０４が動画の映像データ１０６〜１０９のみを記録しているものとして説明する。
The recording means 104 inputs a plurality of videos respectively shot by a plurality of cameras (not shown) and records them as
分割再生情報生成手段１１０は、監視者によって与えられた情報を用いて映像データを時間軸上で仮想的に分割し、分割されたそれぞれの映像データの再生開始時刻を示す分割再生情報を生成するよう機能する。分割再生情報の再生開始時刻は、例えば仮想分割後の映像データの分割位置を示しており、例えば監視者によって与えられた映像データ選択情報、年月日情報、再生開始時刻情報、再生終了時刻情報、分割表示数情報に基づき生成される。分割再生情報の一具体例については後述する。
The divided reproduction
次に、実施の形態１の映像再生装置１０１において、監視者によって与えられる情報について説明する。図２は、映像再生装置１０１における記録画像再生設定画面２０１の一例を示している。映像再生装置１０１は、監視者からの指示にしたがって、図２に示すような記録画像再生設定画面２０１を生成し、モニタ１２０へ表示する。
Next, information given by the supervisor in the
記録画像再生設定画面２０１は、映像データ選択入力部２０２ａ、年月日入力部２０３ａ、開始時刻入力部２０４ａ、終了時刻入力部２０５ａ、分割表示数入力部２０６ａで構成されており、監視者が図示しないキーボードやタッチパネル等のヒューマンインタフェースを用いて上記各入力部に対応する情報（映像データ選択情報２０２、年月日情報２０３、開始時刻情報２０４、終了時刻情報２０５、分割表示数情報２０６）を入力するための画面である。
The recorded image
映像データ選択入力部２０２ａは、映像データ選択情報２０２として、例えば再生したい映像を撮影したカメラの番号が入力され、図２においてはカメラ「１」が入力されている。年月日入力部２０３ａは、再生したい映像の撮影年月日を示す年月日情報２０３が入力され、図２においては「２０１０」年「２」月「３」日が入力されている。開始時刻入力部２０４ａは、再生開始する映像の撮影時刻を示す開始時刻情報２０４が入力され、図２においては「２１」：「３０」が入力されている。終了時刻入力部２０５ａは、再生終了する映像の撮影時刻を示す終了時刻情報２０５が入力され、図２においては「２３」：「３０」が入力されている。分割表示数入力部２０６ａは、モニタ１２０に分割表示させる際の分割数を示す分割表示数情報２０６を入力するための表示であり、図２においては「４」分割が入力されている。
The video data
なお、図２に示す記録画像再生設定画面２０１は一例であり、図２に示す記録画像再生設定画面２０１以外の画面構成であってもよい。
The recorded image
次に、実施の形態１における映像再生装置１０１の動作について説明する。まず、分割再生情報を生成する動作について説明する。図３のフローチャートは、分割再生情報生成手段１１０の動作を示している。ここでは、上述した図２に示す情報が入力されたものとして説明する。
Next, the operation of the
分割再生情報生成手段１１０は、監視者から図示しないヒューマンインタフェースを介して映像データの再生指示を受けると、記録画像再生設定画面２０１を生成して再生手段１０３と映像表示手段１０２を介してモニタ１２０に表示する。分割再生情報生成手段１１０は、上述した図２に示す映像データ選択情報２０２、年月日情報２０３、開始時刻情報２０４、終了時刻情報２０５、分割表示数情報２０６を入力すると（開始）、映像データ選択情報２０２として入力されたカメラ番号「１」を映像データ１０６の識別情報（映像データ識別情報）として設定する（ステップＳＴ１０１）。
When the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０１において映像データ１０６の識別情報を設定すると、続いて、年月日情報２０３として入力された「２０１０」年「２」月「３」日と開始時刻情報２０４として入力された「２１」：「３０」に基づき、「２０１０年２月３日２１時３０分」を再生開始時刻Ｔｓとして設定する（ステップＳＴ１０２）。
When the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０２において再生開始時刻Ｔｓを設定すると、続いて、年月日情報２０３として入力された「２０１０」年「２」月「３」日と終了時刻情報２０５として入力された「２３」：「３０」に基づき、「２０１０年２月３日２３時３０分」を再生終了時刻Ｔｅとして設定する（ステップＳＴ１０３）。
When the reproduction start time Ts is set in step ST102, the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０３において再生終了時刻Ｔｅを設定すると、再生開始時刻Ｔｓと再生終了時刻Ｔｅに基づき、再生終了時刻Ｔｅ「２０１０年２月３日２３時３０分」から再生開始時刻Ｔｓ「２０１０年２月３日２１時３０分」を差し引いて映像データ１０６の再生時間ｔ＝１２０分（ｔ＝Ｔｅ−Ｔｓ）を算出する（ステップＳＴ１０４）。
When the playback end time Te is set in step ST103, the split playback
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０４において映像データ１０６の再生時間ｔ＝１２０分を算出すると、続いて、分割表示数情報２０６として入力した「４」を分割表示数Ｎとして設定するとともに、分割画面番号ｎ＝１，２，３，４（ｎ＝１，２，・・・，Ｎ）を設定する（ステップＳＴ１０５）。
The division reproduction information generation means 110 calculates the reproduction time t = 120 minutes of the
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０５において分割表示数Ｎ＝４を設定すると、映像データ１０６の再生時間ｔ＝１２０分を分割表示数Ｎ＝４で割って分割再生時間ｔｄ＝３０分（ｔｄ＝ｔ／Ｎ）を算出する（ステップＳＴ１０６）。
When the divided display number N = 4 is set in step ST105, the divided reproduction information generating means 110 divides the reproduction time t = 120 minutes of the
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０６において分割再生時間ｔｄ＝３０分を算出すると、再生開始時刻Ｔｓ＝「２０１０年２月３日２１時３０分」、分割再生時間ｔｄ＝３０分、分割画面番号ｎ＝１，２，３，４に基づき、映像データ１０６を時間軸で仮想的に分割するための再生開始時刻Ｔｎｓ（Ｔｎｓ＝Ｔｓ＋ｔｄ×（ｎ−１））を算出する（ステップＳＴ１０７）。分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０７において、例えば再生開始時刻Ｔ１ｓ＝「２０１０年２月３日２１時３０分」、再生開始時刻Ｔ２ｓ＝「２０１０年２月３日２２時００分」、再生開始時刻Ｔ３ｓ＝「２０１０年２月３日２２時３０分」、再生開始時刻Ｔ４ｓ＝「２０１０年２月３日２３時００分」を算出する。
When the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ１０１において設定した映像データ１０６の識別情報としてのカメラ番号「１」とステップＳＴ１０７において算出した再生開始時刻Ｔ１ｓ＝「２０１０年２月３日２１時３０分」，Ｔ２ｓ＝「２０１０年２月３日２２時００分」，Ｔ３ｓ＝「２０１０年２月３日２２時３０分」，Ｔ４ｓ＝「２０１０年２月３日２３時００分」を分割再生情報として生成する（終了）。
The divided reproduction information generating means 110 uses the camera number “1” as the identification information of the
次に、映像データを再生する動作について説明する。図４のフローチャートは映像データを再生する動作を示している。映像再生装置１０１は、監視者から図示しないヒューマンインタフェースを介して映像データの再生指示を受けると、映像データの再生を開始する（開始）。
Next, an operation for reproducing video data will be described. The flowchart of FIG. 4 shows an operation for reproducing video data. When receiving a video data playback instruction from the supervisor via a human interface (not shown), the
分割再生情報生成手段１１０は、上述した図３のステップＳＴ１０１〜ステップＳＴ１０７で説明したように分割再生情報を生成する（ステップＳＴ２０１）。再生手段１０３は、分割再生情報生成手段１１０のステップＳＴ２０１において分割再生情報が生成されると、分割再生情報に含まれるカメラ番号「１」（映像データ識別情報）と再生開始時刻Ｔｎｓ（Ｔ１ｓ＝「２０１０年２月３日２１時３０分」，Ｔ２ｓ＝「２０１０年２月３日２２時００分」，Ｔ３ｓ＝「２０１０年２月３日２２時３０分」，Ｔ４ｓ＝「２０１０年２月３日２３時００分」）を用いて、映像データ１０６の「２０１０年２月３日２１時３０分」，「２０１０年２月３日２２時００分」，「２０１０年２月３日２２時３０分」，「２０１０年２月３日２３時００分」における１フレーム分の映像データをそれぞれ抽出する（ステップＳＴ２０２）。
The divided reproduction
再生手段１０３は、ステップＳＴ２０２において記録手段１０４から入力した各映像データを既知の技術により復号化して映像表示手段１０２へ出力する（ステップＳＴ２０３）。映像表示手段１０２は、再生手段１０３から各映像データを入力すると、入力された各映像データを合成して１画面分の映像信号を生成し（ステップＳＴ２０４）、モニタ１２０へ出力する（ステップＳＴ２０５）。
The
再生手段１０３は、ステップＳＴ２０２からステップＳＴ２０５までの処理が終わると、仮想分割後の各映像データにおける次のフレームの有無を確認して判定する（ステップＳＴ２０６）。再生手段１０３は、ステップＳＴ２０６において次のフレームがあると判定すると（ステップＳＴ２０６“ＮＯ”）、ステップＳＴ２０２からの処理を繰り返す。
When the processing from step ST202 to step ST205 is completed, the reproducing
一方、再生手段１０３は、ステップＳＴ２０６において次のフレームがないと判定すると（ステップＳＴ２０６“ＹＥＳ”）、映像データ１０６の再生が終わったものと判断して動作を終了する（終了）。
On the other hand, when it is determined in step ST206 that there is no next frame ("YES" in step ST206), the
このようにして再生された映像データ１０６は、それぞれ再生開始時刻Ｔ１ｓ＝「２０１０年２月３日２１時３０分」、再生開始時刻Ｔ２ｓ＝「２０１０年２月３日２２時００分」、再生開始時刻Ｔ３ｓ＝「２０１０年２月３日２２時３０分」、再生開始時刻Ｔ４ｓ＝「２０１０年２月３日２３時００分」を再生開始時刻とする再生時間３０分の４個の映像データであり、映像データ１０６を「２０１０年２月３日２１時３０分」から「２０１０年２月３日２３時３０分」まで１２０分通しで再生する場合に比べて１／４の再生時間になる。
The
ここで、実施の形態１において１つの映像データを仮想的に分割する概念について説明する。図５は、実施の形態１の映像再生装置１０１における映像データを時間軸で示している。ここで、図５において、カメラ「１」により撮影された映像の映像データ１０６を選択し、再生開始時刻を「Ｔｓ」、再生終了時刻を「Ｔｅ」、分割表示数Ｎを「４」で設定した場合について説明する。
Here, the concept of virtually dividing one piece of video data in the first embodiment will be described. FIG. 5 shows video data in the
映像データ１０６は、図５に示すように時刻Ｔｓから時刻Ｔｅまでに撮影された映像データであり、その再生時間「ｔ」はＴｅ−Ｔｓで算出される。上述したように、例えば仮想的に４分割して表示した場合、映像データ１０６ａの再生開始時刻（再生開始時刻）はＴｓであり、映像データ１０６ｂの再生開始時刻はＴｓ＋ｔ／４であり、映像データ１０６ｃの再生開始時刻はＴｓ＋２ｔ／４であり、映像データ１０６ｄの再生開始時刻はＴｓ＋３ｔ／４である。これら仮想分割後の映像データ１０６ａ，１０６ｂ，１０６ｃ，１０６ｄはそれぞれ再生時間がｔ／４となる。すなわち、映像再生装置１０１は、１つの映像データ１０６を時間軸で仮想的に等分割して再生時間をｔ／Ｎにすることで、再生時間を短縮している。
The
なお、記録手段１０４にて記録した映像データの圧縮符号化方式が、例えばＪＰＥＧのような各フレームのデータのみで１フレームの画像を復号することが可能な圧縮符号化方式では、分割再生情報生成手段１１０で算出した開始時間から再生が可能である。しかし、例えばＭＰＥＧ−４のような１フレームのデータのみで符号化する場合とフレーム間の相関データを利用して符号化する場合が存在するような圧縮符号化方式では、分割再生情報生成手段１１０で算出した再生開始時刻から再生できない場合がある。このような方式の場合には、符号化を行う時点で１フレームのデータのみで符号化可能なフレームを例えば１秒間隔で生成して記録手段１０４に記録しておき、再生開始時刻の直近に存在する１フレームのデータのみで符号化可能なフレームの映像データから再生開始するようにしておけば、再生開始時刻の誤差を１秒以内に収めて、実施することが出来る。その場合、１フレームのデータのみで符号化可能なフレームを生成する間隔は、映像再生装置１０１内部に固定値として予め記憶するよう構成してもよく、監視者によるヒューマンインタフェースを介して設定するように構成してもよい。
If the compression encoding method of the video data recorded by the recording means 104 is a compression encoding method that can decode an image of one frame using only data of each frame such as JPEG, for example, divided reproduction information generation Playback is possible from the start time calculated by the
以上のように、実施の形態１によれば、映像再生装置１０１は、複数のカメラによりそれぞれ撮影された複数の映像データ１０６，１０７，１０８，１０９を記録する記録手段１０４と、監視者によって与えられた情報（映像データ選択情報２０２、年月日情報２０３、再生開始時刻情報２０４、再生終了時刻情報２０５、分割表示数情報２０６）を用いて映像データを時間軸上で仮想的に分割し、分割されたそれぞれの映像データの分割位置を示す再生開始時刻を分割再生情報として生成する分割再生情報生成手段１１０と、分割再生情報生成手段１１０で生成された分割再生情報を用いて、仮想分割後の複数の映像データの少なくとも２つ以上を記録手段１０４から抽出し、各映像データの圧縮符号化方式に対応した復号処理を行って再生開始時刻から同時に再生する再生手段１０３と、再生手段１０３で再生された仮想分割後のそれぞれの映像データを合成して映像１０５を生成し、仮想分割後の映像の少なくとも２つ以上をモニタ１２０の１画面に分割表示させる映像表示手段１０２とを備えるよう構成したので、映像データのフレームを間引きすることなく、映像データ毎の再生時間を短縮することができる。その結果、映像再生装置１０１は、監視者が映像データ毎に重点的に確認する際、映像データの確認時間を短縮するとともに確認漏れを抑制できるという効果が得られる。
As described above, according to the first embodiment, the
実施の形態２．
実施の形態１においては、監視者により与えられた分割表示数を用いて１つの映像データを時間軸で仮想的に分割する構成について説明した。実施の形態２は、分割表示数が固定されている場合に、監視者により与えられた分割時間を用いて１つの映像データを時間軸で仮想的に分割する構成について説明する。なお、実施の形態２の映像再生装置において図面上の構成は、実施の形態１の映像再生装置１０１と同様の構成であるため、図１を用いて説明する。
In the first embodiment, the configuration has been described in which one video data is virtually divided on the time axis using the number of divided displays given by the supervisor.
映像再生装置１０１は、図１に示すように、映像表示手段１０２、再生手段１０３、記録手段１０４、分割再生情報生成手段１１０を備えている。ここで、映像表示手段１０２と分割再生情報生成手段１１０以外の構成は、実施の形態１と同じ構成であるため、映像表示手段１０２と分割再生情報生成手段１１０以外の構成については説明を省略する。
As shown in FIG. 1, the
映像表示手段１０２は、複数の映像データを入力して映像信号に変換し、予め決められた固定表示数Ｎ個の映像を合成して同時に１画面に表示するよう機能し、例えば複数の映像１０５ａ，１０５ｂ，１０５ｃ，１０５ｄを合成して、モニタ１２０の画面を固定表示数Ｎ＝４に分割して表示するような表示映像１０５を生成する。
The video display means 102 functions to input a plurality of video data, convert it to a video signal, synthesize a predetermined fixed number of N videos and display them simultaneously on one screen, for example, a plurality of
分割再生情報生成手段１１０は、監視者によって与えられた情報を用いて映像データを時間軸上で仮想的に分割し、分割されたそれぞれの映像データの再生開始時刻を示す分割再生情報を生成するよう機能する。分割再生情報の再生開始時刻は、例えば仮想分割後の映像データの分割位置を示しており、例えば監視者によって与えられた映像データ選択情報、年月日情報、再生開始時刻情報、再生終了時刻情報、分割単位時間情報に基づき生成される。分割再生情報の一具体例については後述する。
The divided reproduction
次に、実施の形態２における分割再生情報について説明する。図６は、実施の形態２の映像再生装置１０１における記録画像再生設定画面５０１の一例を示している。映像再生装置１０１は、監視者からの指示にしたがって、図６に示すような記録画像再生設定画面５０１を生成し、モニタ１２０へ表示する。
Next, the divided reproduction information in
記録画像再生設定画面５０１は、映像データ選択入力部５０２ａ、年月日入力部５０３ａ、開始時刻入力部５０４ａ、終了時刻入力部５０５ａ、分割単位時間入力部５０６ａで構成されており、監視者が図示しないキーボードやタッチパネル等のヒューマンインタフェースを用いて上記各入力部に対応する情報（映像データ選択情報５０２、年月日情報５０３、再生開始時刻情報５０４、再生終了時刻情報５０５、分割単位時間情報５０６）を入力するための画面である。
The recorded image
映像データ選択入力部５０２ａは、映像データ選択情報５０２として、例えば再生したい映像を撮影したカメラの番号が入力され、図６においてはカメラ「１」が入力されている。年月日入力部５０３ａは、再生したい年月日を示す年月日情報５０３が入力され、図６においては「２０１０」年「２」月「３」日が入力されている。開始時刻入力部５０４ａは、再生を開始したい時刻を示す再生開始時刻情報５０４が入力され、図６においては「２１」：「３０」が入力されている。終了時刻入力部５０５ａは、再生を終了したい時刻を示す再生終了時刻情報５０５が入力され、図６においては「２３」：「３０」が入力されている。分割単位時間入力部５０６ａは、時間軸上の分割単位時間を示す分割単位時間情報５０６を入力するための表示であり、図６においては「１５」分が入力されている。
The video data
なお、図６に示す記録画像再生設定画面５０１は一例であり、図６に示す記録画像再生設定画面５０１以外の画面構成であってもよい。
The recorded image
次に、実施の形態２における映像再生装置１０１の動作について説明する。まず、分割再生情報を生成する動作について図７ａ，７ｂを用いて説明する。図７ａ，７ｂのフローチャートは、分割再生情報生成手段１１０の動作を示している。ここでは、監視者から上述した図６に示す情報が入力されるものとして説明する。
Next, the operation of the
分割再生情報生成手段１１０は、監視者から図示しないヒューマンインタフェースを介して映像データの再生指示を受けると、記録画像再生設定画面５０１を生成して再生手段１０３と映像表示手段１０２を介してモニタ１２０に表示する。分割再生情報生成手段１１０は、上述した図２に示す映像データ選択情報５０２、年月日情報５０３、開始時刻情報５０４、終了時刻情報５０５、分割単位時間情報５０６を入力すると（開始）、映像データ選択情報５０２として入力されたカメラ番号「１」を映像データ１０６の識別情報（映像データ識別情報）として設定する（ステップＳＴ７０１）。
When the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０１において映像データ１０６の識別情報を設定すると、続いて、年月日情報５０３として入力された「２０１０」年「２」月「３」日と開始時刻情報５０４として入力された「２１」：「３０」に基づき、「２０１０年２月３日２１時３０分」を再生開始時刻Ｔｓとして設定する（ステップＳＴ７０２）。
When the divided reproduction information generating means 110 sets the identification information of the
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０２において再生開始時刻Ｔｓを設定すると、続いて、年月日情報５０３として入力された「２０１０」年「２」月「３」日と終了時刻情報５０５として入力された「２３」：「３０」に基づき、「２０１０年２月３日２３時３０分」を再生終了時刻Ｔｅとして設定する（ステップＳＴ７０３）。
When the reproduction start time Ts is set in step ST702, the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０３において再生終了時刻Ｔｅを設定すると、再生開始時刻Ｔｓと再生終了時刻Ｔｅに基づき、再生終了時刻Ｔｅ「２０１０年２月３日２３時３０分」から再生開始時刻Ｔｓ「２０１０年２月３日２１時３０分」を差し引いて映像データ１０６の再生時間ｔ＝１２０（分）（ｔ＝Ｔｅ−Ｔｓ）を算出する（ステップＳＴ７０４）。
When the playback end time Te is set in step ST703, the split playback information generation means 110 starts playback from the playback end time Te “February 3, 2010 23:30” based on the playback start time Ts and the playback end time Te. The reproduction time t = 120 (minutes) (t = Te−Ts) of the
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０４において映像データ１０６の再生時間ｔ＝１２０分を算出すると、続いて、分割単位時間情報５０６として入力した「１５」分を分割単位時間Δｔとして設定する（ステップＳＴ７０５）。
The division reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０４で算出した映像データ１０６の再生時間ｔ＝１２０（分）をステップＳＴ７０５で設定したΔｔ＝１５（分）で割り、映像データ１０６の分割数Ｎｖ＝８（Ｎｖ＝ｔ／Δｔ）を算出する（ステップＳＴ７０６）。
The divided reproduction information generating means 110 divides the reproduction time t = 120 (minutes) of the
ここで、映像表示手段１０２により同時に表示できる映像の数が予め固定表示数Ｎ＝４個に決めれているため、分割数Ｎｖ＝８で分割した映像データ１０６を全て同時に１回で表示することができない。そこで、以下のような処理を行う。
Here, since the number of videos that can be simultaneously displayed by the video display means 102 is determined in advance as the fixed display number N = 4, the
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０６の処理に続いて、分割表示回数Ｄを１（回）に設定する（ステップＳＴ７０７）。ここで、分割表示回数Ｄは、仮想的に分割された映像データのうちＮ個を同時に時間Δｔ再生した場合を１回として数えるものとする。
Subsequent to the process of step ST706, the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０７の処理に続いて、ステップＳＴ７０６で算出した分割数Ｎｖ＝８と固定表示数Ｎ＝４を比較し、分割数Ｎｖが固定表示数Ｎ以下（Ｎｖ≦Ｎ）であるか否かを判定する（ステップＳＴ７０８）。分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０８において分割数Ｎｖが固定表示数Ｎ以下である場合（ステップＳＴ７０８“ＹＥＳ”）、ステップＳＴ７１２へ遷移する。
Subsequent to the process of step ST707, the divided reproduction
一方、分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０８において分割数Ｎｖが固定表示数Ｎ以下でない場合（ステップＳＴ７０８“ＮＯ”）、分割表示回数がＤ回行った場合の未再生の仮想分割後の映像データ数（Ｎｖ−Ｎ×Ｄ）と固定表示数Ｎとを比較し、未再生の仮想分割後の映像データ数（Ｎｖ−Ｎ×Ｄ）が固定表示数Ｎ以下（Ｎｖ−Ｎ×Ｄ≦Ｎ）であるか否かを判定する（ステップＳＴ７０９）。
On the other hand, when the number of divisions Nv is not equal to or less than the fixed display number N in step ST708 (step ST708 “NO”), the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０９において、未再生の仮想分割後の映像データ数（Ｎｖ−Ｎ×Ｄ）が固定表示数Ｎ以下である場合（ステップＳＴ７０９“ＹＥＳ”）、分割表示回数Ｄを１つカウントアップして（ステップＳＴ７１０）、ステップＳＴ７１２の処理へ遷移する。
In step ST709, when the number of unreproduced video data (Nv−N × D) is equal to or less than the fixed display number N (step ST709 “YES”), the divided reproduction
一方、分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０９において、未再生の仮想分割後の映像データ数（Ｎｖ−Ｎ×Ｄ）が固定表示数Ｎ以下でない場合（ステップＳＴ７０９“ＮＯ”）、分割表示回数Ｄを１つカウントアップして（ステップＳＴ７１１）、未再生の仮想分割後の映像データ数（Ｎｖ−Ｎ×Ｄ）が固定表示数Ｎ以下になるまでステップＳＴ７０９からの処理を繰り返す。 On the other hand, in step ST709, when the number of unreproduced video data (Nv−N × D) is not less than or equal to the fixed display number N (step ST709 “NO”), the divided reproduction information generating unit 110 D is counted up by one (step ST711), and the processing from step ST709 is repeated until the number of unreproduced video data after virtual division (Nv−N × D) becomes equal to or less than the fixed display number N.
ここでは、分割数Ｎｖ＝８が固定表示数Ｎ＝４より大きく（ステップＳＴ７０８“ＮＯ”）、ステップＳＴ７０９で未再生の仮想分割後の映像データ数Ｎｖ−Ｎ×Ｄ＝４（Ｎｖ−Ｎ×Ｄ＝８−４×１）が固定表示数Ｎ＝４以下であるため（ステップＳＴ７０９“ＹＥＳ”）、ステップＳＴ７１０において分割表示回数Ｄ＝１を１つカウントアップして分割表示回数Ｄ＝２とし、ステップＳＴ７１２の処理へ遷移する。 Here, the division number Nv = 8 is larger than the fixed display number N = 4 (“NO” in step ST708), and the number of video data Nv−N × D = 4 (Nv−N ×) after virtual division that has not been reproduced in step ST709. D = 8−4 × 1) is equal to or less than the fixed display number N = 4 (“YES” in step ST709), the divided display count D = 1 is incremented by 1 in step ST710 to set the divided display count D = 2. The process proceeds to step ST712.
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７０８またはステップＳＴ７１０の処理に続いて、分割再生情報算出回数Ｄｖ＝０を設定する（ステップＳＴ７１２）。ここで、分割再生情報算出回数Ｄｖは、仮想分割後の映像データのうち固定表示数Ｎ個の映像データの再生開始時刻を算出する処理の回数を示している。
The divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１２の処理に続いて、最初（１回目）に表示する仮想分割後の映像データ（分割表示映像ｎ＝１，２，・・・，Ｎ）ごとの再生開始時刻Ｔｎｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×（ｎ−１）を算出して分割再生情報を設定する（ステップＳＴ７１３）。ここでは、固定表示数Ｎ＝４、分割表示映像ｎ＝１，２，３，４、再生開始時刻Ｔｓ＝「２０１０年２月３日２１時３０分」、分割単位時間Δｔ＝「１５（分）」であるため、最初に表示する仮想分割後の映像データごとの再生開始時刻として、Ｔ１ｓ＝「２０１０年２月３日２１時３０分」、Ｔ２ｓ＝「２０１０年２月３日２１時４５分」、Ｔ３ｓ＝「２０１０年２月３日２２時００分」、Ｔ４ｓ＝「２０１０年２月３日２２時１５分」が算出される。
Subsequent to the process of step ST712, the division reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１３で分割再生情報を設定すると、分割再生情報算出回数Ｄｖ＝０を１つカウントアップして（Ｄｖ＝Ｄｖ＋１）、分割再生情報算出回数Ｄｖ＝１とする（ステップＳＴ７１４）。
When the divided reproduction information is set in step ST713, the divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１４において分割再生情報算出回数Ｄｖ＝１にすると、分割再生情報算出回数Ｄｖと分割表示回数Ｄとを比較し、分割再生情報算出回数Ｄｖが分割表示回数Ｄと同じ（Ｄｖ＝Ｄ）であるか否かを判定する（ステップＳＴ７１５）。分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１５において分割再生情報算出回数Ｄｖが分割表示回数Ｄと同じである場合（ステップＳＴ７１５“ＹＥＳ”）、ステップＳＴ７１９の処理へ遷移する。
When the divided reproduction information calculation number Dv = 1 is set in step ST714, the divided reproduction
一方、分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１５において分割再生情報算出回数Ｄｖが分割表示回数Ｄと同じでない場合（ステップＳＴ７１５“ＮＯ”）、分割再生情報算出回数Ｄｖ（回目）に表示する仮想分割後の映像データ（分割表示映像ｎ＝１，２，・・・，Ｎ）ごとの再生開始時刻Ｔｎｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×Ｎ×Ｄｖ＋Δｔ×（ｎ−１）を算出して分割再生情報を設定する（ステップＳＴ７１６）。 On the other hand, when the divided reproduction information calculation count Dv is not the same as the divided display count D in step ST715 (step ST715 “NO”), the divided reproduction information generation means 110 performs virtual division to be displayed in the divided reproduction information calculation count Dv (the first time). Reproduction start time Tns = Ts + Δt × N × Dv + Δt × (n−1) for each subsequent video data (divided display video n = 1, 2,..., N) is calculated to set divided reproduction information (step ST716).
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１６で仮想分割後の映像データの再生開始時刻Ｔｎｓを算出すると、分割再生情報算出回数Ｄｖを１つカウントアップして（Ｄｖ＝Ｄｖ＋１）、分割再生情報算出回数Ｄｖ＝２とする（ステップＳＴ７１７）。
When the division reproduction
ここでは、ステップＳＴ７１５において、分割再生情報算出回数Ｄｖ＝１が分割表示回数Ｄ＝２と同じでないため（ステップＳＴ７１５“ＮＯ”）、分割再生情報生成手段１１０は、分割再生情報算出回数Ｄｖ＝１（回目）の次に表示する仮想分割後の映像データ（分割表示映像ｎ＝１，２，３，４）ごとの再生開始時刻Ｔｎｓを算出する（ステップＳＴ７１６）。分割再生情報生成手段１１０は、２回目に表示する仮想分割後の映像データごとの再生開始時刻として、Ｔ１ｓ＝「２０１０年２月３日２２時３０分」、Ｔ２ｓ＝「２０１０年２月３日２２時４５分」、Ｔ３ｓ＝「２０１０年２月３日２３時００分」、Ｔ４ｓ＝「２０１０年２月３日２３時１５分」を分割再生情報として設定する。
Here, in step ST715, the divided reproduction information calculation count Dv = 1 is not the same as the divided display count D = 2 (step ST715 “NO”), so the divided reproduction information generation means 110 performs the divided reproduction information calculation count Dv = 1. The reproduction start time Tns is calculated for each video data after virtual division (division display video n = 1, 2, 3, 4) to be displayed next (step ST716). The divided reproduction
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１７において分割再生情報算出回数Ｄｖを１つカウントアップすると、分割再生情報算出回数Ｄｖと分割表示回数Ｄとを比較し、分割再生情報算出回数Ｄｖが分割表示回数Ｄと同じ（Ｄｖ＝Ｄ）であるか否かを判定する（ステップＳＴ７１８）。分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１８において分割再生情報算出回数Ｄｖが分割表示回数Ｄと同じである場合（ステップＳＴ７１８“ＹＥＳ”）、ステップＳＴ７１９の処理へ遷移する。
When the divided reproduction information generation means 110 counts up the divided reproduction information calculation count Dv by 1 in step ST717, the divided reproduction information calculation count Dv is compared with the divided display count D, and the divided reproduction information calculation count Dv is determined as the divided display count. It is determined whether or not the same as D (Dv = D) (step ST718). If the divided reproduction information calculation number Dv is the same as the divided display number D in step ST718 (step ST718 “YES”), the divided reproduction
一方、分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１８において分割再生情報算出回数Ｄｖが分割表示回数Ｄと同じでない場合（ステップＳＴ７１８“ＮＯ”）、分割再生情報算出回数Ｄｖが分割表示回数Ｄと同じになるまでステップＳＴ７１６からの処理を繰り返す。 On the other hand, when the divided reproduction information calculation count Dv is not the same as the divided display count D in step ST718 (step ST718 “NO”), the divided reproduction information generation means 110 makes the divided reproduction information calculation count Dv the same as the divided display count D. The process from step ST716 is repeated until it becomes.
分割再生情報生成手段１１０は、ステップＳＴ７１５またはステップＳＴ７１８の処理に続いて、分割単位時間Δｔと分割再生情報算出回数Ｄｖを乗じて映像データの再生時間Ｔｃ＝Δｔ×Ｄｖを算出する（ステップＳＴ７１９）。 Subsequent to the processing of step ST715 or step ST718, the divided reproduction information generation means 110 multiplies the division unit time Δt and the divided reproduction information calculation count Dv to calculate the reproduction time Tc = Δt × Dv of the video data (step ST719). .
なお、実施の形態２の映像再生装置１０１における映像データを再生する動作については、実施の形態１の図４に示すステップＳＴ２０７の処理の後に仮想分割後の映像データのうち未再生の映像データがあるか否かを判定して、未再生の映像データがある場合にステップＳＴ２０３からの処理を繰り返す以外の処理は同様であるため、実施の形態２の映像データを再生する動作の説明は省略する。
Regarding the operation of reproducing the video data in the
ここで、実施の形態２において１つの映像データを仮想的に分割する概念について説明する。図８は、実施の形態２の映像再生装置１０１における映像データを時間軸で示している。ここで、図８において、カメラ「１」により撮影された映像の映像データ１０６を選択し、再生開始時刻を「Ｔｓ」、再生終了時刻を「Ｔｅ」、分割単位時間Δｔを「１５（分）」で設定した場合について説明する。
Here, the concept of virtually dividing one piece of video data in the second embodiment will be described. FIG. 8 shows the video data in the
映像データ１０６は、図８に示すように時刻Ｔｓから時刻Ｔｅまでに撮影された映像データであり、その再生時間「ｔ」はＴｅ−Ｔｓで算出される。上述したように、例えば分割単位時間Δｔ＝１５分で時間軸を仮想的に分割して表示した場合、映像データ１０６は８分割され、１つの画面で同時に表示できる分割映像は固定表示数Ｎ＝４個であるため、仮想分割後の映像データ１０６ｅ，１０６ｆ，１０６ｇ，１０６ｈと仮想分割後の映像データ１０６ｉ，１０６ｊ，１０６ｋ，１０６ｌとで２回に分けて表示することになる。すなわち、分割再生情報算出回数Ｄｖは２（回）である。
The
このとき、分割再生情報生成手段１１０は、１回目に表示する映像データ１０６ｅ〜１０６ｈの再生開始時刻（１）〜（４）は以下のように算出される。
（１）Ｔ１ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×（１−１）＝Ｔｓ
（２）Ｔ２ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×（２−１）＝Ｔｓ＋Δｔ×１
（３）Ｔ３ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×（３−１）＝Ｔｓ＋Δｔ×２
（４）Ｔ４ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×（４−１）＝Ｔｓ＋Δｔ×３
At this time, the divided reproduction
(1) T1s = Ts + Δt × (1-1) = Ts
(2) T2s = Ts + Δt × (2-1) = Ts + Δt × 1
(3) T3s = Ts + Δt × (3-1) = Ts + Δt × 2
(4) T4s = Ts + Δt × (4-1) = Ts + Δt × 3
また、分割再生情報生成手段１１０は、２回目に表示する映像データ１０６ｉ〜１０６ｌの再生開始時刻（５）〜（８）は以下のように算出される。
（５）Ｔ１ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×４×１＋Δｔ×（１−１）＝Ｔｓ＋Δｔ×４
（６）Ｔ２ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×４×１＋Δｔ×（２−１）＝Ｔｓ＋Δｔ×４＋Δｔ×１
（７）Ｔ３ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×４×１＋Δｔ×（３−１）＝Ｔｓ＋Δｔ×４＋Δｔ×２
（８）Ｔ４ｓ＝Ｔｓ＋Δｔ×４×１＋Δｔ×（４−１）＝Ｔｓ＋Δｔ×４＋Δｔ×３
Further, the divided reproduction information generating means 110 calculates the reproduction start times (5) to (8) of the
(5) T1s = Ts + Δt × 4 × 1 + Δt × (1-1) = Ts + Δt × 4
(6) T2s = Ts + Δt × 4 × 1 + Δt × (2-1) = Ts + Δt × 4 + Δt × 1
(7) T3s = Ts + Δt × 4 × 1 + Δt × (3-1) = Ts + Δt × 4 + Δt × 2
(8) T4s = Ts + Δt × 4 × 1 + Δt × (4-1) = Ts + Δt × 4 + Δt × 3
以上のように、実施の形態２の映像再生装置１０１は、分割再生情報生成手段１１０が監視者によって与えられた情報（映像データ選択情報５０２、年月日情報５０３、再生開始時刻情報５０４、再生終了時刻情報５０５、分割単位時間情報５０６）を用いて映像データを時間軸上で仮想的に分割し、分割されたそれぞれの映像データの分割位置を示す再生開始時刻を分割再生情報として生成するよう構成したので、実施の形態１と同様に、映像データのフレームを間引きすることなく、映像データ毎の再生時間を短縮することができる。その結果、映像再生装置１０１は、監視者が映像データ毎に重点的に確認する際、映像データの確認時間を短縮するとともに確認漏れを抑制できるという効果が得られる。
As described above, in the
なお、実施の形態２において、異常が発生した時刻が予めわかっている場合、映像データを仮想的に分割する分割単位時間を調節することにより、映像再生装置１０１は、例えば図９（ａ），（ｂ）に示すように、異常Ａ，Ｂ，Ｃが発生した時刻の映像を早く再生することができる。
In the second embodiment, when the time at which an abnormality has occurred is known in advance, the
実施の形態３．
実施の形態１，２においては、監視者によって与えられた情報を用いて映像データを時間軸で仮想的に分割する構成について説明した。実施の形態３は、異常が発生した時刻の映像を強調して表示する構成について説明する。
In the first and second embodiments, the configuration in which the video data is virtually divided on the time axis using the information given by the supervisor has been described. In the third embodiment, a configuration for emphasizing and displaying a video at a time when an abnormality has occurred will be described.
実施の形態３の映像再生装置の構成を図１０を用いて説明する。図１０は、実施の形態３の映像再生装置の構成と映像再生装置からの映像を表示する表示装置を示している。なお、図１０において、実施の形態１の図１と同様の構成については、その説明を一部省略する。映像再生装置８０１は、映像表示手段８０２、再生手段８０３、記録手段８０４、分割再生情報生成手段８１０、異常映像管理手段８１３を備えている。映像表示手段８０２は画面強調表示手段８１２を有しており、再生手段８０３は異常検出手段８１１を有している。
The configuration of the video playback apparatus according to
記録手段８０４の構成は、実施の形態１における図１の記録手段８０４の構成と同じであるため、記録手段８０４の構成については説明を省略する。また、分割再生情報生成手段８１０の構成は、実施の形態１における図１の分割再生情報生成手段１１０の構成と同じであるため、分割再生情報生成手段８１０の構成については説明を省略する。
Since the configuration of the
映像表示手段８０２は、複数の映像データを入力して映像に変換し、少なくとも２つ以上の映像を合成して同時に１画面に表示するよう機能し、例えば複数の分割表示映像８０５ａ，８０５ｂ，８０５ｃ，８０５ｄを合成して、モニタ８２０の画面を４つに分割するような表示映像８０５を生成する。映像表示手段８０２が有する画面強調表示手段８１２は、再生手段８０３の異常検出手段８１１で検出された異常発生時刻の映像が映像表示手段８０２から表示される際、当該異常発生時刻の映像を強調して表示するよう機能する。
The video display means 802 functions to input a plurality of video data, convert it to video, synthesize at least two videos and display them simultaneously on one screen, for example, a plurality of divided
再生手段８０３は、分割再生情報生成手段８１０で生成された分割再生情報を用いて記録手段８０４から仮想的に分割された映像データをそれぞれ抽出し、抽出した映像データの圧縮符号化方式に対応した復号処理を行って分割された映像データを同時に再生するよう機能する。また、再生手段８０３は、復号処理を行う際、映像データにおける異常発生を検知する異常検出手段８１１を有し、異常検出手段８１１で検出した異常発生時刻を映像表示手段８０２の画面強調表示手段８１２と異常映像管理手段８１３へ通知するよう機能する。なお、再生手段８０３の実現手段はハードウェアでもソフトウェアでもかまわない。
The
再生手段８０３が有する異常検出手段８１１は、記録手段８０４から抽出した映像データのフレームと１フレーム前のフレームとの変化量が所定の値を超えた場合、当該映像データの異常発生時刻を検出する。この変化量を算出する手段は、圧縮符号化方式により異なる。例えばＭＰＥＧ−４といった圧縮符号化方式では、１つ前のフレームとの相関データを利用して符号化しており、相関データには動きベクトルという情報がある。この動きベクトルの変化量を算出し、変化量が基準以上であればフレーム間に大きな映像の変化があったと判断する。また、例えばＪＰＥＧのようなフレーム間での相関を持たないような圧縮符号化方式においては、各画素における輝度値の分散値を算出し、前のフレームの分散値と比較して基準以上の差が生じている場合にはフレーム間に大きな映像の変化があったと判断する。
The
異常映像管理手段８１３は、映像データ８０６，８０７，８０８，８０９ごとの異常発生時刻を管理データ８１４，８１５，８１６，８１７として記録する。
The abnormal video management means 813 records the abnormality occurrence time for each of the
次に、実施の形態３の映像再生装置８０１における分割表示映像を強調する処理の動作について説明する。図１１のフローチャートは、実施の形態３の映像再生装置８０１における分割表示映像の強調処理を示している。
Next, an operation of emphasizing the divided display video in the
再生手段８０３は、記録手段８０４から仮想分割後の映像データごとに１フレーム分の映像データを入力すると（実施の形態１の図４におけるステップＳＴ２０３）、入力した映像データを復号処理する（実施の形態１の図４におけるステップＳＴ２０４）。
When the
異常検出手段８１１は、再生手段８０３において仮想分割後の映像データが復号処理される際（開始）、例えば映像データに含まれる相関データの動きベクトルまたは連続するフレーム間の各画素における輝度値の分散値を用いて、映像データにおける連続するフレーム間の変化量を算出し（ステップＳＴ９０１）、算出した変化量が予め設定された所定の基準値を超えるか否かを判定する（ステップＳＴ９０２）。異常検出手段８１１は、ステップＳＴ９０２において変化量が予め設定された所定の基準値以内の場合（ステップＳＴ９０２“ＮＯ”）、異常を検出せずに処理を終える（終了）。
When the
異常検出手段８１１は、ステップＳＴ９０２において変化量が予め設定された所定の基準値を超える場合（ステップＳＴ９０２“ＹＥＳ”）、仮想分割後の映像データにおいて異常が発生したものと判断し（ステップＳＴ９０３）、異常が発生した映像データの撮影時刻（異常発生時刻）を異常映像管理手段８１３へ通知する。異常映像管理手段８１３は、異常検出手段８１１から異常発生時刻を入力すると、異常が発生した映像データに対応する管理データとして記録する。
If the change amount exceeds a predetermined reference value set in advance in step ST902 (step ST902 “YES”), abnormality detection means 811 determines that an abnormality has occurred in the video data after virtual division (step ST903). The abnormal video management means 813 is notified of the photographing time (abnormality occurrence time) of the video data in which the abnormality has occurred. When the abnormality occurrence time is input from the
また、異常検出手段８１１は、再生手段８０３で復号処理した映像データが出力されるのと同期して、画面強調表示手段８１２へ異常発生を通知する（ステップＳＴ９０４）。画面強調表示手段８１２は、異常検出手段８１１から異常発生通知を受けると、図１２に示すように、映像表示手段８０２から合成された表示映像９０２が出力される際、図１２に示すように、異常が発生した映像データの分割映像表示９０２ａに色枠を付け強調処理を行う（ステップＳＴ９０５）。画面強調表示手段８１２は、ステップＳＴ９０５において分割映像表示９０２ａに色枠を付けると、予め設定された一定時間（例えば５秒間）色枠を付けるよう強調処理を行う。
In addition, the
以上のように、実施の形態３によれば、実施の形態１，２の効果に加え、再生手段８０３で分割後のそれぞれの映像データを再生する際、再生されたそれぞれの映像データの連続するフレーム間の変化量を算出し、算出した変化量が所定の値を超えた場合、当該映像データにおける異常を検出する異常検出手段８１１と、映像表示手段８０２で分割後のそれぞれの映像データをモニタ８２０に分割表示させる際、異常検出手段８１１で異常が検出された映像データを強調処理する画面強調表示手段８１２とを備えるよう構成したので、映像データの連続するフレーム間の変化量が大きい場合を異常であると判定して、その分割表示映像を強調表示して目立たせることで監視者による映像の確認漏れを防ぐことができる。また、異常発生時の時刻を管理することで、監視者が異常映像を容易に再確認することができる。
As described above, according to the third embodiment, in addition to the effects of the first and second embodiments, when the
なお、実施の形態３においては、強調処理として分割映像表示に色枠を付ける処理について説明したが、監視者の注意を引くことが出来るものであれば色枠に限定されず、映像の確認に支障が出ないように文字表示を行うなど別の強調表示を実施してもよい。 In the third embodiment, the process of adding a color frame to the divided video display has been described as the emphasis process. However, the color frame is not limited as long as it can attract the attention of the supervisor, and the video can be confirmed. Another highlighting may be performed such as displaying characters so as not to hinder.
また、実施の形態３において、図１３に示すような再生状態を示すプログレスバー表示を行っている場合、異常検出手段８１１で異常が発生したと判断された映像データの撮影時刻（異常発生表示）をプログレスバー１２０１上に表示するように構成してもよい。
Further, in the third embodiment, when the progress bar display showing the reproduction state as shown in FIG. 13 is performed, the imaging time of the video data determined to have an abnormality by the abnormality detecting means 811 (abnormality display) May be displayed on the
さらに、実施の形態３において、プログレスバー１２０１上に異常発生表示を行う場合、異常映像管理手段８１３に格納されている管理データを用いて表示させ、表示させた異常発生表示と異常が発生した時刻の映像データをリンクさせることにより、監視者が異常発生表示を選択するだけで異常が発生した映像を再生することができるよう構成してもよい。
Furthermore, in the third embodiment, when an abnormality occurrence display is performed on the
１０１，８０１ 映像再生装置、１０２，８０２ 映像表示手段、１０３，８０３ 再生手段、１０４，８０４ 記録手段、１０５ 表示映像、１０５ａ，１０５ｂ，１０５ｃ，１０５ｄ 分割表示映像、１０６，１０７，１０８，１０９，８０６，８０７，８０８，８０９ 映像データ、１１０，８１０ 分割再生情報生成手段、１２０，１２１，８２０ モニタ、２０１，５０１ 記録画像再生設定画面、８１１ 異常検出手段、８１２ 画面強調表示手段、８１３ 異常映像管理手段、８１４，８１５，８１６，８１７ 管理データ、１２０１ プログレスバー。 101, 801 Video playback device, 102, 802 Video display means, 103, 803 Playback means, 104, 804 Recording means, 105 Display video, 105a, 105b, 105c, 105d Split display video, 106, 107, 108, 109, 806 , 807, 808, 809 Video data, 110, 810 Division reproduction information generation means, 120, 121, 820 Monitor, 201, 501 Recorded image reproduction setting screen, 811 Abnormality detection means, 812 Screen emphasis display means, 813 Abnormal video management means 814, 815, 816, 817 Management data, 1201 Progress bar.
Claims (4)
前記分割再生情報生成手段で生成された分割再生情報を用いて、前記それぞれの映像データを再生開始時刻から同時に再生する再生手段と、
前記再生手段で再生された前記それぞれの映像データを表示装置に分割表示させる映像表示手段と、
を備えた映像再生装置。 Divided reproduction information generating means for dividing the video data on the time axis and generating divided reproduction information indicating the reproduction start time of each divided video data;
Reproducing means for simultaneously reproducing the respective video data from the reproduction start time using the divided reproduction information generated by the divided reproduction information generating means;
Video display means for dividing and displaying each video data reproduced by the reproduction means on a display device;
A video playback device comprising:
前記映像表示手段で前記それぞれの映像データを表示装置に分割表示させる際、前記異常検出手段で異常が検出された映像データを強調処理する画像強調表示手段と、
を備えたことを特徴とする請求項１から請求項３のうちのいずれか１項記載の映像再生装置。 When the respective video data is played back by the playback means, the amount of change between successive frames of the played back video data is calculated, and if the calculated amount of change exceeds a predetermined value, an abnormality is detected. Anomaly detection means to
An image emphasizing display means for emphasizing the video data in which the abnormality is detected by the abnormality detecting means when the respective video data is divided and displayed on the display device by the video displaying means;
4. The video reproduction apparatus according to claim 1, further comprising:
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010139304A JP2012004941A (en) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | Video reproduction device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2010139304A JP2012004941A (en) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | Video reproduction device |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2012004941A true JP2012004941A (en) | 2012-01-05 |
Family
ID=45536392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2010139304A Pending JP2012004941A (en) | 2010-06-18 | 2010-06-18 | Video reproduction device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2012004941A (en) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013157871A (en) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | Information processing device, program, information processing method and regenerating method |
| KR20140054111A (en) * | 2011-07-25 | 2014-05-08 | 더 리젠츠 오브 더 유니버시티 오브 캘리포니아 | Electrochromic nanocomposite films |
-
2010
- 2010-06-18 JP JP2010139304A patent/JP2012004941A/en active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20140054111A (en) * | 2011-07-25 | 2014-05-08 | 더 리젠츠 오브 더 유니버시티 오브 캘리포니아 | Electrochromic nanocomposite films |
| JP2013157871A (en) * | 2012-01-31 | 2013-08-15 | Mitsubishi Electric Corp | Information processing device, program, information processing method and regenerating method |
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