JP2011527534A - デバイスおよびサーバ能力の送達方法 - Google Patents

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Abstract

ユーザエージェントの能力を送達するための方法を提供する。方法は、ユーザエージェント(UA)が、Contactヘッダを含むセッション初期化プロトコル(SIP)メッセージを送信することを含み、該Contactヘッダは、少なくとも1つのプッシュリソースを含むプッシュリソース識別子機能タグを含む。上記Contactヘッダはさらに、Globally Routable UA Uniform Resource Identifier(URI)(GRUU)を含み得る。

Description

IP(インターネット)マルチメディアサブシステム(IMS)は、携帯および固定デバイスの両方にマルチメディアサービスおよびボイスオーバーIP呼出を提供するための標準アーキテクチャである。セッション初期化プロトコル(SIP)が、IMSベースの呼出またはセッションを作成、修正、および終結するための信号伝達プロトコルとして、主にInternet Engineering Task Force (IETF)によって標準化され、統括されてきた。本明細書で使用されるように、「ユーザエージェント」および「UA」という用語は、場合によっては、携帯電話、携帯情報端末、手持ち式またはラップトップコンピュータ、および電気通信能力を有する同様のデバイス等の、携帯デバイスを指す場合がある。そのようなUAは、加入者識別モジュール(SIM)アプリケーション、汎用加入者識別モジュール(USIM)アプリケーション、可撤性ユーザ識別モジュール(R−UIM)アプリケーション等であるが、それらに限定されない、デバイスおよびその関連可撤性メモリモジュールから成る場合がある。代替として、そのようなUAは、そのようなモジュールを伴わずに、デバイス自他から成ってもよい。他の場合においては、「UA」という用語は、固定回線電話、デスクトップコンピュータ、セットトップボックス、またはネットワークノード等の、同様の能力を有するが運搬可能ではないデバイスを指す場合がある。ネットワークノードがUAの役割を果たすとき、ネットワークノードは、携帯または固定回線デバイス等の別の機能に代わって作用し、デバイスをシミュレートまたはエミュレートすることができる。例えば、いくつかのUAについて、典型的にはデバイス上に存在するIMS SIPクライアントは、実際にネットワーク内にも存在することができ、最適化されたプロトコルを使用して、デバイスにSIPメッセージ情報を中継することができる。言い換えれば、伝統的にUAによって実行された、いくつかの機能は、遠隔UAの形態で分布することができ、その場合、遠隔UAは、ネットワーク内のUAを表す。「UA」という用語はまた、SIPセッションを含むが、それに限定されない通信セッションを終結させることができる、任意のハードウェアまたはソフトウェア構成要素も指すことができる。また、「ユーザエージェント」、「UA」、「ユーザ機器」、「UE」、および「ノード」という用語は、本明細書では同意語として使用される場合がある。
最初に、本開示の1つ以上の実施形態の例証的実装を以下で提供するが、開示されたシステムおよび/または方法は、現在既知であるか、または既存であるかにかかわらず、任意の数の技法を使用して実装されてもよいことを理解されたい。本開示は、本明細書で例証および説明される例示的設計および実装を含む、以下で例証される例証的実装、図面、および技法に決して限定されるべきではないが、同等物の全範囲とともに、添付の請求項の範囲内で修正されてもよい。
通信システムのための技術は、単一の回線またはデバイスのみに一意的にマッピングする単一のアイデンティティ(例えば、電話番号)のみのテレフォニベースの概念から離れつつある。SIPおよび他のインターネットベースの通信技術は、同じユーザアイデンティティ(公衆ユーザアイデンティティまたはPUI等)に登録された複数のデバイスを有するという概念をサポートする。各デバイスは、異なるメディア型およびコーデックをサポートする等の、独自の能力を有してもよい。SIPは、1つのSIP UAが問い合せを行い、別のUAの能力を通知されるための方法を提供する(例えば、全て同じセッションまたは複数のセッション内で、音声およびビデオとともに、テキストおよび他の種類のメッセージングを含む、種々のメディア型へのサポート)。
これらの能力は、家庭用電話、個人用携帯電話、仕事用電話、別荘用電話、ラップトップコンピュータVoIPクライアント、ファクス機等に、ユーザが異なるアイデンティティを有する必要性を排除してもよく、その時にユーザがどのデバイスを使用していても、ユーザが連絡可能となることを可能にしてもよい。これはまた、アドレス帳にユーザごとのデバイス指向の連絡先の広範なリストを有し、通信を確立しようとするときに、どのデバイスがユーザに連絡するのに最善であるか決定しなければならないという問題を解決することもできる。
しばしば、IPおよびSIPベースの通信では、ネットワークベースのサーバがUA(しばしば、クライアントと称される)にサービスおよびコンテンツを提供する。Open Mobile Alliance(OMA)SIPプッシュイネーブラは、SIPクライアントがSIPプッシュ送信エージェントからの最初にコンテンツを要求する必要なく、プッシュ送信側エージェントとして知られているネットワークベースのサーバが、プッシュ受信側エージェントとして知られているSIPプッシュクライアントにコンテンツを直接送達する効率的な方法を提供する、システムの実施例である。
SIPネットワークベースのサーバが使用されるときは、SIPプッシュ受信側エージェント等のUAが、SIPプッシュ送信側エージェント等のサーバによってサポートされる能力を取得することが必要であってもよい。問い合せを行い、サーバの能力を取得するために、Internet Engineering Task Force (IETF) Request for Comments (RFC) 3261で定義されるようなSIP OPTIONS方法を使用することができる。
同様に、SIPプッシュ送信側エージェント等のSIPネットワークベースのサーバは、SIPプッシュ受信側エージェント等のUAによってサポートされる能力を取得する必要があってもよい。再度、問い合せを行い、UAの能力を取得するために、SIP OPTIONS方法を使用することができる。SIP OPTIONS要求へのSIP 200 OK応答は、UAの能力に関する情報を含む、本文を含むことができる。この情報は、SIP OPTIONS要求へのSIP 200 OK応答のSIPヘッダの中で輸送される、IETF RFC 3261で特定された能力情報に加えたものであってもよい。この本文は、OMA UAプロファイルドキュメント等の能力情報、またはOMA UAプロファイルドキュメント等の能力情報を含むドキュメントを指し示す、Uniform Resource Identifier(URI)あるいは同様の識別子を含むことができる。
UAが利用可能ではない場合があるため(例えば、電源オフおよび電源オンにより、または無線デバイスの場合は無線受信地域の損失および再獲得により)、UAは、システムに登録する必要があってもよい。サーバは、UAが利用可能になっていることを発見しなければならない場合があり、1つ以上の機構を通して、そうしてもよい。1つの機構では、サーバは、UAからSIP OPTIONS要求を受信することによって、UAが利用可能であるかどうかを判定することができる。別の機構では、サーバは、登録イベントパッケージに加入し、UAが登録したことを示す、IETF RFC 3680で定義されるような通知(SIP NOTIFY要求)を受信することができる。別の機構では、サーバは、UAが登録したことを示す、3rd Generation Partnership Project (3GPP) Technical Specification (TS) 23.218および3GPP TS 24.229で定義されるような、第3者登録として知られているSIP REGISTER要求を受信することができる。
いったんUAが登録したことをサーバが検出すると、サーバは、SIP OPTIONS要求を使用して、UAにその能力について問い合せを行う場合がある。OMA SIPプッシュイネーブラの場合、サーバは、UA用のOMA UAプロファイルドキュメントを取得してもよい。しかしながら、SIP OPTIONS要求は通常、ユーザの登録された記録のアドレス(AoR)またはPUIにアドレス指定されるため、同じユーザに登録された複数のUAがあれば、問題が存在する場合がある。そのような場合、登録されたUAのうちのどれがサーバからSIP OPTIONS要求を受信し、その能力を返信するかを判定することが可能ではない場合がある。
IETF RFC 3261によれば、SIP OPTIONS要求が分岐されないため、サーバは、発見されたサーバが登録したUAにSIP OPTIONS要求がルート指定されることを確実にする必要があってもよい。SIP OPTIONS要求はダイアログを確立しないため、たとえUAからのSIP OPTIONS要求の受信を通してUAが利用可能であるとサーバが判定しても、サーバは、SIPダイアログを使用してSIP OPTIONS要求を返信することが可能ではない場合がある。SIPダイアログを使用してSIP OPTIONS要求を返信することにより、SIP OPTIONS要求が、元のSIP OPTIONS要求を送信したUAに到達したことを確実にすることができる。したがって、SIPプッシュ送信側エージェントが、同じユーザによって使用される複数のUAと関連するPUIまたはAoRを使用して、SIPプッシュクライアント(プッシュ受信側エージェント)にSIP OPTIONS要求を送信するとき、UAのうちのどれに要求が送信されるかが明確ではない場合がある。
実施形態では、プッシュ送信側エージェント等のサーバは、プッシュ受信側エージェント等のUAにSIP OPTIONS要求をアドレス指定するために、GRUU(Globally Routable UA URI)を使用する。GRUUは、UAおよびその関連PUIまたはAoRの両方を識別するURIである。GRUUは、IETFドキュメント[draft−ietf−sip−gruu]で特定されるように、登録過程中にUAによって取得することができる。SIP OPTIONS要求を正しいUAに送信するために、プッシュ送信側エージェント等のサーバは、それが発見したUAのGRUUが登録したことを取得する必要があってもよい。
実施形態では、SIP OPTIONS方法を介したもの、IETF RFC 3680で説明されている登録イベントパッケージおよびIETFドキュメント[draft−ietf−sipping−gruu−reg−events]で定義されている拡張を使用して、IETF RFC 3265で説明されているSIP SUBSCRIBE/NOTIFY機構を介したもの、または元のSIP REGISTER要求の内容を含む本文を含む、第3者登録機構を使用するものといった、SIPプッシュ送信側エージェントが公衆GRUUを発見するための3つの方法があってもよい。これらの機構のそれぞれを、以下で詳細に説明する。SIPプッシュ送信側エージェントがSIPプッシュ受信側エージェントの公衆GRUU値を判定すると、SIPプッシュ送信側エージェントは、SIPプッシュ受信側エージェントの公衆GRUUを含むRequest−URI部分とともに、SIP OPTIONS要求を送信する。この要求を受信すると、SIPプッシュ受信側エージェントは、SIP 200 OKメッセージの本文に、そのUAProfileのURIを含む(または代替として、本文に直接、UAProfileドキュメントを含む)。次いで、SIPプッシュ受信側エージェントは、SIP 200 OKをSIPプッシュ送信側エージェントに送信し、したがって、その能力をSIPプッシュ送信側エージェントに提供する。
実施形態では、UA(またはプッシュ受信側エージェント)が、サーバ(またはプッシュ送信側エージェント)に、プッシュ受信側エージェントのGRUUを含むSIP OPTIONS要求を送信する。GRUUは、SIP OPTIONS要求のContactヘッダに含まれる場合がある。次いで、プッシュ送信側エージェントは、プッシュ受信側エージェントに、プッシュ送信側エージェントの能力に関する情報を含む200 OKメッセージを送信する。次いで、プッシュ送信側エージェントは、以前のSIP OPTIONS要求の中でプッシュ受信側エージェントが提供したGRUUにSIP OPTIONS要求を送信することによって、プッシュ受信側エージェントの能力を要求する。次いで、プッシュ受信側エージェントは、プッシュ受信側エージェントの能力に関する情報を含む200 OKメッセージを返信する。場合によっては、200 OKメッセージは、プッシュ受信側エージェントのOMA UAプロファイルドキュメント等のプッシュ受信側エージェントの能力情報を含み、他の場合においては、200 OKメッセージは、プッシュ受信側エージェントのOMA UAプロファイルドキュメント等のプッシュ受信側エージェントの能力情報を指し示すURIを含む。
代替として、プッシュ送信側エージェントは、プッシュ受信側エージェントからのSIP OPTIONS要求への200 OK応答に、その能力を含む場合があるが、プッシュ受信側エージェントの能力を要求するためにSIP OPTIONS要求をプッシュ受信側エージェントのGRUUに送信しない場合がある。
ここで、本開示のより完全な理解のために、添付の図面および発明を実施するための形態と関連して、以下の簡単な説明を参照し、類似参照数字は、類似部品を表す。
図1は、本開示の実施形態による、メッセージフロー図である。 図2は、本開示の実施形態による、別のメッセージフロー図である。 図3は、本開示のいくつかの実施形態を実装するために好適なプロセッサおよび関連構成要素を図示する。
これらの実施形態の下で、プッシュ受信側エージェントおよびプッシュ送信側エージェントにおいて使用されてもよい手順の実施例を、以下に提供する。
(プッシュ受信側エージェントにおける手順)
[FC 3261]に従ってSIP OPTIONS要求を生成するとき、プッシュ受信側エージェントは、
1.SIP OPTIONS要求を生成するものとする。
2.SIP OPTIONS要求のRequest−URIをプッシュ送信側エージェントのURIに設定するものとする。
3.[RFC 3325]の規則および手順に従って、P−Preferred−Identityヘッダにプッシュ受信側エージェントのURIを挿入してもよい。
4.[draft−ietf−sip−gruu]の規則および手順に従って、登録中にプッシュ受信側エージェントが公衆GRUUを取得した場合、Contactヘッダに公衆GRUUを含むものとする。
5.9.1項で定義されるように、Contactヘッダに、プッシュ受信側エージェントによってサポートされる全てのプッシュリソースの値を含むプッシュリソース識別子機能タグを含むものとする。
6.[draft−ietf−sip−gruu]の規則および手順に従って、登録中にプッシュ受信側エージェントが公衆GRUUを取得した場合、サポート済みヘッダにgruuを挿入するものとする。
7.[RFC 4483]で特定されるように、MIME型、message/external−body、およびapplication/oma_PushOptionsを含むAcceptヘッダを含むものとする。
8.Allowヘッダに、プッシュ受信側エージェントがサポートする全てのSIP方法を含むものとする。
9.プッシュ受信側エージェントのモデル、供給元、およびバージョンを含む、User−Agentヘッダを含むものとする。
10.SIP/IPコアの手順に従って、SIP/IPコアに向かってSIP OPTIONS要求を送信するものとする。
SIP OPTIONS要求へのSIP 200「OK」応答を受信すると、プッシュ受信側エージェントは、
1.[RFC3840]に従ってContactヘッダに含まれるプッシュ送信側エージェントのプッシュ能力を、プッシュアプリケーションに提供するものとする。
2.Allowヘッダに含まれる、プッシュ送信側エージェントによってサポートされるSIP方法を、プッシュアプリケーションに提供するものとする。
3.SIP 200「OK」応答が本文を含む場合、本文を取り出し、Content−Dispositionに従って処理するものとする。
MIME型、message/external−body、およびapplication/Dev−capを含むAcceptヘッダを含む、SIP OPTIONS要求を受信すると、プッシュ受信側エージェントは、
1.P−Asserted−Identityヘッダが存在し、P−Asserted−Identityヘッダの中のURIが信頼されることを検証するものとする。認証チェックが失敗した場合、プッシュ受信側エージェントは、SIP 403「Forbidden」応答を返信するものとする。
2.[RFC3261]に従ってSIP 200「OK」応答を生成するものとする。
3.[draft−ietf−sip−gruu]の規則および手順に従って、登録中にプッシュ受信側エージェントが公衆GRUUを取得した場合、Contactヘッダに公衆GRUUを含むものとする。
4.Allowヘッダに、プッシュ受信側エージェントがサポートする全てのSIP方法を含むものとする。
5.[draft−ietf−sip−gruu]の規則および手順に従って、登録中にプッシュ受信側エージェントが公衆GRUUを取得した場合、サポート済みヘッダにgruuを挿入するものとする。
6.Contactヘッダに、プッシュ受信側エージェントによってサポートされる全てのプッシュリソースの値を含むプッシュリソース識別子機能タグを含むものとする。
7.プッシュ受信側エージェントのモデル、供給元、およびバージョンを含む、User−Agentヘッダを含むものとする。
8.[RFC 4483]の規則および手順に従って、以下を含むContent−Typeヘッダを含むものとする。
a.MIME型message/external−body、
b.ACCESSJΥPEパラメータにおける「URL」、
c.URLパラメータにおける[OMA_UAProf]ドキュメントのHTTP URL。
9.[RFC 4483]の規則および手順に従って、以下を含む本文を含むものとする。
a.Content−Typeにおけるapplication/Dev−cap、
b.Content−Dispositionにおける「attachment」、
c.[RFC 4483]の規則および手順に従ったコンテンツID。
10.SIP/IPコアの手順に従って、SIP/IPコアに向かってSIP 200「OK」応答を送信するものとする。
(プッシュ送信側エージェントにおける手順)
SIP OPTIONS要求を受信すると、プッシュ送信側エージェントは、
1.P−Asserted−identityヘッダが存在し、P−Asserted−identityヘッダの中のURIが信頼されることを検証するものとする。認証チェックが失敗した場合、プッシュ送信側エージェントは、SIP 403「Forbidden」応答を返信するものとする。
2.[RFC3261]に従って、SIP 200「OK」応答を生成するものとする。
3.Contactヘッダに、受理されたプッシュリソース値を含むプッシュリソース識別子機能タグを含む。
4.Allowヘッダに、プッシュ送信側エージェントがサポートする全てのSIP方法を含むものとする。
5.SIP/IPコアの手順に従って、SIP/IPコアに向かってSIP 200「OK」応答を送信するものとする。
プッシュ送信側エージェントは、プッシュ受信側エージェントおよびプッシュ送信側エージェントの能力について問い合せを行うものとする。
1.[RFC 3261]に従ってSIP OPTIONS 要求を生成するものとする。
2.SIP OPTIONS要求のRequest−URIを、受信したSIP OPTIONS要求の中のP−Asserted−identityからのプッシュ受信側エージェントの公衆ユーザアイデンティティに設定し、または公衆GRUUが受信したSIP OPTIONS要求の中のContactヘッダの中で受信された場合は、公衆GRUUに設定するものとする。
3.[RFC 3325]の規則および手順に従って、P−Asserted−Identityヘッダにプッシュ送信側エージェントのURIを挿入してもよい。
4.9.1項で定義されるように、Contactヘッダに、受理可能なプッシュリソース値を含むプッシュリソース識別子機能タグを含むものとする。
5.[RFC 4483]で特定されるように、MIME型、message/external−body、およびapplication/Dev−capを含むAcceptヘッダを含むものとする。
6.Allowヘッダに、プッシュ送信側エージェントがサポートする全てのSIP方法を含むものとする。
7.SIP/IPコアの手順に従って、SIP/IPコアに向かってSIP OPTIONS要求を送信するものとする。
SIP OPTIONS要求へのSIP 200「OK」応答を受信すると、プッシュ送信側エージェントは、
1.SIP 200「OK」が、application/Dev−capのContent−Typeおよび特定ドキュメントのHTTP URLを含む本文を含む場合、デバイスの能力を取得するように、[RFC 4483]の規則および手順に従って、URLを記憶し、関連ドキュメントを取り出すものとする。
図1は、この実施形態による、SIPプッシュ受信側エージェント10と、SIP/IPコア20と、SIPプッシュ送信側エージェント30との間のメッセージフロー例を描写する。イベント110において、SIPプッシュ受信側エージェントは、プッシュ受信側エージェントによってサポートされるプッシュリソースの値を含むプッシュリソース識別子機能タグ(+g.oma.pusheventapp)とともに、登録過程中に取得した、その公衆GRUU値をContactヘッダに含むSIP OPTIONS要求を、SIP/IPコアに送信する。以下は、このSIP OPTIONS要求の実施形態である。
OPTIONS sip:pushserver@network.net SIP/2.0
Via:SIP/2.0/UDP pc33.atlanta.com;branch=z9hG4bKhjhs8ass877
Max−Forwards:70
To:<sip:pushserver@network.net>
From:Alice <sip:alice@atlanta.com>;tag=1928301774
P−Preferred−identity:“Alice” <sip:alice@atlanta.com>;
Call−ID:a84b4c76e66710
CSeq:63104 OPTIONS
Supported:gruu
Contact:<sip:alice@atlanta.com>;gr=urn:uuid:f81d4fae−7dec−11d0−a765−00a0c91e6bf6;+g.oma.pusheventapp=“mms”
Allow:INVITE, ACK, CANCEL, OPTIONS, BYE, MESSAGE
User−Agent:vendor=“vendor.example.net”;model=“Z−phone”;version=“1.2.3”
Accept:message/extemal−body,application/oma_PushOptions
Content−Length:0
このSIP OPTIONS要求のContactヘッダ部分は、要求を送信したプッシュ受信側エージェントのGRUU(「gr」パラメータによって示される)を含むことが分かる。イベント120において、SIP/IPコアは、SIP OPTIONS要求をSIPプッシュ送信側エージェントに転送する。
イベント130では、SIPプッシュ送信側エージェントは、SIPプッシュ送信側エージェントの能力に関する情報を含むSIP 200 OKを送信する。SIP 200 OKはまた、追加プッシュオプション、および/またはそこから追加プッシュオプションが取得される場合があるURIを含む、本文を含みてもよい。以下は、このSIP 200 OK応答の実施形態である。
SIP/2.0 200 OK
Via:SIP/2.0/UDP pc33.atlanta.com;branch=z9hG4bKhjhs8ass877;received=192.0.2.4
To:<sip:pushserver@network.com>;tag=93810874
From:Alice <sip:alice@atlanta.com>;tag=1928301774
Call−ID:a84b4c76e66710
CSeq:63104 OPTIONS
Contact:<sip:pushserver@network.com>;+g.oma.pusheventapp=“mms”
Allow:INVITE, ACK, CANCEL, OPTIONS, BYE, MESSAGE
Supported:gruu
Content−Type:message/external−body;
ACCESS−TYPE=URL;
URL=“http://www.example.net/PushOptionsSupported”;
EXPIRATION=“ Mon 23 Jun 2008 12:00:00 GWIT”;
size=231
Content−Length:105
Content−Type:text/html
Content−Disposition:attachment
Content−ID:a4e55247127827d@example.net
イベント140では、SIP/IPコアは、SIP 200 OKをSIPプッシュ受信側エージェントに転送する。イベント150では、SIPプッシュ送信側エージェントは、SIPプッシュ受信側エージェントが以前のSIP OPTIONS要求の中で提供したSIPプッシュ受信側エージェントの公衆GRUUを含むSIP OPTIONS要求を、SIP/IPに送信する。つまり、プッシュ送信側エージェントは、特定されたGRUUを有するプッシュ受信側エージェントの能力を要求する。以下は、このSIP OPTIONS要求の実施形態である。
OPTIONS sip:alice@atlanta.com;gr=urn:uuid:f81d4fae−7dec−11d0−a765−00a0c91e6bf6 SIP/2.0
Via:SIP/2.0/UDP pc33.atlanta.com;branch=z9hG4bKhjhs8ass877
Max−Forwards:70
To:<sip:alice@atlanta.com>
From:<sip:pushserver@network.com>;tag=1928301779
P−Asserted−identity:<sip:pushserver@network.com>
Call−ID:a84b4c76e66719
CSeq:63104 OPTIONS
Contact:<sip:pushserver@network.com>,+g.oma.pusheventapp=“mms”
Allow:INVITE, ACK, CANCEL, OPTIONS, BYE, MESSAGE
Supported:gruu
Accept:message/external−body.application/Dev−cap
Content−Length:0
SIPプッシュ受信側エージェントのGRUUは、このSIP OPTIONS要求のRequest−URI部分に含まれることが分かる。イベント160では、SIP/IPコアは、SIP OPTIONS要求をSIPプッシュ受信側エージェントに転送する。イベント170では、SIPプッシュ受信側エージェントは、SIP/IPコアに、SIPプッシュ受信側エージェントの能力に関する情報を含むSIP 200 OK応答を送信する。SIP 200 OK応答はまた、追加プッシュオプション、またはそこから追加プッシュオプションを取得することができるURIを含む、本文を含みてもよい。以下は、このSIP 200 OK応答の実施形態である。
SIP/2.0200 OK
Via:SIP/2.0/UDP pc33.atlanta.com;branch=z9hG4bKhjhs8ass877;received=192.0.2.4
To:<sip:alice@atlanta.com>;tag=93810879
From:<siρ:pushserver@network.com>;tag=1928301779
Call−ID:a84b4c76e66719
CSeq:63104 OPTIONS
Supported:gruu
Contact:<sip:alice@atlanta.com>;gr=urn:uuid:f81d4fae−7dec−11dO−
a765−00a0c91e6bf2;+g.oma.pusheventapp=“mms”
Allow:INVITE, ACK, CANCEL, OPTIONS, BYE, METHOD
User−Agent:vendor=“vendor.example.net”;model=“Z−phone”;version=“1.2.3”
Content−Length:274
Content−Type:message/external−body;
ACCESS−TYPE=“URL”
URL=“http://www.example.com/useragentprofile/07242002”;
EXPIRATION =“Mon, 23 June 2008 09:00:00 GMT”;
size=4123
Content−Type:application/Dev−cap
Content−Disposition:attachment
Content−ID:4e5562cd1214427d@example.net
このSIP 200 OK応答のContent−Type部分は、そこからプッシュ受信側エージェントの能力を取得することができるURLを含むことが分かる。イベント180では、SIP/IPコアは、SIP 200 OK応答をSIPプッシュ送信側エージェントに転送する。
別の実施形態では、プッシュ受信側エージェントが、SIP OPTIONS要求においてそのGRUUをプッシュ送信側エージェントに提供するよりもむしろ、プッシュ送信側エージェントが、SIP SUBSCRIBEメッセージを使用してSIP/IPコアからプッシュ受信側エージェントのGRUUを要求する。SIP/IPコアは、SIP NOTIFYメッセージの中でプッシュ受信側エージェントのGRUU値を返信し、次いで、プッシュ送信側エージェントが、プッシュ受信側エージェントの能力を要求するSIP OPTIONS要求をプッシュ受信側エージェントに送信するために、このGRUUを使用する。
図2は、この実施形態の下で、SIPプッシュクライアント(またはSIPプッシュ受信側エージェント)10と、SIP/IPコア20と、SIP PUSHサーバ(またはSIP プッシュ送信側エージェント)30との間のメッセージフロー例を描写する。イベント210では、SIPプッシュ送信側エージェントは、SIP/IPコアにSIP SUBSCRIBE要求を送信する。以下は、SIP SUBSCRIBE要求の実施形態である。
SUBSCRIBE sip:sip:alice@atlanta.com SIP/2.0
Via:SIP/2.0/UDP hostnetwork.net;branch=z9hG4bK9zz8
Max−Forwards:70
From:<sip:pushserver@network.net>;tag=kkaz−
To:<sip:alice@atlanta.com>
Call−ID:faif9a@host.network.net
CSeq:2 SUBSCRIBE
Event:reg
Expires:3600
Contact:<sip:pushserver@network.net>
Content−Length:0
イベント220では、SIP/IPコアは、SIP SUBSCRIBE要求を受信し、SIP 200 OK応答をSIPプッシュ送信側エージェントに送信する。イベント230では、SIP/IPコアは、SIPプッシュ送信側エージェントに、登録過程中に取得されたSIPプッシュ受信側エージェントの公衆GRUU値を含むSIP NOTIFYを送信する。以下は、SIP NOTIFY要求の実施形態である。
NOTIFY sip:sip:pushserver@@network.net SIP/2.0
Via:SIP/2.0/UDP host.network.net;branch=z9hG4bK9zz8
Max−Forwards:70
From:<sip:sipipcore@network.net>;tag=kkaa−
Request−URI:<sip:pushserver@network. net>
Call−ID:faif9a@host.network.net
CSeq:2 NOTIFY
Event:reg
Subscription−State:active ;expires= 3600
Content−Type:application/reginfo+xml
Contact:<sip:sipipcore@network.net>
Content−Length:
<?xml version=“1.0”?>
<reginfo xmlns=“urn:ietf:params:xml:ns:reginfo”
xmlns:gr=“urn:ietf;params:xml:ns:gruuinfo”
version=“1” state=“full”>
<registration aor=“siρ:alice@atlanta.com” id=“a7”
state=“active”>
<contact id=“92” state=“active” event−“registered”
duration−registered=“1 ” exρires=“3599”
callid=“faif9a@pc33,atlanta.com” cseq=“23001”>
<uri>
sip:alice@pc33.atlanta.com
</uri>
<allOneLine>
<unknown−param name=“+sip.instance”> “<um:uuid:f81d4fae−7dec−11d0−a765−00a0c91e6bf6>”
</unknown−param>
</allOneLine>
<allOneLine>
<gr:pub−gruu uri=“
sip:alice@atlanta.com;gr=urn:uuid:f81d4fae−7dec−11d0−a765−00a0c91e6bf6”/>
</allOneLine>
<allOneLine>
<gr:temp−gruu uri=“sip:8ffkas08af7fasklzi9@atlanta.com ;
gr” first−cseq=”54301’/>
</allOneLine>
</contact>
<contact id=”93” state=”active” event=”registered”
duration−registered=”1” exρires=”3599”
callid=”fae678@pc33.atlanta.com” cseq=”23001”>
<uri>
sip.alice@pc33.atfanta.com
</uri>
<allOneLine>
<unknown−param name=”+sip.instance”>
”<urn:uuid:fa2358−7dec−11 d0−b678−00c0b27d6ac9>”
</unknown−param>
</allOneLine>
<allOneLine>
<gr:pub−gruu uri=”
sip:alice@atlanta.com;gr=urn:uuid:fa2358−7dec−11d0−b678−00c0b27d6ac9”/>
</allOneLine>
<allOneLine>
<gr:temp−gruu
uri=”sip:afas8i9708klzffkasf@atlanta.com
;gr” first−cseq=”54102”/>
</allOneLine>
</contact>
</registration>
</reginfo>
イベント240では、SIPプッシュ送信側エージェントは、SIP 200 OKをSIP/IPコアに送信する。イベント250では、SIPプッシュ送信側エージェントは、SIPプッシュ受信側エージェントの公衆GRUUをRequest−URIに含むSIP OPTIONS要求を、SIP/IPコアに送信する。つまり、SIP OPTIONS要求は、特定されたGRUUを伴うSIPプッシュ受信側エージェントにアドレス指定される。以下は、SIP OPTIONS要求の実施形態である。
OPTIONS sip:alice@atlanta.com;gr=urn:uuid:f81d4fae−7dec−11d0−a765−00a0c91e6bf6 SIP/2.0
Via:SIP/2.0/UDP pc33.atlanta.com;branch=z9hG4bKhjhs8ass877
Max−Forwards:70
To:<sip:alice@atlanta.com>
From:<sip:pushserver@network.com>;tag=1928301779
P−Asserted−ldentity:<sip:pushserver@network.com>
Call−ID:a84b4c76e66719
CSeq:63104 OPTIONS
Contact:<sip:pushserver@network.com>;+g.oma.pusheventapp=”mms”
Allow:INVITE, ACK, CANCEL, OPTIONS, BYE, MESSAGE
Supported:gruu
Accept:message/external−body,application/Dev−cap
Content−Length:0
イベント260では、SIP/IPコアは、SIP OPTIONS要求を、特定されたGRUUを伴うSIPプッシュ受信側エージェントに転送する。イベント270では、SIPプッシュ受信側エージェントは、SIPプッシュ受信側エージェントの能力に関する情報を含むSIP 200 OK応答をSIP/IPコアに送信する。SIP 200 OK応答はまた、追加プッシュオプション、またはそこから追加プッシュオプションを取得することができるURIを含む、本文を含みてもよい。以下は、SIP 200 OK応答の実施形態である。
SIP/2.0200 OK
Via:SIP/2.0/UDP pc33.atlanta.com;branch=z9hG4bKhjhs8ass877;received=192.0.2.4
To:<sip:alice@atlanta.com>;tag=93810879
From:<sip:pushserver@network.com>;tag=1928301779
Call−ID:a84b4c76e66719
CSeq:63104 OPTIONS
Supported:gruu
Contact:<sip:alice@atlanta.com>;gr=urn:uuid:f81d4fae−7dec−11d0−a765−00a0c91e6bf2;+g.oma.pusheventapp=”mms”
Allow:INVITE, ACK, CANCEL, OPTIONS, BYE, METHOD
User−Agent:vendor=”vendor.example.nef;model=”Z−phone”;version=”1.2.3”
Content−Length:274
Content−Type:message/external−body;
ACCESS−TYPE=”URL”
URL=”http://www.example.com/useragentprofile/07242002”;
EXPIRATION =”Mon, 23 June 2008 09:00:00 GMT”;
size=4123
Content−Type:application/Dev−cap
Content−Disposition:attachment
Content−ID:4e5562cd1214427d@example.net
イベント280では、SIP/IPコアは、SIP 200 OK応答をSIPプッシュ送信側エージェントに転送する。
別の実施形態では、SIPプッシュ送信側エージェントは、元のSIP REGISTER要求のコンテンツを含む本文を含む、第3者登録機構を使用して、GRUUを取得することができる。元のSIP REGISTER要求は、SIPプッシュ受信側エージェントによって送信された元のSIP REGISTER要求からのContactヘッダ値を含んでもよい。本文は、GRUUを直接含みない場合があるが、元のSIP REGISTER要求のContactヘッダは、sip.instance機能タグを含む場合がある。SIP/IPコアの方針が、元のSIP REGISTER要求のContactヘッダの中のsip.instance機能タグの値に等しく設定された公衆GRUUの「gr」パラメータを伴う登録されたPUIまたはAoRから、公衆GRUUを導出することであると、SIPプッシュ送信側エージェントが分かっている場合は、SIPプッシュ送信側エージェントは、登録したSIPプッシュ受信側エージェントのGRUUを導出することもできる。
上記で説明される構成要素は、上記で説明される動作に関する命令を実行することが可能である、処理構成要素を含む場合がある。図3は、本明細書で開示される1つ以上の実施形態を実装するために好適な処理構成要素1310を含む、システム1300の実施例を図示する。プロセッサ1310(中央プロセッサユニットまたはCPUと呼ばれてもよい)に加えて、システム1300は、ネットワーク接続デバイス1320、ランダムアクセスメモリ(RAM)1330、読み出し専用メモリ(ROM)1340、2次記憶装置1350、入出力(I/O)デバイス1360を含む場合がある。これらの構成要素は、存在しなくてもよく、または、相互と、あるいは示されていない他の構成要素と、種々の組み合わせで組み合わせられてもよい。これらの構成要素は、単一の物理的実体に、または1つより多くの物理的実体に位置する場合がある。プロセッサ1310によって取られるものとして本明細書で説明される、任意の動作は、プロセッサ1310によって単独で、または、デジタル信号プロセッサ(DSP)1380等の、図面に示されている、または示されていない1つ以上の構成要素と併せて、取られる場合がある。DSP1380は別個の構成要素として示されているが、DSP1380はプロセッサ1310に組み込まれる場合がある。
プロセッサ1310は、それがネットワーク接続デバイス1320、RAM1330、ROM1340、または2次記憶装置1350(ハードディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、または光ディスク等の、種々のディスクベースのシステムを含む場合がある)からアクセスする場合がある、命令、コード、コンピュータプログラム、またはスクリプトを実行する。1つだけのCPU1310が示されているが、複数のプロセッサが存在してもよい。したがって、命令は、プロセッサによって実行されるものとして論議されてもよいが、命令は、同時に、連続的に、または別様に、1つまたは複数のプロセッサによって実行されてもよい。プロセッサ1310は、1つ以上のCPUチップとして実装されてもよい。
ネットワーク接続デバイス1320は、モデム、モデムバンク、イーサネット(登録商標)デバイス、ユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェースデバイス、シリアルインターフェース、トークンリングデバイス、光ファイバ分散データインターフェース(FDDI)デバイス、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN)デバイス、符号分割多重アクセス(CDMA)デバイス、グローバルシステムフォーモバイルコミュニケーションズ(GSM)無線送受信機デバイス等の無線送受信機デバイス、マイクロ波アクセス用の世界的相互運用性(WiMAX)デバイス、および/またはネットワークに接続するための他の周知のデバイスの形態を成してもよい。これらのネットワーク接続デバイス1320は、プロセッサ1310が情報を受信する場合がある、またはプロセッサ1310が情報を出力する場合がある、インターネットまたは1つ以上の電気通信ネットワーク、あるいは他のネットワークと、プロセッサ1310が通信することを可能にしてもよい。ネットワーク接続デバイス1320はまた、無線でデータを伝送および/または受信することが可能な1つ以上の送受信機構成要素1325を含む場合がある。
RAM1330は、揮発性データを記憶するために、および、おそらくプロセッサ1310によって実行される命令を記憶するために、使用される場合がある。ROM1340は、典型的には2次記憶装置1350のメモリ容量よりも小さいメモリ容量を有する、不揮発性メモリデバイスである。ROM1340は、命令、およびおそらく命令の実行中に読み出されるデータを記憶するために、使用される場合がある。RAM1330およびROM1340の両方へのアクセスは、典型的には、2次記憶装置1350へのアクセスよりも速い。2次記憶装置1350は、典型的には、1つ以上のディスクドライブまたはテープドライブから成り、RAM1330が全作業データを保持するほど十分に大きくない場合に、データの不揮発性記憶のために、またはオーバーフローデータ記憶デバイスとして使用される場合がある。2次記憶装置1350は、RAM1330にロードされるプログラムが実行のために選択されると、そのようなプログラムを記憶するために使用されてもよい。
I/Oデバイス1360は、液晶ディスプレイ(LCD)、タッチスクリーンディスプレイ、キーボード、キーパッド、スイッチ、ダイヤル、マウス、トラックボール、音声認識装置、カード読取装置、紙テープ読取装置、プリンタ、ビデオモニタ、または他の周知の入出力デバイスを含んでもよい。また、送受信機1325は、ネットワーク接続デバイス1320の構成要素である代わりに、またはそれに加えて、I/Oデバイス1360の構成要素と見なされる場合がある。
実施形態では、ユーザエージェントの能力を送達するための方法が提供される。方法は、少なくとも1つのプッシュリソースを含むプッシュリソース識別子機能タグを含む、Contactヘッダを含むSIPメッセージを送信する、ユーザエージェントを含む。
代替実施形態では、SIPプッシュ受信側エージェントが提供される。プッシュ受信側エージェントは、プッシュ受信側エージェントが、少なくとも1つのプッシュリソースを含むプッシュリソース識別子機能タグを含む、Contactヘッダを含むSIPメッセージを送信するように、構成される構成要素を含む。
代替実施形態では、SIPプッシュ送信側エージェントが提供される。プッシュ送信側エージェントは、プッシュ送信側エージェントが、少なくとも1つのプッシュリソースを含むプッシュリソース識別子機能タグを含む、Contactヘッダを含むSIPメッセージを受信するように、構成される構成要素を含む。
以下の3rd Generation Partnership Project (3GPP) Technical Specifications (TS)、およびInternet Engineering Task Force (IETF) Requests For Comments (RFC)が、参照することにより本明細書に組み込まれる。[RFC 3261] Session Initiation Protocol, [RFC 3265] Session InitiationProtocol (SΙP)−Specific Event Notification、[RFC 3680] Registration Event Package、[draft−ietf−sip−gruu] Obtaining and Using Globally Routable User Agent (UA) URIs (GRUU) in the Session Initiation Protocol (SIP)、[draft−ietf−sipping−gruu−reg−event] GRUU registration events、OMA−TS−SI P_Push−V1_0−20080416−D、3GPP TS 23.218、および3GPP TS 24.229。
いくつかの実施形態を本開示で提供したが、開示されたシステムおよび方法は、本開示の精神または範囲から逸脱することなく、多くの他の具体的形態で具現化されてもよいことを理解されたい。
本実施例は、制限的ではなく例証的と見なされるものであり、本明細書で与えられる詳細に制限されることを意図するものではない。例えば、種々の要素または構成要素が組み合わされるか、または別のシステムに統合されてもよく、または、ある特徴が省略されるか、あるいは実装されなくてもよい。
また、個別または別個のものとして種々の実施形態で説明および例証される、技術、システム、サブシステム、および方法は、本開示の範囲から逸脱することなく、他のシステム、モジュール、技術、または方法と組み合わされるか、あるいは統合されてもよい。相互に連結される、または直接連結される、あるいは通信するものとして示される、または論議される他の項目は、電気的であろうと、機械的であろうと、または別の方法であろうと、何らかのインターフェース、デバイス、または中間構成要素を通して、間接的に連結されるか、または通信してもよい。変更、置換、および改変の他の実施例が、当業者によって究明可能であり、本明細書で開示される精神および範囲から逸脱することなく行うことができる。

Claims (44)

  1. ユーザエージェント(UA)の能力を送達するための方法であって、
    UAが、Contactヘッダを含むセッション初期化プロトコル(SIP)メッセージを送信することを含み、該Contactヘッダは、少なくとも1つのプッシュリソースを含むプッシュリソース識別子機能タグを含む、方法。
  2. 前記Contactヘッダはさらに、Globally Routable UA Uniform Resource Identifier(URI)(GRUU)を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記SIPメッセージは、多目的インターネットメール拡張(MIME)型「message/external−body」を含むヘッダをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ヘッダは、前記UAのOpen Mobile Alliance(OMA)UAプロファイルドキュメントを指し示すURIをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記ヘッダは、Acceptヘッダである、請求項3に記載の方法。
  6. 前記ヘッダは、Acceptヘッダである、請求項4に記載の方法。
  7. 前記ヘッダは、Content−Typeヘッダである、請求項3に記載の方法。
  8. 前記ヘッダは、Content−Typeヘッダである、請求項4に記載の方法。
  9. 前記SIPメッセージは、前記UAによってサポートされるSIP方法を含むAllowヘッダをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  10. 前記SIPメッセージは、本文をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  11. 前記SIPメッセージは、Content−Dispositionに「attachment」をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記SIPメッセージは、
    前記プッシュ受信側エージェントのモデルと、
    該プッシュ受信側エージェントの供給元と、
    該プッシュ受信側エージェントのバージョンと
    のうちの少なくとも1つを含む、User−Agentヘッダをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  13. 前記SIPメッセージは、SIP OPTIONS要求である、請求項1に記載の方法。
  14. 前記SIPメッセージは、SIP 200 OK応答である、請求項1に記載の方法。
  15. セッション初期化プロトコル(SIP)プッシュ受信側エージェントであって、
    該プッシュ受信側エージェントが、少なくとも1つのプッシュリソースを含むプッシュリソース識別子機能タグを含むContactヘッダを含むSIPメッセージを送信するように構成される構成要素を備える、プッシュ受信側エージェント。
  16. 前記Contactヘッダはさらに、Globally Routable UA Uniform Resource Identifier(URI)(GRUU)を含む、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  17. 前記SIPメッセージはさらに、多目的インターネットメール拡張(MIME)型「message/external−body」を含む、ヘッダを含む、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  18. 前記ヘッダはさらに、前記プッシュ受信側エージェントのOpen Mobile Alliance(OMA)UAプロファイルドキュメントを指し示すURIを含む、請求項17に記載のプッシュ受信側エージェント。
  19. 前記ヘッダは、Acceptヘッダである、請求項17に記載のプッシュ受信側エージェント。
  20. 前記ヘッダは、Acceptヘッダである、請求項18に記載のプッシュ受信側エージェント。
  21. 前記ヘッダは、Content−Typeヘッダである、請求項17に記載のプッシュ受信側エージェント。
  22. 前記ヘッダは、Content−Typeヘッダである、請求項18に記載のプッシュ受信側エージェント。
  23. 前記SIPメッセージは、前記プッシュ受信型エージェントによってサポートされるSIP方法を含むAllowヘッダをさらに含む、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  24. 前記SIPメッセージは、本文をさらに含む、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  25. 前記SIPメッセージは、Content−Dispositionに「attachment」をさらに含む、請求項24に記載のプッシュ受信側エージェント。
  26. 前記SIPメッセージは、
    前記プッシュ受信側エージェントのモデルと、
    該プッシュ受信側エージェントの供給元と、
    該プッシュ受信側エージェントのバージョンと
    のうちの少なくとも1つを含む、User−Agentヘッダをさらに含む、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  27. 前記SIPメッセージは、SIP OPTIONS要求である、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  28. SIP OPTIONS要求を受信した際に、送信側の能力に関する情報を含む、SIP 200 OK応答が送信される、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  29. 前記SIPメッセージは、SIP 200 OK応答である、請求項15に記載のプッシュ受信側エージェント。
  30. セッション初期化プロトコル(SIP)プッシュ送信側エージェントであって、
    該プッシュ送信側エージェントが、少なくとも1つのプッシュリソースを含むプッシュリソース識別子機能タグを含むContactヘッダを含むSIPメッセージを受信するように構成される構成要素を備える、プッシュ送信側エージェント。
  31. 前記Contactヘッダはさらに、Globally Routable UA Uniform Resource Identifier(URI)(GRUU)を含む、請求項30に記載のプッシュ送信側エージェント。
  32. 前記SIPメッセージはさらに、多目的インターネットメール拡張(MIME)型「message/external−body」を含む、ヘッダを含む、請求項30に記載のプッシュ送信側エージェント。
  33. 前記ヘッダはさらに、前記メッセージを送信したプッシュ受信側エージェントのOpen Mobile Alliance(OMA)UAプロファイルドキュメントを指し示すURIを含む、請求項32に記載のプッシュ送信側エージェント。
  34. 前記ヘッダは、Acceptヘッダである、請求項32に記載のプッシュ送信側エージェント。
  35. 前記ヘッダは、Acceptヘッダである、請求項33に記載のプッシュ送信側エージェント。
  36. 前記ヘッダは、Content−Typeヘッダである、請求項32に記載のプッシュ送信側エージェント。
  37. 前記ヘッダは、Content−Typeヘッダである、請求項33に記載のプッシュ送信側エージェント。
  38. 前記SIPメッセージは、前記メッセージを送信したプッシュ受信側エージェントによってサポートされるSIP方法を含むAllowヘッダをさらに含む、請求項30に記載のプッシュ送信側エージェント。
  39. 前記SIPメッセージは、本文をさらに含む、請求項30に記載のプッシュ送信側エージェント。
  40. 前記SIPメッセージは、Content−Dispositionに「attachment」をさらに含む、請求項39に記載のプッシュ送信側エージェント。
  41. 前記SIPメッセージは、
    前記メッセージを送信したプッシュ受信側エージェントのモデルと、
    該メッセージを送信した該プッシュ受信側エージェントの供給元と、
    該メッセージを送信した該プッシュ受信側エージェントのバージョンと
    のうちの少なくとも1つを含むUser−Agentヘッダをさらに含む、請求項30に記載のプッシュ送信側エージェント。
  42. 前記SIPメッセージは、SIP OPTIONS要求である、請求項30に記載のプッシュ送信側エージェント。
  43. 前記SIP OPTIONS要求を受信した際に、送信側の能力に関する情報を含む、SIP 200 OK応答が送信される、請求項42に記載のプッシュ送信側エージェント。
  44. 前記SIPメッセージは、SIP 200 OK応答である、請求項30に記載のプッシュ送信側エージェント。
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