JP2011519534A - 無線通信システムにおける緊急サービス提供装置及びその方法 - Google Patents

無線通信システムにおける緊急サービス提供装置及びその方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、無線通信システムにおける緊急サービス提供装置及びその方法に関する。緊急サービスメッセージの伝送に使用される接続識別者(Connection ID:CID)を割り当てる過程と、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(Convergence Sublayer:CS)タイプを決定する過程と、前記割り当てられたCIDと前記決定されたCSタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCDメッセージを生成する過程と、前記生成されたDCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージを端末に伝送する過程と、を含む。

Description

本発明は、無線通信システムに関するものであり、特に緊急サービス提供装置及びその方法に関するものである。
次世代通信システムは、移動端末(Mobile Station:MS)に多様な高速大容量のサービスを提供する形に発展しつつある。前記次世代通信システムの代表的な例としては、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.16通信システムと、モバイルワイマックス(Mobile Worldwide interoperability for Microwave Access:Mobile WiMAX)通信システムなどがある。ここで、前記モバイルワイマックス通信システムは、前記IEEE802.16通信システムに基づいた通信システムであり、前記IEEE802.16通信システムは、IEEE802.16標準を使用する通信システムを示す。
ここで、前記IEEE802.16通信システムで提案している緊急サービス(Emergence Service)について説明すると以下の通りである。
一般的に、緊急サービスは、無線緊急救助サービス(Wireless Emergency Rescue Service:WERS)と、無線緊急警戒サービス(Wireless Emergency Alert Service:WEAS)とを含み、前記WERSとWEASそれぞれについて説明すると以下の通りである。まず、前記WERSは、緊急状況、例えば火災、犯罪などのような緊急事項が発生した場合、端末の位置を把握して安全な救助を支援するサービスを含み、前記WERSの種類としては、911サービスのような音声呼サービスなどがある。ここで、前記WERSは一般的に端末によってトリガーリング(triggering)されるため、端末トリガード緊急サービス(MS−triggered Emergency Service)と称されることもある。次に、前記WEASは、特定の地理的位置に存在する端末に暴風雨の警告、迫ってきた地震及び津波の予告などのような緊急通知を支援するサービスを含み、一般的に基地局(Base station:BS)によってトリガーリングされるため、基地局トリガード緊急サービス(BS−triggered Emergency Service)と称されることもある。
前記IEEE802.16通信システムでは、前記WEASのみを提供することを考慮しており、現在基地局がダウンリンクマップ(Downlink MAP:DL−MAP)メッセージに含まれた放送制御ポインター情報エレメント(Broadcast Control Pointer Information Element:Broadcast Control Pointer IE)メッセージを使用して端末に緊急サービスメッセージを送信する時点に対する情報を放送することができるという程度の動作方法のみを提示している。ここで、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージは、一般的にアイドルモード(idle mode)又はスリープモード(sleep mode)に存在する端末が基地局とのサービスが不可能(unavailable)になった場合、前記端末と基地局との間で予め交渉されている周期に、基地局が端末に予めUCD(Uplink Channel Descriptor)及びDCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージと、MOB_NBR−ADV(MObile Neighbor Advertisement)メッセージ及び緊急サービスメッセージの送信時点を放送するために使用される。前記Broadcast Control Pointer IEメッセージを受信した端末は、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージが示す該当時点でウェイクアップ(Wake−up)するか、或いは基地局とのサービスを再開し、該当UCD及びDCDメッセージとMOB_NBR−ADVメッセージ及び緊急サービスメッセージを受信することができる。
一方、一般的なIEEE802.16通信システムにおいて、アイドルモードでの端末の動作について説明すると次のようである。まず、前記IEEE802.16通信システムにおいて、アイドルモード端末は予め設定されているページング周期(Paging cycle)のページングリスニング区間(Paging listening interval)で基地局からモバイルページング広告(MOBile PAGing ADVertisement:MOB_PAG−ADV)メッセージを受信する。ここで、前記MOB_PAG−ADVメッセージは、前記アイドルモード端末がネットワーク進入(network entry)動作を行うか、位置アップデート(location update)動作を行うよう制御するために、基地局からアイドルモード端末に送信されるメッセージである。実施形態として、前記基地局は、前記アイドルモード端末へ送信するダウンリングデータが発生した場合、前記ダウンリンクデータの送信のために前記MOB_PAG−ADVメッセージを使用して前記アイドルモード端末をウェイクアップさせてネットワーク進入動作を行うか、或いは位置アップデート動作を行うように制御することができる。ここで、アイドルモード端末それぞれのページングリスニング区間のスタート時点は、前記アイドルモード端末それぞれのページング周期及びページングオフセット(paging offset)によって相異させることができる。
一方、前記緊急サービスメッセージは、上述したようにスリープモード端末、一般動作端末、アイドルモード端末全てが受信しなければならないため、一般的に一回のみ放送する状況を考慮することができる。従って、アイドルモード端末は前記緊急サービスメッセージを受信するために、前記基地局から前記緊急サービスメッセージを送信する時点にアイドルモードからウェイクアップして前記緊急サービスメッセージの受信を待たなければならない。しかし、上述したようにアイドルモード端末が多数存在する場合、前記多数の端末それぞれのページングリスニング区間のスタート時点が相異である可能性がある。従って、互いに異なった時点でウェイクアップするアイドルモード端末に一回放送される緊急サービスメッセージの送信時点を知らせるためには、前記互いに異なるページングリスニング区間のスタート時点の個数ほどBroadcast Control Pointer IEメッセージを送信しなければならない。しかし、前記Broadcast Control PointerIEメッセージは、多数のフィールドを含んでいるため、前記多数のBroadcast Control Pointer IEメッセージの送信は資源の浪費を招く恐れがある。
それだけでなく、前記基地局がBroadcast Control Pointer IEメッセージを介してアイドルモード端末に知らせた緊急サービスメッセージの送信時点で、実際基地局が緊急サービスメッセージを送信できないことが発生し得る。一例として、前記基地局のスケジューリング動作を行った結果、前記緊急サービスメッセージは、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージの示す緊急サービスメッセージの送信時点、即ち、緊急サービスメッセージ送信フレームではない以前のフレームであるか、或いはその後のフレームから送信されることもあり得る。この場合、前記Broadcast Control PointerIEメッセージの示す緊急サービスメッセージの送信時点に相応するようにウェイクアップしたアイドルモード端末の場合、該当フレームから緊急サービスメッセージを受信できなくなる。しかし、現在前記IEEE802.16通信システムでは、このようにBroadcast Control Pointer IEメッセージの示す緊急サービスメッセージの送信時点でアイドルモード端末が緊急サービスメッセージを受信できなくなる場合に対する動作方法もまた、全く提示していない。
このように、一般的なIEEE802.16通信システムでは、緊急サービスを提供するためにBroadcast Control Pointer IEメッセージを使用して緊急サービスメッセージを送信する時点に対する情報を放送する程度の動作のみを規定しているだけである。即ち、前記IEEE802.16通信システムでは、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージの使用以外に、緊急サービスを提供するための具体的な方法を全く考慮していない。従って、前記IEEE802.16通信システムにおける緊急サービスを提供するための具体的な方法の提案が必要となる。
本発明の目的は、無線通信システムにおける緊急サービス提供装置及びその方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、無線通信システムにおいて、基地局がDCDメッセージを利用して緊急サービスメッセージの伝送に使用される接続識別者(Connection ID:CID)と、緊急サービスメッセージが伝送された場合、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(Convergence Sublayer:CS)の情報を端末に知らせ、前記端末がこれを利用して前記緊急サービスメッセージを受信及び処理するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、無線通信システムにおいて、基地局がExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージを使用してアイドルモード及びスリープモード動作中の端末への緊急サービスメッセージの伝送時点と、前記伝送時点に起きて緊急メッセージを受信するために待機する時間に対する情報を知らせ、前記アイドルモード及びスリープモード動作中の端末がこれを利用して前記緊急サービスメッセージの伝送時点に起きて、待機時間の間待機して緊急メッセージを受信するための装置及びその方法を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、無線通信システムにおいて、基地局がマルチキャスト及びブロードキャストサービス(Mutlicast and Broadcast Service:MBS)領域を介して緊急サービスメッセージを伝送しようとする場合、MBS_MAP_IEにパラメータ(Existence of Emergency Service Message in MBS region)を追加してMBS領域内に緊急サービスメッセージが存在するか否かを端末に知らせることで、端末がフレームごとにMBS−MAPメッセージのデコーディングを試みることを防止するための装置及びその方法を提供することにある。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージの伝送方法は、緊急サービスメッセージの伝送に使用される接続識別者(CID)を割り当てる過程と、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(CS)のタイプを決定する過程と、前記割り当てられたCIDと前記決定されたCSのタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCDメッセージを生成する過程と、前記生成されたDCDメッセージを端末に伝送する過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージの伝送方法は、緊急サービスメッセージが伝送される時点を決定する過程と、端末が前記決定された時点で緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間を決定する過程と、前記緊急サービスメッセージが伝送される時点と緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間に対する情報を含むBroadcast Control Pointer IEを生成する過程と、前記生成されたBroadcast Control Pointer IEを含むDL−MAPメッセージを前記端末に伝送する過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージの伝送方法は、マルチキャスト及びブロードキャストサービス(MBS)領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを決定する過程と、前記決定に応じてMBS_MAP IE内にフィールドを設定する過程と、を含み、前記フィールドはMBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドであり、前記方法は、前記フィールドが設定されたMBS_MAP IEを含むDL_MAPメッセージを端末に伝送する過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける端末の緊急サービスメッセージの受信方法は、緊急サービスメッセージの伝送に使用される接続識別者(CID)と、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(CS)のタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCDメッセージを受信する過程と、前記CIDを含む緊急サービスメッセージが受信される際、前記受信された緊急サービスメッセージを前記CSを介して処理する過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける端末の緊急サービスメッセージの受信方法は、DL−MAPメッセージを介してBroadcast Control Pointer IEを受信する過程と、前記受信されたBroadcast Control Pointer IEを利用して緊急サービスメッセージが伝送される時点と、前記端末が前記時点で緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間に対する情報を獲得する過程と、前記緊急サービスメッセージが伝送される時点に前記待機時間の間、緊急サービスメッセージを受信する過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける端末の緊急サービスメッセージの受信方法は、DL−MAPメッセージを介してMBS−MAP IEを受信する過程と、前記受信されたMBS−MAP IE内のフィールド設定を確認する過程と、を含み、前記フィールドはマルチキャスト及びブロードキャストサービス(MBS)領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドであり、前記方法は、前記フィールドの設定が、MBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在することを示す場合、MBS MAPメッセージをデコーディングする過程と、を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける緊急サービスメッセージの伝送装置は、緊急サービスメッセージの伝送に使用される接続識別者(CID)を割り当て、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(CS)のタイプを決定した後、前記割り当てられたCIDと前記決定されたCSのタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCDメッセージを生成するMAC制御メッセージ生成器と、前記生成されたDCDメッセージを端末に伝送する送信器を含むことを特徴とする。
前記目的を達成するための本発明の実施の形態によると、無線通信システムにおける端末の緊急サービスメッセージ受信装置は、信号を受信する受信器と、前記受信された信号を物理階層デコーディングしてMAC PDU(Medium Access Control Protocol Data Unit)を提供する物理階層デコーダーと、前記MAC PDUのヘッダを分析し、前記MAC PDUのペイロードが制御情報を含む場合、該当ペイロードをMAC制御メッセージ解釈器として提供し、前記MAC PDUのペイロードがトラフィックを含む場合、該当ペイロードを受信データキューとして提供するMAC PDUデコーダーと、前記MAC PDUデコーダーからのDCDメッセージを解釈し、緊急サービスメッセージの伝送に使用される接続識別者(CID)と、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(CS)のタイプに対する情報のうち少なくとも一つを獲得するMAC制御メッセージ解釈器と、前記MAC PDUデコーダーからの緊急サービスメッセージを該当CSに提供する受信データキューと、を含むことを特徴とする。
本発明の実施の形態による無線通信システムにおける緊急サービスメッセージのフォーマットを示す図である。 本発明の実施の形態による無線通信システムにおけるアイドルモード及びスリープモード動作中の端末の緊急サービスメッセージの受信方法の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージの伝送方法の手順を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態による無線通信システムにおける基地局の送信装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による無線通信システムにおける端末の受信装置の構成を示すブロック図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態を添付した図面を参照しながら詳細に説明する。そして、本発明を説明するに当たって、関連した公知機能又は構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不明確にする恐れがあると判断される場合には、その詳細な説明は省略する。
本発明は、無線通信システムにおける緊急サービスを提供する装置及び方法を提供する。以下、本発明では、IEEE802.16通信システムを一例に緊急サービスを提供する装置及びその方法を説明するが、本発明は、前記IEEE802.16通信システムだけでなく、緊急サービスの提供が可能な他の通信システムにも適用可能であるということは勿論である。
図1は、本発明の実施の形態による無線通信システムにおける緊急サービスメッセージのフォーマットを示す図である。現在、IEEE802.16システムでは緊急サービスメッセージがどのようなフォーマットで、どのような方法を介して伝送されているのか全く言及されていない。しかし、IEEE802.16システムで伝送される全てのMAC(Medium Access Control)メッセージはMAC PDU(Protocol Data Unit)の形をしており、前記緊急サービスメッセージもまたMACメッセージの範疇に属しているので、当然MAC PDUの形をしている。従って、本発明の実施の形態による緊急サービスメッセージもまた、前記図1のようにMAC PDUの形をとることになる。
前記図1を参照すると、前記緊急サービスメッセージは、ペイロード(payload)フィールド130の前に汎用MACヘッダ(Generic MAC Header)フィールド100が付加され、後ろにCRC(Cyclic Redundancy Checking)フィールド160が付加される形を有する。
ここで、前記汎用MACヘッダフィールド100は、ヘッダタイプを示しためのヘッダタイプ(Header Type:HT)フィールド111、前記ペイロードフィールド130が暗号化されているか否かを示すための暗号化制御(Encryption Control:EC)フィールド113、前記緊急サービスメッセージに含まれているサブヘッダのタイプを示すためのタイプ(Type)フィールド115、前記緊急サービスメッセージに拡張サブヘッダが存在するか否かを示すための拡張サブヘッダフィールド(Extended Subheader Field:ESF)117、前記緊急サービスメッセージにCRCフィールド160が含まれているか否かを示すためのCRC支持者(CRC Indicator:CI)フィールド119、前記ペイロードフィールド130を暗号化するために使用されたトラフィック暗号化キー(Traffic Encryption Key:TEK)のインデックスと初期ベクター(initial vector)を示すための暗号化キーシーケンス(Encryption Key Sequence:EKS)フィールド121、別途の用途なしに予約されている予約(Reserved:Rev)フィールド123、前記緊急サービスメッセージの長さを示すための長さ(Length:LEN)フィールド125、前記緊急サービスメッセージが含むコネクション識別情報(Connection ID:CID)を示すためのコネクション識別情報(CID)フィールド127、前記汎用MACヘッダフィールド100のエラーを検出するために使用されるヘッダエラーチェックコードを示すためのヘッダチェックシーケンス(Header Check Sequence:HCS)フィールド129を含んで構成される。
ここで、前記緊急サービスメッセージの長さを示すための長さ(LEN)フィールド125は、LEN MSB(Most Significant Bits)フィールドとLEN LSB(Least Significant Bits)フィールドとを含んで構成され、前記LEN MSBフィールドとLEN LSBフィールドに記載されている値の組み合わせが前記緊急サービスメッセージの長さを示している。同じく、前記CIDフィールド127もまた、CID MSBフィールドとCID LSBフィールドとを含んで構成され、前記CID MSBフィールドとCID LSBフィールドに記載されている値の組み合わせは前記緊急サービスメッセージが含むCIDを示している。本発明では、前記緊急サービスメッセージが全ての移動端末が受信しなければならないメッセージであるため、前記CIDフィールド127の値は放送CIDとして記載される。ここで、前記HTフィールド111乃至HCSフィールド129それぞれの内に記載されている括弧の中の数字は、該当フィールドを具現するビット数を示している。一例として、前記HTフィールド111内の括弧の中に1が記載されているので、前記HTフィールド111は1ビットに具現されることである。
また、前記ペイロードフィールド130は、前記緊急サービスメッセージのボディ(Emergency Message body)フィールドを含む。
一方、前記CIDフィールド127の場合、システムごとに異なる可能性がある。言い換えると、緊急サービスメッセージの伝送に使用されるCIDは、基地局を運用するサービス提供者(Service Provider)又は基地局ごとに違うか、或いは、基地局ごとに有用なCIDのうちから一部を緊急サービスのために割り当てることができる。この場合、基地局は前記緊急サービスメッセージがどのようなCIDを介して伝送されているのかを知らせるべきであり、このため本発明では、下記表1のような緊急サービスCID TLVエンコーディングを提案する。
Figure 2011519534
前記表1のような緊急サービスCID TLVエンコーディング(encoding)は、基地局内に属した端末にブロードキャストに伝送されるDCDメッセージに含ませる。もし前記DCDメッセージに緊急サービスCID TLVエンコーディングが含まれていない場合、基地局内の端末は緊急サービスメッセージの伝送にデフォルトCID(default CID:0x####)が使用されると見なす。他の方法として、前記緊急サービスCID TLVエンコーディングは、DCDメッセージではないネットワークエントリ(Network Entry)過程のうちでメッセージ交渉の際使用されるMAC管理メッセージ、例えば、SBC−RSP(SS Basic Capability−ReSPonse)メッセージ又はREG−RSP(REGistration ReSPonse)メッセージを介して基地局から端末に伝達されることもできる。これで、端末は前記DCDメッセージを受信した後、又は、ネットワークエントリ過程のうちメッセージ交渉を行った後、前記緊急サービスメッセージの伝送に使用されるCIDを認知するようになり、以降基地局が前記CIDを含むMAC PDUを伝送することになれば、前記端末は前記MAC PDU内のMAC SDU(Service Data Unit)が前記緊急サービスメッセージを含んでいると見なす。このように、基地局から受信したMACメッセージが緊急サービスメッセージであると判断することになれば、前記端末は緊急サービスメッセージがMACメッセージであるにもかかわらずMAC階層で処理せず、上位階層(Upper Layer)に伝達して前記上位階層で処理されるようにする。
他の方法として、前記表1の緊急サービスCID TLVエンコーディングの代わりに、固定された値の緊急サービスCIDを定義して使用することもできる。この場合、DCDメッセージのように周期的に伝送しなければならないメッセージ又はネットワークエントリ過程のうちに交渉されるMAC管理メッセージに前記CIDを含ませることで発生し得るオーバヘッドを防ぐことができる。
一方、緊急サービスの種類が多様であってもよく、各緊急サービスメッセージを互いに異なるCIDを介して伝送してもよい。従って、基地局は複数個の緊急サービスメッセージの伝送に使用される各CIDを端末に知らせる必要がある。この場合、複数個のCIDを端末に知らせるために、前記表1の長さフィールドは、例えば緊急サービスに使用されるCIDの個数と一つのCIDの長さ(即ち、2)をかけた長さのデータの値(Value)フィールドに入るということを示しており、この際、前記表1の値フィールドには緊急サービスに使用されるCIDが次々と順に入るように修正されてもよい。
一方、前記緊急サービスメッセージが一つのMAC PDUに入れるのに大きすぎるか、又はフレーム内の有用なリソースの量が少ない場合、一つの緊急サービスメッセージを複数個のMAC PDUに分けて伝送してもよい。IEEE802.16システムで上位階層から受信されたデータを複数個のMAC PDUに分けて伝送すべき場合、下記表2のようなフラブメンテーションサブヘッダ(Fragmentation Subheader)を使用することになる。
Figure 2011519534
前記表2のように、前記フラグメンテーションサブヘッドは、FC(Fragment Count)フィールドとその他従来の多数のフィールドを含んで構成される。ここで、前記FCフィールドが「00」であれば、前記上位階層のデータは一つのMAC PDUを介して伝送されることを意味する。この場合、一般的に前記フラグメンテーションサブヘッダを使用する必要がない。一方、この他の値を取る場合、上位階層データが複数個のMAC SDUに分けられ、即ちフラグメントされ、それぞれのMAC SDUがそれぞれのMAC PDUにマッピングされて伝送されることを意味する。上位階層データの分けられたMAC SDUを区分するために、前記フラグメンテーションサブヘッダは、MAC SDU(即ち、フラグメント)と共に伝送される。この際、一つの上位階層データの最初のMAC SDUにはFC=10を使用し、中間のMAC SDUにはFC=11を使用し、最後のMAC SDUにはFC=01を使用する。
一方、一般動作(Normal Operation)端末の場合、常に起きているため前記のように緊急サービスメッセージがフラグメントされても該当緊急サービスメッセージを受信するのに問題がない。しかし、アイドルモード、又はスリープモード端末の場合、前記緊急サービスメッセージが伝送される時点、即ち、端末が起きる時点に対する情報が必要であり、これはBroadcast Control Pointer IEを介して端末に知らせることができる。言い換えると、基地局が、アイドルモード端末には該当端末が起きているページングリスニング区間(Paging Listening Interval)の間、スリープモードの端末には該当端末が起きているリスニングウィンドー(Listening Window)の間、DL−MAPメッセージに前記Broadcast Control Pointer IEを含ませて伝送し、これを受信した端末は緊急サービスメッセージが伝送される時点を把握して、該当時点のフレームから起きて前記緊急サービスメッセージを受信することができる。
しかし、これは前記緊急サービスメッセージが伝送される時点のみを知らせるだけであり、端末がいくつの緊急サービスメッセージを受信すべきであるか、どれだけ受信待機しなければならないのかに対する情報が全くない。従って、下記二つの場合を全て考慮しなければならない。
まず、上述したように、一つの緊急サービスメッセージがフラグメントされて多数のMAC PDUに構成することができる。この場合、スリープモード又はアイドルモードで動作中の端末は、前記Broadcast Control Pointer IEによって指示される該当フレームから起き、前記緊急サービスメッセージが含まれたMAC PDUを受信待機するようになる。もし受信されたMAC PDUの中にMAC SDUだけでなくフラグメンテーションサブヘッダが含まれていれば、端末は該当緊急サービスメッセージがフラグメントされていることを認知する。この場合、端末は一つの緊急サービスメッセージを構成する全てのMAC PDUが受信されるまで起きているべきであり、該当全てのMAD PDUを受信完了した時点が、スリープモード動作中の端末が起きているリスニングウィンドー又はアイドルモード動作中の端末が起きているページングリスニング区間内に存在すれば、該当端末はリスニングウィンドー又はページングリスニング区間内で行うべき動作を行う。逆に、該当全てのMAC PDUを受信完了した時点がスリープモードのリスニングウィンドー又はアイドルモードのページングリスニング区間の外に存在すれば、該当端末はアイドルモード又はスリープモードに戻る。
次に、基地局が似たような時期に複数個の緊急サービスメッセージをスケジューリングして複数個の緊急サービスメッセージが端末に伝送される場合がある。この場合、スリープモード及びアイドルモード端末は前記Broadcast Control Pointer IEが指示するフレームから起きて緊急サービスメッセージを受信待機する際、基地局がいくつの緊急サービスメッセージを連続して伝送するかが分からないため、もし最初の緊急サービスメッセージを受信完了したならばアイドルモード又はスリープモードに戻る恐れがある。これを防止するために、下記表3のようなBroadcast Control Pointer IEメッセージのフォーマットを提案する。
Figure 2011519534
ここで、前記Extended DIUC(Downlink Interval Usage Code)は、DL−MAPメッセージが含んでいるIEメッセージを区分するために使用されるコードを示しており、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージの区分に使用されるコードは前記表3のように「0x0A」である。前記Lengthは、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージの長さを示し、前記DCD_UCD Transmission Frameは次のDCDメッセージ及びUCDメッセージが送信されるフレームを示すために使用され、次のDCDメッセージ及びUCDメッセージが送信されるフレーム番号のLSB9ビットのうちから、再びMSB7ビットを取って前記DCD_UCD Transmission Frameの値として記載する。この際、前記DCD_UCD Transmission Frameが指示するフレームから4フレーム内に該当ブロードキャストメッセージ(即ち、DCDメッセージ及びUCDメッセージ)が伝送される。一方、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージを使用してMOB_NBR−ADVメッセージ或いは緊急サービスメッセージが送信される時点を示すこともできるが、前記Skip Broadcast_System_Updateは前記緊急サービスメッセージの送信時点情報を省略するか否かを示すために使用され、前記Skip Broadcast_System_Updateの値が例えば「0」である場合、前記Skip Broadcast_System_Updateは前記MOB_NBR−ADVメッセージ或いは緊急サービスメッセージの送信時点情報が省略されていないことを示すと仮定できる。このように、前記MOB_NBR−ADVメッセージ或いは緊急サービスメッセージの送信時点情報が省略されない場合、前記MOB_NBR−ADVメッセージと緊急サービスメッセージのうちどのメッセージが送信されるかを示すBroadcast_System_Update_Typeと、送信されるメッセージの送信時点を示すBroadcast_System_Update_Transmission_Frameが含まれる。ここで、前記Broadcast_System_Update_Typeの値が例えば「0」と設定されている場合、MOB_NBR−ADVメッセージが送信されることを示し、前記Broadcast_System_Update_Typeの値が例えば「1」と設定されている場合、緊急サービスメッセージ送信されることを示す。この際、前記Broadcast_System_Update_Transmission_Frameは、前記Broadcast_System_Update_Typeの値に相応する該当メッセージが送信されるフレーム番号のLSBを示す。また、本発明の実施の形態によって追加される前記Number of Emergency Service Messageは、アイドルモード又はスリープモード端末がBroadcast_System_Update_Transmission_Frameの指すフレームから起きて受信する緊急サービスメッセージの個数を意味する。ここで、前記個数ほど緊急サービスメッセージを全て受信完了した時点がスリープモードのリスニングウィンドー又はページングリスニング区間内に存在すれば、端末はリスニングウィンドー又はページングリスニング区間内で行うべき動作を行う。逆に、前記個数ほど緊急サービスメッセージを全て受信完了した時点がスリープモードのリスニングウィンドー又はアイドルモードのページングリスニング区間の外に存在すれば、端末はアイドルモード又はスリープモードに戻る。一方、チャンネルの状態が悪い場合、基地局が伝送したメッセージを端末が全て受信できなくなる可能性もある。この場合、端末は該当緊急サービスメッセージの個数ほど緊急サービスメッセージを全て受信するために待ち続けることになる。従って、これを防止するために、端末は該当一定時間が過ぎれば、上述した動作の通り、アイドルモード又はスリープモードに再び戻らなければならない。この際、待たされる時間は基本的に待つ時間(予め決められた値)かける緊急サービスメッセージの個数を介して求めることができる。
一方、前記二つの場合が同時に発生し得るというのは勿論である。即ち、緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間の間、緊急サービスメッセージが複数個伝送されながら、全て又はいくつかの緊急サービスメッセージのフラグメントがなされてもよい。
一方、現在IEEE802.16システムでは、多数の移動端末にマルチキャスト及びブロードキャストを提供することができるマルチキャスト及びブロードキャストサービス(MBS)規格が存在する。前記MBSは従来のユニキャストサービスとは異なって、多数の基地局が同一な時刻に同一な放送コンテンツを同一な周波数で送信し、受信端末が多数の基地局から受信したパケットをコンバイニング(combining)して使用することで端末の受信性能を向上させることができ、このような効果をマクロダイバーシティ(macro diversity)利得という。
ここで、一般的な広帯域無線通信システムにおける前記MBSを提供するためのダウンリンクフレーム構造を調べてみると以下の通りである。前記マクロダイバーシティを支援するために多数の基地局はフレームの一部領域をMBS領域として定義し、前記MBS領域を介してMBSデータバーストを送信する。ここで、前記MBS領域の位置はダウンリンクマップ(DL−MAP)メッセージを介して伝達される。前記DL−MAPメッセージはMBS_MAP_IEを含み、前記MBS_MAP_IEは前記MBSデータバーストの割り当て情報を含むMBS−MAPメッセージの位置情報を含む。これによって、端末は前記DL−MAPメッセージを介して前記MBS−MAPメッセージの位置を確認し、前記MBS−MAPメッセージを介して前記MBS領域の位置及び前記MBS領域内の前記MBSデータバーストらそれぞれの位置及びコーディング情報を確認することで、前記MBSデータバーストを受信することができる。前記MBSを利用して前記緊急サービスメッセージが伝送されてもよく、この場合、前記MBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージはマルチキャスト接続識別者(Mulicast Connection ID:MCID)を使用して伝送される。
これは、基地局が前記DCDメッセージを介して緊急サービス用に使用されるCIDを知らせる際、もしCIDのうちにMCIDが含まれている場合、基地局が緊急サービスメッセージを一般領域でなくMBS領域を介して伝送することもできるということを意味する。従って、端末は前記CIDのうちにMCIDが含まれている場合、フレームごとにDL−MAPメッセージだけでなくMBS−MAPメッセージをデコーディングして、MBS領域を介して緊急サービスメッセージが伝送されるか否かを確認する。もし、MBS−MAPメッセージのデコーディング結果、前記MCIDが含まれたバーストが伝送されることが分かれば、端末はMBS領域で該当MBSバーストをデコーディングし、緊急サービスメッセージを抽出及び受信しなければならない。
しかし、前記緊急サービスメッセージは頻繁に伝送されるわけではないので、毎回MBS−MAPメッセージのデコーディングを行うのは好ましくない。言い換えると、前記のような状況で端末は緊急サービスメッセージが伝送されるのか分からないため、MBS−MAPメッセージのデコーディングをフレームごとに試みることになるが、フレームごとに緊急サービスメッセージが伝送されるわけではないので、不必要なMBS−MAPメッセージのデコーディングを行うことになる。これは端末の追加的な電力消耗及びプロセッシングリソースの浪費を招く。従って、MBS領域を介して緊急サービスメッセージが伝送された場合、前記基地局は必ず緊急サービスメッセージが伝送される時点を含ませたBroadcast Control Pointer IEを伝送すべきであり、この際端末は、前記Broadcast Control Pointer IEの指すフレームのみでMBS−MAPメッセージをデコーディングし、緊急サービスメッセージを受信することができる。即ち、前記Broadcast Control Pointer IEの指すフレームを除いた残りのフレームに対しては、起きている端末である場合、MBS−MAPメッセージをデコーディングする必要がない。
また、端末が不必要なMBS−MAPメッセージをデコーディングすることを避けるための方法として、下記表4のように、MBS_MAP_IEに新しいパラメータ、即ちMBS領域内緊急サービスメッセージの存在(Existence of Emergency Service Message in MBS region)というパラメータを更に含ませる。端末がDL−MAPメッセージに含まれたMBS−MAP IEを受信した場合、前記MBS領域内緊急サービスメッセージの存在フィールドを確認して該当フィールドが1である場合、MBS領域を介して緊急サービスメッセージが伝送されるということを意味するので、端末は前記緊急サービスメッセージの位置/大きさを把握するため、MBS−MAPメッセージをデコーディングする。
Figure 2011519534
ここで、前記Macro diversity enhancedは、DL領域にMBS領域が存在するか否かを指示する。
一方、本発明による実施の形態では、基地局が緊急サービスメッセージを伝送するために使用する接続識別者(CID)を端末に知らせ、Broadcast Control Pointer IEメッセージを使用してアイドルモード及びスリープモード動作中の端末に緊急サービスメッセージの伝送時点と、緊急サービスメッセージの個数に対する情報を知らせる方法について説明したが、基地局がBroadcast Control Pointer IEを使用せず、アイドルモード端末が起きているページングリスニング区間又はスリープモード端末が起きているリスニングウィンドー区間に合わせて緊急サービスメッセージを伝送する場合もある。この場合、基地局が複数個の緊急サービスメッセージを伝送すべきであれば、前記基地局は前記ページングリスニング区間又はリスニングウィンドー区間が終わる前に全ての緊急サービスメッセージが伝送されるようにスケジューリングしなければならない。
一方、前記表3のBroadcast Control Pointer IEメッセージにおいて、Broadcast_System_Update_Transmission_Frameとして指示できるフレームオフセットは最大127フレームであるのに対し、アイドルモード端末がアイドルモードを維持できる時間、つまりページングサイクル(Paging Cycle)は16bit、即ち65535フレームである。スリープモード端末もまた、スリープモードを維持できる時間、つまりスリープウィンドーの最大値として1024フレームを有することができる。結局、基地局が端末のページングリスニング区間又はリスニングウィンドーの間Broadcast Control Pointer IEメッセージを介して緊急サービスメッセージの受信時点を知らせる際、最悪の場合(Worst case),前記緊急サービスメッセージの伝送のためにスリープモードの場合最大8回、アイドルモードの場合最大516回Broadcast Control Pointer IEを伝送しなければならない。例えば、基地局がページングリスニング区間に起きているアイドルモード端末(ページングサイクルが5000フレーム)に127フレーム後に緊急サービスメッセージを伝送しようとする場合、該当端末に緊急サービスメッセージの伝送時点(127フレーム後)を知らせるBroadcast Control Pointer IEメッセージを送信する。これを受信した端末はページングリスニング区間が終了する時点にアイドルモードに遷移した後、127フレーム後に起きて緊急サービスメッセージの受信を待機する。この際、基地局は再び前記と同じBroadcast Control Pointer IEを送信し、端末はこれを受信した後アイドルモードに再び遷移し、127フレーム後に起きて前記動作を繰り返す。結局前記アイドル端末は、10回Broadcast Control Pointer IEを受信した後、最後の127フレームの後に起きて前記緊急サービスメッセージを受信することになる。これは電力消耗の面からも無線資源(Air Resource)の浪費を招く。従って、アイドルモード端末のページングサイクルとスリープモード端末のリスニングウィンドーを同時に受容できる新たなBroadcast Control Pointer IEメッセージの定義が必要となる。
このために、下記表5のようなExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージのフォーマットを提案する。
Figure 2011519534
ここで、前記Extended DIUCは、DL−MAPメッセージが含むIEメッセージを区分するために使用されるコードを示し、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージの区分に使用されるコードは「0x0E」である。前記Typeは下記Transmission Frameフィールドが指示するフレームから伝送されるメッセージのタイプを示し、前記Number of Emergency Service Messageは下記Transmission Frameフィールドが指示する時点から伝送される緊急サービスメッセージの個数を示す。前記Transmission Frameは、前記Typeが指示する種類のメッセージが伝送される時点を示すために使用され、伝送されるフレーム番号を示す24ビットのうちLSB16ビットを取って前記Transmission Frameの値として記載する。前記Frame Durationは、前記端末がTransmission Frameフィールドが指示する時点で起きて緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間を意味する。この時間が過ぎれば、上述した動作の通り、アイドルモード又はスリープモード状態に再び戻らなければならない。
ここで、前記表のExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージを使用する場合、一つのExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージを介してアイドルモード端末のページングサイクル及びスリープモードのスリープウィンドー全てをカバーすることができる。
一方、前記実施の形態では、緊急サービスメッセージに使用されるCIDを一つのTLVの形にDCDメッセージ含ませて端末に伝送していた。しかし、前記CID以外の情報が必要となる可能性がある。即ち、緊急サービスメッセージごとに、CID以外の緊急サービスメッセージの優先順位及び緊急サービスメッセージが伝送された際、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層などに対する情報が更に必要となる可能性があり、従って前記DCDメッセージに前記CID以外の情報を更に含ませて伝送させてもよい。ここで分かるように、緊急サービスメッセージごとに互いに異なる構成を取ってもよく、複数個の緊急サービスメッセージに対する情報をDCDメッセージに含ませて伝送してもよい。例えば、基地局が4つの緊急サービスを使用するのであれば、4つの緊急サービス集合(Emergency Service Compound)TLVがDCDメッセージに含まれて伝送されるようになり、それぞれの緊急サービス集合TLVには異なる緊急サービス集合TLVに入るパラメータと相異な値を有するサブTLVを含ませることができる。
ここで、前記DCDメッセージのフォーマットは、下記表6のように緊急サービス集合TLVを含む。
Figure 2011519534
前記表6のように、基地局が伝送する緊急サービスメッセージの種類ほどの緊急サービス集合TLVがDCDメッセージに含まれてもよい。ここで、前記緊急サービス集合TLVは下記表7のようなパラメータを含んでもよい。
Figure 2011519534
ここで、前記CID for Emergency Serviceは該当緊急サービスメッセージが伝送される接続のCIDを意味する。前記Information for Emergency Serviceは、該当緊急サービスメッセージの優先順位とCSタイプを示す。端末も自らの優先順位を有するが、前記端末の優先順位は事業者が運営する値と設定される。もし自らの優先順位より高い優先順位(低い値)を有する緊急サービスメッセージが存在する場合、前記端末は必ず前記緊急サービスメッセージを受信しなければならない。もし自らより低い優先順位(高い値)を有する緊急サービスメッセージが存在する場合、前記端末は前記緊急サービスメッセージを受信しないか、受信しても無視することができる。ここで、前記CSタイプは該当緊急サービスメッセージを含んでいるMAC PDUを処理するCS階層を意味する。
一方、実施の形態で説明したExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージのフォーマットは、下記表8のように構成されてもよい。
Figure 2011519534
Figure 2011519534
基地局は、全ての端末が緊急な状況を充分に熟知できるように(端末が緊急サービスメッセージを受信できない状況が発生する可能性があるため)、同じ緊急サービスメッセージを何回か繰り返して伝送することができる。この場合、端末は同じ緊急サービスメッセージを何回も受信することが発生する恐れがあり、このようなことを避けるために、基地局は前記表8のExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージにCounter for the ESMを含ませて伝送する。ここで、前記Counter for the ESMは緊急サービスメッセージの伝送番号を意味し、緊急サービスメッセージごとに異なる値を有する。基地局が同じ緊急サービスメッセージの反復的な伝送を完了してから、これから新しい緊急サービスメッセージを伝送しようとする場合、以前緊急サービスメッセージを伝送した際のCounter for the ESMから1を増加させて伝送する。端末からすれば、Counter for the ESMを格納していて、自らが格納していたCounter fot the ESMと異なる値のCounter fot the ESMが受信されると、これは新しい緊急サービスメッセージの伝送を意味するので、該当緊急サービスメッセージを受信した後、新しいCounter for the ESMを格納する。これによって、基地局が同じ緊急サービスメッセージを何回か繰り返して伝送すると、繰り返し受信される緊急サービスメッセージのCounter fot the ESMは端末が既に格納しているCounter fot the ESMと同じはずであるため、端末は繰り返し伝送される緊急サービスメッセージを重複して受信しなくもよく、格納された値と異なるCounter for the ESMが受信されると、端末は新しい緊急サービスメッセージが受信されることを認知できるようになる。
また、前記表8において、Transmission of ESM with Priorityは、Extended Broadcast Control Poniter IEが指示するフレームにおいて、Transmission Durationの間伝送される緊急サービスメッセージの優先順位(Priority)を示す。上述したように、端末は自らの優先順位より高い優先順位を有する緊急サービスメッセージは必ず受信し、自らの優先順位より低い優先順位を有する緊急サービスメッセージは受信しなくてもよい。もし端末自らの優先順位より低い優先順位を有する緊急サービスメッセージのみ受信される予定であれば、端末は伝送される全ての緊急サービスメッセージを無視して受信しなくてもよい。しかし、今後必要に応じて受信する可能性もあるため、優先順位の低い緊急サービスメッセージであっても、該当緊急サービスメッセージに対するCounter for the ESMはアップデートしなければならない。
ここで、前記Extended Broadcast Control Pointer IEメッセージは、アイドルモード及びスリープモードの端末へ緊急サービスメッセージの伝送時点を予め知らせるために、または、全ての端末に対して選別的な緊急サービスメッセージの受信及び再伝送される緊急サービスメッセージの受信を避けるために、必ず伝送の前に予めDL MAPメッセージに含まなければならない。
図2は、本発明の実施の形態による無線通信システムにおいて、アイドルモード及びスリープモードの動作中の端末の緊急サービスメッセージの受信方法の手順を示したフローチャートである。
前記図2を参照すると、端末は201ステップにて基地局から前記表3のようなBroadcast Control Pointer IEメッセージが受信されるか否かを検査する。ここで、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージの代わりに前記表5または表8のようなExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージが利用されてもよい。ここで、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージまたはExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージは、DL−MAPメッセージを介して受信される。
前記Broadcast Control Pointer IEメッセージが受信される際、前記端末は203ステップにて前記受信されたBroadcast Control Pointer IEメッセージを利用して緊急サービスメッセージ送信時点と緊急サービスメッセージの個数及びフレーム周期(Frame Duration)に対する情報を把握する。ここで、前記端末は、アイドルモードの端末である場合、ページングリスニングインターバル区間の間、スリープモードの端末である場合、リスニングウィンドー区間の間に前記Broadcast Control Pointer IEメッセージを受信しており、前記ページングリスニングインターバルまたはリスニングウィンドーの終了時点にアイドル或いはスリープモードに遷移する。ここで、前記フレーム周期は、前記端末が前記緊急サービスメッセージ送信時点から緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間を意味する。前記端末が前記表3のBroadcast Control Pointer IEメッセージを受信した場合、前記フレーム周期は基本的に待たさなければならない時間(既に定められた値)かける緊急サービスメッセージの個数を計算して把握し、前記表5または表8のようなExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージを受信した場合、該当Extended Broadcast Control Pointer IEメッセージ内から前記フレーム周期に対する情報を抽出して把握することができる。
以後、前記端末は205ステップにて前記把握した緊急サービスメッセージ送信時点に対する情報を利用して、現在フレームが前記緊急サービスメッセージ送信時点のフレームか否かを検査する。ここで前記205ステップは現在フレームが前記緊急サービスメッセージ送信時点のフレームになるまで繰り返して行われる。
もし、現在フレームが前記緊急サービスメッセージ送信時点のフレームである場合、前記端末は207ステップにて前記端末のモードをアイドルモードまたはスリープモードから一般動作モードに変更され前記把握したフレーム周期によるタイマーを動作させた後、209ステップにて前記タイマーが満了されたか否かを検査する。前記209ステップにてタイマーが満了された場合、前記端末は223ステップへ進行され前記端末のモードをアイドルモード或いはスリープモードに復帰する。
一方、前記209ステップにて前記タイマーが満了されていない際、前記端末は211ステップにて該当フレーム内に緊急サービスメッセージを含むMAC PDUが存在するか否かを検査する。言い換えると、該当フレーム内に緊急サービスCIDを含むMAC PDUが存在するか否かを検査する。もし、前記緊急サービスCIDとしてMCIDが使用される場合、緊急サービスメッセージがMBS領域を介して伝送される可能性もあるので、前記端末はDL−MAPメッセージを介してMBS_MAP IEを受信し、前記受信されたMBS_MAP IE内フィールドの設定を確認して、前記フィールドの設定がMBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在することを示す場合、MBS−MAPメッセージまたはデコーディングしなければならない。ここで、前記フィールドはMBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドである。前記MBS MAPメッセージのデコーディングを介して端末はMBSバーストの割り当て情報を獲得することができ、前記獲得された割り当て情報を利用して前記MBS領域内MBSバーストをデコーディングすることで、緊急サービスメッセージを受信することができる。この際、前記MBSバーストは、緊急サービスメッセージの伝送のために既に割り当てられたMCIDを含む。それによって、前記端末は一般領域またはMBS領域を介して緊急サービスメッセージを受信することができる。ここで、前記緊急サービスCIDは、固定された値の緊急サービスCIDを使用するか、基地局から前記表1の緊急サービスCID TLVエンコーディングを受信するか前記表7の緊急サービス集合TLVを受信することで獲得することができ、この際、前記表1の緊急サービスCID TLVエンコーディングまたは表7の緊急サービス集合TLVはDCDメッセージまたはネットワーク進入過程のうち、メッセージ交渉の際に使用されるMAC管理メッセージに含まれて端末に伝送される。ここで、前記DCDメッセージ内には前記緊急サービスメッセージの伝送に使用されるCIDのみならず前記緊急サービスメッセージを処理するCSのタイプ、前記緊急サービスメッセージの優先順位に対する情報をさらに含むことができ、前記CIDを含む緊急サービスメッセージが受信される際、前記端末は受信された緊急サービスメッセージを該当CSを介して処理することができる。もし、前記DCDメッセージに前記緊急サービスメッセージを処理するCSのタイプに対する情報が含まれていない場合、前記端末は受信された緊急サービスメッセージはデフォルトCSを介して処理することができる。
前記211ステップにて、前記該当フレーム内に緊急サービスメッセージを含むMAC PDUが存在しない場合、前記端末は前記209ステップへ戻って以下のステップを繰り返して行う。一方、前記211ステップにて、前記該当フレーム内に緊急サービスメッセージを含むMAC PDUが存在する場合、前記端末は213ステップにて前記MAC PDU内に緊急サービスメッセージのフラグメント(MAC SDU)とともに該当フラグメントに対するフラグメンテーションサブヘッダが存在するか否かを検査する。ここで、前記フラグメンテーションサブヘッダは前記表2のように構成することができる。
前記213ステップにて前記MAC PDU内に緊急サービスメッセージのフラグメントとともに該当フラグメントに対するフラグメンテーションサブヘッダが存在する際、前記端末は215ステップにて前記MAC PDUで該当緊急サービスメッセージを抽出し、抽出された緊急サービスメッセージを上位階層へ伝送した後、217ステップにて該当フラグメントが最後のフラグメントであるか否かを検査する。ここで、前記フラグメントが最後フラグメントであるか否かは前記フラグメンテーションサブヘッダを利用して把握することができ、該当フラグメントが最後のフラグメントである際、前記端末は219ステップへ進行し、該当フラグメントが最後のフラグメントでない場合、前記端末は該当緊急サービスメッセージに対しまだ受信できなかったフラグメントが存在することを認識し、前記209ステップへ戻って以下のステップを繰り返して行う。一方、前記213ステップにて前記MAC PDU内に緊急サービスメッセージのフラグメントとともに該当フラグメントに対するフラグメンテーションサブヘッダが存在しない場合、即ち、フラグメントされてない緊急サービスメッセージのみ存在する場合、前記端末は225ステップへ進行して前記MAC PDUにて該当緊急サービスメッセージを抽出し、抽出された緊急サービスメッセージを上位階層へ伝送した後、前記219ステップに進行する。
以後、前記219ステップにて端末は緊急サービスメッセージの個数を1減らして、221ステップにて前記減らされた緊急サービスメッセージの個数が0か否かを検査する。前記減らされた緊急サービスメッセージの個数が0である際、前記端末は該当緊急サービスメッセージを全てを受信されたことと判断し、前記223ステップへ進行してアイドルモード或いはスリープモードに復帰する。さらに明確に言い換えると、該当緊急サービスメッセージを全て受信完了した時点或いはタイマーが満了される時点がスリープモードのリスニングウィンドーまたはアイドルモードのページングリスニンインターバル内に存在すると、前記端末はリスニングウィンドーまたはページングリスニングインターバル内で行うべき動作を行い、逆に、該当緊急サービスメッセージを全て受信完了した時点或いはタイマー満了される時点がスリープモードのリスニングウィンドーまたはアイドルモードのページングインターバル外に存在すると、前記端末はアイドルモードまたはスリープモードに復帰する。一方、前記減らされた緊急サービスメッセージの個数が0でない際、前記端末は該当フレーム内でまだ受信されてない緊急サービスメッセージが存在することで判断し、前記209ステップに戻って以下のステップを繰り返して行う。
以後、前記端末は本発明によるアルゴリズムを終了する。
図3は本発明の実施の形態による無線通信システムにおいて基地局の緊急サービスメッセージ伝送方法の手順を示すフローチャートである。
前記図3を参照すると、基地局は301ステップにて端末へ伝送するべき緊急サービスメッセージが発生されるか否かを検査する。前記緊急サービスメッセージが発生させる際、前記基地局は、303ステップにて前記緊急サービスメッセージの伝送のためのスケジューリングを行い、例えば前記緊急サービスメッセージが伝送される時点と、端末が前記決定された時点から緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間(即ち、フレーム周期)を決定し、305ステップにて前記緊急サービスメッセージ送信時点と緊急サービスメッセージ個数およびフレーム周期に対する情報を含むBroadcast Control Pointer IEメッセージを生成及び端末へ伝送する。ここで、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージは、前記表3のように構成されることができ、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージの代わりに前記表5または表8のようなExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージが利用されてもよい。もし、前記表3のBroadcast Control Pointer IEメッセージのようにフレーム周期に対する情報が省略されている場合、端末は基本的に待たさなければならない時間(既に定められた値)かける緊急サービスメッセージの個数を計算して前記フレーム周期を把握することができる。ここで、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージまたはExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージはDL−MAPメッセージを介して伝送される。ここで、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージはアイドルモード端末の場合、ページングリスニング区間またはスリープモード端末の場合、リスニングウィンドー区間の間に該当端末へ伝送される。
以後、前記基地局は307ステップにて現在フレームが前記緊急サービスフレーム送信時点のフレームであるか否かを検査する。ここで前記307ステップは、現在フレームが前記緊急サービスメッセージ送信時点のフレームになるまで繰り返して行える。もし、現在フレームが前記緊急サービスメッセージ送信時点のフレームである場合、前記基地局は309ステップにて前記緊急サービスメッセージを該当端末へ伝送する。
以後、前記基地局は本発明によるアルゴリズムを終了する。
一方、前記301ステップにて前記緊急サービスメッセージが発生した場合、前記基地局は該当緊急サービスメッセージを端末へすぐ伝送してもよく、時間を置いて向後に伝送してもよい。前記図3は前記緊急サービスメッセージを向後伝送する場合を例に挙げて説明したものであり、すぐ伝送する場合にもMBS領域を介して緊急サービスメッセージを伝送する場合には緊急サービスメッセージ送信時点に対する情報を含むBroadcast Control Pointer IEを伝送しなければならない。またはすぐ伝送する場合に、Broadcast Control Pointer IEの代わりにMBS_MAP_IEを伝送してもよい。
図示してはなかったが、前記図3の緊急サービスメッセージを伝送するため、基地局は緊急サービスメッセージの伝送に使用されるCIDを割り当てられ、前記緊急サービスメッセージを処理するCSのタイプを決定して、前記割り当てられたCIDと前記決定されたCSのタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCDメッセージを生成して端末へ伝送することができる。ここで、前記緊急サービスメッセージを処理するCSのタイプをデフォルトCSタイプに決定する際、前記基地局は前記DCDメッセージに前記割り当てられたCIDだけを含ませることができる。また、前記基地局は前記DCDメッセージに前記緊急サービスメッセージの優先順位に対する情報をさらに含ませることができる。
また、図示してはなかったが、前記図3の緊急サービスメッセージをMBS領域を介して伝送する場合、基地局はMBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを決定し、前記決定によってMBS_MAP IE内フィールドを設定して、前記フィールドが設定されたMBS_MAP IEを含むDL−MAPメッセージを端末へ伝送することができる。ここで、前記フィールドは、MBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドである。この際、前記緊急サービスメッセージは、緊急サービスメッセージの伝送のために既に割り当てられたMCIDを含む。
図4は、本発明の実施の形態による無線通信システムにおいて基地局の送信装置の構成を示すブロック図である。
図示したように、前記基地局は、MACペイロードエンコーダー401、MAC PDUエンコーダー402、物理階層エンコーダー403、RF送信器404を含めて構成される。
前記図4を参照すると、前記MACペイロードエンコーダー401は、送信データキュー411とMAC制御メッセージ生成器414を含めて構成される。ここで、前記送信データキュー411は、上位階層からのデータを格納し、スケジューリングによって該当フレームに伝送されるデータを前記MAC PDUエンコーダー402に出力する。特に、本発明の実施の形態によって前記送信データキュー411は、前記スケジューリングによって該当フレームに送信される一つまたは複数個の緊急サービスメッセージを前記MAC PDUエンコーダー402に出力する。ここで、前記一つまたは複数個の緊急サービスメッセージは全てまたは何個かの緊急サービスメッセージがフラグメントされて前記MAC PDUエンコーダー402に出力されることもある。前記MAC制御メッセージ生成器414は、MAC制御メッセージを生成して前記MAC PDUエンコーダー402に出力する。ここで、前記MAC制御メッセージには、前記スケジューリングによって該当フレームに伝送されるデータに対する情報を含むDL−MAPメッセージ、DCDメッセージ、MAC管理メッセージ等が含まれることができる。本発明によって、前記DL−MAPメッセージは、前記表3のようなBroadcast Control Pointer IEメッセージ或いは前記表5または表8のようなExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージを含み、この際、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージ或いはExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージは、前記緊急サービスメッセージの送信時点と緊急サービスメッセージの個数及びフレーム周期に対する情報を含めて構成され、そのために前記MAC制御メッセージ生成器414は、前記緊急サービスメッセージが伝送される時点と、端末が前記決定された時点から緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間を決定することができる。前記DCDメッセージ或いはMAC管理メッセージは、前記表1のような緊急サービスCID TLVエンコーディングまたは表7の緊急サービス集合TLVを含むことができ、このために前記MAC制御メッセージ生成器414は、緊急サービスメッセージの伝送に用いるCIDを割当て、前記緊急サービスメッセージを処理するCSタイプを決定することができる。また、前記MAC制御メッセージ生成器414は、MBS領域を介して送信される緊急サービスメッセージが存在するか否かを決定して、前記の決定によってMBS_MAP IE内のフィールドを設定し、前記表4のように、前記フィールドが設定されたMBS_MAP IEを含むDL−MAPメッセージを生成することができる。ここで、前記フィールドは、MBS領域を介して送信される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドである。
前記MAC PDUエンコーダー402は、MACヘッダ生成器412、MAC CRC生成器413、MACペイロード生成器415を含めて構成される。前記MAC PDUエンコーダー402は、前記MACペイロードエンコーダー401からのデータを有してペイロードを生成し、前記生成されたペイロードにヘッダとCRCを付加してMAC PDUを生成しており、前記生成されたMAC PDUを物理階層エンコーダー403に出力する。具体的に、前記MACペイロード生成器415は、前記MACペイロードエンコーダー401からのデータ(トラフィック)またはMAC制御メッセージを用いてペイロードを生成する。もし、前記MACぺイロードエンコーダー401から緊急サービスメッセージのフラグメントが入力される場合、前記MACペイロード生成器415は、前記表2のような該当フラグメントに対するフラグメンテーションサブヘッダを含むペイロードを生成する。そして、前記MACヘッダ生成器412は、前記生成されたペイロードに対するヘッダを生成して該当ペイロードの前に付加する。ここで、前記生成されたペイロードが緊急サービスメッセージを用いて生成されたペイロードである場合、前記ヘッダは、前記図1のように該当緊急サービスメッセージのCID127に対する情報を含めて構成される。また、前記MAC CRC生成器413は、前記生成されたペイロードに対するCRCコードを生成し、前記生成されたCRCコードを該当ペイロードの後に付加する。このように、ペイロードにヘッダとCRCコードを付加して出力する。
前記物理階層エンコーダー403は、前記MAC PDUエンコーダー402からのMAC PDUを物理階層エンコーディングして出力する。ここで、前記物理階層エンコーダー403は、チャンネル符号ブロック、変調ブロック等を含むことができる。OFDMシステムを仮定する場合、前記チャンネル符号ブロックは、チャンネルエンコーダー(channel encoder)、インタリーバー(interleaver)、変調器(modulation)等から構成し、前記変調ブロックは、送信データを多数の直交する副搬送波に載せるためのIFFT(Inverse Fast Fourier Transform)演算機等から構成することができる。
前記RF送信器404は、前記物理階層エンコーダー403からのベースバンドデジタル信号をベースバンドアナログ信号に変換させ、前記ベースバンドアナログ信号をRF信号に変換させアンテナを介して送信する。
図5は、本発明の実施形態による無線通信システムにて端末の受信装置の構成を示すブロック図である。
図示したように、前記端末は、RF受信器501、物理階層デコーダー502、MAC PDUデコーダー503、MACペイロードデコーダー504、動作モード変更部505を含めて構成される。
前記図5を参照すると、前記RF受信器501は、アンテナを介して受信されるRF信号をベースバンドアナログ信号に変換させ、前記ベースバンドアナログ信号をベースバンドデジタル信号に変換させて出力する。
前記物理階層デコーダー502は、前記RF受信器501からのベースバンドデジタル信号を物理階層でコーディングして元の情報データをMAC PDUデコーダー503に出力する。ここで、前記物理階層デコーダー502は、復調ブロック、チャンネル復号ブロック等を含むことができる。OFDMシステムを仮定する場合、前記復調ブロックは、各副搬送波に載せたデータを抽出するためのFFT(Fast Fourier Transform)演算器等から構成され、前記チャンネル復号ブロックは、復調器(demodulator)、デインタリーバー(deinterleaver)、チャンネルデコーダー(channel decoder)等から構成することができる。
前記MAC PDUデコーダー503は、MACヘッダ分析器513、MAC CRC検査機512、MACペイロード検出器511を含めて構成され、前記物理階層デコーダー502からのMAC PDUでヘッダを検出して分析し、CRCを検査して出力する。具体的に、前記MACヘッダ分析器513は、MAC PDUのヘッダを分析して該当MAC PDUのペイロードが制御情報を含めるか或いはトラフィックを含めるかの可否を判断し、判断結果によって前記MAC PDUのペイロードをMACペイロードデコーダー504に出力する。つまり、該当MAC PDUのペイロードが制御情報を含めている場合、前記MAC PDUのペイロードは、MACペイロードデコーダー504のMAC制御メッセージ解釈器514に提供され、トラフィックを含めている場合、前記MAC PDUのペイロードは、受信データキュー515に積載される。特に、本発明の実施形態によってアイドルモードまたはスリップモード端末のMACヘッダ分析器513は、動作モード変更部505の制御によって緊急サービスメッセージ送信時点のフレームでウェイクアップした後、タイマーが動作する間、受信されるMAC PDUのヘッダを検査して該当ヘッダに緊急サービスメッセージに対するCIDが含めているかの可否を検査して検査の結果を前記動作モード変更部505に出力する。また、MAC CRC検査機512は、前記物理階層デコーダー502から伝達されたMAC PDUからCRCコードを分離して前記MAC PDUのペイロードからCRCコードを生成し、前記生成されたCRCコードと前記分離されたCRCコードの一致可否を判断によってエラーの有無を検査する。この際、前記MAC CRC検査機512は、エラーがないMAC PDUのペイロードが前記ペイロードデコーダー504に提供されるように前記MACペイロード検出器511を制御する。そして、MACペイロード検出器511は、前記物理階層デコーダー502から伝達されたMAC PDUからペイロードを検出してMACペイロードデコーダー504に提供する。 特に、本発明の実施形態によってアイドルモードまたはスリップモード端末のMACペイロード検出器511は、動作モード変更部505の制御によって緊急サービスメッセージ送信時点のフレームでウェイクアップした後、タイマーが動作する間、受信されるMAC PDUのうち該当ヘッダに緊急サービスメッセージに対するCIDが含めているMAC PDUからペイロードを検出し、前記検出されたペイロードをMACペイロードデコーダー504に出力して前記検出されたペイロードをMACペイロードデコーダー504に出力し、検出の結果を前記動作モード変更部505に出力する。ここで、前記検出されたペイロードは、一つまたは複数個の緊急サービスメッセージから構成されることができ、ここで前記一つまたは複数個の緊急サービスメッセージのうち全てまたはいくつかの緊急サービスメッセージがフラグメントされている場合、前記検出されたペイロードには、該当緊急サービスメッセージのフラグメントとともに該当フラグメントに対するフラグメンテーションサブヘッダが含むことができる。
前記MACペイロードデコーダー504は、MAC制御メッセージ解釈器514と受信データキュー515を含めて構成される。ここで、前記MAC制御メッセージ解釈器514は、前記MAC PDUデコーダー503からのMAC制御メッセージ、例えばDL−MAPメッセージ、DCDメッセージ、MAC管理メッセージなどを解析する。本発明によって、前記DL−MAPメッセージは、前記表3のようなBroadcast Control Pointer IE メッセージ或いは前記表5または表8のようなExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージを含むことができ、従って前記MAC制御メッセージ解釈器514は、前記Broadcast Control Pointer IEメッセージを解析して前記緊急サービスメッセージの送信時点と緊急サービスメッセージの個数及びフレーム周期に対する情報を前記動作モード変更部505に出力する。また、MBS領域を介して緊急サービスメッセージが送信される場合、前記DL−MAPメッセージは、前記表4のようにMBS領域を介して送信される緊急サービスメッセージの存在の可否を示すフィールドが設定されたMBS_MAP IEを含むことができ、よって、前記MAC制御メッセージ解釈器514は、前記DL−MAPメッセージを解析して前記DL−MAPメッセージ内のMBS_MAP IEで前記フィールドの設定を確認し、前記フィールドの設定がMBS領域を介して送信される緊急サービスメッセージが存在することを示す場合、MBS−MAPメッセージを受信及びデコーディングすることができる。前記MBS MAPメッセージのデコーディングを介して前記MAC制御メッセージ解釈器514は、MBSバーストの割当て情報を獲得することができ、前記獲得された割当て情報を前記動作モード変更部505で出力する。この際、前記MBSバーストは、緊急サービスメッセージの送信のため既に割当てられたMCIDを含む。また、前記DCDメッセージ或いはMAC管理メッセージは、前記表1のような緊急サービスCID TLVエンコーディング(encoding)または、緊急サービス集合TLVを解析して緊急サービスメッセージに対するCIDに対する情報を前記動作モード変更部505で出力する。また、前記MAC制御メッセージ解釈器514は、前記緊急サービス集合TLVを解析して前記緊急サービスメッセージを処理するCSのタイプに関する情報を獲得することができ、前記獲得したCSのタイプに関する情報を前記受信データキュー515で提供することができる。前記受信データキュー515は、前記MAC PDUデコーダー503からの受信データをバッファリングして上位階層に提供する。特に、前記MAC PDUデコーダー503からの緊急サービスメッセージを上位階層に提供する。ここで、前記上位階層は、前記緊急サービスメッセージを処理するCSのタイプに関する情報によって決定することができる。
前記動作モード変更部505は、前記MAC制御メッセージ解釈器514から緊急サービスメッセージの送信時点と緊急サービスメッセージの 個数及びフレーム周期、緊急サービスメッセージに対するCIDに関する情報を受信し、前記緊急サービスメッセージ送信時点のフレームにアイドルモード或いはスリップモード端末のモードを一般動作モードに変更させて前記MAC PDUデコーダー503からしてウェイクアップして基地局からのMAC PDUを受信するよう制御する。この際、前記動作モード変更部505は、前記モード変更とともに、前記フレーム周期によるタイマーを動作させる。また、前記動作モード変更部503からして前記タイマーが満了されるまで受信されるMAC PDUのうち緊急サービスメッセージを含むMAC PDU,つまり緊急サービスメッセージのCIDを含むMAC PDUの存在の可否を検査し、緊急サービスメッセージを含むMAC PDUが存在する場合、該当緊急サービスメッセージを抽出して上位階層に伝送されるようにする。この際、該当フレーム周期の間、一つまたは複数個の緊急サービスメッセージが受信されることもあり、前記一つまたは複数個の緊急サービスメッセージのうち全てまたはいくつかの緊急サービスメッセージがフラグメントされることもあり、この場合、前記動作モード変更部505は、一つまたは複数の緊急サービスメッセージを構成する全てのMAC PDUが受信されるまで端末のモードを一般モードに維持する。該当全てのMAC PDUを受信した時点或いはタイマーが満了される時点がスリップモードのリスニングウィンドーまたはアイドルモードのページングリスニングインターバル内に存在すると、前記動作モード変更部505は、リスニングウィンドーまたはページングリスニングインターバル内で行うべき動作を行うよう前記MAC PDUデコーダー503を制御し逆に、該当全てのMAC PDUを受信した時点或いはタイマーが満了される時点がスリップモードのリスニングウィンドーまたはアイドルモードのページングリスニングインターバル外に存在すると、アイドルモードまたはスリップモードに再び戻るよう前記MAC PDUデコーダー503を制御する。また、前記動作モード変更部505は、前記MAC制御メッセージ解釈器514からMBSバーストの割当て情報を受信し、前記MAC PDUデコーダー503からして前記割当て情報を用いて前記MBS領域内のMBSバーストをデコーディングして前記緊急サービスメッセージを抽出するように制御する。
一方、本発明によるタイマーは、フレーム周期による値に設定されることを例に挙げて説明したが、他の実施形態で固定された値に設定されることもでき、単位時間フレームと緊急サービスメッセージ個数の積に設定されることもでき、タイマーが設定されていないこともできる。
上述したように、本発明は、無線通信システムにて基地局がDCDメッセージを用いて緊急サービスメッセージの送信に使用される連結識別者(Connection ID:CID)と、緊急サービスメッセージが送信されたとき、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副階層(Convergence Sublayer:CS)の情報を端末に知らせて、前記端末がそれを利用することで前記緊急サービスメッセージを受信及び処理することによって、通信システム、特にIEEE802.16通信システムにての緊急サービス提供が可能となり、従って全体システムサービス性能を向上させる利点がある。
また、本発明は、無線通信システムにて基地局が新たなExtended Broadcast Control Pointer IEメッセージを正義してアイドルモード及びスリップモード動作中の端末に緊急サービスメッセージの送信時点と前記送信時点に起きて緊急メッセージを受信するために待機する時間に対する情報を知られ、前記アイドルモード及びスリップモード動作中である端末がこれを用いて前記緊急メッセージの送信時点にウェイクアップして待機時間の間待機して緊急メッセージを受信することによって、Broadcast Control Pointer IEメッセージから緊急サービスメッセージの送信時点に指示することができるフレームオフセットが最大127フレームというように短いため、多数のBroadcast Control Pointer IEメッセージを送信することによって発生される電力消耗及び無線資源の浪費を防ぐことができる利点がある。
本発明は、無線通信システムにて基地局がマルチキャスト及びブロードキャストサービス(Multicast and Broadcast Service:MBS)領域を介して緊急サービスメッセージを送信しようとする場合、MBS_MAP_IEにパラメータ(Existence of Emergency Service Message in MBS region)を追加してMBS領域内に緊急サービスメッセージの存在の可否を端末に知られることによって、端末がフレームことにMBS−MAPメッセージのデコーディングを試みることを防ぐことができる利点がある。
一方、本発明の詳細な説明では具体的な実施例について説明したが、本発明の範囲から逸脱しない範囲内で様々な変形が可能である。したがって、本発明の範囲は説明された実施例に限定して決められるべきではなく、添付の特許請求の範囲のみならず特許請求の範囲と等価なものによって決められるべきである。
401 MACペイロードエンコーダー
402 MAC PDUエンコーダー
403 物理階層エンコーダー
404 RF送信器
411 送信データキュー
412 MACヘッダ生成器
413 MAC CRC生成器
414 MAC制御メッセージ生成機器
415 MACペイロード生成器
501 RF受信器
502 物理階層デコーダー
503 MAC PDUデコーダー
504 MACペイロードデコーダー
505 動作モード変更部
511 MACペイロード検出器
512 MAC CRC検査機
513 MACヘッダ分析器
514 MAC制御メッセージ解析器
515 受信データキュー

Claims (27)

  1. 無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージの送信方法であって、
    緊急サービスメッセージの送信に用いる接続識別者(Connection ID:CID)を割当てる過程と、
    前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(Convergence Sublayer:CS)タイプを決定する過程と、
    前記割当てられたCIDと前記決定されたCSタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCDメッセージを生成する過程と、
    前記生成されたDCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージを端末へ伝送する過程と、を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記緊急サービスメッセージを処理するCSタイプをデフォルトCSタイプに決定する際、前記生成されたDCDメッセージは、前記割当てられたCIDだけを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記DCDメッセージは、前記緊急サービスメッセージの優先順位に対する情報を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記割当てられたCIDを含む緊急サービスメッセージを前記端末へ伝送する過程を更に含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージ伝送方法であって、
    緊急サービスメッセージが伝送される時点を決定する過程と、
    端末が前記決定された時点から緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間を決定する過程と、
    前記緊急サービスメッセージが伝送される時点と緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間に対する情報を含むBroadcast Control Pointer IEを生成する過程と、
    前記生成されたBroadcast Control Pointer IEを含むDL−MAP(DownLink−MAP)メッセージを前記端末へ伝送する過程と、を含むことを特徴とする方法。
  6. 前記Broadcast Control Pointer IEは、前記決定された時点に伝送されるメッセージのタイプに対する情報を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 前記決定された時点に前記端末へ緊急サービスメッセージを伝送する過程を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージ伝送方法であって、
    マルチキャスト及びブロードキャストサービス(Multicast and Broadcast Service:MBS)領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを決定する過程と、
    前記決定によって、MBS_MAP IE内のフィールドを設定する過程と、
    を含み、
    前記フィールドは、MBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドであり、
    前記方法は、
    前記フィールドが設定されたMBS_MAP IEを含むDL−MAP(DownLink−MAP)メッセージを端末へ伝送する過程を含むことを特徴とする方法。
  9. 前記MBS領域を介して緊急サービスメッセージを伝送する過程を更に含むことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記緊急サービスメッセージは、緊急サービスメッセージの伝送のため既に割当てられたマルチキャスト接続識別者(Multicast Connection ID:MCID)を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 無線通信システムにおける端末の緊急サービスメッセージ受信方法であって、
    緊急サービスメッセージの伝送に用いられる接続識別者(Connection ID:CID)と、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(Convergence Sublayer:CS)のタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージを受信する過程と、
    前記CIDを含む緊急サービスメッセージが受信される際、前記受信された緊急サービスメッセージを前記CSを介して処理する過程と、を含むことを特徴とする方法。
  12. 前記受信された緊急サービスメッセージを前記CSを介して処理する過程は、
    前記DCDメッセージに前記緊急サービスメッセージを処理するCSのタイプに対する情報が含まれていない場合、前記受信された緊急サービスメッセージは、デフォルトCSを介して処理することを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記DCDメッセージは、前記緊急サービスメッセージの優先順位に対する情報を更に含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  14. 無線通信システムにおける端末の緊急サービスメッセージ受信方法であって、
    DL−MAP(DownLink−MAP)メッセージを介してBroadcast Control Pointer IEを受信する過程と、
    前記受信されたBroadcast Control Pointer IEを用いて緊急サービスメッセージが伝送される時点と、前記端末が前記時点から緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間に対する情報を獲得する過程と、
    前記緊急サービスメッセージが伝送される時点に前記待機時間の間に緊急サービスメッセージを受信する過程と、を含むことを特徴とする方法。
  15. 前記Broadcast Control Pointer IEは、前記時点から伝送されるメッセージのタイプに対する情報を更に含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 無線通信システムにおける端末の緊急サービス受信方法であって、
    DL−MAP(DownLink−MAP)メッセージを介してMBS−MAP IEを受信する過程と、
    前記受信されたMBS_MAP IE内のフィールドの設定を確認する過程と、
    を含み、
    前記フィールドは、マルチキャスト及びブロードキャストサービス(Multicast and Broadcast Service:MBS)領域を介して伝送信される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドであり、
    前記方法は、
    前記フィールドの設定が、MBS領域を介して送信される緊急サービスメッセージが存在することを示す際、MBS MAPメッセージをデコーディングする過程と、を含むことを特徴とする方法。
  17. 前記MBS MAPメッセージのデコーディングを介して該当MBSバーストの割当て情報を獲得する過程と、
    前記獲得した割当て情報を用いて前記MBS領域内のMBSバーストをデコーディングし、緊急サービスメッセージを受信する過程を更に含むことを特徴とする請求項16に記載の方法。
  18. 前記MBSバーストは、緊急サービスメッセージの送信のため既に割当てたMCIDを含むことを特徴とする請求項17に記載の方法。
  19. 無線通信システムにおける基地局の緊急サービスメッセージ送信装置であって、
    緊急サービスメッセージの伝送に用いる接続識別者(Connection ID:CID)を割当て、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(Convergence Sublayer:CS)タイプを決定した後、前記割当てられたCIDと前記決定されたCSタイプに対する情報のうち少なくとも一つを含むDCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージを生成するMAC制御メッセージ生成器と、
    前記生成されたDCDメッセージを端末へ伝送する送信器と、を含むことを特徴とする装置。
  20. 前記緊急サービスメッセージを発生する送信データキューを更に含み、
    前記送信器は、前記割当てられたCIDを含む緊急サービスメッセージを前記端末へ送信することを特徴とする請求項19に記載の装置。
  21. 前記MAC制御メッセージ生成器は、前記緊急サービスメッセージが伝送される時点を決定し、端末が前記決定された時点で緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間を決定し、前記緊急サービスメッセージが伝送される時点と緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間に対する情報を含むBroadcast Control Pointer IEを生成して、前記生成されたBroadcast Control Pointer IEを含むDL−MAP(DownLink−MAP)メッセージを生成し、
    前記送信器は、前記生成されたDL−MAPメッセージを端末へ伝送して、前記決定された時点で前記端末へ緊急サービスメッセージを送信することを特徴とする請求項19に記載の装置。
  22. 前記Broadcast Control Pointer IEは、前記決定された時点に伝送されるメッセージのタイプに対する情報を更に含むことを特徴とする請求項21に記載の装置。
  23. 前記MAC制御メッセージ生成器は、MBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを決定し、前記決定によってMBS_MAP IE内のフィールドを設定し、前記フィールドはMBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドであり、前記フィールドが設定されたMBS_MAP IEを含むDL−MAPメッセージを生成し、
    前記送信器は、前記生成されたDL−MAPメッセージを端末へ伝送し、前記MBS領域を介して前記端末へ緊急サービスメッセージを伝送することを特徴とする請求項19に記載の装置。
  24. 無線通信システムにおける端末の緊急サービスメッセージ受信装置であって、
    信号を受信する受信器と、
    前記受信された信号を物理階層でコーディングしてMAC PDU(Medium Access Control Protocol Data Unit)を提供する物理階層デコーダーと、
    前記MAC PDUのヘッダを分析して、前記MAC PDUのペイロードが制御情報を含む場合、該当ペイロードをMAC制御メッセージ解釈器として提供し、前記MAC PDUのペイロードがトラフィックを含む場合、該当ペイロードを受信データキューとして提供するMAC PDUデコーダーと、
    前記MAC PDUデコーダーからのDCD(Downlink Channel Descriptor)メッセージを解析して、緊急サービスメッセージの伝送に用いる接続識別者(Connection ID:CID)と、前記緊急サービスメッセージを処理する収斂副層(Convergence Sublayer:CS)のタイプに対する情報のうち少なくとも一つを獲得するMAC制御メッセージ解釈器と、
    前記MAC PDUデコーダーからの緊急サービスメッセージを該当CSとして提供する受信データキューを含むことを特徴とする装置。
  25. 前記MAC制御メッセージ解釈器は、前記MAC PDUデコーダーからのDL−MAP(DownLink−MAP)メッセージ内のBroadcast Control Pointer IEを解析し、緊急サービスメッセージが伝送される時点と、前記端末が前記時点に緊急サービスメッセージを受信するために待機する時間に対する情報を獲得し、
    前記MAC PDUデコーダーは、前記緊急サービスメッセージが伝送される時点で前記待機時間の間に受信される前記緊急サービスメッセージを前記受信データキューとして提供することを特徴とする請求項24に記載の装置。
  26. 前記Broadcast Control Pointer IEは、前記時点に送信されるメッセージのタイプに対する情報を更に含むことを特徴とする請求項25に記載の装置。
  27. 前記MAC制御メッセージ解釈器は、前記MAC PDUデコーダーからのDL−MAPメッセージに含まれているMBS_MAP IE内のフィールドの設定を確認し、前記フィールドの設定がマルチキャスト及びブロードキャストサービス(Multicast and Broadcast Service:MBS)領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在することを示す際、前記MBS MAPメッセージのデコーディングを介して該当MBSバーストの割当て情報を獲得し、
    前記フィールドは、MBS領域を介して伝送される緊急サービスメッセージが存在するか否かを示すフィールドであり、
    前記MAC PDUデコーダーは、前記獲得された割当てられた情報を用いて前記MBSバーストをデコーディングして前記緊急サービスメッセージを抽出し、前記抽出された緊急サービスメッセージを前記受信データキューとして提供することを特徴する請求項24に記載の装置。
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