JP2011517187A - 無線通信ネットワークのための低再利用プリアンブル - Google Patents

無線通信ネットワークのための低再利用プリアンブル Download PDF

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Abstract

無線ネットワークにおいて低再利用プリアンブルを送信するための技法が記述される。ある態様において、基地局は、強い干渉基地局の存在下で端末が基地局を検出することを可能にするために、リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する。基地局は、パイロット部およびデータ部を含むように低再利用プリアンブルを生成する。基地局は、基地局によって低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定する。基地局は、次に、例えば擬似ランダムに選択された時間にリザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する。端末は、リザーブされた周波数リソース上で基地局によって送信される低再利用プリアンブルを検出する。端末は、検出された低再利用プリアンブルから基地局についての情報を回復する。
【選択図】図3A

Description

優先権の主張
本出願は、本出願の譲受人に譲渡され、参照により両方が本明細書に組み込まれる、2008年3月28日に出願された「ASYNCHROUS REUSE PREAMBLE」と題する米国仮出願61/040,308号および、2008年5月16日に出願された「ASYNCHROUS REUSE PREAMBLE」と題する米国仮出願61/054,069号の優先権を主張する。
本開示は一般に通信に関し、さらに詳細には無線通信ネットワークにおいて情報を送信するための技法に関する。
無線通信ネットワークは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信コンテンツを提供するために広く展開される。これらの無線ネットワークは、利用可能なネットワークリソースを共有することによって複数のユーザーをサポートすることが可能な多元アクセスネットワークである。そのような多元アクセスネットワークの例は、符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、単一キャリアFDMA(SC-FDMA)ネットワークを含む。
無線通信ネットワークは、多数の端末のために通信をサポートすることができる多数の基地局を含む。基地局は、端末が基地局を検出できるようにするために送信を実行する。送信は、また、基地局と通信するために端末によって使用される情報を運ぶ。効率的に、かつ確実に送信を実行することが望まれる。
無線ネットワークにおいて低再利用プリアンブル(low reuse preamble:LRP)を送信するための技法が本明細書に記述される。ある態様において、基地局は、強い基地局からの高い干渉の存在下においても端末が基地局を検出できるようにするために、リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する。低再利用プリアンブルは、高い干渉を観察している端末によっても検出されることができるように、低再利用で送られる送信である。低再利用とは、常時、またはほとんどの時間、異なるリソース上で送信(例えばプリアンブル)を送っている異なる基地局を指し、それにより干渉を減らし、比較的弱い基地局のプリアンブルでさえ検出されることを確実にする。
ある設計において、基地局は、パイロット部およびデータ部を備える低再利用プリアンブルを生成する。パイロット部は、低再利用プリアンブルの検出に使用されるパイロットシンボルを備える。データ部は基地局についての情報を備える。基地局は、低再利用プリアンブルを送信するために基地局(例えば、非同期基地局)によってリザーブされる周波数リソースを決定する。基地局は、次に、例えば、擬似ランダムに選択された時間にリザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する。
ある設計において、端末は、低再利用プリアンブルを送信するために基地局(例えば非同期基地局)によってリザーブされる周波数リソースを決定する。端末は、リザーブされた周波数リソース上で基地局によって送信された低再利用プリアンブルを検出する。端末は、パイロット部に基づいて低再利用プリアンブルを検出する。端末は、検出された低再利用プリアンブルのデータ部から、基地局についての情報を回復する。
本開示の様々な態様および特徴は、以下にさらに詳細に記述される。
図1は無線通信ネットワークを示す。 図2は複数の基地局による非同期動作を示す。 図3Aは、1個のサブキャリアセット上での非同期基地局による低再利用プリアンブルの送信を示す。 図3Bは、2個のサブキャリアサブセット上での非同期基地局による低再利用プリアンブルの送信を示す。 図3Cは、2個のサブキャリアサブセット上での非同期基地局による低再利用プリアンブルの送信を示す。 図4は、時間再利用および周波数再利用の両方を用いる、非同期基地局による低再利用プリアンブルの送信を示す。 図5Aは低再利用プリアンブルのある設計を示す。 図5Bは低再利用プリアンブルの別の設計を示す。 図5Cは低再利用プリアンブルのさらに別の設計を示す。 図5Dは低再利用プリアンブルのさらに別の設計を示す。 図6は、低再利用プリアンブルを送信するためのプロセスを示す。 図7は、低再利用プリアンブルを送信するための装置を示す。 図8は、低再利用プリアンブルを受信するためのプロセスを示す。 図9は、低再利用プリアンブルを受信するための装置を示す。 図10は基地局および端末のブロック図を示す。
発明の詳細な説明
本明細書に記述される技法は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、SC-FDMA、および他のネットワークなどの様々な無線通信ネットワークに使用される。「ネットワーク」および「システム」という用語は、しばしば交換可能に使用される。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(UTRA)、cdma2000などの無線テクノロジーを実施する。UTRAは、広帯域CDMA(WCDMA)およびCDMAの別の変形を含む。cdma2000はIS−2000、IS−95、およびIS−856標準をカバーする。TDMAネットワークは、汎ヨーロッパデジタル移動通信システム(GSM(登録商標))などの無線テクノロジーを実施する。OFDMAネットワークは、次世代UTRA(E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband:UMB)、IEEE802.11(Wi-Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、フラッシュOFDM(Flash-OFDM(登録商標))などの無線テクノロジーを実施する。UTRAとE-UTRAは、万国移動通信システム(UMTS)の一部である。3GPPロングタームエボリューション(long term evolution:LTE)およびLTEアドバンス(LTE-Advanced)は、E-UTRAを使用するUMTSの新リリースであり、それは、ダウンリンク上でOFDMAを、アップリンク上でSC-FDMAを用いる。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LET-A、GSMは、「第3世代パートナーシッププロジェクト」(3GPP)という名称の団体からの文書に記述される。cdma2000およびUMBは、「第3世代パートナーシッププロジェクト2」(3GPP2)という名称の団体からの文書に記述される。本明細書に記述される技法は、上に述べられた無線ネットワークおよび無線テクノロジー、さらには別の無線ネットワークおよび無線テクノロジーに使用されうる。
図1は、多数の基地局110および別のネットワークエンティティを含みうる無線通信ネットワーク100を示す。基地局は、端末と通信する局であり、アクセスポイント、ノードB、発展型ノードB(eNB)などとも呼ばれる。各基地局110は、特定の地理的エリアに通信カバレッジを提供する。「セル」という用語は、この用語が使用されるコンテンツに依存して、基地局のカバレッジエリアおよび/またはこのカバレッジエリアを受け持つ基地局サブシステムを示す。
基地局は、マクロセル、ピコセル、フェムトセル(femto cell)、および/または別のタイプのセルに通信カバレッジを提供する。マクロセルは、比較的に広い地理的エリア(例えば、半径数キロ)をカバーし、サービスの申込みを有する端末による無制限アクセスを可能にする。ピコセルは、比較的に小さい地理的エリアをカバーし、サービスの申込みを有する端末による無制限アクセスを可能にする。フェムトセルは、比較的に小さい地理的エリア(例えば、家)をカバーし、フェムトセルと関連付けられた端末(例えば、家の居住者に属する端末(closed subscriber group:CSG))による無制限アクセスを可能にする。CSGは家にいるユーザーの端末、特別なサービスプランに加入しているユーザーの端末などを含む。マクロセルのための基地局はマクロ基地局と呼ばれる。ピコセルのための基地局はピコ基地局と呼ばれる。フェムトセルのための基地局は、フェムト基地局またはホーム基地局と呼ばれる。
図1に示される例において、基地局110a、110b、および110cは、それぞれ、マクロセル102a、102b、および102cのためのマクロ基地局である。基地局110xはピコセル102xのためのピコ基地局である。基地局110yはフェムトセル102yのためのフェムト基地局である。簡略化のために図1には示されないが、マクロセルはエッジでオーバーラップする。ピコセルおよびフェムトセルは、マクロセル内に位置し(図1に示されるように)、または、マクロセルおよび/または別のセルとオーバーラップする。
無線ネットワーク100は、また、中継局、例えば、中継局110zを含む。中継局は、アップストリーム局からデータおよび/または別の情報の送信を受信し、ダウンストリーム局にデータおよび/または別の情報の送信を行う局である。アップストリーム局は、基地局、別の中継局、または端末でありうる。ダウンストリーム局は、端末、別の中継局、または基地局でありうる。中継局は、また、別の端末のための送信を中継する端末でありうる。中継局は、低再利用プリアンブルを送信および/または受信する。例えば、中継局は、ピコ基地局と同様の方法で低再利用プリアンブルを送信し、端末と同様の方法で低再利用プリアンブルを受信する。
ネットワークコントローラ130は、基地局のセットに結合し、これらの基地局に調整および制御を提供する。ネットワークコントローラ130は、単一のネットワークエンティティまたはネットワークエンティティの集合である。ネットワークコントローラ130は、バックホールを介して基地局110と通信する。基地局110は、また、例えば、無線または有線バックホールを介して直接的または間接的に互いに通信する。
無線ネットワーク100は、マクロ基地局のみを含む同種ネットワーク(homogeneous network)でありうる(図1には図示されない)。無線ネットワーク100は、また、例えば、マクロ基地局、ピコ基地局、ホーム基地局、中継局などの異なるタイプの基地局を含む異種ネットワーク(heterogeneous network)でありうる。これらの異なるタイプの基地局は、無線ネットワーク100において、異なる送信電力レベル、異なるカバレッジエリア、干渉への異なるインパクトを有する。例えば、マクロ基地局は高い送信電力レベル(例えば20ワット)を有し、一方、ピコおよびフェムト基地局は低い送信電力レベル(例えば1ワット)を有する。本明細書に記述される技法は同種および異種ネットワークに使用される。
端末120は、無線ネットワーク100全体に分散され、各端末は固定または移動である。端末は、また、アクセス端末(AT)、移動局(MS)、ユーザー機器(UE)、加入者ユニット、局などとも呼ばれる。端末は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデム、無線通信デバイス、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話、無線ローカルループ(WLL)局などである。端末は、ダウンリンクおよびアップリンクを介して基地局と通信する。ダウンリンク(または順方向リンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、アップリンク(または逆方向リンク)は端末から基地局への通信リンクを指す。
端末は、マクロ基地局、ピコ基地局、フェムト基地局、および/または別のタイプの基地局と通信することができる。図1において、両矢印付きの実線は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上で端末をサービスするように指定された基地局であるサービング基地局と端末との間の所望の送信を示す。両矢印付きの点線は、端末と基地局との間の干渉送信(interfering transmission)を示す。干渉基地局は、ダウンリンク上で端末への干渉を引き起こし、および/またはアップリンク上で端末からの干渉を観察する基地局である。
無線ネットワーク100は同期または非同期動作をサポートする。同期動作について、基地局は、同一のフレームタイミングを有し、異なる基地局からの送信は時間整列される。非同期動作について、基地局は異なるフレームタイミングを有し、異なる基地局からの送信は時間整列されない。非同期動作はピコおよびフェムト基地局にとってより一般的であり、それは室内で展開され、全地球測位システム(GPS)などの同期化ソースへのアクセスを有さない。
図2は、複数(L)の基地局1からLによる非同期動作の例を示す。各基地局について、水平軸は時間を表し、上下軸は周波数または送信電力を示す。各基地局の送信タイムラインはサブフレームのユニットに分割される。各サブフレームは、例えば1ミリセカンド(ms)などのあらかじめ決められた持続時間を有する。サブフレームは、また、フレームなどとも呼ばれる。LTEにおいて、各サブフレームは2スロットをカバーし、各スロットは拡張サイクルプリフィックス(extended cyclic prefix)の場合に6個のシンボル期間を、ノーマルサイクルプリフィックス(normal cyclic prefix)の場合に7個のシンボル期間をカバーする。
非同期動作について、各基地局は、フレームタイミングを独立して維持し、インデックスをサブフレームに自律的に割り当てる。例えば、基地局1は、時間T1で開始するサブフレームf1を有し、基地局2は時間T2で開始するサブフレームf2を有し、基地局Lは時間TLで開始するサブフレームfLを有する。開始時間T1、T2、...、TLは、図2に示されるように時間整列されない。さらに、サブフレームインデックスf1、f2、...、fLは異なる値を有する。
無線ネットワーク100は、ダウンリンクおよびアップリンクの各々に対して、直交周波数分割多元(OFDM)または単一キャリア周波数分割多元(SC-FDM)を利用する。例えば、LTEはダウンリンク上でOFDMを、アップリンク上でSC-FDMを利用する。OFDMおよびSC-FDMは、システム帯域幅を複数(K)のサブキャリアに分割し、それは、また、トーン、ビンなどとも呼ばれる。隣接サブキャリアの間の間隔は固定であり、サブキャリアのトータル数(K)はシステム帯域幅に依存する。例えば、Kは、1.25、2.5、5、10、または20MHzのシステム帯域幅に対して、それぞれ128、256、512、1024、または2048に等しい。システム帯域幅は、また、サブバンドに分割され、各サブバンドは特定の周波数範囲をカバーする。例えば、LTEにおいて、各サブバンドは1.08MHzにまたがり、72のサブキャリアを含む。
利用可能な時間/周波数リソースは、リソースブロックに分割され、それはタイルなどとも呼ばれる。一般に、各リソースブロックは、任意の時間長(time dimension)および任意の周波数幅(frequency dimension)をカバーする。LTEにおいて、各リソースブロックは、1スロットで12個のサブキャリアをカバーし、ノーマルサイクルプリフィックスの場合に84個のリソースエレメントを含む。UMBにおいて、各リソースブロック(またはタイル)は、8個のシンボル期間で16個のサブキャリアをカバーし、128個のリソースエレメントを含む。各リソースエレメントは、1個のシンボル期間において1個のサブキャリアをカバーし、1個の変調シンボルを送信するために使用される。利用可能なリソースブロックの数はシステム帯域幅に依存する。
図1に戻って参照すると、端末は、無線ネットワーク100内の任意の場所に配置され、幾つかの基地局からの高い干渉を観察する。例えば、端末120xはピコ基地局110xの近くに配置されるが、基地局110bの高い送信電力レベルのため、マクロ基地局110bからの高い干渉を観察する。別の例として、端末120yはフェムト基地局110yの近くに配置されるが、制限されたアクセスにより、基地局110yにアクセスすることができない。端末120yは、次に、基地局110cと通信し、フェムト基地局110yからの高い干渉を観察する。さらに別の例として、図1の中継局110zおよび端末120zは、ピコ基地局110xおよび端末120xと同様の方法で高い干渉を観察する。端末が基地局からの高い干渉を観察しうる別のシナリオが存在するであろう。
ある態様において、基地局は、非同期無線ネットワークにおいて強い干渉基地局の存在下であっても端末が基地局を検出できるように、リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブル(LRP)を送信する。低再利用プリアンブルは、また、プリアンブル、パイロット、同期信号などとも呼ばれる。低再利用プリアンブルは、端末が弱い基地局を検出および接続することを可能にし、それは以下に記述されるような特定のシナリオにおいて望ましい。
ある設計において、全ての基地局(例えば、中継局を含む)は、基地局を検出するために端末によって使用される低再利用プリアンブルを送信する。別の設計において、指定された基地局のみが低再利用プリアンブルを送信する。例えば、指定された基地局は、そのダウンリンク送信が別の基地局からの高い干渉を観察するであろう基地局である。別の例として、指定された基地局は、低電力基地局、例えば、ピコおよびフェムト基地局である。
基地局は1つ以上のセルをカバーする。例えば、マクロ基地局は3つのセルをカバーし、ピコ基地局は1つのセルをカバーし、フェムト基地局は1つの局をカバーし、中継局は1つのセルをカバーする。ある設計において、基地局は、その基地局によってカバーされる各セルに対して低再利用プリアンブルを送信する。別の設計において、基地局は、その基地局によってカバーされる全てのセルに対して低再利用プリアンブルを送信する。
ある設計において、幾つかの周波数リソースは、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされ、プリアンブルリソースと呼ばれる。リザーブされた周波数リソースは、低再利用プリアンブルを送信するために、常時またはほとんどの時間、利用可能である。ある設計において、低再利用プリアンブルのみが、リザーブされた周波数リソース上で送信される。別の設計において、低再利用プリアンブル、および低再利用プリアンブルに対して高い干渉を起こさない別の送信が、リザーブされた周波数リソース上で送られる。さらに別の設計において、リザーブされた周波数リソースは、全てまたはほとんどのシステム帯域幅にわたって他の送信が行われる幾つかのシンボル期間または時間インターバルを除いて、他の送信を取り除く。全ての設計について、リザーブされた周波数リソースが、トラフィックデータ、制御情報、パイロットなどの送信から受ける干渉は低く、または干渉を受けない。
ある設計において、リザーブされた周波数リソースは、N個のサブキャリアのセットを備える。ここで、Nは任意の適切な値である。セットは、隣接サブキャリア、または周波数にわたって分配されたサブキャリアを含む。一般に、任意の数のサブキャリアおよび任意の1個の利用可能なサブキャリアが、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる。より多くのサブキャリアがリザーブされると、低再利用プリアンブルでより多くの情報の送信が可能になるが、高いオーバーヘッドを引き起こす。ある設計において、12個のサブキャリアのセットが低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされ、それは、LTEにおいて、1個のリソースブロックに対するサブキャリアの数に相当する。
図3A は、非同期無線ネットワークにおいて、時間を再利用して、複数(L)の基地局1からLによって低再利用プリアンブルを送信するための設計を示す。この設計において、N個の隣接サブキャリア(例えば、12個のサブキャリア)のセットが、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる。一般に、リザーブされたサブキャリアのセットは、システム帯域幅内の任意の場所に配置される。全ての基地局は同一のリザーブされたサブキャリアのセット上で、それらの低再利用プリアンブルを送信する。複数の基地局が重複するリソース上で、例えば、重複する時間インターバルにおいて同一のリザーブされたサブキャリア上で低再利用プリアンブルを送信する時に衝突が生じる。しかし、時間を再利用して、各基地局は、時間の小さな断片において低再利用プリアンブルを送信することができる。これは、次に、異なる基地局からの低再利用プリアンブル間の衝突の可能性を減らす。これは、また、強い基地局からの高い干渉の存在下で、端末が弱い基地局からの低再利用プリアンブルを検出することを可能にする。
各基地局は、そのフレームタイミングに基づいて低再利用プリアンブルを送信する。異なる基地局は、非同期動作のために異なるフレームタイミングを有する。図3Aに示される例において、基地局1はその低再利用プリアンブルを時間T11で送信し、基地局2はその低再利用プリアンブルを時間T21で送信し、基地局Lはその低再利用プリアンブルを時間TL1で送信する。L個の基地局からの低再利用プリアンブルは、リザーブされたサブキャリア上で衝突し、または衝突しない。
ある設計において、所与の基地局xは、別の基地局からの低再利用プリアンブルとの継続的な衝突を避けるために、自己の低再利用プリアンブルのための送信時間を擬似ランダムに選択できる。基地局xは、それの低再利用プリアンブルの連続的な送信間の時間インターバルを変える。例えば、基地局xは、それの低再利用プリアンブルを時間Tx1で送信し、再度Tx2(Tx2=Tx1x2)で送信し、次に、再度時間Tx3(Tx3=Tx2x3)で送信する。基地局xは、別の基地局との継続的な衝突の可能性を減らすために、時間オフセットΔx2およびΔx3を変えることができる。従って、基地局xは、送信時間を擬似ランダムに選択することによって、および/または連続的な送信時間の間の時間オフセットを擬似ランダムに選択することによって、自己の低再利用プリアンブルの送信時間を擬似ランダムに選択できる。
図3Aに示される図において、基地局1は、その低再利用プリアンブルを時間T11で送信し、再び時間T12= T1112で、次に時間T13= T1213で送信する。ここで、送信時間T11、T12およびT13(または、等価的に時間オフセットΔ12およびΔ13)は擬似ランダムに選択される。基地局2は、その低再利用プリアンブルを時間T21で、再び時間T22= T2122で、次に時間T23= T222で送信する。ここで、送信時間T21、T22およびT23は擬似ランダムに選択される。基地局Lは、その低再利用プリアンブルを時間TL1で、再び時間TL2=TL1L2で、次に時間TL3=TL2L3で送信する。ここで、送信時間TL1、TL2およびTL3は擬似ランダムに選択される。異なる基地局が異なる時間でそれらの低再利用プリアンブルを送信するため、より弱い基地局の低再利用プリアンブルが強い基地局の低再利用プリアンブルと衝突する可能性は小さい。従って、端末は、より弱い基地局の低再利用プリアンブルを高い確率で検出することができる。
基地局xは、様々な方法で、それの低再利用プリアンブルのための送信時間Tx1、Tx2、Tx3等を擬似ランダムに選択することができる。ある設計において、基地局xは、セル識別子(ID)、基地局ID、および/または別の情報の擬似ランダム関数に基づいて、送信時間を擬似ランダムに選択する。送信時間は、また、送信機の優先機能に基づいて選択される。例えば、優先度の低い基地局は、より大きい時間オフセットでそれらの低再利用プリアンブルを送信する。基地局xの低再利用プリアンブルの送信時間は端末に知られておらず、それはイネーブル時に異なる基地局の低再利用プリアンブルを継続的に検出する。
図3Bは、非同期無線ネットワークにおいて、時間を再利用して、分散された周波数リソース上で複数の基地局によって低再利用プリアンブルを送信する設計を示す。この設計において、サブキャリアのセットは低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされ、隣接サブキャリアの2個のサブセットを備える。例えば、リザーブされたセットは12個のサブキャリアを含み、各サブセットは6個の隣接サブキャリアを含む。一般に、サブキャリアの2個のサブセットは、システム帯域幅内の任意の場所に配置される。全ての基地局は、同一のサブキャリアの2個のサブセット上で低再利用プリアンブルを送信する。図3Bに示される設計において、各基地局は、擬似ランダムに選択された時間にサブキャリアの2個のサブセット上で、その低再利用プリアンブルを送信する。サブキャリアのサブセット上の低再利用プリアンブルの送信は、LRPセグメントと呼ばれる。サブキャリアの2個のサブセット上のLRPセグメントは、時間整列され、または時間整列されない。例えば、基地局は、時間T1においてサブキャリアのサブセット1上でLRPセグメントを送信し、時間T2においてサブキャリアのサブセット2上で別のLRPセグメントを送信し、時間T3においてサブキャリアのサブセット2上で別のLRPセグメントを送信する。ここで、T1<T2<T3である。異なる基地局は、図3Aについて上に記述されるように、低再利用プリアンブルの衝突の可能性を減らすために、異なる送信時間を選択する。
一般に、任意の数のサブセットを備えるサブキャリアのセットが、低再利用プリアンブルの送信のためにリザーブされる。サブセットは、任意の方法で周波数にわたって分散される。周波数中に分散された複数のサブキャリアのサブセットの使用は低再利用プリアンブルの検出パフォーマンスを改善する。
図3Cは、時間を再利用して、分散された周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する別の設計を示す。この設計において、リザーブされたサブキャリアのセットは、システム帯域幅の2つのエッジに配置される隣接サブキャリアの2個のサブセットを備える。この設計は、低再利用プリアンブルをサポートするためにシステム帯域幅の分解(breakup)を避ける。全ての基地局は、図3Bについて上に記述されるように、同一のサブキャリアの2個のサブセット上でそれらの低再利用プリアンブルを送信する。
図3Cに示されるある設計において、ガードサブキャリア(guard subcarrier)は、基準信号、制御情報、トラフィックデータなどに使用されるリザーブされていないサブキャリアから、低再利用プリアンブルに使用されるリザーブされたサブキャリアを保護/隔離するために使用される。例えば、図3Cに示されるように、あるガードサブキャリアは、システム帯域幅の片方のエッジに配置されたサブキャリアのサブセットを保護するために使用され、別のガードサブキャリアは、システム帯域幅のもう一方のエッジに配置された別のサブキャリアのサブセットを保護するために使用される。ガードサブキャリアは、リザーブされていないサブキャリア上の送信によるキャリア間干渉(ICI)から低再利用プリアンブルを保護し、それは、低再利用プリアンブルの検出パフォーマンスを改善する。
別の態様において、異なる基地局は時間の再利用および周波数の再利用を行い、低再利用プリアンブルを送信する。異なる周波数リソース(例えば、異なるサブキャリアのセット)が低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる。各基地局は、その基地局に適応可能なリザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する。異なる基地局は、異なるリザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信し、それは衝突を避ける。ある設計において、各電力クラスの基地局は、その電力クラスのための、リザーブされたサブキャリアのセット上で低再利用プリアンブルを送信する。例えば、マクロ基地局などの高電力基地局は、第1のリザーブされたサブキャリアのセット上で低再利用プリアンブルを送信し、ピコおよびフェムト基地局などの低電力基地局は、第2のリザーブされたサブキャリアのセット上で低再利用プリアンブルを送信する。
図4は、非同期無線ネットワークにおいて、時間の再利用および周波数の再利用の両方を用いて複数の基地局によって低再利用プリアンブルを送信する設計を示す。ある設計において、2個のサブキャリアのセットが低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる。高電力基地局1およびLは、その低再利用プリアンブルを第1のサブキャリアのセット上で送信する。低電力基地局2は、その低再利用プリアンブルを第2のサブキャリアのセット上で送信する。図4に示される設計において、各基地局は、擬似ランダムに選択された時間に、適応可能なサブキャリアのセット上で低再利用プリアンブルを送信する。異なる基地局は、異なるサブキャリアのセットを使用、また、それらの低再利用プリアンブルの衝突の可能性を減らすために異なる送信時間を選択する。
一般に、任意の数のサブキャリアのセットが、低再利用プリアンブルの送信のためにリザーブされる。基地局は、例えば、それらの電力クラスおよび/または別の基準に基づいてなどの様々な方法で、リザーブされたサブキャリアのセットに割り当てられる。時間の再利用に加えて周波数の再利用を用いて低再利用プリアンブルを送信することは、低再利用プリアンブルの検出パフォーマンスを改善する。低再利用プリアンブルは、また、周波数の再利用のみを使用して送信される。
低再利用プリアンブルは様々な方法で生成されうる。ある設計において、低再利用プリアンブルはパイロット部およびデータ部を備える。パイロット部は、捕捉信号、捕捉チャネル、参照部、プリアンブルヘッダーなどとも呼ばれる。パイロット部は、端末が低再利用プリアンブルを検出することを可能にし、また、チャネル推定などの別の目的のためにも使用される。データ部は低再利用プリアンブルについての情報を運び、また、セル情報チャネル、プリアンブルペイロード(preamble payload)などとも呼ばれる。
図5Aは、図3Bまたは3Cに示される送信方式に使用される低再利用プリアンブル510の設計を示す。この設計において、低再利用プリアンブルは、各サブセットが6個の隣接サブキャリアを含む2個のサブセットを備える、リザーブされたサブキャリアのセット上で送信される。低再利用プリアンブルは、また、3つの連続サブフレームにおいて送信され、各サブフレームはノーマルサイクルプリフィックスの場合に14個のシンボル期間を含み(図5A に示されるように)、または拡張サイクルプリフィックスの場合に12個のシンボル期間を含む(図5Aに図示されない)。低再利用プリアンブルの上半分は、3つのサブフレーム内の6個のサブキャリアをカバーする第1のブロックにおいて送信される。低再利用プリアンブルの下半分は、3サブフレーム内の6個のサブキャリアをカバーする第2のブロックにおいて送信される。
図5Aに示される設計において、低再利用プリアンブルはパイロット部およびデータ部を備える。パイロット部は、第1のブロックの一番上および下の行において、1個おきにリソースエレメントを占め、また第2のブロックの一番上および下の行において、1個おきにリソースエレメントを占める。データ部は第1および第2のブロックの残りのリソースエレメントを占める。パイロット部が送信される各行は、パイロット行と呼ばれる。図5Aに示される例において、4個のパイロット行が存在し、各パイロット行はパイロット部について21個のリソースエレメントを含む。パイロット部に使用されるリソースエレメントはパイロットリソースエレメントと呼ばれる。データ部に使用されるリソースエレメントはデータリソースエレメントと呼ばれる。一般に、パイロット部はM(M≧1)個のパイロット行で送信され、各パイロット行において、N(N>1)個のリソースエレメント上で送信される。
既知のシンボルはパイロットリソースエレメント上で送信され、パイロットシンボルと呼ばれる。パイロットシンボルは、プリアンブル検出、チャネル推定などに使用される。ある設計において、パイロットシンボルは、既知の変調シンボルのシーケンスをスクランブルシーケンスでスクランブルすることによって生成される。これは全てのセルまたは基地局に共通である。スクランブルシーケンスは、擬似ランダムシーケンス(PN sequence)または所望の特性を有する幾つかの別のシーケンスである。別の設計において、パイロットシンボルは離散フーリエ行列(discrete Fourier matrix:DFT)に基づいて生成される。
さらに別の設計において、パイロットシンボルはCAZAC(constant amplitude zero auto correlation:定振幅ゼロ自己相関)シーケンスに基づいて生成される。CAZACシーケンスはゼロ自己相関を提供することができる。それは、ゼロオフセットにおける自己とのCAZACシーケンスの相関は大きな値で、その他の全てのオフセットに対してはゼロ値である。ゼロ自己相関の特性は、CAZACシーケンスの正確な検出に有益である。幾つかの例示的なCAZACシーケンスは、Zadoff-Chuシーケンス、Chuシーケンス、Frankシーケンス、GCLシーケンス(generalized chirp-like sequence)などを含む。
ある設計において、各パイロット行のためのパイロットシンボルは、Zadoff-Chuシーケンスに基づいて、以下のように生成される。
Figure 2011517187
(n=0,…,N-1およびm=1,…,M)
ここで、Mはパイロット行の数、例えば、図5Aの例の場合M=4である。Nは各パイロット行におけるパイロットシンボルの数、例えば図5Aの場合N=12である。rmはZadoff-Chuシーケンスのパラメータであり、Sm(n)はm番目のパイロット行に対するパイロットシンボルシーケンスにおけるn番目のパイロットシンボルである。
シーケンスパラメータrmは、Nに互いに素な(co-prime)正の整数値であり、それによってrm およびNの最大共通因数は1である。例えば、rmは、N=12の場合、2、4、5、8、10、11、13、16、17、19および20に等しい。
N個のパイロットシンボルを備える1つのパイロットシンボルシーケンスは、明確な整数値rmに基づいて生成される。M個の異なるパイロットシンボルシーケンスは、M個のパイロット行のためのM個の異なる整数値rmで生成される。各パイロットシンボルシーケンスのN個のパイロットシンボルは、対応するパイロット行のN個のパイロットリソースエレメント上で送信される。例として、図5Aのパイロット行について、パイロットシンボルS1(0)は行の最も左のパイロットリソースエレメントにおいて送信され、パイロットシンボルS1(1)は、行の左から2番目のパイロットリソースエレメントにおいて送信され、パイロットシンボルS1(20)は行の最も右のパイロットリソースエレメントにおいて送信される。
パイロット部に対するZadoff-Chuシーケンスの使用は、ランダム位相シーケンスおよびDFTシーケンスなどの別のシーケンスよりも低い誤警報確率(false alarm probability)を提供する。より低い誤警報確率は、Zadoff-Chuシーケンスの良い線形自己相関特性(good linear autocorrelation property)によるものである。パイロット行に対する異なるrmの値で生成されたZadoff-Chuシーケンスは、異なるパイロット行に対する同一のZadoff-Chuシーケンス、または異なるパイロット行に対して異なる周期シフトを有する同一のZadoff-Chuシーケンスを使用するよりも低い誤警報確率を提供する。加えて、Zadoff-Chuシーケンスの一定振幅/モジュラス(constant amplitude/modulus)の特性は、チャネル推定のための、より良いパフォーマンスに帰着する。
図5Bは、図3Bまたは3Cに示される送信方式に使用される低再利用プリアンブル520の設計を示す。この設計において、低再利用プリアンブルは、各サブセットが2個の隣接サブキャリアを含む2個のサブセットを備えるリザーブされたサブキャリアのセット上で送信される。低再利用プリアンブルは、また、2個の非隣接サブフレームにおいて送信される。各サブフレームは、インデックス0から13を有する14個のシンボル期間を含む。ある設計において、低再利用プリアンブルのパイロット部は、隣接基地局による基準信号または制御情報に使用されないシンボル期間で送信される。例えば、LTEにおいて、基地局は、各サブフレームのシンボル期間0、4、7、および11において2個のアンテナから、または、シンボル期間0、1、4、7、8、および11において4個のアンテナから基準信号を送信する。基地局は、また、各サブフレームのシンボル期間0、1、および2において制御情報を送信する。低再利用プリアンブルの改善された検出パフォーマンスは、隣接基地局からの基準信号および制御情報を避けるために、パイロット部を送信することによって達成される。
図5Cは、図3Aまたは4に示される送信方式に使用される低再利用プリアンブル530の設計を示す。この設計において、低再利用プリアンブルは、リザーブされた12個の隣接サブキャリアのセット上で送信される。低再利用プリアンブルは、また、14個のシンボル期間の1つのサブフレームで送信される。低再利用プリアンブルは、従って、1つのフレーム内の12個のサブキャリアをカバーするブロックにおいて送信される。
図5Cに示される設計において、低再利用プリアンブルはパイロット部およびデータ部を備える。パイロット部は、M=4個のパイロット行を占め、それらは、ブロックの2行目、5行目、8行目および11行目である。パイロット部は、各パイロット行でN=14個のリソースエレメントを占める。14個のパイロットシンボルを備えるパイロットシンボルシーケンスは、各パイロット行に対して生成され(式(1)に示されるように)、その行の14個のリソースエレメントにマップされる。
図5Dは、1個のシンボル期間の(図5Dに示されるように)または複数のシンボル期間の(図5Dに図示されない)全てまたはほとんどの使用可能なサブキャリア上で送信される広帯域の低再利用プリアンブル540の設計を示す。パイロット部はP番目のサブキャリアごとに送信される。ここで一般にP>1であり、図5Dに示される設計においてはP=3である。データ部は残りのサブキャリアで送信される。広帯域の低再利用プリアンブルは、同期無線ネットワークにおいて使用される。ある設計において、各基地局は、その広帯域の低再利用プリアンブルを送信する特定のシンボル期間を割り当てられる。別の設計において、各基地局は、広帯域の低再利用プリアンブルを送信するシンボル期間を擬似ランダムに選択する。
図5Aから5Dは低再利用プリアンブルの幾つかの例示的な設計を示す。一般に、低再利用プリアンブルは、任意の適切な周波数幅 (frequency dimension)、および適切な時間長(time dimension)のブロックで送信される。ブロックは、隣接リソースエレメント(例えば、図5Cに図示されるように)、または非隣接リソースエレメント(例えば、図5Aに図示されるように)を含む。利用可能なリソースエレメントのサブセットはパイロット部に使用され、残りのリソースエレメントはデータ部に使用される。パイロットリソースエレメントは、例えば図5Aから5Dに示されるように分散され、または、ブロック内で別の位置に配置される。本明細書に記述される低再利用プリアンブルの設計は、ノーマルサイクルプリフィックスのサブフレーム、拡張サイクルプリフィックスのサブフレーム、通常のサブフレーム、MBSFNサブフレームなどに使用される。低再利用プリアンブルは、また、時間分割双方向(TDD)、周波数分割双方向(FDD)などに使用される。
ある設計において、異なる基地局からの低再利用プリアンブルは、同一のパイロット部と異なるデータ部とを含む。この設計において、異なる基地局は、共通のパイロット部に基づいて検出されるが、低再利用プリアンブルのデータ部の中の情報に基づいて識別される。別の設計において、異なる基地局からの低再利用プリアンブルは、異なるデータ部、さらには異なるパイロット部を含む。
異なる基地局からの低再利用プリアンブルのデータ部は様々なタイプの情報を含む。ある設計において、データ部は以下のものを1つ以上含む。
・セルIDまたは基地局ID
・セル情報
・リソースリザベーション状態および要求
・巡回冗長検査(CRC)
セルIDまたは基地局IDは、低再利用プリアンブルを送信するセルまたは基地局を識別するために端末によって使用される。基地局は1つ以上のセルをカバーする。低再利用プリアンブルは特定のセル用であり、次にそのセルについてのセルIDを含む。低再利用プリアンブルは、また、基地局の全てのセル用であり、基地局IDを含む。セルIDは、より大きい地理的エリアにわたって一意的なグローバルセルIDであり、より多くのビットを含む。セルIDは、また、より小さい地理的エリアにわたって一意的な物理セルIDであり、より少ないビットを含む。
セル情報は、低再利用プリアンブルを送信するセルまたは基地局についての様々なタイプの情報を備える。例えば、セル情報は、セルまたは基地局によってサポートされる、宣伝されるデータ速度および/またはサービスの品質(QoS)を含む。QoSは、特定の保証遅延(guaranteed delay)、特定の保証データ速度(guaranteed data rate)、特定の期待データ速度(expected data rate)などによって定量化される。セル情報は、また、システム帯域幅、基地局の送信電力などについての情報を含む。セル情報は、また、端末に直接関係のある別の情報、例えば、位置決定のための情報を含む。
リソース予約状態(resource reservation status)は、セルまたは基地局が、制御情報および/またはトラフィックデータを送信するために別の基地局に対してリザーブする時間および/または周波数リソースについての情報を含む。リソースリザベーション要求は、制御情報および/またはトラフィックデータのための、リザーブされた時間および/または周波数リソースへの干渉を削減するか否かについての表示を含む。
CRCは、低再利用プリアンブルのデータ部が正確に復号されたか否かを決定するために、端末によって使用される。CRCは、所望の誤警報確率を獲得するために、十分なビット数を含む。
データ部についての情報は様々な方法で処理および送信されることができる。ある設計において、情報は、低再利用プリアンブルについての所望のカバレッジを獲得するために選択される変調および符号化方式(MCS)に基づいて処理される。ある設計において、情報は、符号率1/5の畳み込み符号およびBPSKに従って処理される。別の設計において、情報は、符号率1/3の畳み込み符号およびQPSKに従って処理される。情報は、また、別の符号率、別の順方向誤り訂正法(FEC)コード、および/または別の変調方式で符号化される。データ部の中の情報量は、選択された変調および符号化方式とデータ部に利用可能なリソースエレメントの数とに依存する。
別の設計において、データ部についての情報はビーコン信号中で送信される。ビーコン信号は、サブキャリア上で送信される変調シンボルの代わりに、信号に使用される特定のサブキャリアにおいて情報が運ばれる信号である。ビーコン信号は、ビーコン信号が送信されるシンボル期間である各ビーコンシンボル期間において、1個または幾つかのサブキャリアを占める。基地局は、データ部についての情報を備えるメッセージを生成する。基地局は、各ビーコンシンボル期間においてビーコン信号に使用するための特定のサブキャリアを決定するために、ビーコンコードでメッセージを符号化する。ビーコンコードは、低再利用プリアンブルが、基地局のフレームタイミングの知識無しに端末によって検出されることができるほどのものである。これは、所与の符号語の全てのシフトが同一のメッセージにマップすることを確実にすることによって達成される。
端末は、様々な方法、例えば同期相関(coherent correlation)または非同期相関(non-coherent correlation)を使用して、基地局からの低再利用プリアンブルを検出する。ある設計において、端末は、低再利用プリアンブルを検出するために、受信シンボルを局所的に生成するパイロットシンボルと相関させる。各シンボル期間において、端末はOFDMまたはSC-FDM変調を実行し、K個のトータルサブキャリアに対するK個の受信シンボルを獲得する。端末は、パイロット部に使用されるM個のリソースエレメントからM個の受信シンボルを抽出する。
ある設計の各シンボル期間において、端末は、各パイロット行に対するN個の最近に受信されるシンボルと、そのパイロット行に対するN個の局所的に生成するパイロットシンボルとを以下のように相関させる。
Figure 2011517187
ここで、m=1,…,Mであり、Rm(t−tn)は、シンボル期間tにおけるm番目のパイロット行のn番目のパイロットシンボルに対応する受信シンボルであり、Cm(t)は、シンボル期間tにおけるm番目のパイロット行に対する相関結果であり、「*」は複素共役を表す。
相関行列Q(t)は以下のように定義される。
Figure 2011517187
端末が複数の受信アンテナを備える場合、端末は各アンテナの各パイロット行に対して相関を実行する。端末は、次に、相関行列を獲得するために、全ての受信アンテナの全てのパイロット行に対する相関結果を組み合わせる。端末は、また、パイロット検出のために別の受信機処理技法(例えば最小平均2乗誤差(MMSE)、最大尤度(ML)またはサブスペースベースの技法)を実施する。
端末は、相関行列が閾値を超える場合に低再利用プリアンブルの存在を宣言する。ある設計において、閾値は、所望の検出確率および誤警報確率を獲得するために選択される固定値である。別の設計において、閾値は、例えば、低再利用プリアンブルが検出されない静かな期間に、リザーブされたサブキャリアのセット上の推定雑音および干渉に基づいて決定される構成可能な値である。
端末は、例えば、上に記述されるように、各シンボル期間において低再利用プリアンブルの存在を検出する。低再利用プリアンブルを検出すると、端末は、検出された低再利用プリアンブルのパイロット部に基づいてチャネル推定を導く。ある設計において、チャネル利得は、各パイロットリソースエレメントに対して以下のように推定される。
Figure 2011517187
ここで、m=1,…,M であり、Rm(t)は、シンボル期間tにおけるm番目のパイロット行のための受信パイロットシンボルであり、Sm(t)は、シンボル期間tにおけるm番目のパイロット行のための送信パイロットシンボルであり、Gm(t)は、シンボル期間tにおけるm番目のパイロット行のためのチャネル利得推定である。
パイロットリソースエレメントのためのチャネル利得推定は、例えば、最小2乗推定技法、MMSE技法などを使用して、データリソースエレメントのためのチャネル利得推定を導くために使用される。データリソースエレメントのためのチャネル利得推定は、データ部で送信される情報を回復するために、データリソースエレメントからの受信シンボルの同期検波、および/または、復号に使用される。
端末は、異なる基地局からの低再利用プリアンブル検出し、検出された基地局についての情報を獲得する。ある設計において、端末は検出された基地局についての情報をサービング基地局に送信する。サービング基地局は、端末をより弱い基地局にハンドオーバーすることを決定し、端末がより弱い基地局と通信できるように幾つかの周波数リソース(例えば、1つ以上のサブバンド)をリザーブする。サービング基地局は、また、端末がより弱い基地局からの制御チャネル(例えば、より大きいプリアンブルを運ぶ制御チャネル)を検出できるように幾つかの周波数リソース上の送信電力を減らす。
本明細書に記述される低再利用プリアンブルは、強い基地局からの高い干渉の存在下で、端末がより弱い基地局を検出することを可能にする。これは、範囲拡張シナリオ(range extension scenario)および制限された結合シナリオ(restricted association scenario)において有益である。範囲拡張シナリオにおいて、端末(図1の端末120x)は、より高い幾何学配置(geometry)ではあるが、より高いパスロス(pathloss)を有する、より強い基地局(例えば基地局110b)の代わりに、より低いパスロスおよびより低い幾何学配置を有するより弱い基地局(例えば基地局110x)に接続する。これは、無線ネットワークへの干渉を減らし、端末のための所与のデータ速度を達成するために望ましい。制限された結合シナリオにおいて、端末(図1の端末120y)は、制限されたアクセスのため強い局(例えば、基地局110y)にアクセス不可能であり、そこで、より低い幾何学配置を有するがアクセスは制限されない、より弱い基地局(例えば、基地局110c)に接続する。
範囲拡張シナリオおよび制限結合シナリオの両方にある端末は、強い基地局からの高い干渉を観察する。これらの端末は、強い基地局からの高い干渉の存在下であっても、より弱い基地局からの低再利用プリアンブルを検出することが可能である。より弱い基地局は、強い基地局が非常に高い送信電力および/またはより低いパスロスを有するのに対して、非常に弱い送信電力レベルおよび/またはより大きいパスロスを有する。従って、低再利用プリアンブルは、所望の基地局が、干渉を起こす基地局よりも弱い時に特に有益である。
低再利用プリアンブルは、別のパイロット/またはプリアンブルに加えて、基地局によって送信される。例えば、LTEにおいて、基地局(またはeNB)は、セル固有基準信号、主同期信号、二次同期信号、制御情報などに加えて低再利用プリアンブルを送信する。参照信号がサブフレームのデータ部で送信されないように、低再利用プリアンブルを送信する時に、MBSFNサブフレームとしてサブフレームを構成することは有益である。UMBにおいて、基地局は、スーパーフレームプリアンブル、時分割多重方式(TDM)パイロット、共通パイロットなどに加えて低再利用プリアンブルを送信する。端末は、また、基地局および/または別の端末が端末を検出できるように、低再利用プリアンブルを送信する。
図6は、無線ネットワークにおいて低再利用プリアンブルを送信するためのプロセス600の設計を示す。プロセス600は、基地局によって(以下に記述されるように)または別のエンティティによって実行される。基地局は、パイロット部およびデータ部を備える低再利用プリアンブルを生成する(ブロック612)。パイロット部は、低再利用プリアンブルの検出に使用されるパイロットシンボルを備える。データ部は基地局についての情報を備える。基地局は、例えば非同期基地局などの基地局によって低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定する(ブロック614)。基地局は、次に、リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する(ブロック616)。
ブロック612のある設計において、基地局は、擬似ランダムスクランブリングシーケンスまたはZadoff-ChuシーケンスなどのCAZACシーケンスに基づいて、パイロット部のためのパイロットシンボルを生成する。ある設計において、基地局は、例えば、式(1)に示されるような異なるパラメータ値を有するZadoff-Chuシーケンスに基づいて、パイロットシンボルの複数のシーケンスを生成する。基地局は、パイロット部に使用されるリソースエレメントの異なる行に、パイロットシンボルの各シーケンスをマップする。ある設計において、基地局は、セルID、基地局ID、セル情報、リソースリザベーション状態および要求、CRC、および/または別の情報を含むためのデータ部を生成する。低再利用プリアンブルは、また、別のタイプの情報のための別の部分を含む。
ある設計において、異なる基地局のための低再利用プリアンブルは、全ての基地局に共通するパイロット部および各基地局に対して異なるデータ部を備える。別の設計において、異なる基地局に対する低再利用プリアンブルは、異なるデータ部と同様に、異なるパイロット部を備える。例えば、各基地局からの低再利用プリアンブルのパイロット部は、そのセルに対するセルIDまたは基地局IDを含む。
ある設計において、基地局は、例えば、セルIDまたは基地局の基地局IDの機能に基づいて、低再利用プリアンブルを送信するための時間を擬似ランダムに選択する。基地局は、次に、選択された時間に、リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する。異なる基地局は、それらの低再利用プリアンブルを送信するための異なる時間を擬似ランダムに選択する。
ある設計において、リザーブされた周波数リソースはサブキャリアのセットを備える。ある設計において、サブキャリアのセットは、複数のサブセットを備え、各サブセットは、例えば、図3B、3C、5Aおよび5Bに示されるように、少なくとも1個の隣接サブキャリアを含む。基地局は、リザーブされたサブキャリアのセット上で低再利用プリアンブルを送信する。
ある設計において、同一の周波数リソースは、それらの低再利用プリアンブルを送信するために全ての基地局によって使用される。別の設計において、異なる周波数リソースは、異なるタイプの基地局、例えば、異なる電力クラスの基地局によって、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる。基地局は、次に、第1の基地局のタイプに適応可能な、リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信する。
図7は、無線ネットワークにおいて低再利用プリアンブルを送信するための装置700の設計を示す。装置700は、パイロット部およびデータ部を備える低再利用プリアンブルを生成するためのモジュール712、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定するためのモジュール714、および基地局から、リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信するためのモジュール716を含む。
無線ネットワークで低再利用プリアンブルを送信するための別の設計において、基地局は、パイロット部およびデータ部を備える低再利用プリアンブルを生成する。パイロット部は、低再利用プリアンブルの検出に使用されるパイロットシンボルを備え、全ての基地局に対して共通であり、上に記述されるように生成される。データ部は、基地局についての情報のためのデータシンボルを備え、異なる基地局に対して異なる。基地局は、第1のサブキャリア上でパイロットシンボルを、および第2のサブキャリア上でデータシンボル上を備える、少なくとも1個のOFDMシンボルを生成する。第1および第2のサブキャリアはシステム帯域幅にわたって分散される。
基地局は、次に、少なくとも1個のシンボル期間で低再利用プリアンブルのために少なくとも1個のOFDMシンボルを送信する。ある設計において、少なくとも1個のシンボル期間が、基地局によって擬似ランダムに選択される。別の設計において、少なくとも1個のシンボル期間が、低再利用プリアンブルを送信するために基地局に割り当てられる。さらに別の設計において、基準信号または制御情報を送信するために隣接基地局によって使用される少なくとも1個のシンボル期間が、低再利用プリアンブルを送信するために基地局によって選択される。基地局は、また、別の方法で、少なくとも1個のOFDMシンボルに対して少なくとも1個のシンボル期間を決定することができる。
図8は、無線ネットワークにおいて低再利用プリアンブルを受信するためのプロセス800の設計を示す。プロセス800は、端末(以下に記述されるように)によって、または幾つかの別のエンティティ(例えば中継局)によって実行される。端末は、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定する(ブロック812)。端末は、リザーブされた周波数リソース上で基地局(例えば、非同期の基地局)によって送信される低再利用プリアンブルを検出する(ブロック814)。低再利用プリアンブルが検出されると、端末は、検出された低再利用プリアンブルから、基地局についての情報を回復する(ブロック816)。
ブロック814のある設計において、端末は、例えば、式(1)に示されるように、Zadoff-Chuシーケンスに基づいて低再利用プリアンブルのパイロット部のためのパイロットシンボルを生成する。端末は、例えば式(2)に示されるように、リザーブされた周波数リソースからの受信シンボルとパイロットシンボルとを相関させる。端末は、低再利用プリアンブルが相関結果に基づいて検出されるか否かを決定する。
ブロック816のある設計において、端末は、検出された低再利用プリアンブルのパイロット部に基づいてチャネル推定を導く。端末は、次に、チャネル推定に基づいて、検出された低再利用プリアンブルのデータ部を回復する。端末は、セルID、基地局ID、セル情報、リソースリザベーション情報および要求、および/または別の情報をデータ部から獲得する。端末は、また、低再利用プリアンブルが低再利用プリアンブルに含まれるCRCに基づいて正確に復号されるか否かを決定する。
ある設計において、リザーブされた周波数リソースは、サブキャリアのセットを備える。端末は、次に、サブキャリアのセット上で送信される低再利用プリアンブルを検出する。ある設計において、異なる周波数リソースは、異なるタイプの基地局によって、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる。端末は、次に、そのタイプの基地局のためにリザーブされる周波数リソースから、各タイプの基地局によって送信される低再利用プリアンブルを検出する。
図9は、無線ネットワークにおいて低再利用プリアンブルを受信するための装置900の設計を示す。装置900は、低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定するためのモジュール912と、リザーブされた周波数リソース上で、基地局(例えば、非同期の基地局)によって送信される低再利用プリアンブルを検出するためのモジュール914と、検出された低再利用プリアンブルからの、基地局についての情報を回復するためのモジュール916とを含む。
図7および図9のモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子コンポーネント、論理回路、メモリ、ソフトウェアコード、ファームウェアコードなど、またはそれらの任意の組み合わせを備える。
図10は、図1の基地局の1つおよび端末の1つでありうる基地局110および端末120の設計のブロック図を示す。基地局110はT個のアンテナ1034aから1034tを備え、端末120 はR個のアンテナ1052aから1052rを備える。ここで一般にT≧1およびR≧1である。
基地局110で、送信プロセッサ1020はデータソース1012からトラフィックデータを受信し、コントローラ/プロセッサ1040からメッセージを受信する。送信プロセッサ1020は、トラフィックデータおよびメッセージを処理(例えば、符号化、インターリーブ、および変調)し、それぞれ、データシンボルおよび制御シンボルを提供する。送信プロセッサ1020は、また、低再利用プリアンブルに対するパイロットシンボルおよびデータシンボル、および、別のパイロットおよび/または基準信号に対するパイロットシンボルを生成する。送信(TX)多重入力多重出力(MIMO)プロセッサ1030は、データシンボル、制御シンボル、および/またはパイロットシンボル上で空間処理(例えばプリコーディング(precoding))を実行し、適用可能であれば、T個の出力シンボルストリームをT個の変調器(MOD)1032aから1032tに提供する。各変調器1032は、出力サンプルストリームを獲得するために、それぞれの出力シンボルストリーム(例えばOFDM、SC-FDMなどのための)を処理する。各変調器1032は、ダウンリンク信号を獲得するために、出力サンプルストリームをさらに処理(例えば、アナログへの変換、増幅、フィルタ、アップコンバート(upconvert))する。変調器1032aから1032tからのT個のダウンリンク信号は、T個のアンテナ1034aから1034tを介して、それぞれ送信される。
端末120で、アンテナ1052aから1052rは、基地局110からダウンリンク信号を受信し、受信信号を復調器(DEMOD)1054aから1054rにそれぞれ提供する。各復調器1054は、受信サンプルを獲得するために、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、ダウンコンバート(downconvert)、デジタル化)する。各復調器1054は、受信シンボルを獲得するために、(例えばOFDM、SC-FDMなどのための)入力サンプルをさらに処理する。MIMO検出器1056は、R個の変調器1054aから1054rの全てからの受信シンボルを獲得し、適応可能な場合に受信シンボル上でMIMO検出を実行し、検出されたシンボルを提供する。受信プロセッサ1058は、検出されたシンボルを処理(例えば、変調、デンタリーブ(deinterleave)、復号)し、端末120のために復号されたトラフィックデータをデータシンク1060に提供し、復号されたメッセージをコントローラ/プロセッサ1080に提供する。低再利用プリアンブル(LRP)プロセッサ1084は、基地局から低再利用プリアンブルを検出し、検出された基地局またはセルについての情報をコントローラ/プロセッサ1080に提供する。
アップリンク上の端末120で、送信プロセッサ1064は、データソース1062からトラフィックデータを、コントローラ/プロセッサ1080からメッセージを受信および処理する。送信プロセッサ1064からのシンボルは、適用可能であればTX MIMOプロセッサ1066によってプリコードされ、変調器1054aから1054rによってさらに処理され、基地局110に送信される。基地局110で端末120からのアップリンク信号は、アンテナ1034によって受信され、復調器1032によって処理され、適用可能であればMIMO検出器1036によって処理され、端末120によって送信される復号パケットおよびメッセージを獲得するために、受信プロセッサ1038によってさらに処理される。
コントローラ/プロセッサ1040および1080は、基地局110および端末120での動作をそれぞれ指揮する。基地局110のプロセッサ1040および/または別のプロセッサとモジュールは、図6のプロセス600、および/または本明細書に記述される技法のための別のプロセスを実行または指揮する。端末120のプロセッサ1084および/または別のプロセッサとモジュールは、図8のプロセス800、および/または、本明細書に記述される技法のための別のプロセスを実行または指揮する。メモリ1042と1082は、基地局110と端末120のために、データおよびプログラムコードをそれぞれ記憶する。スケジューラ1044は、ダウンリンクおよび/またはアップリンク上でのデータ送信のために端末をスケジュールし、スケジュールされた端末にリソースグラント(resource grant)を提供する。
当業者は、情報と信号が、任意の多様で異なるテクノロジーと技法を用いて表されることを理解するであろう。例えば、上記全体を通して参照されるデータ、指示、命令、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または粒子、光電場または光粒子、またはこれらのあらゆる組み合わせによって表されうる。
当業者はさらに、本明細書の開示と関連して記述されている様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路、アルゴリズムステップが電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両方の組み合わせとして実施されることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に示すために、様々な実例となるコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、ステップが、それらの機能性という観点から一般的に上に記述されている。ハードウェア、または、ソフトウェアとしてそのような機能性が実施されるか否かは、特定のアプリケーションとシステム全体に課された設計制約とに依存する。当業者は各特定アプリケーションについて様々な方法で上記機能性を実施することができるが、このような実施の決定は本開示の範囲からの逸脱の原因になるとして解釈されるべきではない。
本明細書の開示と関連して記述される様々な実例となる論理ブロック、モジュール、回路は、汎用のプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、書替え可能ゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、もしくは本明細書に記述された機能を実行するよう設計されたこれらの任意の組み合わせと一緒に実行または実施される。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであるが、代替で、プロセッサは任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンでありうる。プロセッサは、また、例えば、DSPとマクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアに結合した1つ以上のマイクロプロセッサ、その他の上記構成の組み合わせといった計算デバイスの組み合わせとしても実施される。
本明細書の開示に関して示される方法またはアルゴリズムのステップは、直接的にハードウェアに、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールに、またはそれら二つの組み合わせに組み込まれうる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROM、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、取外し可能ディスク、CD-ROM、または本技術分野において周知の記憶メディアの他の形態に存在しうる。例示的な記憶メディアは、プロセッサが記憶メディアから情報を読み取り、記憶メディアに情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替において、記憶メディアはプロセッサに一体化される。プロセッサと記憶メディアはASICに存在しうる。ASICはユーザー端末に存在しうる。代替において、プロセッサと記憶メディアは、個別コンポーネントとして、ユーザー端末に存在しうる。
1つ以上の例示的な設計において、上記機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組み合わせに実施される。ソフトウェアに実施された場合、その機能はコンピュータ読み取り可能媒体上の1つ以上の命令またはコードとして記憶または送信される。コンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶メディアと、ある箇所から別の箇所へのコンピュータプログラム移送を容易にする任意のメディアを含む通信メディアとの両方を含む。記憶メディアは汎用または専用コンピュータによりアクセスされることができる任意の利用可能なメディアである。それに制限されない例として、上記コンピュータ読み取り可能媒体はRAM、ROM、EEPROM、CD-ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、もしくは汎用または専用コンピュータまたは汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができ、命令やデータ構造形で所望のプログラムコードを運んだり記憶したりするために使われる任意の別メディアからなる。また、任意の接続は適切にコンピュータ読み取り可能媒体と呼ばれる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、無線、マイクロ波などの無線テクノロジーを使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースからソフトウェアが送信されると、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線、マイクロ無線などの無線テクノロジーはメディアの定義に含まれる。ディスク(disk)とディスク(disc)は、本明細書で使用されているように、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタルビデオディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ディスク(disk)は通常磁気作用によってデータを再生し、ディスク(disc)はレーザーで光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもコンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の以上の記述は、当業者が本開示を実施および使用することを可能にするために提供される。本開示に対する様々な変更は当業者には容易に明らかであり、本明細書において定義された包括的な原理は、本開示の精神または範囲を逸脱することなく他の変形例に適用可能である。従って、本開示は本明細書に記載の例および設計に制限されるものではなく、本明細書で開示される原理および新規な特徴と合致する最も広い範囲が与えられるべきである。

Claims (44)

  1. 低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定することと;
    基地局から前記リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信することと;
    を備える無線通信のための方法。
  2. 前記基地局は少なくとも1つの別の基地局と非同期である、請求項1の方法。
  3. パイロット部およびデータ部を備える前記低再利用プリアンブルを生成することをさらに備え、前記パイロット部は前記低再利用プリアンブルを検出するために使用されるパイロットシンボルを備え、前記データ部は前記基地局についての情報を備える、請求項1の方法。
  4. 擬似ランダムスクランブリングシーケンスまたはCAZAC(定振幅ゼロ自己相関)シーケンスに基づいて、前記パイロット部のための前記パイロットシンボルを生成することをさらに備える、請求項3の方法。
  5. Zadoff-Chuシーケンスに基づいて、前記パイロット部のために前記パイロットシンボルを生成することをさらに備える、請求項3の方法。
  6. 異なるパラメータ値を有するZadoff-Chuシーケンスに基づいて、パイロットシンボルの複数のシーケンスを生成することと;
    前記パイロット部に使用されるリソースエレメントの複数の行の1つに、前記パイロットシンボルの複数のシーケンスの各々をマップすることと;
    をさらに備える、請求項3の方法。
  7. セル識別子(ID)、基地局ID、セル情報、リソース予約状態および要求、および巡回冗長検査(CRC)の少なくとも1つを含むように前記データ部を生成することをさらに備える、請求項3の方法。
  8. 前記基地局および少なくとも1つの別の基地局のための低再利用プリアンブルは、すべての基地局に共通のパイロット部および各基地局に対して異なるデータ部を備える、請求項1の方法。
  9. 前記低再利用プリアンブルを送信することは、前記低再利用プリアンブルを送信する時間を擬似ランダムに選択することと、前記選択された時間に前記リザーブされた周波数リソース上で前記低再利用プリアンブルを送信することとを備える、請求項1の方法。
  10. 前記低再利用プリアンブルを送信するための前記時間を擬似ランダムに選択することは、セル識別子(ID)または前記基地局の基地局IDの機能に基づいて、前記低再利用プリアンブルを送信するための前記時間を擬似ランダムに選択することを備える、請求項9の方法。
  11. 前記リザーブされた周波数リソースは、サブキャリアのセットを備え、前記低再利用プリアンブルを送信することは、前記サブキャリアのセット上で、前記低再利用プリアンブルを送信することを備える、請求項1の方法。
  12. 前記サブキャリアのセットは複数のサブセットを備え、各サブセットは少なくとも1つの隣接サブキャリアを含む、請求項11の方法。
  13. 残りのサブキャリアから前記サブキャリアのセットを隔離するために、少なくとも1つのガードサブキャリアを使用することと;
    前記少なくとも1つのガードサブキャリア上で送信を実行しないこと;
    をさらに備える、請求項11の方法。
  14. 異なる周波数リソースが、異なるタイプの基地局によって低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされ、前記低再利用プリアンブルを送信することは、前記基地局のタイプに適応可能な前記リザーブされた周波数リソース上で前記低再利用プリアンブルを送信することを備える、請求項1の方法。
  15. 低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定するための手段と;
    基地局から前記リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信するための手段と;
    を備える無線通信のための装置。
  16. パイロット部およびデータ部を備える前記低再利用プリアンブルを生成するための手段をさらに備え、前記パイロット部は前記低再利用プリアンブルを検出するために使用されるパイロットシンボルを備え、前記データ部は前記基地局についての情報を備える、請求項15の装置。
  17. Zadoff-Chuシーケンスに基づいて、パイロットシンボルの複数のシーケンスを生成するための手段と;
    前記パイロット部に使用されるリソースエレメントの複数の行に前記パイロットシンボルの複数のシーケンスをマップするための手段と;
    をさらに備える、請求項16の装置。
  18. セル識別子(ID)、基地局ID、セル情報、リソース予約状態および要求、および巡回冗長検査(CRC)の少なくとも1つを含むように前記データ部を生成するための手段をさらに備える、請求項16の装置。
  19. 前記低再利用プリアンブルを送信するための手段は、
    前記低再利用プリアンブルを送信するための時間を擬似ランダムに選択するための手段と;
    前記選択された時間に前記リザーブされた周波数リソース上で前記低再利用プリアンブルを送信するための手段と;
    を備える、請求項15の装置。
  20. 低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定し、基地局から前記リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信するように構成される少なくとも1つのプロセッサを備える無線通信のための装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサは、パイロット部およびデータ部を備える前記低再利用プリアンブルを生成するように構成され、前記パイロット部は前記低再利用プリアンブルを検出するために使用されるパイロットシンボルを備え、前記データ部は前記基地局についての情報を備える、請求項20の装置。
  22. 前記少なくとも1つのプロセッサは、Zadoff-Chuシーケンスに基づいて、パイロットシンボルの複数のシーケンスを生成し、前記パイロット部に使用されるリソースエレメントの複数の行にパイロットシンボルの複数のシーケンスをマップするように構成される、請求項21の装置。
  23. 前記少なくとも1つのプロセッサは、セル識別子(ID)、基地局ID、セル情報、リソース予約状態および要求、および巡回冗長検査(CRC)の少なくとも1つを含むように前記データ部を生成するように構成される、請求項21の装置。
  24. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記低再利用プリアンブルを送信するための時間を擬似ランダムに選択し、前記選択された時間に前記リザーブされた周波数リソース上で前記低再利用プリアンブルを送信するように構成される、請求項20の装置。
  25. コンピュータ読み取り可能媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータ読み取り可能媒体は:
    少なくとも1つのコンピュータに低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定させるコードと:
    前記少なくとも1つのコンピュータに基地局から前記リザーブされた周波数リソース上で低再利用プリアンブルを送信させるコードと;
    を備えるコンピュータプログラム製品。
  26. パイロット部およびデータ部を備える低再利用プリアンブルを生成することと、なお前記パイロット部は前記低再利用プリアンブルを検出するために使用されるパイロットシンボルを備え、前記データ部は基地局についての情報のためのデータシンボルを備える;
    第1のサブキャリア上の前記パイロットシンボルおよび第2のサブキャリア上の前記データシンボルを備える少なくとも1つの直交周波数分割多元(OFDM)シンボルを生成することと、なお前記第1および第2のサブキャリアは、システム帯域幅にわたって分散される;
    前記低再利用プリアンブルのための前記少なくとも1つのOFDMシンボルを送信することと;
    を備える無線通信のための方法。
  27. 前記基地局は、少なくとも1つの別の基地局と同期である、請求項26の方法。
  28. 前記少なくとも1つのOFDMシンボルを送信することは、
    前記低再利用プリアンブルを送信するための少なくとも1つのシンボル期間を擬似ランダムに選択することと;
    前記少なくとも1つのシンボル期間で、前記低再利用プリアンブルのために前記少なくとも1つのOFDMシンボルを送信することと;
    を備える、請求項26の方法。
  29. 前記少なくとも1つのOFDMシンボルを送信することは、
    前記低再利用プリアンブルを送信するために前記基地局に割り当てられる少なくとも1つのシンボル期間を決定することと;
    前記少なくとも1つのシンボル期間で前記低再利用プリアンブルのために前記少なくとも1つのOFDMシンボルを送信することと;
    を備える、請求項26の方法。
  30. 前記少なくとも1つのOFDMシンボルを送信することは、
    基準信号または制御情報を送信するために隣接基地局によって使用されない少なくとも1つのシンボル期間を選択することと;
    前記少なくとも1つのシンボル期間で、前記低再利用プリアンブルのために前記少なくとも1つのOFDMシンボルを送信することと;
    を備える、請求項26の方法。
  31. 前記パイロット部は全ての基地局に共通であり、前記データ部は各基地局に対して異なる、請求項26の方法。
  32. 低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定することと;
    前記リザーブされた周波数リソース上で基地局によって送信される低再利用プリアンブルを検出することと;
    を備える無線通信のための方法。
  33. 前記低再利用プリアンブルを検出することは、
    低再利用プリアンブルのパイロット部のためのパイロットシンボルを生成することと、
    前記リザーブされた周波数リソースからの受信シンボルを前記パイロットシンボルと相関することと;
    低再利用プリアンブルが相関結果に基づいて検出されるか否かを決定することと;
    を備える、請求項32の方法。
  34. 前記パイロットシンボルを生成することは、Zadoff-Chuシーケンスに基づいて、前記パイロットシンボルを生成することを備える、請求項33の方法。
  35. 検出された低再利用プリアンブルのパイロット部に基づいてチャネル推定を導くことと;
    前記チャネル推定で前記検出された低再利用プリアンブルのデータ部を回復することと;
    をさらに備える、請求項32の方法。
  36. 検出された低再利用プリアンブルから、セル識別子(ID)、基地局ID、セル情報、およびリソース予約状態および要求の少なくとも1つを獲得することをさらに備える、請求項32の方法。
  37. 検出された低再利用プリアンブルが、前記検出された低再利用プリアンブルに含まれる巡回冗長検査(CRC)に基づいて、正確に復号されるか否かを決定することをさらに備える、請求項32の方法。
  38. 前記基地局によって送信される前記低再利用プリアンブルは、全ての基地局に共通のパイロット部および各基地局に対して異なるデータ部を備える、請求項32方法。
  39. 前記リザーブされた周波数リソースはサブキャリアのセットを備え、前記低再利用プリアンブルを検出することは、前記サブキャリアのセット上で低再利用プリアンブルを検出することを備える、請求項32の方法。
  40. 異なる周波数リソースは、異なるタイプの基地局によって低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされ、前記低再利用プリアンブルを検出することは、各タイプの基地局のためにリザーブされた周波数リソースから前記タイプの基地局によって送信される低再利用プリアンブルを検出することを備える、請求項32の方法。
  41. 低再利用プリアンブルを送信するためにリザーブされる周波数リソースを決定するための手段と;
    前記リザーブされた周波数リソース上で基地局によって送信される低再利用プリアンブルを検出するための手段と;
    を備える無線通信のための装置。
  42. 前記低再利用プリアンブルを検出するための手段は、
    低再利用プリアンブルのパイロット部のためのパイロットシンボルを生成するための手段と;
    前記リザーブされた周波数リソースからの受信シンボルを前記パイロットシンボルと相関させるための手段と;
    低再利用プリアンブルが相関結果に基づいて検出されるか否かを決定するための手段と;
    を備える、請求項41の装置。
  43. 検出された低再利用プリアンブルのパイロット部に基づいてチャネル推定を導くための手段と;
    前記チャネル推定で前記検出された低再利用プリアンブルのデータ部を回復するための手段と;
    さらに備える、請求項41の装置。
  44. 検出された低再利用プリアンブルから、セル識別子(ID)、基地局ID、セル情報、およびリソース予約状態および要求の少なくとも1つを獲得するための手段をさらに備える、請求項41の装置。
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