JP2011515978A - パケット交換通信ネットワークにおける利用可能なエンド・ツー・エンドの帯域の推定 - Google Patents

パケット交換通信ネットワークにおける利用可能なエンド・ツー・エンドの帯域の推定 Download PDF

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Abstract

パケット交換通信ネットワーク内のパスのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判定するシステム及び方法。マルチレート・パケット注入器(12)は、プローブチャープを利用して、ネットワーク内に様々なプロービングレートでプローブトラヒックパケットを注入する。受信機(16)は、様々なプロービングレートの相対パケット間間隔歪みεのサンプルを算出するために使用される時間間隔のサンプルを生成するために、プローブトラヒックパケットの時間間隔をサンプリングする。期待値最大化(EM)分析器(17)は、有用な歪みεのサンプルを識別し、且つ、ブレークポイントよりも大きいプロービングレートにおいてプロービングレートとパケット間間隔歪みεとの間の直接線形関係を表す線lのパラメータを推定するために、EMアルゴリズムを利用する。例えばカルマンフィルタ(18)のようなフィルタは、次に、線lの推定されたパラメータに基づいて、ネットワークのパスの利用可能帯域を判定する。

Description

本発明は、通信ネットワークに関する。より具体的には、限定される訳ではないが、本発明はパケット交換通信ネットワークにおけるエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判断する方法に向けられる。
ネットワークパスの利用可能帯域とは、そのパス上でのエンド・ツー・エンドからの使用されていないトラヒック容量である。通信ネットワークのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を測定する能力は、いくつかの文脈において有用である。その文脈には、アドミッションコントロール(入場制御)、サービスレベル契約(SLA)の検証、知的ルーティング、サーバ選択、及びネットワークの監視が含まれる。エンド・ツー・エンドの利用可能帯域は、「チェイン中の最弱リンク」、即ちボトルネックリンクを識別するアクティブ測定ツールを適用することにより、判断可能である。
長年に亘って、いくつかの利用可能帯域の測定ツールが開発されてきた。測定ツールの大部分はプローブ・レート・モデル(PRM)に基づいている。PRMは、自己誘導輻輳、即ち、ネットワークパスのボトルネックリンクを一時的に過負荷にするのに十分な高さのレートでプローブトラヒックを注入することに依拠するものである。利用可能帯域は、連続するパケット間でのパケット間時間間隔の変化が依存するプロービングレート(調査レート)に対して強く相関する。この時間間隔は、輻輳が発生している場合に増加することが期待され、そのことはプローブ受信機において観測可能である。このことによって、プロービングレート及び利用可能帯域に対する時間間隔の増加の依存性に関する合理的なモデルを持ってさえいれば、利用可能帯域を推定することが実現可能になる。
利用可能帯域よりも低いレートでプローブパケットが送信された場合、受信機におけるプローブパケットの到着レートは、使用される伝送レートに合致することが期待される。プローブパケットのレートが最小の不使用容量よりも高い場合、ボトルネックルータにおいて輻輳が発生し、プローブパケットは遅延するであろう。このことは、パケット間時間間隔を増加させ、この増加はプローブ受信機において観測可能である。様々なレートでプローブパケットを送信することによって、輻輳ポイント(即ち、時間間隔が増加し始めるプローブレート)を識別することにより利用可能帯域を測定することが実現可能である。
利用可能帯域の測定ツールの中には、プローブ・ギャップ・モデル(PGM)に基づくものもある。PGMは、2つの連続するプローブパケット間での時間ギャップの変動に関する情報を利用することにより、ボトルネックルータにおける交差トラヒック量を推定する。利用可能帯域は、測定された交差トラヒックをボトルネックリンクの容量から減算することにより、推定される。
実際には、PRMベースのツールはPGMツールよりも信頼できる。なぜなら、PGMツールの場合、信頼できる推定を得るためにはボトルネックリンクの容量に関する知識が必要だからである。加えて、PGMツールの場合、ボトルネックリンク(即ち、最小の不使用容量を持つリンク)がナローリンク(即ち、最小の容量を持つリンク)と同一であるということを仮定しているが、現実には必ずしもそうではない。
同時係属している米国特許出願公開番号2007/0115849には、BARTと呼ばれるこの種の帯域推定方法が開示されている。BART方法は、カルマンフィルタリングを帯域推定に適用する。カルマンフィルタリングは、直接的には観測できないシステム状態であるがそのシステム状態に依存する観測可能な量を用いて間接的に測定可能なシステム状態のリアルタイム推定(「トラッキング」)を(一定の条件下で)可能にする、数的手法である。カルマンフィルタリングは、多くの他の工学分野において成功裏に適用されてきたが、BART方法は、ネットワークパスの利用可能帯域を推定するという課題に対してかルマンフィルタリングが適用された最初のものである。
図1は、パケット間時間間隔の変化、即ち、プロービングレート即ちプローブトラヒック密度(u)の関数としての歪み(ε)、に関するモデルのグラフ表示である。歪み(strain)εは、プローブトラヒック密度がブレークポイント10が存在するレベルに到達するまでは、線lに従って基本的に0である。ブレークポイントは、利用可能帯域(B)を示す。ブレークポイントを超える過負荷範囲においては、歪みεは、プローブトラヒック密度の増加に伴い線lに従って線形に増加する。この線形な関係により、カルマンフィルタリングが可能になる。
BART方法では、一般的にはプローブトレイン(プローブの連なり)として組織されているプローブパケットペアのシーケンスが、利用可能帯域の各測定のために送信される。プローブパケットのレートはランダムに選択されるが、プローブシーケンス内の全パケットに対して一定である。それゆえ、プローブパケットの連なりは、時間的に等間隔に送信される(即ち、多数のプローブペアが同一のプロービングレートで送信される)。測定における全パケットペアのパケット間間隔歪みεの平均が、カルマンフィルタに対する入力として使用される。フィルタの出力は、傾斜直線lの推定である。
pathChirpと呼ばれる他の既知のアプローチは、時間的に等間隔ではないプローブパケットを注入する。むしろ、パケット間時間間隔は、送信者において変動するのである。これにより、各サンプリングにおいてプロービングレートの広範なサンプリングが可能になる。しかしながら、pathChirpは、カルマンフィルタリングのようなフィルタリング方法を利用しない、あまり効率的ではない分析を採用している。
本発明は、BART方法における弱点(即ち、システム状態の各サンプリングが図1に示すuーε平面上の1点しか与えないということ)に対するソリューションを提供する。それゆえ、有用な情報は、この1点がブレークポイント10の右に対する過負荷範囲に存在する場合にのみ取得される。そうでない場合、サンプルは破棄される。各サンプルについて、プロービングレートはランダムに選択される。選択されたプロービングレートが低すぎたり高すぎたりする場合、測定された時間間隔の有用性は取るに足りないものである。プロービングレートの最適な選択を事前に判断することは困難なので、多くのサンプルが破棄され、ブレークポイントの合理的な推定を可能にするのに十分な情報が収集されるまでには多数のサンプルが必要となるかもしれない。
本発明の例示的な実施形態は、期待値最大化アクティブプロービング(Expectation-Maximization Active Probing)(E−MAP)と呼ばれる。E−MAP方法では、システムの各サンプリングはチャープ(chirp)(即ち、各測定において広範なプローブレートをカバーするプローブパケットの連なり)を使用する。各チャープはu−ε平面においていくつかの点を提供する。有用な情報は、より迅速且つ効率的に収集される。依然として、フィルタリングの利点は維持される。
E−MAP方法は、各サンプルについて広範なレートをカバーすることによって、不適切なプローブレートの選択を行うリスクを低減する。多くの場合、これによって有用な情報と無用な情報の両方が生成されるが、E−MAPの期待値最大化(EM)アルゴリズムは、測定された時間間隔を破棄すべきかその後も利用可能帯域の分析に活用すべきかを自動的に判断することができる。
それゆえ、一実施形態では、本発明は、パケット交換通信ネットワーク内のパスのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判定する方法に向けられる。前記方法は、複数のプローブトラヒックパケットを含んだプローブチャープを利用して前記ネットワーク内にプローブトラヒックパケットを注入するステップであって、前記プローブトラヒックパケットの少なくとも一部は様々なプロービングレート(u)で送信される、ステップと、受信機が、時間間隔のサンプルを生成するために、前記プローブトラヒックパケットの時間間隔をサンプリングするステップと、様々なプロービングレートの前記時間間隔のサンプルを利用して、前記プローブチャープ内の前記プローブトラヒックパケットの相対パケット間間隔歪み(ε)のサンプルを算出するステップと、を含む。有用な歪みεのサンプルを識別し、且つ、ブレークポイントよりも大きいプロービングレートにおいて前記プロービングレートと前記パケット間間隔歪みεとの間の直接線形関係を表す線lのパラメータを推定するために、EMアルゴリズムが利用される。次に前記方法は、前記線lの前記推定されたパラメータに基づいて、前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域をリアルタイムに算出する。
注入されるプローブトラヒックパケットは、様々なプロービングレートで送信されるパケットの個々のペアとして組織されてもよいし、様々なプロービングレートで送信されるいくつかのパケットの連なりとして組織されてもよい。前記利用可能帯域は、前記線lが軸ε=0と交差する点のプロービングレートとして算出可能である。
別の実施形態では、本発明は、パケット交換通信ネットワーク内のパスのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判定するシステムに向けられる。前記システムは、マルチレート・パケットチャープ注入器と、受信機と、EM分析器と、フィルタと、を備える。前記マルチレート・パケット注入器は、複数のプローブトラヒックパケットを含んだプローブチャープを利用して前記ネットワーク内にプローブトラヒックパケットを注入する。ここで、前記プローブトラヒックパケットの少なくとも一部は様々なプロービングレート(u)で送信される。前記受信機は、様々なプロービングレートにおいて時間間隔のサンプルを生成するために、前記プローブトラヒックパケットの時間間隔をサンプリングする。前記受信機はまた、様々なプロービングレートの前記時間間隔のサンプルを利用して、前記プローブチャープ内の前記プローブトラヒックパケットの相対パケット間間隔歪みεのサンプルを算出する。前記EM分析器は、有用な歪みεのサンプルを識別し、且つ、ブレークポイントよりも大きいプロービングレートにおいて前記プロービングレートと前記パケット間間隔歪みεとの間の直接線形関係を表す線lのパラメータを推定するために、EMアルゴリズムを利用する手段を含む。前記EM分析器はまた、前記線lの前記推定されたパラメータを出力する出力手段を含む。前記フィルタは、カルマンフィルタであってもよく、前記線lの前記推定されたパラメータを受信し、前記線lの前記推定されたパラメータに基づいて、前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域を判定する。
EMアルゴリズムを利用する前記手段は、u−ε平面内の算出された点を前記線l及び歪みεがゼロである線lに割り当てる手段と、線l及び線lのパラメータの最大尤度推定値を判定する手段と、を含んでもよい。前記システムはまた、前記u−ε平面内の前記算出された点と線l及び線lの前記推定されたパラメータとの間で十分な収束に到達したか否かを判定するために、線l及び線lのパラメータの前記最大尤度推定値を分析する手段と、十分な収束に到達していない場合に、前記EMアルゴリズムの追加の反復を実行する手段と、を更に備えてもよい。本実施形態では、前記線lの前記推定されたパラメータを出力する前記出力手段は、十分な収束に到達した場合に、前記推定されたパラメータを出力する。次に前記フィルタは、前記線lが軸ε=0と交差するプロービングレートとして前記利用可能帯域を判定する。
別の実施形態では、本発明は、パケット交換通信ネットワーク内のパスのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判定するシステムにおいて使用する期待値最大化(EM)分析器に向けられる。ここで、前記システムは、前記ネットワーク内に複数のプロービングレート(u)でプローブトラヒックパケットを注入するマルチレート・パケットチャープ注入器を備える。ここで、前記プローブトラヒックパケットの少なくとも一部は様々なプロービングレートで送信される。前記EM分析器は、パケット間間隔歪みεのサンプルを歪み算出デバイスから受信する手段と、受信した前記歪みεのサンプルから有用な歪みεのサンプルを識別するためにEMアルゴリズムを利用する手段と、を備える。線割り当てユニットは、u−ε平面内の算出された点を線l及び線lに割り当てる。最大尤度推定ユニットは、ブレークポイントよりも大きいプロービングレートにおいて前記歪みεと前記プロービングレートとの間の直接線形関係を表す前記線lのパラメータを推定する。前記EM分析器はまた、前記線lのパラメータの最大尤度推定値を、前記線lの前記推定されたパラメータに基づいて前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域を判定するカルマンフィルタに対して送信する手段を備える。
本発明は、チャープを用いてネットワークパスを測定し、EMアルゴリズムを使用して適用不可能なプローブ測定値を識別し破棄することにより、利用可能帯域の推定値を迅速に生み出す。プローブパケット受信機からプローブパケット注入器への通信は必要とされない。本発明はまた、パス内の複数の輻輳したリンクを検出することもでき、この場合、図1においてブレークポイントが1つだけであるのとは対照的に、直線セグメント間にいくつかのブレークポイントが存在する。このプロセスは、性能を改善するためのフィルタリングに適している。
以下では、添付の図面を参照して、好適な実施形態を示すことにより本発明の重要な特徴を詳細に説明する。
プローブトラヒック密度(u)の関数としてのパケット間歪み(ε)に関するモデルのグラフ表示である。 本発明のシステムの例示的な実施形態の簡略化されたブロック図である。 本発明の方法の例示的な実施形態のステップを示すフローチャートである。 本発明の期待値最大化(E−M)分析器の例示的な実施形態の簡略化されたブロック図である。 C=10Mbit/秒で交差トラヒックの存在しない有線ボトルネックリンクを利用するシナリオにおいてEMアルゴリズムを複数回繰り返した別々の回に関する、プローブトラヒック密度(u)の関数としてのパケット間歪み(ε)に関する4つのグラフ表示を示す。 図5のEMアルゴリズムの繰り返しに対応する、重みw及びwに関する4つのグラフ表示を示す。 時刻の関数としての利用可能帯域のグラフ表示であり、ボトルネックリンクが容量C=10Mbit/秒の有線リンクであってプローブチャープがボトルネックルータにおいてパレート分散の交差トラヒックと相互作用するシナリオにおける、カルマンフィルタリングを伴う場合と伴わない場合の利用可能帯域のE−MAP推定を示す。 時刻の関数としての利用可能帯域のグラフ表示であり、ボトルネックリンクが無線リンクであって利用可能帯域が大きな変動を伴うシナリオにおける、カルマンフィルタリングを伴うE−MAP方法の性能を示す。
詳細な説明
図2は、本発明のシステムの例示的な実施形態の簡略化されたブロック図である。ネットワークが示されており、このネットワークを介して交差トラヒック11が伝送される。マルチレート・パケットチャープ注入器12は、プローブパケットのシーケンスをネットワークに注入する。プローブパケットは、様々なプローブトラヒックレート即ち密度(u)で送信されるいくつかのパケットの個々のペア又は連なりとして組織可能である。交差トラヒック及びプローブパケットは、スイッチ及び/又はルータのような多数のノード13−15を含むであろうネットワークを通って進む。受信機16は、パケットの時間間隔をリアルタイムでサンプリングする。時間間隔のサンプルとプローブチャープの性質に関する知識とに基づき、受信機は、プローブチャープの各プローブパケットペアについて相対パケット間時間間隔歪みεを算出する。パケット間歪みεを判定するために、時間間隔のサンプルが、注入器12におけるパケットの時間間隔に対して分析され比較される。次にE−M分析器17が、有用な歪みεのサンプルを識別して線lを推定するために、EMアルゴリズムを利用する。そして、歪みは、ボトルネックリンクの性質に関する測定量として使用される。利用可能帯域のトラッキング(追跡)性能を向上させるために、例えばカルマンフィルタのようなフィルタ18を利用してもよい。オプションとして、フィルタは、線lの最大尤度推定をE−M分析器17に対してフィードバックしてもよい。なお、本発明では他の種類のフィルタも利用可能であり、カルマンフィルタの使用は単に1つの例示的な実施形態に過ぎない。
ネットワークパスにおいて、各リンクjは所定の容量Cを持つ。これは、リンク上での最大の可能なスループット容量である。Cは、典型的には、有線ネットワークにおいては一定であるが無線リンクではそうではない。各リンクjの交差トラヒック11、即ちリンク負荷は、Xと記述される。Xは、短い時間尺度で変動することが多い。リンクjの時間と共に変化する利用可能帯域は、B=C−Xと規定される。
パスに沿うリンクのうちの1つが、利用可能帯域に関して最小値を持つ。このリンクは、ボトルネックリンク、又はタイトなリンクと呼ばれ、これがパスの利用可能帯域を決定付ける。それゆえ、注入器12から受信機16へのネットワークパスについて、利用可能帯域は、パスに沿う全てのリンクjを考慮した最小利用可能帯域として定義される。
Figure 2011515978
プロービングレートuが利用可能帯域Bよりも小さい場合、予期されるεの値はゼロであり、プローブパケットがボトルネックルータにおいて一時的に輻輳を生じさせるブレークポイント10よりもプロービングレートが大きい場合、予期されるεの値は過負荷に比例して増加する。それゆえ、歪みεは、下記のように表現することができる。
Figure 2011515978
ここで、α及びβは、図1の傾斜直線lのパラメータであり、利用可能帯域は、線lと軸ε=0との交点に対応する。
プローブ注入器においてプローブパケットレートuを変化させ、更に、受信機においてεがゼロから外れ始める点を特定することにより、ボトルネックリンクの利用可能帯域を推定する方法、ひいては、エンド・ツー・エンドのパス全体の利用可能帯域を推定する方法が得られる。パラメータα及びβを推定することにより、ブレークポイントBを容易に判定することができる。
式(2)の測定モデルは、測定対象パスに沿うトラヒックの流体モデルに基づいている。それゆえ、注目すべきこととして、流体モデルの範囲を超えルータキューにおけるパケットレベルの相互作用を考慮すると、システムの測定モデルのカーブは、図1の形態から幾分逸れることが予期される。しかしながら、漸近的な振る舞いは残る。更に、このモデルは、ネットワークパスに沿うルータのうちの1つにおいてのみ輻輳が発生するということを仮定している。図1におけるブレークポイントの数は、パスにおける輻輳点の数に対応する。輻輳しているルータが複数存在する場合、いくつかの測定ツールは、誤った推定をもたらすかもしれない。しかしながら、EMアルゴリズムの性質に起因して、本発明のE−MAP方法はこの状況に対処するように設計されている。
EMアルゴリズムは、統計学における広範な推定問題に対して適用されてきた。このアルゴリズムは、観測のセットとして見ることができる不完全なデータから最大尤度推定を発見するために使用される。本発明では、EMアルゴリズムは、ネットワークの帯域推定の文脈において直線のパラメータ推定のために使用される。
再び図1を参照すると、利用可能帯域とプローブトラヒック密度(u)とパケット間歪み(ε)との間の漸近的関係が示されている。1つのチャープ内で多数のプローブトラヒックレートが使用されるので、プローブパケットチャープの送信は、典型的には、水平線(l)及び傾斜直線(l)の両方に沿った歪み測定(ε)をもたらす。利用可能帯域Bを推定するためには、傾斜直線lのパラメータを判定しなければならない。
EMアルゴリズムは反復的(iterative)であり、予想ステップ(Eステップ)及び最大化ステップ(Mステップ)という2つのステップから構成される。Eステップでは、直線l及びlのパラメータは既知であると仮定する。Mステップでは、どの歪み測定値がそれぞれl及びlに属するかが既知であると仮定する。
最初に、EMアルゴリズムは、モデルl及びlに対してランダムなパラメータ値を選択することを許容する。
Eステップでは、歪み測定値ε(i=1,2,...,N−1、Nはチャープ中のプローブパケットの数)が、最も良く合うモデルl及びlに割り当てられる。このことは、下記の式を使用して各ラインにつき1つ、つまり2つの誤差r及びrを算出することにより、達成可能である。
Figure 2011515978
Figure 2011515978
及びlの推定されたパラメータは、それぞれ、(α^,β^)及び(α^,β^)と記述される。uは、チャープ中の歪み測定値εに対するプローブレートである。誤差は、測定された歪みεと、直線のパラメータに関する現在の推定に従うこれらの測定値の予測と、の間の差に対応する。
誤差が得られると、Eステップは、重みw及びwを算出することに進む。
Figure 2011515978
Figure 2011515978
重みは実際には、確率(probability)に対応する。w(i)は、歪み測定値εがlに属する確率であり、w(i)は、歪み測定値εがlに属する確率である。結果として、w(i)及びw(i)の合計は1である。(5)及び(6)に関して、平均値0及び分散σを持つ一様分布のランダム変数として、誤差をモデル化することができる。パラメータσは歪み測定値における期待されるノイズレベルに対応し、E−MAPにおいて性能を向上させるためのチューニングパラメータとして使用可能である。
Mステップでは、l及びlの推定されたパラメータを更新するために、算出された重みが使用される。このことは、(α^,β^)及び(α^,β^)に関する2つの加重最小二乗方程式を解くことにより、達成可能である。
Figure 2011515978
Figure 2011515978
上の式(3)から(8)は、図1に示すように測定モデルにおいてブレークポイントが1つしか存在しないことを仮定している。パス沿いの2つのルータで輻輳を引き起こすほど高いプローブレートをプローブチャープが含む場合、2つ目のブレークポイントが予期される。このことは、EMアルゴリズムにおいて第3の線(l)を導入することにより対処可能であるが、lのパラメータが依然として主要な関心の対象である。というのも、lは、ネットワークパスの最小不使用容量に等しい1つ目のブレークポイントを指し示すからである。この論法は、複数のルータが輻輳する場合にも維持される。
図3は、本発明の方法の例示的な実施形態のステップを示すフローチャートである。ステップ21で、マルチレート・パケットチャープ注入器12は、プローブパケットのシーケンスをネットワークに注入する。プローブパケットは、いくつかのパケットの個々のペア又は連なりとして組織可能である。ステップ22で、受信機16は、幾つかの点でリアルタイムにパケットの時間間隔をサンプリングする。ステップ23で、時間間隔のサンプルとプローブチャープの性質に関する知識とに基づき、受信機は、プローブチャープの各プローブパケットペアについて相対パケット間時間間隔歪みεを算出する。次にステップ24で、E−M分析器17は、有用な歪みεのサンプルを識別して線lを推定するために、EMアルゴリズムを使用する。EM分析器は、l及びlの両方を推定することで、u−ε平面のどの点がどの線に関連するかを判定することができる。
サブステップ24aで、E−M分析器は、各線l及びlに対するu−ε平面内の点の割り当てを更新することにより、EMアルゴリズムのEステップを実行する。サブステップ24bで、EM分析器は、線l及びlのパラメータの最大尤度推定を更新することにより、EMアルゴリズムのMステップを実行する。ステップ25で、線l及びlのパラメータの推定について十分な収束に到達したか否かが判定される。到達していない場合、本方法はステップ24に戻り、EMアルゴリズムの別なる反復を実行する。十分な収束に到達すると、本方法はステップ26に移行し、ここで、lの推定値に基づいて利用可能帯域がリアルタイムで算出される。
E−MAP方法は、利用可能帯域に関するトラッキング性能の改善を目的として、フィルタ18に対しても適用することができる。lのパラメータは、EMベースのマルチラインフィルタリング・アプローチを使用して直接的に推定され、α及びβの最終的なEM推定値を含むベクトルは、フィルタに対する入力である。出力は、lに関するフィルタリングされて改良された推定値であり、それはつまり、lとパケット間歪み(ε)のゼロの軸との交点に現れる利用可能帯域の推定値である。
図4は、本発明の期待値最大化(E−M)分析器17の例示的な実施形態の簡略化されたブロック図である。E−M分析器によって実行されるプロセスは、メモリ32に格納された制御ソフトウェアをプロセッサ31が実行することによって制御可能である。歪みε受信機33は、歪みεのサンプルを受信機16から受信し、歪みεのサンプルを線割り当てユニット34に供給する。線割り当てユニット34は、各線l及びlに対するu−ε平面内の点の割り当てを更新することにより、EMアルゴリズムのEステップを実行する。最大尤度推定ユニット35は、線l及びlのパラメータの最大尤度推定を更新することにより、EMアルゴリズムのMステップを実行する。収束判定ユニット36は、線l及びlの推定されたパラメータと歪みεのサンプルとの間で十分な収束に到達したか否かを判定する。到達していない場合、収束判定ユニットは、線割り当てユニットに対して、EMアルゴリズムの別なる反復を開始させる。十分な収束に到達すると、最大尤度推定ユニットは、lの推定値(α及びβ)をフィルタ18へ送信し、フィルタ18において、lの推定値に基づいて利用可能帯域がリアルタイムで算出される。
線割り当てユニット34、最大尤度推定ユニット35、及び収束判定ユニット36によって実行されるループの繰り返しの結果として、E−M分析器は、有用な歪みεのサンプルを識別し、有用ではないサンプルを破棄する。
ネットワークシミュレータにおける3つの異なるシミュレーションを通じて、本発明のE−MAP方法の実装を評価した。E−MAPの構成に関して、新しいチャープが毎秒送信された。1つのチャープは17のプローブパケットから構成され、各パケットは1500バイトであった。チャープ内のプローブレートは、有線の場合と無線の場合のそれぞれについて、1.0≦u≦20.0Mbit/秒と0.3≦u≦3.0Mbit/秒の間隔における一様分布であった。
図5は、第1のシナリオに関する、プローブトラヒック密度(u)の関数としてのパケット間歪み(ε)に関する4つのグラフ表示を示す。第1のシナリオでは、ボトルネックは、容量C=10Mbit/秒を持つ有線リンクであり、交差トラヒックは有効化されていない(即ち、X=0bit/秒である)。測定された歪みは図1に示すように直線に沿って現れるので、この単純な事例は、E−MAPの基本戦略を説明することを容易にする。より複雑で現実的なシナリオの場合、結果として、交差トラヒックの相互作用及び/又はボトルネックリンクの容量の変動が原因で、歪みの測定値は、式(2)の理想的な直線から逸れる。
サブの図5(a)は、測定モデルにおける2つの線(即ち、図1に従うl及びl)の最初の推定値を示す。サブの図5(b)−5(d)は、それぞれ1回、2回、及び8回の反復後のEMアルゴリズムの出力を示す。歪み測定値は、1つのプローブチャープから取得される。チャープ内の17の連続したパケットは16のペアを構成するので、16の測定値が1つのチャープから取得される。サブの図5(a)におけるl及びlの最初の推定値は、どちらかと言えば出来の悪いものであるが、EMアルゴリズムは最終的に、歪み測定値に完全に合致する最大尤度推定値に収束している。lはu=10Mbit/秒においてε=0の軸と交差するので、lの推定されたパラメータによって、利用可能帯域Bの正確な推定値を算出することが容易になる。
線lは、ほぼ水平であることが期待され、理想的な世界においてはε=0の軸に収束するであろう。現実には、線lは線lに含まれないu−εの点を担当するので、幾分逸れることになるかもしれない。線lは正の傾斜を持ち負の切片値を持つことが期待されるので、当然、サブの図5(a)のものよりも妥当なl及びlの最初の推定を行うことが可能である。しかしながら、このことは、パラメータ推定の収束をスピードアップすることができるかもしれないが、本方法の全体性能にとっては大して重要ではない。
図6は、図5のEMアルゴリズムの繰り返しに対応する、重みw(左)及びw(右)に関する4つのグラフ表示を示す。重みは、EMアルゴリズムのEステップにおいて算出される。サブの図6(a)は、1回目のEステップの演算後の重みを示す。これらの重みは、l及びlの最初の推定に基づく。サブの図6(b)−6(d)は、それぞれ、2回目、3回目、及び8回目のEステップの繰り返し後に算出された重みを示す。サブの図6(a)では、歪み測定値がl及びlのいずれに属するかについて、EMアルゴリズムが最初は幾分不確かであるということを見ることができる。アルゴリズムは、測定値ε−εがlに属し、測定値ε13がlに属すると、信じている。というのも、これらの測定値に関する重みが1に等しいからである。他の測定値については、重みはl及びlの両方に関して0.5であり、このことは、上の式(3)及び(4)で規定される誤差r及びrが大きいことに起因する。
EMアルゴリズムがl及びlの推定値を更新するにつれて、歪み測定値がl及びlのいずれに属するかが明らかになってくる。サブの図6(d)を参照すると、アルゴリズムは自身の最終的な推定値へと収束しており、重みw及びwは、測定値ε−εがlに属し測定値ε−ε16がlに属するとアルゴリズムが確信していることを示している。なお、w(8)はゼロよりも僅かに大きく、w(8)は1よりも僅かに小さい。これは、サブの図5(d)に示すように、l及びlの両方がεに重なっているからである。
図7は、時刻の関数としての利用可能帯域のグラフ表示であり、ボトルネックリンクが容量C=10Mbit/秒の有線リンクであってプローブチャープがボトルネックルータにおいてパレート分散の交差トラヒックと相互作用する第2のシナリオにおける、カルマンフィルタリングを伴う場合と伴わない場合の利用可能帯域のE−MAP推定を示す。このシナリオでは、交差トラヒックはボトルネックルータに対して連続的に影響を与える。交差トラヒックは、100のトラヒックソースの集合体として記述される。ここで、各1つの交差トラヒックソースは、様々なサイズを持ちパレート分散に従う出発間隔を持つパケットを送信する。トラヒックソースは、集合化されたトラヒックストリームの平均交差トラヒック密度がX=5Mbit/秒となるように、構成される。
図7の破線は、ボトルネックリンクの容量から交差トラヒック密度を減算することによって得られる真の利用可能帯域に対応する。交差トラヒックは、平均時間尺度Τ=1秒のスライディングウインドウを使用して交差トラヒックトレースの内容を平均化することにより、算出される。
細い実線は、カルマンフィルタリングを伴わない(即ち、ブレークポイント10を算出するためにEMアルゴリズムからのlのパラメータ推定値を単純に使用する)E−MAP推定値に対応する。推定値のばらつきは、どちらかと言えば大きく、真の利用可能帯域である5Mbit/秒付近を変動する。
太い実線は、EMアルゴリズムの出力がカルマンフィルタへ転送された場合のE−MAPの性能を示す。カルマンフィルタは、lのEM推定値をlの以前のカルマンフィルタ推定値と組み合わせることにより、利用可能帯域の推定値を更新する。新しいカルマンフィルタの入力に対して与えられる重みは、カルマンフィルタシステムにおける予期される雑音の変動とlのEM推定値の正確性とに関して、定義される。
カルマンフィルタリング後の利用可能帯域の推定値は、真の利用可能帯域にかなり近い。概して、E−MAP方法の性能は、カルマンフィルタを利用すると改善される。フィルタはまた、安定性及び機敏性のような性質に関してE−MAP方法をチューニングする機会を提供する。
図8は、時刻の関数としての利用可能帯域のグラフ表示であり、第3のシナリオにおいて利用可能帯域が大きな変動を伴う場合における、カルマンフィルタリングを伴うE−MAP方法の性能を示す。この事例では、ボトルネックリンクは無線リンクであり、無線チャネルはレイリーフェージングチャネルとしてシミュレートされる。より具体的には、ボトルネックは、第3世代移動体通信システム(UMTS)でHSDPAのために使用される高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)としてシミュレートされる。
真の利用可能帯域(破線)は、最も高い達成可能なスループット(即ち、Cの値)に対応し、これは無線チャネル状態の変動が原因で時間と共に変動する。真の利用可能帯域は、Τ=1秒のスライディングウインドウを使用する平均スループット容量として定義される。図8に見られるように、E−MAP方法は、利用可能帯域のおおよその傾向を極めて近く追跡する結果をもたらす。高周波の変動に関しては若干のラグが存在するが、当業者によって理解されるであろうように、カルマンフィルタを適切に構成すれば、E−MAP方法の反応時間をスピードアップすることができる。
本発明の好適な実施形態が、添付の図面に図解され前述の詳細な説明において説明されてきたが、理解されることとして、本発明は開示された実施形態に限定されない。そうではなく、本発明は、以下の請求の範囲によって規定される本発明の範囲から逸脱すること無しに、多数の再構成、修正、及び置換が可能である。

Claims (18)

  1. パケット交換通信ネットワーク内のパスのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判定する方法であって、
    複数のプローブトラヒックパケットを含んだプローブチャープを利用して前記ネットワーク内にプローブトラヒックパケットを注入するステップ(21)であって、前記プローブトラヒックパケットの少なくとも一部は様々なプロービングレートuで送信される、ステップ(21)と、
    受信機が、時間間隔のサンプルを生成するために、前記プローブトラヒックパケットの時間間隔をサンプリングするステップ(22)と、
    様々なプロービングレートの前記時間間隔のサンプルを利用して、前記プローブチャープ内の前記プローブトラヒックパケットの相対パケット間間隔歪みεのサンプルを算出するステップ(23)と、
    有用な歪みεのサンプルを識別し、且つ、ブレークポイントよりも大きいプロービングレートにおいて前記プロービングレートと前記パケット間間隔歪みεとの間の直接線形関係を表す線lのパラメータを推定するために、期待値最大化EMアルゴリズムを利用するステップ(24)と、
    前記線lの前記推定されたパラメータに基づいて、前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域をリアルタイムに算出するステップ(26)と、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記利用可能帯域を算出する前記ステップは、前記線lが軸ε=0と交差する点のプロービングレートを判定するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記ネットワーク内にプローブトラヒックパケットを注入する前記ステップは、様々なプロービングレートで送信されるパケットの個々のペアとして組織されるプローブトラヒックパケットを注入するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記ネットワーク内にプローブトラヒックパケットを注入する前記ステップは、様々なプロービングレートで送信されるいくつかのパケットの連なりとして組織されるプローブトラヒックパケットを注入するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 有用な歪みεのサンプルを識別し且つ前記線lのパラメータを推定するために前記EMアルゴリズムを利用する前記ステップは、
    各プロービングレートにおけるu−ε平面内の算出された点を線l及び線lに割り当てるステップ(24a)と、
    線l及び線lのパラメータの最大尤度推定値を判定するステップ(24b)と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 線l及び線lのパラメータの最大尤度推定値を判定する前記ステップの後に、
    前記u−ε平面内の前記算出された点と線l及び線lの前記推定されたパラメータとの間で十分な収束に到達したか否かを判定するステップ(25)と、
    十分な収束に到達していない場合に、前記EMアルゴリズムの追加の反復を実行するステップ(24)と、
    十分な収束に到達した場合に、前記線lが軸ε=0と交差するプロービングレートと同等である、前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域を算出するステップ(26)と、
    を更に含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 有用な歪みεのサンプルを識別し且つ前記線lのパラメータを推定するために前記EMアルゴリズムを利用する前記ステップは、
    EMベースのマルチラインフィルタリング・アプローチを利用して前記線lのパラメータを直接的に推定するステップと、
    線lの最終的なEM推定値を含むベクトルをフィルタ(18)に入力するステップと、
    フィルタリングされ改良された線lの推定値を前記フィルタ(18)から出力するステップと、
    を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  8. 線lの最終的なEM推定値を含むベクトルをフィルタ(18)に入力する前記ステップは、前記ベクトルをカルマンフィルタ(18)に入力するステップを含む
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. パケット交換通信ネットワーク内のパスのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判定するシステムであって、
    複数のプローブトラヒックパケットを含んだプローブチャープを利用して前記ネットワーク内にプローブトラヒックパケットを注入するマルチレート・パケットチャープ注入器(12)であって、前記プローブトラヒックパケットの少なくとも一部は様々なプロービングレートuで送信される、マルチレート・パケットチャープ注入器(12)と、
    様々なプロービングレートにおいて時間間隔のサンプルを生成するために、前記プローブトラヒックパケットの時間間隔をサンプリングし、且つ、様々なプロービングレートの前記時間間隔のサンプルを利用して、前記プローブチャープ内の前記プローブトラヒックパケットの相対パケット間間隔歪みεのサンプルを算出する受信機(16)と、
    期待値最大化EM分析器(17)であって、
    有用な歪みεのサンプルを識別し、且つ、ブレークポイントよりも大きいプロービングレートにおいて前記プロービングレートと前記パケット間間隔歪みεとの間の直接線形関係を表す線lのパラメータを推定するために、EMアルゴリズムを利用する手段(34−36)と、
    前記線lの前記推定されたパラメータを出力する出力手段(35)と、
    を含むEM分析器(17)と、
    前記線lの前記推定されたパラメータを受信し、前記線lの前記推定されたパラメータに基づいて、前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域を算出するフィルタ(18)と、
    を備えることを特徴とするシステム。
  10. 前記マルチレート・パケットチャープ注入器(12)は、様々なプロービングレートで送信されるパケットの個々のペアとして組織されるプローブトラヒックパケットを注入する手段を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  11. 前記マルチレート・パケットチャープ注入器(12)は、様々なプロービングレートで送信されるいくつかのパケットの連なりとして組織されるプローブトラヒックパケットを注入する手段を含む
    ことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  12. 有用な歪みεのサンプルを識別し且つ前記線lのパラメータを推定するために前記EMアルゴリズムを利用する前記手段は、
    u−ε平面内の算出された点を前記線l及び線lに割り当てる手段(34)と、
    線l及び線lのパラメータの最大尤度推定値を判定する手段(35)と、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  13. 前記u−ε平面内の前記算出された点と線l及び線lの前記推定されたパラメータとの間で十分な収束に到達したか否かを判定するために、線l及び線lのパラメータの前記最大尤度推定値を分析する手段(36)と、
    十分な収束に到達していない場合に、前記EMアルゴリズムの追加の反復を実行する手段(34−36)と、
    を更に備え、
    前記線lの前記推定されたパラメータを出力する前記出力手段(35)は、十分な収束に到達した場合に、前記推定されたパラメータを出力し、
    前記フィルタ(18)は、前記線lが軸ε=0と交差するプロービングレートとして前記利用可能帯域を判定する
    ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  14. 有用な歪みεのサンプルを識別し且つ前記線lのパラメータを推定するために前記EMアルゴリズムを利用する前記手段は、EMベースのマルチラインフィルタリング・アプローチを利用して前記線lのパラメータを直接的に推定する手段(34−36)を含み、
    前記出力手段(35)は、線lの最終的なEM推定値を含むベクトルを前記フィルタ(18)へ出力し、
    前記フィルタは、フィルタリングされ改良された線lの推定値を出力する
    ことを特徴とする請求項12に記載のシステム。
  15. 前記フィルタはカルマンフィルタ(18)である
    ことを特徴とする請求項9に記載のシステム。
  16. パケット交換通信ネットワーク内のパスのエンド・ツー・エンドの利用可能帯域を判定するシステムにおいて使用する期待値最大化EM分析器(17)であって、
    前記システムは、前記ネットワーク内にプローブトラヒックパケットを注入するマルチレート・パケットチャープ注入器(12)であって、前記プローブトラヒックパケットの少なくとも一部は様々なプロービングレートで送信される、マルチレート・パケットチャープ注入器(12)を備え、
    前記EM分析器は、
    複数の様々なプロービングレートuで取得されたパケット間間隔歪みεのサンプルを歪みε算出デバイスから受信する手段(33)と、
    EMベースのマルチラインフィルタリング・アプローチを利用して、線l及び線lのパラメータを推定する手段(34,35)と、
    を備え、
    線l及び線lのパラメータを推定する前記手段(34,35)は、
    u−ε平面内の算出された点を線l及び線lに割り当てる線割り当てユニット(34)と、
    ブレークポイントよりも大きいプロービングレートにおいて前記歪みεと前記プロービングレートとの間の直接線形関係を表す前記線lのパラメータを推定する最大尤度推定ユニット(35)と、
    を含み、
    前記EM分析器は、
    前記線lのパラメータの最大尤度推定値を、前記線lの前記推定されたパラメータに基づいて前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域を判定するフィルタに対して送信する手段(35)
    を備える
    ことを特徴とするEM分析器(17)。
  17. 前記u−ε平面内の前記算出された点と線l及び線lの前記推定されたパラメータとの間で十分な収束に到達したか否かを判定するために、線l及び線lのパラメータの前記最大尤度推定値を分析する手段(36)と、
    十分な収束に到達していない場合に、EMアルゴリズムの追加の反復を実行する手段(34−36)と、
    を更に備え、
    前記線lのパラメータの前記最大尤度推定値をフィルタに対して送信する前記手段(35)は、十分な収束に到達した場合に、前記線lの前記最大尤度推定値を含むベクトルを前記フィルタ(18)に対して送信する
    ことを特徴とする請求項16に記載のEM分析器。
  18. 前記線lのパラメータの前記最大尤度推定値を受信し、且つ、前記線lの前記推定されたパラメータに基づいて前記ネットワークの前記パスの前記利用可能帯域を判定する、カルマンフィルタ
    を更に備えることを特徴とする請求項17に記載のEM分析器。
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