JP2011514744A - セクタ間パフォーマンスに基づくセクタ干渉管理 - Google Patents

セクタ間パフォーマンスに基づくセクタ干渉管理 Download PDF

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Abstract

移動体ANのセクタ間干渉を管理するための公平性ベースのメトリックを提供することが本明細書において説明される。例として、移動体ANのセクタにおけるリソース利用メッセージ(RUM)の累積は、1つまたは複数の隣り合うセクタと比較した、そのセクタのパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づき得る。少なくとも1つの態様では、移動体ANの複数のセクタのパフォーマンス・メトリックは、集約されることが可能であり、それぞれのセクタのRUM累積率は、集約されたメトリックに基づいて決定される。累積率は、移動体ANのセクタおよび/または集約されたメトリックが変更するにつれて、周期的に更新されることがさらに可能である。したがって、RUMの累積および利用は、移動体ANに関する無線通信サービスの品質全体を最適化するためのセクタ間の公平性に基づく。

Description

米国特許法第119条に基づく優先権の主張
本特許出願は、2008年2月13日に出願され、本譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれている、「ADAPTIVE ALGORITHMS FOR INTERFERENCE MANAGEMENT MESSAGING WITH INTER−SECTOR FAIRNESS IN A WIRELESS NETWORK」という表題の仮出願第61/028,497号の優先権を主張する。
同時係属特許出願の参照
本特許出願は、以下の、同時係属米国特許出願に関係する。
本明細書と同時に出願され、本譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれている、整理番号第080269号を有する、Aamod Khandekarらによる「PREAMBLE DESIGN FOR A WIRELESS SIGNAL」があり、
本明細書と同時に出願され、本譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれている、整理番号第080278U1号を有する、Aamod Khandekarらによる「PREAMBLE DESIGN FOR A WIRELESS SIGNAL」があり、
本明細書と同時に出願され、本譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれている、整理番号第080278U2号を有する、Aamod Khandekarらによる「PREAMBLE DESIGN FOR A WIRELESS SIGNAL」があり、
本明細書と同時に出願され、本譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれている、整理番号第080278U3号を有する、Aamod Khandekarらによる「PREAMBLE DESIGN FOR A WIRELESS SIGNAL」があり、
本明細書と同時に出願され、本譲受人に譲渡され、参照により本明細書に明示的に組み込まれている、整理番号第080694号を有する、Aamod Khandekarらによる「BACKHAUL SIGNALING FOR INTERFERENCE AVOIDANCE」がある。
以下は、一般に、無線通信に関し、より詳細には、複数の移動体通信環境において、アイドル・モードの移動度管理を提供することに関する。
無線通信システムは、例えば、音声コンテンツ、データ・コンテンツなど、様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く配備されている。典型的な無線通信システムは、利用可能なシステム・リソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することによって、複数のユーザとの通信をサポートすることが可能な多元接続システムであり得る。かかる多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システムなどを含み得る。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の移動体デバイスに関する通信を同時にサポートすることが可能である。それぞれの移動体デバイスは、順方向リンク上および逆方向リンク上の伝送を経由して、1つまたは複数の基地局と通信することが可能である。順方向リンク(すなわち、ダウンリンク)は、基地局から移動体デバイスへの通信リンクを指し、逆方向リンク(すなわち、アップリンク)は、移動体デバイスから基地局への通信リンクを指す。さらに、移動体デバイスと基地局との間の通信は、単一入力単一出力(SISO)システム、多入力単一出力(MISO)システム、多入出力(MIMO)システムなどを経由して確立されることが可能である。
移動体通信技術の1つの重要な態様は、送信機同士の間の干渉を管理することである。例えば、セルラ電話サイトの典型的なセルは、そのセル内のユーザ端末と通信するために、複数のトランシーバ基地局を利用する。基地局の伝送領域は、通常、単一の受信機が、多くの場合、所与の時点で、いくつかの重なりのある信号を取得するように重なる。したがって、信号干渉は、かかる受信機において、信号の明瞭さを潜在的に低減し、修正されない状態に残された場合、セル通信品質を低減する。
サイト間干渉を低減するための多くの機構が存在する。いくつかの機構は、受信機における改善された信号解析により、より高いレベルの干渉に耐えることができるMISOトランシーバおよびMIMOトランシーバを利用することを必要とする。(例えば、直交周波数分割多重化[OFDM]と共に利用される)直交マルチキャリア変調など、より新しい変調技法は、信号干渉を効果的に低減することが可能である。OFDMは、キャリア信号間の漏話干渉を大いに低減するために、直交副搬送波周波数を用いる。もう1つの技法は、1つまたは複数のチャネルリソース上の基本干渉源の伝送電力低減を要求することを含む。干渉源の伝送電力が受け入れ可能な範囲内に維持される場合、チャネルリソース上の重なりのある信号は、多くの場合、受信機において許容され得る。
しかし、移動体通信システムは、新しい調査および技術が発見されるため、常に流動状態にある。移動体技術におけるアーキテクチャ上の変更は、データ転送速度、帯域幅を高めるように、またはすべてのデータ通信に発展するように実装される。干渉問題は、通常、これまでの干渉管理機構によって提供されるバランスが妨害されることになるかどうかを決定するために、それぞれの新しい技術に関して、再度取り上げられなければならない。したがって、信号干渉管理は、継続中の問題であり、新しい移動体通信技術が実装されるにつれて、新しい解決策を必要とする。
以下は、1つまたは複数の態様の基本的な理解をもたらすために、かかる態様の簡素化された概要を提示する。この概要は、すべての企図される態様の広範囲にわたる概要ではなく、すべての態様の主要な要素もしくは重要な要素を識別すること、または任意のもしくはすべての態様の範囲を描写することが意図されない。その唯一の目的は、後に提示される、より詳細な説明の前置きとして、1つまたは複数の態様のいくつかの概念を簡素化された形で提示することである。
本開示は、ANのセクタのパフォーマンス・メトリックに基づいて、移動体無線アクセスネットワーク(AN)に関する干渉管理を提供する。パフォーマンス・メトリックは、平均データ転送速度、メジアンデータ転送速度、保証されたビットレート要件を満たすことなど、様々なサービスの品質(QoS)パラメータを含み得る。セクタにおけるリソース利用メッセージ(RUM)の累積は、1つまたは複数の隣り合うセクタと比較した、そのセクタのパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づき得る。少なくとも1つの態様では、複数のセクタ・パフォーマンス・メトリックが集約されることが可能であり、それぞれのセクタのRUM累積率は、その集約されたメトリックに基づいて決定される。累積率は、経時的に管理されて、セクタおよび/または集約されたメトリックが変更するにつれて変更されることが可能である。したがって、RUMの累積および利用は、移動体ANの平均セクタ伝送品質を最適化するためのセクタ間の公平性に基づく。
1つまたは複数の態様では、開示されるのは、移動体通信を管理する方法である。この方法は、移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得することを備え得る。さらに、この方法は、(1つまたは複数の)隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装することを備え得る。
その他の態様によれば、提供されるのは、無線通信を管理する装置である。この装置は、移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得するデータ・コレクタを備え得る。加えて、この装置は、(1つまたは複数の)隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装する管理モジュールを備え得る。さらに、この装置は、取得されたパフォーマンス・メトリック・データ、装置のプロセス・モジュールに関する命令、またはプロセス動作の結果のうちの1つもしくは複数を格納するメモリと、装置の機能を実装するために、そのメモリ内に格納されたプロセス・モジュール命令を実行するプロセッサとを含み得る。
1つまたは複数の態様では、開示されるのは、移動体通信を管理するように構成された装置である。この装置は、移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得するための手段を含み得る。加えて、この装置は、(1つまたは複数の)隣り合うセクタの第2のパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装するための手段を備え得る。
その他の態様によれば、開示されるのは、移動体通信を管理するように構成されたプロセッサである。このプロセッサは、移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得する第1のモジュールを備え得る。さらに、このプロセッサは、(1つまたは複数の)隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装する第2のモジュールを備え得る。
上記に加えて、提供されるのは、移動体通信を管理するように構成されたコンピュータ可読命令を備えたコンピュータ可読媒体である。これらの命令は、移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得するために、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能であり得る。さらに、これらの命令は、(1つまたは複数の)隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装するために、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能であり得る。
1つまたは複数の追加の態様では、開示されるのは、無線通信を円滑にする方法である。この方法は、移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えた無線(OTA)伝送を取得することを備え得る。この方法は、少なくとも一部、信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に転送することによって、セクタ間のリソース利用公平性を円滑にすることをさらに備え得る。
その他の態様によれば、提供されるのは、アクセス端末(AT)である。このATは、移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えた第1のOTA伝送を取得する受信機を備え得る。このATは、少なくとも一部、信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に無線で送信することによって、セクタ間のリソース利用公平性を円滑にするルーティング・モジュールをさらに備え得る。加えて、このATは、ATに関するデータ・モジュールおよびプロセス・モジュールを格納するメモリと、ATの機能を実装するためにプロセス・モジュール命令を実行するプロセッサとを備え得る。
さらにその他の態様では、開示されるのは、無線通信を円滑にする装置である。この装置は、移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えた第1のOTA伝送を取得するための手段を備え得る。この装置は、少なくとも一部、信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に無線で送信することによって、セクタ間のリソース利用公平性を円滑にするための手段をさらに備え得る。加えて、この装置は、装置に関するデータ・モジュールおよびプロセス・モジュールを格納するための手段と、装置の機能を実施するためのプロセス・モジュール命令を実行する処理のための手段とを備え得る。
少なくとも1つの態様では、提供されるのは、無線通信を円滑にするように構成されたプロセッサである。このプロセッサは、移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えたOTA伝送を取得する第1のモジュールを備え得る。加えて、このプロセッサは、少なくとも一部、信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に転送することによって、セクタ間のリソース利用公平性を実装する第2のモジュールを備え得る。
1つまたは複数のその他の態様によれば、開示されるのは、無線通信を円滑にするように構成されたコンピュータ可読命令を備えたコンピュータ可読媒体である。これらの命令は、移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えたOTA伝送を取得するために、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能である。加えて、これらの命令は、少なくとも一部、信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に転送することによって、セクタ間のリソース利用公平性を実装するために、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能である。
前述の目的および関係する目的を達成するために、1つまたは複数の態様は、以下で十分に説明され、特に、特許請求の範囲において指摘される特徴を備える。以下の説明および添付の図面は、1つまたは複数の態様のいくつかの例示的な態様を詳細に記載する。しかし、これらの態様は、様々な態様の原理が用いられることが可能な様々な方式のほんのいくつかを示し、説明される態様は、すべてのかかる態様およびそれらの均等物を含むことが意図される。
本明細書で記載される態様による、無線通信を提供する例示的なシステムのブロック図。 無線通信環境と共に用いるための例示的な通信装置のブロック図。 移動体ANのセクタ・リソース利用メッセージ(RUM)累積レートを決定する例示的なシステムのブロック図。 本開示の態様によるサンプルRUM管理装置のブロック図。 本明細書で開示される態様による、移動体ANに関するRUM管理のブロック図。 セクタ・パフォーマンスに基づいて、RUM累積管理を提供するサンプル基地局のブロック図。 セクタRUM管理に関するセクタ・パフォーマンス・メトリックの集約を円滑にする例示的なアクセス端末のブロック図。 移動体ANのパフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM累積を提供する例示的な方法論の流れ図。 集約セクタ・パフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM管理を提供するためのサンプル方法論の流れ図。 1つまたは複数の態様に基づいて、RUM管理を円滑にするためのサンプル方法論の流れ図。 本開示の態様による、デバイス間に無線通信を提供する例示的なシステムのブロック図。 移動体ANのセクタ・パフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM累積を提供する例示的なシステムのブロック図。 移動体ANのセクタ・パフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM累積を提供する例示的なシステムのブロック図。
次に、その全体にわたって類似の要素を指すために類似の参照番号が使用される図面を参照して、様々な態様が説明される。以下の説明では、説明のために、1つまたは複数の態様の十分な理解をもたらす目的で、多数の特定の詳細が記載される。しかし、かかる(1つまたは複数の)態様は、これらの特定の詳細なしで実施されることが可能である点は明らかであろう。その他の例では、1つまたは複数の態様の説明を円滑にする目的で、よく知られている構造およびデバイスは、ブロック図の形で示される。
加えて、本開示の様々な態様が下で説明される。本明細書の教示は、幅広い形式で実施されることが可能であり、本明細書で説明される任意の特定の構造および/または機能は、単なる表現である点を理解されたい。本明細書の教示に基づいて、当業者は、本明細書で開示される態様は、任意のその他の態様から独立して実装されることが可能であり、これらの態様の2つ以上が様々な形で組み合わされることが可能である点を理解されたい。例えば、本明細書に記載された、任意の数の態様を使用して、装置が実装されることかつ/または方法が実施されることが可能である。加えて、本明細書に記載される1つもしくは複数の態様に加えて、あるいはそれらの態様以外のその他の構造および/または機能性を使用して、装置が実装されることかつ/または方法が実施されることが可能である。例として、本明細書で開示される方法、デバイス、システム、および装置の多くは、複数のセクタのパフォーマンス・メトリックに基づいて、移動体ネットワークの1つまたは複数のセクタに関するRUM累積率を決定するという状況に関して説明される。当業者は、その他の通信環境に類似の技法を適用することが可能である点を理解されたい。
本開示は、移動体アクセスネットワーク(AN)のセクタ間でリソース利用公平性を実装することを実現する。公平性は、もう1つのセクタのパフォーマンス・メトリックと比較した、その移動体ANの1つのセクタ・パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づき得る。本開示の少なくとも1つの態様では、リソース利用公平性は、移動体ANのセクタに関する(例えば、リソース利用メッセージ[RUM]を備えた)干渉回避クレジット(interference avoidance credits)の累積を確立および/または調整することによって実装され得る。干渉回避クレジットは、無線ANの隣り合うセクタ同士の間の干渉を修正するために利用され得る。一例では、セクタが無線リソースのサブセットに関する送信電力を修正することを要求する干渉回避クレジットは、隣り合うセクタに対して発行され得る。この干渉回避クレジットは、低減された干渉に関する特定のリソース、修正された送信電力の程度、またはそれら両方を指定することが可能である。もう1つ例では、この干渉回避クレジットは、結果として、セクタに無線リソースのサブセットに関するその独自の送信電力を修正させることが可能である。干渉は、通常、受信機において取得された相対的な信号レベルの結果として生じるため、セクタの独自の送信電力の修正は、セクタによってサービス提供される端末デバイスにおける干渉に影響を及ぼす可能性もある。前述の説明に加えて、干渉回避クレジットを発生させることは、セクタによって何の処置も(例えば、何の修正も、または送信電力を修正するための修正要求も)取られないことにつながる可能性がある。何のタイプの処置が最も適切かを決定することは、本明細書で説明される、隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリック、そのセクタのパフォーマンス・メトリック、複数のセクタの集約パフォーマンス・メトリック、端末デバイスにおいて観測された干渉、セクタ負荷などに基づき得る。
干渉回避クレジットの一例は、RUMである。RUMは、近傍の送信機にその送信電力を低減するように命令する目的で無線通信デバイスに対してかつ/または無線通信デバイスによって発行されるメッセージである。通常、RUMを発行するための決定は、1つまたは複数の干渉している送信機から生じる、通信デバイスにおける信号干渉に基づく。RUMを受信しているデバイスは、RUMを発行しているデバイスにおける干渉を低減すべき所定の要因によって、その送信電力を低減することが可能である。公平性を実装するために、複数のセクタのパフォーマンス・メトリックは、1つもしくは複数のセクタが、その他のセクタ、またはセクタの集約に関して、欠点があるかどうかを決定するために、比較されることが可能である。RUMの累積、発行、および/もしくは重み付け、または(セクタの独自の送信電力の修正を含む)干渉回避クレジットは、通常、欠点のあるセクタ(例えば、比較的低いパフォーマンス・メトリックを有するセクタ)が隣り合うセクタから発行されたRUMによって過度に妨害されていることを緩和するために、または欠点のないセクタが過剰な数のRUMを累積/発行するのを緩和するために、調整されることが可能である。
無線ANは、逆方向リンク(RL)RUMと順方向リンク(FL)/ダウンリンク(DL)RUMの両方を利用することが可能である点を理解されたい。FL/DL RUMは、無線AMの基地局によって、干渉しているATに送信されたRUMである。以下で詳細に説明されるように、ATは、FL RUMを受信して、そのRUMに従うかどうかを決定する。RUMが従われる場合、ATは、RLチャネル上の電力を低減して、発行している基地局(および、例えば、ATの付近のその他の基地局)における干渉を低減することが可能である。逆に、RL RUMは、無線ANの1つまたは複数の隣り合う基地局に対して、(例えば、ATに関連する、サービス提供しているセクタによって累積されたRUMを利用している)ATによって発行される。基地局は、RL RUMに従うかどうかを決定して、RL RUMが従われる場合、FL伝送電力を低減することが可能である。下で議論されるように、RUM累積率もしくはRUM発行率の累積および/または調整は、DL RUMおよびFL RUMのどちらか、あるいはそれらの両方に適用され得る。
移動体環境において、アクセス端末(AT)および基地局は、様々な要因に基づいて、様々な時点で送信電力を増大する。例えば、基地局は、基地局によって送信された信号がATにおいて非常に低い電力を伴って受信されたことを示す信号をATから受信することが可能である。これにより、基地局は、ATとの通信を改善するために送信電力を増大することが可能である。さらに、デバイス伝送が受信機において低い信号対雑音比(SNR)特性を有する場合、信号の送信電力が増大され得る。しかし、送信電力が増大することは、近傍のデバイスにおいて干渉をもたらす可能性がある。したがって、RUMは、そのデバイスの送信電力がその他の近傍デバイスにとって高すぎることを示すフィードバックをデバイスに提供する。
しかし、RUMは欠点を有する場合がある。例えば、単一のデバイスは、近傍のデバイスにあまりにも多くのRUMを発行することによって、セクタ通信を独占する可能性がある。その他のデバイスが、複数の受信されたRUMに基づいて、その送信電力を過剰に低減する場合、かかるデバイスの通信の品質は、損害を受ける可能性がある。したがって、デバイスに関するRUMの累積および/または発行は、少数のデバイスが近傍のデバイスに関する伝送品質を低減しないように管理されなければならない。実質的に、公平性の原理は、無線AN内のデバイスに良好な通信全体を提供するために行使され得る。
本開示の一態様では、無線ANのセクタが所与の時点で発行することが可能なRUMの数は、そのセクタに関して累積されている、(例えば、そのセクタに関連する、いわば、RUM「トークンバケット」内の)かかるRUMの数に依存する。セクタがRUMを累積する比率は、RUM累積率と呼ばれる。(例えば、セクタ内の基地局または移動体デバイスに代わって)セクタがRUMを発行するとき、そのセクタに関連する、累積されたRUMはデクリメントされる。したがって、RUM累積率は、セクタがRUMを送り出す比率を、少なくとも一部左右し得る。
本開示の少なくとも1つの態様では、RUMの累積は、セクタごとに決定される。セクタがRUMを累積する比率は、1つまたは複数の近傍のセクタの類似のパフォーマンス・メトリックと比較した、そのセクタのパフォーマンス・メトリックに基づき得る。RUMの累積は、セクタ・パフォーマンス・メトリックの比較に基づいて、確立、増大、および/または減少されることが可能である。本明細書で説明される、RUM累積率を確立および/または調整することは、FL RUMもしくRL RUMのどちらか、またはそれらの両方に適用することが可能である点を理解されたい。さらに、パフォーマンス・メトリックは、監視されたメトリックの最新の変更に基づいて、RUM累積を調整/維持するために、経時的に監視されることが可能である。したがって、本開示は、移動体ANの様々なセクタのパフォーマンスに基づいて、セクタ間の公平性を実装することを実現する。
少なくとも1つの態様では、セクタ・パフォーマンス・メトリックは、基地局同士の間のバックホール・ネットワーク上で収集されることが可能である。もう1つの態様では、これらのメトリックは、指定された基地局において収集されて、様々な基地局間で共有されることが可能であるか、または集中位置(例えば、無線アクセスネットワーク[RAN]の集中型構成要素、様々な基地局のそれぞれに結合された移動体バックエンドネットワークの構成要素など)において管理されることが可能である。さらなる態様によれば、1つまたは複数のATは、無線AN内の基地局からパフォーマンス・メトリックを収集して、収集されたメトリックを、ATに関連する、サービス提供している基地局に転送することが可能である。例えば、ATは、(例えば、かかるブロードキャスト伝送が、ATにおいて適切なSNR特性を有するとき)、無線ANの近傍の基地局のブロードキャスト伝送からパフォーマンス・メトリックを無線(OTA)で復号することが可能である。次いで、ATは、パフォーマンス・メトリック情報を、ATに結合された、サービス提供している基地局に転送することが可能である。あるいは、いくつかの態様では、ATは、ブロードキャスト伝送を、再送信された/転送された信号からパフォーマンス・メトリックを復号することが可能な、サービス提供している基地局に再送信および/または転送することが可能である。
1つまたは複数のその他の態様では、セクタRUM累積率は、集約セクタ・パフォーマンスに基づいて決定される。例えば、無線ATの基地局は、(例えば、バックホール・ネットワーク上で)かかる基地局からかつ/または無線ANの基地局によってサービス提供されるATから隣り合う基地局のパフォーマンス・メトリック情報を収集することが可能である。収集された情報は、無線ANの基地局のセットの集約パフォーマンス・メトリックを提供するために、基地局において(または、例えば、場合によっては、無線ANの中央コントローラにおいて)集約されることが可能である。個々のセクタ(または、例えば、無線ANのそれぞれのセクタ)のパフォーマンス・メトリックは、次いで、集約されたデータと比較した、その個々のセクタの欠点の程度を決定するために、集約データと比較されることが可能である。その欠点の程度は、あるとしても、セクタに関するRUM累積率を確立および/または更新するために利用され得る。例えば、RUM累積率は、集約データと比較したセクタ・パフォーマンス・メトリックに基づいて、増大されること、減少されること、または維持されることが可能である。個々のセクタにおいて隣り合うセクタのデータを集約することによって、個々のセクタにおいて観測された、相対的な干渉の変化が確立され得る。
さらにその他の態様によれば、セクタがRUMを発行する比率、またはセクタがRUMをセクタ内のATと関連付ける比率も同様に、集約パフォーマンス・メトリックに基づき得る。したがって、セクタの集約と比較して、セクタが不十分なメジアンデータ転送速度を有する場合、そのセクタのRUM累積率および/またはRUM発行率は増大され得る。後の時点で、セクタのメジアンデータ転送速度が集約セクタデータに対して改善する場合、累積率/発行率は、必要に応じて、維持されること、または低減されることが可能である。したがって、本開示は、セクタ・パフォーマンスに基づいて、RUMの制御された累積および/または発行を提供し、様々なセクタにおいてRUMが累積される比率を増大/減少することによって、セクタ・パフォーマンスを調整するための機構をさらに提供する。
本開示で使用される場合、「構成要素」、「システム」、「モジュール」などの用語は、コンピュータ関係のエンティティ、すなわち、ハードウェア、ソフトウェア、実行中のソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコードおよび/または任意のそれらの組合せを指すことが意図される。例えば、モジュールは、プロセッサ上で実行しているプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能物、実行のスレッド、プログラム、デバイス、および/またはコンピュータであり得るが、これらに限定されない。1つまたは複数のモジュールは、プロセスおよび/もしくは実行のスレッドの中に在局してよく、モジュールは、1つの電子デバイス上に在局してよく、かつ/または2つ以上の電子デバイス同士の間で分散されてもよい。さらに、これらのモジュールは、様々なデータ構造を格納している、様々なコンピュータ可読媒体から実行することが可能である。これらのモジュールは、1つもしくは複数のデータ・パケット(例えば、ローカル・システム内、分散システム内のもう1つの構成要素と相互作用している、かつ/または信号によって、インターネットなどのネットワーク全域でその他のシステムと相互作用している1つの構成要素からのデータ)を有する信号に従ってなど、局所的プロセスおよび/あるいは遠隔プロセスによって通信することが可能である。加えて、当業者に理解されるように、本明細書で説明されるシステムの構成要素またはモジュールは、それに関して説明される、様々な態様、目標、利点などを達成することを円滑にする目的で、追加の構成要素/モジュール/システムによって再構成すること、かつ/または補完されることが可能であり、所与の図面で記載されるまさにその位置に限定されない。
さらに、本明細書において、アクセス端末ATに関して、様々な態様が説明される。ATは、システム、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、移動体通信デバイス、移動体デバイス、遠隔局、遠隔端末、ユーザ端末(UT)、ユーザエージェント(UA)、ユーザデバイス、またはユーザ機器(UE)と呼ばれる場合もある。加入者局は、セルラ電話、コードレス電話、セッション開始プロトコル(SIP)電話、無線ローカルループ(WLL)局、携帯情報端末(PDA)、無線接続機能を有するハンドヘルド・デバイス、または無線モデムもしくは処理デバイスとの無線通信を円滑にするための類似の機構に接続されたその他の処理デバイスであり得る。
1つまたは複数の例示的な実施形態では、説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、または任意の適切なそれらの組合せの形で実装され得る。ソフトウェアの形で実装される場合、これらの機能は、コンピュータ可読媒体上の1つもしくは複数の命令またはコードの上に格納されること、あるいはそれらを介して送信されることが可能である。コンピュータ可読媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータ・プログラムの転送を円滑にする任意の媒体を含めて、コンピュータ記憶媒体および通信媒体の両方を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされ得る任意の物理媒体であってよい。限定ではなく、例として、かかるコンピュータ記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMもしくはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくはその他の磁気記憶装置、スマートカード、およびフラッシュ・メモリ・デバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ・・・)、あるいは命令もしくはデータ構造の形で所望されるプログラムコードを運ぶためまたは格納するために使用されることが可能であり、かつコンピュータによってアクセスされることが可能な、任意のその他の媒体を備え得る。加えて、任意の接続は、正確には、コンピュータ可読媒体と呼ばれる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、ディジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、もしくはその他の遠隔ソースから送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバケーブル、より対線、DSL、または、赤外線、無線、およびマイクロ波などの無線技術は、媒体の定義の中に含まれる。ディスク(Disk)およびディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、ディジタル多目的ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含み、この場合、ディスク(disk)は、通常、データを磁気的に複製し、一方、ディスク(disc)は、レーザを用いてデータを光学的に複製する。上記の組合せも、コンピュータ可読媒体の範囲内に含まれるべきである。
ハードウェア実装形態の場合、本明細書で開示される態様に関して説明される、処理ユニットの様々な例示的な論理、論理ブロック、モジュール、および回路は、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理素子(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレー(FPGA)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、汎用プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロ・プロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその他の電子ユニット、またはそれらの組合せの中で実装あるいは実行され得る。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサであってよいが、代替では、このプロセッサは、任意の通常のプロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、または状態機械であり得る。プロセッサは、コンピューティングデバイスの組合せ、例えば、DSPとマイクロ・プロセッサの組合せ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと共に、1つもしくは複数のマイクロ・プロセッサ、または任意のその他の適切な構成として実装されることも可能である。加えて、少なくとも1つのプロセッサは、本明細書で説明されるステップおよび/または動作のうちの1つもしくは複数を実行するように動作可能な1つもしくは複数のモジュールを備え得る。
さらに、本明細書で説明される様々な態様または特徴は、標準のプログラミング技法および/もしくはエンジニアリング技法を使用して、方法、装置、または製品として実装されることが可能である。さらに、本明細書で開示される態様に関して説明される方法またはアルゴリズムのステップおよび/もしくは動作は、ハードウェアの形で直接的に、プロセッサによって実行されたソフトウェア・モジュールの形で、またはこれら2つの組合せの形で実施されることが可能である。加えて、いくつかの態様では、方法またはアルゴリズムのステップおよび/もしくは動作は、コンピュータ・プログラム製品内に組み込まれることが可能な機械可読媒体上ならびに/あるいはコンピュータ可読媒体上のコードおよび/または命令の1つもしくは任意の組合せまたはセットとして存在し得る。本明細書で使用される場合、「製品」という用語は、任意のコンピュータ可読デバイスまたはコンピュータ可読媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包括することが意図される。
加えて、「例示的な」という用語は、本明細書において、例、事例、または例示として機能することを意味するために使用される。本明細書において「例示的な」として説明される任意の態様または設計は、その他の態様もしくは設計に勝って好ましいまたは有利であると解釈されるとは限らない。むしろ、例示的なという用語の使用は、概念を具体的な形で提示することが意図される。本出願で使用される場合、「または」という用語は、排他的な「または」ではなく、むしろ、包括的な「または」を意味することが意図される。すなわち、特に具体的にその他の指定がない限り、または文脈から明らかでない場合、「XはAまたはBを用いる」は、当然の包括的な置換のいずれかを意味することが意図される。すなわち、XはAを用い、XはBを用い、またはXはAおよびBの両方を用いる場合、「XはAまたはBを用いる」は、前述の事例のいずれかの下で満たされる。加えて、本出願および添付の特許請求の範囲で使用される場合、冠詞「a」および「an」は、特に具体的にその他の指定がない限り、または文脈から単数形に関することが明らかでない場合、概して「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである。
本明細書で使用される場合、「推論する」または「推論」という用語は、一般に、事象および/もしくはデータを介して捕捉された観測のセットから、システム、環境、ならびに/またはユーザの状態について推理あるいは推論するプロセスを指す。推論は、特定の文脈もしくは動作を識別するために用いられることが可能であるか、または、例えば、状態に関する確率分布を生成することが可能である。この推論は、確率的、すなわち、データおよび事象の考慮事項に基づく、当該状態に関する確率分布の演算であり得る。推論は、事象および/またはデータのセットから、よりハイレベルの事象を構成するために用いられる技法を指す場合もある。かかる推論は、当該事象が密接な時間的近接性において相互に関係してもしなくても、かつ当該事象ならびに当該データが、1つの事象およびデータ送信装置から生じようと、複数の事象およびデータ送信装置から生じようと、結果として、観測された事象および/もしくは格納された事象データのセットから、新しい事象または新しい動作の構成をもたらす。
次に、図を参照すると、図1は、1つまたは複数の態様に関して利用され得るような、複数の基地局110と複数の端末120とを有する無線通信システム100を例示する。基地局(110)は、一般に、端末と通信し、アクセスポイント、ノードB、またはいくつかのその他の用語で呼ばれる場合もある固定局である。それぞれの基地局110は、図1において、102a、102b、および102cとラベル付けされた、3つの地理的領域として例示される、特定の地理的領域または受信可能範囲領域に通信受信可能範囲を提供する。「セル」という用語は、その用語が使用される文脈に応じて、基地局および/またはその受信可能範囲領域を指す場合がある。システム要領を改善するために、基地局の地理的領域/受信可能範囲領域は、複数のより小さな領域(例えば、図1のセル102aによる3つのより小さな領域)104a、104b、および104cに区分化されることが可能である。それぞれのより小さな領域(104a、104b、および104c)は、それぞれのベース・トランシーバ・サブシステム(BTS)によってサービス提供され得る。「セクタ」という用語は、その用語が使用される文脈に応じて、BTSおよび/またはその受信可能範囲領域を指す場合がある。セクタ化されたセルの場合、そのセルのすべてのセクタに関するBTSは、通常、そのセルに関する基地局内の同じ場所に位置する。本明細書で説明されるRUM累積技法/RUM利用技法は、セクタ化されたセルを有するシステム、ならびに、複数のセクタ化されていないセル(例えば、より大きな地理的領域の複数のセル)を有するシステムに関して使用されることが可能である。説明を簡単にするために、以下の説明では、その他の指定がない限り、「基地局」という用語は、一般に、セクタにサービス提供する固定局、ならびにセルにサービス提供する固定局に関して使用される。加えて、「無線AN」という用語は、一般に、複数のセクタを備えた地理的セル、または複数のセルを備えた地理的領域を指すために使用される。
端末120は、通常、システムの全体にわたって分散され、それぞれの端末120は、固定されてよく、または移動可能であってもよい。端末120は、上で議論されたように、移動局、ユーザ機器、ユーザデバイス、またはいくつかのその他の用語で呼ばれる場合もある。端末120は、無線デバイス、セルラ電話、携帯情報端末(PDA)、無線モデムカードなどであり得る。それぞれの端末120は、所与の時点で、ダウンリンク上およびアップリンク上でゼロ、1つ、または複数の基地局110と通信することが可能である。ダウンリンク(すなわち、順方向リンク)は、基地局から端末への通信リンクを指し、アップリンク(すなわち、逆方向リンク)は、端末から基地局への通信リンクを指す。本明細書で使用される場合、端末120がアクティブな通信またはアクティブな登録を維持する基地局は、「サービス提供している基地局」と呼ばれる。
集中型アーキテクチャの場合、システム・コントローラ130は、基地局110に結合して、基地局110に調整および制御を提供する。例えば、本明細書で議論されるように、システム・コントローラは、複数の基地局110に関するパフォーマンス・メトリック・データを取得して、データを集約し、集約データに基づいて、RUM累積情報を提供することを円滑にすることが可能である。分散されたアーキテクチャの場合、基地局110は、必要に応じて、(例えば、図示されないバックホール・ネットワークを用いて)互いと通信することが可能である。順方向リンク上のデータ伝送は、多くの場合、順方向リンクおよび/または通信システムによってサポートされ得る最大データ転送速度で、または最大データ転送速度に近い速度で、1つのアクセスポイントから1つのアクセス端末に対して発生する。順方向リンクの追加のチャネル(例えば、制御チャネル)は、多元接続ポイントから1つのアクセス端末に送信されることが可能である。逆方向リンクデータ通信は、1つのアクセス端末から1つまたは複数のアクセスポイントに対して発生し得る。
図2は、様々な態様による、特別な、または計画されていない/計画途中の無線通信環境200の例である。システム200は、無線通信信号を受信すること、互いにかつ/または1つもしくは複数の移動体デバイス204に送信すること、繰り返すことなどを行う1つもしくは複数の基地局202を、1つもしくは複数のセル内および/またはセクタ内に備え得る。例示されるように、それぞれの基地局202は、206a、206b、206c、および206dとラベル付けされた、4つ地理的領域として例示された、特定の地理的領域に通信受信可能範囲を提供することが可能である。それぞれの基地局202は、当業者に理解されるように、そのそれぞれが、信号の送受信に関連する複数の構成要素(例えば、プロセッサ、変調器、多重化装置、復調器、多重化復調装置、アンテナなど)を備えた送信機チェーンおよび受信機チェーンを備え得る。移動体デバイス204は、例えば、セルラ電話、スマートフォン、ラップトップ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルド・コンピューティング・デバイス、衛星無線、全地球測位システム、PDA、および/または無線ネットワーク200を介して通信するための任意のその他の適切なデバイスであり得る。システム200は、本明細書に記載されるように、無線通信環境(200)を提供することを円滑にするために、本明細書で説明される様々な態様に関して用いられることが可能である。
図3は、移動体AN306の様々なセクタに関して、パフォーマンス・ベースのRUM累積を提供する例示的なシステム300のブロック図を示す。RUM累積装置302は、基地局306A、306Bと結合されることが可能であり、かかる基地局306A、306Bと結合されたセクタおよびデバイス(304)に関するRUMの管理を実現する。セクタ(306A、306B)の1つまたは複数のパフォーマンス・メトリックが決定されることが可能であり、それぞれのセクタに関するRUM累積は、少なくとも1つのその他のセクタとの、そのセクタに関するメトリックの比較に基づき得る。したがって、RUM累積は、移動体AN306のセクタ間の公平性を提供するために管理され得る。
RUM累積装置302は、移動体AN306Aのセクタ、および少なくとも1つの隣り合うセクタ306Bに関するパフォーマンス・メトリックを取得するデータ・コレクタ308を備え得る。このパフォーマンス・メトリックは、無線通信に関連する様々な適切なサービスの品質パラメータを備え得る。例示的なパフォーマンス・メトリックは、メジアンデータ転送速度、平均データ転送速度、干渉レベル、SNR、メジアンビットレート/平均ビットレートに対する、保証されたビットレートの比率、達成されたパケット遅延、目標パケット遅延もしくは保証されたパケット遅延と比較した、達成されたパケット遅延など、またはそれらの組合せを含み得る。セクタ(306A、306B)に関する(1つまたは複数の)パフォーマンス・メトリックは、計算されて、セクタ(306A、306B)にサービス提供している基地局306A、306Bから、またはかかる基地局306A、306Bと通信している移動体デバイス304から取得されることが可能である。(1つまたは複数の)パフォーマンス・メトリックのデータは、RUM累計装置を基地局306A、306Bと結合し、かつ/または無線リンクを移動体デバイス304と結合している通信リンクを経由して、データ・コレクタ308に転送されることが可能である。
RUM累積装置304は、セクタ(306A、306B)内のデバイス(304)がRUMを累積する比率を確立する管理モジュール310をさらに備え得る。(1つまたは複数の)確立されたRUM累積率は、少なくとも1つの追加のセクタ(例えば、306B)に関する類似のパフォーマンス・メトリックと比較した、特定のセクタ(例えば、306A)に関するパフォーマンス・メトリックの比較、または複数のセクタから集約されたパフォーマンス・メトリック・データに基づき得る。より特定の例として、基地局306Aによってサービス提供されるセクタA(306A)に関するメジアンデータ転送速度は、データ・コレクタ308に転送され得る。さらに、隣り合う基地局306Bによってサービス提供されるセクタB(306B)に関するメジアンデータ転送速度は、データ・コレクタ308に転送され得る。セクタAおよび関係するデバイス(304)に関するRUM累積率は、セクタBのメジアンデータ転送速度と比較した、セクタAのメジアンデータ転送速度の比較に少なくとも一部基づき得る。いくつかの態様によれば、RUM累積率は、例えば、周期的期間で決定された、別のそのような比較に基づいて、それぞれのセクタ(306A、306B)の(1つもしくは複数の)パフォーマンス・メトリック内でしきい値の変更が検出された後でなど、またはそれらの組合せで更新されることが可能である。
データ・コレクタ308によって収集されたデータは、(例えば、ディスク・ドライブ、光ディスク、フラッシュメモリ、ランダムアクセスメモリなど、任意の適切な形式の電子記憶媒体および/または磁気記憶媒体を備え得る)メモリ312内に格納されることが可能である。さらに、管理モジュール310によって実施されたパフォーマンス・メトリック比較の結果は、参照のためにメモリ312内に格納され得る。例えば、(1つまたは複数の)パフォーマンス・メトリックの変更に基づいて決定されたRUM累積率を更新するかどうかを決定するとき、それらの結果または(1つもしくは複数の)先のRUM累積率は、メモリ312から取得されることが可能である。RUM累積装置302は、RUM累積装置302のプロセスに関して、メモリ312内に格納されたデータに関する命令(例えば、メモリ内のデータ収集およびデータ格納、メトリックとセクタとの関係の解析、1つのセクタと1つまたは複数のその他のセクタの比較メトリック、かかる比較に基づくRUM累積率の決定、RUM累積率の更新など)を実行するように構成されたプロセッサ314をさらに備える。
任意の数の基地局306A、306Bが、システム300の無線アクセスネットワーク(RAN)306内に含まれ得る点を理解されたい。基地局306A、306Bは、セルラトランシーバ、無線忠実度(WiFi)送信機、マイクロ波周波数送信機(例えば、ワールド・ワイド・インターオペラビリティ・フォー・マイクロウェーブ・アクセス(worldwide interoperability for microwave access)[WiMAX])などを含めて、共通の無線移動体RANサイト306に結合された、様々な無線送信機を含み得る。したがって、様々なセルラ技術、移動体通信技術、および類似のアクセス技術は、306の移動体RANサイト内に含まれることが可能である。
図4は、本開示の1つまたは複数の態様による、例示的なRUM管理装置402のブロック図を示す。装置402は、RANの集中型コントローラ(例えば、上の図1のシステム・コントローラ130を参照されたい)と結合されることが可能であり、あるいはRANの1つもしくは複数の基地局(例えば、上の図3の基地局306A、306B、または下の図5のバックホール・ネットワーク506)の全域で分散されることが可能である。装置402は、かかる基地局によって提供された無線通信のパフォーマンス・メトリックを取得して、データを集約し、集約メトリック・データと比較したセクタ・メトリックに基づいて、セクタRUM累積率を決定および更新することが可能である。したがって、システム400は、望まれる通信メトリックを決定して、変更している通信メトリック・レベルに基づいて、RANの動作全体を最適化することが可能な、公平性ベースのRUM累積技法を提供する。
RUM管理装置402は、RANの構成要素(例えば、基地局)を用いて、通信インターフェース404を経由してデータを受信する累積装置406を備え得る。累積装置406は、RANのセクタに関するパフォーマンス・メトリック・データを取得するデータ・コレクタ410と、少なくとも1つのその他のセクタのパフォーマンス・メトリックとのセクタ・パフォーマンス・メトリックの比較に基づいて、RANのセクタに関するRUM累積率を決定する管理モジュール412とを備える。したがって、装置402は、無線通信に関して望まれるメトリックに基づいて、公平性ベースのセクタRUM累積率を提供することが可能である。したがって、不十分なメトリックを示しているセクタには、より高いRUM累積率が与えられることが可能であり、結果として、不十分なセクタのデバイスにはより多くのRUMが発行される。したがって、比較的強いメトリックを示しているセクタには、より低いRUM累積率が与えられることが可能であり、結果として、強いセクタのデバイスにはより少ないRUMが発行される。したがって、より多くのRUMを有することによって、不十分なメトリックセクタは、隣り合う干渉している送信機の伝送電力をより容易に低減することが可能である。同様に、強いメトリックセクタは、隣り合う送信機の伝送電力を低減するためのより少ない能力を有する。かかる構成は、かなりの利益を提供する。まず、干渉している伝送の電力を低減する必要が最もあるデバイスには、それを行うために、より大きな機会が与えられる。さらに、干渉している伝送の電力を低減する必要がわずかなデバイスは、それを行うためのより少ない機会を有する。不十分なセクタが強いセクタに隣接する場合、不十分なセクタは、強いセクタに対して発行されたRUMによって、その独自の信号電力をかなり低減することを避けると同時に、隣り合うセクタの伝送電力を低減することが可能であることは重要である。
RUM管理装置402は、RUM制御装置408をさらに備え得る。制御装置408は、デバイスが、セクタ間パフォーマンス・メトリックに基づいて、累積されたRUMを発行するための比率を確立することが可能である。さらに、制御装置408は、変化しているセクタ・パフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM累積率を管理することが可能であり、累積率は、隣り合うセクタのメトリックと比較した、セクタの(1つまたは複数の)パフォーマンス・メトリック内の変化している格差に基づいて更新されることが可能である。
制御装置408は、セクタのデバイスが累積されたRUMを発行することが可能な比率を確立する実装モジュール420を備え得る。この発行率は、RUM累積装置406によって決定された累積率に加えて決定されることが可能である。したがって、デバイスは、いくつかのRUMを経時的に累積することが可能であるが、それらのRUMをどれだけ早く利用することができるかという点で限定される場合がある。したがって、デバイスに関するパフォーマンス・メトリックが突然劇的に悪化する場合、近傍のデバイスのパフォーマンスをかなり劣化させる可能性がある、多くの累積されたRUMを短い期間に発行するためのデバイスの能力は、少なくとも、そのデバイスにサービス提供しているセクタに関して累積されたRUMの数によって変調されることが可能である。少なくとも1つのその他の態様では、RUM発行は、最大RUM発行率によってさらに限定される可能性がある。さらにその他の態様では、RUM発行率は、セクタの欠点の程度に依存し得る。少なくとも1つの態様では、RUM発行は、前述の機構または類似の機構の組合せによって変調されることが可能である。
上で議論されたように、RUM発行率は、所定の比率であってよく、かつ/または(例えば、その他のセクタと比較した、セクタの欠点の程度を確立する)累積率を確立するために、管理モジュール412によって決定されたものに類似するパフォーマンス・メトリック比較に基づいて確立されたセクタ特定の比率であってもよい。1つまたは複数の態様では、この発行率は、デバイスにサービス提供しているセクタに関する、(例えば、単位重みのRUMの)関連するRUM累積率によって変調され、(またはその他の態様では、変調は重み付けされたRUMの重みを含み得る)。かかる態様では、実装モジュール420は、オプションで、RUM累積率、RUM発行率、パフォーマンス・メトリックの比較、セクタの欠点、またはこれらの要因および/もしくは類似の要因の組合せに基づいて、セクタ内の端末がRUMを送るかどうかを決定することが可能である。
制御装置408は、RANのセクタのRUM累積率を更新することが可能な優先順位調整モジュール418をさらに備え得る。比率更新は、1つまたは複数の隣り合うセクタと比較した、かかるセクタの現在のパフォーマンス・メトリック比較に少なくとも一部基づき得る。以下の例は、RUM累積率が決定され得る一態様を例示するために提供されるが、限定的であると解釈されるべきではない。むしろ、当業者によって知られている、または本明細書で提供される文脈によって当業者に知らされる、RANの複数のセクタのパフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM累積率を更新するためのその他の機構は、本開示の一部として本明細書に含まれる。
以下の例のために、以下の数量は次のように画定される。
Figure 2011514744
Figure 2011514744
Figure 2011514744
RUM比の適応時期(adaptation epoch)(k)(例えば、その終わりに、優先順位調整モジュール418が更新されたRUM率を決定する期間)の終わりに、セクタは、時期(k+1)に関するrを更新すること(または、例えば、適切な場合、rを実質的に変更せずに残すこと)が可能である。更新されたrは、メモリ416内に格納されて、時期(k+1)の間、プロセッサ414によって、修正された比率でRUMを生成するために利用されることが可能である。RUM累積率適応は、少なくともいくつかの実施形態では、セクタiを含めて、1つまたはすべてのその他のセクタjの集約パフォーマンス・データと比較した、セクタのパフォーマンスの比較を利用する公平性基準に基づき得る。以下のアルゴリズムは、セクタ間の公平性に基づいて、rを更新するための一機構を提供する。
Figure 2011514744
Figure 2011514744
したがって、セクタのメジアン・パフォーマンス・メトリック(例えば、データ転送速度)m(k)が、複数のセクタ(例えば、セクタiを含むすべてのセクタj)のメジアン・パフォーマンス・メトリックM(k)より少ない場合、セクタiのRUM累積率rは、正の量だけ増大され得る。逆に、セクタiのメジアン・パフォーマンス・メトリックが、複数のセクタのメジアン・パフォーマンス・メトリック以下である場合、セクタiのRUM累積率は、正の量だけ低減され得る。上記に加えて、RUM累積率は、最大累積率および/または最小累積率によって限定され得る。最大率は、欠点のあるセクタが隣り合うセクタを過度に劣化することを防ぐために決定され得る。他方で、最小率は、セクタが全体として、隣り合うセクタに関して、欠点がないとしても、セクタが、過度の干渉を経験している、より少ないユーザにサービス提供することを可能にする。さらに、最小累積率および最大累積率は、本明細書で説明されるように、隣り合うセクタと比較した、セクタの欠点の程度に基づいて確立され得る。
本開示の1つまたは複数の追加の態様によれば、優先順位調整モジュール418は、一定量だけ、または可変量だけ、セクタのRUM累積率を更新することが可能である。一定量は、移動体RANサイトの様々な無線特性(例えば、干渉、マルチパス散乱)に基づいて予め決定されることが可能である。無線特性は、様々な時点で更新されて、その一定量を修正するために利用されることが可能である点に留意されたい。可変量は、時間の点で、特定の時期に近い、1つもしくは複数の時期の間に存在する様々な要因(例えば、時期kの間の要因の状態が用いられることが可能であり、時期kおよび/または1つもしくは複数の先の時期k−2、k−1の間の、集約された要因の状態など)に基づき得る。様々な要因は、セクタまたは1つもしくは複数の隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリック、一定量に関して、上で議論された、様々な無線特性、あるいはそれらの組合せまたは類似の組合せを含み得る。したがって、RUM累積率は、変化する量だけ調整されることが可能である。例として、セクタがその隣り合うセクタよりも、かなり不十分である場合、対応するRUM累積率は比較的大量に増大させることができる。
1つまたは複数のその他の態様によれば、RUM管理装置402は、優先順位モジュール422と、要求パーサ424とをさらに備え得る。優先順位モジュール422は、セクタ内のデバイスによって発行されたRUMの重みを確立することが可能である。この重みは、そのセクタの現在のRUM累積率に少なくとも一部基づき得る。この重みは、(例えば、受信送信機に関連するセクタの(1つまたは複数の)パフォーマンス・メトリックに基づいて)RUMが従われるべきか、または無視されるべきかを決定するために、受信送信機によって利用されることが可能である。RUM要求パーサ424は、特定の送信機(例えば、基地局、AT)によって受信されたRUMの優先順位を決定するために、RUM累積率を用いることが可能である。RUMの優先順位は、上で議論されたRUM重みに類似した、受信送信機のRUM累積率に少なくとも一部基づき得る。したがって、RUM要求パーサ424は、優先順位に基づいて、RUMが受信送信機によって従われるべきか、または無視されるべきかを決定することが可能である。
図5は、本明細書で開示される態様による、移動体ANにRUM管理を提供するシステム500のブロック図を示す。システム500は、RANの基地局501A、506B、506C、506Dと結合された移動体デバイス502を備え得る。さらに、これらの基地局は、それによって、基地局がデータを交換することが可能なバックホール・ネットワーク506に結合される。RUM累積装置508は、バックホール・ネットワークと結合される。一態様では、RANの様々なセクタに関するパフォーマンス・メトリック・データが決定されて、バックホール・ネットワーク506を経由して、基地局506A、506B、506C、506Dの間で共有される。もう1つの態様では、様々なセクタに関するパフォーマンス・メトリック・データは、基地局506A、506B、506C、506DからRUM累積装置508にアップロードされることが可能である。さらにその他の態様によれば、パフォーマンス・メトリックは、セクタ内の移動体デバイス502において受信されたOTAメッセージから決定され得る。移動体デバイスは、かかるメッセージのパフォーマンス・メトリックを決定するために、OTAメッセージを解析することが可能である。次いで、かかるメトリックは、RANおよび基地局506A、506B、506C、506Dに提供され、かつ/またはかかる基地局506A、506B、506C、506Dによって、RUM累積装置508に提供され得る。
RUM累積装置508は、RANのセクタ(506A、506B、506C、506D)に関するRUM累積率を決定して、かかるセクタのデバイスによる利用のために、RUMをそれらのセクタに配信することが可能である。もう1つの態様では、それぞれのセクタに関するRUM累積率は、かかるセクタに関連する基地局506A、506B、506C、506Dによって決定され得る。累積されたRUMは、累積されると、移動体デバイス502に配信されることが可能である。
移動体デバイス502と結合されたRUM管理モジュール504は、RUMが近傍のセクタ内のその他のデバイス(506A、506B、506C、506D)に発行される比率を変調することが可能である。移動体デバイス502に関する発行率は、デバイス502が累積されたRUMをどれだけ頻繁に送ることができるかを決定することが可能である。発行率は、上で説明されたように決定された、セクタ内の無線伝送のパフォーマンス・メトリックに基づいて決定され得る。さらに、RUM累積率および/またはRUM発行率は、本明細書で説明されるメトリックの変更に基づいて更新され得る。したがって、システム500は、1つまたは複数の隣り合うセクタと比較した、セクタのパフォーマンス・メトリックを利用して、RUMを累積して、RUMを発行するための公平性ベースの機構を提供する。
図6は、RANのセクタのパフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM累積管理を提供するサンプル基地局602を備えたシステム600のブロック図を例示する。本開示の少なくとも1つの態様では、基地局602は、RANのセクタに特定の無線伝送に基づいて、パフォーマンス・メトリックを決定することが可能である。さらに、基地局602は、ネットワーク(例えば、図1および2を参照されたい)によってサービス提供される地理的領域内の移動体デバイス604に関する移動体ネットワークにページング機能を提供することが可能である。基地局602は、目標移動体デバイスによって応答が受信されるまで、ページング終了命令が移動体ネットワークから受信されるまで、もしくは基地局602によって維持される失効タイマが失効するまで、またはそれらの組合せまで、ページング信号をブロードキャストし続けることが可能である。特定の態様によれば、基地局602は、基地局602によってサービス提供されるトラッキング領域/位置領域に関して、移動体デバイスに関する登録カウンタを維持することが可能である。さらに、登録カウンタは、移動体デバイスがページング事象に応答し損なったとしても、維持されることが可能である。したがって、システム600は、その他のシステム(図示せず)から独立して、ページングデバイス604によって、システム間移動度を円滑にして、(例えば、移動体デバイスがその他のシステムのページに応答する場合)ページング応答が失敗したにもかかわらず、デバイス登録を維持する。
基地局602(例えば、アクセスポイント、・・・)は、複数の受信アンテナ606を介して、1つまたは複数の移動体デバイス604から(1つまたは複数の)信号を受信する受信機610と、(1つまたは複数の)送信アンテナ608を介して、1つまたは複数の移動体デバイス604に信号を送信する送信機632とを備え得る。受信機610は、受信アンテナ606から情報を受信することが可能であり、(1つまたは複数の)移動体デバイス604によって送信されたアップリンクデータを受信する信号受信装置(図示せず)をさらに備え得る。加えて、受信機610は、受信された情報を復調する復調器612と動作可能に関連付けられる。復調された記号は、伝送のために記号を変調器630にも提供するプロセッサ614によって解析される。プロセッサ614は、基地局602によって提供された機能に関する情報を格納するメモリ616に結合される。一例では、格納された情報は、移動体デバイス604を有する無線通信のパフォーマンス・メトリックを取得および/または決定するためのプロトコルを備え得る。詳細には、格納された情報は、(1つまたは複数の)隣り合う基地局に関連する類似のメトリックと比較したパフォーマンス・メトリックに応じて、かかるデバイス604に関するRUM累積率ならびにRUM発行率を決定または更新するための規則を備え得る。
プロセッサ614は、基地局602、および少なくとも1つの隣り合う基地局(図示せず)に関するパフォーマンス・メトリック情報を取得することが可能なデータ・コレクタにさらに結合される。データ・コレクタ618において収集された情報は、基地局602のその他の構成要素(612、614、620、622、624、626、628、630)によるアクセスのためにメモリ616内に格納されることが可能である。管理モジュール620は、基地局602によってサービス提供される(かつ、例えば、基地局602と通信可能に結合される)セクタ内の移動体デバイス604がRUMを累積する比率を確立することが可能である。この累積率は、本明細書で説明されるように、少なくとも1つのその他の隣り合う基地局と比較した、基地局602に関連するパフォーマンス・メトリックの比較に基づき得る。累積率は、基地局602のその他の構成要素(612、614、620、622、624、626、628、630)によって参照されるために、メモリ616内に格納され得る。
優先順位調整モジュール622は、後続のパフォーマンス・メトリック基地局602通信に基づいてRUM累積率を更新することが可能である。したがって、基地局602に結合されたデバイス604に関するメジアンデータ転送速度が、隣り合うセクタに関するメジアンデータ転送速度と比較して低減する場合、優先順位調整モジュール602は、かかるデバイス604に関するRUM累積率を増大することが可能である。前述の例は、累積率を更新するための単なる一機構であり、本開示は、かかる例に限定されると解釈されるべきでない点を理解されたい。むしろ、本明細書で提供されるその他の例、当業者に知られている例、または本明細書で提供される文脈から当業者に知らされる例は、本開示の中に組み込まれる。
前述の説明に加えて、実装モジュール624は、デバイス604が累積されたRUMを送ることまたは発行することが可能な比率を決定することが可能である。この発行率は、セクタのRUM累積率、セクタ内で動作しているデバイス604の数、1つまたは複数のセクタ・パフォーマンス・メトリック、またはそれらの組合せもしくは類似の組合せを含めて、様々な要因に基づいて決定され得る。いくつかの態様によれば、実装モジュール624は、(例えば、変調がRUMの重みを組み込むことが可能な場合、またはRUMが単位重みのものであり得る場合)セクタがRUMを累積する比率を用いて、デバイス604がRUMを発行する比率を変調することが可能である。少なくともその他の態様では、実装モジュール624は、RUM累積率および/またはRUM発行率に少なくとも一部基づいて、基地局602によってサービス提供されるセクタ内の端末が、RUMを送るかどうかを決定することが可能である。
基地局602は、隣り合うセクタから移動体デバイス604によって受信されたRUMの優先順位を決定するRUM要求パーサ626をさらに備え得る。この優先順位は、RUM累積率、ならびにその他のセクタの対応する比率および/またはパフォーマンス・メトリックに基づいて確立されることが可能である。加えて、基地局602は、RUM累積率に少なくとも一部基づいて、セクタ内のデバイス604によって発行されたまたは送られたRUMの重みを調整する優先順位モジュール628を備え得る。したがって、RUMを受信する隣り合うデバイスは、重みに少なくとも一部基づいて、発行されたRUMに従うべきかどうかを決定することが可能である。オプションで、RUMは、単位重みのものである場合、すべてそのような隣り合うデバイスによって従われなければならない。
図7は、移動体デバイス702を備えた例示的なシステム700のブロック図を示す。移動体デバイス702は、1つまたは複数の基地局704および関連のある移動体ネットワーク(図示せず)と無線で結合するように構成され得る。移動体デバイス702は、本明細書で説明されるように、近傍の基地局のパフォーマンス・メトリックを取得して、そのメトリックを、サービス提供している基地局704に送信するようにさらに構成され得る。
移動体デバイス702は、信号(例えば、OTAメッセージなどの無線信号)を受信する少なくとも1本のアンテナ706(例えば、伝送受信機、またはインプットインターフェースを備えた、かかる受信機のグループ)と、受信された信号に関して、典型的な動作(例えば、フィルタリング、増幅、ダウンコンバートなど)を実行する(1つまたは複数の)受信機708とを含む。少なくともいくつかの態様によれば、(1つまたは複数の)プロセッサ712は、(1つまたは複数の)復調器710から受信された信号を解析して、かかる信号の無線パフォーマンス・メトリックを取得することが可能である。一般に、(集合的に、トランシーバと呼ばれる)アンテナ706および送信機726は、(1つまたは複数の)基地局704との無線データ交換を円滑にするように構成され得る。
アンテナ706および(1つまたは複数の)受信機708は、受信された記号を復調して、評価のために、それらの記号を(1つまたは複数の)プロセッサ712に提供することが可能な(1つまたは複数の)復調器710と結合されることも可能である。いくつかの態様では、受信機708は、基地局(704)からOTA伝送を受信することが可能である。特定の例では、受信機708は、隣り合う基地局から(例えば、かかる基地局からのブロードキャスト信号の一部として)隣り合う基地局のパフォーマンス・メトリックを備えたOTA伝送を取得することが可能である。このOTAメッセージは、移動体デバイス702において解析されること、かつ/または解析のために基地局704に転送されることが可能である。加えて、受信機708は、送信機726における電力を低減することを移動体デバイス702に求めるRUMを備えた、第2のOTAメッセージを隣り合う基地局から取得することが可能である。
(1つもしくは複数の)プロセッサ712は、移動体デバイス702の1つもしくは複数の構成要素(706、708、710、714、716、724、726)を制御および/または参照することが可能である点に留意されたい。さらに、(1つまたは複数の)プロセッサ712は、移動体ハンドセット702の機能を実行することに関する情報または制御を備えた、1つもしくは複数のモジュール、アプリケーション、エンジンなど(716、718、720、722)を実行することが可能である。例えば、かかる機能は、本明細書で説明されるように、遠隔デバイス(704)との無線通信を実施すること、OTAメッセージを受信すること、かかるメッセージを解析すること、無線伝送の無線パフォーマンス・メトリックを決定すること、RUMを受信して、処理することなどを含み得る。
移動体ハンドセット702は、(1つまたは複数の)プロセッサ712に動作可能に結合されたメモリ714をさらに含み得る。メモリ714は、 送信されるため、受信されるためなどのデータと、遠隔デバイス(704)との無線通信を実施するのに適した命令とを格納することが可能である。さらに、メモリ716は、上の(1つまたは複数の)プロセッサによって実行されるモジュール、アプリケーション、エンジンなど(718、720、722)を格納することが可能である。
本開示のいくつかの態様では、移動体デバイス702は、移動体デバイス702において受信された無線信号のパフォーマンス・メトリック(例えば、平均データ転送速度またはメジアンデータ転送速度、干渉、SNRなど)を決定する解析モジュール716を備え得る。さらに、ルーティング・モジュール718は、受信機708において取得された、1つまたは複数のOTAメッセージのパフォーマンス・メトリックを、移動体デバイス702にサービス提供している基地局704に無線で送信することが可能である。パフォーマンス・メトリックの値に少なくとも一部基づいて、サービス提供している基地局702は、RUMを含むメッセージを移動体デバイス704に送ることが可能である。このRUMは、近傍の送信機電力を管理する際に、移動体デバイス702によって使用するためにデバイス702に発行されることが可能であり、または送信機726において電力を低減するために、移動体デバイス702に送られる、類似のかかるメッセージであってもよい。
本開示の特定の態様によれば、移動体デバイス702は、受信されたRUMに関する重み係数を識別して、それを処理する優先順位モジュール720を備え得る。加えて、優先順位モジュール720は、移動体デバイス702による使用のために発行されたRUMに関する重み係数を決定することが可能である。いずれの場合も、重み付けは、少なくとも一部、移動体デバイス702にサービス提供しているセクタに関連するRUM累積率によって決定されることが可能である。裁定構成要素(arbitration component)722は、DL RUMの重み係数とセクタのパフォーマンス・メトリックの比較に基づいて、(例えば、移動体デバイス702によって送信されたRLデータに関する)DL RUMに従うようにプロセッサ712に命令することが可能である。メモリ714内に格納された裁定規則は、かかる比較に基づいて、DL RUMがいつ従われるべきかを決定することが可能である。
前述のシステムは、いくつかの構成要素、モジュール、および/または通信インターフェースの間の相互作用に関して説明されている。かかるシステムおよび構成要素/モジュール/インターフェースは、本明細書で指定されるそれらの構成要素もしくは下位構成要素、指定された構成要素もしくは下位構成要素のうちのいくつか、および/または追加の構成要素を含み得る点を理解されたい。例えば、システムは、RUM累積装置302、RUM制御装置408、およびRUM管理モジュール504、またはこれらの構成要素ならびにその他の構成要素の異なる組合せを含み得る。下位構成要素は、親構成要素内に含まれるのではなく、その他の構成要素に通信可能に結合された構成要素として実装されることも可能である。加えて、1つまたは複数の構成要素は、集約機能性を提供する、単一の構成要素内に組み込まれることが可能である点に留意されたい。例えば、単一の構成要素によって無線通信のパフォーマンス・メトリックを受信して、受信されたメトリック情報を格納することを円滑にするために、データ・コレクタ308は、メモリ312を含むことが可能であり、またはその逆も同様である。これらの構成要素は、本明細書で詳細に説明されないが、当業者によって知られている、1つまたは複数のその他の構成要素と相互に作用することも可能である。
さらに、理解されるように、上で開示されたシステムおよび下で開示される方法の様々な部分は、人工知能ベース、もしくは知識ベース、または規則ベースの構成要素、下位構成要素、プロセス、手段、方法論、あるいは機構(例えば、サポートベクターマシン、ニューラル・ネットワーク(neural networks)、専門システム、ベイジアン・ビリーフネットワーク、ファジー論理、データフュジョンエンジン、識別子・・・)を含むことが可能であるか、またはこれらから構成されることが可能である。かかる構成要素は、とりわけ、かつ本明細書ですでに説明されたものに加えて、実行されるある種の機構またはプロセスを自動化し、それによって、システムおよび方法の一部をより順応的ならびに効率的かつ知的にすることが可能である。
上で説明された例示的なシステムに鑑みて、開示される主題に従って実装され得る方法論は、図8〜10の流れ図を参照することによって、よりよく理解されよう。説明を簡単にするために、これらの方法論は、一連のブロックとして示され、説明されるが、いくつかのブロックは、本明細書で示され、説明されるブロックと異なる順序で、かつ/または当該ブロックとは異なるブロックと同時に発生する可能性があるため、特許請求される主題は、これらのブロックの順序によって限定されない点を理解されたい。さらに、以下で説明される方法論を実装するために、すべての例示されたブロックが必要となるとは限らない。加えて、以下で、かつ本明細書の全体を通して開示される方法論は、かかる方法論をコンピュータにトランスポートおよび転送することを円滑にするために、製品上に格納されていることが可能である点をさらに理解されたい。使用される、製品という用語は、任意のコンピュータ可読デバイス、キャリアに関するデバイス、または記憶媒体からアクセス可能なコンピュータ・プログラムを包括することが意図される。
図8は、移動体通信に関する干渉を低減する際にセクタ間の公平性を提供する、例示的な方法論800の流れ図を示す。802において、方法800は、少なくとも2つの移動体基地局のパフォーマンス・メトリックを取得することが可能である。このパフォーマンス・メトリックは、これらの2つの移動体基地局に関連する無線通信の品質に関し得る。特定の例として、このパフォーマンス・メトリックは、メジアンデータ転送速度、平均データ転送速度、信号干渉、SNR、保証されたビットレートの満たされた割合、もしく無線信号の類似のメトリック、またはそれらの組合せを備え得る。
1つまたは複数の態様では、これらの少なくとも2つの移動体基地局は、移動体RANサイトの隣り合う基地局であり得る。かかる状況において、基地局の無線伝送は、多くの場合、受信デバイスにおいて互いに干渉する可能性がある。かかる信号のパフォーマンス・メトリックは、受信デバイスにおいて決定されて、基地局に送信し戻されることが可能である。もう1つの態様では、このパフォーマンス・メトリックは、無線デバイスから基地局において受信されたアップリンク信号から取得されることが可能である(例えば、これらのメトリックは、アップリンク信号内で指定されることが可能であり、またはアップリンク信号自体が、かかる信号のパフォーマンス・メトリックを決定するために解析されることが可能である)。パフォーマンス・メトリック情報は、基地局間で共有されて、共通の制御デバイスにおいて集約され、かつ/またはさらなる解析のために、移動体デバイスと共有されることが可能である。
804において、方法800は、移動体RANサイトのセクタ内のデバイスに関するRUM累積率を決定することが可能である。この比率は、少なくとも2つの基地局のパフォーマンス・メトリックの比較に少なくとも一部基づき得る。前述の説明を例示するための特定の例として、セクタの平均データ転送速度は、(1つまたは複数の)隣り合うセクタの平均データ転送速度と比較されることが可能である。次いで、このRUM累積率は、この比較に基づいて確立され得る。1つの特定の態様では、すべてのセクタに関するパフォーマンス・メトリック・データは、集約セクタ・パフォーマンス・メトリック・データを形成するために集約されることが可能である。それぞれのセクタに関するRUM累積率は、集約セクタ・パフォーマンス・メトリック・データとの、それぞれのセクタに関するパフォーマンス・メトリックの比較に基づき得る。したがって、方法800は、移動体RANサイトのセクタ間の無線通信パフォーマンス関係に基づいて、RUM累積を確立するためのアルゴリズムを提供する。かかるアルゴリズムにより、不十分に実行しているセクタを犠牲にして、セクタのパフォーマンスが改善される可能性は、低減されることが可能であり、移動体通信に関する信頼性の増大を可能にする。
図9は、移動体RANサイトに関するセクタ間の公平性を提供するために、当該サイトのセクタのRUM累積率を管理することが可能な例示的な方法論900の流れ図を示す。902において、方法900は、少なくとも2つの移動体基地局のパフォーマンス・メトリックを取得することが可能である。904において、方法900は、それらの少なくとも2つの基地局のそれぞれによってサービス提供される移動体RANサイトのセクタに関するRUM累積率を決定することが可能である。906において、方法900は、RUM累積率に少なくとも一部基づいて、それぞれのセクタのデバイスに関するRUM発行率を決定することが可能である。したがって、特定のデバイス(または、例えば、デバイスの集約)がRUMを発行することが可能な頻度は、その累積率を利用して決定され得る。発行率を決定するその他の要因は、セクタ内のデバイスの数、セクタのその他のデバイスと比較した、特定のデバイスに関連するパフォーマンス・メトリックス、特定のデバイスが関与する呼のタイプ(例えば、サービスの品質が高い呼には、かかる呼のパフォーマンスを維持するために、より高い発行率が与えられることが可能であり、サービスの品質が低い呼には、質は比較的に大した影響を持たないため、低い発行率が与えられることが可能であるなど)またはそれらの組合せを含み得る。
908において、方法900は、パフォーマンス・メトリックの変更を取得することが可能である。例えば、パフォーマンス・メトリックは、後の時点で、再評価され得る。特定の例として、パフォーマンス・メトリックは、周期的に再評価され得る。現在のパフォーマンス・メトリック(または、例えば、先のメトリックと比較した、現在のメトリックの変更)は、RUM累積率を再評価するために利用され得る。910において、方法900は、集約セクタ・パフォーマンス・メトリックとのセクタ・パフォーマンスの比較に基づいて、移動体RANサイトのセクタの累積率を更新することが可能である。したがって、セクタ・パフォーマンス・メトリックが集約パフォーマンス・メトリックよりも低い(または、例えば、しきい値の量だけ集約パフォーマンス・メトリックより少ない)場合、かかるセクタのRUM累積率は増大され得る。セクタ・パフォーマンス・メトリックが集約パフォーマンス・メトリックより大きい(または、例えば、集約パフォーマンス・メトリックにしきい値の量を加えたものより大きい)場合、セクタのRUM累積率は低減され得る。セクタ・パフォーマンス・メトリックが実質的に集約パフォーマンス・メトリックに等しい場合、RUM累積率は、増大されること、低減されること、または変更されないままの状態であることが可能である。前述の説明に加えて、セクタ・パフォーマンス・メトリックの変更は(例えば、先のRUM累積率、移動体RANサイトの無線状態、移動体RANサイトの時間平均化された統計値などに基づいて決定された)一定量に基づくこと、または、RUM累積率、少なくとも1つの隣り合うセクタ(例えば、集約パフォーマンスセクタ)と比較した、そのセクタのパフォーマンス・メトリックの差異など、またはそれらの組合せによって、少なくとも一部決定された可変量に基づくことが可能である。
912において、方法900は、累積率に基づいてセクタ優先順位を確立することが可能である。このセクタ優先順位は、セクタのデバイスにおいて受信されたRUM累積率が受信デバイスによって従われるべきかどうかを決定するために利用されることが可能である。この優先順位は、セクタのRUM累積率に少なくとも一部基づき得る。その代わりに、または加えて、この優先順位は、受信されたRUMの重みに基づき得る。914において、方法900は、セクタのパフォーマンス・メトリック、またはRUM累積率に少なくとも一部基づいて、セクタのデバイスによって発行されたRUMに関する重みを確立することが可能である。916において、デバイスは、セクタ優先順位、RUMの重み、またはそれらの両方に基づいて、受信されたRUMに従うように命令される。
図10は、移動体RANサイトに関するセクタ間の公平性を円滑にする例示的な方法論1000の流れ図を示す。1002において、方法1000は、基地局から発生したOTA伝送から基地局パフォーマンス・メトリックを取得することが可能である。1004において、方法1000は、そのパフォーマンス・メトリックを、サービス提供している基地局に転送することが可能である。1006において、方法1000は、パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、RUMを受信することが可能である。1008において、方法1000は、RUMの重み、もしくはサービス提供しているセクタのパフォーマンス・メトリック、またはそれら両方に基づいて、RUMに従うことが可能である。RUMに従うことは、無線伝送の電力を低減することをさらに備え得る。1010において、方法1000は、サービス提供しているセクタのセクタ・パフォーマンス・メトリックを解析することが可能である。この解析は、サービス提供している基地局から受信されたOTAメッセージに関し得る。1012において、方法1000は、集約セクタ・パフォーマンス・メトリックと比較したセクタ・パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、RUMを累積することが可能であり、この場合、この集約セクタ・パフォーマンス・メトリックは、基地局に関する情報を少なくとも備える。
図11は、本明細書で開示されるいくつかの態様による、無線通信を円滑にし得る例示的なシステム1100のブロック図を示す。ダウンリンク上で、アクセスポイント1105において、送信(TX)データ・プロセッサ1110は、トラヒック・データを受信、フォーマット、符号化、インタリーブ、および変調(すなわち、記号マップ)して、変調記号(「データ記号」)を提供する。記号変調器1115は、データ記号およびパイロット記号を受信して、処理し、記号の流れを提供する。記号変調器1120は、データ記号およびパイロット記号を多重化して、それらを送信機ユニット(TMTR)1120に提供する。それぞれの送信記号は、データ記号、パイロット記号、またはゼロの信号値であり得る。パイロット記号は、それぞれの記号周期において連続的に送られることが可能である。パイロット記号は、周波数分割多重化(FDM)されること、直交周波数分割多重化(OFDM)されること、時分割多重化(TDM)されること、符号分割多重化(CDM)されることが可能であり、あるいはそれらの適切な組合せ、または類似の変調技法および/もしくは伝送技法の組合せが行われることも可能である。
TMTR1120は、記号の流れを受信して、1つまたは複数のアナログ信号に変換し、無線チャネルを介した伝送に適したダウンリンク信号を生成するために、アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルタリング、および周波数アップコンバート)する。次いで、ダウンリンク信号は、アンテナ1125を介して端末に送信される。端末1130において、アンテナ1135は、ダウンリンク信号を受信して、受信された信号を受信機ユニット(RCVR)1140に提供する。受信機ユニット1140は、受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅、および周波数ダウンコンバート)して、サンプルを取得するために、調整された信号をディジタル化する。記号復調器1145は、受信されたパイロット記号を復調して、チャネル推定のために、プロセッサ1150に提供する。記号復調器1145は、プロセッサ1150からダウンリンクに関する周波数応答推定をさらに受信して、(送信されたデータ記号の推定である)データ記号推定を取得するために、受信されたデータ記号に関してデータ復調を実行して、送信されたトラヒック・データを回復するために、データ記号推定を復調(すなわち、記号デマップ)、ディインタリーブ、および復号するRXデータ・プロセッサ1155にデータ記号推定を提供する。記号復調器1145およびRXデータ・プロセッサ1155による処理は、アクセスポイント1105における、それぞれ、記号変調器1115およびTXデータ・プロセッサ1110による処理に対して補完的である。
アップリンク上で、TXデータ・プロセッサ1160は、トラヒック・データを処理して、データ記号を提供する。記号変調器1165は、データ記号を受信して、パイロット記号を用いてこれらのパイロット記号を多重化し、変調を実行して、記号の流れを提供する。次いで、送信機ユニット1170は、記号の流れを受信して、アンテナ1135によってアクセスポイント1105に送信されるアップリンク信号を生成するために、この記号の流れを処理する。詳細には、アップリンク信号は、 SC−FDMA要件に従うことが可能であり、本明細書で説明される、周波数ホッピング機構を含み得る。
アクセスポイント1105において、端末1130からのアップリンク信号は、アンテナ1125によって受信されて、サンプルを取得するために、受信機ユニット1175によって処理される。次いで、記号復調器1180は、これらのサンプルを処理して、アップリンクに関して受信されたパイロット記号とデータ記号推定とを提供する。RXデータ・プロセッサ1185は、端末1130によって送信されたトラヒック・データを回復するために、データ記号推定を処理する。プロセッサ1190は、アップリンク上で送信している、それぞれのアクティブな端末に関してチャネル推定を実行する。複数の端末は、そのそれぞれ割り当てられたパイロットサブバンドのセット上のアップリンク上で同時にパイロットを送信することが可能であり、この場合、パイロットサブバンドセットは、インタレースされ得る。
プロセッサ1190および1150は、それぞれ、アクセスポイント1105および端末1130における動作を指令(例えば、制御、調整、管理など)する。それぞれのプロセッサ1190および1150は、プログラムコードおよびデータを格納するメモリユニット(図示せず)と関連付けられることが可能である。プロセッサ1190および1150は、それぞれ、アップリンクおよびダウンリンクに関する周波数応答推定およびインパルス応答推定を導出するために演算を実行することも可能である。
多元接続システム(例えば、SC−FDMA、FDMA、OFDMA、CDMA、TDMAなど)の場合、複数の端末は、アップリンク上で同時に送信することが可能である。かかるシステムの場合、パイロット・サブバンドは、異なる端末の間で共有されることが可能である。チャネル推定技法は、(場合によっては、帯域の縁を除いて)それぞれの端末に関するパイロット・サブバンドが動作帯域全体に及ぶ場合に使用され得る。かかるパイロット・サブバンド構造は、それぞれの端末に関する周波数ダイバーシティを取得するために望まれることになる。本明細書で説明される技法は、様々な手段によって実装され得る。例えば、これらの技法は、ハードウェア、ソフトウェア、またはそれらの組合せの形で実装されることが可能である。ディジタル、アナログ、またはディジタルとアナログの両方であり得るハードウェア実装形態の場合、チャネル推定のために使用される処理ユニットは、1つまたは複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、ディジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブル論理素子(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレー(FPGA)、プロセッサ、コントローラ、マイクロ・コントローラ、マイクロ・プロセッサ、本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその他の電子ユニット、またはそれらの組合せの中で実装されることが可能である。ソフトウェアの場合、実装は、本明細書で説明される機能を実行するモジュール(例えば、手順、機能など)を介し得る。ソフトウェアコードは、メモリユニット内に格納されて、プロセッサ1190および1150によって実行されることが可能である。
図12および13は、移動体ANのセクタ・パフォーマンス・メトリックに基づいて、RUM累積を提供および/または円滑にする例示的なシステム1200、1300のブロック図を示す。システム1200は、移動体RANサイトのセクタのパフォーマンス・メトリックを取得するためのモジュール1202を備える。モジュール1202は、少なくとも1つの隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリックをさらに取得することが可能である。少なくとも1つの態様では、このパフォーマンス・メトリックは、移動体RANサイトの無線通信の単一の集約されたメトリックに集約されることが可能である。システム1200は、セクタ内のデバイスがRUMを累積する比率を確立するモジュール1204をさらに備え得る。モジュール1204は、セクタに関するパフォーマンス率と(1つまたは複数の)隣り合うセクタの(1つまたは複数の)パフォーマンス率の比較に少なくとも一部基づいてその比率を確立することが可能である。1つの特定の態様では、モジュール1204は、セクタに関するパフォーマンス率と、移動体RANサイトのセクタの集約パフォーマンス率とに基づいて、この比率を確立することが可能である。
システム1300は、無線OTAメッセージを取得するためのモジュール1302を備え得る。このモジュールは、移動体ANのセクタのパフォーマンス・メトリックを備えた第1のOTAメッセージを取得することが可能である。モジュール1302は、RUMを備えた第2のOTAメッセージをさらに取得することが可能である。第1のOTAメッセージおよび/または第2のOTAメッセージ、ならびにそれらに関する情報は、データを格納するためのモジュール1306内に維持され得る。前述の説明に加えて、システム1300は、OTAメッセージを、サービス提供している基地局に転送するためのモジュール1304を備え得る。モジュール1304は、例えば、第1のOTAメッセージ、または少なくともパフォーマンス・メトリックを、サービス提供している基地局に転送することが可能である。1つの特定の態様では、サービス提供している基地局からの第1のOTAメッセージに対する応答は、そのRUMがシステム1300によって従われるべきかどうかを決定することが可能である。かかる決定は、プロセス命令を実行するためのモジュール1308によって実装されることが可能であり、この場合、かかる命令は、セクタのパフォーマンス・メトリック、RUMの重み、またはそれら両方の組合せに少なくとも一部基づく。
上で説明されたことは、特許請求される主題の例示的な態様を含む。特許請求される主題を説明するために、構成要素または方法論のすべての考えられる組合せを説明することは当然不可能であるが、当業者は、開示される主題の多くのさらなる組合せおよび置換が可能であることを認識されよう。したがって、開示された主題は、添付の特許請求の範囲の趣旨および範囲に包含されるすべてのかかる代替形態、修正形態、ならびに改変形態を包括することが意図される。さらに、詳細な説明または特許請求の範囲おいて「含む」、「有する」、「有している」という用語が使用される範囲で、かかる用語は、特許請求の範囲において移行語として用いられる場合に、用語「備える」が「備える」として解釈されるのと類似の様式で包括的であることが意図される。

Claims (72)

  1. 移動体通信を管理する方法であって、
    移動体アクセスネットワーク(AN)のセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得することと、
    前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装することと、
    を備える方法。
  2. セクタ間のリソース利用公平性を実装することが、
    前記セクタにおいて干渉回避クレジットを発生させること、
    無線リソースのサブセット上の送信電力を修正することを1つまたは複数の隣り合うセクタに要求すること、または
    無線リソースの前記サブセット上の前記セクタの送信電力を修正することのうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求することが、
    前記要求を前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに無線(OTA)で提出するようにUEに命令すること、または
    前記要求を、前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタを前記セクタと結合しているバックホール・ネットワークを介して提出することのうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  4. セクタ間のリソース利用公平性を実装することが、
    発生している干渉回避クレジットの比率を確立することと、
    発生している干渉回避クレジットの前記比率に基づいて、送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を制限することとをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  5. 送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を最大率または最小率によって制限することをさらに備える、請求項2に記載の方法。
  6. 前記干渉回避クレジットがリソース利用メッセージ(RUM)を備える、請求項2に記載の方法。
  7. セクタ間のリソース利用公平性を実装することが、
    前記移動体ANの前記セクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得することと、
    前記セクタの前記パフォーマンス・メトリックと前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックの比較に少なくとも一部基づいて、前記セクタがRUMを累積する比率を確立することとを備える、請求項1に記載の方法。
  8. 前記RUM累積率またはパフォーマンス・メトリック比較に少なくとも一部基づいて、バックホール・ネットワークを介して前記隣り合うセクタにRUMを発行することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  9. 前記RUM累積率またはパフォーマンス・メトリック比較に少なくとも一部基づいて、前記セクタ内の端末がRUMを発行することを可能にすることをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  10. 前記RUM累積率もしくはパフォーマンス・メトリック比較に基づいて、最小RUM発行率または最大RUM発行率を提供することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  11. ユニット重みのRUMを累積する比率によって、RUMを発行する比率を変調することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  12. 前記セクタまたは前記隣り合うセクタの後続のパフォーマンス・メトリックの変更に少なくとも一部基づいて、前記RUM累積率を更新することをさらに備える、請求項7に記載の方法。
  13. 所定の定数によって、前記RUM累積率を更新することをさらに備える、請求項12に記載の方法。
  14. 前記セクタの前記パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部応じる可変率によって、前記RUM累積率を更新することをさらに備える、請求項12に記載の方法。
  15. 前記パフォーマンス・メトリックとして、メジアンデータ転送速度、平均データ転送速度、スループット、遅延、レイテンシ、帯域幅、信号強度、セクタのトラヒックロード、セクタによってサービス提供される端末の数、保証されたビットレート整合性、またはそれらの組合せを用いることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  16. セクタ間のリソース利用公平性を実装することが、前記移動体ANの複数のセクタのパフォーマンス・メトリックを集約することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  17. 前記セクタに関するパフォーマンス・メトリックが前記集約パフォーマンス・メトリック未満の場合、送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を増大することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  18. 前記セクタに関するパフォーマンス・メトリックが前記集約パフォーマンス・メトリック以上である場合、送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を低減することをさらに備える、請求項16に記載の方法。
  19. 前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタからパフォーマンス・メトリック情報を収集するためにネットワークバックホールを用いること、または
    前記移動体ANによってサービス提供されるユーザ端末から前記パフォーマンス・メトリック情報を受信すること
    のうち少なくとも1つをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  20. 前記隣り合うセクタによって発行されたRUMの優先順位を決定するために、前記セクタ間のリソース利用公平性の測定を用いることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  21. 前記セクタ間のリソース利用公平性の測定に少なくとも一部基づいて、前記セクタによって発行されたRUMの優先順位に重み付けることをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  22. 無線通信を管理する装置であって、
    移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得するデータ・コレクタと、
    前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装する管理モジュールと、
    前記装置のモジュールに関して取得されたパフォーマンス・メトリック・データおよび命令を格納するメモリと、
    前記装置の機能を実装するために、前記メモリ内に格納された前記命令を実行するプロセッサと、
    を備える装置。
  23. 前記管理モジュールが、
    前記セクタにおいて干渉回避クレジットを発生させること、
    無線リソースのサブセット上の送信電力を修正することを1つまたは複数の隣り合うセクタに要求すること、または
    無線リソースの前記サブセット上の前記セクタの送信電力を修正することのうちの少なくとも1つによって、セクタ間のリソース利用公平性を実装する、請求項22に記載の装置。
  24. 前記管理モジュールが、
    前記要求を前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタにOTAで提出するようにUEに命令すること、または
    前記要求を前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタを前記セクタと結合しているバックホール・ネットワークを介して提出することのうちの少なくとも1つを行う、請求項23に記載の装置。
  25. 前記管理モジュールが、
    発生している干渉回避クレジットの比率を確立することと、
    発生している干渉回避クレジットの前記比率に基づいて、送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を制限することとによって、セクタ間のリソース利用公平性をさらに実装する、請求項23に記載の装置。
  26. 前記管理モジュールが、送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を最大率または最小率によって制限する、請求項23に記載の装置。
  27. 前記干渉回避クレジットがRUMを備える、請求項23に記載の装置。
  28. 前記データ・コレクタが、前記無線ANの前記セクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得し、
    前記管理モジュールが、前記セクタの前記パフォーマンス・メトリックと前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックの比較に少なくとも一部基づいて、前記セクタに関するRUM累積率を確立する、
    請求項22に記載の装置。
  29. 前記RUM累積率もしくはパフォーマンス・メトリック比較に少なくとも一部基づいて、バックホール・ネットワークを介して前記隣り合うセクタにRUMを発行すること、または、
    前記RUM累積率もしくはパフォーマンス・メトリック比較に少なくとも一部基づいて、前記RUMを発行するように前記セクタ内の端末に命令すること
    のうちの少なくとも1つを行う、実装モジュールをさらに備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記実装モジュールが、ユニット重みのRUMを累積する比率によって、RUMを発行する比率を変調する、請求項29に記載の装置。
  31. 前記実装モジュールが、前記RUM累積率またはパフォーマンス・メトリック比較に少なくとも一部基づいて、最小RUM発行率または最大RUM発行率を提供する、請求項29に記載の装置。
  32. 前記セクタの後続のパフォーマンス・メトリックの変更に少なくとも一部基づいて、前記RUM累積率を更新する優先順位調整モジュールをさらに備える、請求項28に記載の装置。
  33. 前記データ・コレクタが、前記移動体ANの複数のセクタに関するパフォーマンス・メトリック・データを集約し、
    前記セクタに関するRUM累積率が、前記集約パフォーマンス・メトリック・データに少なくとも一部基づく、
    請求項32に記載の装置。
  34. 前記セクタに関するパフォーマンス・メトリックが前記集約パフォーマンス・メトリック未満である場合、前記優先順位調整モジュールが、送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を増大する、請求項33に記載の装置。
  35. 前記セクタに関するパフォーマンス・メトリックが前記集約パフォーマンス・メトリック以上である場合、前記優先順位調整モジュールが、送信電力を修正することを前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタに要求する比率を低減する、請求項33に記載の装置。
  36. 前記優先順位調整モジュールが、所定の定数によって前記RUM累積率を更新する、請求項32に記載の装置。
  37. 前記優先順位調整モジュールが、前記セクタの前記パフォーマンス・メトリック、または前記(1つもしくは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部応じる可変率によって前記RUM累積率を更新する、請求項32に記載の装置。
  38. 前記パフォーマンス・メトリックが、メジアンデータ転送速度、平均データ転送速度、スループット、遅延、レイテンシ、帯域幅、信号強度、セクタのトラヒックロード、セクタによってサービス提供される端末の数、保証されたビットレート整合性、またはそれらの組合せを備える、請求項22に記載の装置。
  39. 前記データ・コレクタが、ネットワークバックホールを経由して前記パフォーマンス・メトリックを取得する、請求項22に記載の装置。
  40. 前記データ・コレクタが、前記移動体ANによってサービス提供されるユーザ端末から前記パフォーマンス・メトリックを取得する、請求項22に記載の装置。
  41. 前記隣り合うセクタによって発行されたRUMに関する優先順位を決定するために、前記セクタ間のリソース利用公平性の測定を用いるRUMパーサをさらに備える、請求項22に記載の装置。
  42. 前記セクタ間のリソース利用公平性の測定に少なくとも一部基づいて、前記セクタのデバイスによって発行されたRUMの重みを調整する優先順位モジュールをさらに備える、請求項22に記載の装置。
  43. 移動体通信を管理するように構成された装置であって、
    移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリックを取得するための手段と、
    前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装するための手段とを備える装置。
  44. セクタ間のリソース利用公平性を実装するための前記手段が、前記(1つもしくは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックまたは前記セクタのパフォーマンス・メトリック、あるいはかかるメトリックの組合せに基づいて、前記セクタに関するRUM累積率を確立するための手段を備える、請求項43に記載の装置。
  45. 前記RUM累積率に少なくとも一部基づいて、RUMを送るための比率を決定するための手段をさらに備える、請求項44に記載の装置。
  46. 前記比較における変更に少なくとも一部基づいて、前記RUM累積率を更新するための手段をさらに備える、請求項44に記載の装置。
  47. 複数のセクタに関する前記パフォーマンス・メトリックを集約するための手段をさらに備え、更新するための前記手段が、集約されたパフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、前記RUM累積率を調整する、請求項46に記載の装置。
  48. 更新するための前記手段が、
    前記セクタに関する前記パフォーマンス・メトリックが、前記集約されたパフォーマンス・メトリック未満である場合、前記RUM累積率を増大すること、または
    前記セクタに関する前記パフォーマンス・メトリックが、前記集約されたパフォーマンス・メトリック以上である場合、前記RUM累積率を低減すること
    のうちの少なくとも1つを行う、請求項46に記載の装置。
  49. 移動体通信を管理するように構成されたプロセッサであって、
    移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタのパフォーマンス・メトリックを取得する第1のモジュールと、
    前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装する第2のモジュールとを備えるプロセッサ。
  50. 移動体通信を管理するように構成されたコンピュータ可読命令を備え、前記命令が、
    移動体ANのセクタにおいて、少なくとも1つの隣り合うセクタに関するパフォーマンス・メトリックを取得して、
    前記(1つまたは複数の)隣り合うセクタの前記パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、セクタ間のリソース利用公平性を実装するために、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能なコンピュータ可読媒体。
  51. 無線通信を円滑にするための方法であって、
    移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備える無線(OTA)伝送を取得することと、
    少なくとも一部、前記信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に転送することによって、セクタ間のリソース利用公平性を円滑にすることとを備える方法。
  52. 前記信号パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、アクセス端末(AT)にRUMを発行する第2のOTA伝送を受信することをさらに備える、請求項51に記載の方法。
  53. 前記RUM内に含まれた重み係数を決定すること、または
    前記サービス提供している移動体基地局に関連するセクタのパフォーマンス・メトリックを取得すること
    のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項52に記載の方法。
  54. 前記重み係数または前記セクタ・パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、前記RUMに従うことをさらに備える、請求項53に記載の方法。
  55. 前記サービス提供している移動体基地局に関連するセクタのパフォーマンス・メトリックを決定するために、前記第2のOTA伝送を解析することと、
    前記セクタの前記パフォーマンス・メトリックを、前記サービス提供している移動体基地局に送信することと
    をさらに備える、請求項52に記載の方法。
  56. 前記セクタの前記パフォーマンス・メトリック、あるいは前記セクタおよび1つもしくは複数のその他のセクタの集約セクタ・パフォーマンス・メトリックと比較した、前記ATによって観測された干渉によって少なくとも一部決定された調整可能な比率で、RUMを累積することをさらに備える、請求項55に記載の方法。
  57. 最小率または最大率を用いて、前記RUM累計率を変調することをさらに備える、請求項56に記載の方法。
  58. ATであって、
    移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えた第1のOTA伝送と、RUMを備えた第2のOTA伝送とを取得する受信機と、
    少なくとも一部、前記信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に無線で送信することによって、セクタ間のリソース利用公平性を円滑にするルーティング・モジュールと、
    前記ATに関するデータ・モジュールおよびプロセス・モジュールを格納するメモリと、
    前記ATの機能を実装するために、プロセス・モジュール命令を実行するプロセッサとを備えるAT。
  59. 前記受信機が、前記信号パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、前記ATにRUMを発行する第2のOTA伝送を取得する、請求項58に記載のAT。
  60. 前記RUMの重み係数を決定する優先順位モジュール、または
    前記サービス提供している移動体基地局に関連するセクタのパフォーマンス・メトリックを測定するチャネル解析モジュール
    のうちの少なくとも1つをさらに備える、請求項59に記載のAT。
  61. 前記重み係数と前記セクタ・パフォーマンス・メトリックの比較に基づいて、前記RUMに従うことを前記プロセッサに命令する裁定構成要素をさらに備える、請求項60に記載のAT。
  62. 前記サービス提供している移動体基地局に関連するセクタのパフォーマンス・メトリックを決定するために、前記第2のOTA伝送を測定するチャネル解析モジュールをさらに備える、請求項58に記載のAT。
  63. 前記受信機が、前記セクタの前記パフォーマンス・メトリック、または前記ATによって観測された干渉、ならびに前記セクタおよび1つもしくは複数のその他のセクタの集約セクタ・パフォーマンス・メトリックによって少なくとも一部決定された調整可能な比率で、前記サービス提供している移動体基地局によって前記ATに割り当てられたRUMを累積する、請求項62に記載のAT。
  64. 前記RUM累積率が、最小率または最大率を用いて変調される、請求項63に記載のAT。
  65. 無線通信を円滑にする装置であって、
    移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えた第1のOTA伝送と、RUMを備えた第2のOTA伝送とを取得するための手段と、
    少なくとも一部、前記パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に無線で送信することによって、セクタ間のリソース利用公平性を円滑にするための手段と、
    当該装置に関するデータ・モジュールおよびプロセス・モジュールを格納するための手段と、
    当該装置の機能を実施するためのプロセス・モジュール命令を実行する処理のための手段と、
    を備える装置。
  66. 前記第1のOTA伝送を取得するための前記手段が、前記信号パフォーマンス・メトリックに一部基づいて、前記装置にRUMを発行する第2のOTA伝送をさらに取得する、請求項65に記載の装置。
  67. 前記サービス提供している移動体基地局に関連するセクタのパフォーマンス・メトリックを測定するための手段と、
    前記セクタ・パフォーマンス・メトリックに少なくとも一部基づいて、前記RUMに従うかどうかを決定するための手段と
    をさらに備える、請求項66に記載の装置。
  68. 前記サービス提供している基地局のセクタ・パフォーマンス・メトリックを決定するために、前記第2のOTA伝送を解析するための手段をさらに備える、請求項66に記載の装置。
  69. 前記セクタの前記パフォーマンス・メトリック、または前記装置によって観測された干渉、ならびに前記セクタおよび1つもしくは複数のその他のセクタの集約セクタ・パフォーマンス・メトリックによって少なくとも一部決定された調整可能な比率で、前記サービス提供している移動体基地局によって前記装置に割り当てられたRUMを累積するための手段をさらに備える、請求項68に記載の装置。
  70. 最小率または最大率を用いて、前記RUM累積率を変調するための手段をさらに備える、請求項69に記載の装置。
  71. 無線通信を円滑にするように構成されたプロセッサであって、
    移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えたOTA伝送を取得する第1のモジュールと、
    少なくとも一部、前記信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に転送することによって、セクタ間のリソース利用公平性を実装する第2のモジュールと、
    を備えるプロセッサ。
  72. 無線通信を円滑にするように構成されたコンピュータ可読命令を備え、前記命令が、
    移動体基地局の信号パフォーマンス・メトリックを備えたOTA伝送を取得して、
    少なくとも一部、前記信号パフォーマンス・メトリックを、サービス提供している移動体基地局に転送することによって、セクタ間のリソース利用公平性を実装するために、少なくとも1つのコンピュータによって実行可能なコンピュータ可読媒体。
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