JP2011508957A - 照明 - Google Patents
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Abstract
蛍光灯の代わりに使用するための、光源を含む照明アセンブリが開示される。支持部材がブラケットに装着可能であり、そのブラケットは、蛍光灯に使用されたばね式ランプホルダブラケットに嵌入することが可能である。支持部材を保持するために、オフセットブラケットが使用可能であり、または代替として、タブもしくはセットねじを有するブラケットが使用可能である。開示された照明アセンブリは、発光ダイオードからの光を供給するのに特によく適している。ライトストリップアセンブリを製造するための方法もまた、開示される。それぞれの支持部材は、ライトストリップの支持面が実質的に水平になるように、支持面上に位置決め可能である。レンズがそれぞれの光源上に形成可能である。冷蔵ケースのアプリケーションを説明する。
【選択図】図1A
【選択図】図1A
Description
本開示は、一般に、光源の使用に関し、より詳細には、冷蔵陳列ケースなど、蛍光照明をこれまでに使用したアプリケーションをレトロフィットする照明器および方法に関する。本開示の照明器および方法は、特に、光源として発光ダイオード(LED)を使用するのによく適している。
通常、陳列ケースは、商品を陳列するために、スーパーマーケットやコンビニエンスストアの冷蔵ケースなど、小売用途に使用され、通常、品物を保持するための一連の棚陳列またはショーケース陳列に配列される。
一般に、このような陳列ケースは、蛍光灯具によって照明される。蛍光灯自体は、白熱照明を超えたいくつかの便益をもたらすが、固有の電力およびメンテナンスの要求、ならびに関連費用を有する。蛍光灯はまた、重大な環境問題や費用をもたらす水銀を含有する。
現在、いくつかの技術が、蛍光灯の代わりに代替の照明源を設置するために使用されている。このような技術には、一般に、ドリルで穴を開けることによってなど、蛍光灯具に隣接する構造支持体を同時に変更する必要がある。冷蔵された食品および飲料の陳列を含む用途では、このような技術は、不必要な無駄の冷却エネルギー、余分な仕事、および冷蔵された品自体を腐敗させる可能性、ならびにそれぞれに関連する費用へとつながりかねない。
そのため、現在不足しているものは、例えば陳列またはケースの置換えおよび設置の費用、ならびに休止時間を最小限にするこれまでの蛍光照明アセンブリに対するレトロフィットなど、冷蔵ケースを含めて、特に小売商品の陳列およびケース用の蛍光照明と比較して、電力、設置、およびメンテナンスの費用が抑えられた照明を提供する照明システムおよび設置技術である。
本開示は、代替の光源が蛍光灯の代わりに使用され、これまでの蛍光照明アプリケーションに対して、迅速かつ簡単なレトロフィットを容易にすることが可能なライトストリップまたは照明器を含む照明構造体と、方法とを対象とする。開示する技術およびシステム(構成要素および構造体を含む)は、光源として1つまたは複数のLEDを使用する場合に特に有用であり得る。
本開示の態様は、支持体に取り付けられた1つまたは複数の光源を有するストリップを使用する光源アセンブリを包含する。支持体は、相補的な支持部材の噛合う対など、複数の支持部材を備えることが可能である。支持体は、1つまたは複数のブラケットに装着可能であり、そのブラケットは、すでに設置済みの蛍光灯具または取付けアセンブリと嵌合するように、またはそれに接続するように構成され、配列される。例えば、ブラケットは、すでに設置済みの蛍光灯アセンブリのばね式ランプホルダのスナップブラケットに嵌入することが可能である。1つまたは複数のオフセットブラケットを使用し、例えば、既存のスナップブラケットの中心線との位置がずれている所望の場所に、支持体および光源(複数可)を移動させて、支持部材および/または光源が直接見える度合いを減らすことが可能である。あるいは、支持体は、蛍光ランプホルダからの既存するものなどの穴に滑り込むように使用されるタブおよび/またはセットねじとともに実装されるブラケットによって保持可能である。
本開示の別の態様は、LEDライトストリップアセンブリまたはその一部分を製造するための関連方法を包含する。このような製造方法では、LEDのライトストリップが、1つまたは複数の支持部材に固定可能である。それぞれの支持部材は、それぞれのLEDライトストリップが実質的に水平の位置にあるように、支持面上に位置決め可能である。回路基板が実質的な水平位置にある間、レンズがそれぞれのLED上に、または回路基板全体に沿って形成する(例えば、流し込む)ことができ、特定のアプリケーション向けの専用レンズを容易にし、かつ/または保管中、および従来の製造工程中の潜在的なレンズ損傷をなくす。このような製造の一部分は、アセンブリラインまたはコンベヤーベルト上で行われることが可能であるか、または実装可能である。支持部材は、支持部材の噛合う対でできていることが可能である。例示的な実施形態においては、対のそれぞれの部材は、一体化して形成されるオスまたはメス接続部を含むことが可能である。
本開示の他の態様、実施形態および詳細は、添付の図面とともに読むと、以下の説明から明らかになるであろう。
本開示の態様および実施形態は、添付の図面とともに読むと以下の説明からより完全に理解され得、それらは、本質的に例示的なものとみなすべきであり、限定的なものとみなすべきではない。図面は、必ずしも原寸通りではなく、本開示の原理に重点が置かれる。
本開示の態様および実施形態は、添付の図面とともに読むと以下の説明からより完全に理解され得、それらは、本質的に例示的なものとみなすべきであり、限定的なものとみなすべきではない。図面は、必ずしも原寸通りではなく、本開示の原理に重点が置かれる。
いくつかの実施形態を図面に示すが、当業者は、示される実施形態が例示的であり、図示されるそれらの、ならびに本明細書に説明される他の実施形態の変形形態は、本開示の範囲内で想定および実施可能であることを認識するであろう。
本開示の態様および実施形態は、代替の光源(例示の実施形態においてはLED)が蛍光灯の代わりに、またはそれを置き換えて使用される照明器および方法を提供する。好ましい実施形態は、LED光源を採用するが、他の光源もまた本開示の範囲内で採用あるいは使用可能である。ほんの一例として、プラズマ光源などの他の光源も使用可能である。さらには、用語「LED」は、有機発光ダイオードすなわち「OLED」を含むすべてのタイプの発光ダイオードを示すことが意図されている。本開示によるこのような照明は、蛍光照明を使用する現存照明のアセンブリおよびアプリケーションをレトロフィットするために使用可能である。このような照明技術の使用は、既存技術と比較すると、エネルギーおよびメンテナンスの削減、ならびに設置時間および費用の削減を図ることが可能である。
本開示の実施形態は、一般に、ほとんどの蛍光灯アプリケーションのレトロフィットに適用可能であるが、スーパーマーケットおよびコンビニエンスストアに通常見られるものなどの冷蔵食品ケースのレトロフィットのアプリケーションに、特によく適していることが可能である。このような冷蔵ケースは、チルド食品および/または飲料、ならびに冷凍食品を陳列するために使用されるもののためのケースを含むことが可能である。
図1Aは、光を放出するLEDを採用する本開示による冷蔵陳列ケースのための照明の実施形態100の概略正面透視図を示す。
図1Aに見られるように、冷蔵ケース102は、側面部材108、110によって分離された上面フレーム部材104、および底面フレーム部材106を含むことが可能である。ケース102は、ガラス、透明プラスチックなどを使用することによってなど、透明な、または半透明な部分を有する扉112(1)〜112(4)など、複数の扉を含むことが可能である。扉112(1)〜112(4)は、上面部材104と底面部材106との間に位置決めされた中方立て114(1)〜114(3)によって分離可能である。いくつかの棚が、図示するように、扉112(1)〜112(4)の後方に配置された棚状スタック116(1)〜116(4)など、ケース102内に配置可能である。
図1Aに見られるように、冷蔵ケース102は、側面部材108、110によって分離された上面フレーム部材104、および底面フレーム部材106を含むことが可能である。ケース102は、ガラス、透明プラスチックなどを使用することによってなど、透明な、または半透明な部分を有する扉112(1)〜112(4)など、複数の扉を含むことが可能である。扉112(1)〜112(4)は、上面部材104と底面部材106との間に位置決めされた中方立て114(1)〜114(3)によって分離可能である。いくつかの棚が、図示するように、扉112(1)〜112(4)の後方に配置された棚状スタック116(1)〜116(4)など、ケース102内に配置可能である。
図1Bは、図1Aの実施形態100の上面図を示す。コーナーライトストリップ118(1)、118(2)は、上面部材104と、側面部材108および110のそれぞれとの連結部に隣接してケース102の庫内に配置される。中央ライトストリップ120(1)〜120(3)は、中方立て114(1)〜114(3)に隣接して、ケース102の庫内上に配置される。スタック棚、例えば、116(1)〜116(4)の水平範囲は、図1Bに見ることができる。
図2は、ケース102の庫内、すなわち、一般の人に提供される歩行範囲から遠ざけられたケースの冷蔵範囲の中央中方立て114(1)に、円筒形ブラケット130(1)、130(2)、およびオフセット部材132(1)、132(2)を含むブラケットアセンブリによって装着されたライトストリップ120(1)を含む図1Bの一部分のクローズアップ透視図を示す。中央中方立て114(1)は、図示するように、扉112(2)に隣接して、上面ケース部材104と底面ケース部材106とを接続する。棚状スタック116(1)および116(2)もまた、図示される。
ライトストリップ120(1)は、ブラケットアセンブリ130(1)、130(2)、132(1)、および132(2)によって、スナップブラケット128に対して保持される両端部を有する支持部材122を含む。LEDなどの回路駆動の光源を使用する実施形態においては、支持部材122は、その表面に取り付けられた任意のサイズの1つまたは複数のプリント回路基板124を有することが可能である。3つのプリント回路基板124のインライン構成を図2に示す。1つまたは複数のプリント回路基板(「PCB」)124の同じ構成または別の構成が、支持部材122のもう一方の側に存在することが可能になる(このような図面の透視図法により、隠れていることになる)。それぞれのPCB124は、複数の光源126(1)を含むことが可能である。
ブラケットアセンブリは、1対の円筒形ブラケット130(1)、130(2)、および1対のオフセット部材またはブラケット132(1)、132(2)を含むことが可能である。それぞれの円筒形ブラケットは、通常、蛍光灯バルブの保持に使用される構成であることが可能なスナップブラケット128内に嵌合するように構成可能である。適切な締結具(例えば、ねじ、ボルト、圧力嵌合だぼ(press-fit dowel)など)134および138が、支持部材および/または円筒形ブラケット130(1)、130(2)の間の接続に使用可能である。
図2は、既存の蛍光灯具からのものなど、支持部材122の端部をスナップブラケット128内に保持する円筒形ブラケット130と、オフセット部材132とを示す。したがって、本開示によるライトストリップまたは照明器を有する蛍光灯具の迅速なレトロフィットは、単に、既存の蛍光灯バルブをスナップブラケット128から取り外し、ライトストリップまたは照明器を差し込むことによって容易になる。蛍光システムからの既存の配線の1つまたは複数の部分は、本開示の実施形態とともに使用可能である。蛍光システムをLEDベースのシステムによりレトロフィットする場合、当業者には理解されるように、回路およびシステムの要求に応じて、選択された光源に所要のように、または望ましいように、電源を取り換え、またはその他の形で電力を調整することが望ましいか、または必要である場合がある。
例示的な実施形態においては、PCB124は、プリント回路基板材料としてFR4を含むことが可能である。他のエポキシガラスラミネートも使用可能である。はんだパッドが、ワイヤを装着するために、それぞれのPCB124のそれぞれの端部上に存在することが可能である。
LEDが光源として採用される例示的な実施形態においては、LEDのアセンブリ(例えば、好ましくはLEDのストリップ)は、LEDのための電力/制御回路を含み、それぞれのLED、およびアセンブリの他の構成要素が、その上にまたはその中に、創出または配設可能である1つまたは複数の基板を備えることが可能であるような1つまたは複数のライトボードと、LEDなどそれ自体と、LEDから放出される光の少なくとも一部分を方向付けるための(レンズもしくは他の屈折要素、または反射体などの)関連光学要素とともに使用可能である。LEDアセンブリは、1つまたは複数のLEDと、1つまたは複数の光学部(または光学要素)とをボードに保持することが可能であり、LEDに対する1つまたは複数の光学部の位置決めを明らかにすることが可能である。光学部は、LEDのそれぞれの上にそれぞれ位置決め可能であり、単一の光学要素、例えば単一の円筒形レンズまたは注型プラスチックレンズなどは、1つまたは複数のLEDとともに使用するために位置決め可能である。LEDと、光学部をプリント回路基板上のLEDに対して所定の位置に保持する光学トレイとの適切な例は、米国特許出願公開第2006/146531号、および米国特許仮出願第60/981,984号に記載されており、その双方の出願の全体的な内容を参照によって本明細書に組み込む。
この例示的な実施形態のLEDは、好ましくは、可視スペクトルで、任意の種類、カラー(例えば、意図された照明構成が要求する任意のカラーもしくは白色光、またはカラーと白色光との混合を放出する)、および輝度容量または強度であることが可能である。カラー選択は、意図された照明構成が要求するように行われることが可能である。本開示により、LEDは、意図された配列のカラーまたは複数のカラーを生成する任意の半導体構成および材料または組合せ(合金)を含むことが可能である。LEDは、LEDとともに組み込まれるか、LEDの上に配置される屈折光学部、または非屈折光学部を有することが可能であり、代替として、あるいはまた、例えば、低角度および中間角度のLED光を外向きに方向付けし直す周辺反射体も有することが可能である。1つの適切な実施形態においては、LEDは、1つまたは複数の蛍光体を含むコーティングに結合された窒化ガリウム(GaN)ベースの発光半導体素子をそれぞれが含む白色LEDである。GaNベースの半導体素子は、青色および/または紫外線の範囲で光を放出することが可能であり、蛍光コーティングを励起して、より長い波長光を生成する。組み合わせられた光出力は、白色光出力に近づくことが可能である。例えば、青色光を生成するGaNベースの半導体素子を黄色蛍光体と組み合わせて、白色光を生成することが可能である。あるいは、紫外線光を生成するGaNベースの半導体素子は、白色光(または他の所望のカラー)を生成する比率および構成で、赤色、緑色、および青色の蛍光体と組合せ可能である。さらなる別の適切な実施形態においては、カラーLEDが使用され、それにより、リン化物ベースの半導体素子が赤色または緑色の光を放出し、その場合、LEDアセンブリは、対応するカラーの光を生成する。さらなる別の適切な実施形態においては、LEDライトボードは、選択されたパターンで、プリント回路基板上に分布された赤色、緑色、および青色のLEDを含み、赤−緑−青(RGB)のカラー合成構成を使用して、選択されたカラーの光を生成する。この後者の例示的な実施形態においては、LEDライトボードは、選択された光学的強度において、赤色、緑色、および青色のLEDの選択的な動作によって選択可能なカラーを放出するように構成可能である。別の種類およびカラーのLEDの集合体もまた、それらの出力を混合する便益を得るように企図される。
それぞれのPCB124は、所望の電流により、光源、例えばLEDを動作させるオンボードドライバを含むことが可能である。例えば、LEDに適している電流が使用可能である。例えば、代表的な電流領域は、約250mAから約800mAを含むことが可能になるが、それに限定されず、1つの例示的な電流は、約350mAである。回路基板124は、一方の端部から他方の端部に延びるバス、例えば24VのDCバスを有することが可能である。もちろん、他の電圧もバスに使用可能である。任意の適切な数の適切なLED126は、ライトストリップボード上に配設可能である。1つの例示的な例においては、80ルーメン最小で動作する5つのRebel LED(Philips Lumileds Lighting Companyによって市販されているLUXEON(登録商標)Rebel LED)が、本開示の照明器とともに採用可能である。他の適切なLEDまたは代替の光源および出力値も、本開示の範囲内で使用可能である。
次に、図3Aを参照すると、オフセット部材132(1)とともに構成された円筒形ブラケット130(1)を含む図2のブラケットアセンブリの概略端面図が示される。円筒形ブラケット130(1)は、オフセット部材132(1)との接続をもたらすことが可能な1つまたは複数の突起部または補強リブ136を含むことが可能である。ブラケットは、任意の適切な機械的接続部134、例えば、Velcro(登録商標)、ねじ、圧力嵌合だぼ、またはリベットなどによって、機械的に固定可能である。円筒形ブラケット130(1)は、任意選択で、配線がそれを通って延びることが可能な1つまたは複数の開口または穴部140を含むことが可能である。締結具(例えば、ボルト、またはねじ)138は、オフセット部材132(1)を隣接支持部材122に装着するために存在することが可能である。図2について前述したように、円筒形ブラケット130(1)は、蛍光バルブを保持するために使用された標準スナップブラケット128内で嵌合するように構成可能である。中心線160は、このような対応するスナップブラケット128の中心線を示す。
図3Bは、円筒形ブラケット130(1)と、支持部材122と、回路基板124との間の関係を示すために、オフセット部材132(1)が取り除かれた図3Aの図を示す。円筒形ブラケット130(1)は、図2のスナップブラケット128を含む既存の蛍光照明アセンブリに対するレトロフィットアプリケーションのための構成になるように、支持部材122と、回路基板124と、LED126とに対して示される。締結具134の頭部の輪郭線は、突起部136と関連して示される。既存のランプホルダ(またはスナップ)ブラケットを示す代表的な中心線160もなお示される。
図3Bに示すように、支持部材122の例示的な実施形態は、一緒に嵌合する相補的な構成の2つの支持部材122A〜122Bを含むことが可能である。例えば、図示の実施形態は、接続を容易にする例示的なオス−メスの噛合う構成150を含む。図示するように、支持部材122A、122Bのオス−メス要素は、支持部材それ自体の中に一体化して形成可能であるが、必ずしもである必要はない。
例示的な実施形態においては(例えば、図3A〜3Bについて示すように)、オフセット部材132(1)、132(2)は、支持部材122と、装着された光源(複数可)126とが、受入れスナップブラケット128の中心線(図3Aの160)から離れて位置決めされることを可能にするように構成可能である。このような構成は、LEDを所望の場所で、例えば、中央中方立てにより近づいて、または冷却器の構造支持部材に隣接して位置決めされることを可能にすることができる。したがって、支持部材122A、122Bおよび光源126が、陳列ケースの外側の人々の目に触れることは抑制されるか、または全く解消されることが可能であり、従来技術の蛍光照明を超えた利点を示す。照明器を視界から外すことが必要でないか、またはそれがその他の形で、照明器が取り付けられる構造体に対するその照明器の場所によって容易になる場合、オフセット部材132(1)、132(2)は、支持部材122A、122Bを中心線160上に、またはそれに関連したいずれの場所にも配置することが可能である。用語「オフセット部材」における単語「オフセット」は、単に、示された例示的な実施形態を示しており、支持体が中心線160からオフセットされる必要があるかについて限定されることは意図していない。例えば、支持部材122A〜122Bの一部分は、いくつかの実施形態については中心線160に重なることが可能である。
例示的な実施形態においては、支持部材122A、122Bは、知られている押出し技術により構成される6063T5アルミニウム合金の押出しによって作られることが可能である。例示的な実施形態においては、円筒形ブラケット130(1)は、6063T5アルミニウム合金でできていることが可能である。さらには、例示的な実施形態においては、オフセット部材132は、(例えば、厚さが0.050インチ(0.127cm)の)1枚のアルミニウム合金などの適切な金属で形成可能である。他の適切な材料、例えばプラスチックも、支持部材、ブラケットおよび/または部材について前述したものに加えて、またはそれらの代用として使用可能である。
次に、図4を参照すると、本開示によるライトストリップ400の例示的な実施形態の概略透視図が示される。ライトストリップ400は、棚416を有する冷蔵ケース402の内側のコーナー構成で位置決めされる。ライトストリップ400は、ケース402の陳列範囲上に所望の量の光を放つために必要ないくつかの光源426を含む回路基板424を保持する支持部材422を含むことが可能である。
図1〜図3に示す実施形態と同様に、円筒形ブラケット430(1)〜430(2)、およびオフセット部材432(1)〜(2)は、例えば、既存の蛍光照明具とともに使用された可能性のあるなどのスナップブラケット428に対して固定される支持部材422を保持するために使用可能である。
また、光源の光出力を制御し、光源また支持部材422A、422Bが、ケース402の外側の顧客の目に直接触れることを防ぐために、存在することが可能なオプションの視覚遮断シールド450が図4に示される。オプションの視覚遮断シールド450は、光源から放出される光の方向付けに役立つように、反射性であることが可能であるが、必ずしも反射性でなくてもよい。任意の適切な材料が遮断シールド450に使用可能である。例えば、例示的な実施形態においては、光沢仕上げにより、すべて黒く塗装された厚さが30ミルまたは40ミル(0.030インチ(0.0762cm)または0.040インチ(0.1016cm))であるアルミニウムシート金属が、シールド450に使用可能である。もちろん、他の材料および仕上げも本開示の範囲内で使用可能である。加えて、反射性材料は、光をケース内に反射するために、隣接する中方立て114上に、またはその中方立てに隣接して配置可能である。あるいは、レトロフィットアプリケーションでは、反射性材料は、既存の蛍光バルブからの光を方向付けし直すために、すでに中方立て上に存在してもよい。
図5A〜5Bは、ブラケットおよびセットねじとともに使用されるライトストリップを含む、本開示による代替の実施形態500の概略図を示す。図5Aを参照すると、支持部材522は、LEDまたは他の光源526を有するプリント回路基板524を支持するために使用可能である。基板524は、中方立て520に対して所望の配向で支持可能である。図1〜図4に示す実施形態によるように、板状ブラケットに結合される円筒形ブラケットの代わりに、実施形態500は、光ストリップ支持部材522を中方立て520に保持するために、セットねじ534とともに使用される板状ブラケット530を含む。
ブラケット530は、図示の中方立て520内の穴部536の中を通るように構成されたタブ538を含むことが可能である。締結具(例えば、ボルト)532が、ブラケット530をライトストリップ支持部材522に接続するために使用可能である。セットねじ534は、中方立て520と支持部材522との接続部を固定するために使用可能である。穴部(複数可)536は、既存の蛍光照明具用にすでに形成されていた既存の穴部であってよい。
図5Bは、中方立て520に対して位置決めされた図5Aに示す支持部材522のもう一方の端部を示す。ブラケット530は、タブ538を含むことが可能であり、ライトストリップ支持部材522を中方立て520に固定するために、締結具532とともに使用可能である。だぼ、またはピンが、任意選択で、中方立て520内の穴部536を貫通して延在するタブ538とともに含まれてもよい。セットねじは、必要でない。
図5C〜5Fは、図5A〜5Bについて示し、説明したブラケットのクローズアップ透視図を示す。図5Cにおいては、ブラケット530は、セットねじ534とともに示される。ブラケット530は、LED526を有するプリント回路基板524を支持する支持部材522に固定される。ブラケット530は、セットねじ534を受けるように、ねじ山付き部分533とともに構成可能なタブ部分531を含む。図5Dは、図5Cに示したブラケット530の透視図を示す。
図5Eにおいては、LED526を有するPCB524を支持する支持部材522に固定されたブラケット530が示される。ブラケット530は、例えば、図5Gに示すように、蛍光ランプホルダ用にすでに設置済みの穴部とインターフェース、または接続するように構成可能なタブ部分538を含む。図5Eのブラケット530の透視図は、図5Fに示す。
図5Gは、従来技術の既存の蛍光ランプホルダ540の写真であり、図5A〜5Fに示す実施形態が、それに対するレトロフィット装置として使用可能になる。ランプホルダ540は、(上面および底面の両方を)取り除かれることになり、例えば、図5A〜5Fに示すように、セットねじ設計の設置を可能にする。
図6A〜6Bは、本開示のさらなる実施形態による、レンズとともに支持部材622上に取り付けられるLEDなどの光源を設けるためのアセンブリライン製造工程600の透視概略図および側面概略図をそれぞれ示す。図示するように、1つまたは複数の支持部材622A〜622Bは、LEDなど、光源626を有する回路基板624が水平位置に、または実質的な水平位置に保持されるような形で、支持面650上に配置可能である。支持部材622A〜622Bは、端板630A〜630Bをそれぞれ有することが可能である。支持面650は、例示的な実施形態においては、アセンブリラインまたはコンベヤーベルトの一部であってよい。
回路基板624が実質的な水平位置にある場合、レンズが、それぞれの光源626(または1つもしくは複数の光源)上に形成可能である。例えば、プラスチックレンズが、適切に着色された、または透明なプラスチックを有するプラスチック含有の液体をそれぞれの光源626の上に流し込むことによって形成可能であり、次いで、プラスチックが冷却もしくは硬化することを可能にする(またはその他の形で、プラスチックを硬化させる)。このようなやり方で、所望の形状のレンズがそれぞれの光源の上に形成可能である。特定の実施形態においては、以下のLord Corporation Urethaneのモデル7550、またはMomentive(以前は、GE)のシリコンモデルTSE397、TSE397またはRTV615を含むレンズ材料が使用可能である。
支持部材の構成が回路基板を水平に配向し易くするだけでない場合、支持部材は、水平配向を容易にするために、1つまたは複数の関連ベースまたは支持体上に配置可能である。図6A〜6Bの図示の実施形態においては、支持部材が水平面上に配置される場合、支持部材622A、622Bの特有の形状は、関連回路基板の水平配向または実質的な水平配向を必ずしももたらさなくてもよい。したがって、それぞれの支持部材622A、622Bは、レンズ固定のために水平に回路基板(複数可)を配向する形で支持部材622A、622Bを受け入れるように、対応する構成を有するベース(例えば、図6Bにおけるトレイ640A、640B)上に配置可能である。ある実施形態においては、例えばベース640Aのこのようなベースは、粉砕プラスチック、木材などを含むが、それらに限定されない適切な材料から構成可能である。他のベース/プラットフォーム、およびこれを構成する他のやり方も、当業者には明らかになるであろう。
図7を参照すると、本開示の例示的な実施形態により、製造/構成方法700についての流れ図が示される。方法700では、702で説明するように、照明アセンブリのための少なくとも1つの支持部材が形成可能である。例示的な実施形態においては、2つの支持部材は、押出しアルミニウムで形成可能であり、これらの部材は、任意選択で、一体化して形成されるオス−メス接続部を含んでよいが、他の適切な接続部も本開示の範囲内で企図される。704で説明するように、複数の光源を有するプリント回路基板が、それぞれの支持部材に固定可能である。それぞれの支持部材は、706で説明するように、実質的な水平位置に位置決め可能である。例示的な実施形態においては、支持部材(複数可)は、アセンブリラインまたはコンベヤーベルト上に水平位置に配置可能である。次いで、708で説明するように、それぞれの光源および回路基板が実質的な水平位置にある間、レンズがそれぞれの光源上に形成可能である。例示的な実施形態においては、所望の透明性および/または色のプラスチックを有するプラスチック含有の液体が、当業者には知られている標準的な技術により、レンズを硬化および形成するために、それぞれの光源上に流し込むことができる。
図8は、本開示によるライトストリップまたは照明器に使用される代替のレンズの実施形態800の断面図を示す。プリント回路基板802が、前述の実施形態と同様に、1つまたは複数のLED804を支持することが可能である。個々のLEDまたはLEDアセンブリの上に形成されるレンズの代わりに、プラスチックレンズ806、例えば形状が半円筒形であるものが、図示の回路基板802およびLED804の周りに構成可能である。基板802と、LED804と、レンズ806とのアセンブリは、例えば、ねじ(図示せず)と、ねじポケット810とによってブラケットに取付け可能であり、本開示の前述の実施形態と同様に、従来の蛍光照明アプリケーションへのレトロフィットに使用可能である。
図8の説明を続けると、基板802が、レンズ806内の1つまたは複数の溝部808によって受けられることが可能である。例示的な実施形態においては、熱除去材料812が、熱の除去のため、すなわち、LED804によって生成される熱の消散のために、図示の基板802に隣接して配置可能である。材料812は、所望のように選択可能であり、材料の選択は、熱除去/熱伝導の特性に基づくことが可能である。例示的な実施形態においては、埋込み用樹脂が材料812に使用可能である。
例示的な実施形態においては、レンズ806は、ポリカーボネートの押出しでできている。このようなポリカーボネートまたは他のプラスチックは、所望のように選択可能であり、所望の透明度(そのため、不透明度)を持つことが可能であり、所望の色を有することが可能である。
さらなる実施形態においては、少なくとも1つの支持部材の形成は、例えば、関連アセンブリがレトロフィットアプリケーション内に配置される場合のように、回路基板(および装着された光源)を所望の配向で支持するように構成され、配置される回路基板支持面を支持部材内に形成することを含むことが可能である。視覚遮断シールドがまた、いくつかのアプリケーションについて、支持部材に取付け可能である。
したがって、本開示による照明技術の実施形態は、蛍光照明を使用するように最初に構成された現存照明のアセンブリおよびアプリケーションをレトロフィットするために使用可能である。本開示によるこのような照明は、現存技術と比較すると、エネルギー、メンテナンス、および設置費用の削減、ならびに設置時間の削減を図ることが可能である。前述のように、本開示の例示的な実施形態は、光源としてLEDを使用することが可能である。
いくつかの実施形態を本明細書に説明してきたが、当業者には、本開示の方法、システム、および装置が、その趣旨から逸脱せずに他の具体的な形態で実施可能であることは理解されるであろう。例えば、本明細書における態様および実施形態は、冷蔵陳列ケースについてのレトロフィットアプリケーションの文脈において説明してきたが、本開示は、この種に限定されず、例えば、本開示の実施形態は、一般に、既存の蛍光照明構造体および蛍光照明具に対するいずれのレトロフィットアプリケーションにも使用可能である。
したがって、本明細書に説明し、添付の特許請求の範囲において権利を主張される実施形態は、本開示の例示的なものとしてすべての点で考慮すべきであり、制限的なものとして考慮すべきものではない。
Claims (39)
- 回路基板を支持するための両端部および表面を有する少なくとも1つの支持部材と、
少なくとも1つの光源を有し、前記少なくとも1つの支持部材の前記表面に固定される少なくとも1つの回路基板と、
前記支持部材を前記両端部によって保持するように構成され配列される複数のブラケットであって、蛍光灯アタッチメントに装着するように構成され配列される、ブラケットと
を備える照明アセンブリ。 - 前記複数のブラケットは、蛍光ランプホルダの嵌入ブラケットによって受けられるようにそれぞれ構成され配列される1対の円筒形ブラケットと、前記円筒形ブラケットのそれぞれに装着されるように、および前記支持部材の端部を保持するようにそれぞれ構成され配列される1対のオフセットブラケットとを備える、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記複数のブラケットは、前記支持部材の両端部を保持するように、および蛍光灯具用にあらかじめ形成された穴部と接続するようにそれぞれ構成され配列される1対のブラケットを備える、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 1つのブラケットは、止めねじ用のねじ山付き接続部をさらに備える、請求項3に記載の照明アセンブリ。
- 1つのブラケットは、タブをさらに備える、請求項3に記載の照明アセンブリ。
- 前記タブは、蛍光灯具用にあらかじめ形成された穴部内に嵌合するように構成され配列されるだぼを備える、請求項5に記載の照明アセンブリ。
- 前記1対のブラケットは、前記支持部材をそれぞれのブラケットに固定するように構成され配列される1つまたは複数の締結具を含む、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記1つまたは複数の締結具は、ボルト、だぼ、またはねじを備える、請求項7に記載の照明アセンブリ。
- 前記1対のブラケットは、ボルトを受けるためのねじ山付き接続部を備える、請求項7に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの支持部材は、2つの支持部材を備える、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記2つの支持部材は、オス部分およびメス部分を含む噛合い接続部を備える、請求項10に記載の照明アセンブリ。
- 前記オス部分およびメス部分は、それぞれの支持部材上にそれぞれ配設される、請求項11に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの支持部材は、押出し成形されたアルミニウムを含む、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの支持部材は、プラスチックを含む、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの回路基板は、FR4またはエポキシガラスラミネートを含む、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの光源は、1つまたは複数のLEDを含む、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの回路基板は、1つまたは複数のLEDを動作させるオンボードドライバを備える、請求項16に記載の照明アセンブリ。
- 前記オンボードドライバは、所望の電流レベルで電力を供給することによって、前記1つまたは複数のLEDを動作させるように構成され配列される、請求項17に記載の照明アセンブリ。
- 前記電流レベルは、領域が約250mAから約800mAにある、請求項18に記載の照明アセンブリ。
- 前記電流レベルは、約350mAである、請求項19に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つの回路基板は、一方の端部から他方の端部に延びるDCバスを備える、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記DCバスは、24VのDCバスである、請求項21に記載の照明アセンブリ。
- 前記1つまたは複数のLEDは、1つまたは複数の白色発光LEDを含む、請求項16に記載の照明アセンブリ。
- 前記光源から放出される光を方向付けるように構成され配列される遮断シールドをさらに備える、請求項1に記載の照明アセンブリ。
- 前記1つまたは複数のLEDから放出される光を受けるように構成され配列される少なくとも1つのレンズをさらに備える、請求項16に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つのレンズは、前記1つまたは複数のLEDのそれぞれのアセンブリと接触するレンズを含む、請求項25に記載の照明アセンブリ。
- 前記少なくとも1つのレンズは、前記1つまたは複数のLEDの前記それぞれのアセンブリから離間された円筒形レンズを含む、請求項25に記載の照明アセンブリ。
- ライトストリップアセンブリを製造する方法において、
少なくとも1つの支持部材を形成するステップと、
前記少なくとも1つの支持部材上に、少なくとも1つの光源を有するプリント回路基板を配置するステップと、
前記少なくとも1つの支持部材を支持面上に位置決めするステップであって、前記プリント回路基板が実質的に水平な位置にある、ステップと、
前記光源が前記実質的に水平な位置にある間、レンズを各光源上に形成するステップと
を含む方法。 - レンズを各光源上に形成するステップは、各光源上にプラスチックを含む液体を流し込むステップを含む、請求項28に記載の方法。
- 少なくとも1つの支持部材を形成するステップは、第1の支持部材および第2の支持部材を互いに接続するステップを含む、請求項28に記載の方法。
- 前記第1の支持部材および第2の支持部材を互いに接続するステップは、オス接合部およびメス接合部を使用するステップを含む、請求項30に記載の方法。
- オス接合部およびメス接合部を使用するステップは、前記第1の支持部材および第2の支持部材のそれぞれの中に一体化して形成された対応するオス接合部およびメス接合部を使用するステップを含む、請求項31に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの支持部材を形成するステップは、金属押出しを形成するステップを含む、請求項28に記載の方法。
- 前記金属押出し成形品は、アルミニウムである、請求項33に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの支持部材を形成するステップは、プリント回路基板を所望の向きで支持するように構成され配列される前記少なくとも1つの支持部材内に支持面を形成するステップを含む、請求項28に記載の方法。
- 少なくとも1つのブラケットを前記少なくとも1つの支持部材に装着するステップをさらに含み、前記ブラケットは、前記支持部材を既存の蛍光照明構造体に保持するように構成され配列される、請求項28に記載の方法。
- 前記既存の蛍光照明構造体はスナップタブを備え、前記既存の蛍光照明構造体のスナップタブの中心線から前記少なくとも1つの支持部材を遠ざけるステップをさらに含む、請求項36に記載の方法。
- 前記スナップタブの前記中心線から前記少なくとも1つの支持部材を遠ざけるステップは、前記スナップタブに装着された構造支持体に向けて前記少なくとも1つの支持部材を近づけるステップを含む、請求項37に記載の方法。
- 前記少なくとも1つの光源は、少なくとも1つのLEDを備える、請求項28に記載の方法。
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