JP2011258362A - 面光源装置 - Google Patents

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賢二 糸賀
Naoko Iwasaki
直子 岩崎
Akimasa Yuki
昭正 結城
Takahiro Nishioka
孝博 西岡
Isamu Nagae
偉 長江
Osamu Murakami
治 村上
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Abstract

【課題】本発明は、光源サイズが有限である光源を用いた場合であっても輝度むらを低減することが可能な面光源装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による面光源装置は、導光板2と、導光板2の側面に対向して配置され、導光板2の側面に光を放射する点状光源1とを備える面光源装置であって、点状光源1に対向する導光板2の側面は、点状光源1の中心を通る導光板2の奥行き方向の中心線に対して対称となるように、導光板2の側面の中心線対応位置から左右斜め奥行き方向に延びて導光板に形成されたV溝対と、V溝対を形成する面のうちの導光板2の奥行き側の面(透過屈折面213)に連続して形成されたV溝列と、導光板2の側面の中心線対応位置を頂点として導光板2に形成された二等辺三角形の三角柱の抜き穴とを有する形状を備えることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、面光源装置に関し、特に、導光板の入射端部に配置された光源から入射された光を入射端部に対して垂直な放射面から放射するサイドライト方式の面光源装置に関する。当該面光源装置は、例えば、液晶表示装置、主照明装置、または電飾照明、広告表示装置もしくは誘導灯などのディスプレイ装置などに好適である。
液晶表示装置に代表される非発光表示装置には、表示装置を照明するためのバックライトユニットが背面に設けられている。バックライトユニットとしては、例えば、光源と、入射面である側面に対向配置された光源から入射された光を出射面から出射する導光板と、導光板の裏面に抜け出た光を再び導光板内に戻すために導光板の裏面側に設けられた反射シートとを備えるものが知られている。また、導光板の出射面側に、出射面から出射された光を視野角内に集光して輝度を向上させるレンズシートや、輝度を均一化させる拡散板を必要に応じて設けるバックライトユニットもある。
バックライトユニットの光源には、冷陰極蛍光灯などの線状光源やLED(LightEmitting Diode:発光ダイオード)などの点状光源が用いられている。近年では、表示装置のさらなる薄型と長寿命化を目的として、線状光源の冷陰極蛍光灯が、複数のLEDを一列に配列したものに代わろうとしている。
しかし、LEDを光源とする面光源装置では、離散的に光源が配列されていることやLEDの放射光が持つ指向特性により、表示画面の明るさが不均一になる輝度むらが発生しやすい。また、局所的に明るくなるホットスポット(Hot Spot)が問題となっている。
このような問題の対策として、例えば、1個または少数のLEDを使用し、LEDから入射された光を均一な面状の光として出射させる導光板が提案されている(例えば、特許文献1参照)。当該提案によって輝度むらは低減可能であると考えられる。
特開2004−192937号公報
近年のLED光源(例えば、白色LED)には、1つのLEDパッケージ内に2つ以上のLEDチップを配置するものがある。また、照明用の白色LEDには、赤、緑、青の3つのLEDを用いるマルチチップ型もある。
しかし、特許文献1は、点状光源が点光源であることを前提として輝度むらを低減する技術であり、上記のように1つのLEDパッケージ内に2つ以上のLEDチップを配置した光源(すなわち、光源サイズが有限である光源)を想定していない。また、表示装置の狭額縁化のために、LED端面と表示画面(導光板)との距離を小さくすることが要求されており、光源サイズの影響が無視できなくなってきている。このように、光源サイズが有限である光源を用いた場合における輝度むらの低減が必要となる。
上記の問題は、LED以外の点状光源を用いた場合にも発生し得る。また、上記では液晶表示装置に用いられるバックライトユニットを一例としたが、一般的な面光源装置においても同様の問題が生じ得る。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものであり、光源サイズが有限である光源を用いた場合であっても輝度むらを低減することが可能な面光源装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による面光源装置は、導光板と、導光板の側面に対向して配置され、導光板の側面に光を放射する点状光源とを備える面光源装置であって、点状光源に対向する導光板の側面は、点状光源の中心を通る導光板の奥行き方向の中心線に対して対称となるように、導光板の側面の中心線対応位置から左右斜め奥行き方向に延びて導光板に形成されたV溝対と、V溝対を形成する面のうちの導光板の奥行き側の面に連続して形成されたV溝列と、導光板の側面の中心線対応位置を頂点として導光板に形成された二等辺三角形の三角柱の抜き穴とを有する形状を備えることを特徴とする。
本発明によると、点状光源に対向する導光板の側面は、点状光源の中心を通る導光板の奥行き方向の中心線に対して対称となるように、導光板の側面の中心線対応位置から左右斜め奥行き方向に延びて導光板に形成されたV溝対と、V溝対を形成する面のうちの導光板の奥行き側の面に連続して形成されたV溝列と、導光板の側面の中心線対応位置を頂点として導光板に形成された二等辺三角形の三角柱の抜き穴とを有する形状を備えるため、光源サイズが有限である光源を用いた場合であっても輝度むらを低減することが可能となる。
本発明の実施形態1による面光源装置の斜視図である。 本発明の実施形態1による面光源装置の導光板の平面図である。 本発明の実施形態1による導光板の凹み構造の拡大図である。 本発明の実施形態1による放射光強度の角度依存性を示す図である。 本発明の実施形態1による点状光源の中心部から放射される光の軌跡を示す図である。 本発明の実施形態1による点状光源の周辺部から放射される光の軌跡を示す図である。 本発明の実施形態2による導光板の凹み構造の拡大図である。 本発明の実施形態3による導光板の凹み構造の拡大図である。 本発明の実施形態4による導光板の凹み構造の拡大図である。 前提技術による導光板および点状光源の平面図である。 前提技術による導光板の入光部の拡大図である。
本発明の実施形態について、図面に基づいて以下に説明する。
〈前提技術〉
まず初めに、本発明の前提となる技術(特許文献1)について説明する。
図10は、前提技術による導光板14および点状光源15の平面図である。図10に示すように、導光板14は、LEDに代表される点状光源15に対向する位置にレンズ構造および三角柱の空隙が設けられている。レンズ構造のレンズ面は、導光板14の側面を湾曲形状に成形されている。
点状光源15から放射状に放出された光は、レンズ構造のレンズにて三角柱に向かって集光された後に、三角柱のプリズム面にて全反射されて左右に散乱される。左右に散乱された光は、傾斜面22bにて所望の方向へ全反射されるように設計されている。しかし、本前提技術では、点状光源15が点光源であることを前提としている。従って、点状光源15の光源サイズが有限である場合は想定されておらず、その場合には十分に光を散乱させることができない。以下、点状光源15の光源サイズが有限である場合について検討する。
図11は、図10に示す導光板14の入光部の拡大図である。図11に示すように、点状光源1は導光板2のレンズ構造に対向して配置されており、点状光源1の中心を通る導光板2の奥行き方向の中心線(以下、単に中心線とも称する)上を頂点とし、当該頂点が導光板2の側面から所定間隔奥まって二等辺三角形の三角柱の空隙が導光板2に形成されている。すなわち、中心線は、二等辺三角形の頂角の二等分線であり、中心線上に点状光源の発光中心が存在している。
図11において、中心線の左側は、点状光源1の発光中心からの光の軌跡(図中の点線矢印)を示している。なお、中心線に対して光の軌跡は左右対称であるため、中心線の右側における発光中心からの光の軌跡も左側と同様である(図示せず)。点状光源1の発光中心から放射した光は、導光板2のレンズ面の形状と二等辺三角形の三角柱の角度とを調整することによって、全反射面214にて全反射させることができる。
一方、図11において、中心線の右側は、点状光源1の周辺部からの光の軌跡(図中の実線矢印)を示している。なお、中心線の左側における周辺部からの光の軌跡も右側と同様である(図示せず)。点状光源1の周辺部からの光は、レンズ面の中心軸から離れた位置から入射するため、レンズ面への入射角度が発光中心からレンズ面に入射する角度よりも鋭角となる。従って、導光板2に入射した光は全反射面214にて全反射されずに透過した後に、三角柱の透過面215から再度導光板2に入射される。
一般的に、光が透明体に入射する場合において、入射光は入射角度に関わらず入光面に対して垂直方向に向かって曲げられる性質を有している。透過面215は、点状光源1の発光面と平行な面であるため、透過面215から再度入射された光は、点状光源1の発光面に対して垂直方向に向かって曲げられる。従って、点状光源1の周辺部から導光板2に入射された光は、透過面215によって透過面215に対して略垂直方向に揃えられて導光板2に入射されることとなる。このように方向が揃えられた光は明るい光の帯を形成し、当該光の帯がホットスポットの原因となる。
以上のことから、前提技術では、点状光源の光源サイズが有限である場合において輝度むらを低減することができなかった。本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、以下に詳細を説明する。
〈実施形態1〉
図1は、本発明の実施形態1による面光源装置の斜視図である。図1に示すように、本実施形態1による面光源装置は、LEDなどの点状光源1と、光を伝搬させる導光板2と、導光板2の裏面側(出射面(表示面)とは反対側の面側(背面側))に配置された反射板4と、点状光源1の背面に配置された点状光源側反射板3とを備えている。また、導光板2の出射面側には、光を均等に拡散させる拡散板5、光を集めて光の進行方向を変える横プリズムシート6および縦プリズムシート7などを備えている。
なお、横プリズムシート6には、点状光源1の配列方向と平行な方向に三角プリズムの溝が形成されており、縦プリズムシート7には、横プリズムシート6の三角プリズムの溝の形成方向と直交する方向に三角プリズムの溝が形成されている。また、導光板2の裏面側または出射面側には、スクリーン印刷やシボと呼ばれる半球状の凹形状(または、凸形状)が形成されており、導光板2の出射面から光を出射させ、拡散板5、横プリズムシート6、および縦プリズムシート7を透過させた後に、表示面方向(正面方向)に最適な配光角度で光を放射させている。
図2は、本発明の実施形態1による面光源装置の導光板2の出射面側から見た平面図であり、導光板2の入光端部を示している。図2において、導光板2の入光端部は、点状光源1からの放射光を広げる凹み構造21と、凹み構造21によって広がった光の一部を点状光源1の配列方向に対して垂直方向(すなわち、導光板2の奥行き方向)に射出させるV字溝構造22と、導光板2の側端面23とから構成され、上記構成が点状光源1の配列に合わせて周期的に配列されている。すなわち、点状光源1は、導光板2の側面に対向して複数配列され、導光板2の側面は、隣接する点状光源1の中間位置において導光板2に形成されたV字溝構造22(第1のV溝)と、V字溝構造22の間であって、少なくとも点状光源1に対向する面を矩形形状に凹ませて導光板2に形成された凹み構造21(凹面)とを有する形状を備える。
図3は、本発明の実施形態1による導光板2の凹み構造21の拡大図である。図3に示すように、点状光源1に対向する導光板2の側面に形成された凹み構造21は、点状光源1の中心を通る導光板2の奥行き方向の中心線に対して対称となるように、導光板2の側面の中心線対応位置から左右斜め奥行き方向に延びて導光板2にV溝対を形成する反射面212および透過屈折面213と、導光板2の側面の中心線対応位置を頂点として導光板2に形成された二等辺三角形の三角柱の抜き穴とを有する形状を備えている。また、透過屈折面213(V溝対を形成する面のうちの導光板2の奥行き側の面)には、V溝列が連続して形成されており、凹み構造21の点状光源1と対向する面は、鋸歯形状面211が形成されている。なお、二等辺三角形の三角柱の抜き穴を形成する三辺のうち、全反射面214は長さが等しい二辺に相当し、透過面215は二等辺三角形の底辺に相当する。
次に、凹み構造21の作用について図4〜6を用いて説明する。
図4は、本発明の実施形態1による放射光強度の角度依存性を示す図である。なお、図4では、点状光源1の一例として、日亜化学のLED(NS2W123BT)の放射光強度の角度依存性を示している。図4において、角度0°とはLED発光面に対して垂直方向に相等し、角度0°方向の強度を1とした場合における角度と放射光量との相関を示している。図4に示すように、一般的なLED光源は、角度が大きくなるに従って放射光量は単調に減少していく。角度30°では、垂直方向の85%程度に減衰しており、放射角度0°〜30°の範囲内で放射される光量は、LEDの全光量(放射角度0°〜90°の範囲内で放射される光量)のおよそ半分に相等する。また、放射角度0°〜60°の範囲内で放射される光量は、LEDの全光量のおよそ90%に相等する。
上記の光源の特徴より、LED光源から放射される光のうち、放射角度0°〜60°の範囲内で放射される光、特に、放射角度0°〜30°の範囲内で放射される光を広く散乱させる構造を形成することが必要となる。
図5は、本発明の実施形態1による点状光源1の中心部から放射される光の軌跡を示す図である。なお、中心線に対して光の軌跡は左右対称であるため、中心線の左側における発光中心からの光の軌跡のみを示しているが、中心線の右側における発光中心からの光の軌跡も左側と同様である(図示せず)。
図5に示すように、点状光源1の中心部から略垂直に近い角度(小さい放射角度)で放射される光のほとんどは、透過屈折面213を透過して全反射面214にて全反射され、再度透過屈折面213にて反射された後に広角度に放射される。
一方、点状光源1の中心部から大きい放射角度で放射される光のほとんどは、透過屈折面213を透過した後に、または、透過屈折面213、全反射面214、および透過面215を透過した後に、略前方(点状光源1に対して導光板2の奥行き方向)に放射される。
このように、凹み構造21は、点状光源1の中心部から放射された光について、放射角度が小さい光に対しては広角度に放射させ、放射角度が大きい光に対しては略前方に放射させるように光を偏向させる機能を有している。LEDなどの点状光源は、放射角度が小さい光の強度が強く、放射角度が大きくなるにつれて強度が弱くなる。しかし、凹み構造21を備えることによって、放射角度が小さい光の強度を弱め、放射角度が大きい光の強度を強めることができる。すなわち、点状光源から放射される光の強度分布を反転させることができる。
図6は、本発明の実施形態1による点状光源の周辺部から放射される光の軌跡を示す図である。なお、図5に示す中心線に対して光の軌跡は左右対称であるため、中心線の右側における点状光源1の周辺部からの光の軌跡のみを示しているが、中心線の左側における点状光源1の周辺部からの光の軌跡も右側と同様である(図示せず)。
図6に示すように、点状光源1の周辺部から略垂直に放射される光は、全反射面212にて全反射されて広角度に放射される。
点状光源1の周辺部から大きい放射角度で放射される光については、図6の右側(三角柱とは離れる方側)と左側(三角柱側)とで分けて説明する。図6中の右側に大きい放射角度で放射される光は、全反射面212にて全反射される成分と、鋸歯形状面211によって広角度に放射させる成分とからなる。全反射面212にて全反射された光は、V字溝構造22にて全反射され、略前方(点状光源1に対して導光板2の奥行き方向)に放射される。また、鋸歯形状面211の鋸歯形状の溝は、点状光源1からの放射光が入射しないような傾斜角度を有する斜面と、点状光源1の配列方向に対して垂直方向に形成された垂直面とから構成されているため、点状光源1から放射された光は垂直面から入射されて、さらに広角度に導光板2内を伝搬する。このように広角度に導光板2内を伝搬した光のほとんどは、V字溝構造22にて全反射され、略前方(点状光源1に対して導光板2の奥行き方向)に放射される。
一方、図6中の左側に大きい放射角度で放射される光は、透過屈折面213、全反射面214、および透過面215を透過した後に、略前方(点状光源1に対して導光板2の奥行き方向)に放射される。
このように、凹み構造21は、点状光源1の周辺部から放射された光について、放射角度が小さい光に対しては広角度に放射させる。また、放射角度が大きい光のうち、右側に放射される光に対しては広角度に放射させ、左側に放射される光に対しては略前方に放射させるように光を偏向させる機能を有している。従って、点状光源1の周辺部から放射される光は、中央部から放射される光よりも広角度に放射される光の量が多くなる。
以上のことから、導光板2の入光部を本実施形態1のような構造とすることによって、光源サイズが有限である光源を用いた場合であっても輝度むらを低減することが可能となる。
なお、三角柱の底角や、透過屈折面213のV溝列を形成する斜面の角度に関しては、どの程度の光量を広角度に放射させるか設計によって変わる。点状光源1の配列間隔が比較的狭い場合は広角度に放射される光量を抑制する構造とし、点状光源1の配列間隔を広い場合は広角度に放射される光量を増加させる構造とする。
また、導光板2としては、通常は屈折率が1.5付近のアクリルやポリカーボネートが用いられるが、このような屈折率の材料を用いた場合、二等辺三角形の三角柱の底角は40°以上が望ましい。
〈実施形態2〉
図7は、本発明の実施形態2による導光板2の凹み構造21の拡大図である。本実施形態2では、図7に示すように、二等辺三角形の角柱空隙(三角柱の抜き穴)が、反射面212と透過屈折面213とからなるV溝対よりも導光板2の側面から所定間隔奥まって導光板2に形成されており(すなわち、点状光源1の中心を通る導光板2の奥行き方向の中心線上を頂点とし、当該頂点が導光板2の側面から所定間隔奥まって導光板2に形成されており)、また、二等辺三角形の底角を実施形態1よりも大きくしていることを特徴としている。その他の構成は実施形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、図7において、光は点状光源1の周辺部から放射されているものとする。
図7に示すように、3本の光線のうち、放射角度が最も大きい光線は、透過屈折面213を透過した後に広角度で放射されている。当該光線は、実施形態1では、透過屈折面213、全反射面214、および透過面215を透過した後に、略前方(点状光源1に対して導光板2の奥行き方向)に放射されるが、本実施形態2のように二等辺三角形の角柱空隙をV溝対よりも導光板2の側面から所定間隔奥まって導光板2に形成することによって、点状光源1の周辺部から放射された光の放射角度を略維持させることができる。
また、図7に示すように、3本の光線のうち、放射角度が最も小さい光線は、透過屈折面213を透過した後に、全反射面214にて全反射されている。当該光線は、実施形態1では、透過屈折面213、全反射面214、および透過面215を透過した後に、略前方(点状光源1に対して導光板2の奥行き方向)に放射されるが、本実施形態2のように二等辺三角形の底角を実施形態1よりも大きくすることによって、全反射面214にて全反射させて広角度に放射させることができる。
また、図7に示すように、3本の光線のうち、放射角度が中間の光線は、透過屈折面213、全反射面214を透過した後に再度全反射面214を透過して、点状光源1の配列方向と略平行方向に放射される。当該光線は、実施形態1では、透過屈折面213、全反射面214、および透過面215を透過した後に、略前方(点状光源1に対して導光板2の奥行き方向)に放射されるが、本実施形態2のように二等辺三角形の角柱空隙をV溝対よりも導光板2の側面から所定間隔奥まって導光板2に形成させ、かつ二等辺三角形の底角を実施形態1よりも大きくすることによって、光を広角度に放射させることができる。
以上のことから、導光板2の凹み構造21を本実施形態2の構成とすることによって、点状光源1の周辺部から入射される光に対して広角度に放射させる光量を増やすことができる。
なお、本実施形態2の構成は、点状光源1から表示画面までの幅に比較的余裕がある場合、あるいは点状光源1が表示画角に対して十分小さい場合において適用可能である。
〈実施形態3〉
図8は、本発明の実施形態3による導光板2の凹み構造21の拡大図である。本実施形態3では、図8に示すように、二等辺三角形の角柱空隙と反射面212と屈折透過面213とからなるV溝対とを一続きにした空隙216を設けたことを特徴としている。図8は、図7に示す実施形態2の構成に空隙216を加えた構成を示しているが、図3に示す実施形態1の構成において全反射面214同士を互いに離間する構成としてもよい。すなわち、二等辺三角形の斜辺の各々は頂点にて互いに離間され、斜辺とV溝対の奥行き側の各面とが一続きになるように形成されることを特徴としている。その他の構成は、実施形態1および2と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、図8において、光は点状光源1の周辺部から放射されているものとする。
図8に示すように、空隙216は、点状光源1の配列方向に対して垂直方向に面を有している。従って、空隙216に到達した光は、空隙216を形成する面にて全反射されるか、あるいは放射角度を維持したまま空隙216を透過する。放射角度を維持したまま空隙216を透過する光の進行方向は、空隙216が無い場合(例えば、図7に示す放射角度が最も大きい光の進行方向)と同じ進行方向となる。
また、空隙216を設けることによって、ウェルドラインの形成を防ぐことができる。導光板2の射出成形工程において、流し込まれた樹脂は二等辺三角形の両底角部から二手に分かれた後に頂点付近で合流する。このような場合、通常は合流した樹脂同士の境目にウェルドラインが形成され、当該ウェルドラインが光学的に不安定な輝線となって表示品質の劣化を招く要因となる可能性がある。しかし、本実施形態3の構成のように、ウェルドラインを形成させないように空隙216を設けることによって、樹脂の合流を防ぐことができる。
以上のことから、導光板2の凹み構造21を本実施形態3の構成とすることによって、実施形態1および2の効果に加えて、ウェルドラインの形成を防ぐことができる。
〈実施形態4〉
図9は、本発明の実施形態4による導光板2の凹み構造21の拡大図である。本実施形態4では、図9に示すように、透過面215に溝217を形成することを特徴としている。すなわち、二等辺三角形の透過面215(底辺)を構成する導光板2の面は、透過面215と点状光源1の中心を通る導光板2の奥行き方向の中心線とが交差する箇所において導光板2に形成された溝217(第2のV溝)を備えることを特徴としている。その他の構成は、実施形態3と同様であるため、ここでは説明を省略する。なお、図9において、光は点状光源1の周辺部から放射されているものとする。
溝217を設けることによって、点状光源1から略垂直方向(中心線上方向)に進行する光を溝217にて左右に広げて放射させることが可能となる。
以上のことから、導光板2の凹み構造21を本実施形態4の構成とすることによって、実施形態3の効果に加えて、点状光源1から略垂直方向に進行する光を溝217にて左右に広げて放射させることが可能となる。
1 点状光源、2 導光板、3 点状光源側反射板、4 反射板、5 拡散板、6 横プリズムシート、7 縦プリズムシート、21 凹み構造、22 V字溝構造、23 導光板側端面、211 鋸歯形状面、212 反射面、213 透過屈折面、214 全反射面、215 透過面、216 空隙、217 溝。

Claims (5)

  1. 導光板と、
    前記導光板の側面に対向して配置され、前記導光板の側面に光を放射する点状光源と、
    を備える面光源装置であって、
    前記点状光源に対向する前記導光板の側面は、
    前記点状光源の中心を通る前記導光板の奥行き方向の中心線に対して対称となるように、前記導光板の側面の前記中心線対応位置から左右斜め奥行き方向に延びて前記導光板に形成されたV溝対と、
    前記V溝対を形成する面のうちの前記導光板の奥行き側の面に連続して形成されたV溝列と、
    前記導光板の側面の前記中心線対応位置を頂点として前記導光板に形成された二等辺三角形の三角柱の抜き穴と、
    を有する形状を備えることを特徴とする、面光源装置。
  2. 導光板と、
    前記導光板の側面に対向して配置され、前記導光板の側面に光を放射する点状光源と、
    を備える面光源装置であって、
    前記点状光源に対向する前記導光板の側面は、
    前記点状光源の中心を通る前記導光板の奥行き方向の中心線に対して対称となるように、前記導光板の側面の前記中心線対応位置から左右斜め奥行き方向に延びて前記導光板に形成されたV溝対と、
    前記V溝対を形成する面のうちの前記導光板の奥行き側の面に連続して形成されたV溝列と、
    前記中心線上を頂点とし、当該頂点が前記導光板の側面から所定間隔奥まって前記導光板に形成された二等辺三角形の三角柱の抜き穴と、
    を有する形状を備えることを特徴とする、面光源装置。
  3. 前記点状光源は、前記導光板の側面に対向して複数配列され、
    前記導光板の側面は、
    隣接する前記点状光源の中間位置において前記導光板に形成された第1のV溝と、
    前記第1のV溝の間であって、少なくとも前記点状光源に対向する面を矩形形状に凹ませて前記導光板に形成された凹面と、
    を有する形状を備えることを特徴とする、請求項1または2に記載の面光源装置。
  4. 前記二等辺三角形の斜辺の各々は、前記頂点にて互いに離間され、各前記斜辺と前記V溝対の奥行き側の各面とが一続きになるように形成されることを特徴とする、請求項1ないし3のいずれかに記載の面光源装置。
  5. 前記二等辺三角形の底辺を構成する前記導光板の面は、当該底辺と前記中心線とが交差する箇所において前記導光板に形成された第2のV溝を備えることを特徴とする、請求項4に記載の面光源装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2013180024A1 (ja) * 2012-05-30 2013-12-05 シャープ株式会社 照明装置及び表示装置
CN103926645A (zh) * 2013-04-22 2014-07-16 上海天马微电子有限公司 导光板、背光模组及显示装置
CN112630880A (zh) * 2020-11-27 2021-04-09 苏州雅睿生物技术有限公司 一种导光板、荧光检测光学系统、大批量核酸检测方法
CN110081382B (zh) * 2019-03-25 2024-04-26 常州星宇车灯股份有限公司 车用内灯罩、车灯和车辆

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