JP2011257033A - Refrigerator - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、自動製氷機能を備えた冷蔵庫に関する。 Embodiments described herein relate generally to a refrigerator having an automatic ice making function.
従来、自動製氷機能を備えた冷蔵庫では、冷蔵室内に給水タンクを設置し、この給水タンク内の水を製氷皿に給水して製氷を行っている。このような冷蔵庫によって生成される氷は、概して不透明なものが多い。これは、製氷皿に給水される水に溶け込んでいる空気が、水が凍るときに気泡となって凍結面に捕われることにより、白濁した外観となるためである。そのため、電磁弁などにより空間を密閉し、その密閉した空間内に電磁弁を介して給水した水を脱気装置で脱気することにより、透明度の高い氷を得るものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。 Conventionally, in a refrigerator equipped with an automatic ice making function, a water supply tank is installed in a refrigerator compartment, and water in the water supply tank is supplied to an ice tray to make ice. The ice produced by such refrigerators is generally mostly opaque. This is because the air dissolved in the water supplied to the ice tray becomes a cloudy appearance by being trapped by the frozen surface as bubbles when the water freezes. Therefore, it is disclosed that a highly transparent ice is obtained by sealing the space with an electromagnetic valve or the like and degassing water supplied through the electromagnetic valve in the sealed space with a deaeration device (for example, , See Patent Document 1).
しかしながら、空間を密閉するための電磁弁や脱気装置などが故障した際に、密閉空間に水を供給する給水径路から冷蔵庫の内部に製氷用の水が溢れてしまうおそれがある。
そこで、電磁弁あるいは脱気装置などが故障した場合であっても、冷蔵庫の内部に製氷用の水が溢れることを防止する冷蔵庫を提供する。
However, when a solenoid valve for sealing the space, a deaeration device, or the like breaks down, there is a possibility that water for ice making overflows from the water supply path for supplying water to the sealed space into the refrigerator.
Thus, a refrigerator is provided that prevents ice making water from overflowing into the refrigerator even when a solenoid valve or a deaeration device breaks down.
本実施形態の冷蔵庫によれば、給水部と、受水弁と、脱気装置と、パイパス部と、を備えている。給水部は、給水タンク内の水を製氷皿に供給する水が流れる給水経路を形成する。受水弁は、給水経路を開閉する。脱気装置は、製氷皿に供給される水を脱気する。バイパス部は、前記脱気装置を迂回するように給水経路に連通し、給水径路の水を製氷皿に迂回して供給するバイパス経路を形成する。 According to the refrigerator of this embodiment, the water supply part, the water receiving valve, the deaeration device, and the bypass part are provided. The water supply unit forms a water supply path through which water for supplying the water in the water supply tank to the ice tray flows. The water receiving valve opens and closes the water supply path. The deaeration device degass the water supplied to the ice tray. The bypass unit communicates with the water supply path so as to bypass the deaeration device, and forms a bypass path that supplies the water in the water supply path by bypass to the ice tray.
以下、複数の実施形態による冷蔵庫を図面に基づいて説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態による冷蔵庫について、図1から図6を参照しながら説明する。
図2に示すように、冷蔵庫1の本体2は、外箱と内箱との間に発泡断熱材を充填して形成されている。本体2の内部には、上部から順に冷蔵室3、冷凍室4、製氷室5、最下部に野菜室6が設けられている。このうち、冷蔵室3および野菜室6は、いわゆる冷蔵温度帯の貯蔵室を形成している。一方、冷凍室4および製氷室5は、冷凍温度帯の貯蔵室を形成している。各貯蔵室の間は、断熱仕切壁により仕切られている。
Hereinafter, the refrigerator by several embodiment is demonstrated based on drawing. In addition, in each embodiment, the same code | symbol is attached | subjected to the substantially same component, and description is abbreviate | omitted.
(First embodiment)
Hereinafter, the refrigerator according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 to 6.
As shown in FIG. 2, the
冷蔵室3は、横開き式の回動可能な冷蔵室扉7によって開閉される。冷凍室4、製氷室5および野菜室6は、それぞれ引き出し式の冷凍室扉8、製氷室扉9、、野菜室扉10によってそれぞれ開閉される。なお、冷蔵室扉7、冷凍室扉8、製氷室扉9には、対応する扉の開閉状態を検出する図示しないスイッチが設けられている。野菜室6の後方には機械室11が形成されており、その機械室11にコンプレッサ12が配設されている。このコンプレッサ12は、図示しない冷蔵用冷却器および冷凍用冷却器とともに周知の冷凍サイクルを構成している。
The
冷蔵室3内には、製氷用の水を貯えた給水タンク13が設けられている。また、製氷室5内には、製氷皿14が設けられている。給水タンク13は、図1に示すように、製氷用の水を貯えるタンク本体15および当該タンク本体15の上部を閉鎖する蓋部材16を備えている。給水タンク13の底部には、水をタンク本体15の外部へ送るための給水ポンプ17が設けられている。給水ポンプ17は、タンク本体15内に連通するように設けられたポンプ室内に位置するインペラ18、このインペラ18に取付けられたマグネット19、給水タンク13の後方外側において給水ポンプ17に対向する位置に設けられた給水ポンプモータ20、給水ポンプモータ20の図示しない回転軸に取付けられたマグネット21から構成されている。給水ポンプモータ20が駆動されると、回転軸およびマグネット21が回転し、これにともない、インペラ18に取り付けられているマグネット19、およびインペラ18自身が回転する。その結果、ポンプ室内に吸い込まれた水は、ポンプ室から上方に延びる吐出管22に向けて吐出される。
In the
吐出管22に向けて吐出された水は、先端となる開口部23から水受ケース24に流入する。水受ケース24の下端には給水管部25が接続されており、この給水管部25は、水受ケース24の下端から製氷皿14の上方まで延びている。給水管部25の製氷皿14側の端部は製氷皿14の上方において開口しており、給水タンク13から吐出した水は、給水管部25内を流れた後、製氷皿14に供給される。つまり、給水管部25は、その内側に給水経路26を形成している。
The water discharged toward the
製氷室5内の上部には矩形箱状をなす機体27が設けられており、その機体27の下方に、製氷皿14が略水平になるように設けられている。製氷皿14の下方には氷を貯留するための貯氷容器28が製氷室扉9に連結されて設けられており、貯氷容器28は、製氷室扉9の開閉にともなって冷蔵庫1から出し入れされる。機体27の内部には、製氷皿モータ29(図4参照)が設けられている。この製氷皿モータ29の図示しない回転軸が製氷皿14の端部に接続されており、製氷皿14は、製氷皿モータ29が駆動されると、その回転軸とともに回転する。製氷皿14の下面部には、例えばサーミスタなどから構成された製氷皿温度センサ30(図4参照)が取り付けられている。
A
また、機体27には、貯氷容器28内の貯氷量が満杯になったかどうかを検知するための貯氷量検知レバー31および満氷検知スイッチ32(図4参照)が取り付けられている。貯氷量検知レバー31は、貯氷容器28内に貯められた氷の上端部に当接した位置で停止し、所定量以上の氷が貯まった満杯状態になると、満氷検知スイッチ32をオンする。これにより、貯氷容器28が満杯であることが検知される。
The
冷凍室4の後方には、給水管部25が通過する収容室33が設けられており、収容室33に位置する給水管部25には、給水経路26の流れ方向において上流側から順に一時貯水部34、受水弁35、脱気装置36が取り付けられている。一時貯水部34は、例えば合成樹脂により形成された略円筒状をなすとともに、その下端側が先細りの円錐状に形成されている。この一時貯水部34は、1回分の製氷に必要な所定量(例えば約100ml)の水を貯留可能に形成されている。すなわち、一時貯水部34の容積は、1回分の製氷に必要な水の量よりも大きく設定されている。
A
受水弁35は、電磁弁で構成されており、給水経路26を開放または気密に閉鎖する。受水弁35は、例えばその直径が数ミリ(例えば約3mm)程度の図示しない貫通孔を弁体により開閉可能に構成されており、給水経路26を流れる水は、この貫通孔を通じて脱気装置36に流入する。つまり、本実施形態では、脱気装置36は、給水経路26の流れ方向において受水弁35よりも下流側に設けられている。
The
脱気装置36は、図3に示すように、受水弁35、貯水部37、給水弁38、減圧手段としての減圧ポンプ39、減圧管部40、減圧弁41を備えて構成されている。貯水部37は、給水経路26の流れ方向において、上記した受水弁35の下流側に設けられており、給水経路26を流れる水は、上記した受水弁35を介して貯水部37内に流入する。この貯水部37は、1回の製氷に必要な水を貯留した状態で減圧のための空間ができる程度の容積(例えば約150ml)を有している。このため、貯水部37内には、1回の製氷に必要な水を貯留した状態で約50ml(150−100ml)の容積を有する空間Aが形成される。
As shown in FIG. 3, the
また、貯水部37の上部は、減圧管部40を介して減圧ポンプ39と接続されている。減圧ポンプ39は、例えば気体輸送式の所謂真空ポンプで構成されており、貯水部37内の空気を吸入する吸気口39aと、吸入した空気を排出する排気口39bとを有し、貯水部37内、より厳密には、貯水部37内に貯留された水Wの上方の空間Aを減圧する。なお、減圧ポンプ39としては、例えばロータリー式やピストン式、或いはダイアフラム式など、任意の構成のものを用いることができる。貯水部37と減圧ポンプ39との間の減圧管部40には、減圧弁41が設けられている。減圧弁41は、貯水部37内の空気が減圧ポンプ39側にのみ通過可能な逆止弁で構成されている。なお、減圧弁41は、いわゆる調整弁で構成してもよい。
The upper part of the
給水弁38は、給水経路26の流れ方向において、貯水部37の下流側に設けられている。給水弁38は、貯水部37よりも下流側の給水経路26を開放または水密に閉鎖する。つまり、給水弁38は、貯水部37から製氷皿14への水の給水を断続する。
The
図6は、給水経路26及びバイパス経路45を模式的に示している。一時貯水部34と、給水弁38よりも下流側の給水管部25との間は、バイパス管部42により接続されている。バイパス管部42は、一時貯水部34との接続点である分岐部43において一時貯水部34内に連通している。また、バイパス経路45は、給水管部25との接続点である合流部44において給水管部25内に連通しており、バイパス管部42内を流れる水は、脱気装置36を経由することなく製氷皿14に迂回して供給される。つまり、バイパス管部42は、その内部にバイパス経路45を形成している。このバイパス管部42は、その内径(内側面積)が、給水経路26を形成する給水管部25の内径(内側面積)よりも大きくなるように設定されている。また、バイパス管部42は、分岐部43から斜め下方に延びるとともに合流部44に向かって斜め下方に延びるように設けられている。
FIG. 6 schematically shows the
次に冷蔵庫1の電気的な構成について説明する。
図4は、本実施形態に係る冷蔵庫1の特に自動製氷に関わる電気的構成を示している。冷蔵庫1は、図示しないCPU、RAM、ROMおよびI/Oバスおよび時間を計測するタイマ51などを備えたマイクロコンピュータにより構成された制御部50を備えている。制御部50は、例えばROMなどに記憶されている制御プログラムを実行することにより、冷蔵庫1の全体を制御する。具体的には、制御部50は、コンプレッサ12などを駆動することにより、各貯蔵室が設定温度になるように制御している。この制御部50には製氷皿温度センサ30及び満氷検知スイッチ32からの信号が入力され、制御部50は、これらの信号に基づいて、また、上記した制御プログラムに従って、給水ポンプモータ20、製氷皿モータ29、受水弁35、給水弁38、減圧ポンプ39を制御する。
Next, the electrical configuration of the
FIG. 4 shows an electrical configuration particularly related to automatic ice making of the
次に、自動製氷処理について詳細に説明する。
冷蔵庫1の制御部50は、電源が投入されると、図示しないメイン処理を実行し、主に冷凍サイクルの制御を行っている。また、制御部50は、本実施形態に関連して、図5に示す自動製氷処理を実行するようになっている。この自動製氷処理は、例えば割り込みルーチン等により実行される。なお、以下の説明においては、給水タンク13は、製氷用の水が補給された状態で冷蔵室3内に設置されているものとする。
Next, the automatic ice making process will be described in detail.
When the power is turned on, the
制御部50は、自動製氷処理を開始すると、タイマ51により、前回の給水から90分経過したかを判定し(S1)、90分経過していない場合には(S1:NO)、ステップS1に移行する。つまり、前回の給水から90分経過するまで待機する。前回の給水から90分経過したと判定すると(S1:YES)、製氷皿温度センサ30で検出した製氷皿温度が−12℃より低いかを判定し(S2)、製氷皿温度が−12℃以上の場合には(S2:NO)、ステップS1に移行する。つまり、製氷皿温度が−12℃以上の場合、製氷皿14には水が存在している状態、すなわち、まだ氷が生成されていない状態であるといえるから、製氷皿温度が−12℃より低くなるまで待機する。
When the automatic ice making process is started, the
一方、制御部50は、製氷皿温度が−12℃よりも低い場合には(S2:YES)、貯氷量が満杯であるかを判定する(S3)。つまり、貯氷量検知レバー31によりオンされる満氷検知スイッチ32からの信号に基づいて、貯氷容器28が満杯であるかを判定する。貯氷容器28が満杯の場合には(S3:YES)、ステップS3の判定を繰り返す。つまり、例えば使用者が氷を取り出して貯氷量が減るまで待機し、貯氷量が減ったと判定すると(S3:NO)、離氷動作を実行する(S4)。具体的には、製氷皿モータ29により製氷皿14を上下反転するまで回転するとともに、製氷皿14にさらにひねりを加えることで製氷皿14内の氷を離氷する。
On the other hand, when the ice tray temperature is lower than −12 ° C. (S2: YES), the
続いて、制御部50は、給水弁38および受水弁35を開放する(S5)。これにより、貯水部37内の水、すなわち、前回行われた製氷動作時に後述するように貯水部37に貯留されて脱気された水が、製氷皿14に供給される。なお、ステップS1、S2およびS3においては、制御部50は、CPUを必ずしも単純な待機状態にしておく必要はない。すなわち、ステップS1においては90分経過した時点で信号を出力するように構成し、ステップS2においては−12℃以下になった時点で信号を出力するように構成し、ステップS3においては満氷検知スイッチ32がオフになった時点で信号を出力するように構成し、それら信号を割り込み処理により受け付けて以後の処理を実行するようにすればよい。
Subsequently, the
次に、制御部50は、給水弁38を閉鎖する(S6)、これにより、図6に示す給水タンク13から貯水部37までの間の給水経路26が開放された状態、且つ、貯水部37から製氷皿14までの間の給水経路26が閉鎖された状態になる。続いて、給水ポンプモータ20の駆動を開始する(S7)。これにより、給水タンク13内の給水ポンプ17が駆動され、給水タンク13内の水が給水経路26に吐出される。この場合、制御部50は、1回の製氷に必要な所定量の水を吐出するまでの間、給水ポンプモータ20を駆動する。
Next, the
ところで、受水弁35の弁部材の内径は、上記したように数ミリ程度である。そのため、給水タンク13から供給された水の流れが受水弁35において阻害され、貯水部37に流入する前に、受水弁35の上方に一時的に滞留することから、給水経路26において受水弁35よりも上流側に、一時貯水部34が設けられている。この一時貯水部34は、上記したように、1回分の製氷に必要な水の量よりも大きな容積を有していることから、受水弁35よりも上流側における給水経路26の容積は、1回分の製氷に必要な水の量よりも大きく設定されている。これにより、貯水部37に水を供給する場合に、水受ケース24の上部から水が溢れることがない。
By the way, the inner diameter of the valve member of the
また、制御部50は、ステップS7において給水ポンプモータ20を駆動するとき、減圧ポンプ39も同時に駆動する。減圧ポンプ39は、減圧弁41が逆止弁であるため、駆動されると、貯水部37内の空気を引き込んで庫内に放出する。これにより、受水弁35より上流側に水が溜まった状態で所定時間だけ減圧ポンプ39を駆動することにより、貯水部37への水の流入を促すことができる。
Moreover, when the
貯水部37に1回分の製氷に必要な水が貯留されると、制御部50は、給水ポンプモータ20を停止し(S8)、減圧ポンプ39の駆動も一旦停止し、受水弁35よりも上流に溜まった水が全て貯水部37内に流入したところで受水弁35を閉鎖する(S9)。これにより、脱気装置36は、給水経路26において貯水部37よりも上流側が受水弁35により閉鎖され、且つ、貯水部37よりも下流側が上記したように給水弁38により閉鎖された状態になる。また、貯水部37と減圧ポンプ39との間は、逆止弁である減圧弁41により閉鎖されている。すなわち、脱気装置36の貯水部37は、気密かつ水密に密閉された状態になる。
When water necessary for ice making for one time is stored in the
この状態で、制御部50は、減圧ポンプ39を駆動する(S10)。減圧ポンプ39が駆動されると、貯水部37内の空気は、減圧弁41から減圧ポンプ39を通り庫内に排出される。これにより、貯水部37内の空間A(図3参照)が減圧される。続いて、減圧ポンプ39の駆動開始から1分間経過したかを判定する(S11)。つまり、本実施形態では、制御部50は、貯水部37の減圧動作を1分間継続する。なお、1分間という時間は、本実施形態による一例である。制御部50は、1分が経過したと判定すると(S11:YES)、減圧ポンプ39を停止する(S12)。その後、制御部50は、ステップS1に移行する。このステップS1では、制御部50は、上述したように90分経過するまで待機する。つまり、貯水部37内は、90分間、減圧状態が維持される。空間Aが減圧されると、水W(図3参照)に溶解している空気は、空間Aとの間で平衡状態を形成することから、空間Aに放出される。このように、水Wの溶存空気量の減少、すなわち、水Wの脱気が行われる。
In this state, the
制御部50は、90分経過すると(S1:YES)、上述したステップS2以降の処理を実行する。これにより、脱気された水が、製氷皿14に供給され、冷却されて氷になる。この場合、水を脱気したことにより、内部に気泡が少ない透明な氷が生成される。冷蔵庫1の制御部50は、このようにして自動製氷処理を実行する。
When 90 minutes have passed (S1: YES), the
さて、上記した自動製氷処理において、受水弁35や給水弁38、或いは給水ポンプ17などは、例えば長期の使用などにより故障するおそれがある。例えば受水弁35が故障して給水経路26が閉鎖されたままの状態になると、給水タンク13から供給された水は、貯水部37へ流入しない。この場合、一時貯水部34を設けたことにより、1回分の水を貯留することは可能である。しかし、受水弁35などの故障が直らないまま自動製氷処理が継続されると、2回目以降に供給される水は、一時貯水部34をも満たしてしまうおそれがある。同様に、給水ポンプ17が故障して給水動作が継続した場合にも、受水弁35で流れが阻害された水が一時貯水部34を満たしてしまうおそれがある。つまり、受水弁35や給水弁38などが故障した場合には、製氷用の水が給水経路26から溢れて庫内に滞留してしまうことがある。
In the automatic ice making process described above, the
そこで、本実施形態の冷蔵庫1には、バイパス管部42を設けている。バイパス管部42は、上記したように、一時貯水部34の上端に近い分岐部43において、一時貯水部34に接続している。この場合、分岐部43は、分岐部43と受水弁35との間の給水経路26の容積が1回分の製氷に必要な水の量よりも大きくなる位置に設けられている。換言すると、一時貯水部34に貯留されている水の量が1回分の製氷に必要な水の量を越えた状態になったとき、その水はバイパス管部42に流入する。このバイパス経路45は、脱気装置36を迂回した後、再び給水経路26に合流する。つまり、バイパス経路45に流入した水は、最終的に製氷皿14に供給される。これにより、例えば受水弁35が故障して給水経路26が閉鎖されたままの状態になったとしても、給水経路26から水が溢れることが防止される。同様に、給水弁38が故障し、貯水部37および一時貯水部34が水で満たされてしまった場合でも、水が給水経路26から溢れることが防止される。
Therefore, the
以上説明したように、本実施形態の冷蔵庫1では、次のような効果を得ることができる。
脱気装置36を迂回するバイパス管部42を設けたので、例えば受水弁35や給水弁38が故障して給水経路26が水で満たされてしまった場合、あるいは、給水ポンプ17が故障して水の吐出が継続されたような場合であっても、給水タンク13から吐出された水は、バイパス経路45を流れて製氷皿14に供給される。したがって、製氷用の水が給水経路26から溢れて冷蔵庫1内、例えば収容室33内などのユーザが清掃を行うことが困難な場所に滞留することを防止できる。
As explained above, in the
Since the
一時貯水部34を設けたので、受水弁35を通過する水の流れが阻害されたとしても、給水経路26から水が溢れ出ることがない。したがって、収容室33や冷蔵室3、冷凍室4などの冷蔵庫1内に水が溜まることを防止することができる。
バイパス管部42の内径(内側面積)を、給水管部25の内径よりも大きくしている。給水管部25の内径は、本来、給水タンク13から供給される水がスムーズに流れる大きさに設定されている。このため、バイパス管部42の内径を給水管部25の内径より大きく設定することにより、水は、バイパス管部42により形成されたバイパス経路45をスムーズに流れる。そのため、例えば給水ポンプ17が故障して水の供給が継続された場合、水は、給水経路26だけでなく、バイパス経路45にも流れ込む。したがって、給水経路26から水が溢れることを防止することができる。
Since the temporary
The inner diameter (inner area) of the
給水ポンプモータ20を駆動するとき、減圧ポンプ39も併せて駆動する。これにより、受水弁35で流れが阻害された水の貯水部37への流入を促進することができる。また、貯水部37に水が貯留されるまでの時間を短縮でき、ひいては製氷時間の短縮を図ることができる。
本実施形態では、貯水部37および一時貯水部34を、下端側が先細りの円錐状に形成した。これにより、貯水部37内あるいは一時貯水部34内に水が滞留することを防止できる。また、バイパス管部42を、分岐部43から斜め下方に延びるとともに合流部44に向かって斜め下方に延びるように形成した。これにより、給水経路26からバイパス経路45への水の流れを促すことができる。
When the feed
In the present embodiment, the
(第2実施形態)
第2実施形態による冷蔵庫を図7に基づいて説明する。第2実施形態では、受水弁を三方弁で構成するとともに、受水弁がバイパス経路を構成している点が第1実施形態と異なっている。なお、第2実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
(Second Embodiment)
A refrigerator according to the second embodiment will be described with reference to FIG. The second embodiment is different from the first embodiment in that the water receiving valve is a three-way valve and the water receiving valve forms a bypass path. In addition, the main structures of the refrigerator of 2nd Embodiment are the same as 1st Embodiment.
第2実施形態の給水径路26及びバイパス径路45では、図7に示すように、受水弁60を三方弁で構成している。この三方弁の一端は、補助バイパス管部61を介して、バイパス管部42に接続されている。受水弁60は、給水タンク13から供給された水を、脱気装置36側、またはバイパス管部42側のいずれかに切り替える。つまり、本実施形態の受水弁60は、給水経路26とバイパス経路45との分岐点である分岐部62をも構成している。冷蔵庫1の制御部50は、この受水弁60を給水経路26側に切り替えることにより、上記した第1実施形態と同様に、貯水部37に水を貯留して脱気することが可能になる。
In the
本実施形態の場合、冷蔵庫の制御部50は、受水弁60を、常にはバイパス経路45側に設定し、貯水部37への給水時のみ脱気装置36側に切替える。そのため、受水弁60が故障して給水経路26側への切り替えができない場合、すなわち、給水経路26が閉鎖されたままの状態であっても、水はバイパス経路45を流れて製氷皿14に供給される。したがって、第1実施形態と同様に、給水経路26から水が溢れることを防止ができる。
In the case of this embodiment, the
特に、受水弁60は、分岐部62をも構成している。例えば分岐部62を受水弁60より上方に設けた場合、受水弁60が故障すると、受水弁60と分岐部43との間に水が滞留するおそれがある。そこで、受水弁60を三方弁とし、その一方を補助バイパス管部61に接続することにより、受水弁60より上流側の部分に水が滞留することを防止できる。
なお、図7では三方弁で構成された受水弁60と補助バイパス管部61とでバイパス経路45を形成した例を示したが、もちろん第1実施形態のように一時貯水部34から分岐するバイパス管部42(図6参照)をさらに備えた構成としてもよい。
In particular, the
In addition, although the example which formed the bypass path | route 45 with the
(第3実施形態)
第3実施形態による冷蔵庫を図8に基づいて説明する。第3実施形態では、減圧ポンプの排気口側をバイパス管部に接続している点が第1実施形態と異なっている。なお、第3実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
第3実施形態の給水径路26及びバイパス径路45では、図8に示すように、減圧ポンプ39の排気口39bは、補助バイパス管部70を介してバイパス管部42に接続されている。例えば給水弁38が故障した場合、貯水部37の内部が水で満たされると、減圧ポンプ39は空気だけでなく水も引き込むおそれがある。その場合、排気口39bが収容室33内に開放されていると、引き込まれた水が収容室33内に流出してしまう。そこで、本実施形態では、減圧ポンプ39の排気口39bを、補助バイパス管部70を介してバイパス管部42に接続している。これにより、給水弁38が故障して貯水部37内が水で満たされ、減圧ポンプ39がその水を引き込んでしまった場合であっても、その水は、製氷皿14に供給される。したがって、収容室33などに水が滞留することを防止できる。
(Third embodiment)
A refrigerator according to the third embodiment will be described with reference to FIG. The third embodiment is different from the first embodiment in that the exhaust port side of the decompression pump is connected to the bypass pipe. In addition, the main structures of the refrigerator of 3rd Embodiment are the same as 1st Embodiment.
In the
また、バイパス管部42は、一時貯水部34側の端部および製氷皿14側の端部がいずれも開口している。そのため、通常の減圧動作時には、減圧ポンプ39に引き込まれた貯水部37内の空気は、バイパス経路45を通って庫内に排出される。したがって、減圧ポンプ39の排気口39b側をバイパス管部42に接続した状態であっても、通常の脱気動作を行うことができる。
Further, the
(第4実施形態)
第4実施形態による冷蔵庫を図9および図10に基づいて説明する。第4実施形態では、バイパス径路として、第1〜第3実施形態の複数のバイパス径路を組み合せた点、及び給水経路に水検出センサを設けた点が上記各実施形態と異なっている。なお、第4実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
(Fourth embodiment)
The refrigerator by 4th Embodiment is demonstrated based on FIG. 9 and FIG. In 4th Embodiment, the point which combined the some bypass path of 1st-3rd embodiment as a bypass path, and the point which provided the water detection sensor in the water supply path differ from said each embodiment. In addition, the main structures of the refrigerator of 4th Embodiment are the same as 1st Embodiment.
第4実施形態の冷蔵庫1は、図9に示すように、水検出手段としての水検出センサ80、および報知部81をさらに備えている。水検出センサ80は、図10に示すように、複数のバイパス経路45の合流点よりも下流側であって、且つ、給水経路26との合流部44よりも上流側に設けられている。この水検出センサ80は、バイパス経路45を流れる水の有無を検出する。報知部81は、水検出センサ80による水の有無、すなわち、後述するように何らかの故障の発生をユーザに報知するもので、例えば表示装置による視覚的な報知、あるいは音声などによる聴覚的な報知を行う。報知部81は、例えば冷蔵庫1の図示しない操作パネルなどと兼用する構成としてもよい。
The
さて、通常の製氷処理時では、バイパス経路45に水が流れることはない。換言すると、バイパス経路45に水が流れるのは、給水ポンプ17、受水弁35、給水弁38などに故障が発生している場合である。そこで、本実施形態では、水検出センサ80をバイパス経路45に設けて水の有無を検出することにより、受水弁35や給水ポンプ17の故障を検出している。つまり、制御部50は、バイパス経路45に水が流れていることを検出すると、報知部81を介して故障を報知する。これにより、ユーザに、例えばメンテナンスや修理を促すことができる。
Now, water does not flow through the
特に、水検出センサ80を、複数のバイパス経路45の合流点よりも下流側であって、且つ、給水経路26との合流部44よりも上流側に設けているので、1つの水検出センサ80により故障を検出することができるとともに、コストの増加を抑制ができる。
なお、必ずしもバイパス経路45を複数設ける必要はない。例えば第1実施形態や第2実施形態で例示したようにバイパス経路45が1つで構成されている場合、水検出センサ80を、バイパス経路45の最下流側且つ給水経路26との合流部44より上流側に設ければよい。
In particular, since the
Note that it is not always necessary to provide a plurality of
(第5実施形態)
第5実施形態による冷蔵庫を図11および図12に基づいて説明する。第5実施形態では、給水経路および脱気装置の下方にドレイン部を設けている点が第4実施形態と異なっている。なお、第5実施形態の冷蔵庫の主な構成は、第1実施形態と同一である。
上記した各実施形態で説明したように、受水弁35や給水弁38などが故障した場合には、バイパス経路45を設けることにより水が溢れることを防止できる。しかし、受水弁35や給水弁38の接続部などからの水漏れは、バイパス経路45を設けるだけでは対応できないことが考えられる。
(Fifth embodiment)
A refrigerator according to the fifth embodiment will be described with reference to FIGS. 11 and 12. The fifth embodiment is different from the fourth embodiment in that a drain portion is provided below the water supply path and the deaeration device. In addition, the main structures of the refrigerator of 5th Embodiment are the same as 1st Embodiment.
As described in the above embodiments, when the
そこで、本実施形態の冷蔵庫1は、図11に示すように、給水経路26および脱気装置36の下方にドレイン部90を備えている。このドレイン部90は、少なくとも給水経路26および脱気装置36の下方を覆うように設けられている。また、ドレイン部90は、下方に排水口部91が設けられている。この排水口部91は、給水弁38よりも下流側の給水管部25に沿って形成され、その先端が製氷皿14の上方で開口している。すなわち、受水弁35や給水弁38などの接続部から漏れだした水は、ドレイン部90で集められ、製氷皿14に供給される。これにより、収容室33内などが水で溢れることを防止できる。
Therefore, the
この場合、図11のドレイン部90のように給水経路26および脱気装置36の一部を覆うのではなく、図12に示すようにその略全体を覆うようなドレイン部92を設ける構成としてもよい。例えば脱気中に減圧弁41の接続部がゆるんだりした場合には、水が飛び散るおそれがある。そのような場合であっても、給水経路26および脱気装置36のほぼ全体を覆うドレイン部92を設けることにより、収容室33内などに水が溜まることを防止できる。また、ドレイン部92および脱気装置36を1つのユニットとして構成することにより、組み立て作業を簡略化することができる。
In this case, instead of covering a part of the
(その他の実施形態)
以上説明した複数の実施形態に加えて以下のような構成を採用してもよい。
上記した各実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、例えば次のような変形または拡張が可能である。
各実施形態で示した数値は一例であり、これに限定されるものではない。
なお、脱気装置を、製氷皿に供給する水をヒータなどにより加熱する構成としてもよい。具体的には、給水経路の流れ方向において脱気装置の貯水部よりも下流側に受水弁を設け、この受水弁で給水経路を閉鎖することにより貯水部に水を貯留し、この貯水部をヒータなどで加熱することにより水の脱気を行うようにすればよい。このような構成であっても、脱気装置(貯水部)を迂回するようにバイパス管部を設けることにより、給水経路から水が溢れることを防止することができる。
(Other embodiments)
In addition to the plurality of embodiments described above, the following configuration may be adopted.
The present invention is not limited to the above-described embodiments. For example, the following modifications or expansions are possible without departing from the scope of the invention.
The numerical value shown in each embodiment is an example and is not limited to this.
The deaeration device may be configured to heat water supplied to the ice tray using a heater or the like. Specifically, a water receiving valve is provided downstream of the water storage part of the deaeration device in the flow direction of the water supply path, and water is stored in the water storage part by closing the water supply path with this water receiving valve. What is necessary is just to make it deaerate water by heating a part with a heater. Even if it is such a structure, it can prevent that a water overflows from a water supply path | route by providing a bypass pipe part so that a deaeration apparatus (water storage part) may be bypassed.
以上説明した各実施形態によれば、冷蔵庫1は、バイパス経路45を形成するバイパス管部42を設けているので、受水弁35や脱気装置36などが故障し、給水経路26から水が溢れた場合であっても、水を製氷皿14に供給することが可能になる。したがって、冷蔵庫1の内部に製氷用の水が溢れて滞留することを防止することができる。
また、各実施形態における給水管部25やバイパス管部42などの「管部」とは、内部が空洞で水を移動可能な構成であればよく、必ずしも丸く細長い形状(いわゆる管状や筒状)である必要はなく、さらには、水平移動時(水が略水平に移動する部位)には上方が開放されていてもよい。
According to each embodiment described above, since the
In addition, the “pipe part” such as the water
図面中、1は冷蔵庫、13は給水タンク、14は製氷皿、20は給水ポンプモータ、25は給水管部(給水部)、26は給水経路、34は一時貯水部、35は受水弁、36は脱気装置、37は貯水部、38、60は給水弁、39は減圧ポンプ(減圧手段)、39aは吸気口、39bは排気口、41は減圧弁(減圧手段)、42はバイパス管部(バイパス部)、43、62は分岐部、44は合流部、45はバイパス経路、61、70は補助バイパス管部(バイパス部)、80は水検出センサ(水検出手段)、90、92はドレイン部を示す。 In the drawings, 1 is a refrigerator, 13 is a water supply tank, 14 is an ice tray, 20 is a water supply pump motor, 25 is a water supply pipe part (water supply part), 26 is a water supply path, 34 is a temporary water storage part, 35 is a water receiving valve, 36 is a deaerator, 37 is a water storage unit, 38 and 60 are water supply valves, 39 is a pressure reducing pump (pressure reducing means), 39a is an intake port, 39b is an exhaust port, 41 is a pressure reducing valve (pressure reducing means), and 42 is a bypass pipe. Section (bypass section), 43 and 62 are branch sections, 44 is a merge section, 45 is a bypass path, 61 and 70 are auxiliary bypass pipe sections (bypass sections), 80 is a water detection sensor (water detection means), 90 and 92 Indicates a drain part.
Claims (9)
前記製氷皿に供給する水が流れる給水経路を形成する給水部と、
前記給水部に設けられ、前記給水経路を開閉する受水弁と、
前記給水部に設けられ、前記製氷皿に供給される水を脱気する脱気装置と、
前記脱気装置を迂回するように前記給水経路に連通し、前記脱気装置の上流側となる前記給水径路の水を前記製氷皿に迂回して供給するバイパス経路を形成するパイパス部と、
を備えることを特徴とする冷蔵庫。 In a refrigerator equipped with an automatic ice making function for generating ice by cooling water supplied to an ice tray provided inside the refrigerator,
A water supply unit forming a water supply path through which water supplied to the ice tray flows;
A water receiving valve that is provided in the water supply section and opens and closes the water supply path;
A deaeration device provided in the water supply unit for degassing the water supplied to the ice tray;
A bypass section that communicates with the water supply path so as to bypass the deaerator, and forms a bypass path that bypasses and supplies the water in the water supply path upstream of the deaerator to the ice tray;
A refrigerator comprising:
前記給水部に設けられ、前記製氷皿に供給する水を上部に空間を有した状態で貯留する貯水部と、
前記給水部において前記貯水部よりも下流側に設けられ、前記給水経路を開閉する給水弁と、
前記受水弁および前記給水弁により閉鎖された前記貯水部内の前記空間を減圧する減圧手段と、
を備えることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。 The deaeration device includes:
A water storage section that is provided in the water supply section and stores the water supplied to the ice tray with a space in the upper part; and
A water supply valve provided on the downstream side of the water storage unit in the water supply unit, for opening and closing the water supply path;
Decompression means for decompressing the space in the water reservoir closed by the water receiving valve and the water supply valve;
The refrigerator according to claim 1, comprising:
前記給水経路において前記合流部よりも下流側に水を検出する水検出手段を設けたことを特徴とする請求項1から7の何れか一項に記載の冷蔵庫。 The bypass unit is connected to the water supply unit at a merging unit located downstream of the deaeration device in the water supply path,
The refrigerator according to any one of claims 1 to 7, wherein water detection means for detecting water is provided downstream of the junction in the water supply path.
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