JP2011249219A - Lighting fixture - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態は、発光ダイオード等の固体発光素子を光源とする照明器具に関する。 Embodiments described herein relate generally to a lighting fixture that uses a solid light emitting element such as a light emitting diode as a light source.
近年、フィラメント電球や蛍光ランプに代わって、寿命が長く、また消費電力の少ない固体発光素子である発光ダイオードを光源として採用した照明器具が商品化されている。これらの照明器具、特に店舗やオフィス等の天井に設置される直付け形のベースライト等においては、天井面からの突出寸法を少なくするために器具のさらなる小形化、特に薄形化が一層要求されている。同時に、従来にも増して大光量の器具が要望されている。 In recent years, lighting fixtures that employ light-emitting diodes, which are solid-state light-emitting elements that have a long lifetime and low power consumption, as commercial light sources have been commercialized instead of filament bulbs and fluorescent lamps. These lighting fixtures, especially direct-mounted base lights installed on the ceiling of stores, offices, etc., require further downsizing of the fixtures, especially thinner, in order to reduce the protruding dimensions from the ceiling surface. Has been. At the same time, there is a demand for a device with a larger amount of light than ever before.
このため、この種の固体発光素子を用いた照明器具においては、小形、薄形化される光源に合わせて、器具の反射板や点灯装置を如何に構成し薄形化を図るかが課題となっている。特に、点灯装置は、大光量化により回路構成も複雑化し電子部品も多くなっていることから大形化しており、この大形化した点灯装置の器具本体への収容に際しては、蛍光ランプに用いられる安定器のように反射板の背面側に形成される空間部に収容しているのが一般的である。このため、反射板の背面側に点灯装置が突出し、器具全体が大きくなり薄形化を達成することが困難となっている。 For this reason, in lighting fixtures using this type of solid-state light emitting element, it is an issue to determine how to reduce the thickness by configuring the reflector and lighting device of the fixture according to the light source to be reduced in size and thickness. It has become. In particular, the lighting device has been increased in size because the circuit configuration has become complicated and the number of electronic components has increased due to the increase in the amount of light, and when this enlarged lighting device is accommodated in the fixture body, it is used for a fluorescent lamp. It is common to accommodate in the space part formed in the back side of a reflecting plate like the ballast used. For this reason, the lighting device protrudes on the back side of the reflecting plate, the entire apparatus becomes large, and it is difficult to achieve thinning.
一方、近年ますます大光量の器具が要求されていることから、高出力の発光ダイオードを多数実装する必要があり、器具の薄形化を達成しつつ、これら多数の固体発光素子から発生する熱を、如何に効果的に放熱するかが重要な課題になっている。 On the other hand, in recent years, there has been an increasing demand for fixtures with a large amount of light, so it is necessary to mount a large number of high-power light-emitting diodes. It is an important issue how to effectively dissipate heat.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、器具の薄形化を図ると共に、固体発光素子の熱を効果的に放熱することが可能な照明器具を提供しようとするものである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a lighting fixture capable of reducing the thickness of the fixture and effectively radiating the heat of the solid state light emitting device.
本発明の実施形態における照明器具の発明は、矩形状をなす器具本体と;器具本体の長手方向に沿って配設される点灯装置と;点灯装置の高さ方向の少なくとも一部分を収容する凹溝を長手方向に形成し、この凹溝の両側に略平行し、かつ逆方向に凹む一対の凹溝を形成した取付部と;取付部の一対の凹溝の長手方向に沿って配設される固体発光素子からなる発光部と;発光部を覆うように設けられる透光性のカバー部材と;を具備していることを特徴とする。 The invention of the lighting fixture in the embodiment of the present invention includes: a fixture main body having a rectangular shape; a lighting device disposed along a longitudinal direction of the fixture main body; and a concave groove that accommodates at least a part of the lighting device in the height direction. And a mounting portion formed with a pair of concave grooves that are substantially parallel to both sides of the concave groove and recessed in the opposite direction; and disposed along the longitudinal direction of the pair of concave grooves of the mounting portion. And a light-transmitting cover member provided so as to cover the light-emitting part.
本実施形態によれば、器具の薄形化を図ると共に、固体発光素子の熱を効果的に放熱することが可能となる。 According to this embodiment, it is possible to reduce the thickness of the instrument and to effectively dissipate the heat of the solid state light emitting device.
以下、照明器具の実施形態につき図に従い説明する。 Hereinafter, it demonstrates according to a figure about embodiment of a lighting fixture.
本実施形態の照明器具10は、直付け形の薄型のベースライトを構成するもので、矩形状をなす器具本体11、器具本体の長手方向に沿って配設される点灯装置12、点灯装置の高さ方向の少なくとも一部分を収容する凹溝13aを長手方向に形成し、この凹溝の両側に略平行し、かつ逆方向に凹む一対の凹溝13b、13bを形成した取付部13、取付部の一対の凹溝の長手方向に沿って配設される固体発光素子14aからなる発光部14、発光部を覆うように設けられる透光性のカバー部材15で構成する。
The
器具本体11は、薄板からなる鋼板をプレス加工することによって構成され、横断面形状が浅い略U字形をなし、底面部11a(器具を天井に設置した状態では上面部)を有すると共に両端部に開口部11bを有する略矩形状の長尺状をなすケース体となるように構成する。底面部11aには、図2に示すように、器具設置用のダルマ孔11a1が形成され、器具の天井等への設置時に、その背面11a2が設置面となる。
The
器具本体11は、ケース体の長手方向に沿う一方の側板11cの端縁部を鉤状に折曲して枢支部11c1を一体に形成する。また、長手方向に沿う他方の側板11dの両端部分に、取付ネジS1を挿通するための固定孔11d1を1個ずつ、計2個形成し、固定孔の裏面側にそれぞれ対向して、取付ネジS1をねじ込むための固定金具11d2を固定する(図5(a))。また、開口部11bを有する器具本体11の短手方向の両端部は、底面部11aが延長されることにより閉止部11b1が一体に形成される(図6(a))。閉止部は後述する端板17a、17bと共に開口部11bを塞ぐように構成される。
The instrument
点灯装置12は、内部に点灯回路を構成する多数の電子部品を収納した細長い直方体をなすケース12aで構成され、その長手方向が器具本体11の長手方向の略中心線a−a(図3)上に沿い位置するようにして配設され、ケース12aの底面が複数のネジ若しくはスポット溶接等の手段によって器具本体11の底面部11aの内面側に固定される。点灯装置12のケース12aの縦断面形状は、山形形状になるように構成され、この山形形状の部分が、後述するように、照明器具を組み立てた際に、取付部13の凹溝13a内にオーバーラップして収容される(図5(a))。
The
取付部13は、放熱性を高めるために熱伝導性の良好な金属、本実施形態では、器具本体11と同様に、薄板からなる白色の塗装鋼板をプレス加工することにより構成される。取付部13は、長手方向の略中心線a−a(図3)上に位置して凹溝13aを一体に形成し、この凹溝の両側に略平行し、かつ逆方向に凹む一対の凹溝13b、13bを一体に形成し、短手方向の両端部が開放した矩形状の長尺状をなし、器具本体11内に収容される大きさの取付部となるように構成する。
The
取付部13の長手方向に形成された凹溝13aには、照明器具を組み立てた際に、後述する点灯装置12のケース12aの高さ方向の少なくとも一部分、すなわち、先端の山形部分がオーバーラップして収容される(図5(a))。また、両側の各凹溝13b、13bの内面には、外方に向かって開放するように傾斜する面からなる傾斜面13b1を形成する。また、取付部13の長手方向の両側縁部を鉛直方向に折り曲げて支持片部13cを一体に形成する。
When the luminaire is assembled, at least a part in the height direction of the
発光部14は、図5(a)に示すように、固体発光素子14aと固体発光素子を実装した回路基板14bからなる。固体発光素子は、本実施形態では発光ダイオード(以下「LED」と称す)で構成し、複数個のSMDタイプのLED14aからなる。なお、LEDとしては、複数個のLEDチップおよびこのLEDチップにより励起される蛍光体により白色(昼白色、昼光色、電球色を含む)を発光するタイプの、いわゆるCOB形であってもよい。回路基板14bは、熱伝導性の良好な金属、本実施形態では平板状の薄く細長い長方形をなすアルミニウムで構成され、その表面(図5(a)における下方の面)に電気絶縁層を介して銅箔からなる配線パターンが形成され、この配線パターン上に複数個の各LED14aが略直線状に一列に略等間隔に配設され実装された発光モジュールからなる発光部14が構成される(図3)。この発光モジュールは、取付部13に対して均等に分割して配設できるように、4枚の短冊状をなすモジュールに分割して、両側の各凹溝13b、13bで計8枚のモジュールに分割して設けられる。
As shown in FIG. 5A, the
上記のように回路基板14bにLED14aを実装した発光部14は、取付部13に形成された両側の各凹溝13b、13bの底部に、長手方向の略中心線b−b(図3)上に位置して電気絶縁を図り、かつ密着されるように配設される。また、必要に応じてシリコーン樹脂等で構成された電気絶縁シート等(図示せず)を介し凹溝13b、13bの底部にネジ等の固定手段を用い密着して固定される。
As described above, the
そして、発光部14を覆うように、取付部13の凹溝13b、13bに対向してカバー部材15が設けられる。カバー部材は、グレアを防ぐためにフロストをかけた半透明の乳白色をなすアクリル樹脂からなり、矩形状の長尺状の薄い板状をなし、取付部13と略同一の外郭形状・寸法をなすように構成する。
And the
このカバー部材15、発光部14を設けた取付部13は、次のようにして一体化され光源体Aを構成する。すなわち、図4、図6に示すように、16a、16bは、取付部13の長手方向の両側縁部に沿う長いサッシ状の側面板で、取付部の両側縁部に対応して一対2枚が設けられる。2枚の側面板16a、16bは、放熱性を高めるために熱伝導性の良好な金属、本実施形態では、器具本体11や取付部13と同様に、薄板からなる白色の塗装鋼板をプレス加工することにより構成される。一方の側面板16aは、その内面の断面形状を「コ」の字状に形成し、コ字の先端部分を内方に鉤状に折り曲げて回動用の軸部16a1を一体に形成する。そして、この軸部を形成することにより外面に形成された段部16a2に対し、後述する端板取り付け用のネジ孔からなる固定孔16a3を形成する。この固定孔は、側面板16aの両端部にそれぞれ1個ずつ形成される。
The
他方の側面板16bは、同様に、その内面の断面形状を「コ」の字状に形成し外面に段部16b2を形成する。そして、段部の底面部に後述する端板取り付け用のネジ孔からなる固定孔16b3を形成する。この固定孔は、側面板の両端部にそれぞれ1個ずつ形成される。また、段部16b2の側面部を鉛直方向に立ち上げた支持片部16b1を一体に形成する。この支持片部の両端部には、器具本体11の他方の側板11dに形成された2個の固定孔11d1に対応する挿通孔16d1をそれぞれ形成する。
Similarly, the
上記に構成された2枚の側面板16a、16bのコの字の内面に対して、取付部13の長手方向の両側縁部に形成した支持片部13c、13cが挿入され、溶接等の固定手段によって取付部13と側面板16a、16bが固定される。支持片部の鉛直方向の長さ寸法h1(図6(c))は、取付部13の外表面との間に隙間S2が形成されるように構成する。この隙間S2に対し、薄い板状をなすカバー部材15を差し込むようにして挿入する。隙間S2の寸法はカバー部材の板厚t1と略等しい寸法(S2≧t1)に形成する。これにより、カバー部材15の短手方向の両側縁部が隙間S2内で挟持されカバー部材15が自重では落下しない程度に保持される。同時に取付部13とカバー部材15との間に長手方向に空間a(図1(a))が形成される。このようにして、発光部14、取付部13、カバー部材15からなる光源体Aが構成される。
上記のように一体化された光源体Aにおける空間aの長手方向の両端部は開放されており、この開口部は同一形状の2個の端板17a、17bによって閉塞される。この端板は化粧枠を兼ねるもので、耐候性・耐熱性・電気絶縁性の良好な合成樹脂、本実施形態では、白色のPBT(ポリブチレンテレフタレート)で一体に形成されている。各端板17a、17bは、光源体Aの長手方向の両端部のみを覆うように、その幅寸法を小となし、上面を開放し、内面の断面形状は、側面板16a、16bの「コ」の字の外面を覆うように、「コ」の字形に形成し、外面に段部17a1、17b1が形成されるように樹脂によって一体に成形される。段部17a1、17b1の底面部には、上述した両側の側面板16a、16bの両端部に形成された固定孔16a3、16b3に対応して、端板固定用の貫通孔17a3、17b3をそれぞれ形成する。
Both ends of the space a in the longitudinal direction of the light source body A integrated as described above are open, and the openings are closed by two
この端板17a、17bは、図6(b)に示すように、取付部13とカバー部材15の両端部に対して、両側から覆うように、空間aの両端部の開口部を塞ぐように差し込まれ、段部17a1、17b1の底面部に形成された端板固定用の貫通孔17a3、17b3から、両側の側面板16a、16bの両端部に形成されたネジ孔からなる固定孔16a3、16b3に対して固定具、本実施形態では、タッピンネジ18をねじ込むことによって固定される。この固定は、器具本体11の背面11a2側から鉛直線v−v方向に向けてドライバでねじ込むことにより行われる。また、器具が天井等に設置された状態では、天井との隙間S3は端板17a、17bの段部17a1、17b1のわずかな隙間しかなく、ドライバ等の工具を差し込むことができないため、タッピンネジ18を外すことができない構成となっている。
As shown in FIG. 6B, the
図5中19は、ルーバーで、図7に示すように、耐候性・耐熱性・電気絶縁性の良好な合成樹脂、本実施形態では、細長い長方形の白色のPBTで、枠部19aと遮光板19bが一体に形成されている。遮光板は、発光部の複数個のLED14aに対応して長手方向に所定の間隔を有して複数枚が設けられ、隣接する遮光板19bの間に発光部14のLED14aが外方に臨むように光出射口19cが形成される。光出射口の短手方向の両側部は、外方に向かい拡開する反射面19dが一体に形成されている。上記に構成されたルーバー19は、複数個が用意され、本実施形態では、取付部13の各凹溝13b、13bに沿い、直線状に並べられた発光部14の多数のLED14aを、光出射口14cから外部に臨ませるように対向して配設される。また、ルーバー19は、多数のLED14aを均等に分割した状態で配置できるように、4枚、左右の凹溝13b、13bで計8枚のルーバーを用いた。
各ルーバー19は、取付部13の凹溝13b、13bの内底面に対し、ネジによって支持されると共に、カバー部材15の内面側によって押えられて支持される。上記に設置されたルーバー19の遮光角は、長手方向は遮光板19bによって、約60°の遮光角度に規制され、長手方向と直交する短手方向は傾斜する反射面19dによって、遮光板19bよりも広角、本実施形態では約30°の遮光角度に配光制御され、発光部14から放射される光が、主として長手方向と直交する短手方向に向けて放射するような配光特性をもたせている。なお、本実施形態において、取付部13の凹溝13bは、傾斜面13b1をなすように構成したので、ルーバー19を取付部13に対して設けることなく構成しても、換言すれば、取付部13に反射機能をもたせることにより、ルーバーなしの、例えば、図10に示すようなルーバーなしの照明器具を構成するようにしてもよい。なお、図中Cは、点灯装置12の出力端子と発光部14の入力端子を接続するコネクタである。
Each
上記により発光部14、ルーバー19、取付部13、カバー部材15からなる光源体Aは、器具本体11に取り付けられて直付け形の薄形のベースライトからなる照明器具10が構成される。すなわち、図5(b)に示すように、器具本体11のケース体の下方の開放部に対して、光源部Aの発光部14を外側に位置させ、かつ光源体の長手方向を器具本体11の長手方向に合わせて位置させる。さらに、光源体Aを縦方向に位置させ、一方の側面板16aの鉤部からなる軸部16a1を器具本体11の一方の側板11cの枢支部11c1に嵌め込む。これにより、光源体Aが軸部16a1を中心にして約90°の角度範囲にわたって矢印の方向に回動させることができ、光源体Aの他方の側面板16bを器具本体11の他方の側板11dに当接させる。当接させた状態で、固定孔11d1、挿通孔16d1を合致させ、取付ネジS1を押し込み固定金具11d2にねじ込んで固定する(図5(a))。この状態で、器具本体11の底面部11aの内面側に固定された点灯装置12のケース12aの高さ方向の少なくとも一部分、すなわち、先端の山形部分がオーバーラップして取付部13の凹溝13a内に収容される。この際、点灯装置12の先端部分が取付部13に当たったり接触したりすることがない。また、光源体Aを器具本体11に対して組み込むことによって、図6(a)に示すように、器具本体11の両端部に延長して形成された閉止部11b1が、両端の端板17a、17bの開放された上面にそれぞれ当接して器具本体11両端部の開口部11bが塞がれる。
As described above, the light source body A composed of the
これにより、光源体Aと器具本体11が一体化され、直付け形の薄形のベースライトからなる照明器具10が構成される。本実施形態における照明器具10の長さ寸法Lは約900mm、幅寸法Wは約150mm、高さ寸法Hは約40mmである。
Thereby, the light source body A and the instrument
次に上記に構成された照明器具10を天井Xに設置する手順について説明する。まず、器具本体11の底面部11aの背面11a2を天井Xに押付けて支持する(図5(b))。この状態で、ケース体の底面部11aに設けられたダルマ孔等からなる設置孔11a1に木ネジを差し込み、天井Xにねじ込んで固定する。この状態で商用電源に接続されたFケーブルと点灯装置12の入力端子を接続する配線を行う。
Next, a procedure for installing the
配線が終了した段階で、天井Xに設置された器具本体11に対して、光源体Aを上述のように、縦方向に位置させて、一方の側面板16aの軸部16a1を器具本体11の枢支部11c1に嵌め込む。この状態、すなわち、光源体Aが下方に開き、器具本体11の下面が開放された状態で、点灯装置12の出力端子と発光部14の入力端子をコネクタCによって接続する配線を行う。
When wiring is completed, the light source A is positioned in the vertical direction as described above with respect to the instrument
次に、光源体Aを、器具本体11の下面を塞ぐようにして軸部16a1を中心に図中矢印方向に回動させ、光源体Aの他方の側面板16bを器具本体11の側板11dに当接させる。当接させた状態で、固定孔11d1、挿通孔16d1に取付ネジS1を押し込み固定金具11d2にねじ込んで固定する(図5(a))。これにより、光源体Aが器具本体11に組み込まれて一体化され、直付け形の薄形のベースライトからなる照明器具10が天井面Xに設置される。このとき取付ネジS1およびタッピンネジ18は、天井と光源体Aの側面板16a、16bとの間に形成される狭い隙間S3に収容されて隠れることから、器具設置後の外観を良好にすることができる。
Next, the light source body A is rotated around the shaft portion 16a1 in the direction of the arrow in the drawing so as to close the lower surface of the
上記に設置された照明器具10を点灯すると、発光部14の各LED14aから光が放射され、放射された光はルーバー19によって主として長手方向と直交する短手方向に向けて放射され目的とする所定の照明を行う。また、各LED14aから発生する熱は、器具本体11内に放熱され、鋼板からなり、かつ凹溝13a、13b、13bによって表面積が広くなった取付部13の背面側から、同じく鋼板からなる器具本体11内に放射され外部に放熱される。同時に、取付部13から左右両側の2枚の鋼板からなる側面板16a、16bにも伝達され外部に放熱される。また、点灯装置12の電子部品から発生する熱は、ケース体12aから器具本体11内に放熱され、器具本体から外部に放熱される。この際、発光部14から発生する熱の経路と、点灯装置12の電子部品から発生する熱の経路が別になって分離されるので、お互いの熱が干渉し難くなる。すなわち、発光部14と点灯装置12とが、器具本体11の短手方向にずれて配置されており、さらに、発光部14が点灯装置12の下端位置よりも上方にあるため、発光部14で発生した熱が点灯装置12に影響を与え難い。
When the
また、光源体Aを外す場合には、図5(a)の状態から、上記とは逆に取付ネジS1を外し、矢印とは逆方向に回動させて器具本体11の下面を開放し、点灯装置12と発光部14を接続していたコネクタCを外して電気接続を遮断する(図5(b))。この状態で、光源体Aの軸部16a1を器具本体11の枢支部11c1から外すことにより、光源体Aを器具本体11から容易に取り外すことができる。
When removing the light source body A, from the state of FIG. 5 (a), the mounting screw S1 is removed contrary to the above, and the lower surface of the
取り外した状態でカバー部材15と取付部13との間の空間内に虫等の死骸が入っていた場合には、一方、例えば、端板17aのタッピンネジ18を外し、端板17aを外すことによって取付部13における空間a(図1)が開放される。これにより、図8に示すように、照明器具10を縦にして振ることにより、取付部13の空間内に入り込んだ虫の死骸等の異物zを外に排出することができる。この際、カバー部材15の短手方向の両側縁部が隙間S2内で挟持され、カバー部材15が自重では落下しない程度に保持され、端板17aを外した状態で取付部13と共に一体的に構成されているので、カバー部材15が落下することはない。
When a carcass such as an insect is in the space between the
また、端板17a、17bを側面板16a、16bに固定するためのタッピンネジ18は、端板の段部17a1、17b1の底面部に設けられ、しかも、器具本体11の背面11a2側から鉛直線v−v方向に向けてドライバでねじ込むことにより行われる(図6(b))。このため、器具本体11が天井Xに設置された状態では、天井との間には段部による狭い隙間S3しか形成されないためドライバ等の工具を差し込むことができず、タッピンネジ18を外すことができない。
Further, a tapping
これにより、虫等の死骸を排出する際には、必ず光源体Aを器具本体11から外した状態、すなわち、コネクタCを外して電気接続を遮断した状態でしか行うことができず安全である。また、光源体Aを外した状態でカバー部材15は外れておらず、発光部14を覆ったまま外すことができ、LED14aの充電部等を手で触ることができず安全である。また、虫等の死骸を排出する際の操作は、ドライバ1本でいづれかの一方の端板17a、17bを外せばよく、一般の使用者であっても容易に行うことができる。
Thus, when the carcasses such as insects are discharged, it can be performed only in a state where the light source body A is always removed from the
以上、本実施形態において、発光部14、ルーバー19、取付部13、カバー部材15からなる光源体Aは、図9、図10に示すように、天井等に埋め込まれる器具本体に組み込み、埋め込み形の薄形のベースライト30を構成するようにしてもよい。すなわち、11は、天井Xに形成された埋め込み穴31に設置される縦断面形状が中空の蒲鉾形をなす器具本体で、両側の側板11c、11dの長手方向に沿う側面の両端部分に、係合孔20、20を2個ずつ計4個形成する。また、光源体Aにおける一方の側面板16aには係合孔20に対応して2個の係合片16a4を回動できるように取り付け、回動操作によって係合片16a4が側面板16aから突出するように構成する。また他方の側面板16bには、係合孔20に対応して2個の鉤形の係止片16b4を取り付ける。
As described above, in the present embodiment, the light source body A including the
上記に構成された器具本体11および光源体Aは、光源体の鉤形の係合片16a4を器具本体の一方の側板11dに形成された係合孔20に挿入して係合し、光源体の回動可能な係合片16a4を器具本体の他方の側板11cに形成された係合孔20に対し、回動させて突出させることにより挿入し係合させる。これにより、図10に示すように、光源体Aが器具本体11に対して着脱が可能になるように組み込まれて一体化され、天井埋込形の薄形のベースライトからなる照明器具30が構成される。
The
また、光源体Aを外す場合には、図10の状態から、一方の側板16aの係合片16a4を、上記とは逆方向に回動させて側板11cの係合孔20との係合を解除し、光源体Aを下方に開放してコネクタCを外し、さらに、他方の側板16bの鉤形の係止片16b4を係合孔20から外すことによって光源体Aを器具本体11から容易に取り外すことができる。なお、本変形例において、取付部13は反射板として構成した。すなわち、取付部13の凹溝13bに形成された傾斜面13b1に対し、例えば、白色塗装や鏡面加工等を施すことにより反射機能を持たせた反射板として構成し、ルーバーなしの照明器具として構成した。また、本変形例の器具本体11は、器具本体の側板11c、11dの外側面に設けられたステンレス製の板バネ等からなる取付具、若しくは吊りボルト等によって予め天井に設置される。なお、本変形例における他の構成、作用、天井等への設置手順は、上述した実施形態と同様であり詳細な説明は省略する。
Further, when the light source body A is removed, from the state of FIG. 10, the engagement piece 16a4 of one
本変形例においても、上述した実施形態と同様に、端板17a、17bは、光源体Aを器具本体11から外した状態でしか外すことができない。これにより、虫等の死骸を排出する際には、必ず光源体Aを器具本体11から外した状態、すなわち、コネクタCを外して電気接続を遮断した状態でしか行うことができず安全である。また、光源体Aを外した状態でカバー部材15は外れておらず、発光部14を覆ったまま作業を行うことができる。特に、本変形例によれば、上述した直付け形の光源体Aを共通に用いることによって、直付け形の器具および埋め込み形の器具を簡単に構成することができる。
Also in this modified example, the
また、本実施形態において、照明器具は、天井等の被設置体に対して設置されるベースライト等に適用することが好適であるが、その他の住宅用や店舗、オフィスなど施設・業務用等の各種の照明器具を構成してもよい。固体発光素子は、発光ダイオードで構成したが、半導体レーザ、有機ELなどの固体発光素子で構成されることが許容される。固体発光素子は、細長い長方形の回路基板に直線状をなすように実装したが、多数の固体発光素子をマトリックス状に配置したものや、千鳥状または放射状など、規則的に一定の順序をもって一部または全体が面状に配置され実装されたものであってもよい。また、カバー部材は、透明な樹脂でも、透明または半透明のガラスで構成してもよい。 In the present embodiment, the lighting apparatus is preferably applied to a base light or the like that is installed on an installation object such as a ceiling. Various lighting fixtures may be configured. Although the solid light emitting element is constituted by a light emitting diode, it is allowed to be constituted by a solid light emitting element such as a semiconductor laser or an organic EL. The solid-state light-emitting elements are mounted in a straight line on an elongated rectangular circuit board. However, some solid-state light-emitting elements are arranged in a regular order, such as a matrix of many solid-state light-emitting elements, staggered shapes, or radial shapes. Or the whole may be arrange | positioned and mounted in planar shape. The cover member may be made of transparent resin or transparent or translucent glass.
以上、本実施形態によれば、点灯装置12の高さ方向の少なくとも一部分を収容する凹溝13aを長手方向に形成し、この凹溝の両側に略平行し、かつ逆方向に凹む一対の凹溝13b、13bを形成した取付部13により、点灯装置12は器具本体11から突出する寸法を極力小となすようにして器具本体内に収容することができ、器具の薄形化を図ることが可能となる。また、同時に、凹溝13a、13b、13bによって取付部13の表面積が増大し、LED14aの熱を効果的に放熱することが可能となる。また、これら凹溝によって取付部13の強度が増し、取付部の変形を防ぎ、取付部に反射機能を持たせた場合には反射性能に影響を与えることがない。特に、変形のし易い長尺な取付部を用いるこの種薄形のベースライトに好適である。以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されることなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々の設計変更を行うことができる。
As described above, according to the present embodiment, the
10 照明器具
11 器具本体
12 点灯装置
13 取付部
13a 凹溝
13b 凹溝
14 発光部
15 カバー部材
16a、16b 側面板
S1 固定具
DESCRIPTION OF
Claims (2)
器具本体の長手方向に沿って配設される点灯装置と;
点灯装置の高さ方向の少なくとも一部分を収容する凹溝を長手方向に形成し、この凹溝の両側に略平行し、かつ逆方向に凹む一対の凹溝を形成した取付部と;
取付部の一対の凹溝の長手方向に沿って配設される固体発光素子からなる発光部と;
発光部を覆うように設けられる透光性のカバー部材と;
を具備していることを特徴とする照明器具。 A rectangular instrument body;
A lighting device disposed along the longitudinal direction of the appliance body;
A mounting portion in which a concave groove that accommodates at least a part in the height direction of the lighting device is formed in the longitudinal direction, and a pair of concave grooves that are substantially parallel to both sides of the concave groove and are recessed in the opposite direction;
A light emitting part comprising a solid light emitting element disposed along the longitudinal direction of the pair of concave grooves of the mounting part;
A translucent cover member provided to cover the light emitting part;
The lighting fixture characterized by comprising.
Both sides of the mounting portion and the cover member are integrated by a side plate, and this side plate is supported such that one side is pivotally supported by the instrument body and the other side can be attached and detached with a fixture. The lighting fixture according to claim 1, wherein the mounting portion and the cover member provided with the light emitting portion are opened in a state where one side portion is pivotally supported with respect to the fixture main body.
Priority Applications (1)
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JP2010122982A JP2011249219A (en) | 2010-05-28 | 2010-05-28 | Lighting fixture |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2010-05-28 JP JP2010122982A patent/JP2011249219A/en active Pending
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