JP2011247350A - Tool for holding long member - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、パイプやワイヤハーネス等の長尺部材を保持するクランプ部と、ボデーパネル等の被取付部材へ固定する本体部とを備え、長尺部材がクランプ部に保持されて本体部が自動車のボデーパネル等の被取付部材に固定されることにより、長尺部材が被取付部材に取付けられる構成の長尺部材の保持具に関する。 The present invention includes a clamp portion that holds a long member such as a pipe or a wire harness, and a main body portion that is fixed to a member to be attached such as a body panel. The long member is held by the clamp portion, and the main body portion is an automobile. It is related with the holder of a long member of the composition where a long member is attached to a member to be attached by being fixed to a member to be attached, such as a body panel.
パイプやワイヤハーネス等の長尺部材を保持するクランプ部と、自動車のボデーパネル等の被取付部材へ固定する本体部とを備え、長尺部材がクランプ部に保持され、本体部は被取付部材に固定されることによって、長尺部材を被取付部材に取付ける保持具は知られている。自動車のボデーパネル等の被取付部材に燃料油供給パイプ等の長尺部材を保持する場合、エンジン振動等によって発生するパイプの振動がボデーパネルへ伝達されるのは好ましくない。軟質材料の防振部材を用いれば、振動の伝達量が少なくなるが、クランプ部への長尺部材を保持させるとき、その防振材料の摩擦によって長尺部材の保持が滑らかに行えないことがある。 A clamp portion that holds a long member such as a pipe or a wire harness, and a main body portion that is fixed to a mounting member such as a body panel of an automobile. The long member is held by the clamp portion, and the main body portion is a mounting member. A holder for attaching a long member to a member to be attached by being fixed to is known. When a long member such as a fuel oil supply pipe is held on a member to be attached such as a body panel of an automobile, it is not preferable that the vibration of the pipe generated by engine vibration or the like is transmitted to the body panel. If a vibration isolator made of a soft material is used, the amount of vibration transmitted will be reduced. However, when holding the long member to the clamp, the long member may not be held smoothly due to the friction of the anti-vibration material. is there.
特許文献1及び特許文献2に記載の保持具は、長尺部材としてのパイプを保持するクランプ部が、パイプを受入れる開放部分を上部に有し、一対の側壁と底部とで形成されるU字形状の空間にパイプを収容するように形成され、側壁の開放部分からは弾性保持片が底部に向けて斜めに延びて、パイプが開放部分からクランプ部へ押し込むだけの簡単な作業でクランプ部に容易に収容され、クランプ部に収容されたパイプはその側面が弾性保持片の先端に当接してクランプ部から抜け外れないように保持される。別の弾性保持片がクランプ部の底部側に設けられ、小径パイプであっても、大径のパイプであっても、クランプ部にがたつきなく保持する。特許文献1及び2には、保持したパイプの振動をボデーパネルへ伝達しない(又は振動の伝達量を少なくする)ことについて示されていない。
In the holders described in
特許文献3及び特許文献4に記載の保持具は、長尺部材としてのパイプを保持するクランプ部が、パイプを受入れる開放部分を上部に有し、一対の側壁と底部とで形成されるU字形状の空間にパイプを収容するように形成され、側壁の開放部分からは一対の弾性保持片が底部に向けて斜めに延びて、パイプが開放部分からクランプ部へ押し込むだけの簡単な作業でクランプ部に容易に収容され、収容されたパイプがクランプ部から抜け外れないように保持される。クランプ部の側壁には、直径の異なるパイプをクランプ部に収容できるように一対の可撓性の側方保持片が設けられている。特許文献3に記載の保持具には、クランプ部の底部に可撓性の膨出部が設けられて、直径の小さなパイプが底部に届かない場合でもパイプの底部側部分を保持している。特許文献3及び特許文献4に記載の保持具は、大径のパイプでも小径のパイプでもクランプ部に保持できるように、側壁に側方保持片を有する。かかる保持具には、パイプの振動が保持具を通じて被取付部材に伝達されるのを防止する構成は設けられていない。特許文献3及び特許文献4に記載の保持具の一対の可撓性の側方保持片は、クランプ部に収容されたパイプが、一対の側壁の間で横方向に振動しても(あるいは、底部と開放部分の間で上下に振動しても)保持具の剛性の側壁に(あるいは、剛性の底部に)伝達されるのを防止するものではなく、直径の異なるパイプをクランプ部に収容できるような可撓性しかない。また、特許文献3に記載の保持具のクランプ部の底部の膨出部も、直径の異なるパイプをクランプ部に収容できるような可撓性しかない。従って、パイプが保持具のクランプ部の中で上下方向に振動する場合の振動の伝達を防止し、クランプ部の側壁方向に振動する横方向の振動の伝達も防止できる保持具が求められている。
In the holders described in
特許文献5に記載の保持具は、長尺部材としてのパイプを保持するクランプ部が、パイプを受入れる開放部分を上部に有し、一対の側壁と底部とで形成されるU字形状の空間にパイプを収容するように形成され、側壁の開放部分からは一対の弾性保持片が底部に向けて斜めに延びて、パイプが開放部分からクランプ部へ押し込むだけの簡単な作業でクランプ部に容易に収容され、収容されたパイプがクランプ部から抜け外れないように保持される。弾性保持片は、パイプの押し込み力を低くするため特定の形状に形成されている。クランプ部の側壁には、パイプをクランプ部にがたつきなく収容できるように、側壁からクランプ部の中央に弾性的に押圧する一対の別の弾性保持片が設けられている。この別の弾性保持片は、がたつきの防止のためにパイプをクランプ部の中央に弾性的に押圧するものであり、直径の異なるパイプをクランプ部に収容できるようにするものである。別の弾性保持片は、クランプ部に収容されたパイプが、側壁間で横方向に振動しても(あるいは、底部と開放部分の間で上下方向に振動しても)保持具の剛性の側壁に(あるいは、剛性の底部に)伝達されるのを防止するものではない。従って、パイプが保持具のクランプ部の中で上下方向に振動する場合の振動の伝達を防止することができ、クランプ部の側壁方向に振動する横方向の振動の伝達も防止できる保持具が求められている。
In the holder described in
特許文献6に記載の保持具は、長尺部材としてのパイプを保持するクランプ部が、パイプを受入れる開放部分を上部に有し、一対の側壁と底部とで形成されるU字形状の空間にパイプを収容するように形成され、側壁の開放部分からは一対の弾性保持片が底部に向けて斜めに延びて、パイプが開放部分からクランプ部へ押し込むだけの簡単な作業でクランプ部に容易に収容され、収容されたパイプがクランプ部から抜け外れないように保持される。クランプ部の側壁には、小径パイプであってもクランプ部にがたつきなく収容できるように、側壁からクランプ部の内側に向けて延びて、パイプの底部側の部分を上方に向けて弾性的に押圧する一対の別の弾性保持片が設けられている。別の弾性保持片は、小径のパイプであってもクランプ部内でがたつきなく保持するものであり、直径の異なるパイプをクランプ部に収容できるようにするものである。別の弾性保持片は、クランプ部に収容されたパイプが、一対の側壁の間で横方向に振動しても(あるいは、底部と開放部分の間で上下に振動しても)保持具の剛性の側壁に(あるいは、剛性の底部に)伝達されるのを防止するものではなく、パイプのがたつきを防止し、あるいは、直径の異なるパイプをクランプ部に収容できるようにするものである。
In the holder described in
従って、本発明の目的は、軟質材料の部材を用いないで、U字形状のクランプ部を有する長尺部材の保持具において長尺部材と被取付部材との間で、クランプ部内での上下方向の振動及び横方向の振動の伝達を阻止又は減少する、長尺部材の保持具を提供することにある。 Accordingly, an object of the present invention is to use a vertical member in a clamp portion between a long member and a mounted member in a holder for a long member having a U-shaped clamp portion without using a soft material member. It is an object of the present invention to provide a long member holder that prevents or reduces transmission of vibration and lateral vibration.
かかる目的を達成するため、本発明によれば、長尺部材を保持するクランプ部と、被取付部材へ固定する本体部とを備え、長尺部材が前記クランプ部に保持され、前記本体部が被取付部材に固定されることにより、長尺部材が被取付部材に取付けられる構成の長尺部材の保持具であって、
前記クランプ部は、長尺部材を収容して保持する、上部が開放したU字形状の空間を形成する一対の側壁と底部とを包含し、
前記クランプ部は、前記一対の側壁の上部から前記底部に向かって斜めに延びる第1弾性保持片を有し、前記第1弾性保持片は、当該クランプ部に保持された長尺部材が抜け外れるのを阻止する先端を有しており、
前記クランプ部は、前記一対の側壁の下部の根元部から、前記側壁と離間して該側壁に沿って前記クランプ部の上部に向かって延び、前記長尺部材の横方向への撓みを弾性的に支持する第2弾性保持片を有しており、
前記第2弾性保持片のそれぞれと前記側壁との間には、前記第2弾性保持片の根元部から離れた位置に、前記第2弾性保持片へ加えられる応力を分担する補強はりが設けられている保持具が提供される。
上記保持具において、前記クランプ部は、前記一対の側壁のそれぞれから前記底部に向かって延び、前記クランプ部に保持された長尺部材の底部側の表面に弾性的に当接し、該長尺部材を支持する第3弾性保持片を有し、前記第3弾性保持片は前記第2弾性保持片に前記根元部で接続されている。
In order to achieve such an object, according to the present invention, a clamp portion that holds a long member and a main body portion that is fixed to a member to be attached are provided, the long member is held by the clamp portion, and the main body portion is By fixing to the attached member, the long member is a holder for the long member configured to be attached to the attached member,
The clamp part includes a pair of side walls and a bottom part that form a U-shaped space in which an upper part is opened and holds and holds a long member;
The clamp part includes a first elastic holding piece that extends obliquely from the upper part of the pair of side walls toward the bottom part, and the first elastic holding piece is detached from the long member held by the clamp part. Has a tip that prevents
The clamp part extends from the bottom part of the lower part of the pair of side walls to the upper part of the clamp part along the side wall and is spaced apart from the side wall, and elastically deforms the long member in the lateral direction. A second elastic holding piece supported by
Between each of the second elastic holding pieces and the side wall, a reinforcing beam for sharing the stress applied to the second elastic holding piece is provided at a position away from the base portion of the second elastic holding piece. A retainer is provided.
In the holding tool, the clamp portion extends from each of the pair of side walls toward the bottom portion, and elastically contacts the surface of the bottom portion side of the long member held by the clamp portion. The third elastic holding piece is connected to the second elastic holding piece at the root portion.
上記のように、クランプ部の一対の側壁のそれぞれには、第3弾性保持片が底部に向けて延び、第2弾性保持片が側壁に沿って上部に向けて延びており、クランプ部に収容した長尺部材がクランプ部のU字形状空間に底部及び側壁から離れた(浮いた)状態に保持されるので、底部及び側壁へ長尺部材の振動を直接伝達するのが阻止されて長尺部材の振動の伝達量を減少しており、また、一対の第2弾性保持片及び一対の第3弾性保持片のそれぞれが長尺部材の振動を減少させるので、長尺部材の振動そのものが減少し、これによっても長尺部材の振動の伝達量が減少する。従って、本発明による保持具は、軟質材料の部材を用いないで、クランプ部内で長尺部材が上下方向に及び横方向に振動しても、保持具内での振動の伝達を阻止又は減少させ、長尺部材と被取付部材との間での振動の伝達を阻止又は減少する。そして、補強はりが、根元部への応力の集中を防ぐので、根元部の強度を高くする必要がなくなり、根元部を通じて振動が伝達される量を減少でき、第2弾性保持片の弾性は補強はりによって阻害されないので、振動の伝達量を少なく維持できる。 As described above, on each of the pair of side walls of the clamp part, the third elastic holding piece extends toward the bottom, and the second elastic holding piece extends toward the top along the side wall, and is accommodated in the clamp part. Since the elongated member is held in the U-shaped space of the clamp part in a state of being separated (floated) from the bottom and the side wall, the vibration of the long member is prevented from being directly transmitted to the bottom and the side wall. The transmission amount of the vibration of the member is reduced, and each of the pair of second elastic holding pieces and the pair of third elastic holding pieces reduces the vibration of the long member, so the vibration of the long member itself is reduced. However, this also reduces the amount of vibration transmitted by the long member. Therefore, the holder according to the present invention prevents or reduces the transmission of vibration in the holder even if the long member vibrates in the vertical and lateral directions in the clamp portion without using a member made of a soft material. The transmission of vibration between the elongate member and the attached member is prevented or reduced. Since the reinforcing beam prevents stress concentration on the root portion, it is not necessary to increase the strength of the root portion, the amount of vibration transmitted through the root portion can be reduced, and the elasticity of the second elastic holding piece is reinforced. Since it is not hindered by the beam, the amount of vibration transmitted can be kept small.
上記保持具において、補強はりは、第2弾性保持片と側壁との間の長さ方向を横断する横断面において、補強はりの厚さが第2弾性保持片より薄く形成されている。
上記保持具において、補強はりは、第2弾性保持片と側壁との間の長さ方向を横断する横断面において、補強はりの幅が第2弾性保持片より短く形成されている。
In the holding tool, the reinforcing beam is formed so that the thickness of the reinforcing beam is thinner than that of the second elastic holding piece in a cross section transverse to the length direction between the second elastic holding piece and the side wall.
In the holder, the reinforcing beam is formed such that the width of the reinforcing beam is shorter than that of the second elastic holding piece in a cross section that crosses the length direction between the second elastic holding piece and the side wall.
上記保持具において、第3弾性保持片のそれぞれは、クランプ部の空間に長尺部材がない状態で底部から離れて形成されており、且つ、クランプ部に保持された長尺部材の底部側の表面を上方に弾性的に押上げて長尺部材を底部から浮いた状態に弾性的に保持するように形成されている。 In the holder, each of the third elastic holding pieces is formed away from the bottom in a state where there is no long member in the space of the clamp part, and on the bottom side of the long member held by the clamp part. It is formed so as to elastically hold the long member from the bottom by elastically pushing up the surface upward.
上記保持具において、第2弾性保持片のそれぞれは、クランプ部に保持された長尺部材の側壁側の表面を反対側の側壁側に弾性的に押し付けて長尺部材を側壁から離れた状態に弾性的に保持するように形成されている。 In the holder, each of the second elastic holding pieces is in a state in which the long member is separated from the side wall by elastically pressing the side wall side surface of the long member held by the clamp portion to the opposite side wall side. It is formed so as to be held elastically.
上記保持具において、第2弾性保持片のそれぞれ及び第3弾性保持片のそれぞれは、クランプ部に保持した長尺部材の振動を減少させる、厚さ(長尺部材の半径方向における長さ)と長さ(長尺部材の周方向に沿った長さ)と幅(長尺部材の長手方向における長さ)とを有する。 In the holder, each of the second elastic holding pieces and each of the third elastic holding pieces has a thickness (length in the radial direction of the long member) that reduces vibration of the long member held in the clamp portion. It has a length (length along the circumferential direction of the long member) and a width (length in the longitudinal direction of the long member).
上記保持具において、根元部は、第2弾性保持片へ連続するように、側壁の底部側の位置から側壁から離れつつ側壁に沿って上方に延びる板状体で形成され、第3弾性保持片は、根元部から側壁から離れつつ底部へ向けて折返すように延びている。 In the holder, the root portion is formed of a plate-like body that extends upward along the side wall away from the side wall from a position on the bottom side of the side wall so as to be continuous with the second elastic holding piece, and the third elastic holding piece. Extends from the base part to the bottom part while being separated from the side wall.
上記保持具において、第2弾性保持片のそれぞれには、長尺部材の側面への接触面積を小さくするように、根元部と補強はりとの間の中間に、長尺部材の長手方向に延びる突条が形成されて、第2弾性保持片は突条の部分でのみ長尺部材に当接する。 In the holder, each of the second elastic holding pieces extends in the longitudinal direction of the long member in the middle between the root portion and the reinforcing beam so as to reduce a contact area with the side surface of the long member. A protrusion is formed, and the second elastic holding piece comes into contact with the long member only at the protrusion.
以下、図面を参照して、本発明の1実施形態に係る、長尺部材の保持具1について説明する。保持具1は、硬質のプラスチック材料で一体成形される。図1及び図2には、保持具1の全体が示されている。図3は、図2の保持具1のクランプ部6のA−A線に沿った断面図である。図4は、長尺部材としてのパイプ11A、11B、11C及び11Dをクランプ部3〜6に保持した保持具1が、被取付部材としてのボデーパネル8に取付けられた様子を示している。図5は、本発明に係るクランプ部6においてパイプ11Dが振動した場合の、第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bの動きを示している。
Hereinafter, a
図1及び図2に示されるように、保持具1は、自動車のボデーパネル等の被取付部材に固定される本体部2と、パイプやワイヤハーネス等の長尺部材を保持する4つのクランプ部3、4、5、6とを有する。4つのクランプ部3〜6は、各クランプ部の底部を形成する基部7によって相互に一体に連結され、基部7からは各クランプ部の側壁を形成する壁部が垂直に立上って形成されている。更に、基部7は、クランプ部3〜6の底部から本体部2の下部に一体に繋がって形成されて、クランプ部3〜6と本体部2とを一体に連結している。本体部2には、図4に示されるボデーパネル8(被取付部材)に固定される固定部9が設けられている。固定部9は、ボデーパネル8に立設された、ねじ又は周溝を有する棒状のスタッド(図示せず)を受入れるように中心部分が中空に形成され、その中空部分には、スタッドのねじ溝又は周溝に弾性的に係止する、複数の係止爪10がスタッド係止部として形成され、固定部9の上部にはスタッドが挿通できる開口が形成されている。かかる構成によって、固定部9の開口を通して中空部分にスタッドを受入れるように、スタッドが立設されたボデーパネル8に保持具1を押し付けることによって、係止爪10がスタッドのねじ溝又は周溝に係止して、図4に図示のように、長尺部材としてのパイプ11A、11B、11C、11Dを保持した保持具1がボデーパネル8に固定され、それによって、パイプ11A〜11Dがボデーパネル8に取付けられる。なお、図示の例では、固定部9はスタッドに係止するものとして構成されているが、固定部9は、Tスタッドに係止する構造であってもよく、あるいは、ボデーパネル6に形成された取付穴に挿入されて固定される錨脚形状のクリップを有するものであってもよく、更には、被取付部材に保持具を取付けることができる別の固定手段であってもよい。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
図示の実施形態において、クランプ部3〜6は、2つの公知のクランプ部3及び4と、2つの本発明に係るクランプ部5及び6とを有する。かかる公知のクランプ部3及び4はあってもよく、あるいは、なくてもよい。また、本発明に係るクランプ部5及び6は、2つ設けられているが、その数は任意であり、1つであっても、2つあるいはそれ以上であってもよい。公知のクランプ部3及び4においては、側壁の上部から弾性保持片13が底部に向けて斜めに延びて、パイプをクランプ部3又は4の開放部分から底部へ向けて押し込むとクランプ部3又は4に収容される。公知のクランプ部3及び4はよく知られているので、これ以上の説明を省略する。
In the illustrated embodiment, the clamping
クランプ部5及び6のそれぞれは、機能及び構成において基本的に同じであるので、クランプ部6の構造及び作用を代表して説明する。他方のクランプ部5の構成及び作用については、図面にクランプ部6の要素と同じ符号を付するので、クランプ部6の説明を参照されたい。クランプ部6(以下、クランプ部5においても同じ)は、長尺部材としてのパイプを、一対の側壁14A、14Bと底部15とで形成されるU字形状の空間に収容するように形成されている。クランプ部6は、パイプを受入れる開放部分17を上部に有し、側壁14A、14Bの開放部分からは一対の第1弾性保持片18A、18Bがそれぞれ底部15に向けて斜めに延びて、パイプを開放部分17からクランプ部6へ押し込むだけの簡単な作業でクランプ部に容易に収容される。第1弾性保持片18A、18Bは、クランプ部6に収容されたパイプの上部側の表面に第1弾性保持片18A、18Bの先端が当接してクランプ部6から抜け外れないように保持する。
Since each of the
一対の板ばね形状の第3弾性保持片19A、19Bが、クランプ部6の底部15側の側壁14A、14Bから更に底部15に向けて斜めに延びるように設けられている。詳細には、一対の第3弾性保持片19A、19Bは、クランプ部6の底部15側の側壁14A、14Bから延びる根元部21(後述)の先端から、底部15に向けて側壁から離れて且つ底部15には接触しないように斜めに延びて、クランプ部6のU字形状の空間の中心の手前で終わっている。第3弾性保持片19A、19Bは、クランプ部6に収容されたパイプ11Dの底部側の表面を2箇所で受けてパイプを上方に弾性的に押上げるように形成されている。第3弾性保持片19A、19Bによって、クランプ部6に収容されたパイプは、上下方向に移動しないように底部15から押上げられるとともに、底部15から浮いた状態に弾性的に保持される。第3弾性保持片がパイプを保持することによってパイプがクランプ部の中で上下方向(底部から開放部分へあるいは開放部分から底部へ向かう方向)に振動してもパイプはクランプ部の底部に直接接触しないので、パイプの上下方向の振動がクランプ部に直接伝達される量が減少し、それによって、保持具が取付けられたボデーパネル等の被取付部材とパイプとの間の振動の伝達を減らしている。
A pair of leaf spring-shaped third elastic holding pieces 19 </ b> A and 19 </ b> B are provided so as to extend obliquely from the side walls 14 </ b> A and 14 </ b> B on the bottom 15 side of the
そして、板ばね形状の第3弾性保持片19A、19Bは、その弾性がパイプの上下方向の振動を減少させる(すなわち制動する)ように、厚さ(保持されたパイプの半径方向における長さ)や長さ(保持されたパイプの周方向に沿った長さ)や幅(保持されたパイプの長手方向における長さ)が選定されており、パイプの上下方向の振動そのものも減少させる。これによって、更に、パイプの振動が減少するので、パイプから被取付部材への振動の伝達量は保持具1によって減少する。
The plate spring-shaped third
保持具1のクランプ部6(及びクランプ部5)には、根元部21の先端から、一対の第3弾性保持片19A、19Bが延び、また一対の板ばね形状の第2弾性保持片22A、22Bが、側壁14A、14Bから離れているがその側壁に沿ってほぼ平行に立上がるようにクランプ部6の上部に向けて延びて形成されている。一対の板ばね形状の第2弾性保持片22A、22Bによって、クランプ部6に収容されたパイプが対向する2つの側壁14A、14Bの間で振動する(本書では「横方向に振動する」ともいう)のが規制される。詳細には、一対の第2弾性保持片22A、22Bは、その弾性によって、パイプが横方向に振動した場合にクランプ部6の収容空間の中央に戻るように押して、側壁14A、14Bから離れた状態に弾性的に保持される。第2弾性保持片22A、22Bがパイプを保持することによってパイプがクランプ部6の中で横方向に振動してもパイプはクランプ部の側壁14A、14Bに直接接触しないので、パイプの上下方向の振動がクランプ部に直接伝達される量が減少し、それによって、保持具が取付けられたボデーパネル等の被取付部材とパイプとの間の振動の伝達を減らしている。そして、第2弾性保持片22A、22Bは、その弾性がパイプの横方向の振動を減少(すなわち制動)するように、厚さ(保持されたパイプの半径方向における長さ)や長さ(保持されたパイプの周方向に沿った長さ)や幅(保持されたパイプの長手方向における長さ)が選定されており、パイプの横方向の振動そのものを減少する。これによって、更に、パイプからの振動が被取付部材に伝達される量を減少できる。
A pair of third
第2弾性保持片22A、22Bと第3弾性保持片19A、19Bとは、第2弾性保持片22A、22Bを側壁に接続する根元部21で連結されている。第1弾性保持片18A、18Bと第2弾性保持片22A、22Bと第3弾性保持片19A、19Bとによってクランプ部6の空間に保持されたパイプの振動は、既述のとおり、第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bのばね弾性によって減少(制動)するように構成されている。図示の実施形態においては、第2弾性保持片22A、22Bは、第3弾性保持片19A、19Bの厚さ、長さ及び幅においてほぼ同じに形成されており、それぞれの弾性は、ほぼ同じに選定されている。
The second elastic holding
第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bは、それぞれが対応する側壁14A、14Bへ、根元部21によって連結されている。根元部21は、第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bを、それぞれがパイプを弾性保持できるように、対応する側壁14A、14Bに一定の強度で連結している。また、根元部21は、第3弾性保持片19A、19Bによる、パイプの上下方向への振動を制動するばね弾性を維持し且つ第2弾性保持片22A、22Bによる、パイプの横方向への振動を制動するばね弾性を維持するように、形成されている。図示の実施形態において、根元部21は、第2弾性保持片22A、22Bへ連続するように、側壁14A、14Bの底部側の位置から側壁14A、14Bに沿って上方に延びる板状体で形成されており、第3弾性保持片19A,19Bは、それぞれ、根元部21の先端から、底部15へ折返すように延びている。
The second elastic holding
クランプ部6のパイプ保持空間に保持されたパイプが上下方向及び横方向に振動した場合、第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bがパイプの振動に合わせて振動し、第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bを連結する根元部21に、パイプの振動に伴う振動の応力が集中する。この応力の集中による根元部21の破損を防止するには、根元部21の強度を高くする必要があるが、クランプ部6に保持したパイプからの振動の伝達を小さくしつつ第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bによってパイプの振動を制動する弾性を維持するには、根元部21の部分の強度を高くするのは望ましくない。本発明においては、第2弾性保持片22Aと側壁14Aとの間及び第2弾性保持片22Bと側壁14Bとの間には、それぞれ、根元部21から離れた位置に、補強はり23が形成され、根元部21の強度を補強している。詳細には、補強はり23が、第2弾性保持片22A、22Bの先端から、(底部15に向けて斜めに延びる)根元部21とほぼ平行に、側壁14A、14Bに延びて形成されている。補強はり23は、パイプの振動による応力が根元部21に集中するのを分担して根元部21を補強する一方で、第2弾性保持片22A、22Bの弾性をパイプの振動を減少するレベルに維持する(剛性を高くしない)ように形成される。そのため、図3に図示のように、補強はり23は、第2弾性保持片22A、23Bと側壁14A、14Bとを結ぶ長さの方向を横断する横断面において、厚さが第2弾性保持片22A、22Bより薄く形成され、幅も第2弾性保持片22A、22Bより短く形成されている。
When the pipe held in the pipe holding space of the
第2弾性保持片22A、22Bのそれぞれには、パイプの側面への接触面積を小さくするように、根元部21と補強はり23との間の中間のパイプ側面に接触部分に、パイプの長手方向に延びる突条25が形成されている。突条25は、第2弾性保持片22A、22Bがその弾性を損なうことなくパイプの側面に当接してパイプを保持し且つパイプへの接触面積を小さくして、パイプの振動が第2弾性保持片22A、22Bに伝達する量を少なくする。補強はり23は突条25とほぼ同じ高さで側壁14A、14Bに接続し、この接続部は肉厚部23aになり、補強はり23の接続部を補強している。補強はり23は接続部以外は肉厚が薄くなり、パイプの振動により横方向へ移動しやすくなっている。
また、第3弾性保持片19A、19Bは、その先端(底部15に近接する端部)に、パイプの側面への接触面積を小さくするように、パイプの側面に当接するビード26を有する。ビード26によって、第3弾性保持片19A、19Bは、弾性を損なうことなくパイプの側面に当接してパイプを保持し、パイプへの接触面積を小さくしてパイプの振動の伝達を少なくする。パイプ11Dが振動したとき、ビード26が変移して底部15にあたる部分は、斜面のストッパ部15aとなっている。
In each of the second elastic holding
In addition, the third
上記構成で成る長尺部材の保持具1のクランプ部6(及びクランプ部5)に保持されたパイプ11D(及び11C)がクランプ部6の保持空間で振動した場合の第1弾性保持片18A、18Bと第2弾性保持片22A、22Bと第3弾性保持片19A、19Bとの作用を、図5を参照して説明する。図5において、第1弾性保持片18A、18Bは、クランプ部6の保持空間にあるパイプ11Dの上部表面が下方に向けて押さえて、パイプ11Dがクランプ部6から抜け外れるのを防止する。第3弾性保持片19A、19Bは、パイプ11Dの底部側の表面を、上方に押上げるように弾性保持して、第1弾性保持片18A、18Bがパイプ11Dの上部表面に当接するのを維持する。第2弾性保持片22A、22Bは、パイプ11Dの側壁14A、14B側の表面を、対向する側壁14B、14B側に押し付けるように弾性保持して、パイプ11Dを、矢印29の横方向(側壁14Aと14Bとの間で左右に移動する方向)においてクランプ部6の保持空間の中央に位置するように維持する。
A first elastic holding piece 18 </ b> A when the pipe 11 </ b> D (and 11 </ b> C) held by the clamp portion 6 (and the clamp portion 5) of the
保持具1において、クランプ部6に保持されたパイプ11Dが矢印27で示す上方方向に振動した場合、第3弾性保持片19A、19Bは、パイプ11Dの底部側の表面を、上方に押上げるように弾性保持して、第1弾性保持片18A、18Bがパイプ11Dの上部表面に当接するのを維持する。第3弾性保持片19A、19Bによって、クランプ部6に収容されたパイプは、上下方向に移動しないように底部15から押上げられて、底部15から浮いた状態に弾性的に保持される。パイプ11Dがクランプ部6の中で矢印27の上下方向(底部から開放部分へあるいは開放部分から底部へ向かう方向)に振動してもパイプはクランプ部の底部に直接接触しないので、パイプの上下方向の振動がクランプ部に直接伝達される量が減少し、それによって、保持具が取付けられたボデーパネル等の被取付部材とパイプとの間の振動の伝達を減らしている。そして、板ばね形状の第3弾性保持片19A、19Bは、パイプの上下方向の振動を減少させる(すなわち制動する)。パイプの振動が減少するので、パイプから被取付部材への振動の伝達量が保持具1によって減少する。
In the
また、保持具1において、クランプ部に保持されたパイプ11Dが矢印29で示す横方向に振動した場合、第2弾性保持片22A、22Bが、パイプ11Dの対向する左右の側面を押し付けて反対側の側壁の側に押し付けて、パイプ11Dを、矢印29の横方向においてクランプ部6の保持空間の中央に位置するように維持する。そして、第2弾性保持片22A、22Bは、クランプ部6に収容されたパイプ11Dがクランプ部6の収容空間の中央に戻るように押して、側壁14A、14Bから離れた状態に弾性的に保持する。第2弾性保持片22A、22Bがパイプを保持することによってパイプがクランプ部6の中で横方向に振動してもパイプはクランプ部の側壁14A、14Bに直接接触しないので、パイプの上下方向の振動がクランプ部に直接伝達される量が減少し、保持具が取付けられたボデーパネル等の被取付部材とパイプとの間の振動の伝達を減らす。更に、第2弾性保持片22A、22Bは、その弾性がパイプの横方向の振動を減少するので、パイプの横方向の振動そのものを減少させ、パイプからの振動を被取付部材に伝達する量を減少する。
Further, in the
なお、パイプ11Dが、クランプ部6の保持空間内で振動した場合、第2弾性保持片22A、22B及び第3弾性保持片19A、19Bが図5に図示のように、パイプ11Dの振動に対応して複雑に且つ多数回撓んで、根元部21に応力を加えるが、補強はり23がその応力を分担するので、根元部21への応力の集中が分散されて根元部21の破損を防止できる。また、補強はり23によって、第2弾性保持片22A、22Bの弾性を、パイプ11Dの横方向の振動を減少させるのに十分な弾性に維持することができ、パイプ11Dの横方向の振動の制動効果を高く維持できる。更に、根元部21と補強はり23(及び第2弾性保持片22A又は22B)とによって第3弾性保持片19A、19Bを、側壁14A、14Bに連結しているので、第3弾性保持片19A、19Bの破損等も少ない。更に、第3弾性保持片19A、19Bにおいては、ビード26がパイプ11Dに当接し、第2弾性保持片22A、22Bにおいては、突条25がパイプ11Dに当接するので、第3弾性保持片19A、19B、及び、第2弾性保持片22A、22Bのそれぞれは、パイプの側面への接触面積を小さくなり、パイプ11Dの振動が、保持具1の側壁14A、14Bに伝達される量が少なくなり、パイプ11Dの振動がボデーパネル8(被取付部材)に伝達される量が少なくなる。
When the
1 長尺部材の保持具
2 本体部
3、4 公知のクランプ部
5、6 本発明に係るクランプ部
7 基部
8 ボデーパネル(被取付部材)
9 固定部
10 係止爪
11A、11B、11C、11D パイプ(長尺部材)
13 弾性保持片
14A、14B クランプ部5又は6の側壁
15 底部
17 開放部分
18A、18B 第1弾性保持片
19A、19B 第3弾性保持片
21 根元部
22A、22B 第2弾性保持片
23 補強はり
25 突条
26 ビード
DESCRIPTION OF
9 Fixing
13
Claims (9)
前記クランプ部は、長尺部材を収容して保持する、上部が開放したU字形状の空間を形成する一対の側壁と底部とを包含し、
前記クランプ部は、前記一対の側壁の上部から前記底部に向かって斜めに延びる第1弾性保持片を有し、前記第1弾性保持片は、当該クランプ部に保持された長尺部材が抜け外れるのを阻止する先端を有しており、
前記クランプ部は、前記一対の側壁の下部の根元部から、前記側壁と離間して該側壁に沿って前記クランプ部の上部に向かって延び、前記長尺部材の横方向への撓みを弾性的に支持する第2弾性保持片を有しており、
前記第2弾性保持片のそれぞれと前記側壁との間には、前記第2弾性保持片の根元部から離れた位置に、前記第2弾性保持片へ加えられる応力を分担する補強はりが設けられている、
ことを特徴とする保持具。 A long member is provided by a clamp portion that holds the long member and a main body portion that is fixed to the attached member, the long member is held by the clamp portion, and the main body portion is fixed to the attached member. Is a holder for a long member configured to be attached to a member to be attached,
The clamp part includes a pair of side walls and a bottom part that form a U-shaped space in which an upper part is opened and holds and holds a long member;
The clamp part includes a first elastic holding piece that extends obliquely from the upper part of the pair of side walls toward the bottom part, and the first elastic holding piece is detached from the long member held by the clamp part. Has a tip that prevents
The clamp part extends from the bottom part of the lower part of the pair of side walls to the upper part of the clamp part along the side wall and is spaced apart from the side wall, and elastically deforms the long member in the lateral direction. A second elastic holding piece supported by
Between each of the second elastic holding pieces and the side wall, a reinforcing beam for sharing the stress applied to the second elastic holding piece is provided at a position away from the base portion of the second elastic holding piece. ing,
A holder characterized by that.
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