JP2011233419A - バックライト装置 - Google Patents

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敏輝 大西
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Abstract

【課題】簡易な導光板設計で均一な出射光を得ること。
【解決手段】導光板110は、光を左側面121および上側面122から入射して主面131から出射する。光源部141は、左側面121の近傍に配置され、光源部142は、上側面の近傍に配置される。光源部141の個別発光により左側面121上に生じる輝度分布は、角部C1から近い位置では低輝度となり、且つ、角部C1から遠い位置では高輝度となる。光源部142の個別発光により上側面122上に生じる輝度分布は、角部C1から近い位置では低輝度となり、且つ、角部C1から遠い位置では高輝度となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、バックライト装置に関する。
非自発光型の映像表示装置の代表的なものとして、表示部に液晶パネルを用いる液晶表示装置がある。液晶表示装置では通常、液晶パネルの背面側にバックライト装置(以下、単に「バックライト」ともいう)が配置される。液晶表示装置は、バックライトからの光を液晶パネルにて映像信号に応じて変調させることにより、映像を出力する。
バックライトの方式は、大別して2種類に分けられるが、そのうちの1つは、エッジライト方式である(例えば特許文献1参照)。一般に、液晶表示装置に用いるエッジライト方式のバックライトは、液晶パネルに対向配置された導光板を有し、液晶パネルの面積ベクトルに直交する方向において、光源からの光を導光板に入射する。導光板において液晶パネルと対向する面からは、均一化された光が出射され、この光により液晶パネルが照射される。
図1(a)は、従来のバックライトの構成の一例を示す図である。このバックライト1aは、直方体形状の導光板2aを用い、その4つの側面のうちいずれかの近傍に配置された光源(この例では蛍光管)3aからの光を導光板2aに入射し、導光板2aの主面から光を出射する。
図1(b)は、従来のバックライトの構成の他の例を示す図である。このバックライト1bは、一側面側が他側面側よりも肉厚に形成された楔形の導光板2bを用い、肉厚側の側面の近傍に配置された光源(この例では蛍光管)3bからの光を導光板2bに入射し、導光板2bの主面から光を出射する。
上記各構成では、光を散乱させる凹凸状構造あるいはドット印刷を導光板2a、2bの出射面の反対側の面に加える、あるいは、導光板2a、2bの内部に光散乱ポリマーなどの散乱物質を含有するのが、一般的である。なお、上記各構成では通常、導光板2a、2bの出射面の反対側の面に反射板が設けられる。
特開2010−044953号公報
しかしながら、上記従来の構成を有するバックライトにおいては、導光板の出射面から均一光を取り出すために施される、凹凸状構造もしくはドット印刷のような表面加工または光散乱ポリマーの導入に関して、密度、濃度または大きさなどの制御が不可欠である。そして、その制御においては、光源の特性(例えば、波長または配光特性など)に応じた設計が必須である。そのため、導光板設計が複雑化し、それにより導光板の製造コストを増大させ、ひいてはバックライトの製造コストの増大をもたらすという問題があった。
本発明の目的は、簡易な導光板設計で均一な出射光を得ることができるバックライト装置を提供することである。
本発明の他の目的は、上記バックライト装置を用いた連結型のバックライト装置および映像表示装置を提供することである。
本発明のバックライト装置は、光源部と導光板とを有するバックライト装置であって、前記導光板は、光を側面部から入射して主面から出射し、前記主面は、第1の角部を含む複数の角部をなすエッジを有し、前記側面部は、前記第1の角部から前記主面のエッジに沿って伸延する第1の側面と、前記第1の角部から前記主面のエッジに沿って前記第1の側面と異なる方向に伸延する第2の側面と、を含み、前記光源部は、前記第1の側面の近傍に配置された第1の光源部と、前記第2の側面の近傍に配置された第2の光源部と、を含み、前記第1の光源部の個別発光により前記第1の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部から近い位置では低輝度となり且つ前記第1の角部から遠い位置では高輝度となり、前記第2の光源部の個別発光により前記第2の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部から近い位置では低輝度となり且つ前記第1の角部から遠い位置では高輝度となる。
本発明の連結型のバックライト装置は、上記の複数のバックライト装置を有し、前記複数のバックライト装置は、前記主面の全てが面一となり且つ前記光源部の全てにより包囲されるように、配置される。
本発明の映像表示装置は、上記バックライト装置と、前記バックライト装置からの光を映像信号に応じて変調することにより映像を出力する光変調部と、を有する。
本発明によれば、簡易な導光板設計で均一な出射光を得ることができる。
(a)従来のバックライトの構成の一例を示す図、(b)は従来のバックライトの構成の他の例を示す図 本発明の実施の形態1に係るバックライトの構成を示す図 (a)図2に示すバックライトにおいて、均等な発光輝度分布で左側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(b)図2に示すバックライトにおいて、均等な発光輝度分布で上側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(c)図2に示すバックライトにおいて、均等な発光輝度分布で左側面近傍の光源部および上側面近傍の光源部を両方とも発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図 (a)図2に示すバックライトにおいて、線形変化の発光輝度分布で左側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(b)図2に示すバックライトにおいて、線形変化の発光輝度分布で上側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(c)図2に示すバックライトにおいて、線形変化の発光輝度分布で左側面近傍の光源部および上側面近傍の光源部を両方とも発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図 本発明の実施の形態1における傾斜した入射面輝度分布を説明するための図 本発明の実施の形態2に係るバックライトの構成を示す図 本発明の実施の形態3に係るバックライトの構成を示す図 図7に示すバックライトにおいて、線形変化の発光輝度分布で全光源部を発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図 (a)図7に示すバックライトにおいて、線形変化の発光輝度分布で左側面近傍の光源部および上側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(b)(a)に示す出射面輝度分布を異なる角度から見た図、(c)図8に示す出射面輝度分布を異なる角度から見た図、(d)図8に示す出射面輝度分布をさらに異なる角度から見た図 (a)図7に示すバックライトにおいて、非線形変化の発光輝度分布で左側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(b)図7に示すバックライトにおいて、非線形変化の発光輝度分布で上側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(c)図7に示すバックライトにおいて、非線形変化の発光輝度分布で左側面近傍の光源部および上側面近傍の光源部のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(d)図7に示すバックライトにおいて、非線形変化の発光輝度分布で全光源部を発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図 (a)発光輝度分布が線形変化である場合と非線形変化である場合との差異を説明するための図であって、図7に示すバックライトにおいて発光輝度分布が線形変化である場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(b)(a)に示す出射面輝度分布を異なる角度から見た図、(c)発光輝度分布が線形変化である場合と非線形変化である場合との差異を説明するための図であって、図7に示すバックライトにおいて発光輝度分布が非線形に最適化されている場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図、(d)(c)に示す出射面輝度分布を異なる角度から見た図 本発明の実施の形態4に係るバックライトの構成を示す図 図12に示すバックライトにおいて、線形変化の発光輝度分布で全光源部を発光させた場合に生じる出射面輝度分布を説明するための図 本発明の実施の形態5に係るバックライトの構成を示す図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図2は、本実施の形態に係るバックライトの構成を示す。
バックライト100は、導光板110を有する。導光板110の材料は、内部に一様な濃度で光散乱ポリマーを含有する散乱導光体である。導光板110の形状は、略直方体である。
導光板110の4つの側面のうち、図中で左側および上側に位置する2つの側面(以下、説明の便宜上、「左側面121」および「上側面122」という)は光入射面である。また、導光板110の主面131は光出射面である。よって、バックライト100を液晶表示装置に用いる場合には、主面131からの出射光により液晶パネルが照射されるように、主面131が液晶パネルの例えば背面に対向配置される。液晶パネルは、主面131からの出射光を映像信号に応じて変調させることにより映像を出力する光変調部の一例である。
ここで、主面131の長方形形状において長辺をなすエッジが角部C1から伸延する方向をX軸の正方向と定義し、主面131の長方形形状において短辺をなすエッジが角部C1から伸延する方向をY軸の正方向と定義する。すなわち、主面131は、X−Y平面に対して平行な面である。また、角部C1の座標位置をX−Y平面の原点と定義する。また、主面131に垂直で主面131から底面に向かう方向をZ軸の正方向と定義する。この定義は、以下説明する他の実施の形態においても同様である。
左側面121および上側面122はいずれも、主面131の長方形形状における4つの角部のうち角部C1に一端部を有する。左側面121は、主面131の短辺エッジに沿って角部C1からY軸正方向に伸延する、Y−Z平面に対して平行な面である。上側面122は、主面131の長辺エッジに沿って角部C1からX軸正方向に伸延する、X−Z平面に対して平行な面である。左側面121および上側面122の近傍にはそれぞれ、光源部141、142が配置されている。
光源部141は、左側面121に沿って列状に且つ等間隔に配置された複数の発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)からなり、光源部142も、上側面122に沿って列状に且つ等間隔に配置された複数のLEDからなる。したがって、光源部141、142を構成する複数のLEDは、左側面121および上側面122に沿って列状に配置されることにより、全体としてL字状をなす。
なお、図2において各LEDは円形(または円筒形)で描かれているが、これは便宜上この形状を用いているに過ぎない。よって、各LEDの形状が円形(または円筒形)に限定されるものと理解すべきではない。
また、本実施の形態では、光源としてLEDを使用しているが、他の点状光源を使用することもできる。また、後述する発光輝度分布を実現可能なものであれば、列状配置された複数の点状光源を使用する代わりに線状光源または面状光源を使用することもできる。
光源部141を構成する各LEDは、X軸の正方向に指向性を有し、左側面121を照射するように発光する。光源部142を構成する各LEDは、Y軸の正方向に指向性を有し、上側面122を照射するように発光する。
光源部141、142を構成する各LEDは、駆動制御回路(図示せず)に接続されている。したがって、駆動制御回路による電気的駆動制御の下、各LEDを所望の輝度(本明細書では、LEDの発光の輝度(光量)を「発光輝度」という)で発光させることができる。駆動制御回路の構成およびこの回路を用いたLED駆動制御については周知であるため、ここではその詳細な説明を省略する。
なお、図示しないが、出射光取り出しの効率を向上させるために光を反射する反射板を底面に設けることが好ましい。同様に、左側面121および上側面122を除く2つの側面(つまり右側面および下側面)にも反射板を設けることが好ましい。また、出射光取り出し面に拡散性のある部材を配置し、より出射光の均一性を高めることもできる。特に出射光を液晶パネルに入射させる場合には、出射光の配光または偏光を制御する特定の配光特性を持った部材を、バックライトと液晶パネル間に設けることができる。
以上、バックライト100の構成について説明した。
次いで、上記構成を有するバックライト100において、一般的なエッジライト方式のLEDバックライトと同様に略一様(均等)な発光輝度で各LEDを発光させる場合について、検討する。
バックライト100において、光源部141を構成する全LEDを均等な発光輝度分布で発光させて、光源部142を構成する全LEDを発光させないときには、左側面121上に生じる輝度分布は均等となる。この場合、主面131から出射する光により主面131上に生じる輝度分布は、例えば図3(a)に示された計算例から分かるように、X軸正方向に単調減少する分布となる。
なお、本明細書では、出射面(本実施の形態では主面131)上に生じる輝度分布を「出射面輝度分布」といい、各入射面(本実施の形態では左側面121または上側面122)上(導光板110内部の各入射面近傍位置を含む)に生じる輝度分布を「入射面輝度分布」という。また、本明細書では、特定の1つの光源部を除く全ての光源部を発光させずに、その特定の光源部のみを単独で発光させることを、その特定の光源部の「個別発光」という。
また、図3(a)では、導光板110の主面131上の座標を、主面131をX軸方向に16分割、Y軸方向に9分割することにより、定義している。この定義は、特に別段の記載がない限り、以下説明する他の図に示された計算例においても同様である。
また、図3(a)に結果が示された計算例では、入射面における輝度を100とし、入射面の反対側の面における反射板の反射率を0.8とし、導光板内部での光伝搬方向における多重反射を1往復分のみ考慮している。これらの条件は、特に別段の記載がない限り、以下説明する他の図に示された計算例においても同様である。
図3(a)に示されているように、主面131上の位置が入射位置からX軸正方向に移動するにつれて、残存する光量(つまり、入射光量から出射光束を差し引いた光量)は少なくなる。したがって、Z軸方向に光を散乱させる作用を持つ散乱体の濃度が導光板110内部で一定であることから、主面131から出射する光量も減少する。
また、バックライト100において、光源部141を構成する全LEDを発光させずに、光源部142を構成する全LEDを均等な発光輝度分布で発光させるときには、上側面122上に生じる入射面輝度分布は均等となる。この場合、出射面輝度分布は、例えば図3(b)に示された計算例から分かるように、Y軸正方向に単調減少する分布となる。
また、バックライト100において、光源部141、142を構成する全LEDを均等な発光輝度分布で発光させるときには、左側面121の入射面輝度分布は、光源部141だけでなく光源部142からも影響を受けるため、均等とならず、Y軸正方向に単調減少する分布となる。上側面122の入射面輝度分布も、同様の理由で均等とならず、X軸正方向に単調減少する分布となる。当然ながら、出射面輝度分布も、図3(c)に示すように、均等ではない。
このような場合、従来技術では、導光板110における散乱体濃度を座標位置ごとに調整することにより、出射面輝度分布を均一化する。しかし、この手法を採ると複雑な散乱パターン設計が必要となるのが問題となることは、前述のとおりである。
そこで、本実施の形態では、複雑な散乱パターン設計をすることなく均一強度の出射光を出射面から取り出すことを実現するために、以下説明する手法を採る。
本実施の形態では、バックライト100に対して、角部C1からの距離が増大するにつれてLEDの発光輝度を増大させるようなLED駆動制御を行う。
具体的には、光源部141に関しては、LED駆動制御により、LEDの発光輝度を、LEDのY座標の増大に伴って一定割合で増大させる。光源部142に関しては、LED駆動制御により、LEDの発光輝度を、LEDのX座標の増大に伴って一定割合で増大させる。このため、光源部141、142のそれぞれの発光輝度分布は、角部C1からの距離が増大するにつれて輝度が線形に増大するような傾向を呈する。
例えば、光源部142を発光させずに光源部141のみを上記のような線形変化の発光輝度分布で発光させて、且つ、角部C1から最も近いLEDの発光輝度を74、角部C1から最も遠いLEDの発光輝度を90としたとする。この場合、左側面121の入射面輝度分布は、Y軸正方向に増大する分布となる。そして、出射面輝度分布は図4(a)のようになる。すなわち、輝度がX軸正方向に減少する点については、図3(a)の計算例(発光輝度分布が均等である場合の例)と同様であるが、輝度がY軸正方向に増大する点については、図3(a)の計算例と相違する。
また、光源部141を発光させずに光源部142のみを上記のような線形変化の発光輝度分布で発光させて、且つ、角部C1から最も近いLEDの発光輝度を55、角部C1から最も遠いLEDの発光輝度を100としたとする。この場合、上側面122の入射面輝度分布は、X軸正方向に増大する分布となる。そして、出射面輝度分布は図4(b)のようになる。すなわち、輝度がY軸正方向に減少する点については、図3(b)の計算例(発光輝度分布が均等である場合の例)と同様であるが、輝度がX軸正方向に増大する点については、図3(b)の計算例と相違する。
そして、光源部141、142を両方とも、上記のような線形変化の発光輝度分布で発光させたとする。この場合、左側面121の入射面輝度分布は、光源部141だけでなく光源部142からの影響も受けるため、均等となる。上側面122の入射面輝度分布も、同様の理由で均等となる。これは、主面131の全座標における出射光強度についても同様のことがいえる。したがって、図4(c)に示すように、均等な出射面輝度分布を得ることができる。
このように、本実施の形態によれば、光源部141を個別発光させる場合に左側面121上に生じる輝度分布は、角部C1から近い位置では低輝度となり、且つ、角部C1から遠い位置では高輝度となる。また、光源部142を個別発光させる場合に上側面122上に生じる輝度分布も、角部C1から近い位置では低輝度となり、且つ、角部C1から遠い位置では高輝度となる。このため、これらの光源部141、142の双方からの入射光を主面131から出射させる場合には、一方の光源部からの入射光の不均一性が他方の光源部からの入射光の不均一性によって補われる。したがって、この場合、主面131から均等な輝度分布の光を出射させることができる。すなわち、導光板110の設計を複雑化することなく、導光板110から均一な出射光を得ることができる。
また、本実施の形態によれば、光源部141または光源部142の個別発光により生じる入射面輝度分布は、角部C1からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を呈する。この場合、上記効果をより確実に実現することができる。
(実施の形態1の変形例1)
実施の形態1では、LEDの配置は等間隔であるが、LEDの配置間隔に粗密が生じるようにはLEDを配置してもよい。
実施の形態1では、等間隔でLEDを配置しているため、個別発光により各入射面上に生じる輝度分布を線形変化させるには、LED駆動制御によって、隣接LED間に輝度差を与える必要がある。
これに対し、変形例1では、各光源部において、LEDの配置間隔を、等間隔にせず、例えば角部C1(図2)からの距離が増大するにつれて短くする。この場合、同じ光源部に含まれる全LEDの発光輝度を同一としても、個別発光により各入射面上に生じる輝度分布を線形変化させることができる。
したがって、本変形例においても、実施の形態1と同様に、簡易な導光板設計で均等な出射面輝度分布を実現することができる。
(実施の形態1の変形例2)
同じ光源部に含まれる全LEDの発光輝度を同一とする場合に、個別発光により各入射面上に生じる輝度分布を線形変化させる手法は、上記変形例1に限られず、他の手法でも可能である。
変形例2では、各光源部において、例えば角部C1(図2)からの距離が増大するにつれて、LEDの指向性を強くすることにより、入射面に直交する方向に伝搬する光量を増大させる。あるいは、角部C1からの距離が増大するにつれて、LEDの拡散性を弱くすることにより、入射面に直交する方向に伝搬する光量を増大させる。このときの拡散性は、入射面に設けた光拡散構造による効果も含めてもよい。
この場合、LED配置間隔が等間隔であってもLED配置間隔に粗密があっても、入射面輝度分布の線形変化を実現することができる。指向性を弱くすると入射面に直交する方向への光の伝搬が弱くなり、結果としてその位置のLEDの発光輝度を下げたのと同等の効果をもたらすためである。
したがって、本変形例においても、実施の形態1と同様に、簡易な導光板設計で均等な出射面輝度分布を実現することができる。
(実施の形態1の変形例3)
実施の形態1では、出射光取り出しのために、図2に示す導光板110内部に光散乱ポリマーを含有させているが、他の手法でも可能である。
変形例3では、ドット印刷あるいは凹凸状構造などの光拡散構造を底面に設けることにより、主面131から出射光を取り出すことができる。このとき、光拡散構造の配置密度が底面上で略一様であってもよい。
すなわち、上記のように入射面輝度分布を線形に傾斜させることにより、本変形例においても、実施の形態1と同様に、簡易な導光板設計で均等な出射面輝度分布を実現することができる。
なお、上記の凹凸状構造には、溝状構造も含まれる。
また、光拡散構造を、底面の代わりに主面に設けてもよいし、主面および底面の両方に設けてもよい。
(実施の形態1の変形例4)
実施の形態1において、光源部を個別発光させる場合に生じる入射面輝度分布は、図5において実線で示すように線形変化を呈する。しかし、入射面輝度分布の特性は、非線形(例えば2次曲線など)であってもよい。さらに、さらなる最適化あるいは電力削減を目的として、主面131(図2)において中心輝度に比べて周囲輝度が低くなるような入射面輝度分布を発生させてもよい。この場合、入射面輝度分布は、極値を持つこととなり、すなわち単調増加関数ではなくなる。
ただし、個別発光により生じる入射面輝度分布は、単調増加(あるいは単調減少)の関数ではないとしても、全体として、角部C1(図2)からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を呈することが必要である。そのような入射面輝度分布の例を、図5において破線および一点鎖線の曲線により示す。この場合も、実施の形態1と同様、簡易な導光板設計で均等な出射面輝度分布を実現することができる。
(実施の形態2)
以下、本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態に関する以下の説明では、実施の形態1で説明したものと同一のまたは対応する構成要素には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図6は、本実施の形態に係るバックライト200の構成を示す図である。
バックライト200においては、導光板210が直方体形状ではなく、底面が傾斜した楔形形状である点が、本実施の形態と実施の形態1との相違点である。
具体的には、近傍に光源部141が配置されている入射面としての左側面221側が右側面223側よりも肉厚となっている。さらに、近傍に光源部142が配置されている入射面としての上側面222側が下側面224側よりも肉厚となっている。
光源部141、142については実施の形態1と同様であるため、光源部141、142を個別発光させる場合には、実施の形態1で説明した線形変化の入射面輝度分布を生じさせることができる。したがって、本実施の形態においても、実施の形態1と同様、図4(c)に示すように均等な出射面輝度分布を実現することができる。
なお、上記の実施の形態1の変形例1〜4は、本実施の形態にも適用可能である。
(実施の形態3)
以下、本発明の実施の形態3について説明する。本実施の形態に関する以下の説明では、上記実施の形態で説明したものと同一のまたは対応する構成要素には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、上記実施の形態との相違点を中心に説明する。
図7は、本実施の形態に係るバックライト300の構成を示す図である。
バックライト300においては、LEDの配置がL字状ではなく、導光板110を包囲するような配置である点が、本実施の形態と実施の形態1との相違点である。言い換えれば、例えば輝度不足に対処するために、実施の形態1ではLEDが実装されていない側面(右側面323および下側面324)にもLEDを付け加えたのが本実施の形態である。
光源部343は、右側面323に沿って配置されており、右側面323を照射する。光源部343の発光輝度分布は、光源部341の発光輝度分布を反転させた分布である。すなわち、光源部141の発光輝度分布は、角部C1から角部C2に向かうY軸正方向において単調増大するのに対し、光源部343の発光輝度分布は、角部C4から角部C3に向かうY軸負方向において単調増大する。
光源部344は、下側面324に沿って配置されており、下側面324を照射する。光源部344の発光輝度分布は、光源部342の発光輝度分布を反転させた分布である。すなわち、光源部142の発光輝度分布は、角部C1から角部C3に向かうX軸正方向において単調増大するのに対し、光源部344の発光輝度分布は、角部C4から角部C2に向かうX軸負方向において単調増大する。
上記構成を有するバックライト300において、光源部141、142のみを発光させた場合、出射面輝度分布は、実施の形態1で説明した図4(c)と同一となる。よって、バックライト300において、光源部141、142に加えて光源部343、344を発光させた場合、出射面輝度分布は、図4(c)の分布に、図4(c)の分布をZ軸周りに回転させた分布を重ね合わせることによって、得られる。これは、図8のような分布となる。
図4(c)に示す出射面輝度分布、つまり光源部141、142の組のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布は、角部C1に対応する座標位置から角部C4に対応する座標位置に向かって非対称な分布となる場合がある。光源部343、344の組のみを発光させた場合も同様である。
しかし、これらの組を両方とも発光させることにより、回転対称な2つの出射光輝度分布を重ね合わせることができるので、互いの非対称性を相殺することができる。
ここで、角度を変えたグラフを参照して上記効果を説明する。図9(a)および図9(b)は、バックライト300において光源部141、142の組のみ発光させた場合に生じる出射面輝度分布を示す。一方、図9(c)および図9(d)は、バックライト300において光源部141、142の組と光源部343、344の組とを両方とも発光させた場合に生じる出射面輝度分布を示す。なお、比較を容易にするために、図9(c)および図9(d)に示す輝度は実際値の半分である。
このように、本実施の形態によれば、実施の形態1において実現されたものよりもさらに均等な出射面輝度分布を実現することができる。
なお、実施の形態1の変形例1〜4は、本実施の形態にも適用可能である。
ここで、実施の形態1の変形例4を本実施の形態に適用した場合について説明する。
例えば、光源部を個別発光させる場合に生じる入射面輝度分布が単調増大ではなく、図5において破線で表された輝度曲線のような特性であったとする。この輝度曲線は、角部からの距離が増大するにつれて輝度が増大する傾向を有しつつ、角部から最も遠い部分付近で輝度が僅かに低減する点が特徴的である。本実施の形態では、LEDの配置間隔は等間隔でありLEDの指向性も同一であるため、上記輝度曲線で表される発光輝度分布での発光をLED駆動制御によって実現することにより、上記の入射面輝度分布を実現させることができる。
図7のバックライト300において光源部141のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布は、図10(a)に示すとおりになる。また、図7のバックライト300において光源部142のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布は、図10(b)に示すとおりとなる。
さらに、図7のバックライト300において光源部141、142の組のみを発光させた場合に生じる出射面輝度分布は、図10(c)に示すとおりとなる。図10(c)の出射面輝度分布では、図10(a)のものと図10(b)のものとが重ね合わせられることにより、分布の不均一性が大幅に解消されているが、分布の非対称性が依然として残っている。
しかし、図7のバックライト300において光源部343、344の組を追加で発光させると、図10(d)に示すように、分布の非対称性も解消することができる(比較を容易にするために、図10(d)に示す輝度は実際値の半分である)。しかも、前述した輝度曲線の特徴により、主面131のエッジ(特に角部C1〜C4)付近の輝度増大を抑えることができる。
ここで、角度を変えたグラフを参照して上記効果を説明する。図11(a)および図11(b)は、バックライト300において光源部141、142、343、344を線形に傾斜した発光輝度分布で発光させた場合に生じる出射面輝度分布を示す。一方、図11(c)および図11(d)は、バックライト300において光源部141、142、343、344を非線形に最適化された発光輝度分布で発光させた場合に生じる出射面輝度分布を示す。
図11(a)および図11(b)の場合と図11(c)および図11(d)の場合とを比較すると分かるように、入射面輝度分布を最適化することにより、出射面輝度分布を一層、均一化させることができる。
(実施の形態4)
以下、本発明の実施の形態4について説明する。本実施の形態に関する以下の説明では、上記実施の形態で説明したものと同一のまたは対応する構成要素には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、上記実施の形態との相違点を中心に説明する。
図12は、本実施の形態に係るバックライト400の構成を示す図である。
バックライト400は、実施の形態1で説明したものと同様の構成を有する4つのバックライト100a〜100dからなるものである。バックライト100a〜100dは、実施の形態1のバックライト100と同様の構成を有するため、その詳細な説明を省略する。なお、参照番号末尾の符号a〜dは、同一の構成要素を位置によって識別するための付与したものである。
すなわち、本実施の形態では、実施の形態1のバックライト100と同様の構成を連結することにより、実施の形態1で述べた効果を実現するバックライトのサイズの拡大を図ることができる。
図12に示すように、バックライト100a〜100dの全導光板は、全光源部141a〜141d、142a〜142dによって包囲されるように、配置されている。そして、導光板間を互いに密着させ、且つ、全主面131a〜131dを面一とした状態で、全導光板を連結することにより、本実施の形態のバックライト400を得ることができる。
光源部141aは、バックライト100aの導光板の左側面に沿って配置されており、光源部141aの発光輝度分布は、バックライト100aの導光板の左上の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。また、光源部141cは、バックライト100cの導光板の左側面に沿って配置されており、光源部141cの発光輝度分布は、バックライト100cの導光板の左下の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。すなわち、4つの導光板を1つの連結型導光板として見ると、連結型導光板の左側面近傍の光源部(光源部141a、141cの組)の発光輝度分布は、左側面の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が線形減少するような傾向を呈する。
光源部142aは、バックライト100aの導光板の上側面に沿って配置されており、光源部142aの発光輝度分布は、バックライト100aの導光板の左上の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。また、光源部142bは、バックライト100bの導光板の上側面に沿って配置されており、光源部142bの発光輝度分布は、バックライト100bの導光板の右上の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。すなわち、4つの導光板を1つの連結型導光板として見ると、連結型導光板の上側面近傍の光源部(光源部142a、142bの組)の発光輝度分布は、上側面の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が線形減少するような傾向を呈する。
光源部141bは、バックライト100bの導光板の右側面に沿って配置されており、光源部141bの発光輝度分布は、バックライト100bの導光板の右上の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。また、光源部141dは、バックライト100dの導光板の右側面に沿って配置されており、光源部141dの発光輝度分布は、バックライト100dの導光板の右下の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。すなわち、4つの導光板を1つの連結型導光板として見ると、連結型導光板の右側面近傍の光源部(光源部141b、141dの組)の発光輝度分布は、右側面の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が線形減少するような傾向を呈する。
光源部142cは、バックライト100cの導光板の下側面に沿って配置されており、光源部142cの発光輝度分布は、バックライト100cの導光板の左下の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。また、光源部142dは、バックライト100dの導光板の下側面に沿って配置されており、光源部142dの発光輝度分布は、バックライト100dの導光板の右下の角部からの距離が増大するにつれて輝度が線形増大するような傾向を呈する。すなわち、4つの導光板を1つの連結型導光板として見ると、連結型導光板の下側面近傍の光源部(光源部142c、142dの組)の発光輝度分布は、下側面の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が線形減少するような傾向を呈する。
連結型導光板内の十字状の連結部には、反射板を挟んでもよいし、挟まなくてもよいし、無反射コーティングを施してもよい。
連結部に反射板を設ける場合には、バックライト400の出射面輝度分布は、図4(c)に示す分布を4つ連結したような分布となる。すなわち、本実施の形態においても、実施の形態1と同様に、均等な出射面輝度分布を実現することができる。
連結部での反射を0とした場合、つまり連結部に反射板を設けない場合は、バックライト400の出射面輝度分布は、図13のようになる。つまり、バックライト400の部品点数を減らしても、適度に均等な出射面輝度分布を実現することができる。なお、図13では、主面131a〜131d上の座標を、主面131a〜131d全体をX軸方向に32分割、Y軸方向に18分割することにより、定義している。
なお、本実施の形態に実施の形態2を適用することもできる。すなわち、本実施の形態において、実施の形態2で説明した楔形形状の導光板210を利用することができる。この場合、4つの楔形形状の導光板210は、連結部が交差する中央部分が最も薄くなるように配置される。
また、実施の形態1の変形例1〜4は、本実施の形態にも適用可能である。
(実施の形態5)
以下、本発明の実施の形態5について説明する。本実施の形態に関する以下の説明では、上記実施の形態で説明したものと同一のまたは対応する構成要素には同一の参照番号を付してその詳細な説明を省略し、上記実施の形態との相違点を中心に説明する。
図14は、本実施の形態に係るバックライト500の構成を示す図である。
バックライト500は、実施の形態4で説明した4つの導光板を1つの導光板510に差し替えたものである。
したがって、本実施の形態では、実施の形態4に比べて、部品点数を減らして製造工程を簡略化することができる。
また、本実施の形態では、実施の形態4と異なり、導光板510内に連結部が存在しないため、連結部に生じるおそれのある輝度分布の不連続によるムラの発生を回避することができる。本実施の形態において実現される出射面輝度分布は、実施の形態4の説明に用いた図13と同一となる。
なお、実施の形態4に適用した4つの楔形形状の導光板を一体化した特殊形状の導光板を、本実施の形態に適用することもできる。
また、実施の形態1の変形例1〜4は、本実施の形態にも適用可能である。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。なお、上記実施の形態は、種々変更して実施することができる。例えば、上記各実施の形態は、別の実施の形態と適宜組み合わせて実施することができる。
本発明に係るバックライト装置は、液晶表示装置などの映像表示装置に用いるバックライト装置として有用である。
100、100a〜100d、200、300、400、500 バックライト
110、210、510 導光板
121、221 左側面
122、222 上側面
131、131a〜131d、231、531 主面
141、141a〜141d、142、142a〜142d、343、344 光源部
223、323 右側面
224、324 下側面
C1、C2、C3、C4 角部

Claims (14)

  1. 光源部と導光板とを有するバックライト装置であって、
    前記導光板は、光を側面部から入射して主面から出射し、
    前記主面は、第1の角部を含む複数の角部をなすエッジを有し、
    前記側面部は、
    前記第1の角部から前記主面のエッジに沿って伸延する第1の側面と、
    前記第1の角部から前記主面のエッジに沿って前記第1の側面と異なる方向に伸延する第2の側面と、を含み、
    前記光源部は、
    前記第1の側面の近傍に配置された第1の光源部と、
    前記第2の側面の近傍に配置された第2の光源部と、を含み、
    前記第1の光源部の個別発光により前記第1の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部から近い位置では低輝度となり且つ前記第1の角部から遠い位置では高輝度となり、
    前記第2の光源部の個別発光により前記第2の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部から近い位置では低輝度となり且つ前記第1の角部から遠い位置では高輝度となる、
    バックライト装置。
  2. 前記第1の光源部の個別発光により前記第1の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を呈する、
    前記第2の光源部の個別発光により前記第2の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を呈する、
    請求項1記載のバックライト装置。
  3. 前記主面は、前記第1の角部のほかに第2、第3および第4の角部を含む4つの角部をなすエッジを有し、
    前記第1の側面は、前記第1の角部から第2の角部まで伸延し、
    前記第2の側面は、前記第1の角部から第3の角部まで伸延し、
    前記側面部は、
    前記第3の角部から前記主面のエッジに沿って前記第4の角部まで伸延する第3の側面と、
    前記第2の角部から前記主面のエッジに沿って前記第4の角部まで伸延する第4の側面と、をさらに有し、
    前記光源部は、
    前記第3の側面の近傍に配置された第3の光源部と、
    前記第4の側面の近傍に配置された第4の光源部と、をさらに有し、
    前記第3の光源部の個別発光により前記第3の側面上に生じる輝度分布は、前記第4の角部から近い位置では低輝度となり且つ前記第4の角部から遠い位置では高輝度となり、
    前記第4の光源部の個別発光により前記第4の側面上に生じる輝度分布は、前記第4の角部から近い位置では低輝度となり且つ前記第4の角部から遠い位置では高輝度となる、
    請求項1記載のバックライト装置。
  4. 前記第1の光源部の個別発光により前記第1の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を有し、
    前記第2の光源部の個別発光により前記第2の側面上に生じる輝度分布は、前記第1の角部からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を有し、
    前記第3の光源部の個別発光により前記第3の側面上に生じる輝度分布は、前記第4の角部からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を呈する、
    前記第4の光源部の個別発光により前記第4の側面上に生じる輝度分布は、前記第4の角部からの距離が増大するにつれて輝度が増大するような傾向を呈する、
    請求項3記載のバックライト装置。
  5. 前記第1の光源部の個別発光により前記第1の側面上に生じる輝度分布は、前記第1および第2の角部間の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が低減するような傾向を呈し、
    前記第2の光源部の個別発光により前記第2の側面上に生じる輝度分布は、前記第1および第3の角部間の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が低減するような傾向を呈し、
    前記第3の光源部の個別発光により前記第3の側面上に生じる輝度分布は、前記第3および第4の角部間の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が低減するような傾向を呈し、
    前記第4の光源部の個別発光により前記第4の側面上に生じる輝度分布は、前記第2および第4の角部間の中央部からの距離が増大するにつれて輝度が低減するような傾向を呈する、
    請求項3記載のバックライト装置。
  6. 前記第1および第2の光源部はそれぞれ、前記第1および第2の側面に沿って列状に且つ等間隔に配置された複数の光源を有し、
    前記輝度分布は、等間隔に配置された前記複数の光源に対する電気的駆動の制御によって実現される、
    請求項1記載のバックライト装置。
  7. 前記第1および第2の光源部はそれぞれ、前記第1および第2の側面に沿って列状に配置された複数の光源を有し、
    前記輝度分布は、前記複数の光源の配置間隔の粗密によって実現される、
    請求項1記載のバックライト装置。
  8. 前記第1および第2の光源部はそれぞれ、前記第1および第2の側面に沿って列状に配置された複数の光源を有し、
    前記輝度分布は、前記複数の光源の指向性又は拡散性の強弱によって実現される、
    請求項1記載のバックライト装置。
  9. 前記導光板は、直方体形状の導光体である、
    請求項1記載のバックライト装置。
  10. 前記導光体は、前記第1の側面側がその反対面側よりも肉厚に形成され且つ前記第2の側面側がその反対面側よりも肉厚に形成された楔形形状の導光体である、
    請求項1記載のバックライト装置。
  11. 前記導光体は、光散乱ポリマーを含有する散乱導光体であり、
    前記光散乱ポリマーの濃度は、前記導光体の内部で一様である、
    請求項1記載のバックライト装置。
  12. 前記導光体は、前記主面および前記主面の反対側の面のうち少なくとも一方に形成された光拡散構造を有し、
    前記光拡散構造の密度は、前記光拡散構造が形成された面上で一様である、
    請求項1記載のバックライト装置。
  13. 請求項1記載の複数のバックライト装置を有し、
    前記複数のバックライト装置は、前記主面の全てが面一となり且つ前記光源部の全てにより包囲されるように、配置される、
    連結型のバックライト装置。
  14. 請求項1記載のバックライト装置と、
    前記バックライト装置からの光を映像信号に応じて変調することにより映像を出力する光変調部と、
    を有する映像表示装置。
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