JP2011227713A - データ投入方法及びデータ投入システム - Google Patents

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Abstract

【課題】原本データ管理サーバとデータ管理システム間のデータの不一致発生時に、オペレータの直接的なデータ修復を不要とする。
【解決手段】運用データ管理部13に障害が発生し、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間でデータが不一致となった場合、帳票投入部21がデータ一致化フラグをONとした帳票を再投入し、帳票分解部11がその帳票を分解し、データ一致化フラグをONとして投入データをデータ投入部12へ送信し、データ投入部12が投入データにしたがって運用データ管理部13にデータ要素を投入する際、運用データ管理部13からエラー応答が返信されたときは、そのエラー応答を無視し、オペレーションを変更してデータを投入する。
【選択図】図1

Description

本発明は、オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバからサービスを提供する運用システムへデータを投入する技術に関する。
分散サーバにてサービスを提供する大規模情報システムは、Operation Support System(OSS)としてオペレータから投入されるデータを原本管理する原本データ管理サーバと、投入されたデータによりサービスを提供する運用側システムからなる。運用側システムは、データを帳票として投入するデータ投入システム、投入されたデータを管理するデータ管理システムを備える。運用側システムが管理するデータは、原本データの一部であり、運用システム間で2重にデータを持つことはなく、データはいずれかの運用システムのデータ管理に帰属する。
原本データ管理サーバは、データの内容より投入先の運用システムを選択して帳票を投入する。投入される帳票は、XML,CSVあるいは他の形式で定義される。運用側システムのデータ投入システムは、帳票をデータ管理システムのデータ要素に分解し、挿入、更新、削除のオペレーションによりデータ管理システムに投入する。
データ管理システムにデータを投入する際に、データ管理システムに障害が発生した場合は、データ管理システムはデータ投入前の状態に巻き戻される(ロールバックする)。
しかしながら、障害によっては、ロールバックも失敗する場合がある。この場合、原本データ管理サーバのデータと運用側システムのデータ管理システムとの間のデータが不一致となる。データの不一致の対策として、例えば、特許文献1では、対象レコードにバージョン番号をつけ、上記バージョン不一致を検出している。
特開2004−342039号公報
データが不一致となった場合、帳票を再投入しても、挿入するデータが既に挿入済みであったり、削除するデータがすでに削除済みであったりすることがある。この場合、再投入された帳票に基づいて同一オペレーションを再実施しただけでは、オペレーションが失敗し、ロールバックされてしまうため、データの不一致が解消されない。このため、オペレータが、運用側システムのデータ管理システムの不一致となっているデータを特定し、データ管理システムのデータを直接参照して修復する必要がある。しかしながら、この作業には、高度な熟練を要し、また作業の誤りを発生しやすいという課題がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、原本データ管理サーバと運用側システムのデータ管理システム間のデータの不一致発生時に、オペレータの直接的なデータ修復を不要とすることを目的とする。
第1の本発明に係るデータ投入方法は、オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入方法であって、前記原本データ管理サーバによる、前記データを帳票として前記運用データ管理システムへ投入するステップと、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入するステップと、を有し、前記運用データ管理システムによる、投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解するステップと、前記データ要素について前記オペレーションを実施するステップと、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに前記オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について変更のオペレーションを実施するステップと、を有することを特徴とする。
第2の本発明に係るデータ投入方法は、オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入方法であって、前記原本データ管理サーバによる、前記データを帳票として前記運用データ管理システムへ投入するステップと、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入するステップと、を有し、前記運用データ管理システムによる、投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解するステップと、前記データ要素について前記オペレーションを実施するステップと、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに前記オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について削除のオペレーションを実施した後、当該データ要素について挿入のオペレーションを実施するステップと、を有することを特徴とする。
第3の本発明に係るデータ投入方法は、オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入方法であって、前記原本データ管理サーバによる、前記データを帳票として前記運用データ管理システムへ投入するステップと、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入するステップと、を有し、前記運用データ管理システムによる、投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解するステップと、前記データ要素について前記オペレーションを実施するステップと、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときは、前記データ要素の有無を確認し、当該データ要素の有無に応じたオペレーションを実施するステップと、を有することを特徴とする。
第4の本発明に係るデータ投入シテスムは、オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入システムであって、前記原本データ管理サーバは、オペレータから投入されるデータを格納する原本管理手段と、前記原本管理手段から前記データを読み出して帳票として前記運用データ管理システムへ投入し、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入する帳票投入手段と、を有し、前記運用データ管理システムは、投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解する帳票分解手段と、データ要素を格納する運用データ管理手段と、前記運用データ管理手段に対して前記データ要素について前記オペレーションを実施し、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに当該オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について変更のオペレーションを実施するデータ投入手段と、を有することを特徴とする。
第5の本発明に係るデータ投入システムは、オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入システムであって、前記原本データ管理サーバは、オペレータから投入されるデータを格納する原本管理手段と、前記原本管理手段から前記データを読み出して帳票として前記運用データ管理システムへ投入し、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入する帳票投入手段と、を有し、前記運用データ管理システムは、投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解する帳票分解手段と、データ要素を格納する運用データ管理手段と、前記運用データ管理手段に対して前記データ要素について前記オペレーションを実施し、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに前記オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について削除のオペレーションを実施した後、当該データ要素について挿入のオペレーションを実施するデータ投入手段と、を有することを特徴とする。
第6の本発明に係るデータ投入システムは、オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入システムであって、前記原本データ管理サーバは、オペレータから投入されるデータを格納する原本管理手段と、前記原本管理手段から前記データを読み出して帳票として前記運用データ管理システムへ投入し、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入する帳票投入手段と、を有し、前記運用データ管理システムは、投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解する帳票分解手段と、データ要素を格納する運用データ管理手段と、前記運用データ管理手段に対して前記データ要素について前記オペレーションを実施し、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときは、前記データ要素の有無を確認し、当該データ要素の有無に応じたオペレーションを実施するデータ投入手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、原本データ管理サーバと運用側システムのデータ管理システム間のデータの不一致発生時に、オペレータの直接的なデータ修復を不要とすることができる。
本実施の形態における原本データ管理サーバと運用システムの構成を示す機能ブロック図である。 上記運用システムにおける帳票投入時の処理の概要を示す模式図である。 上記運用システムに障害が発生し、オペレーションが失敗する様子を示す模式図である。 上記原本データ管理サーバがデータ一致化処理として帳票を再投入する処理の概要を示す模式図である。 運用システムにおけるデータ一致化処理の概要を示す模式図である。 運用システムにおける別のデータ一致化処理の概要を示す模式図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態における原本データ管理サーバと運用システムの構成を示す機能ブロック図である。図1に示すように、原本データ管理サーバ2は、帳票投入部21と原本管理部22を備え、運用システム1は、帳票分解部11、データ投入部12、運用データ管理部13、およびサービス提供部14を備える。
原本管理部22は、原本データを管理する。
帳票投入部21は、原本管理部22が管理する原本データから帳票を作成し、運用システム1に投入する。また、帳票投入部21は、帳票を投入した際に運用システム1において障害が発生し、ロールバックも正しく行われなかった場合、データ一致化フラグをONにして帳票を再投入する。
帳票分解部11は、帳票投入部21が投入した帳票をデータ要素とそのデータ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解し、データ投入部12に送信する。データ一致化フラグがONの帳票を受信した場合、投入データのデータ一致化フラグをONにしてデータ投入部12に送信する。
データ投入部12は、帳票分解部11から投入データを受信し、投入データにしたがって運用データ管理部13にデータ要素を投入する。投入データのデータ一致化フラグがONの場合、運用データ管理部13にデータ要素を投入したときにエラー応答が返信されたときは、そのエラー応答を無視し、オペレーションを変更してデータ要素を投入する。あるいは、運用データ管理部13のデータの有無を確認し、データの有無に応じたオペレーションによりデータ要素を投入する。
運用データ管理部13は、投入されたデータを保持する。
サービス提供部14は、運用データ管理部13からデータを取り出し、取り出したデータに従ってサービスを提供する。
次に、帳票投入時の処理について説明する。図2は、本実施の形態の運用システムにおける帳票投入時の処理の概要を示す模式図である。
帳票投入部21から帳票101が投入されると、帳票分解部11が帳票101を分解し、投入データ102をデータ投入部12へ送信する。図2では、Aサービスを登録する、パラメータ1〜4を含む帳票101が投入される。帳票101は、各テーブル1〜4にデータ11,・・・,データ42,・・・を挿入する投入データ102に分解される。
データ投入部12は、受信した投入データ102に基づいて、運用データ管理部13に対してオペレーションを実施し、データ要素を投入する。図2では、各テーブル1〜4にデータ11,・・・,データ42,・・・を挿入するオペレーションを実施している。運用データ管理部13は挿入、更新、削除の3つのオペレーションを備える。
ここで、運用データ管理部13に障害が発生した場合について説明する。図3は、図2において、テーブル1にデータ11,・・・を挿入するオペレーション1、テーブル2にデータ21,・・・を挿入するオペレーション2が成功し、テーブル3にデータ31,・・・を挿入するオペレーション3が失敗し、さらにロールバックも失敗したときの様子を示す模式図である。
まず、データ投入部12が、テーブル1にデータ11,・・・を挿入するオペレーション1を実施すると(符号103A)、運用データ管理部13においてテーブル1にデータが格納され、応答が返される(符号104A)。
続いて、テーブル2にデータ21,・・・を挿入するオペレーション2を実施すると(符号103B)、運用データ管理部13においてテーブル2にデータが格納され、応答が返される(符号104B)。
テーブル3にデータ31,・・・を挿入するオペレーション3を実施したときに(符号103C)、運用データ管理部13において障害が発生してオペレーション3が実施できず、エラー応答が返される(符号104C)。エラー応答が返されたため、データ投入部12はテーブル4にデータ41,・・・を挿入するオペレーション4を実施せず(符号103D)、帳票の投入が失敗したことを示すエラー応答を原本データ管理サーバ2に返信する(符号105)。
このように、オペレーション1,2が成功し、オペレーション3が失敗した場合、運用データ管理部13上のデータは、符号110で示すように、テーブル1,2はデータ有り、テーブル3,4はデータ無しとなり、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間でデータが不一致となる。
図4は、図3においてエラー応答が原本データ管理サーバ2に返された後、原本データ管理サーバ2がデータ一致化処理として帳票を再投入する処理の概要を示す模式図である。
原本データ管理サーバ2は、データ一致化処理の帳票201を運用システム1に投入する。帳票投入部21からデータ一致化処理の帳票201が投入されると、帳票分解部11が帳票201を分解し、データ一致化フラグ情報を含む投入データ202をデータ投入部12へ送信する。図4に示すように、データ一致化処理の帳票201は、その帳票201がデータ一致化処理のための帳票であることを示すため、データ一致化フラグがONとなっている。帳票分解部11は、データ一致化フラグがONの場合、その情報を含む投入データ202をデータ投入部12へ送信する。あるいは、送信パラメータとしてデータ一致化を指定して投入データを送信する。
データ投入部12は、受信した投入データ202のデータ一致化フラグがONであった場合、運用データ管理部13に対してデータ一致化処理を行う。データ一致化処理は、オペレーションに対するエラー応答を無視して、別のオペレーションに変えてデータ要素を投入するものである。例えば、運用データ管理部13に対するオペレーションが挿入の場合、エラー応答となるのは既にデータが挿入されデータが重複するときである。そのため、データ投入部12は、挿入オペレーションに対するエラー応答を無視し(ロールバックせず)、オペレーションを更新に変えてデータ要素を投入する。更新に変えられたオペレーションが実行されるとエラーとならずデータが反映されるため、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間でデータが一致化する。以下、図を用いて詳細に説明する。
図5は、図4に示すデータ一致化フラグがONとなっている投入データをデータ投入部12が受信したときの処理の様子を示す模式図である。
まず、データ投入部12が、テーブル1にデータ11,・・・を挿入するオペレーション1を実施すると(符号203A)、テーブル1には、既にデータが挿入されているので、運用データ管理部13はエラー応答を返す(符号204A)。
データ投入部12は、エラー応答を受信すると、受信した投入データのデータ一致化フラグがONであるので、エラー応答を無視し、挿入のオペレーションを更新に変えて、テーブル1のデータ11,・・・を更新するオペレーション1を実施する(符号205A)。運用データ管理部13においてテーブル1が更新され、応答が返される(符号206A)。このように、符号207Aで示す一連の処理により、テーブル1に挿入されるデータの一致化処理が行われる。
テーブル2にも既にデータが挿入されているので、テーブル1と同様に、符号207Bで示す一連のデータ一致化処理が行われる(符号203B〜206B)。
テーブル3にデータ31,・・・を挿入するオペレーション3を実施すると(符号203C)、運用データ管理部13においてテーブル3にデータが格納され、応答が返される(符号204C)。テーブル3は、図3において、運用データ管理部13に障害が発生し、データが挿入されていないので、エラー応答が返されることなく、挿入のオペレーションが成功する。
同様に、テーブル4にデータ41,・・・を挿入するオペレーション4を実施すると(符号203D)、運用データ管理部13においてテーブル4にデータが格納され、応答が返される(符号204D)。
このようにして、符号210で示すように、テーブル3,4がデータ有りとなり、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間のデータ不一致が解消される。
データ一致化フラグがONとなっている投入データをデータ投入部12が受信したときの別の処理として、挿入のオペレーションを実施したときにデータ重複エラーを受信した場合、そのエラーを無視し、そのデータ要素について削除のオペレーションを実施後、そのデータ要素について挿入のオペレーションを実施する方法もある。
また、データ一致化フラグがONとなっている投入データをデータ投入部12が受信したときのさらに別の処理として、挿入のオペレーションを実施する前に、挿入先テーブルのデータの有無を確認し、データが有る場合は更新、データが無い場合は挿入のオペレーションを実施する方法もある。また、挿入先テーブルのデータの有無を確認した後、データが有る場合は削除のオペレーションを実施後、挿入のオペレーションを実施し、データが無い場合は挿入のオペレーションを実施する方法もある。
次に、データの一致化処理が削除のオペレーションにより行われる場合について説明する。オペレーションが削除のとき、データが存在しない場合にエラー応答が返されるので、そのエラー応答を無視する。削除のオペレーションが成功する場合は、運用データ管理部13の該当データは削除され、失敗する場合は、データが存在しない場合なので、エラー応答を無視しても、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間のデータ不一致が解消される。
図6は、オペレーションの内容が削除で、データ一致化フラグがONとなっている投入データをデータ投入部12が受信したときの処理の様子を示す模式図である。ここでは、運用データ管理部13のテーブル1,2はデータ無し、テーブル3,4はデータ有りであるとする。
まず、データ投入部12がテーブル1のデータ11,・・・を削除するオペレーション1を実施すると(符号303A)、削除対象のデータが存在しないので、運用データ管理部13はエラー応答を返す(符号304A)。データ投入部12は、投入データのデータ一致化フラグがONであるので、そのエラー応答を無視する。
データ投入部12がテーブル2のデータ21,・・・を削除するオペレーション2を実施すると(符号303B)、削除対象のデータが存在しないので、運用データ管理部13はエラー応答を返す(符号304B)。データ投入部12は、投入データのデータ一致化フラグがONであるので、そのエラー応答を無視する。
続いて、データ投入部12がテーブル3のデータ31,・・・を削除するオペレーション3を実施すると(符号303C)、運用データ管理部13においてテーブル3のデータが削除され、応答が返される(符号304C)。
同様に、データ投入部12がテーブル4のデータ41,・・・を削除するオペレーション4を実施すると(符号303D)、運用データ管理部13においてテーブル4のデータが削除され、応答が返される(符号304D)。
このようにして、符号310で示すように、テーブル3,4がデータ無しとなり、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間のデータ不一致が解消される。
なお、データ一致化フラグがONとなっている投入データをデータ投入部12が受信し、削除のオペレーションを実施する別の方法として、削除のオペレーションを実施する前に、挿入先テーブルのデータの有無を確認し、データが有る場合にのみ削除のオペレーションを実施する方法もある。
以上説明したように、本実施の形態によれば、運用データ管理部13に障害が発生し、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間でデータが不一致となった場合、帳票投入部21がデータ一致化フラグをONとした帳票を再投入し、帳票分解部11がその帳票を分解し、データ一致化フラグをONとして投入データをデータ投入部12へ送信し、データ投入部12が投入データにしたがって運用データ管理部13にデータ要素を投入する際、運用データ管理部13からエラー応答が返信されたときは、そのエラー応答を無視し、オペレーションを変更してデータを投入することにより、原本データ管理サーバ2と運用データ管理部13間のデータ不一致を解消することができる。
1…運用システム
11…帳票分解部
12…データ投入部
13…運用データ管理部
14…サービス提供部
2…原本データ管理サーバ
21…帳票投入部
22…原本管理部

Claims (6)

  1. オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入方法であって、
    前記原本データ管理サーバによる、
    前記データを帳票として前記運用データ管理システムへ投入するステップと、
    投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入するステップと、を有し、
    前記運用データ管理システムによる、
    投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解するステップと、
    前記データ要素について前記オペレーションを実施するステップと、
    投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに前記オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について変更のオペレーションを実施するステップと、を有すること
    を特徴とするデータ投入方法。
  2. オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入方法であって、
    前記原本データ管理サーバによる、
    前記データを帳票として前記運用データ管理システムへ投入するステップと、
    投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入するステップと、を有し、
    前記運用データ管理システムによる、
    投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解するステップと、
    前記データ要素について前記オペレーションを実施するステップと、
    投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに前記オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について削除のオペレーションを実施した後、当該データ要素について挿入のオペレーションを実施するステップと、を有すること
    を特徴とするデータ投入方法。
  3. オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入方法であって、
    前記原本データ管理サーバによる、
    前記データを帳票として前記運用データ管理システムへ投入するステップと、
    投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入するステップと、を有し、
    前記運用データ管理システムによる、
    投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解するステップと、
    前記データ要素について前記オペレーションを実施するステップと、
    投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときは、前記データ要素の有無を確認し、当該データ要素の有無に応じたオペレーションを実施するステップと、を有すること
    を特徴とするデータ投入方法。
  4. オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入システムであって、
    前記原本データ管理サーバは、
    オペレータから投入されるデータを格納する原本管理手段と、
    前記原本管理手段から前記データを読み出して帳票として前記運用データ管理システムへ投入し、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入する帳票投入手段と、を有し、
    前記運用データ管理システムは、
    投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解する帳票分解手段と、
    データ要素を格納する運用データ管理手段と、
    前記運用データ管理手段に対して前記データ要素について前記オペレーションを実施し、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに当該オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について変更のオペレーションを実施するデータ投入手段と、を有すること
    を特徴とするデータ投入システム。
  5. オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入システムであって、
    前記原本データ管理サーバは、
    オペレータから投入されるデータを格納する原本管理手段と、
    前記原本管理手段から前記データを読み出して帳票として前記運用データ管理システムへ投入し、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入する帳票投入手段と、を有し、
    前記運用データ管理システムは、
    投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解する帳票分解手段と、
    データ要素を格納する運用データ管理手段と、
    前記運用データ管理手段に対して前記データ要素について前記オペレーションを実施し、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときに前記オペレーションの実施が失敗した場合、当該オペレーションが削除であるときは前記失敗を無視し、当該オペレーションが挿入であるときは前記データ要素について削除のオペレーションを実施した後、当該データ要素について挿入のオペレーションを実施するデータ投入手段と、を有すること
    を特徴とするデータ投入システム。
  6. オペレータから投入されるデータを管理する原本データ管理サーバから前記データを運用データ管理システムに投入するデータ投入システムであって、
    前記原本データ管理サーバは、
    オペレータから投入されるデータを格納する原本管理手段と、
    前記原本管理手段から前記データを読み出して帳票として前記運用データ管理システムへ投入し、投入した前記帳票がエラーにより前記運用データ管理システムに反映されなかったときに、当該帳票に一致化フラグを付して前記運用データ管理システムへ再投入する帳票投入手段と、を有し、
    前記運用データ管理システムは、
    投入された前記帳票をデータ要素と当該データ要素に対するオペレーションを含む投入データに分解する帳票分解手段と、
    データ要素を格納する運用データ管理手段と、
    前記運用データ管理手段に対して前記データ要素について前記オペレーションを実施し、投入された前記帳票に前記一致化フラグが付されているときは、前記データ要素の有無を確認し、当該データ要素の有無に応じたオペレーションを実施するデータ投入手段と、を有すること
    を特徴とするデータ投入システム。
JP2010096992A 2010-04-20 2010-04-20 データ投入方法及びデータ投入システム Active JP5108914B2 (ja)

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