JP2011227273A - Keyboard device - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、電子ピアノや電子オルガンなどの鍵盤装置に関する。 The present invention relates to a keyboard device such as an electronic piano or an electronic organ.
一般に、電子ピアノなどの鍵盤装置は、白鍵および黒鍵からなる複数の鍵を鍵盤シャーシ上に配列させて上下方向にそれぞれ回転可能に取り付ける際に、黒鍵の前後方向の長さを白鍵よりも短くし、黒鍵の前端部を白鍵の前端部よりも後方に位置させて、黒鍵と白鍵との前後方向の位置をずらすことにより、演奏するときに白鍵と共に黒鍵を良好に押鍵操作することができるように構成されている。 Generally, a keyboard device such as an electronic piano has a black key with a length in the front-rear direction when a plurality of keys composed of a white key and a black key are arranged on the keyboard chassis so as to be vertically rotatable. The black key with the white key when playing, by moving the front end of the black key behind the front end of the white key and shifting the front and rear positions of the black key and white key. The key pressing operation can be performed satisfactorily.
このような従来の鍵盤装置においては、特許文献1に記載されているように、白鍵および黒鍵からなる複数の鍵のうち、黒鍵を鍵本体部と鍵操作部とに分割し、この鍵操作部を鍵本体部上に取り付けるように構成したものが知られている。この場合、黒鍵は、分割された鍵操作部を中空部に形成し、この中空部内に錘を収納させて鍵本体部上に取り付けることにより、黒鍵の重量を重くして、鍵タッチ感を調整するように構成されている。 In such a conventional keyboard device, as described in Patent Document 1, among a plurality of keys consisting of a white key and a black key, the black key is divided into a key body portion and a key operation portion. A configuration in which a key operation unit is mounted on a key body is known. In this case, the black key has a divided key operation part formed in a hollow part, and a weight is accommodated in the hollow part and attached on the key body part, thereby increasing the weight of the black key and the key touch feeling. Configured to adjust.
しかしながら、このような従来の鍵盤装置では、黒鍵を鍵本体部と鍵操作部とに分割しても、この分割された鍵操作部を鍵本体部上に単に取り付けている構成であるから、装置全体の小型化を図るために、白鍵と黒鍵との前後方向における位置ずれを一定に保った状態で、白鍵の前後方向の長さを短くすると、黒鍵の前後方向の長さが極端に短くなる。また、白鍵の前後方向の長さを短くして、黒鍵の前後方向の長さを十分に確保すると、黒鍵と白鍵との前後方向における位置ずれが極端に短くなる。 However, in such a conventional keyboard device, even if the black key is divided into the key body part and the key operation part, the divided key operation part is simply attached on the key body part. In order to reduce the overall size of the device, the length of the black key in the front-rear direction can be reduced by shortening the length of the white key in the front-rear direction while keeping the positional deviation between the white key and the black key in the front-rear direction constant. Becomes extremely short. Further, when the length of the white key in the front-rear direction is shortened and the length of the black key in the front-rear direction is sufficiently secured, the positional deviation between the black key and the white key in the front-rear direction becomes extremely short.
このため、このような従来の鍵盤装置においては、上述したいずれの場合においても、演奏者が演奏する際に、白鍵と黒鍵との前後方向における配列状態に違和感を生じ、この違和感によって演奏に支障が生じ、良好に演奏することができないばかりか、装置全体の奥行きを短くして、装置全体の小型化を図ることができないという問題がある。 For this reason, in such a conventional keyboard device, in any case described above, when the performer performs, the arrangement of the white key and the black key in the front-rear direction causes a sense of incongruity. There is a problem that not only the performance cannot be performed well, but also the depth of the entire apparatus cannot be shortened to reduce the size of the entire apparatus.
この発明が解決しようとする課題は、鍵の前後方向の長さを短くしても、演奏に支障が生じることなく、装置全体の小型化を図ることができる鍵盤装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide a keyboard device capable of reducing the overall size of the device without causing any trouble in performance even if the length of the key in the front-rear direction is shortened.
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
請求項1に記載の発明は、白鍵および黒鍵からなる複数の鍵が鍵盤シャーシ上に配列されて上下方向に回転可能な状態で取り付けられた鍵盤装置において、前記黒鍵は、前記鍵盤シャーシ上に上下方向に回転可能な状態で取り付けられた鍵本体部と、この鍵本体部上にその前後方向にスライド可能に取り付けられた鍵操作部とに、分割されていることを特徴とする鍵盤装置である。
In order to solve the above problems, the present invention includes the following components.
The invention according to claim 1 is a keyboard device in which a plurality of keys consisting of a white key and a black key are arranged on a keyboard chassis and attached in a state of being rotatable in the vertical direction, the black key being the keyboard chassis. A keyboard characterized in that it is divided into a key body portion mounted on the key body portion so as to be rotatable in the vertical direction and a key operation portion mounted on the key body portion so as to be slidable in the front-rear direction. Device.
請求項2に記載の発明は、前記鍵本体部上に前記鍵操作部を前記鍵本体部の前後方向にスライド可能にガイドするガイド部材を備えていることを特徴とする請求項1に記載の鍵盤装置である。
The invention according to
請求項3に記載の発明は、前記鍵本体部に対する前記鍵操作部のスライド位置を規制するための位置規制部を備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の鍵盤装置である。 According to a third aspect of the present invention, there is provided a keyboard device according to the first or second aspect, further comprising a position restricting portion for restricting a slide position of the key operation portion with respect to the key body portion. It is.
請求項4に記載の発明は、前記鍵操作部が、下側に開放された中空状の操作部本体と、この操作部本体の下面に設けられたスライド部とで構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の鍵盤装置である。 The invention according to claim 4 is characterized in that the key operation part is constituted by a hollow operation part main body opened to the lower side and a slide part provided on the lower surface of the operation part main body. A keyboard device according to any one of claims 1 to 3.
この発明によれば、白鍵の前後方向の長さを短くしても、黒鍵の鍵操作部の前後方向の長さを十分に確保することができると共に、演奏するときに黒鍵の鍵操作部を後方にスライドさせて、黒鍵の鍵操作部と白鍵との前後方向における配列状態を最適化することができるので、演奏者に違和感が生じることがなく、良好に演奏することができると共に、演奏しないときに黒鍵の鍵操作部を前方にスライドさせて、装置全体の奥行きを短くすることができるので、装置全体の小型化を図ることができる。 According to the present invention, even when the length of the white key in the front-rear direction is shortened, the length of the black key operation unit in the front-rear direction can be sufficiently secured, and the black key key can be used when performing. By sliding the operation unit backwards, the arrangement of the black key operation unit and the white key in the front-rear direction can be optimized, so that the player can perform well without feeling uncomfortable. In addition, since the depth of the entire apparatus can be shortened by sliding the key operation portion of the black key forward when not playing, the entire apparatus can be miniaturized.
以下、図1〜図13を参照して、この発明を電子鍵盤楽器に適用した一実施形態について説明する。
この電子鍵盤楽器は、図1〜図5に示すように、鍵盤シャーシ1と、この鍵盤シャーシ1上に配列されて上下方向にそれぞれ回転可能な状態で取り付けられた複数の鍵2と、鍵盤シャーシ1上に設けられて複数の鍵2の押鍵操作に応じてそれぞれスイッチ信号を出力する鍵スイッチ部3と、電源や音色などの各種の操作スイッチを有する操作部4とを備えている。
Hereinafter, an embodiment in which the present invention is applied to an electronic keyboard instrument will be described with reference to FIGS.
As shown in FIGS. 1 to 5, the electronic keyboard instrument includes a keyboard chassis 1, a plurality of
鍵盤シャーシ1は、合成樹脂からなり、図1〜図4に示すように、楽器ケースの下部ケースを構成するものであり、複数の鍵2の配列方向に沿って長く形成されている。この鍵盤シャーシ1の後端部(図2では右端部)には、図2および図4に示すように、後脚部5が底部から上部に亘って形成されている。この後脚部5には、複数の鍵2を取り付けるための櫛歯形状の鍵取付板6がビス6aによって取り付けられている。
The keyboard chassis 1 is made of a synthetic resin and constitutes a lower case of the musical instrument case as shown in FIGS. 1 to 4 and is formed long along the arrangement direction of the plurality of
また、この鍵盤シャーシ1の後側上部(図2では右側上部)には、図2および図4に示すように、回路基板7が取り付けられている。この回路基板7には、電子鍵盤楽器に必要な各種の電子部品7aが搭載されている。この鍵盤シャーシ1の前後方向(図2では左右方向)における上部のほぼ中間部には、鍵スイッチ部3が設けられている。
A
この鍵スイッチ部3は、図2および図4に示すように、鍵盤シャーシ1上に配置されて複数の鍵2の配列方向に沿って連続するスイッチ基板8と、このスイッチ基板8上に設けられて複数の鍵2の配列方向に沿って連続するゴムシート9とを備えている。このゴムシート9には、一対のドーム形状の膨出部9a、9bが各鍵2にそれぞれ対応して設けられている。
As shown in FIGS. 2 and 4, the
また、この鍵スイッチ部3は、一対のドーム形状の膨出部9a、9b内にそれぞれ可動接点(図示せず)が設けられ、押鍵操作された鍵2によって一対のドーム形状の膨出部9a、9bが押圧されて弾性変形した際に、可動接点がスイッチ基板8上に設けられた一対の固定接点(図示せず)に時間差をもって順次接触することにより、スイッチ信号を出力するように構成されている。
Further, the
さらに、この鍵盤シャーシ1の前端部(図2では左端部)には、図2および図4に示すように、前脚部10が上部から底部に亘って形成されている。この前脚部10には、開口部10aが形成されている。この前脚部10の上部には、鍵2の横触れを防ぐための鍵ガイド部11が、起立して設けられている。
Further, as shown in FIGS. 2 and 4, a
また、この鍵盤シャーシ1上における複数の鍵2の配列方向の側端部(図1では左端部)には、図1および図6に示すように、操作部4が上方に露呈した状態で設けられている。この操作部4には、電源スイッチや音色選択スイッチなどの電子鍵盤楽器に必要な各種のスイッチが、外部から操作可能な状態で設けられている。
Further, as shown in FIGS. 1 and 6, the operation unit 4 is exposed at the side end portion (left end portion in FIG. 1) in the arrangement direction of the plurality of
一方、複数の鍵2は、図1および図6に示すように、複数の白鍵12と複数の黒鍵13とを有している。白鍵12は、図2および図3に示すように、その後端部(図2では右端部)に回転取付部14が上部から下側に向けて垂下されている。この回転取付部14は、その上下方向における中間部に設けられた樹脂ヒンジ部15と、この樹脂ヒンジ部15の下部に設けられた取付部16とを備えている。
On the other hand, the plurality of
樹脂ヒンジ部15は、肉厚の薄い板状の薄肉部であり、白鍵12の押圧操作に応じて白鍵12の前後方向に撓むように構成されている。また、取付部16は、鍵盤シャーシ1の後脚部5の鍵取付板6に取り付けられるように構成されている。これにより、白鍵12は、押圧操作に応じて樹脂ヒンジ部15が白鍵12の前後方向に撓むことにより、この樹脂ヒンジ部15を中心に上下方向に回転するように構成されている。
The
また、この白鍵12には、図2および図3に示すように、一対のスイッチ押圧部17a、17bが、鍵盤シャーシ1に設けられた鍵スイッチ部3に対応して設けられている。この一対のスイッチ押圧部17a、17bは、白鍵12の前側に位置するスイッチ押圧部17aの上下方向の長さが、白鍵12の後側に位置するスイッチ押圧部17bよりも、少し長く形成されている。これにより、一対のスイッチ押圧部17a、17bは、白鍵12が押鍵操作された際に、時間差をもって鍵スイッチ部3の各膨出部9a、9bを順次押圧するように構成されている。
Further, as shown in FIGS. 2 and 3, the
さらに、この白鍵12の前側(図2では左側)には、図2および図3に示すように、白鍵12が鍵盤シャーシ1の上方に抜け出すのを防ぐための抜止め部18が、鍵盤シャーシ1の前脚部10に沿って下側に突出して設けられている。この抜止め部18の下端部には、図2に示すように、鍵盤シャーシ1の前脚部10の開口部10a内に上下方向に移動可能に挿入するフック部18aが後方に突出して設けられている。
Further, on the front side (left side in FIG. 2) of the
これにより、抜止め部18は、白鍵12が押鍵操作されていない初期状態のときに、図2に示すように、白鍵12の後端部に位置する回転取付部14の樹脂ヒンジ部15の弾性復帰力によって、この樹脂ヒンジ部15を中心に時計回りに回転することにより、フック部18aが前脚部10の開口部10a内を上方に向けて移動し、この移動したフック部18aが鍵盤シャーシ1の前側上部に設けられた上限ストッパ部19aに当接して、白鍵12を上限位置に規制するように構成されている。
Thereby, the retaining
また、この抜止め部18は、白鍵12が押鍵操作された際に、白鍵12の後端部に位置する回転取付部14の樹脂ヒンジ部15がその弾性力に抗して撓むことにより、この樹脂ヒンジ部15を中心に白鍵12が反時計回りに回転して、フック部18aが前脚部10の開口部10a内を下方に向けて移動し、この移動したフック部18aが鍵盤シャーシ1の前側下部に設けられた下限ストッパ部19bに当接して、白鍵12を下限位置に規制するように構成されている。
Further, when the
一方、黒鍵13は、図4および図5に示すように、鍵盤シャーシ1上に上下方向に回転可能な状態で取り付けられた鍵本体部20と、この鍵本体部20上にその前後方向(図4では左右方向)にスライド可能に取り付けられた鍵操作部21とを備えている。この黒鍵13の鍵本体部20は、図8に示すように、各白鍵12の間に配置され、その前後方向の長さが白鍵12よりも短く形成されている。
On the other hand, as shown in FIGS. 4 and 5, the
すなわち、この鍵本体部20は、図8に示すように、その後端部(図8では右端部)が白鍵12の後端部(図8では右端部)と同じ位置で、前端部(図8では左端部)が白鍵12の前端部(図8では左端部)よりも後方(図8では右側)に位置するように構成されている。また、この鍵本体部20は、その上面が白鍵12の上面と同じ高さに形成されている。
That is, as shown in FIG. 8, the
この鍵本体部20も、白鍵12と同様、その後端部(図4では右端部)に回転取付部22が上部から下側に向けて垂下されている。この回転取付部22は、その上下方向における中間部に設けられた樹脂ヒンジ部23と、この樹脂ヒンジ部23の下部に設けられた取付部24とを備えている。
Similarly to the
樹脂ヒンジ部23は、白鍵12と同様、肉厚の薄い板状の薄肉部であり、黒鍵13の押圧操作に応じて黒鍵13の前後方向に撓むように構成されている。また、取付部24は、白鍵12と同様、鍵盤シャーシ1の後脚部5の鍵取付板6に取り付けられるように構成されている。これにより、黒鍵13の鍵本体部20は、押圧操作に応じて樹脂ヒンジ部23が黒鍵13の前後方向に撓むことにより、この樹脂ヒンジ部23を中心に上下方向に回転するように構成されている。
Similar to the
また、この黒鍵13の鍵本体部20には、図4および図5に示すように、一対のスイッチ押圧部25a、25bが鍵盤シャーシ1に設けられた鍵スイッチ部3に対応して設けられている。この一対のスイッチ押圧部25a、25bは、鍵本体部20の前側に位置するスイッチ押圧部25aの上下方向の長さが、鍵本体部20の後側に位置するスイッチ押圧部25bよりも、少し長く形成されている。これにより、一対のスイッチ押圧部25a、25bは、黒鍵13が押鍵操作された際に、時間差をもって鍵スイッチ部3の各膨出部9a、9bを順次押圧するように構成されている。
Further, as shown in FIGS. 4 and 5, a pair of
さらに、この黒鍵13の鍵本体部20の前側(図4では左側)には、図4および図5に示すように、黒鍵13が鍵盤シャーシ1の上方に抜け出すのを防ぐための抜止め部26が、鍵盤シャーシ1の前脚部8に沿って下側に突出して設けられている。この抜止め部26は、鍵本体部20の前後方向における設置位置が、白鍵12の抜止め部18と同じ設置位置に設けられている。また、この抜止め部26の下端部には、図4に示すように、鍵盤シャーシ1の前脚部10の開口部10a内に上下方向に移動可能に挿入するフック部26aが後方に突出して設けられている。
Further, the front side (left side in FIG. 4) of the
これにより、抜止め部26は、黒鍵13が押鍵操作されていない初期状態のときに、図4に示すように、鍵本体部20の後端部に位置する回転取付部22の樹脂ヒンジ部23の弾性復帰力によって、この樹脂ヒンジ部23を中心に時計回りに回転することにより、フック部26aが前脚部10の開口部10a内を上方に向けて移動し、この移動したフック部26aが鍵盤シャーシ1の前側上部に設けられた上限ストッパ部19aに当接して、黒鍵13を上限位置に規制するように構成されている。
As a result, when the
また、この抜止め部26は、黒鍵13が押鍵操作された際に、黒鍵13の後端部に位置する回転取付部22の樹脂ヒンジ部23がその弾性力に抗して撓むことにより、この樹脂ヒンジ部23を中心に黒鍵13が反時計回りに回転して、フック部26aが前脚部10の開口部10a内を下方に向けて移動し、この移動したフック部26aが鍵盤シャーシ1の前側下部に設けられた下限ストッパ部19bに当接して、黒鍵13を下限位置に規制するように構成されている。
Further, when the
ところで、黒鍵13の鍵操作部21は、図1および図6に示すように、その前後方向の長さが白鍵12とほぼ同じ長さに形成され、図4に示すように、鍵本体部20上にその前後方向にスライド可能に取り付けられるように構成されている。この場合、鍵操作部21は、図9および図10に示すように、押鍵操作される操作部本体30と、この操作部本体30の下面に設けられたスライド部31とを有している。この操作部本体30は、下側が開放された中空状のほぼ角棒状に形成されている。
By the way, as shown in FIGS. 1 and 6, the
すなわち、この操作部本体30は、図9に示すように、その前端部(図9では左端部)が高く、後部側(図9では右側)に向かうに従って次第に低くなるように形成されている。スライド部31は、図11に示すように、操作部本体30とほぼ同じ長さの帯板状に形成され、図10(b)に示すように、操作部本体30の下面に溶着や接着などによって取り付けられることにより、操作部本体30の下面を塞ぐように構成されている。
That is, as shown in FIG. 9, the operation unit
この場合、黒鍵13は、図4〜図12に示すように、鍵本体部20上に鍵操作部21を鍵本体部20の前後方向にスライド可能にガイドするガイド部材33を備えている。このガイド部材33は、図4および図8に示すように、鍵本体部20上に設けられたガイドピン34と、図10および図11に示すように、鍵操作部21の操作部本体30における下面のスライド部31に設けられて、ガイドピン34が鍵本体部20の前後方向に沿って相対的に移動するガイド溝35とを備えている。
In this case, as shown in FIGS. 4 to 12, the
ガイドピン34は、図5および図8に示すように、鍵本体部20上に起立して設けられた軸部34aと、この軸部34aの上部に設けられた大径の頭部34bとを有している。このガイドピン34は、図8に示すように、鍵本体部20の上面における前端部(図8では左端部)と後端部(図8では右端部)とにそれぞれ設けられている。ガイド溝35は、図11に示すように、鍵操作部21におけるスライド部31の前部側(図11では左側部)から後端部(図11では右端部)に亘って連続し、その後端部から後方(図11では右側)に向けて開放されている。
As shown in FIGS. 5 and 8, the
この場合、鍵操作部21の操作部本体30の後端部(図9では右端部)には、図10(a)および図10(b)に示すように、ガイドピン34の頭部34bが操作部本体30の後方からその内部に向けて挿入する開口部30aが設けられている。これにより、ガイドピン34は、その軸部34aが鍵操作部21の後端部側からガイド溝35内に挿入すると共に、頭部34bが鍵操作部21の後端部側から操作部本体30内に挿入するように構成されている。
In this case, at the rear end portion (right end portion in FIG. 9) of the operation portion
このため、このガイド部材33は、図10(a)および図10(b)に示すように、ガイドピン34の軸部34aが鍵操作部21の後部側からスライド部31のガイド溝35内に挿入すると共に、ガイドピン34の頭部34bが操作部本体30内に挿入してスライド部31の上面を摺動することにより、鍵操作部21が鍵本体部20上で上下方向にガタつくことがなく、鍵操作部21を鍵本体部20の前後方向にガイドするように構成されている。
For this reason, as shown in FIGS. 10A and 10B, the
また、この黒鍵13は、図4〜図12に示すように、鍵本体部20に対する鍵操作部21のスライド位置を規制するための位置規制部37を備えている。この位置規制部37は、図4および図9に示すように、スライド部31の下面に設けられた第1、第2の各係合突起部38a、38bと、図8に示すように、鍵本体部20の上面に設けられて第1、第2の各係合突起部38a、38bが係脱可能に係合する第1、第2の各係止穴39a、39bと、を備えている。
Further, as shown in FIGS. 4 to 12, the
第1、第2の各係合突起部38a、38bのうち、第1の係合突起部38aは、図9および図12に示すように、スライド部31の下面の前端部(図9では左端部)における中間部に1つ設けられている。この場合、スライド部31における第1の係合突起部38aの周囲に位置する箇所には、図11および図12に示すように、ほぼコ字形状にスリット孔40が設けられている。このスリット孔40は、第1の係合突起部38aを上下方向に弾性変形し易くするためのものである。
Of the first and second
第2の係合突起部38bは、図9および図10(a)に示すように、スライド部31の下面の後端部(図9では右端部)におけるガイド溝35の両側にそれぞれ設けられている。このため、この第2の係合突起部38bは、ガイド溝35によって上下方向に弾性変形し易く構成されている。この場合、第1の係合突起部38aは、スライド部31に1個設けられているだけであるから、第2の係合突起部38bよりも、少し大きく形成されていることが望ましい。
As shown in FIGS. 9 and 10A, the
また、第1、第2の各係止穴39a、39bのうち、第1の係止穴39aは、図8に示すように、鍵本体部20の上面における前端部(図8では左端部)に1つ設けられている。また、第2の各係止穴39bは、鍵本体部20の上面における後端部(図8では右端部)の両側にそれぞれ設けられている。この場合にも、第1の係止穴39aは、第2の係止穴39bよりも、少し大きく形成されていることが望ましい。
Further, of the first and
これにより、位置規制部37は、図7に示すように、鍵本体部20に対して鍵操作部21を後方に向けてスライドさせて、鍵操作部21の前端部(図7では左端部)が操作部本体30の前端部に対応した際に、スライド部31の第1の係合突起部38aが鍵本体部20の第1の係止穴39aに係合して、鍵操作部21を鍵本体部20に対して位置規制するように構成されている。
As a result, as shown in FIG. 7, the
また、この位置規制部37は、図4に示すように、鍵本体部20に対して鍵操作部21を前方に向けてスライドさせて、鍵操作部21の前端部(図4では左端部)が操作部本体30の前端部(図4では左端部)から前側に突出して白鍵12の前端部(図2では左端部)に対応した際に、スライド部31の第2の係合突起部38bが鍵本体部20の第2の係止穴39bに係合して、鍵操作部21を鍵本体部20に対して位置規制するように構成されている。
Further, as shown in FIG. 4, the
次に、このような電子鍵盤楽器の作用について説明する。
まず、この電子鍵盤楽器で演奏する場合には、図6および図7に示すように、黒鍵13の鍵操作部21を鍵本体部20に対して後方(図7では右側)に向けてスライドさせる。このときには、黒鍵13のガイド部材33におけるガイドピン34の軸部34aが鍵操作部21におけるスライド部31のガイド溝35に沿って移動すると共に、ガイドピン34の頭部34bがスライド部31の上面を摺動する。これにより、鍵操作部21は、鍵本体部20上で上下方向にガタつくことがなく、鍵本体部20の後方に向けて滑らかにスライドする。
Next, the operation of such an electronic keyboard instrument will be described.
First, when playing with this electronic keyboard instrument, as shown in FIGS. 6 and 7, the
このように、鍵操作部21が鍵本体部20上を後方に向けてスライドするときには、位置規制部37におけるスライド部31の第2の係合突起部38bが、鍵本体部20の第2の係止穴39bから弾力的に離脱して、鍵本体部20の後方に移動する。このため、位置規制部37の第1、第2の各係合突起部38a、38bは、鍵本体部20上に存在せず、鍵本体部20から離れている。
As described above, when the
そして、鍵操作部21が鍵本体部20上を後方に向けてスライドして、鍵操作部21の前端部(図7では左端部)が操作部本体30の前端部(図7では左端部)に対応するときには、図4に2点鎖線で示すように、位置規制部37の第1の係合突起部38aが、鍵本体部20における前端部上に乗り上げて、鍵本体部20の第1の係止穴39aに係合する。
Then, the
このときには、第1の係合突起部38aがスリット孔40によって弾力的に押し上げられるので、第1の係合突起部38aが鍵本体部20の前端部上に容易に乗り上げる。これにより、図7に示すように、位置規制部37におけるスライド部31の第1の係合突起部38aが鍵本体部20の第1の係止穴39aに係合して、鍵操作部21が鍵本体部20に対して位置規制される。
At this time, since the
この状態では、図4の2点鎖線および図7に示すように、鍵操作部21の後端部(図7では右端部)が操作部本体30の後端部(図7では右端部)および白鍵12の後端部(図7では右端部)から後方に向けて突出するが、鍵操作部21の前端部(図7では左端部)が操作部本体30の前端部(図7では左端部)に対応して白鍵12の前端部(図7では左端部)の後方に位置するので、一般的な鍵盤装置と同じ鍵2の配列状態になる。
In this state, as shown in the two-dot chain line in FIG. 4 and FIG. 7, the rear end portion (right end portion in FIG. 7) of the
このため、一般的な鍵盤装置と同様、押鍵操作によって良好に演奏することができる。すなわち、図2において白鍵12を押鍵操作すると、白鍵12の後端部に設けられた回転取付部14の樹脂ヒンジ部15が押鍵操作に応じて撓むことにより、白鍵12が樹脂ヒンジ部15を中心に反時計回りに回転する。これに伴って、白鍵12の一対のスイッチ押圧部17a、17bが鍵スイッチ部3の一対の膨出部9a、9bを順次時間差をもって押圧するので、鍵スイッチ部3がスイッチ信号を出力して楽音を放音する。
For this reason, like a general keyboard device, it is possible to perform well by a key pressing operation. That is, when the
また、図4に2点鎖線で示す状態において、黒鍵13の鍵操作部21を押鍵操作すると、黒鍵13の鍵本体部20の後端部(図4では右端部)に設けられた回転取付部22の樹脂ヒンジ部23が押鍵操作に応じて撓むことにより、白鍵12と同様、黒鍵13が樹脂ヒンジ部23を中心に反時計回りに回転する。これに伴って、黒鍵13の鍵本体部20に設けられた一対のスイッチ押圧部25a、25bが、鍵スイッチ部3の一対の膨出部9a、9bを時間差をもって順次押圧するので、白鍵12と同様、鍵スイッチ部3がスイッチ信号を出力して楽音を放音する。
In addition, when the
次に、この電子鍵盤楽器を使用しない場合について説明する。
このときには、図7に示す状態において、黒鍵13の鍵操作部21を鍵本体部20の前側(図7では左側)にスライドさせる。このときにも、黒鍵13のガイド部材33におけるガイドピン34の軸部34aが鍵操作部21におけるスライド部31のガイド溝35に沿って移動すると共に、ガイドピン34の頭部34bがスライド部31の上面を摺動する。これにより、鍵操作部21は、鍵本体部20上で上下方向にガタつくことがなく、鍵本体部20の前方に向けて滑らかにスライドする。
Next, the case where this electronic keyboard instrument is not used will be described.
At this time, in the state shown in FIG. 7, the
このように、鍵操作部21が鍵本体部20上を前方に向けてスライドするときには、位置規制部37におけるスライド部31の第1の係合突起部38aが、鍵本体部20の第1の係止穴39aから弾力的に離脱して、鍵本体部20の前方に移動する。このときには、第1の係合突起部38aがスリット孔40によって弾力的に押し上げられるので、第1の係合突起部38aが鍵本体部20の前端部から容易に離脱して前方に移動する。
As described above, when the
そして、鍵操作部21が鍵本体部20上を前側(図7では左側)に向けてスライドして、鍵操作部21の前端部(図7では左端部)が白鍵12の前端部(図7では左端部)に対応して揃うと、図2および図4の実線で示すように、位置規制部37におけるスライド部31の第2の係合突起部38bが鍵本体部20の第2の係止穴39bに係合して、鍵操作部21が鍵本体部20に対して位置規制される。
Then, the
この状態では、図1、図2および図4に示すように、黒鍵13の鍵操作部21の後端部(図4では右端部)が鍵本体20の後端部(図4では右端部)および白鍵12の後端部(図4では右端部)に対応して揃うと共に、黒鍵13の鍵操作部21の前端部(図2では左端部)が白鍵12の前端部(図2では左端部)に対応して揃う。これにより、楽器全体の奥行き方向の長さが短くなり、楽器全体がコンパクトになる。
In this state, as shown in FIGS. 1, 2 and 4, the rear end portion (right end portion in FIG. 4) of the
すなわち、楽器全体の奥行き方向の長さが短くなると、楽器全体が鍵2の配列方向に沿って帯状に細長くなる。このため、図13に示すように、細長い電子鍵盤楽器を円筒形状の収納ケース41にコンパクトに収納することができるので、収納ケース41に設けられたベルト42を肩に掛けて良好に携帯することができる。このため、この電子鍵盤楽器は、携帯性および運搬性が良い。
That is, when the length of the entire musical instrument in the depth direction is shortened, the entire musical instrument is elongated in a band shape along the arrangement direction of the
このように、この電子鍵盤楽器によれば、黒鍵13が、鍵盤シャーシ1上に上下方向に回転可能な状態で取り付けられた鍵本体部20と、この鍵本体部20上にその前後方向にスライド可能に取り付けられた鍵操作部21とに、分割された構成であるから、白鍵12と黒鍵13とからなる複数の鍵2における前後方向の長さを短くしても、演奏に支障が生じることなく、装置全体の小型化を図ることができる。
As described above, according to this electronic keyboard instrument, the
すなわち、この電子鍵盤楽器では、演奏する際に、黒鍵13の鍵操作部21を鍵本体部20上でその後側に向けてスライドさせることにより、黒鍵13の鍵操作部21の前端部を白鍵12の前端部よりも後方に位置させて、一般的な鍵盤装置の鍵配列状態と同じ状態にすることができる。また、演奏しないときには、黒鍵13の鍵操作部21を鍵本体部20上でその前側に向けてスライドさせることにより、黒鍵13の鍵操作部21と白鍵12とをその前後方向にほぼ揃えた配列状態にすることができる。
That is, in this electronic keyboard instrument, when playing, the
このため、この電子鍵盤楽器では、白鍵12の前後方向の長さを短くしても、黒鍵13の鍵操作部21の前後方向の長さを十分に確保することができると共に、演奏するときに黒鍵13の鍵操作部21を後方にスライドさせて、黒鍵13の鍵操作部21と白鍵12との前後方向における配列状態を最適化することができるので、演奏者に違和感が生じることがなく、良好に演奏することができる。
For this reason, with this electronic keyboard instrument, even when the length of the white key 12 in the front-rear direction is shortened, the length of the black key 13 in the front-rear direction of the
また、この電子鍵盤楽器では、演奏しないときに、黒鍵13の鍵操作部21を前方にスライドさせて、装置全体の奥行きを短くすることができるので、装置全体の小型化を図ることができる。すなわち、楽器全体の奥行きを短くすると、楽器全体を帯状に細長くすることができる。これにより、電子鍵盤楽器の携帯性および運搬性が良く、円筒形状の収納ケース41にコンパクトに収納することができるので、良好に携帯することができると共に、梱包作業が容易で梱包費を安くすることができる。
Further, in this electronic keyboard instrument, when the player does not play, the
さらに、この電子鍵盤楽器では、鍵本体部20上に鍵操作部21を鍵本体部20の前後方向にスライド可能にガイドするガイド部材33を備えていることにより、黒鍵13の鍵操作部21を鍵本体部20上でその前後方向に円滑にスライドさせることができる。すなわち、このガイド部材33は、鍵本体部20上に設けられたガイドピン34と、鍵操作部21の下面に設けられて、ガイドピン34が鍵本体部20の前後方向に沿って相対的に移動するガイド溝35とを備えているので、黒鍵13の鍵操作部21を円滑に且つ良好にガイドしながらスライドさせることができる。
Further, the electronic keyboard instrument includes a
また、この電子鍵盤楽器では、鍵本体部20に対する鍵操作部21のスライド位置を規制するための位置規制部37を備えていることにより、黒鍵13の鍵操作部21を鍵本体部20に対してスライドさせて所定位置に確実に且つ良好に位置規制することができる。この場合、位置規制部37は、スライド部31の下面に設けられた第1、第2の各係合突起部38a、38bと、鍵本体部20の上面に設けられて第1、第2の各係合突起部38a、38bが係脱可能に係合する第1、第2の各係止穴39a、39bとで構成されているので、構造が簡単で、黒鍵13の鍵操作部21を鍵本体部20に対して確実に且つ良好に位置規制することができる。
Further, this electronic keyboard instrument is provided with a
すなわち、この位置規制部37によれば、鍵本体部20に対して鍵操作部21を後方に向けてスライドさせて、鍵操作部21の前端部が操作部本体30の前端部に対応した際に、スライド部31の第1の係合突起部38aが鍵本体部20の第1の係止穴39aに係合することにより、鍵操作部21を鍵本体部20に対して正確に且つ確実に位置規制することができる。
That is, according to the
この場合、スライド部31の第1の係合突起部38aは、その周囲にスリット孔40が設けられているので、第1の係合突起部38aが鍵本体部20に乗り上げて第1の係止穴39aに係合する際、または第1の係合突起部38aが第1の係止穴39aから離脱する際、スリット孔40によって第1の係合突起部38aを容易に弾性変形させることができ、これにより鍵本体部20に対して鍵操作部21を円滑にスライドさせることができる。
In this case, since the
また、この位置規制部37によれば、鍵本体部20に対して鍵操作部21を前方に向けてスライドさせて、鍵操作部21の前端部が操作部本体30の前端部から前側に突出して白鍵12の前端部に対応した際に、スライド部31の第2の係合突起部38bが鍵本体部20の第2の係止穴39bに係合することにより、鍵操作部21を鍵本体部20に対して正確に且つ確実に位置規制することができる。
Further, according to the
さらに、この電子鍵盤楽器によれば、黒鍵13の鍵操作部21が、下側に開放された中空状の操作部本体30と、この操作部本体30の下面に設けられたスライド部31とを有する構造であるから、操作部本体30を容易に成形することができるので、操作部本体30を自由な形状に形成することができ、これによりデザイン性の高いものを提供することができると共に、操作部本体30の成形時における樹脂の色を自由に選択することができるので、色のバリエーションが豊富になり、これによってもデザイン性の高いものを提供することができる。
Furthermore, according to the electronic keyboard instrument, the
この場合、スライド部31は、下側に開放された中空状の操作部本体30の下面を塞ぐ板状に形成され、操作部本体30と共に鍵本体部20上をスライドする構成であるから、スライド部31にガイド部材33のガイド溝35を設け、このガイド溝35に鍵本体部20のガイドピン34を移動可能に挿入させることにより、確実に且つ良好に黒鍵13の鍵操作部21をガイドすることができる。
In this case, the
また、ガイドピン34は、軸部34aと頭部34bとを有しているので、ガイドピン34の軸部34aが鍵操作部21の後部側からスライド部31のガイド溝35内に挿入すると共に、ガイドピン34の頭部34bが操作部本体30内に挿入してスライド部31の上面を摺動することにより、鍵操作部21が鍵本体部20上で上下方向にガタつくことがなく、鍵操作部21を鍵本体部20の前後方向に円滑にガイドすることができる。
Further, since the
なお、上述した実施形態では、黒鍵13の鍵操作部21における板状のスライド部31に、その前部側から後端部に亘ってガイド部材33のガイド溝35が連続して設けられていると共に、このスライド部31の後端部からガイド溝35が後方に向けて開放されている構成である場合について述べたが、これに限らず、例えば図14に示す変形例のように、ガイド溝45を形成しても良い。
In the embodiment described above, the
すなわち、図14に示されたガイド溝45は、スライド部31に、その前端部から後端部に亘って設けられている。このガイド溝45の所定箇所、つまり鍵本体部20が鍵操作部21の中間部分に対応する状態で、鍵本体部20上の前端部側と後端部側にそれぞれ設けられた各ガイドピン34に対応する箇所には、ガイドピン34の頭部34bが下側から挿入する挿入孔46がそれぞれ設けられている。
That is, the guide groove 45 shown in FIG. 14 is provided in the
このように構成すれば、ガイド溝45の挿入孔46にガイドピン34の頭部34bを対応させ、この状態で鍵操作部21を鍵本体部20上にその上方から配置することにより、ガイド溝45の挿入孔46を通してガイドピン34の頭部34bを鍵本体部20内に挿入させることができる。このため、スライド部31の後端部から後方に向けてガイド溝45を開放させる必要がないので、外観的にもデザイン的にも好ましいものを提供することができる。
If comprised in this way, the
この場合にも、ガイドピン34の軸部34aが鍵操作部21の後部側からスライド部31のガイド溝45内に挿入すると共に、ガイドピン34の頭部34bが操作部本体30内に挿入してスライド部31の上面を摺動するので、上述した実施形態と同様、鍵操作部21が鍵本体部20上で上下方向にガタつくことがなく、鍵操作部21を鍵本体部20の前後方向に滑らかにスライドさせることができる。
Also in this case, the
1 鍵盤シャーシ
2 鍵
3 鍵スイッチ部
12 白鍵
13 黒鍵
14、22 回転取付部
15、23 樹脂ヒンジ部
17a、17b、25a、25b スイッチ押圧部
20 鍵本体部
21 鍵操作部
30 操作部本体
31 スライド部
33 ガイド部材
34 ガイドピン
34a 軸部
34b 頭部
35、45 ガイド溝
37 位置規制部
38a、38b 第1、第2の各係合突起部
39a、39b 第1、第2の各係止穴
40 スリット孔
46 挿入孔
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
Claims (4)
前記黒鍵は、前記鍵盤シャーシ上に上下方向に回転可能な状態で取り付けられた鍵本体部と、この鍵本体部上にその前後方向にスライド可能に取り付けられた鍵操作部とに、分割されていることを特徴とする鍵盤装置。 In the keyboard device in which a plurality of keys consisting of white keys and black keys are arranged on the keyboard chassis and attached in a state where each key can be rotated in the vertical direction
The black key is divided into a key body portion that is mounted on the keyboard chassis so as to be rotatable in a vertical direction, and a key operation portion that is slidably mounted on the key body portion in the front-rear direction. A keyboard device characterized by that.
The said key operation part is comprised by the hollow operation part main body open | released below, and the slide part provided in the lower surface of this operation part main body, The Claims 1-3 characterized by the above-mentioned. A keyboard device according to any one of the above.
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