JP2011227252A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】蛍光管を光源とする直下型バックライトを有する液晶表示装置において、蛍光管からの紫外線による拡散板等の光学部品の黄変を防止、かつ、蛍光管からの熱による拡散板の変形を防止する。
【解決手段】液晶表示パネル5の背面に蛍光管80を光源とする直下型のバックライトが配置されている。蛍光管80を保持するサイドモールド70の上に拡散板20が載置され、拡散板20の上に光学シート群200が載置されている。PMMA板10がサイドモールド70に形成された段部71に載置されている。PMMA板10によって、蛍光管80からの紫外線の影響が拡散板20および光学シート群200におよぶことを防止し、PMMA板10、および、PMMA板10と拡散板20との間に形成された空間によって、蛍光管80の熱によって拡散板2が変形することを防止する。
【選択図】図1

Description

蛍光管を有するバックライトからの紫外線と熱による光学部品の黄変および機械的な変形を防止した液晶表示装置に関する。
液晶表示装置では画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等を有する画素がマトリクス状に形成されたTFT基板と、TFT基板に対向して、TFT基板の画素電極と対応する場所にカラーフィルタ等が形成された対向基板が配置され、TFT基板と対向基板の間に液晶が挟持されている。そして液晶分子による光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成している。
液晶表示装置は自発光型ではないので、画像を形成するためにバックライトが必要である。バックライトは、光源と、光源からの光を均一にかつ効率良く使用するための光学部品から構成されている。比較的大型の液晶表示装置においては、光源としては、蛍光管を使用することが主流となっている。蛍光管は、放電によって生ずる紫外線によって、管壁に塗布された紫外線を光らせることによって可視光を得ている。
しかし、蛍光管からは、可視光のみでなく、紫外線も一部が管外に放出される。そうすると、この紫外線によって、光学部品が変質し、着色する場合が生ずる。光学部品が着色すると、透過率が低下するとともに、画像の正確な再現が困難になる。また、蛍光管は、放電によって発熱するが、この熱の影響によって、光学部品が変質したり、撓んだりする現象が生ずる。
「特許文献1」には、サイドライト型バックライトを有する液晶表示装置において、光源である蛍光管と対向する導光板の面に紫外線カットフィルタを配置する構成が記載されている。「特許文献2」には、サイドライト型バックライトにおいて、光源である蛍光管と対向する導光板の面に紫外線カット機能を有するフィルタ板を配置する構成が記載されている。このフィルタ板として、PMMA(ポリメタクリル酸メチル樹脂、ポリメチルメタクリレート)、オレイン系樹脂等の透明樹脂に紫外線吸収や紫外線反射などの機能を持ったフィラーを分散させたり、コーティングしたりすることが記載されている。
「特許文献3」には、直下型バックライトにおける拡散板として、PMMAを主成分とし、拡散効果を出すためのシリコンビーズ、メラミンビーズ等を含有させた拡散板が記載されている。「特許文献3」では、この拡散板が、蛍光管からの熱による熱膨張や、乾燥収縮の影響による変形を生じないようにするために、拡散板の蛍光管と対向する面に紫外線硬化樹脂を形成することが記載されている。
特開平11−7010号公報 特開2002−279816号公報 特開2006−227276号公報
図3は直下型バックライトを有する従来の液晶表示装置の断面図である。図3において、バックライトは、蛍光管80とこれを保持するサイドモールド70および、拡散板20等の光学部品から構成されている。バックライトの上には、TFT基板1、対向基板2、下偏光板3、上偏光板4から構成される液晶表示パネル5が配置されている。
光学部品は、蛍光管80に近い側から拡散板20、拡散シート30、プリズムシート40、偏光反射板50から構成されている。これらの光学部品は、材料コストの点からPET(ポリエチレンテレフタレート)が使用されることが多い。蛍光管80からは、可視光の他に、紫外線(UV)、および、熱も放射される。蛍光管80から放射される熱によって、拡散板20が変形する問題を生ずる。また、蛍光管80から放射される紫外線によって拡散板20および他の光学部品が黄変するという現象を生ずる。
直下型液晶表示装置では、大画面のディスプレイが多く、画面輝度を大きくするために、蛍光管80の数を多くすることが行われている。したがって、蛍光管から放射される熱による拡散板20の変形が生じやすい。拡散板20が変形するとバックライトからの透過率のむらが生じ、画質を劣化させる。また、蛍光管80からの紫外線によって、光学部品が着色すると、透過率が低下するとともに、画像の正確な再現が困難になる。
「特許文献1」および「特許文献2」には、サイドライト型バックライトにおいて、導光板における蛍光管と対向する面に、紫外線をカットする部材を配置することが記載されている。サイドライト型では、導光板と光源との距離が離れると画面輝度が極端に低下する。「特許文献2」には、紫外線をカットする部材としてPMMAが記載されているが、PMMAを厚くすることが出来ないので、PMMAには、紫外線を反射あるいは吸収する部材を分散あるいはコーティングすることが必要である。また、「特許文献1」および「特許文献2」はサイドライト型バックライトなので、光源からの熱よる問題は、直下型バックライトにおけるのとは全く異なったものとなる。
「特許文献3」には、直下型バックライトにおける拡散板として、PMMAを主成分とした構成が記載されている。PMMAは紫外線による変質は少ないが、PMMAを拡散板として用いるために、PMMAにシリコンビーズ、メラミンビーズ等を含有させなければならない。PMMAにこのような部材を含有さるには、コストが嵩む。また、「特許文献3」に記載の技術では、拡散板が、蛍光管からの熱による熱膨張や、乾燥収縮の影響による変形を生じないようにするために、拡散板の、蛍光管と対向する面に紫外線硬化樹脂を形成する必要があり、この点からもコスト高となる。
本発明の課題は、液晶表示装置における蛍光管を使用した直下型バックライトにおいて、光学部品が、光源からの熱による変形を生じたり、光源からの紫外線によって変質したりすることを防止することが出来る構成を実現することである。
本発明は上記問題を克服するものであり、具体的な装置の構成は次のとおりである。すなわち、本発明の代表的な手段は、液晶表示パネルとバックライトを有する液晶表示装置であって、前記バックライトは、複数の蛍光管が拡散板の背面に配置された直下型バックライトであり、前記複数の蛍光管の端部は、サイドモールドによって支持され、前記拡散板と前記液晶表示パネルの間には複数の光学シートからなる光学シート群が配置され、前記複数の蛍光管と前記拡散板の間には、前記サイドモールドの段部にPMMA板が配置され、前記PMMA板と前記拡散板との間には空間が形成されていることを特徴とする液晶表示装置である。
この場合のPMMA板の厚さは1.5mm〜2.5mmが適切である。また、光学シート群は少なくとも拡散シートを含む。さらに、また、上記のような構成であれば、拡散板、拡散シート等に安価なPET材料を使用することも出来る。
また、拡散板とPMMA板の間に空間を形成するために、サイドモールドの上にスペーサを形成する手段を用いてもよい。さらに、このようなスペーサを用いることによって、サイドモールドに段差を形成してPMMA板を載置しなくとも、拡散板とPMMA板との間に空間を形成することが出来る。
本発明によれば、直下型バックライトを有する液晶表示装置において、蛍光管と拡散板との間にPMMA板を配置するので、蛍光管からの紫外線による拡散板、拡散シート、プリズムシート、偏光反射板等の変色を抑えることが出来、画質の劣化を防止することが出来る。したがって、長寿命の液晶表示装置を実現することが出来る。
また、本発明によれば、PMMA板が蛍光管からの熱を遮断するとともに、PMMA板と拡散板との間に形成された空間が断熱効果を有するので、蛍光管の熱によって、拡散板が変形する現象を抑えることが出来、拡散板の変形による輝度の不均一を防止することが出来る。
さらに本発明によれば、蛍光管からの発熱が拡散板に伝わることを防止することが出来、また、蛍光管からの紫外線の影響を防止することが出来るので、画面が高輝度で、かつ、厚さが薄い液晶表示装置を実現することが出来る。
本発明の実施例1の液晶表示装置の断面図である。 バックライトの平面図である。 本発明の実施例2の液晶表示装置示す断面図である。 液晶表示装置の従来例を示す断面図である。
以下に実施例によって本発明の内容を詳細に説明する。
図1は本発明の実施例1における直下型バックライトを有する液晶表示装置の断面図である。液晶表示装置は液晶表示パネル5とバックライトとから構成されている。液晶表示パネル5は、画素電極および薄膜トランジスタ(TFT)等を有する画素がマトリクス状に形成されたTFT基板1と、TFT基板1に対向して、TFT基板1の画素電極と対応する場所にカラーフィルタ等が形成された対向基板2が配置され、TFT基板1と対向基板2の間に液晶が挟持されている。そして液晶分子によるバックライトからの光の透過率を画素毎に制御することによって画像を形成する。液晶は、偏光光のみ制御できるので、TFT基板1には下偏光板3、対向基板2には上偏光板4が貼り付けられている。
液晶表示パネル5の背面にはバックライトが配置されている。バックライトは光源と保持部材と光学部品とから構成されている。図1において、光源には蛍光管80が使用されている。図2は蛍光管80、蛍光管80を支持するサイドモールド71、および、反射板100のみを取り出した平面図の例である。蛍光管80は図2に示すように、複数本並行に配置されている。図2において、蛍光管80の端部は、サイドモールド70に収容され、蛍光管80の背面には反射板100が配置されている。図2において、蛍光管80の配置ピッチはpである。
図1に戻り、蛍光管80の端部は、サイドモールド70に収容されている。サイドモールド70は樹脂によって形成されている。サイドモールド70の内側は、白色となっており、蛍光管80からの光を効率よく液晶表示パネル側に反射する。サイドモールド70の下部には、反射板100が配置され、蛍光管80からの光を液晶表示パネル側に反射する。
サイドモールド70には段部71が形成されており、段部71にPMMA板10(ポリメタクリル酸メチル樹脂板、ポリメチルメタクリレート板)が配置されている。このPMMA板10が存在することによって、上に配置される光学部品が蛍光管80から放射される紫外線の影響によって変質したり、蛍光管80からの熱によって変形したりすることを防止することが出来る。
図1において、サイドモールド70の上には、拡散板20が配置され、拡散板20の上には、順に拡散シート30、プリズムシート40、偏光反射板50が配置されている。拡散板20は、蛍光管80からの光を拡散して光を均一にするために使用される。すなち、蛍光管80が複数本使用されるが、個々の蛍光管80の部分のみが明るくなって明るさむらが発生することを防止する。この目的のためには、拡散板20は所定の厚みが必要であり、例えば、2mm程度の厚さがある。拡散板20には、材料コストの低いPETが使用されている。
拡散板20の上には、拡散シート30が配置されている。拡散シート30の役割は、拡散板20の働きとあいまって、蛍光管80からの光をさらに均一にする役割を有する。拡散シート30も例えば、PETで形成され、厚さは、0.1〜0.2mm程度である。
拡散シート30の上には、プリズムシート40が配置されている。プリズムシート40は、例えば、断面が3角形のプリズムの溝が1方向に例えば、50μmピッチで形成されている。プリズムシート40によって、プリズムの溝と直角方向に向かう光を液晶表示パネル方向に向け、光源からの光の利用効率を上昇させる。図1においては、プリズムシート40は1枚であるが、場合によっては、プリズムの溝が互いに直角方向である2枚のプリズムシートを使用することがある。この場合は、光源の光の利用効率をさらに上げることが出来る。プリズムシート40も一般にはPETによって形成される。
プリズムシート40の上には偏光反射板50が載置されている。液晶は偏光光のみを制御することが出来るので、バックライトからの光を下偏光板3によって偏光光に変換する。偏光板においては、特定の方向に振動する光のみを透過して、特定の方向と直角に振動する光は吸収される。したがって、特定の方向と直角の方向に振動する光は無駄になるので、偏光反射板50によって特定方向と直角の方向に振動する光を反射してバックライト側に返し、バックライト側で光の振動方向を変えて、偏光反射板50を透過させ、下偏光板3に入射させる。これによって、バックライトの光をより効率的に利用することが出来る。偏光反射板50の上に液晶表示パネル5が配置される。
偏光反射板50はフィルムの積層構造となっており、各フィルム間に接着材が使用されている。この接着材は、紫外線によって黄変しやすい。したがって、偏光反射板50は、他の光学シートに比較して蛍光管80からの紫外線の影響をより受けやすい。
図1においては、拡散シート30、プリズムシート40、偏光反射板50によって光学シート群200を形成している。各光学シートの厚さは0.1〜0.2mm程度である。光学シート群200は、上記3枚の場合に限らず、用途によって種々の組み合わせがある。例えば、光学シート群200として拡散シート30が3枚のみ配置される場合、2枚のプリズムシート40を拡散シート30によってサンドイッチする場合等である。いずれにせよ、拡散シートは少なくとも1枚含んでいる場合が多い。これらのいずれの場合であっても本発明を適用することが出来ることが言うまでもない。
本発明の特徴は、拡散板20と蛍光管80との間にPMMA板10を配置することである。PMMA板10によって蛍光管80からの紫外線を吸収させ、PETによって形成された拡散板20、拡散シート30、プリズムシート40等が紫外線によって黄変することを防止する。PMMA板10は紫外線によって変色したり、透過率が低下したりすることはほとんど無い。しかし、PETは紫外線の吸収率はそれほど大きくはないので、紫外線を遮蔽するには、ある程度の厚さが必要であり、1.5mm以上は必要である。一方、液晶表示装置全体の重量を考慮するとあまり厚くすることは出来ないが、2.5mm程度は許容可能である。
このように、PMMA板10をある程度厚くすることによって、PMMA板10に紫外線遮蔽の処理を施さなくとも、拡散板20をはじめとする光学部品の黄変を防止することが出来る。すなわち、特別な処理を施さないPMMA板10を一枚挿入することによって、紫外線の影響を防止することが出来るので、本発明は、液晶表示装置の製造コストの点で非常に利益がある。
PMMA板10を配置するもうひとつの重要な点は、蛍光管80からの熱によって、特に拡散板20が変形することを防止することである。拡散板20は蛍光管80からの光を均一にするものであるから、拡散板20が変形すると光の均一性が損なわれ、画質を劣化させる。また、拡散板20の上に載置されている拡散シート30、プリズムシート40等の作用にも悪影響を与える。
本発明においては、拡散板20と蛍光管80との間に所定の厚みを持ったPMMA板10を配置するので、PMMA板10が蛍光管80からの熱に対して、断熱材の役割を持ち、拡散板20が加熱されることを防止することが出来る。PMMA板10は蛍光管80からの熱によって変形する可能性はあるが、PMMA板10は、可視光に対しては、透過率が非常に高いので、多少変形をしても、バックライトの光の均一性を損なうことは無い。
図1に示すように、PMMA板10はサイドモールド70の上部に形成された段部71に載置される。段部71の深さhは、PMMA板10の厚さよりも大きく形成されている。一方、拡散板20はサイドモールド70の上部に載置される。したがって、PMMA板10と拡散板20との間にはギャップgを持つ空間90が形成される。このギャップgが形成されることによって、PMMA板10の温度が拡散板20に伝わることを防止することが出来る。拡散板20とPMMA板10の間のギャップgはPMMA板10からの熱が伝わることを防止することであるから、大きくする必要は無く、0.1mm程度あれば十分である。
直下型バックライトにおいては、光源からの光を均一にするためには、図1に示す、蛍光管80と拡散板20との距離dと図2に示す蛍光管80のピッチpとの関係を所定の関係に保つ必要がある。つまり、蛍光管80と拡散板20との間隔dが小さいと、個々の蛍光管80の明るさの影響が強くなり、蛍光管80の直上と蛍光管80と蛍光管80との間の輝度差が大きくなる。
そうすると、拡散板20あるいは拡散シート30による拡散効果をより大きくしなければならず、バックライトからの光の利用効率が低下する。つまり、液晶表示装置の厚さを小さくするために、蛍光管80と拡散板20との距離dを小さくすると、図2に示す蛍光管80のピッチpを小さくする必要がある。したがって、蛍光管80からの光をより効率的に使用しようとすると、より多くの蛍光管80を使用する必要があり、発熱も多くなる。
ところで、本発明の特徴である、PMMA板10は透明なので、蛍光管80からの光の分布には影響を与えない。すなわち、PMMA板10を配置するからといって、蛍光管80と拡散板20との距離を大きくする必要は無い。もともと存在していた蛍光管80と拡散板20とのスペース内にPMMA板10を配置すればよい。したがって、PMMA板10を配置しても液晶表示装置の厚さが大きくなることは無い。
さらに、PMMA板10を配置することによって、蛍光管80からの紫外線と熱の影響を軽減できるので、蛍光管80と拡散板20との距離dを小さくすることも可能である。したがって、液晶表示装置の種類によっては、本発明によって液晶表示装置全体の厚さを小さくすることが出来る場合もある。
図3は本発明の第2の実施例による液晶表示装置の断面図である。図2の特徴は、拡散板20とサイドモールド70との間にスペーサ60を配置することによって、PMMA板10と拡散板20との間の距離gをより大きくする構成としている。その他の構成は、図1において説明したのと同様であるので、説明を省略する。
図3において、サイドモールド70の段部71にPMMA板10が載置されていることは図1と同様である。図3では、サイドモールド70の上部にスペーサ60が形成されている。このスペーサ60は、例えばゴムのようなもので形成することが出来る。また、スペーサ60は、サイドモールド70の上部にはめ込むような形で使用することが出来る。
本実施例の構成によれば、PMMA板10と拡散板20とのギャップgは、サイドモールド70に形成された段部71の深さh+スペーサ60の厚さtの合計からPMMA板10の厚さを引いたものとなり、PMMA板10と拡散板20との距離をより確実に形成することが出来る。また、本実施例の構成によれば、サイドモールド70の段部71の深さhをPMMA板10の厚さよりも大きくできない場合であっても、スペーサ60を配置することによって、PMMA板10と拡散板20との間に空間90を形成することが出来る。さらに、サイドモールド70にPMMA板10を載置するための段部71を形成できない場合であっても、PMMA板10と拡散板20との間に空間90を形成することが出来る。
本実施例の構成は、液晶表示装置の画面を明るくし、かつ、液晶表示装置の厚さを小さくしなければならない場合に特に効果がある。すなわち、液晶表示装置の画面を明るくするためには、蛍光管80の本数を多くしなければならず、したがって、蛍光管80全体からの発熱量も大きくなる。一方、液晶表示装置全体の厚さを小さくするためには、蛍光管80と拡散板20との距離を小さくせざるをえず、そうすると、拡散板20の熱による変形が深刻な問題となる。本実施例では、サイドモールド70の上にスペーサ60を配置することによって、PMMA板10と拡散板20との間のギャップgを比較的自由に設定することが出来、断熱効果を必要に応じて自由に設定することが出来る。
1…TFT基板、 2…対向基板、 3…下偏光板、 4…上偏光板、 5…液晶表示パネル、 10…PMMA板、 20…拡散板、 30…拡散シート、 40…プリズムシート、 50…偏光反射板、 60…スペーサ、 70…サイドモールド、 71…サイドモールドの段部、 80…蛍光管、 90…断熱空間、 100…反射板、 200…光学シート群。

Claims (5)

  1. 液晶表示パネルとバックライトを有する液晶表示装置であって、
    前記バックライトは、複数の蛍光管が拡散板の背面に配置された直下型バックライトであり、前記複数の蛍光管の端部は、サイドモールドによって支持され、前記拡散板と前記液晶表示パネルの間に複数の光学シートからなる光学シート群が配置され、
    前記複数の蛍光管と前記拡散板の間には、前記サイドモールドの段部にPMMA板が配置され、前記PMMA板と前記拡散板との間には空間が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. PMMA板の厚さは1.5mm〜2.5mmであることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記光学シート群は、少なくとも拡散シートを含み、前記拡散シートと前記拡散板はPETによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  4. 液晶表示パネルとバックライトを有する液晶表示装置であって、
    前記バックライトは、複数の蛍光管が拡散板の背面に配置された直下型バックライトであり、前記複数の蛍光管の端部は、サイドモールドによって支持され、前記拡散板と前記液晶表示パネルの間に複数の光学シートからなる光学シート群が配置され、
    前記複数の蛍光管と前記拡散板の間には、前記サイドモールドの段部にPMMA板が配置され、
    前記サイドモールドの上部にはスペーサが配置され、前記拡散板は前記スペーサに載置されており、前記PMMA板と前記拡散板との間には空間が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 液晶表示パネルとバックライトを有する液晶表示装置であって、
    前記バックライトは、複数の蛍光管が拡散板の背面に配置された直下型バックライトであり、前記複数の蛍光管の端部は、サイドモールドによって支持され、前記拡散板と前記液晶表示パネルの間に複数の光学シートからなる光学シート群が配置され、
    前記複数の蛍光管と前記拡散板の間にPMMA板が配置され、
    前記サイドモールドの上部にはスペーサが配置され、前記拡散板は前記スペーサに載置されており、前記PMMA板と前記拡散板との間には空間が形成されていることを特徴とする液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2014029117A1 (zh) * 2012-08-20 2014-02-27 深圳市华星光电技术有限公司 液晶配向设备
CN106200096A (zh) * 2015-10-01 2016-12-07 友达光电股份有限公司 液晶显示器

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