JP2011223171A5 - - Google Patents

Description

自動再送制御部１８は、後述する図４の動作シーケンスに従って自動再送制御を行う構成要素であり、フレーム処理部１６と連携して動作する。送信モードでは、誤りパケット請求チャネル（図３（ｃ））での誤りパケット請求情報ｄ３３に含まれる情報（応答を要求した受信機指定情報、データブロック番号、メッセージ番号）を記憶して管理し、受信機からの誤りパケット応答の結果において誤りが有った場合、再送データチャネルを生成して該当パケットを受信機１−２に再送する。受信モードでは、送信機１−１からの誤りパケット請求チャネル（図３（ｃ））を受信した場合、誤りパケット請求情報ｄ３３に含まれる情報（応答を要求された受信機指定情報、データブロック番号、メッセージ番号）に該当する受信パケットについて、誤り検出部１７により誤り検出を行い、誤り検出結果を自動再送制御信号としてフレーム処理部１６へ入力する。

Claims (2)

1. 複数の受信局と、前記複数の受信局へ同一の送信データをそれぞれ送信する送信局からなる無線通信システムであって、
   前記送信局は、前記送信データを複数に分割して、当該分割した送信データをそれぞれ異なる周波数を用いて前記複数の受信局へそれぞれ並行して送信し、
   前記各受信局は、前記複数の異なる周波数を並行して受信し前記分割された送信データを組立てるとともに、当該複数の異なる周波数で受信した送信データに対する誤り応答を返送し、
   前記誤り応答は、前記複数の異なる周波数それぞれの誤り応答情報を、対応する送信データが送信された周波数と同じ周波数で、前記各受信局が時分割で送信局に返送する第１の方法と、前記複数の異なる周波数の誤り応答情報を集約し、前記各受信局が互いに異なる周波数で同時に送信局に返送する第２の方法の少なくとも一方の方法で返送されることを特徴とする無線通信システム。
2. 前記分割される送信データは、パケット単位に区切られて誤り検出符号が付され、複数の前記パケットからデータブロックが構成されるものであり、
   前記送信局は、スペクトル管理サーバと通信し、該スペクトル管理サーバから指示された周波数を前記複数の異なる周波数とし、前記送信データの送信に先立って、該送信データを受信すべき前記複数の受信機のアドレスの列挙を含む回線設定信号を前記複数の異なる周波数のそれぞれにおいて送信し、各周波数において１つの前記データブロック分のパケットの送信が完了するたびに、受信局に誤り応答を要求する誤りパケット請求を更に送信し、
   前記誤り応答が前記第１の方法による場合、前記各受信局は、各周波数で送信された誤りパケット請求を受信し、各周波数において、当該周波数で送信された前記１つのデータブロックに含まれた全てのパケットの誤り有無情報含む前記誤り応答を、前記列挙と対応する順で時分割に返送し、
   前記誤り応答が前記第２の方法による場合、前記送信局は、誤り応答を要求する前記複数の受信局と前記複数の異なる周波数とを対応付け、各受信局に当該対応付けられた周波数で前記誤りパケット請求を送信し、前記各受信局は、誤りパケット請求を受信した周波数において、前記複数の周波数でそれぞれ受信した複数のデータブロックに含まれた全てのパケットの誤り有無情報を集約した前記誤り応答を返送することを特徴とする無線通信システム。