JP2011212663A - 緊急防水・水害・油類事故防止とその製造方法 - Google Patents

Abstract

【課題】本発明は、緊急事態における防水・水質事故・油類事故等、水中又は陸上の油液を水と親和性を有せず、油類の吸油効率、効果を発揮し、さらに、悪臭の消臭に優れた油液吸着シート・マット組成の製造を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、産業廃棄物の珪藻土粕、ゼオライト粕、廃ガラス発泡・おが屑の多孔質に液体を吸着させることにより液体が多孔質体に付着することで製造できるシート、マットの組成物を提供する。
農業廃棄物の籾殻・米糠・大豆・フスマ等からの多孔質に油液吸着させることにより油液が多孔質体に付着することで製造できるシート、マット組成物を提供する。
【選択図】なし

Description

本発明は、土を使用しない土嚢を防水・水害・油液事故にスピード対応で河川、池、沼、海等における流出事故が生じている。油の回収方法として濾過技術で油分を吸着している。珪藻土、ゼオライト、ガラス発泡・籾殻・おが屑等の多孔質体を特徴とした天然素材の環境利用と産業利用がなされる。

上記の吸着シート、マットを用途に応じて環境利用の汎用に使用し、産業利用を提供する。

細孔構造を多く持つ多孔質体は吸着性が強い。

油液吸着素材をシート、マット状態に成形利用においては、吸着用材を上記細孔構造を持つ多孔質体が利用されている。

油液流出事故などに用いられる吸着材は、化学製品である場合に使用前の在庫時や使用後の処理に経済上および環境上の難点がある。

市販されている油類吸着材を大量使用に活用する場合は、上記記載のような難点が生じ対策が必要である。

天然素材の廃棄物の多孔質珪藻土粕、ゼオライト粕、ガラス製品のガラス発泡材・籾殻破砕・おが屑等を用材基材に活用する。さらに、農業廃棄物の米糠、籾殻、大豆殻、フスマ等に微細孔の多孔質を有していることから、素材の一種類、又は二種類以上を油類吸着シート、マットに含有使用、活用の効果が発揮される。環境に優しい、安心、安全、しかも、廃棄物の利活用なので、低原価で量産可能な油類吸着シート、油類吸着マットが提供できる。

本発明は、上記目的を達成し、微細孔を有した多孔質体に液体を含浸し、液体吸着シート、マット、袋状態に保持することで細孔構造部分に油類を付着させることにより多孔質体を基材とした吸着シート、吸着マットの製造が出来る。

吸着材となる本発明における浄化機能は表面積の大きさが塩素除去機能、除菌機能、消毒、消臭機能とその効果の活用を特徴とした。

本発明は、廃棄物の珪藻土粕、ゼオライト粕、廃ガラス発泡・籾殻破砕・おが屑等の多孔質と表面積の大きさの特徴を活用とした。吸着シート、マットに付着させる技術は高性能が発揮され、経済負担も少なく、しかも製造工程は特別な技術を要しないのが特徴。

本発明の吸着材は、産業廃棄物・農業廃棄物の多孔質体に含浸させ、微細孔を組成している液類の保持能力，吸油率に優れた効果を発揮できることから、物理的な圧縮技術でもって、容易に液体回収を可能とし、用途の範囲は広く、環境浄化に取り組むことができる。

本発明の吸着材のシート、マットの内在材は、微細孔組成の多孔質体は、産業に伴う廃棄物並びに農業廃棄物を用いることから安定供給が可能であり、しかも安価である。

本発明の原料は天然素材の産業廃棄物や農業廃棄物を素材としていることから、有害物質は発生しない。

他に油液吸着シート、マットの組成物に米糠、大豆、籾殻等の繊維質の微細孔が油分を吸収、保持の機能がある。本発明の 製造技術は単純であり高度技術を要しない。しかも先進的な環境浄化とリサイクルに貢献する。

本発明品は、微細孔部を成形し汎用性のある液体吸着作用を有する。

液体吸着成形のシート、マットの素材は不織布、ポリエステル、ポリプロレン、ポリエチレン等の一種類又は一種類以上の構成は、耐候性、耐久性の向上作用を有し、吸着する用途の対応形態である。

多孔質体に液体を含浸させることの汎用性を可能とした液体吸着シート、マットの製造技術は、単純さと合理的な成形を特徴とする。

この実施例については多孔質体の細孔構造や表面化学特性の部分に付着とした特異性の吸着材であり、浄化装置に関する技術を特徴とする。

緊急防水・水害・廃油吸着前の素材自体が交通事故や災害、工場での事故などから発生する油の流出事故や化学液体流出事故などの緊急時の油液吸着シート、マットとして利用できることから在庫自体が緊急用の備えとなる。

液体である油の常温固化が可能であるため運搬や工程、取扱に有用に活用できる。

機械のある工場や、車の整備場、ガソリンスタンドなど油の流出が常時起きる場所では常備することで環境に負荷を与えない。

環境の負荷を考慮した本発明は、鉱物系の油分吸着済みを燃料としての熱量への利用や、第二段階の炭化済み素材を炉の高温化への利用、第三に燃焼残渣を再度吸着材として汎用利用ができる。

Claims (4)

1. 多孔質の珪藻土粕、ゼオライト粕、廃ガラス発泡・籾殻破砕・おが屑等の産業廃棄物を熱可塑性樹脂のシート、マットに吸油組成成形物とした緊急防水・緊急水質事故・緊急油類事故等の吸着材。
2. 前記資材を熱可塑性樹脂のシート、マットに吸水・吸油組成成形物とした吸着材。
3. 前記熱可塑性樹脂は、不織布、ポリエステル、ポリプロレン、ポリエチレン等の一種類、又は、一種類以上を有する吸油シート、マットの組成物。
4. 請求項１，２，３の吸着材の一種類、又は、一種類以上を有する一体成形物の吸着材。吸着材の形状は、袋体スタイル、バラケ配施等において、本発明趣旨を逸脱しない範囲の変更は、本発明に含まれる。