JP2011211510A - 画像処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 高いセキュリティ性を確保しつつ、暗号化したい文字列の指定が容易な画像処理装置を提供する。
【解決手段】 文字列を含む無彩色画像の一部に有彩色の領域指定マークが付された原稿画像を入力するための画像入力部と、領域指定マークの色を判定する色判定部と、原稿画像内における領域指定マークの位置に基づいて、暗号化領域を判別する暗号化領域判別部と、色判定部の判定結果に基づいて、暗号化領域内の文字列を暗号化する暗号化部と、暗号化領域内の文字列が暗号化された無彩色画像を出力する画像出力部により構成される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、画像処理装置に係り、さらに詳しくは、原稿画像内の文字列を暗号化し、或いは、原稿画像内の文字列を復号する画像処理装置に関する。
機密情報などの秘匿性の高い文字列が色付きの文字を用いて印刷された原稿を読み取った際に、色付きの文字からなる文字列を暗号化して出力する技術が提案されている(例えば、特許文献1)。この特許文献1に記載の画像処理装置によれば、機密文書の一部分のみを暗号化することができるが、暗号化したい文字列は色付きの文字により印刷されていなければならない。
一方、マーキングペンを用いて暗号化したい文字列をマーキングすることにより、原稿中の所望の領域について、領域内の文字列を暗号化する技術が従来から知られている(例えば、特許文献2)。この特許文献2に記載のファクシミリ装置によれば、暗号化したい文字列の指定が容易である。
しかしながら、マーキングペンを用いて暗号化したい文字列を指定する従来の方法では、暗号化された文字列をマーキングペンで再度マーキングした原稿を読み取らせれば、原稿中の全ての暗号化領域について、文字列が復号できてしまうという問題があった。
特開2004−297758号公報 特開昭63−212276号公報
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、高いセキュリティ性を確保しつつ、暗号化したい文字列の指定が容易な画像処理装置を提供することを目的とする。特に、暗号化された文字列をマーキングするだけで文字列が復号されるのを抑制することができる画像処理装置を提供することを目的とする。また、1つの原稿内の複数の暗号化領域について、暗号化領域間で文字列の暗号化を容易に異ならせることができる画像処理装置を提供することを目的とする。
第1の本発明による画像処理装置は、文字列を含む無彩色画像の一部に有彩色の領域指定マークが付された原稿画像を入力するための画像入力部と、上記領域指定マークの色を判定する色判定部と、上記原稿画像内における上記領域指定マークの位置に基づいて、暗号化領域を判別する暗号化領域判別部と、上記色判定部の判定結果に基づいて、上記暗号化領域内の文字列を暗号化する暗号化部と、上記暗号化領域内の文字列が暗号化された上記無彩色画像を出力する画像出力部とを備えて構成される。
この画像処理装置では、暗号化したい文字列を指定するのに用いられた領域指定マークの色を判定し、その判定結果に基づいて暗号化領域内の文字列が暗号化される。この様な構成によれば、領域指定マークが所定の色である場合にだけ、暗号化領域内の文字列を暗号化させることができる。従って、暗号化された文字列を正しく復号させるには、暗号化領域を指定する際に用いたのと同じ色の領域指定マークを用いて復号領域を指定する必要があるので、暗号化された文字列をマーキングするだけで文字列が復号されるのを抑制することができる。つまり、暗号化領域を指定するのに用いた領域指定マークの色を秘密にしておくことにより、高いセキュリティ性を確保することができる。
第2の本発明による画像処理装置は、上記構成に加え、2以上の暗号化鍵情報をそれぞれ異なる色に対応付けて保持する暗号化鍵情報記憶部と、上記色判定部の判定結果に基づいて、上記暗号化鍵情報を選択する暗号化鍵選択部とを備え、上記暗号化部が、上記暗号化鍵選択部により選択された暗号化鍵情報を用いて、上記暗号化領域内の文字列を暗号化するように構成される。この様な構成によれば、暗号化領域を指定するのに用いる領域指定マークの色を異ならせることにより、異なる暗号化鍵情報を用いて文字列が暗号化されるので、原稿間で文字列の暗号化を容易に異ならせることができる。
第3の本発明による画像処理装置は、上記構成に加え、上記原稿画像には、2以上の上記領域指定マークが付され、上記暗号化領域判別部が、上記領域指定マークごとに暗号化領域を判別し、上記暗号化部が、上記暗号化領域内の文字列をそれぞれ暗号化するように構成される。この様な構成によれば、領域指定マークごとに暗号化領域を判定して文字列が暗号化されるので、原稿内の複数の文字列について暗号化を容易に指定することができる。
第4の本発明による画像処理装置は、上記構成に加え、上記色判定部が、上記領域指定マークの色をそれぞれ判定し、上記暗号化鍵情報選択部が、上記領域指定マークごとに上記暗号化鍵情報を選択し、上記暗号化部が、上記領域指定マークの色に対応する暗号化鍵情報を用いて、上記暗号化領域内の文字列を暗号化するように構成される。この様な構成によれば、領域指定マークの色を異ならせることにより、暗号化領域ごとに異なる暗号化鍵情報を用いて文字列が暗号化されるので、1つの原稿内の複数の暗号化領域について、暗号化領域間で文字列の暗号化を容易に異ならせることができる。
第5の本発明による画像処理装置は、上記構成に加え、上記暗号化部が、上記無彩色画像に基づいて、上記暗号化領域に含まれる文字の文字コードを判別する文字コード判別部を有し、上記暗号化鍵情報に基づいて上記文字コードを変更し、上記暗号化領域内の文字を異なる文字に変更するように構成される。この様な構成によれば、暗号化領域内の文字列について、文字数を変化させることなく暗号化することができる。
第6の本発明による画像処理装置は、文字列を含む無彩色画像の一部に有彩色の領域指定マークが付された原稿画像を入力するための画像入力部と、上記領域指定マークの色を判定する色判定部と、上記原稿画像内における上記領域指定マークの位置に基づいて、復号領域を判別する復号領域判別部と、上記色判定部の判定結果に基づいて、上記復号領域内の文字列を復号する復号部と、上記復号領域内の文字列が復号された上記無彩色画像を出力する画像出力部とを備えて構成される。
この画像処理装置では、復号したい文字列を指定するのに用いられた領域指定マークの色を判定し、その判定結果に基づいて復号領域内の文字列が復号される。この様な構成によれば、領域指定マークが所定の色である場合にだけ、復号領域内の文字列を復号させることができる。従って、暗号化された文字列を正しく復号させるには、暗号化領域を指定する際に用いたのと同じ色の領域指定マークを用いて復号領域を指定する必要があるので、暗号化された文字列をマーキングするだけで文字列が復号されるのを抑制することができる。
本発明による画像処理装置によれば、暗号化された文字列を正しく復号させるには、暗号化領域を指定する際に用いたのと同じ色の領域指定マークを用いて復号領域を指定する必要があるので、暗号化された文字列をマーキングするだけで文字列が復号されるのを抑制することができる。従って、高いセキュリティ性を確保しつつ、暗号化したい文字列の指定が容易な画像処理装置を実現することができる。また、領域指定マークの色を異ならせることにより、暗号化領域ごとに異なる暗号化鍵情報を用いて文字列が暗号化されるので、1つの原稿内の複数の暗号化領域について、暗号化領域間で文字列の暗号化を容易に異ならせることができる。
本発明の実施の形態1による画像処理装置100の一構成例を示したブロック図であり、原稿画像内の文字列を暗号化する場合の機能構成の一例が示されている。 図1の画像処理装置100の構成例を示したブロック図であり、原稿画像内の文字列を復号する場合の機能構成の一例が示されている。 図1の画像処理装置100における暗号化部18の構成例を示したブロック図である。 図1の画像処理装置100を用いた暗号化手順の一例を模式的に示した説明図である。 図2の画像処理装置100を用いた復号手順の一例を模式的に示した説明図である。 図1の画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示した図であり、領域指定マーク55により指定された暗号化領域が示されている。 図1の画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示した図であり、領域指定マークの色を判定する際に用いられる色判定テーブルが示されている。 図1の画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示したフローチャートである。 図2の画像処理装置100の復号時における動作の一例を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態2による画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示した図であり、暗号化文字列の一部をマーキングする場合が示されている。 図10の画像処理装置100の暗号化時における動作の他の一例を示した図であり、暗号化文字列を取り囲んでマーキングする場合が示されている。
実施の形態1.
<画像処理装置>
図1は、本発明の実施の形態1による画像処理装置100の一構成例を示したブロック図であり、原稿画像内の文字列を暗号化する場合の機能構成の一例が示されている。画像処理装置100は、例えば、複合機(Multifunction Peripheral:MFP)であり、スキャナ機能、プリンタ機能、FAX(ファクシミリ)機能などを選択的に実行させることができる。
この画像処理装置100は、画像入力部11、マーク分離部12、暗号化領域判別部13、色判定部14、操作部15、暗号化鍵情報記憶部16、暗号化鍵選択部17、暗号化部18及び画像出力部19により構成される。
画像入力部11は、暗号化対象の原稿画像をマーク分離部12に入力する画像データの入力手段であり、例えば、光学読取部、FAX通信部及びネットワーク通信部からなる。光学読取部は、原稿を光学的に読み取り、読み取った画像データを原稿画像としてマーク分離部12に入力する。FAX通信部は、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆交換電話網)を介してFAX装置などの外部機器と通信し、受信した画像データを原稿画像としてマーク分離部12に入力する。ネットワーク通信部は、LAN(ローカルエリアネットワーク)などの通信ネットワークを介してPC(パーソナルコンピュータ)などの外部機器と通信し、受信した画像データを原稿画像としてマーク分離部12に入力する。
暗号化対象の原稿画像は、例えば、画素ごとのRGBデータからなり、文字列を含む無彩色画像の一部に有彩色の領域指定マークが付されている。領域指定マークは、原稿中の暗号化したい文字列を含む領域を暗号化領域として指定するための印であり、例えば、半透明の色付きのマーキングペンを用いて当該文字列を塗りつぶすことにより形成される。
マーク分離部12は、原稿画像から領域指定マークを分離するために、画像入力部11からの画像データに基づいて、有彩色の画素情報を抽出し、その抽出結果を暗号化領域判別部13及び色判定部14へ出力する。有彩色の画像情報の抽出処理は、例えば、画素ごとのRGBデータをHLSデータに変換し、そのS(Saturation:彩度)成分を所定の閾値と比較することによって行われる。
HLSデータは、色がH(Hue:色相)成分と、L(Lightness:輝度又は明度)成分と、S成分とからなる色空間内の点によって表される表色系の画素データである。マーク分離部12では、有彩色の画素について画素データを無彩色化することにより、原稿画像から領域指定マークを除去した無彩色画像が無彩色元画像として暗号化部18へ出力される。
暗号化領域判別部13は、原稿画像内における領域指定マークの位置に基づいて、暗号化領域を判別し、その判別結果を暗号化部18へ出力する。暗号化領域は、領域内に含まれる文字列を暗号化するために領域指定マークによって指定された領域であり、例えば、有彩色の領域指定マークにより塗りつぶされている隣接画素からなる。
色判定部14は、領域指定マークの色を判定し、その判定結果を暗号化鍵選択部17へ出力する。領域指定マークの色の判定は、HLSデータのH成分に基づいて行われる。例えば、複数の色の識別情報をそれぞれ異なる色相範囲に対応付けて保持する色判定テーブルを参照し、領域指定マークに係る画素のH成分が属する色相範囲に対応する色の識別情報が抽出される。
暗号化鍵情報記憶部16は、文字列を暗号化するための暗号化鍵情報21を色の識別情報22に対応付けて保持する。この暗号化鍵情報記憶部16には、複数の暗号化鍵情報21がそれぞれ異なる色の識別情報22に対応付けて保持されている。具体的には、識別情報「色#1」に対応付けて鍵情報「鍵K1」が保持され、識別情報「色#2」に対応付けて鍵情報「鍵K2」が保持され、識別情報「色#3」に対応付けて鍵情報「鍵K3」が保持されている。
暗号化鍵選択部17は、色判定部14による判定結果に基づいて、暗号化鍵情報記憶部16内の暗号化鍵情報21を選択し、選択した暗号化鍵情報21を暗号化部18へ出力する。すなわち、領域指定マークの色に対応する暗号化鍵情報21が、色の識別情報22に基づいて選択される。
暗号化部18は、色判定部14の判定結果に基づいて、暗号化領域内の文字列を暗号化する。具体的には、暗号化領域判別部13により判別された暗号化領域内の文字列を、暗号化鍵選択部17により選択された暗号化鍵情報21を用いて暗号化し、無彩色暗号化画像を生成する動作が行われる。文字列の暗号化は、例えば、マーク分離部12からの無彩色元画像を解析して暗号化領域に含まれる文字を認識し、暗号化鍵情報21に基づいて文字コードを変更することによって行われる。この様な暗号化処理により、暗号化領域内の文字が異なる文字に変更される。
無彩色暗号化画像は、暗号化領域内の文字列が暗号化された無彩色画像であり、非暗号化領域の画像データ、すなわち、暗号化領域外の画像データと、文字列が暗号化された暗号化領域内の画像データとを合成することにより形成される。
画像出力部19は、暗号化部18からの無彩色暗号化画像を暗号化処理後の原稿画像として出力する画像データの出力手段であり、例えば、表示部、印刷部、FAX通信部及びネットワーク通信部からなる。表示部は、暗号化部18からの無彩色暗号化画像を画面表示する。印刷部は、暗号化部18からの無彩色暗号化画像を用紙に印刷する。FAX通信部は、暗号化部18からの無彩色暗号化画像をPSTNを介して外部機器へ送信する。ネットワーク通信部は、暗号化部18からの無彩色暗号化画像を通信ネットワークを介して外部機器へ送信する。
複数の領域指定マークが1つの原稿画像に付されている場合、暗号化領域判別部13では、領域指定マークごとに暗号化領域が判別される。この場合、暗号化部18では、各暗号化領域について、暗号化領域内の文字列がそれぞれ暗号化される。さらに、色判定部14では、各暗号化領域について、領域指定マークの色がそれぞれ判定され、暗号化鍵情報選択部17では、領域指定マークごとに暗号化鍵情報21が選択される。暗号化部18では、領域指定マークの色に対応する暗号化鍵情報21を用いて、暗号化領域内の文字列が暗号化される。
図2は、図1の画像処理装置100の構成例を示したブロック図であり、原稿画像内の文字列を復号する場合の機能構成の一例が示されている。この画像処理装置100は、図1の画像処理装置100と比較すれば、暗号化領域判別部13、暗号化鍵情報記憶部16、暗号化鍵選択部17及び暗号化部18に代えて、復号領域判別部31、復号鍵情報記憶部32、復号鍵選択部33及び復号部34を備えている。
復号領域判別部31は、原稿画像内における領域指定マークの位置に基づいて、復号領域を判別し、その判別結果を復号部34へ出力する。復号領域は、領域内に含まれる文字列を復号するために領域指定マークによって指定された領域であり、例えば、暗号化領域の場合と同様に、有彩色の領域指定マークにより塗りつぶされている隣接画素からなる。
復号鍵情報記憶部32には、文字列を復号するための復号鍵情報23を色の識別情報22に対応付けて保持される。この復号鍵情報記憶部32には、複数の復号鍵情報23がそれぞれ異なる色の識別情報22に対応付けて保持されている。具体的には、識別情報「色#1」に対応付けて鍵情報「鍵K11」が保持され、識別情報「色#2」に対応付けて鍵情報「鍵K12」が保持され、識別情報「色#3」に対応付けて鍵情報「鍵K13」が保持されている。
復号鍵選択部33は、色判定部14による判定結果に基づいて、復号鍵情報記憶部32内の復号鍵情報23を選択し、選択した復号鍵情報23を復号部34へ出力する。すなわち、領域指定マークの色に対応する復号鍵情報23が、色の識別情報22に基づいて選択される。
復号部34は、色判定部14の判定結果に基づいて、復号領域内の文字列を復号する。具体的には、復号領域判別部31により判別された復号領域内の文字列を、復号鍵選択部33により選択された復号鍵情報23を用いて復号し、無彩色復号画像を生成する動作が行われる。文字列の復号は、例えば、マーク分離部12からの無彩色暗号化画像を解析して復号領域に含まれる文字を認識し、復号鍵情報23に基づいて文字コードを変更することによって行われる。この様な復号処理により、復号領域内の文字が元の文字に変更される。
無彩色復号画像は、復号領域内の文字列が復号された無彩色画像であり、非復号領域の画像データ、すなわち、復号領域外の画像データと、文字列が復号された復号領域内の画像データとを合成することにより形成される。この無彩色復号画像は、画像出力部19により復号処理後の原稿画像として出力される。
復号鍵情報記憶部32内の復号鍵情報23は、暗号化時に用いる暗号化鍵情報21と異なる鍵情報であっても良いが、ここでは、暗号化鍵情報21と同じ鍵情報を用いて復号処理が行われる。つまり、暗号化鍵情報21及び復号鍵情報23は、文字列の暗号化及び復号に共通の鍵情報からなる。この様な鍵情報は、例えば、操作部15を介して予め登録される。また、暗号化鍵情報21及び復号鍵情報23は、ユーザが色ごとに指定するパスワードから生成され、或いは、各色に共通のパスワードと色の識別情報22とから生成される。
また、暗号化鍵情報21及び復号鍵情報23が識別情報22を介して関連付けられるH成分の範囲などは、例えば、操作部15を介して色名称を入力することにより指定される。或いは、実際に登録したい色のマーキングペンを用いてマーキングされた原稿を読み取らせることにより、指定することもできる。
図3は、図1の画像処理装置100における暗号化部18の構成例を示したブロック図である。この暗号化部18は、文字認識部41、フォントデータ記憶部42、文字コード判別部43、コード変換テーブル44、コード変更部45及び画像形成部46により構成される。フォントデータ記憶部42には、文字を所定形状及びサイズからなる画像として表示するためのフォントデータが保持される。
文字認識部41は、フォントデータ記憶部42に保持されているフォントデータに基づいて無彩色元画像を解析し、暗号化領域に含まれる文字を識別してその識別結果を文字コード判別部43へ出力する。コード変換テーブル44には、複数の文字コードがそれぞれフォントデータに関連付けて保持される。文字コード判別部43は、コード変換テーブル44に基づいて暗号化領域に含まれる文字の文字コードを判別し、その判別結果をコード変更部45へ出力する。
コード変更部45は、暗号化領域内の各文字について、文字コードを暗号化鍵情報に基づいて異なる文字コードに変更する。画像形成部46は、コード変換テーブル44を参照して暗号化領域内の各文字の文字コードを対応するフォントデータに変換することによって、無彩色暗号化画像を形成する。なお、ここでは、暗号化部18内の機能構成の一例について説明したが、復号部34内の機能構成についても、暗号化部18と同様である。
<暗号化手順>
図4は、図1の画像処理装置100を用いた暗号化手順の一例を模式的に示した説明図である。元原稿中の一部の文字列を暗号化したい場合、ユーザは、色付きのマーキングペンを用いて暗号化したい文字列を含む領域をマーキングする。その際、異なる複数の暗号化領域について、文字列の暗号化を異ならせたい場合には、暗号化領域ごとにマーキングペンの色を異ならせる。この図では、元原稿として、無地で地色が白の用紙に、黒の文字及び記号が印刷されている。
元原稿には、見出し「パーソナルデータ」と、項目「氏名」、「住所」及び「年齢」とが記載され、「氏名」として、「山田太郎」、「住所」として、「京都市伏見区3丁目」、「年齢」として、「26」がそれぞれ記載されている。
この元原稿に対し、氏名の「山田太郎」が赤のマーキングペンを用いてマーキング51され、住所の「伏見区3丁目」が青のマーキングペンによりマーキング52されている。また、年齢の「26」が緑のマーキングペンによりマーキング53されている。
この様な元原稿を画像処理装置100に読み取らせ、用紙に印刷させることにより、マーキングされた暗号化領域に含まれる文字列が暗号化され、暗号化原稿として出力される。このとき、暗号化領域を指定する際に用いたマーキングペンの色が異なれば、異なる暗号化鍵により暗号化されるので、同じ文字列であっても異なる文字列に変換される。
<復号手順>
図5は、図2の画像処理装置100を用いた復号手順の一例を模式的に示した説明図である。暗号化原稿の一部の文字列を復号したい場合、ユーザは、色付きのマーキングペンを用いて復号したい文字列を含む領域をマーキングする。その際、復号したい領域について、暗号化時と同じ色のマーキングペンを用いて領域指定する必要がある。
この例では、暗号化原稿に対し、氏名の「本パ用号」が赤のマーキングペンを用いてマーキング51され、住所の「ワ別暗色す出」が青のマーキングペンによりマーキング52されている。また、年齢の「メ化」が黄のマーキングペンによりマーキング54されている。
この様な暗号化原稿を画像処理装置100に読み取らせ、用紙に印刷させることにより、マーキングされた復号領域に含まれる文字列が復号され、復号原稿として出力される。暗号化時と異なる色のマーキングペンを用いてマーキングされた復号領域については、元の文字列には復号されない。
具体的には、暗号化原稿に対し、年齢の「メ化」が黄のマーキングペンを用いてマーキング54され、暗号化時の緑のマーキングペンによるマーキング53とは色が異なるので、復号原稿では、正しく復号されていない。つまり、暗号化時に用いたマーキングペンの色を秘密にしておくことにより、高いセキュリティ性を確保することができる。
<マーキングによる領域指定>
図6(a)及び(b)は、図1の画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示した図であり、領域指定マーク55により指定された暗号化領域が示されている。図6(a)には、原稿中の暗号化したい文字列を行ごとに指定する場合が示され、図6(b)には、暗号化したい文字列を複数の行にまたがって指定する場合が示されている。なお、原稿中の復号したい文字列を指定する場合も、暗号化したい文字列を指定する場合と同様である。
色付きのマーキングペンを用いて暗号化したい文字列を含む領域を暗号化領域として指定する場合、暗号化対象の文字列を塗り潰すようにマーキングすることにより、半透明の有彩色からなる領域指定マーク55が形成される。このとき、文字列を行ごとに指定しても良いし、或いは、複数の行にまたがって指定しても良い。いずれの場合であっても、マーキングにより塗り潰された領域が暗号化領域として指定され、その暗号化領域内の文字列が暗号化される。ここで、領域内の文字列とは、一部又は全部が当該領域に含まれる文字からなる。
図6(a)では、2行目の文字列「首記の件」と、3行目の文字列「資料」とがそれぞれマーキングにより塗り潰され、各文字列が含む領域がそれぞれ暗号化領域として指定されている。図6(b)では、2行目の文字列「首記の件」と3行目の「案件の資料」とにまたがって暗号化領域が指定されている。
<色判定テーブル>
図7は、図1の画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示した図であり、領域指定マークの色を判定する際に用いられる色判定テーブルが示されている。この色判定テーブルは、複数の色の識別情報をそれぞれ異なる色相範囲に対応付けて保持する。具体的には、H成分の範囲が、x以上x未満に対応付けて、色の識別情報「色#1」が保持され、x以上x未満に対応付けて、色の識別情報「色#2」が保持され、x以上x未満に対応付けて、色の識別情報「色#3」が保持されている。
色判定部14では、この様な色判定テーブルを参照することにより、暗号化領域を指定するために用いられた領域指定マークの色を判定する。つまり、復号したい文字列を指定する際に用いるマーキングペンは、暗号化時に用いられたマーキングペンと厳密に同じ色でなくても、同じ色相範囲に含まれる色であれば、正しく復号させることができる。
図8のステップS101〜S108は、図1の画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示したフローチャートである。まず、暗号化領域判別部13は、画像入力部11により元原稿が読み取られれば、原稿画像内における領域指定マークの位置に基づいて、暗号化領域を判別する(ステップS101,S102)。
色判定部14は、暗号化領域判別部13により判別された暗号化領域について、領域指定マークの色を色判定テーブルに基づいて判定する(ステップS103)。次に、暗号化鍵選択部17は、色判定部14による判定結果に基づいて、暗号化鍵情報21を選択し、文字列を暗号化するための暗号化鍵を決定する(ステップS104)。そして、暗号化部18は、無彩色元画像を解析して文字認識し、暗号化鍵情報21を用いて暗号化領域内の文字列を暗号化する(ステップS105,S106)。
ステップS103からステップS106までの処理手順は、暗号化領域判別部13により判別された暗号化領域がなくなるまで繰り返され(ステップS107)、全ての暗号化領域について文字列の暗号化が完了すれば、暗号化原稿を出力してこの処理を終了する(ステップS108)。
図9のステップS201〜S208は、図2の画像処理装置100の復号時における動作の一例を示したフローチャートである。まず、復号領域判別部31は、画像入力部11により暗号化原稿が読み取られれば、原稿画像内における領域指定マークの位置に基づいて、復号領域を判別する(ステップS201,S202)。
色判定部14は、復号領域判別部31により判別された復号領域について、領域指定マークの色を色判定テーブルに基づいて判定する(ステップS203)。次に、復号鍵選択部33は、色判定部14による判定結果に基づいて、復号鍵情報23を選択し、文字列を復号するための復号鍵を決定する(ステップS204)。そして、復号部34は、無彩色暗号化画像を解析して文字認識し、復号鍵情報23を用いて復号領域内の文字列を復号する(ステップS205,S206)。
ステップS203からステップS206までの処理手順は、復号領域判別部31により判別された復号領域がなくなるまで繰り返され(ステップS207)、全ての復号領域について文字列の復号が完了すれば、復号原稿を出力してこの処理を終了する(ステップS208)。
本実施の形態によれば、暗号化された文字列を正しく復号させるには、暗号化領域を指定する際に用いたのと同じ色のマーキングペンを用いて復号領域を指定する必要があるので、暗号化された文字列をマーキングするだけで文字列が復号されるのを防止することができる。つまり、暗号化領域を指定するのに用いたマーキングペンの色を秘密にしておくことにより、高いセキュリティ性を確保することができる。
また、マーキングペンを用いて暗号化領域を指定する際に、1つの原稿内の複数の暗号化領域について、マーキングペンの色を異ならせることにより、暗号化領域間で文字列の暗号化を容易に異ならせることができる。さらに、暗号化領域内の文字列について、文字数を変化させることなく暗号化することができる。
実施の形態2.
実施の形態1では、暗号化したい文字列を塗り潰すことにより、当該文字列を含む領域として暗号化領域が指定される場合の例について説明した。これに対し、本実施の形態では、暗号化したい文字列の一部をマーキングし、或いは、文字列を取り囲むようにマーキングすることにより、当該文字列を含む暗号化領域が指定される場合について説明する。
図10(a)及び(b)は、本発明の実施の形態2による画像処理装置100の暗号化時における動作の一例を示した図であり、暗号化したい文字列の一部をマーキングする場合が示されている。図10(a)には、暗号化したい文字列の一部に重複させて領域指定マーク60を形成することにより、当該文字列を含む暗号化領域61が指定される場合が示されている。
暗号化したい文字列の一部、例えば、当該文字列の先頭の文字に重複させて領域指定マーク60を形成すれば、当該文字列を含む領域が暗号化領域61として指定される。この場合、単語、文節又は文単位で文字列が抽出され、当該文字列を含む領域が暗号化領域61となる。
図10(b)には、原稿が直線62によって区分された複数のセル63からなる場合に、暗号化したい文字列を含むセル63をマーキングすることにより、当該セル63が暗号化領域64として指定される場合が示されている。元原稿が、直線62によって区分された複数のセル63がマトリクス状に配置された表からなる場合、暗号化したい文字列を含むセル63内に領域指定マーク60を形成すれば、当該セル63が暗号化領域64として指定される。
図11は、図10の画像処理装置100の暗号化時における動作の他の一例を示した図であり、暗号化したい文字列を取り囲んでマーキングする場合が示されている。暗号化したい文字列を取り囲むようにマーキングすれば、当該文字列を含む領域が暗号化領域71として指定される。
例えば、暗号化したい文字列の周囲を帯状に塗り潰すことによって領域指定マーク70を形成すれば、マーキングにより塗り潰された環状領域によって取り囲まれた領域が暗号化領域71となる。この例では、縦方向に配列された3つのセル63を取り囲んでマーキングされ、これらのセル63を含む領域が暗号化領域71として指定されている。
なお、実施の形態1及び2では、画像データの色相成分に基づいて、領域指定マークの色を判定する場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、画像データのH成分と、L成分又はS成分とに基づいて、領域指定マークの色を判定しても良い。具体的には、H,L及びSからなる色空間を複数の領域に予め区分し、領域指定マークに係る画素がいずれの領域に属するかを判別することにより、領域指定マークの色が判定される。
また、実施の形態1及び2では、共通の鍵情報を用いて文字列を暗号化し、或いは、文字列を復号する場合の例について説明したが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、文字列を暗号化するための暗号化鍵情報と、文字列を復号するための復号鍵情報とを保持し、暗号化鍵情報に基づいて文字列を暗号化し、かつ、復号鍵情報に基づいて文字列を復号するものであっても良い。
11 画像入力部
12 マーク分離部
13 暗号化領域判別部
14 色判定部
15 操作部
16 暗号化鍵情報記憶部
17 暗号化鍵選択部
18 暗号化部
19 画像出力部
21 暗号化鍵情報
22 色の識別情報
23 復号鍵情報
31 復号領域判別部
32 復号鍵情報記憶部
33 復号鍵選択部
34 復号部
41 文字認識部
42 フォントデータ記憶部
43 文字コード判別部
44 コード変換テーブル
45 コード変更部
46 画像形成部
100 画像処理装置

Claims (6)

  1. 文字列を含む無彩色画像の一部に有彩色の領域指定マークが付された原稿画像を入力するための画像入力部と、
    上記領域指定マークの色を判定する色判定部と、
    上記原稿画像内における上記領域指定マークの位置に基づいて、暗号化領域を判別する暗号化領域判別部と、
    上記色判定部の判定結果に基づいて、上記暗号化領域内の文字列を暗号化する暗号化部と、
    上記暗号化領域内の文字列が暗号化された上記無彩色画像を出力する画像出力部とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 2以上の暗号化鍵情報をそれぞれ異なる色に対応付けて保持する暗号化鍵情報記憶部と、
    上記色判定部の判定結果に基づいて、上記暗号化鍵情報を選択する暗号化鍵選択部とを備え、
    上記暗号化部は、上記暗号化鍵選択部により選択された暗号化鍵情報を用いて、上記暗号化領域内の文字列を暗号化することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記原稿画像には、2以上の上記領域指定マークが付され、
    上記暗号化領域判別部は、上記領域指定マークごとに暗号化領域を判別し、
    上記暗号化部は、上記暗号化領域内の文字列をそれぞれ暗号化することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
  4. 上記色判定部は、上記領域指定マークの色をそれぞれ判定し、
    上記暗号化鍵情報選択部は、上記領域指定マークごとに上記暗号化鍵情報を選択し、
    上記暗号化部は、上記領域指定マークの色に対応する暗号化鍵情報を用いて、上記暗号化領域内の文字列を暗号化することを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
  5. 上記暗号化部は、上記無彩色画像に基づいて、上記暗号化領域に含まれる文字の文字コードを判別する文字コード判別部を有し、上記暗号化鍵情報に基づいて上記文字コードを変更し、上記暗号化領域内の文字を異なる文字に変更することを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 文字列を含む無彩色画像の一部に有彩色の領域指定マークが付された原稿画像を入力するための画像入力部と、
    上記領域指定マークの色を判定する色判定部と、
    上記原稿画像内における上記領域指定マークの位置に基づいて、復号領域を判別する復号領域判別部と、
    上記色判定部の判定結果に基づいて、上記復号領域内の文字列を復号する復号部と、
    上記復号領域内の文字列が復号された上記無彩色画像を出力する画像出力部とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
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