JP2011206510A - Separable handle for cooking container - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、フライパンや鍋などの各種調理容器に用いられる分離型取っ手に関するものである。 The present invention relates to a separate handle used for various cooking containers such as a frying pan and a pan.
調理容器用分離型取っ手は、大きさや形態などが異なる多様な種類の調理容器の取っ手として用いることができ、非常に経済的である。また、調理容器の包装時の体積を減少させることができ、物流費用を節減することができる。さらに、使用時にも空間を少なく占めるので、非常に便利に用いることができる。 The separation type handle for cooking containers can be used as a handle for various types of cooking containers having different sizes and shapes, and is very economical. Moreover, the volume at the time of packaging of a cooking container can be reduced, and distribution cost can be reduced. Furthermore, since it occupies a small space during use, it can be used very conveniently.
このような調理容器用分離型取っ手については、既に特許文献1に開示したことがある。この特許文献1によれば、取っ手の前方に突出形成され、支え具と対向する狭持竿は、取っ手の空間部内に前後に作動するように設置される作動竿と間隔調節スプリングで連結される。ここで、作動竿は、取っ手に軸ピンで連結されるレバーの開閉作動によって前後にスライディングし、狭持竿を前進又は後退させ、その結果、取っ手を調理容器に結合して固定したり、又は調理容器から分離するように構成される。
Such a separable handle for cooking containers has already been disclosed in
したがって、このような構造の調理容器用分離型取っ手によれば、基本的な機能は満足できる。しかし、次のような問題があった。分離型取っ手と調理容器との結合又は分離のためのレバーの回転作動が、レバーの両側に突出形成される係止片によって行われる。そのため、取っ手を調理容器から分離しようとする場合、取っ手を把持している親指と人差し指を広げ、取っ手下部のレバーの両側係止片を下方に深く押し動かさなければならない。そのため、取っ手を調理容器から分離する動作が非常に不便かつ困難であった。 Therefore, according to the separation type handle for a cooking container having such a structure, the basic function can be satisfied. However, there were the following problems. Rotation operation of the lever for coupling or separation of the separation type handle and the cooking container is performed by locking pieces that are formed to protrude on both sides of the lever. Therefore, when the handle is to be separated from the cooking container, the thumb and index finger holding the handle must be spread and both side locking pieces of the lever below the handle must be pushed deeply down. Therefore, the operation of separating the handle from the cooking container is very inconvenient and difficult.
そして、取っ手からレバーが開放されるとき、取っ手の底部に凹入形成される空間部はもちろんのこと、その空間部内に設置される作動竿と間隔調節スプリングなどの各関連部品が全て露出する。そのため、外観が美麗でないだけでなく、製品に対する安全性及び信頼性を低下させるという問題がある。 When the lever is released from the handle, not only the space formed in the bottom of the handle, but also all the related parts such as the operating rod installed in the space and the interval adjusting spring are exposed. Therefore, there is a problem that not only the appearance is not beautiful, but also the safety and reliability of the product are lowered.
本発明の目的は、作動レバーの開放を迅速かつ容易に行うことができ、作動レバーの開放時にも、作動室内を外部から見えないように遮蔽することによって各関連部品の露出を防止することができる調理容器用分離型取っ手を提供することにある。 It is an object of the present invention to be able to quickly and easily open an operating lever, and to prevent exposure of each related component by shielding the operating chamber from being visible from the outside even when the operating lever is opened. Another object is to provide a separate handle for a cooking container.
前記のような目的を達成するための本発明に係る分離型取っ手は、本体の上面に突出形成されるボタンの押し動作によって作動レバーが開放され、作動レバーの開放時、作動レバーの両側板及び前面板によって本体の作動室の露出が防止されるように構成することを特徴とする。 In order to achieve the above object, the separation type handle according to the present invention has an operation lever that is opened by a push operation of a button formed on the upper surface of the main body, and when the operation lever is opened, both side plates of the operation lever and The front plate prevents the working chamber of the main body from being exposed.
本発明の分離型取っ手であると、調理容器から分離型取っ手を分離しようとする際、親指を除いた4本の指で本体を安定的に把持した状態で、親指を用いて本体の上部に突出したボタンを押したときに、作動レバーが開放される。そして、調理容器から分離型取っ手が分離される。すなわち、このように構成することによって、調理容器から分離型取っ手を簡単かつ迅速に分離することができる。また、分離型取っ手の分離のための作動レバーの開放時、作動レバーの左右側板及び前面板が本体の作動室の入口を遮断することによって各関連部品の露出を防止する。そのため、作動レバーの開放時にも、滑らか、かつ美麗な外観を維持できるとともに、視覚的に製品に対する安全性及び信頼性を保障できるようになる。 With the separation type handle of the present invention, when the separation type handle is to be separated from the cooking container, the main body is stably held with four fingers excluding the thumb, and the thumb is used on the upper part of the main body. When the protruding button is pressed, the operating lever is released. Then, the separation type handle is separated from the cooking container. That is, by comprising in this way, a separation type handle can be isolate | separated easily and rapidly from a cooking container. Further, when the operation lever for separating the separation type handle is opened, the left and right side plates and the front plate of the operation lever block the entrance of the operation chamber of the main body, thereby preventing the related parts from being exposed. Therefore, even when the operating lever is opened, a smooth and beautiful appearance can be maintained, and safety and reliability of the product can be visually guaranteed.
さらに、作動竿と加圧片は、鉄線を曲げてなる連結具で連結されるので、連結具の製造原価の節減によって製品の価格競争力を高められるとともに、長い間使用するとしても連結具による加圧片の支持力が弱化するおそれがないので、使用寿命を保障できるようになる。 Furthermore, since the working rod and the pressure piece are connected by a connecting tool made of bent iron wire, the product cost competitiveness can be increased by reducing the manufacturing cost of the connecting tool, and even if it is used for a long time, it depends on the connecting tool. Since there is no possibility that the supporting force of the pressure piece is weakened, the service life can be guaranteed.
以下、本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。ここで、各図面における同一の構成要素は、可能な限り同一の符号で記載しており、関連した公知技術や機能についての具体的な説明は、本発明の要旨が曖昧になることを防止するために省略することにする。 Hereinafter, preferred embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings. Here, the same components in each drawing are described with the same reference numerals as much as possible, and specific descriptions of related known techniques and functions prevent the gist of the present invention from becoming ambiguous. Therefore, it will be omitted.
図1は、好適な一実施例の調理容器用分離型取っ手を示す斜視図であり、図2は、図1の調理容器用分離型取っ手の分解斜視図であり、図4は、図1の調理容器用分離型取っ手についての長さ方向の中心軸及び垂直方向に沿った断面図である。本発明の好ましい一実施形態の分離型取っ手Aは、(1)調理容器Bの側壁にその外面側から突き当てられる支え具12と、これより後方へと長く延びて、底部側へと開いた作動室14を形成するグリップ部分15とからなる前後に長い本体10と、(2)側壁及び底壁からなり、本体10の作動室14の後方部分中に嵌め込まれて該後方部分にて作動室14の下方への開口を閉塞し、前方側の第1固定ピン22及び後方側の第2固定ピン24でもって、作動室14の側壁に固定される支持ケース20と、(3)支持ケース20内に前後に摺動可能に支持され、前方端部が支持ケース20の前方に突き出し、後方端部が上方側及び下方側のローラ着座用湾入部32、34を形成している作動竿(作動片)30と、(4)下方側のローラ着座用湾入部34に、受け入れられて突き当てられ、左右方向に延びる軸部が支持ケース20内面の前後方向の案内溝26に差し込まれることにより、前後に摺動可能に設置される案内ローラ28と、(5)調理容器Bの側壁をその内面側から押圧する加圧部51と、この上端部から後方へと延びる直線部53とからなり、該直線部53に係止段部52を有し、該直線部53が、本体10の前方部分(特には支え具12)を前後方向に貫く作動孔16に挿通されることで本体10に組み合わされる加圧片50と、(6)作動竿30の前方端部と加圧片50の直線部53の後方端部とを連結する連結具40と、(7)加圧片50の係止段部52と、本体10の作動室14の内面に設けられる係止片18との間に配置されて、加圧片50を前方へと押し出す弾性復元力を付与する復帰スプリング60と、(8)作動室14の前方部分内に収納可能なケーシング部70Aと、支持ケース20内に収納される支持部70Bと、支持部70Bの後端部分に、左右方向の軸まわりに回転可能に接続された支持ローラ72とからなり、支持部70Bの前方部分に設けられた軸孔71に前記第1固定ピン22が挿通されることで、本体10から回転可能に支持される作動レバー70と、(9)作動室14の前方部分の上方に、本体10の上面側から押し下げ可能に設置され、押し下げ操作により作動レバー70のケーシング部70Aを押し下げ可能であるボタン80とを含んで構成される。
1 is a perspective view illustrating a separation type handle for a cooking container according to a preferred embodiment, FIG. 2 is an exploded perspective view of a separation type handle for a cooking container of FIG. 1, and FIG. 4 is a perspective view of FIG. It is sectional drawing along the center axis | shaft of the length direction about a separation type handle for cooking containers, and the perpendicular direction. The separation type handle A according to a preferred embodiment of the present invention has (1) a
作動レバー70のケーシング部70Aは、底板77と左右の側壁74、75とからなり、ケーシング部70Aが作動室14内に収納された状態にて、底板77が、作動室14の前方部分における下方への開口を閉塞する。作動レバー70のケーシング部70Aは、さらに、前面板76を含んでいる。この前面板76は、作動レバー70が開放状態にあるとき、すなわち、ケーシング部70Aが作動室14内に収納された状態(作動レバー70の閉鎖状態)から作動レバー70が回転して、ケーシング部70Aの側壁74,75が最も大きく露出した状態でも、ケーシング部70Aの内部、及び、作動室14の内部が、下方から見えないように覆う役割を果たす。また、この状態で、使用者の指がどのような具合にケーシング部70Aに触れても、指が、穴に入ってしまうことや、引っ掛かることがない。
The
一方、作動レバー70の後端部に設けられた支持ローラ72と、案内ローラー28とは、ローラー面同士が突き当てられるようにして組み合わされている。支持ローラ72は、作動レバー70が閉鎖状態にあるとき、案内ローラー28の前方側にある。また、作動竿30の直線部31の中心軸を通る線を作動中心軸とした場合、作動中心軸から支持ローラ72の軸までの距離が、作動中心軸から案内ローラー28の軸よりも、少し大きい。すなわち、作動レバー70の閉鎖状態においては、支持ローラ72と案内ローラー28とが互いに押し付けられるように力を受けることで、支持ローラ72が案内ローラー28から下方への力を受けて、閉鎖状態を維持する。一方、作動レバー70が閉鎖状態から開放状態へ移行する際には、支持ローラ72と案内ローラー28とが互いに組み合わさって回転しつつ、支持ローラ72が案内ローラー28の上方へと送られる。この際、作動竿30及び/、または連結具40(すなわち、少なくともこれらの一方)により作られている強いバネ力により、案内ローラー28が前方へと押されている。支持ローラ72が、一旦、案内ローラー28を後方へと少し押し動かして乗り越えた後は、支持ローラ72が案内ローラー28から受ける力により上方へと押し上げられる。すると、支持ローラ72が上方側のローラ着座用湾入部32に着座するまで、案内ローラ28、作動竿30及び連結具40が、加圧片50とともに、復帰スプリング60の作用により前方へと送られる。このようにして、作動レバー70が開くとともに、加圧片50が前方へと移動して、支持具12と加圧部51とによる、調理容器Bの側壁に対する把持が解除される。支持ローラ72が上方側のローラ着座用湾入部32に着座した状態では、支持ローラ72が、ローラ着座用湾入部32
と、案内ローラ28との間に挟みこまれており、安定に保持される。そのため、作動レバー70は、所定角度の開放状態に、安定に維持される。なお、この着座の際、好ましくは、ローラ着座用湾入部32の内面全体に、支持ローラ72のローラ面が突き当てられる。一方、作動レバー70を閉鎖して行くためには、支持ローラ72が案内ローラー28を通じて作動竿30を後方に押し動かす必要があり、この際、まず、復帰スプリング60が圧縮されて加圧部51と支持具12との間が閉じられる。
On the other hand, the
And the
作動レバー70のケーシング部70Aは、好ましい一実施形態において、前面板76が、底板77の前方端部から滑らかに連続するように延びている。底板77は、作動室14の側壁の下端の湾曲に沿って延びる部分である。そのため、開放時には、下方へと円弧状に膨出するため、角がなく、取り扱い性に優れ、外観意匠上も優れる。図4に示すように、前面板76の上端は復帰スプリング60の下端の高さにまで延びている。これは、加圧片50及び復帰スプリング60を本体10に組付けるのを妨げないためである。図5の開放状態では、下方前方へとケーシング部70Aの内部が露出するが、通常の使用状態で見えない箇所である。図4に示すように、図示の例において、ケーシング部70Aの側壁74,75の前方上端部は、作動レバー70の閉鎖時に、作動室14の天井壁の開口17を挿通して、ボタン80の内部に入り込んでいる。特には、側壁74,75の前方上端部が、ボタン80の天井壁に接触している。ケーシング部70Aの側壁74,75は、前方上端付近の一部が、作動レバー70の閉鎖時に、作動室14の側壁と、係止片18の左右端との間の隙間に嵌挿される。図示の具体例で、この嵌挿を容易にするために、側壁74,75の内面には、壁の厚みを部分的に小さくするための浅い凹部73が設けられている。
In a preferred embodiment, the
ボタン80は、作動レバー70のケーシング部70Aにおける前方上端部を押し下げ可能なように、本体10の上面側に設けられる。また、作動室14の天井壁に設けられた開口17を通じて、ボタン80の一部、ケーシング部70Aの一部、または、中間の連結部材が挿通することで、ボタン80の押し下げの動きが、ケーシング部70Aに伝えられる。ボタン80は、好ましくは、左右方向の軸まわりを起伏可能に本体10から支持され、バネにより、押し下げ前の姿勢に復帰可能となっているとともに、30度以下の所定角度だけ開いた状態で維持される。ボタン80は、好ましくは、本体10の上面に設けられた軸受け部11から支持される。また、ボタン80と本体10の上面との間に断面がV字状の板スプリング82が備えられており、板スプリング82は、一端部がボタン80の下面に接続し、他端部が本体10の上面に接続している。これにより、押し下げ前には、ボタン80の天井壁と、本体10の上面との開き角度が、板スプリング82の初期の開き角度に、等しいか、または少し小さい角度に維持される。図2中に示す具体例において、ボタン80の天井壁の下面には、中央部に、板スプリング82の端部の孔に嵌挿される突起と、この嵌挿の際に、板スプリング82の端部の外周が突き当てられるリブ状の突起が設けられている。
The
図1〜2に示すように、図示の具体例で、ボタン80の根元部の左右端部に、左右方向外側へと突き出すヒンジ部81が備えられ、軸受け部11の孔に差し込まれている。また、ボタン80の天井壁には、中央線に沿って後端から延びる切込み83が、ボタン80の前後寸法の3〜5割程度の長さに設けられ、これにより、ボタン80のヒンジ部81を軸受け部11に嵌め込む操作が容易になっている。また、図示の具体例で、ボタン80の前方壁には、円弧状または楕円弧状の縁部からなる湾入部84が設けられている。これに対応して、作動室14の天井壁の前方端部から、支持具12の上面の後方端部にかけて、膨出部19が設けられている。この膨出部19は、後方の壁面が、ボタン80の前方壁が前方に膨出するのに合わせた形状及び位置に設けられ、ボタン80の湾入部84が分離型取っ手Aの外面に現れないようにする。湾入部84は、ボタン80が押し下げられた状態で、復帰スプリング60に突き当たらないようにするものである。
As shown in FIGS. 1 and 2, in the illustrated example, hinge
以下には、調理容器用分離型取っ手Aをなす各要素について、好ましい実施形態における詳細な構成について説明する。 Below, the detailed structure in preferable embodiment is demonstrated about each element which makes the separation type handle A for cooking containers.
本体10は、中実の金属体からなる支え具12と、下方に開いた作動室14をなすように断面がコの字状であるグリップ部15と、後方端部に設けられたフック孔形成部16とからなる。支え具12は、前方の面が、調理容器Bの側壁に突き当てられる支え面12Aと、その上方の段部13とからなる。段部13は、調理容器Bの側壁の上縁部に設けられるビード部またはフランジ部を受け入れるためのものであり、段部水平面13Aと、段部垂直面13Bとからなる。段部垂直面13Bには、その中央部に、加圧片50の直線部分53が嵌挿される作動孔16が現れている。作動孔16は、加圧片50の直線部分53が、水平な板状であることに合わせて、断面が、水平方向に長い扁平な矩形状である。特には、直線部分53中、最も左右方向寸法の大きい前方部分に合わせられている。
The
本体10の作動室14の内面に設けられる係止片18は、作動室14の天井壁における左右端部を除くほぼ全幅から垂直下方へと延びる左右方向の板状突起として設けられ、このリブの中心には、加圧片50の直線部53が挿通される開口18Aが設けられる。この開口18Aは、段部52により左右寸法の小さくなった直線部53の後方部分が嵌挿されるように形成される。作動室14の天井壁に設けられる開口17は、後方へと開いた略コの字状に設けられる。そして、この略コの字状の内側をなす舌状部には、先端部に板スプリング82の端部を差し込む傾斜したスリットが備えられる。
The locking
支持ケース20は、図2に示すように一つの一体の部材からなるが、左側部材と、右側部材とが組み合わさるように構成することもできる。支持ケース20の左右の側壁には、前方端の下部に第1固定ピン22を挿通する孔22Aが設けられ、後方端の上部に、第2固定ピン24を挿通する孔24Bが設けられる。すなわち、左右方向から見た場合、対角の位置にある隅部にて、固定ピンを通じて、本体10から支持される。支持ケース20の前方上端部には、作動竿30の直線部31が嵌挿される通し孔21が設けられる。この通し孔21は、図示の例で、左右の側壁の間に掛け渡された上下の水平板状部分からなる。一方、案内ローラ28の左右方向両側から突き出すローラ軸28Aが、それぞれ、左右の側壁の内面に設けられた案内溝26に差し込まれている。案内溝26は、図示の具体例で、支持ケース20の後端にまで延びており、支持ケース20の後方の開口から、案内ローラ28を支持ケース20に容易に組付けることができる。すなわち、支持ケース20は、案内ローラ28及び作動竿30を後方から組付けた後、本体10の作動室14の後方部分に嵌め込まれ、第1及び第2固定ピン32,34が差し込まれて固定される。なお、図示の具体例で、支持ケース20の外面に垂直方向のガイド溝20Aが設けられ、これに対応して作動室14の内面に垂直方向のガイド突起14Aが設けられている。これらにより、支持ケース20を所定の位置に容易に嵌め込むことができる。
The
作動竿(作動片)30は、水平板状に前後方向へとまっすぐ延びる直線部31と、この後方端から延び垂直断面にて滑らかに湾曲する湾曲部33とからなる。湾曲部33は、上下のローラ着座用湾入部32,34を形成するとともに、部分的に、板バネとして案内ローラ28に前方へのバネ力を加える役割も果たす。また、直線部31は、支持ケース20の通し孔21中を摺動する部分であり、引っ張りの力を伝達する役割を果たす。作動竿30の前方端部には、連結具40の後方端にある鉤状の連結部43が挿通される連結孔35が設けられている。湾曲部33は、ほぼ、上下のローラ着座用湾入部32,34をなす部分のみからなり、これら湾入部32,34が、実質上、互いに連続している。図示の例であると、作動竿30は、1本の短冊状の細長い金属板から、曲げ加工及びパンチ加工により容易に製造することができる。図示の例で、案内ローラ28の下端と、支持ケース20の底壁との間には、接触しないように、多少のクリアランスが設けられている。また、図示の例で、案内ローラ28の径が、支持用ローラ72の径より大きく、1.3〜1.6倍である。下方側のローラ着座用湾入部34は、作動竿30から案内ローラ28へと、前方への押圧力を伝えるとともに、作動竿30の後方端部が下方に垂れるのを防止するように案内ローラ28により支える程度であれば良い。そのため、図示のように、案内ローラ28の全周の1/3〜1/4に接する程度で良い。上方側のローラ着座用湾入部32は、支持ローラ72から加えられる上方への力を受けるように、上方へと湾入した部位からなる。但し、支持ローラ72が着座した状態で、復帰スプリング60による前方への力が支持ローラー72にも伝えられるように、ローラ着座用湾入部32は、全体として、上方から少し後方に傾斜した方向へと湾入した形に設けられている。
The operating rod (operating piece) 30 includes a
加圧片50は、垂直に、または垂直から傾斜して延びる加圧部51と、この上端から水平板状に後方へと延びる直線部53とからなる。図示の例で、加圧部51には、グリップ性を高めるための耐熱性樹脂などによる被覆がなされているとともに、後方の面に、水平方向に延びる複数の畝状パターンが形成されている。なお、支え具12の支え面12Aにも、対応して水平方向に延びる複数の溝が設けられている。加圧片50の直線部53には、後方から、係止段部52に至るまで、コイル状の復帰スプリング60が被せられている。直線部53の後方端部には、連結具40の前方端部にある鉤部(連結部)42が挿通する連結孔54が設けられる。加圧片50の直線部53と、作動竿30の直線部31とは、中心軸が互いに一致するように構成されている。すなわち、作動孔16、係止片18の孔18A、及び、支持ケース20の通し孔21は、互いに中心軸が一致するように設計されている。
The
連結具40は、支持ケース20及び加圧片50が本体10に組み付けられた後に、加圧片50と作動竿30とを容易に連結できるようにする部材である。なお、加圧片50と作動竿30とを一体に設けると、組み立てが困難となる。連結具40は、組み立ての際の操作が容易なように、円弧状の鉤部(連結部)42,43を前方端及び後方端に備えるのが好ましい。また、製造を容易にするためには、断面円形の線材に簡単な曲げ加工を加えたものであるのが好ましい。連結具40は、作動竿30の湾曲部33とともに、閉鎖状態を安定に維持するためのバネ定数の高いバネ構造をなすものであっても良い。
The
上述のように、支持ケース20内に設置される作動竿30は、上下の結合用凹陥部32、34間の間隔を狭く形成し、下部結合用凹陥部34に結合される案内ローラ28の直径を小さく形成することによって、本体10からの作動レバー70の開閉角(振れ動きの角度)を最小化することが望ましい。支持ローラ72、案内ローラ28、及び上下の結合用凹陥部32、34からなる所定回転角で係止する機構により、作動レバー70の開閉角は、好ましくは10〜40度、より好ましくは10〜30度の所定の値に維持される。
As described above, the operating
図2及び4〜5に示す具体例において、作動竿30と加圧片50との間に連結される連結具40は、直線加工された細い鉄線を用い、直線状の連結具本体部41(支持部)の前後にて、端部の連結部42,43を、互いに相反した方向へと湾曲させることで形成したものである。図示の例で、半円状に湾曲された連結部が42,43作動竿30と加圧片50の連結孔35,54に結合されることによって連結状態が維持される。
In the specific examples shown in FIGS. 2 and 4 to 5, the connecting
また、具体例において、作動竿30を通して加圧片50を作動させる作動レバー70は、底板77から両側板74,75及び前面板76が延長形成され、両側板74,75の上端部には接触突部78,79が突出形成されたものである。図4に示す例において、閉鎖時には、接触突部78,79が、ボタン80の天井壁の下面と接触する。
In a specific example, the operating
図8は、本発明の他の実施例に係る調理容器用分離型取っ手を示す、図4と同様の前後方向(取っ手の長さ方向)に沿った垂直方向断面図である。図8に示すように、作動竿30と加圧片50との間に連結形成される連結具40は、支持部の前後端部の連結部を同一方向に折り曲げて形成することも可能である。
FIG. 8 is a vertical cross-sectional view along the front-rear direction (length direction of the handle) similar to FIG. 4, showing a separate handle for a cooking container according to another embodiment of the present invention. As shown in FIG. 8, the
図9は、本発明の更に他の実施例に係る調理容器用分離型取っ手を示す、図4及び8と同様、作動中心軸に沿った垂直方向断面図である。図9に示すように、作動竿30と加圧片50との間に連結形成される連結具40は、直線状の連結具本体部41の前後に連結部42,43を同一方向へと鉤状に曲げるとともに、連結具本体部41と連結部42,43との間に折曲部45を備えることも可能である。
FIG. 9 is a vertical cross-sectional view along the central axis of operation similar to FIGS. 4 and 8, showing a separate handle for a cooking container according to still another embodiment of the present invention. As shown in FIG. 9, the
図10は、本発明の更に他の実施例に係る調理容器用分離型取っ手を示す、図4などと同様の断面図である。図10に示すように、作動竿30と加圧片50との間に連結形成される連結具40は、直線状の連結具本体部41の前後端部に、円弧状をなす鉤状の連結部42,43を曲げ加工により設け、連結具本体部41といずれか一つの連結部42,43との間にコイル状のスプリング部44を備えることも可能である。
FIG. 10 is a cross-sectional view similar to FIG. 4 and the like showing a separable handle for a cooking container according to still another embodiment of the present invention. As shown in FIG. 10, the
図11は、本発明の更に他の実施例に係る調理容器用分離型取っ手を示す、図4などと同様の断面図である。図11に示すように、作動竿30と加圧片50との間に連結形成される連結具40は、前後連結部42,43の間にコイル状のスプリング部44のみを備えることも可能である。
FIG. 11 is a cross-sectional view similar to FIG. 4 and the like showing a separable handle for a cooking container according to still another embodiment of the present invention. As shown in FIG. 11, the
本発明に係る分離型取っ手Aは、図5及び図7に示すように、作動レバー70が開放されれば、作動竿30は、加圧片50と共に復帰スプリング60によって前進し、支え具12との間に大きな隙間を確保するようになり、その結果、支え具12と加圧片50との間に調理容器Bを結合できるようになる。その後、図4及び図6に示すように、作動レバー70が閉鎖されれば、加圧片50は、作動竿30とともに後退することで、支え具12に支持される調理容器Bの内面を加圧固定する。その結果、調理容器Bと堅固な一体感を有するようになる。したがって、調理容器B用分離型取っ手Aとしての基本的な機能を発揮するようになる。
As shown in FIGS. 5 and 7, when the operating
すなわち、本発明に係る分離型取っ手Aを調理容器Bに結合しようとする場合、まず、作動レバー70の開放によって大きな隙間を有する支え具12と加圧片50との間に、調理容器Bの側壁上端部を挿入する。そして、この状態で作動レバー70を時計方向に回転させれば、閉鎖が行われるようになる。このような作動レバー70の閉鎖時、作動レバー70の後端部のローラ72が案内ローラ28の反転点を越えれば、その後からは閉鎖方向に連結具40及び/または作動竿30の湾曲部33(すなわち、これらの少なくとも一方)による強い弾性が与えられる。そのため、完全な閉鎖が行われることはもちろんのこと、人為的な力が加えられない限り、閉鎖状態を維持するようになる。
That is, when the separation type handle A according to the present invention is to be coupled to the cooking container B, first, the cooking container B is placed between the
図2及び4〜5に示す一具体例において、連結具40は、直線状の連結具本体部41の両端部に互いに相反した方向に折り曲げられて形成される鉤部(連結部)42,43を通して、作動竿30と加圧片50との間に連結形成される。また、それぞれ連結具本体部41から延びる湾曲状の鉤部(連結部)によって多少の弾性を有しながら強い支持力を発揮する。そのため、作動レバー70の閉鎖時、加圧片50に強い引張力が与えられる。したがって、分離型取っ手Aを調理容器Bにより強固に連結して固定できるようになる。
In one specific example shown in FIGS. 2 and 4 to 5, the connecting
また、作動竿30と加圧片50との間に連結形成される連結具40は、図8及び図9に示すように形態を異ならせたり、図10及び図11に示すように各連結部間にスプリング部44を持たせる場合も、作動レバー70の閉鎖時、多少の弾性を有しながら強い支持力を発揮できるようになる。
Further, the connecting
そして、本発明に係る分離型取っ手Aを調理容器Bから分離するために作動レバー70を開放しようとする場合、親指を除いた残りの4個の指を用いて本体10を安定的に把持した状態で親指を用いてボタン80を押せば、接触突部78を通してボタン80と接触していた作動レバー70が反時計方向に回転するようになる。また、ボタン80による作動レバー70の回転時、その端部のローラ72が案内ローラ28の反転点を越えれば、その後からは連結具40及び復帰スプリング60の弾性による回転によって完全な開放が行われるようになる。また、作動レバー70は、完全に開放されるとき、その後端部のローラ72が作動竿30の結合用凹陥部32に結合されることによって所定の開放角を維持するようになる。
And when it is going to open | release the
したがって、調理容器Bから分離型取っ手Aを分離しようとする場合、親指を除いた4個の指を用いて本体10を安定的に把持した状態で親指を用いてボタン80を押せば、作動レバー70が開放され、調理容器Bから分離型取っ手Aが分離されるので、分離型取っ手Aを安定的に把持した状態で調理容器Bから簡単かつ迅速に分離できるようになる。
Accordingly, when the separation type handle A is to be separated from the cooking container B, if the
さらに、調理容器Bから分離型取っ手Aを分離するために作動レバー70を開放するとき、作動レバー70の両側板74及び前面板76が本体10の作動室14の入口を遮断することによって、作動室14はもちろんのこと、作動室14内に設置される作動竿30と引張スプリング40などの各関連部品の露出を防止するようになる。その結果、作動レバー70の開放時にも滑らかな外観を維持できるとともに、製品の安全性及び信頼性を高めることができる。
Further, when the
以上、本発明に係る分離型取っ手について説明したが、作動竿30と加圧片50との間に連結形成される連結具40は、その形態を異ならせたり、又は各連結部間にスプリング部を持たせるなどの多様な実施例を例に挙げることができる。したがって、本発明の特許権利範囲は、上述した実施例によって限定されるものでなく、特許請求の範囲に記載された事項と均等な範囲の全ての技術的事項に及ぶものである。
As described above, the separation type handle according to the present invention has been described. However, the connecting
A 分離型取っ手 B 調理容器 10 本体 12 支え具
14 作動室 16 作動孔 18 係止片 20 支持ケース
22、24 固定ピン 26 案内溝 28 案内ローラ 30 作動竿
32、34 ローラ着座用湾入部 40 引張スプリング 50 加圧片
52 係止突起 60 復帰スプリング 70 作動レバー
72 支持ローラ 74、75 側板 76 前面板
78 接触突部 80 ボタン 82 板スプリング
A Separate handle
14
22, 24 Fixed
32, 34 Roller
52
Claims (5)
作動室(14)の後方部分内に固定設置される支持ケース(20)と、
支持ケース(20)内に配置され、案内ローラ(28)を通じて支持ケース(20)から前後方向に案内される作動竿(30)と、
前記支え具(12)と組み合わさって調理容器(B)の側壁を挟持するための加圧部(51)を前方端部に有し、前記作動竿(30)に連結具(40)を通じて連結される加圧片(50)と、
作動室(14)内に収納され、支持ケース(20)を作動室(14)の側壁に固定する固定ピン(22)により本体(10)に回転可能に連結される作動レバー(70)とを含み、
作動レバー(70)がその後端に支持ローラ(72)を有し、作動レバー(70)は、作動室(14)内に収納されたままの閉鎖時、及び、作動室(14)から引き出された開放時に、支持ローラ(72)が、案内ローラ(28)と接触して回転方向への力を受けるか、又は、前記作動竿(30)のローラ着座用湾入部(32)に嵌挿されることによって、解除可能に係止され、これにより本体(10)に対する作動レバー(70)の開閉角が所定の値に維持される調理容器用分離型取っ手において、
本体(10)の上部前方に備えられ、使用者による上方からの押し下げ操作が可能なボタン(80)と、
ボタン(80)と本体(10)との間にて、ボタン(80)を押し下げ前の初期の姿勢または位置に復帰させるバネ力を与えるための板スプリング(82)とを備え、
作動レバー(70)には、開放時に前記作動室(14)の下部開口を外部から遮蔽する左右の側板(74)(75)及び前面板(76)が備えられ、左右の側板(74)(75)の上部には、押し下げ操作の際に、ボタン(80)から作動レバー(70)へ力を伝えるようにボタン(80)と接触する接触突部(78)(79)が突出形成されていることを特徴とする調理容器用分離型取っ手。 A body (10) having a support (12) at the front end and having a working chamber (14) formed in a grip portion (15) extending rearwardly;
A support case (20) fixedly installed in the rear part of the working chamber (14);
An operating rod (30) disposed in the support case (20) and guided in the front-rear direction from the support case (20) through the guide roller (28);
A pressing part (51) for holding the side wall of the cooking container (B) in combination with the support (12) is provided at the front end, and is connected to the operating rod (30) through a connecting tool (40). A pressure piece (50) to be applied;
An operating lever (70) housed in the working chamber (14) and rotatably connected to the main body (10) by a fixing pin (22) for fixing the support case (20) to the side wall of the working chamber (14). Including
The actuating lever (70) has a support roller (72) at its rear end, and the actuating lever (70) is withdrawn from the working chamber (14) when closed while housed in the working chamber (14). At the time of opening, the support roller (72) contacts the guide roller (28) and receives a force in the rotational direction, or is inserted into the roller seating bay portion (32) of the operating rod (30). In the separable handle for a cooking container in which the opening / closing angle of the operating lever (70) with respect to the main body (10) is maintained at a predetermined value by being releasably locked,
A button (80) provided in front of the upper part of the main body (10) and capable of being pushed down from above by a user;
A leaf spring (82) for applying a spring force between the button (80) and the main body (10) to return the button (80) to the initial posture or position before being depressed;
The operating lever (70) is provided with left and right side plates (74) and (75) and a front plate (76) that shield the lower opening of the working chamber (14) from the outside when opened, and the left and right side plates (74) ( 75) projecting protrusions (78) and (79) that contact the button (80) so as to transmit a force from the button (80) to the operating lever (70) during the push-down operation. A separation-type handle for a cooking container.
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