JP2011203990A - 状態制御装置、状態制御システム、状態制御方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

状態制御装置、状態制御システム、状態制御方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】既存の情報処理装置であっても、スリープ状態における制御を実現することができるようにする装置を提供する。
【解決手段】駆動用のバッテリが搭載される情報処理装置における電力供給状態を制御する状態制御装置は、情報処理装置がスリープ状態に移行する際に送信するバッテリの残量を示す残量情報を受信する受信部と、残量情報に基づいて、情報処理装置がスリープ状態を維持することのできる時間長に対応する持続残り時間を算出する予測部と、残量情報の受信によって定まる判定基準時点から持続残り時間が経過したか否かを判定する判定部と、持続残り時間が経過したと判定された場合に、情報処理装置をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力し、当該第1の制御信号に基づいて情報処理装置が復帰した後に情報処理装置を停止させる第2の制御信号を出力する制御信号出力部と、を有する。
【選択図】図3

Description

本願は、情報処理装置の電力供給状態を制御する装置、方法、システムおよびコンピュータプログラムに関する。
ノートブック型パーソナルコンピュータのようにバッテリ駆動が可能な情報処理装置がある。装着されるバッテリとしては、リチウムイオン電池やニッケル水素電池といった充電可能な二次電池が一般に用いられる。このような情報処理装置は、バッテリからの電力の供給が続く限り、商用電源または他の外部電源からの電力供給を受けずに動作状態を維持することができる。バッテリ駆動時の動作可能時間はバッテリの残量に依存する。
バッテリの消費を抑えるために、操作の行われないときに電力消費を抑えた状態で情報処理装置を稼動させることが一般的に行われている。例えば、電源管理の技術仕様の一つであるACPI仕様(Advanced Configuration and Power Interface Specification)では、S0からS5までの6つの状態を定義している。S0は、情報処理装置の電源が入っており、ソフトウェアを実行することが可能な動作状態(いわゆるオン状態)を意味する。S5は、情報処理装置が停止している状態(いわゆるオフ状態)を意味する。そして、S1からS4は、オン状態へ復帰するまでに要する時間を短縮するために一時的に休止している状態(いわゆるスリープ状態)を意味する。S1からS4へ向かって移行するほど、深いスリープ状態になり、電源の供給対象を少なくするように定義されている。そのため、例えばS4はS1よりも、そのスリープ状態を維持するための消費電力が少ない。その反面、S0への復帰に要する時間はS1からの復帰と比べて長くなるのが通常である。
文献1には、スリープ状態において電力供給状態を検出する手段を有し、スリープ状態の期間における電力供給状態の変化などに応じて動的にスリープ状態の深さを切り替える情報処理装置が記載されている。浅いスリープ状態においてバッテリがローバッテリ状態(現在のスリープ状態を継続できない状態)となった場合には、揮発性のシステムメモリの内容がハードディスクなどの不揮発性記憶媒体に格納される。これにより、バッテリの残量がなくなったとしても、オン状態に復帰する際に必要となるシステムメモリの内容の消失は回避される。
文献2には、外部電源とバッテリとを併用する複数台の電子機器を制御するシステムが記載されている。このシステムでは、電子機器が有するバッテリの残量を示す情報を制御装置が受信し、その残量が所定残量より少ない電子機器に対して外部電源からの電力供給によって動作させるように制御が行われる。
文献3には、電源を投入又は切断させる時刻や日付などを定める電源投入条件に従い、ネットワークを介して接続された端末装置に対して電源投入を指示し、または電源切断を指示するシステムが記載されている。また、この文献3には、電源投入を指示するための制御信号として、LAN(Local Area Network)で接続された装置の一つを他の装置から電源オンするWakeupOnLAN技術におけるマジックパケットを用いることが記載されている。
特開平11−161385号公報 特開2004−180473号公報 特開2002−44177号公報
情報処理装置では、CPU(central processing unit)やハードディスクにおいて消費される電力量が、他の構成要素によって消費される電力量よりも多くなる傾向にある。そのため、スリープ状態では、CPUとハードディスクへの電力供給を停止することにより、消費電力の削減を図る場合が多い。例えばACPI仕様では、S0以外のS1からS5においてCPUへの電力供給を停止するように定義されている。
しかし、CPUへの電力供給を停止することにより消費電力の削減が図れる反面、CPUによるプログラムの実行が行えず、スリープ状態の情報処理装置を制御することが困難となっている。
上記特許文献1では、スリープ状態においても電力供給をうけて動作する組み込みコントローラを用いて、スリープ状態における情報処理装置の制御を試みている。組み込みコントローラによって特別の制御を行うには、組み込みコントローラに特別の制御のためのソフトウェアを実装する必要がある。言い換えれば、そのようなソフトウェアを備えた組み込みコントローラを有していない既存の情報処理装置については、スリープ状態における制御が依然として困難なままである。組み込むコントローラが実行するファームウェアを出荷後に更新することは、一般的には困難である。
そこで、本願は、既存の情報処理装置であっても、スリープ状態における制御を実現することができるようにする装置の提供を目的とする。
開示される装置は、駆動用のバッテリが搭載される情報処理装置における電力供給状態を制御する状態制御装置であって、前記情報処理装置がスリープ状態に移行する際に送信する前記バッテリの残量を示す残量情報を受信する受信部と、前記残量情報に基づいて、前記情報処理装置がスリープ状態を維持することのできる時間長に対応する持続残り時間を算出する予測部と、前記残量情報の受信によって定まる判定基準時点から前記持続残り時間が経過したか否かを判定する判定部と、前記持続残り時間が経過したと判定された場合に、前記情報処理装置をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力し、当該第1の制御信号に基づいて前記情報処理装置が復帰した後に前記情報処理装置を停止させる第2の制御信号を出力する制御信号出力部と、を有する。
既存の情報処理装置のハードウェア構成を利用して当該情報処理装置のスリープ状態における電力供給状態の制御を実現することができる。
スリープ状態の期間における情報処理装置のバッテリ残量を定期的に検出する処理を省略することができ、それによってバッテリの消費の低減を図ることができる。
実施形態1に係る状態制御システムの概要を示す図である。 情報処理装置の状態遷移の例を示す図である。 状態制御システムの構成を示す図である。 装置特性データベースのデータ構成を示す図である。 バッテリ特性の例を示す図である。 管理テーブルのデータ構成を示す図である。 制御の定義テーブルのデータ構成を示す図である。 放置時間の閾値テーブルのデータ構成を示す図である。 予想充電率の閾値テーブルのデータ構成を示す図である。 残り時間の閾値テーブルのデータ構成を示す図である。 アクション定義テーブルのデータ構成を示す図である。 管理サーバにおけるクライアント監視処理の流れを示す図である。 管理サーバにおける状態制御処理の流れを示す図である。 シャットダウン指示処理の流れを示す図である。 ログオフ指示処理の流れを示す図である。 クライアントにおけるスタンバイ移行時の動作を示す図である。 クライアントにおけるスタンバイ解除動作を示す図である。 クライアントにおける状態制御応答処理の流れを示す図である。 実施形態2に係る情報処理装置の構成を示す図である。
〔実施形態1〕
図1に示す実施形態1に係る状態管理システム1は、情報処理装置2の電力供給状態(電源状態ともいう)を管理サーバ6が遠隔制御するシステムである。情報処理装置2は、ノート型パーソナルコンピュータのようなバッテリ駆動が可能な情報機器であり、事前の設定に従って自動的に電力供給状態を切り替える電源管理機能を有している。電力供給状態は、電源ON状態とスリープ状態と電源OFF状態との三つに大別され、これらの中のスリープ状態であるときに必要に応じて管理サーバ6が強制的に電力供給状態を切り替える。電源ON状態はCPU(Central Processing Unit)13の制御に基づいて主機能部12が動作する状態である。スリープ状態は、CPUのコンテキスト情報など電源ON状態において用いられる動作情報を再現可能に保持させたまま主機能部12の一部または全部に対する電力の供給を遮断する状態である。電源OFF状態は、動作情報を再現可能に保持せずに主機能部12の一部または全部に対する電力の供給を遮断する状態である。例示において、状態制御装置としての管理サーバ6と制御対象の情報処理装置2とは、ネットワーク8を介して通信可能に接続される。図1の例では、情報処理装置2はアクセスポイント4を含む無線通信が可能なネットワーク8を介して管理サーバ6と通信可能に接続されている。
情報処理装置2の主機能部12は、電源オン状態からスリープ状態への移行に伴って実質的には非稼動となる。状態管理システム1において、主機能部12は、スリープ状態へ移行する際に、バッテリ41の残量などの電力供給能力を示す残量情報を管理サーバ6へ送信し、その後にスリープ状態になる。管理サーバ6は、残量情報と情報処理装置2における電力消費の特性情報とから持続残り時間を算出し、スリープ状態が持続残り時間にわたって続いている場合に、電力消費のより少ない状態に情報処理装置2を移行させる。持続残り時間とは、情報処理装置2がスリープ状態を維持することのできる時間長に対応するデータである。
管理サーバ6から情報処理装置2への状態切替え指示は、通信部14(通信方式は有線通信、無線通信のいずれでもよい)および図中に「MC」と記されたマイクロコンピュータ18を介して主機能部12に伝えられる。マイクロコンピュータ(以下、MCと称すことがある)18は、情報処理装置2の主機能部12に対する電力供給の制御を担う補助的なコントローラである。主機能部12が有するCPU(Central Processing Unit)13と比べて、MC18の処理能力は低いものの、MC18の消費電力は主機能部12の消費電力よりの大幅に少ない。MC18は、ハードウェア要素としては、スリープモードを有した情報機器にEC(Embedded Controller)として組み込まれるマイクロコントローラに相当する。本実施例のMC18及び通信部14は、情報処理装置2がスリープ状態(スタンバイ状態)においても、電力の供給を受ける。
図2は情報処理装置2の状態遷移の例を示す。ここで、電力供給状態はACPIの規格で定義された状態であるとする。ユーザによる電源スイッチ操作およびシャットダウン操作に従い、情報処理装置2は電源OFF状態から電源ON状態へまたはその逆に状態遷移する。電源OFF状態はACPIのステータス5(S5)に相当し、電源ON状態はステータス0(S0)に相当する。電源ON状態において予め設定された時間(例えば10分)にわたって何の操作も行われない場合、電源ON状態からスリープ状態(例えばステータス3(S3)に相当するスタンバイ)に状態遷移する。スリープ状態においてユーザが所定の復帰操作をすると、情報処理装置2はスリープ状態から電源ON状態へ復帰する。そして、バッテリ駆動において、スリープ状態が持続残り時間を越えるまで続いたときには、管理サーバ6からの指示に従って、情報処理装置2はスリープ状態から電源ON状態を経て電源OFF状態へ移行する。このとき、電源OFF状態へ移行するには主機能部12が稼動しなければならないので、スリープ状態から一旦、電源ON状態へ復帰する必要がある。
このように管理サーバ6が強制的にスリープ状態から電源OFF状態へ移行させることにより、情報処理装置2がオペレーションシステムによる終了処理を行わないままバッテリ切れ状態になってしまう事態を回避することができる。
以下、状態管理システム1の構成をさらに詳しく説明する。
情報処理装置2は、電力供給状態の遠隔制御に関わるソフトウェア要素として、状態監視モジュール20を有する。状態監視モジュール20は、検知部22、残量取得部24、残量送信部26、およびイベント中断部28を有する。これら要素は、情報処理装置2に導入されたコンピュータプログラムをCPU13が実行することによって実現される機能要素である。
また、情報処理装置2は、駆動用のバッテリ41としての二次電池が装填される電源回路40を備える。電源回路40は、ACアダプタ45が接続されている場合には、ACアダプタ45からの電力を供給先へ出力する。このとき、バッテリ41は充電される。電源回路40は例えば充電電流とバッテリ駆動時の放電電流とをそれぞれ積算することによってバッテリ41の残量(充電率)を算出する。残量の算出結果は管理サーバ6による状態制御に用いられるとともに、電源ON状態において図示しないインジケータによるバッテリ残量表示に用いられる。
一方、管理サーバ6は、電力供給状態の遠隔制御に関わるソフトウェア要素として、残量受信部62、予測部64、タイマ設定部66、タイマ部68、判定部70、および制御信号出力部72を有する。これら要素は、管理サーバ6に備わる図示しないCPU13が所定のコンピュータプログラムを実行することによって実現される機能要素である。
情報処理装置2の状態監視モジュール20および管理サーバ6の機能要素は次のように連携動作する。情報処理装置2の検知部22は、オペレーションシステム10が情報処理装置2をスリープ状態に移行させる休止イベントを検知する。休止イベントが検知されると、イベント中断部28がオペレーションシステム10(以下、参照符号を省略してOSということがある)に対して休止イベントの中断を要求する。これによりスリープ状態への移行が中断される。また、休止イベントが検知されたのを契機として、残量取得部24がOSを介してその時点のバッテリ41の残量を示す残量情報を取得する。取得された残量情報は残量送信部26によって管理サーバ6へ送信される。
管理サーバ6において、残量受信部62が情報処理装置2からの残量情報を受信して予測部64へ引き渡す。予測部64は、後述のデータベースT1に記録された情報処理装置2のスリープ状態での電力消費特性を参照し、残量情報に基づいて持続残り時間を算出する。算出された持続残り時間を、タイマ設定部66がタイマ部68に計時すべき時間として設定する。これを受けてタイマ部68は計時を開始する。タイマ部68による計時の終了(タイムアップ)は計時開始からの経過時間が持続残り時間であることを意味する。つまり、本実施形態では、タイマ部68による計時の開始時点が、持続残り時間が経過したか否かの判定の基準時点である。
ただし、タイムアップの有無で時間の経過を判定する代わりに、システム時計の示す現在時刻と記録された過去の時刻とを比較して経過時間を判定することもできる。そのようにする場合、残量情報に関わる処理でのタイムスタンプ情報によって判定基準時点を特定することができる。例えば、残量取得部24が取得した時点、残量受信部62が受信した時点、または予測部64が受け取った時点というように、残量情報の生成から予測部64が受け取るまでの間の適当な時点を判定基準時点とすることができる。判定基準時点を厳密に定める必要はないからである。例えば、持続残り時間を分単位で算出する場合、判定基準時点を秒単位で特定できれば十分である。本実施形態のようにタイマ部68に時間が設定された時点を判定基準時点とする場合も、残量情報がタイムスタンプを含む場合も、管理サーバ6は情報処理装置2から残量情報を受信することによって判定基準時点を定めることができる。
管理サーバ6のタイマ部68に持続残り時間が設定されると、すなわち管理サーバ6において情報処理装置2の監視準備が整うと、その旨が情報処理装置2のイベント中断部28に通知される。通知を受けたイベント中断部28は、中断している休止イベントをOSに再開させる。なお、管理サーバ6から情報処理装置2へのイベント再開の通知を省略してもよい。この場合、情報処理装置2は、残量情報を管理サーバ6へ送信した後に、管理サーバ6からの通知を待たずに状態移行処理を続行する。
休止イベントが再開されて情報処理装置2がスリープ状態に移行した後、管理サーバ6において、判定部70がタイマ部68の計測結果に基づいて持続残り時間が経過したか否かを判定する。持続残り時間が経過したと判定された場合に、制御信号出力部72は、まず情報処理装置2をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力する。この第1の制御信号はMC18のOS起動部80に受け付けられ、OSに復帰のための処理を実行させる。情報処理装置2が電源ON状態に復帰した後、制御信号出力部72は第2の制御信号を出力する。第2の制御信号は、情報処理装置2を電源OFF状態に移行させて稼動を停止させる。
管理サーバ6には、情報処理装置2の制御に必要な情報が予め登録されている。
図4に示される装置特性データベースT1は、管理サーバ6による制御の対象となり得る複数の情報機器について、各情報機器の型名と対応付けて電源ON状態時及びスタンバイ状態(スリープ状態)時における消費電力の特性を示す消費電力特性と、電源ON状態時及びスタンバイ状態時におけるバッテリの電力供給能力の特性を示すバッテリ特性を記憶する。図4の例では、バッテリ特性はバッテリが満充電から各状態を持続可能な継続時間を示す。ある情報機器におけるスタンバイ時の時間経過に伴うバッテリ残量(充電率)の減少が線形の変化である場合、スタンバイ状態に移行する時点のバッテリ残量とスタンバイ時の消費電力とから持続残り時間を算出することができる。また、図5のようにスタンバイ時の経過時間と充電率との関係が線形でない場合は、変化率の推移をデータ化して記憶しておけば、持続残り時間を算出することができる。実際には環境温度や充放電回数に依存する特性変化があるが、上述のとおり持続残り時間は厳密に算出すべき性質のものではないので、本実施形態の装置特性データベースT1では特性変化までは考慮してない。なお、図4の例では、各情報機器の型名について、省電力特性とバッテリ特性とを有する装置特性データベースT1の内容例を示したが、本実施例は、省電力特性又はバッテリ特性のいずれか一方を各情報機器の型名に対応付けて記憶し、他方を記憶しておかなくてもよい。また、装置特性データベースT1の内容を予め設定しておく説明としたが、省電力特性又はバッテリ特性の少なくとも一方を情報処理装置から送信する残量情報に含ませてもよい。この場合、情報処理装置は、図4に示す各種情報に相当する情報を、バッテリ41などから取得する。例えば、Microsoft社のOSのWindows(登録商標)の場合、SystemPowerStatusAPIのGetSystemPowerStatusなどを用いることにより、バッテリ特性などの情報を取得することができる。
図6(A),(B)に示される管理テーブルT2は、管理サーバ6による管理および制御の対象である複数の情報機器(クライアント)のそれぞれについて、電力供給状態の切替えの要否判定に必要な管理情報を記憶する。管理情報には、情報機器の特定に用いられるPC名、クライアントから通知された電力供給状態(ステータス)を示すフラグ、残量情報として通知された最新の充電率、電力供給限界時刻、予測充電率などが含まれる。電力供給限界時刻は、クライアントがバッテリ切れになる論理的な予測時刻であり、持続残り時間の算出結果に基づいて定められる。予測充電率は、クライアントから通知された実際の充電率(バッテリレベル)に基づいて、装置特性データベースT1を参照して随時に計算される現時点の充電率(推定バッテリレベル)である。図6に示す電力情報には、上述の他に、情報機器の製造上の種別を示す型名、情報機器の状態が最後に変化した時刻を示す最新の状態移行時刻、外部電源からの情報機器への電力供給状況を示すAC電源接続の有無フラグを含む。図6に示す電力供給限界時刻などの時刻情報は、YYYYMMDDhhmmsssの形式で表示されている。つまり、YYYYは西暦を4桁、MMは月を2桁、DDは日を2桁、hhは時を2桁、mmは分を2桁、sssは秒を3桁で表示することを意味する。例えば、PC名「PC001」により特定される情報機器に対する管理情報が有する電力供給限界時刻「20100331223045」は、2010年3月31日12時23分45秒を示す。
図7に示される制御の定義テーブルT3では制御の内容が定義される。制御の種類として、未設定、通知、ログオフ、およびシャットダウンがある。制御の内容はクライアントごとに設定可能であり、当該制御で実行すべき処理が設定される。図7の例では、制御の種別として、制御の名称を示す制御名と、当該制御を計算機上で特定するためのコードを示す種別コードとを示している。
図8、図9、図10にそれぞれ示される閾値テーブルT4,T5,T6では、放置時間、予想充電率および残り時間について、警告レベル(第1レベル)と強制実行レベル(第2レベル)との閾値が定められる。なお、レベルは3つ以上あってもよい。
図11に示されるアクション定義テーブルT7では、クライアントごとに管理サーバ6が各レベルにおいて行うべきアクションが設定される。図11の例では、各レベルの項目として、各レベルのアクションを実行する条件を示す閾値条件と、当該レベルにおいて実行する処理の内容を示す制御内容とを有する。図11に示す制御内容は、図7に示す種別コードに対応する。図11の例では、閾値条件として「放置時間」又は「残り時間」が設定されている例を示す。閾値条件として「放置時間」が設定されている場合、図8に示す放置時間の閾値テーブルにおける該当するレベルの設定値に基づいて判定される。本実施形態では、クライアントが一定時間にわたって放置されたときに自動的にログオフするセキュリティ管理機能が管理サーバ6に設けられている。この自動ログオフのセキュリティ管理の対象に登録されたクライアントについては、警告レベルの閾値条件として「放置時間」が設定され、制御内容として図7の例における制御名「ログオフ」を意味する「2」が設定される。
以下、図12〜図18のフローチャートを参照して管理サーバ6およびクライアントとしての情報処理装置2の動作を説明する。
図12は管理サーバ6が実行するクライアント監視処理の全体の流れを示す。管理サーバ6は、情報処理装置2からの通知を受信すると(#1でYES)、スタンバイ移行通知か否かチェックする(#2)。情報処理装置2からの通知がスタンバイ移行通知でなければ(#2でNO)、管理サーバ6は管理テーブルT2における情報処理装置2に該当する電源状態フラグを電源ON状態(S0)とする(#7)。
スタンバイ移行通知を受信した場合(#2でYES)、管理サーバ6は、通知に含まれる残量情報に基づいて持続残り時間を算出し、通知の時刻と持続残り時間とから電力供給限界時刻を算出する(#3)。このとき、装置特性データベースT1に登録されている情報処理装置2の特性情報が参照される。続いて、管理サーバ6は、管理テーブルT2を設定する(#4)。管理テーブルT2に記録される情報には、通知に示される情報処理装置2の型名、AC電源の接続の有無、スタンバイへ移行するイベントの発生時刻、算出した電力供給限界時刻、およびスタンバイ状態フラグがある。スタンバイ状態フラグはスタンバイ状態(S3)を示す電源状態フラグである。
図13は図12における#6の状態制御処理の流れを示す。管理サーバ6は、管理テーブルT2と装置特性データベースT1とを参照して残り時間を算出する(#61)。残り時間とは、システム時計が示す現在時刻から電力供給限界時刻までの時間である。残り時間の算出では、管理テーブルT2の状態移行時刻が参照され、装置特性データベースT1の省電力特性およびバッテリ特性が参照される。
管理サーバ6は、算出した残り時間と強制実行レベルおよび警告レベルのそれぞれの閾値とを比較する(#62)。強制実行レベルの閾値との比較が優先され、残り時間が強制実行レベルの閾値よりも短い場合は警告レベルの閾値との比較が省略される。残り時間がいずれの閾値よりも長い場合(#62でNO)、管理サーバ6は管理テーブルT2と装置特性データベースT1とを参照して予想充電率を算出する(#63)。そして、管理サーバ6は、算出した予想充電率と強制実行レベルおよび警告レベルのそれぞれの閾値とを比較する(#64)。このときも強制実行レベルの閾値との比較が優先される。予想充電率がいずれの閾値よりも高い場合(#64でNO)、流れは状態制御処理を抜けて図12の処理に戻る。
残り時間が閾値よりも短いか予想充電率が閾値よりも低い場合(#62でYES、または#64でYES)、管理サーバ6はアクション定義テーブルT7に従って所定の制御を実行する(#65〜#69)。アクション定義テーブルT7で定められた制御内容が種別コード「3」のシャットダウンであれば、シャットダウン処理が実行される(#67)。制御内容が種別コード「2」のログオフであれば、ログオフ処理が実行される(#68)。制御内容が種別コード「1」の通知であれば、図示しないディスプレイを用いて、管理サーバ6のオペレータにクライアントの状態を知らせる警告メッセージが表示される(#69)。これによりオペレータは必要に応じて情報処理装置2のユーザに携帯電話や他の手段により連絡をとるといった対処を行うことができる。制御内容が種別コード「0」の未設定であれば、実質的に何の制御も行われずに流れは状態制御処理を抜けて図12の処理に戻る。
図14は図13における#67のシャットダウン処理の流れを示す。管理サーバ6は、管理テーブルT2からクライアントである情報処理装置2の状態を取得し(#671)、スタンバイ状態か否かをチェックする(#672)。
情報処理装置2がスタンバイ状態の場合(#672でYES)、管理サーバ6は、第1の制御信号を情報処理装置2に送信して情報処理装置2のOSに対して電源ON状態に復帰させるレジューム処理の実行を指示する(#673)。その後、管理サーバ6は情報処理装置2が復帰するのを待って(#674)、情報処理装置2のOSに対してシャットダウンを指示する第2の制御信号を送信する(#675)。
図15は図13における#68のログオフ処理の流れを示す。管理サーバ6は、管理テーブルT2からクライアントである情報処理装置2の状態を取得し(#681)、スタンバイ状態か否かをチェックする(#682)。
情報処理装置2がスタンバイ状態の場合(#682でYES)、管理サーバ6は、第1の制御信号を情報処理装置2に送信して情報処理装置2のOSに対して電源ON状態に復帰させるレジューム処理の実行を指示する(#683)。その後、管理サーバ6は情報処理装置2が復帰するのを待って(#684)、情報処理装置2のOSに対してログオフを指示する第2の制御信号を送信する(#685)。情報処理装置2においてログオフが行われた後は正規のログイン操作をしなければ情報処理装置2を使用することができない。
図16は情報処理装置2におけるスタンバイ移行時の動作の流れを示す。情報処理装置2は、電源状態情報を取得し(#21)、取得した電源状態情報およびスタンバイ移行通知を管理サーバ22に送信する(#22)。電源状態情報には、電源回路40の検知出力に基づくAC電源接続の有無およびバッテリ残量(充電率)と、OSが管理する装置名および型名とが含まれる。送信した電源状態情報に基づいて管理サーバ6で上述のように管理テーブルT1の設定が行われ、移行の許可が管理サーバ6から与えられた後、情報処理装置2はスタンバイ状態(スリープ状態)に移行する(#23)。
図17は情報処理装置2におけるスタンバイ解除動作の流れを示す。情報処理装置2は、電源状態情報を取得し(#31)、取得した電源状態情報およびスタンバイ解除通知を管理サーバ22に送信する(#32)。スタンバイ解除通知を受信した管理サーバ6は、当該スタンバイ解除通知を送信した情報処理装置2を電力供給状態の切替え制御の対象から実質的に外すために、管理テーブルT2を更新する。
図18は情報処理装置2が実行する状態制御応答処理の流れを示す。情報処理装置2は管理サーバ6からの命令を受信すると(#41でYES)、命令に応じた処理を実行する(#42〜#47)。情報処理装置2が電源ON状態でない場合(例えば、ACPI仕様における状態S1乃至状態S5の場合)、通信部14を介して受信した命令に基づいて、MC18が命令に応じた処理を実行する。情報処理装置2が電源ON状態でない場合におけるMC18は、上述の第1の制御信号としてスタンバイ解除命令を受信したとき(#42でYES)、上述のスタンバイ解除動作を行う(#43)。すなわち、MC18は、情報処理装置2が電源ON状態に移行するように、電源回路40を制御する。本実施例において、スタンバイ解除命令として、WOL(Wakeup−On−LAN)仕様のマジックパケットを用いることができる。
電源ON状態に移行した情報処理装置2は、OS10及び状態監視モジュール20の処理を主機能部12のCPU13により実行する。例えば、電源ON状態へ復帰したことを示す通知信号を、通信部14によりネットワーク8を介して管理サーバ6へ送信しても良い。電源ON状態に移行した情報処理装置2は、上述の第2の制御信号としてシャットダウン命令を受信したとき(#44でYES)、OSが所定の終了処理をして電源OFF状態(S5)に移行するシャットダウンが行われる(#45)。電源ON状態に移行した情報処理装置2は、ログオフ命令を受信したときには(#46でYES)、ログオフを行なう(#47)。
以上の実施形態1においては、情報処理装置2を含む複数の情報機器を管理サーバ6が集中的に管理し、各情報機器のスリープ状態での制御を実行することができる。管理サーバ6を状態制御装置として動作させるコンピュータプログラムは、リムーバブル記憶メディアまたは通信インタフェースを介して接続された外部装置からインストールすることができる。また、状態監視モジュール20を実現するコンピュータプログラムもリムーバブル記憶メディアまたは外部装置から情報処理装置2にインストールすることができる。
〔実施形態2〕
図19のように、実施形態2では、情報処理装置3に対して電力供給状態の切替えを指示する状態制御装置4が情報処理装置3に組み付けられている。図19において、情報処理装置3における上述の実施形態1に係る情報処理装置2と共通の構成要素には同一の参照符号が付されている。共通の構成要素についての説明を省略または簡略化する。
図19の情報処理装置3は、上述の情報処理装置2と同様にノート型パーソナルコンピュータのようなバッテリ駆動が可能な情報機器であり、事前の設定に従って自動的に電力供給状態を切り替える電源管理機能を有している。バッテリ41が電源となる状態でかつスリープ状態であるときに必要に応じて電力供給状態を切り替えるため、状態監視モジュール20bと状態制御装置4とが情報処理装置3に組み込まれている。状態監視モジュール20bの主体はソフトウェアである。状態制御装置4は自己の動作のための内蔵バッテリ51を備え、状態監視モジュール20bおよびMC18と通信する機能を有したユニットである。状態制御装置4と状態監視モジュール20bおよびMC18との通信には、典型的なパーソナルコンピュータに標準装備されるインタフェースが用いられる。例えば、USB−I/F(Universal Serial Bus interface)が利用できる。
状態監視モジュール20bは、検知部22、残量取得部24、予測部25、タイマ設定部27、およびイベント中断部28を有する。これら要素は、情報処理装置3に導入されたコンピュータプログラムを図示しないCPUが実行することによって実現される。
状態制御装置4は、ソフトウェア要素として、タイマ部48、判定部50、および制御信号出力部52を有する。これら要素は、状態制御装置4に備わる図示しないCPUが所定のコンピュータプログラムを実行することによって実現される。なお、状態制御装置4の上述の各要素を、状態制御装置のハードウェア回路上で実装しても良い。
情報処理装置4において、状態監視モジュール20bおよび状態制御装置4は次のように連携動作する。検知部22が情報処理装置3をスリープ状態に移行させる休止イベントを検知すると、イベント中断部28がオペレーションシステム10(以下、OSと記す)に対して休止イベントの中断を要求する。休止イベントが検知されたのを契機として、残量取得部24がOSを介してその時点のバッテリ41の残量を示す残量情報を取得する。取得された残量情報に基づいて、予測部25が持続残り時間を算出してタイマ設定部27に伝える。タイマ設定部66は状態制御装置4のタイマ部48に計時すべき時間として持続残り時間を設定する。タイマ部48に持続残り時間が設定されると、イベント中断部28が、中断している休止イベントをOSに再開させる。なお、状態制御装置4から情報処理装置2へのイベント再開の指示を省略してもよい。この場合、情報処理装置3は、残量情報を状態制御装置4へ送信した後に、タイマ部48からのイベント再開の指示を待たずに状態移行処理を続行する。
休止イベントが再開されて情報処理装置3がスリープ状態に移行した後、状態制御装置4において、判定部50がタイマ部48の計測結果に基づいて、持続残り時間が経過したか否かを判定する。持続残り時間が経過したと判定された場合に、制御信号出力部52は、まず情報処理装置3をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力する。この第1の制御信号はMC18のOS起動部80に受け付けられ、OSに復帰のための処理を実行させる。情報処理装置3が電源ON状態に復帰した後、制御信号出力部52は第2の制御信号を出力する。第2の制御信号は情報処理装置3を電源OFF状態に移行させる。
以上の実施形態2によれば、状態制御装置4を組み付け、状態監視モジュール20bをインストールすれば、既に販売されて使用されている一般的なパーソナルコンピュータに、スリープ状態(スタンバイ状態)においても状態を制御する機能を付加することができる。OSやMC18のファームウェアを差し替えたり更新したりする必要がないので、状態制御機能の付加は比較的に容易である。
1 状態制御システム
2 情報処理装置
4 状態制御装置
6 管理サーバ(状態制御装置)
41 バッテリ
22 検知部
24 残量取得部
26 残量送信部
28 イベント中断部
62 残量受信部(受信部)
64 予測部
70 判定部
72 制御信号出力部
66 タイマ設定部
68 タイマ部
3 情報処理装置
25 予測部
27 タイマ設定部
48 タイマ部
50 判定部
52 制御信号出力部

Claims (6)

  1. 駆動用のバッテリが搭載される情報処理装置における電力供給状態を制御する状態制御装置であって、
    前記情報処理装置がスリープ状態に移行する際に送信する前記バッテリの残量を示す残量情報を受信する受信部と、
    前記残量情報に基づいて、前記情報処理装置がスリープ状態を維持することのできる時間長に対応する持続残り時間を算出する予測部と、
    前記残量情報の受信によって定まる判定基準時点から前記持続残り時間が経過したか否かを判定する判定部と、
    前記持続残り時間が経過したと判定された場合に、前記情報処理装置をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力し、当該第1の制御信号に基づいて前記情報処理装置が復帰した後に前記情報処理装置を停止させる第2の制御信号を出力する制御信号出力部と、を有する
    ことを特徴とする状態制御装置。
  2. 駆動用のバッテリが搭載される情報処理装置と前記情報処理装置における電力供給状態を制御する状態制御装置とを有する状態制御システムであって、
    前記情報処理装置をスリープ状態に移行させる休止イベントを検知する検知部と、
    前記休止イベントが検知された場合に、前記バッテリの残量を示す残量情報を取得する残量取得部と、
    前記残量情報に基づいて、前記情報処理装置がスリープ状態を維持することのできる時間長に対応する持続残り時間を算出する予測部と、
    設定された時間を計測するタイマ部と、
    前記持続残り時間を前記タイマ部に設定するタイマ設定部と、
    前記持続残り時間が経過したか否かを前記タイマ部の計測結果に基づいて判定する判定部と、
    前記持続残り時間が経過したと判定された場合に、前記情報処理装置をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力し、当該第1の制御信号に基づいて前記情報処理装置が復帰した後に前記情報処理装置を停止させる第2の制御信号を出力する制御信号出力部と、を有する
    ことを特徴とする状態制御システム。
  3. 前記情報処理装置は、前記検知部、前記残量取得部、前記予測部、前記タイマ設定部、および前記タイマ設定部による設定が完了するまで前記休止イベントを中断させるイベント中断部を有し、
    前記状態制御装置は、前記タイマ部、前記判定部、および前記制御信号出力部を有する
    請求項2記載の状態制御システム。
  4. 前記情報処理装置は、前記検知部、前記残量取得部、前記残量情報を前記状態制御装置へ送信する送信部、および前記タイマ設定部による設定が完了するまで前記休止イベントを中断させるイベント中断部を有し、
    前記状態制御装置は、前記残量情報を受信する受信部、前記予測部、前記タイマ設定部、
    前記タイマ部、前記判定部、および前記制御信号出力部を有する
    請求項2記載の状態制御システム。
  5. 駆動用のバッテリが搭載される情報処理装置における電力供給状態を制御する状態制御装置において実行されるコンピュータプログラムであって、
    前記情報処理装置がスリープ状態に移行する際に送信する前記バッテリの残量を示す残量情報を受信する受信部と、
    前記残量情報に基づいて、前記情報処理装置がスリープ状態を維持することのできる時間長に対応する持続残り時間を算出する予測部と、
    前記残量情報の受信によって定まる判定基準時点から前記持続残り時間が経過したか否かを判定する判定部と、
    前記持続残り時間が経過したと判定された場合に、前記情報処理装置をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力し、当該第1の制御信号に基づいて前記情報処理装置が復帰した後に前記情報処理装置を停止させる第2の制御信号を出力する制御信号出力部として、前記状態制御装置を動作させる
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
  6. 請求項1の内容に対応する方法。
    駆動用のバッテリが搭載される情報処理装置における電力供給状態を制御する状態制御方法であって、
    制御装置が、
    前記情報処理装置がスリープ状態に移行する際の前記バッテリの残量を示す残量情報に基づいて、前記情報処理装置がスリープ状態を維持することのできる時間長に対応する持続残り時間を算出し、
    前記残量情報の取得によって定まる判定基準時点から前記持続残り時間が経過したか否かを判定し、
    前記持続残り時間が経過したと判定した場合に、前記情報処理装置をスリープ状態から復帰させる第1の制御信号を出力し、当該第1の制御信号に基づいて前記情報処理装置が復帰した後に前記情報処理装置を停止させる第2の制御信号を出力する
    ことを特徴とする状態制御方法。
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