JP2011198004A - 入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラム - Google Patents

入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、特別な操作なしに、ユーザの入力媒体にあわせて各ボタンの大きさおよび間隔を決定し、タッチパネルに表示する携帯端末等を提供する。
【解決手段】携帯端末101において、タッチパネル111からのロック解除操作および接触情報を検出するロック解除操作検出部201と、接触情報からアイコンサイズを算出する表示サイズ算出部202と、算出したアイコンサイズからボタンアイコンの画面配置を行うボタン画面配置処理部203と、配置したボタン画面情報を表示させる表示出力部204と、を備え、表示出力部でボタン画面情報を表示装置112へ表示するよう構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラムに関し、特に、タッチパネルを使用し、ユーザに最適なユーザインタフェースを提供する携帯端末等の入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラムに関する。
従来、タッチパネルにおいては、予め固定的に決定されたボタンの大きさ、配置されたボタンを操作しなければならず、ユーザの身体的な特徴を考慮したものではなかった。また、複数の人が共有する装置の場合、各個人毎の身体的な特徴を考慮することが困難であり、標準的な特徴から決定されるボタンの大きさ、配置をしなければならないといった問題があった。
そこで、特許文献1には、各個人毎の身体的な特徴を考慮したボタン配置が可能なタッチパネルを提供することを目的として、タッチパネルにおいて、ユーザの特定情報を入力すると、事前に検出した押圧面積情報から、ユーザにあわせたボタンの大きさおよび各ボタンの間隔を決定し、表示することが記載されている。
特開2006−268313号公報
しかしながら、特許文献1のタッチパネルは、事前に押圧面積、指サイズなどを測定するなどの押圧面積、サイズなどを取得するためだけの特別な操作が必要であった。
特に、タッチパネル付き携帯電話や携帯端末で、ペンも使用できる製品の場合には、タッチパネルを使用する際、指だけでなく様々な種類のペンが使用される場合があり、その接触サイズに応じて表示ボタンのサイズや間隔を変える度に特別な操作が必要では操作性が悪く、誤操作も発生しやすくなるという課題があった。
そこで、本発明は、上記の課題を解決し、事前に押圧面積、指サイズなどを測定するなどの押圧面積、サイズなどを取得するためだけの特別な操作なしで、ユーザの指や様々な種類のペンなどにあわせたボタンの大きさおよび各ボタンの間隔を決定し、表示するタッチパネル等の入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラムを提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の入力装置は、ロック解除操作を検出するロック解除操作検出部と、前記ロック解除操作検出部がロック解除を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出部と、前記表示サイズ算出部が取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理部とを備える。
この構成により、ロック解除操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ロック解除操作検出部は、スライド操作によるロック解除操作を検出するものを含む。
この構成により、スライド操作によるロック解除操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記表示サイズ算出部は、取得した接触サイズから指による接触かスタイラスペンによる接触かを判別し、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、ボタンの画面配置の構成を変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、画面当たりのボタン数を変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンの数を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、画面のボタンサイズを変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンサイズを変更できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、画面のボタン間隔を変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタン間隔を変更できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部が指による接触と判別した場合は「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」のボタンを表示し、前記表示サイズ算出部がスタイラスペンによる接触と判別した場合は50音すべてのボタンを表示するものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力ボタン表示方法は、ロック解除操作検出部が、ロック解除操作を検出するロック解除操作検出ステップと、表示サイズ算出部が、前記ロック解除操作検出ステップにてロック解除を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、ボタン画面配置処理部が、前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を備える。
この構成により、ロック解除操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力ボタン表示方法を提供できる。
また、本発明の入力ボタン表示プログラムは、入力装置に、ロック解除操作を検出するロック解除操作検出ステップと、前記ロック解除操作検出ステップにてロック解除を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を実行させるための入力ボタン表示プログラムである。
この構成により、ロック解除操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力ボタン表示プログラムを提供できる。
また、本発明の入力装置は、電源ON操作を検出する電源ON操作検出部と、電源ON操作での接触情報を取得する前記電源ON操作検出部と、前記電源ON操作検出部が電源ON操作を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出部と、前記表示サイズ算出部が取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理部と、を備える。
この構成により、電源ON操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記電源ON操作検出部は、キー長押し操作による電源ON操作を検出するものを含む。
この構成により、キー長押し操作による電源ON操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記表示サイズ算出部は、取得した接触サイズから指による接触かスタイラスペンによる接触かを判別し、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、ボタンの画面配置の構成を変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、画面当たりのボタン数を変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンの数を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、画面のボタンサイズを変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンサイズを変更できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、画面のボタン間隔を変えるものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタン間隔を変更できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力装置は、前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部が指による接触と判別した場合は「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」のボタンを表示し、前記表示サイズ算出部がスタイラスペンによる接触と判別した場合は50音すべてのボタンを表示するものを含む。
この構成により、指接触かスタイラスペン接触かを判別し、この判別によりボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力装置を提供できる。
また、本発明の入力ボタン表示方法は、電源ON操作検出部が、電源ON操作を検出する電源ON操作検出ステップと、表示サイズ算出部が、前記電源ON操作検出ステップにて電源ON操作を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、ボタン画面配置処理部が、前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を備える。
この構成により、電源ON操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力ボタン表示方法を提供できる。
また、本発明の入力ボタン表示プログラムは、入力装置に、電源ON操作を検出する電源ON操作検出ステップと、前記電源ON操作検出ステップにて電源ON操作を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を実行させるための入力ボタン表示プログラムである。
この構成により、電源ON操作検出時の取得した接触サイズからボタンの画面配置を決定できるため、ユーザに操作性のよい入力ボタン表示プログラムを提供できる。
本発明の入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラムは、ユーザが特別に意識しなくても、押圧面積、サイズなどを取得するためだけの特別な操作なしで、最初にアイコン操作などの表示ボタン操作するときには最適なアイコンサイズにできるので、操作性が向上する。例えば、指またはスタイラスペンのいずれでも操作する可能性がある場合に、ユーザが特別に意識しなくても、最初にアイコン操作などの表示ボタン操作するときには最適なアイコンサイズにできるので、操作性が向上する。また、例えば、貸し出し用の端末など複数のユーザが使用する場合にもユーザが特別に意識しなくても、最初にアイコン操作などの表示ボタン操作するときには最適な表示ボタンサイズにできるので、操作性が向上する。
本発明の実施の形態1における携帯端末装置の概略構成図 本発明の実施の形態1における携帯端末装置の例の外観図 本発明の実施の形態1における携帯端末装置のタッチパネル部分の断面図 本発明の実施の形態1におけるスライド操作の説明図 本発明の実施の形態1における携帯端末装置の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるスライド操作でのボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるボタンの画面の配置処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態1におけるボタンアイコン表示の例を示す図 本発明の実施の形態1におけるボタンアイコン表示の例を示す図 本発明の実施の形態2における携帯端末装置の概略構成図 本発明の実施の形態2における携帯端末装置のキー部分の断面図 本発明の実施の形態2における長押し操作の説明図 本発明の実施の形態2における携帯端末装置の処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における長押し操作でのボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における長押し接触サイズによるボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における長押し軌跡のブレによるボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャート
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の構成要素には同一符号を付与し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における携帯端末装置の概略構成図である。図1において、携帯端末101はロック解除操作検出部201、表示サイズ算出部202、ボタン画面配置処理部203、表示出力部204を備える。
ロック解除操作検出部201は、タッチパネル111からのロック解除情報およびスライド接触情報251を取得する。ここで「ロック解除」とは、タッチパネルでの誤入力を避けるための入力無効状態を解除することである。ロック解除操作検出部201で、ロック解除操作と判断すれば、表示サイズ算出部202に、接触軌跡情報252を出力する。
表示サイズ算出部202は、接触軌跡情報252から表示するためのボタンアイコンのサイズおよび間隔等を算出し、表示用アイコンサイズ情報253として、ボタン画面配置処理部203へ出力する。
ボタン画面配置処理部203は、表示用アイコンサイズ情報253をもとに、ボタン等の画面配置を行う。ボタン画面配置処理部203の結果を、ボタン配置情報254として、表示出力部204へ出力する。
表示出力部204は、ボタン配置情報254の内容を、表示指示255として表示装置112に出力する。
表示装置112は、ユーザの入力媒体にあった最適なサイズのボタンアイコンを表示する。
図2は、本発明の実施の形態1における携帯端末装置の例の外観図である。携帯端末101に、タッチパネル111、キー114が付属されている。
図3は、本発明の実施の形態1における携帯端末装置のタッチパネル部分の断面図で、図2のAの断面である。携帯端末101に、タッチパネル111、表示装置112が付属されている。
図4(a)は、本発明の実施の形態1におけるスライド操作の軌跡線の幅の説明図である。タッチパネル111上で、指115を横(携帯端末の幅)方向にスライドさせることにより、ロック解除を行う。スライド接触軌跡116は指115を横方向にスライドした軌跡である。スライド軌跡線の幅L1は、スライド接触軌跡116の線の幅で、これが接触軌跡情報252となる。ここで、タッチパネルは一般に、静電容量方式や抵抗膜方式等いくつかの方式がある。スライド軌跡線の幅L1は、タッチパネルに指やスタイラスペンを接触した際の接触サイズ(軌跡線の幅)が検出できる方式の場合に読み取れる。
図4(b)は、本発明の実施の形態1におけるスライド操作の軌跡のブレの高さの説明図である。スライド軌跡のブレの高さL2は、スライド接触軌跡116のブレの高さで、これが接触軌跡情報252となる。スライド軌跡のブレの高さL2は、指やスタイラスペンを接触した際の中心座標が検出できる方式の場合に読み取れる。どんなタッチパネルでも、指やスタイラスペンを接触した際の中心座標は検出できる。
図5は、本発明の実施の形態1における携帯端末装置の処理を示すフローチャートである。
ステップS301は、ロック解除操作検出部201がタッチパネル111よりロック解除情報およびスライド接触情報251を取得する処理である。
ステップS302は、ステップS301で取得したロック解除操作の真偽を判断する処理である。ロック解除操作でない場合、本処理は終了する。ロック解除操作である場合、ステップS303へ進む。
ステップS303は、表示サイズ算出部202がロック解除操作検出部201から接触軌跡情報252を取得する処理である。
ステップS304は、ステップS303で取得した接触軌跡情報252から、ボタンサイズおよび間隔を算出する処理である。具体的な処理方法については後述する。
ステップS305は、ステップS304で算出したボタンサイズおよび間隔等、つまり表示用アイコンサイズ情報253をもとに、ボタンアイコン等の画面の配置を行う処理で、ボタン画面配置処理部203で行われる。具体的な処理方法については後述する。
ステップS306は、表示出力部204が、ステップS305で処理されたボタン配置情報254を取得し、表示装置112へ表示指示255を行う処理である。これにより、最適なサイズのボタンアイコン等が表示装置112へ出力される。
図6は、上述したステップS304のスライド操作でのボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャートである。
ステップS311は、L1の取得の有無を判断する処理である。L1が取得できない場合はステップS320に進み、取得できた場合はステップS312へ進む。
ステップS312は、スライド軌跡線が指またはスタイラスペン操作かどうかを判断する処理である。ここで、指またはスタイラスペン操作かどうかを判断する指標として、入力媒体識別閾値N1を設ける。N1は、タッチパネルの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。L1がN1より小さい(L1<N1)場合、スライド軌跡線はスタイラスペン操作と判断し、ステップS317へ進む。L1がN1より大きいまたは同じ(L1≧N1)場合、スライド軌跡線は指操作と判断し、ステップS313へ進む。
ステップS313は、L1から表示用アイコンのサイズを算出する処理である。L1から表示用のアイコンのサイズを求める定数をP1とする。表示用アイコンのサイズはP1×L1となり、ステップS314へ進む。ここで、P1は、タッチパネルの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。表示用のアイコンのサイズを求める定数は、ボタン、ボタン間隔、スクロールバー等表示するアイコンの種類分だけ存在し、さらに各アイコンの幅と高さ各々必要であるが、以降の処理では、上述のアイコンの種類分だけ行えばよいので、まとめてP1として、以降を説明する。
ステップS314は、P1×L1がアイコン最大値Imaxを越えるかどうかを判断する。表示用アイコンサイズはある程度以上の大きさになれば、操作性は変わらなくなる。その閾値がImaxである。ここで、Imaxはタッチパネルの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。ImaxがP1×L1より小さい(Imax<P1×L1)場合、ステップS318へ進む。ImaxがP1×L1より大きいまたは同じ(Imax≧P1×L1)場合、ステップS315へ進む。
ステップS315は、P1×L1がアイコン最小値Iminを越えるかどうかを判断する。表示用アイコンサイズはある程度以上小さくなれば、操作ができなくなる。その閾値がIminである。ここで、Iminはタッチパネルの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。IminがP1×L1より大きい(Imin>P1×L1)場合、ステップS319へ進む。IminがP1×L1より小さいまたは同じ(Imin≦P1×L1)場合、ステップS316へ進む。
ステップS316は、指操作でP1×L1がIminからImaxの場合のボタンサイズおよび間隔を決定する処理である。ボタンサイズおよび間隔はP1×L1となる。
ステップS317は、スタイラスペン操作でのボタンサイズおよび間隔を決定する処理である。ボタンサイズおよび間隔はスタイラスペン用サイズIsとなる。ここで、Isは、タッチパネルの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。
ステップS318は、指操作で表示用アイコンサイズがImaxより大きい場合のボタンサイズおよび間隔を決定する処理である。ボタンサイズおよび間隔はImaxとなる。
ステップS319は、指操作で表示用アイコンサイズがIminより小さい場合のボタンサイズおよび間隔を決定する処理である。ボタンサイズおよび間隔はIminとなる。
ステップS320は、L2から表示用アイコンのサイズを算出する処理である。L2から表示用のアイコンのサイズを求める定数をP2とする。表示用アイコンのサイズはP2×L2となり、ステップS321へ進む。ここで、P2は、タッチパネルの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。表示用のアイコンのサイズを求める定数は、ボタン、ボタン間隔、スクロールバー等表示するアイコンの種類分だけ存在し、さらに各アイコンの幅と高さ各々必要であるが、以降の処理では、上述のアイコンの種類分だけ行えばよいので、まとめてP2として、以降を説明する。なお、スライド軌跡のブレの高さから指またはスタイラスペン操作の判断は難しい。そのため、スライド軌跡のブレの高さ使用時は指操作の処理となる。
ステップS321は、P2×L2がImaxを越えるかどうかを判断する。ImaxがP2×L2より小さい(Imax<P2×L2)場合、ステップS318へ進む。ImaxがP2×L2より大きいまたは同じ(Imax≧P2×L2)場合、ステップS322へ進む。
ステップS322は、P2×L2がIminを越えるかどうかを判断する。IminがP2×L2より大きい(Imin>P2×L2)場合、ステップS319へ進む。IminがP2×L2より小さいまたは同じ(Imin≦P2×L2)場合、ステップS323へ進む。
ステップS323は、指操作でP2×L2がIminからImaxの場合のボタンサイズおよび間隔を決定する処理である。ボタンサイズおよび間隔はP2×L2となる。
図7は、上述したステップS305のボタンの画面の配置処理を示すフローチャートである。
ステップS331は、ステップ304で決定した各アイコンのボタンサイズや間隔および表示アイコン数から、表示に必要な画面の幅および高さを算出する処理である。
ステップS332は、ステップS331で算出した値をもとに、全アイコンが1画面または複数画面に配置するかどうかを判断する。1画面で配置できる場合、ステップS333へ進む。複数画面の配置となる場合、ステップS334へ進む。
ステップS333は、全アイコンが1画面で配置できる場合の、各アイコンの配置処理である。ステップ304で決定した各アイコンのボタンサイズや間隔をもとに、各アイコンの表示位置を決定する。
ステップS334は、全アイコンを複数画面で配置する場合の、各アイコンの配置処理である。ステップ304で決定した各アイコンのボタンサイズや間隔をもとに、各アイコンの表示位置を決定する。また、画面切り換え用のボタンアイコン等も配置する。
図8(a)は、本発明の実施の形態1における1画面となる場合のボタンアイコン表示の例を示す図である。
タッチパネル111に、ボタンアイコン119を表示している。
図8(b)は、本発明の実施の形態1における1画面で表示できない場合のボタンアイコン表示の例を示す図である。 タッチパネル111に、ボタンアイコン119および画面切り替え用のボタンアイコン119を表示している。図8(a)と比べ、ボタンアイコンの配置、ボタンアイコンの数、ボタンアイコンのサイズ、ボタンアイコンの間隔が異なる。
図8(c)は、本発明の実施の形態1における1画面で表示できない場合のスクロールバーアイコンを使用したボタンアイコン表示の例を示す図である。
タッチパネル111に、ボタンアイコン119およびスクロールバーアイコン120を表示している。画面の使用目的により、スクロールバーを使用した例である。図8(a)と比べ、ボタンアイコンの配置、ボタンアイコンの数、ボタンアイコンのサイズ、ボタンアイコンの間隔が異なる。
図9(a)は、本発明の実施の形態1におけるスタイラスペン操作と判断した場合のボタンアイコン表示の例を示す図である。
文字入力画面で、スタイラスペン操作なので、50音すべてのボタンアイコン119を、タッチパネル111に表示している。
図9(b)は、本発明の実施の形態1における指操作と判断した場合の1頁目のボタンアイコン表示の例を示す図である。
文字入力画面で、指操作なので、「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」のボタンアイコン119を、タッチパネル111に表示している。
図9(c)は、本発明の実施の形態1における指操作と判断した場合の2頁目のボタンアイコン表示の例を示す図である。
図9(b)の「か」のボタンアイコンに接触した後の2頁目の文字入力画面で、「か」行のボタンアイコン119を、タッチパネル111に表示している。
なお本実施の形態では、表示サイズ算出部202およびボタン画面配置処理部203は、ボタンアイコン以外のアイコンを配置する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、ボタン画面配置処理部203は、1画面でアイコンが配置できない場合、複数画面で表示する以外にも、スクロールバーアイコン、リストアイコン等を使用して配置する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、ロック解除操作検出部201は、タッチパネル111の高さ方向および斜め方向のスライド操作を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、ロック解除操作検出部201は、タッチパッドのスライド操作を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、ロック解除操作検出部201は、パソコンに付属しているタッチパッドのスライド操作を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、表示サイズ算出部202は、ユーザが所望するアイコンサイズを取り込み、そのアイコンサイズを使用する機能も備えることができる。
以上説明したとおり、本発明の実施の形態1における携帯端末101は、ロック解除操作検出部201、表示サイズ算出部202、ボタン画面配置処理部203、表示出力部204を備え、ユーザが特別に意識しないロック解除のスライド操作から、アイコンを最適なサイズで画面に表示するので、操作性のよい入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラムを提供できる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について説明する。本発明の実施の形態1では、表示サイズ算出部が、ロック解除操作検出部がロック解除を検出したときの接触サイズを取得するのに対して、本発明の実施の形態2では、表示サイズ算出部が、電源ON操作検出部が電源ONを検出したときの接触サイズを取得する点などが異なる。なお、以下で特に言及がない部分は実施の形態1と同様であるものとする。
図10は、本発明の実施の形態2における携帯端末装置の概略構成図である。図10において、携帯端末101は電源ON操作検出部211、表示サイズ算出部202、ボタン画面配置処理部203、表示出力部204を備える。
電源ON操作検出部211は、キー114からの電源キー長押し情報261およびタッチパッド113からの長押し接触情報262を取得する。ここで「電源キー長押し」とは、携帯端末において電源をONするために、電源(切断)キーを長押しすることである。電源ON操作検出部211で、電源ON操作と判断すれば、表示サイズ算出部202に、接触軌跡情報252を出力する。
表示サイズ算出部202は、接触軌跡情報252から表示するためのボタンアイコンのサイズおよび間隔等を算出し、表示用アイコンサイズ情報253として、ボタン画面配置処理部203へ出力する。
ボタン画面配置処理部203は、表示用アイコンサイズ情報253をもとに、ボタン等の画面配置を行う。ボタン画面配置処理部203の結果を、ボタン配置情報254として、表示出力部204へ出力する。
表示出力部204は、ボタン配置情報254の内容を、表示指示255として表示装置112に出力する。
表示装置112は、ユーザの入力媒体にあった最適なサイズのボタンアイコンを表示する。
図11は、本発明の実施の形態2における携帯端末装置のキー部分の断面図で、図2のBの断面である。
携帯端末101に、キー114、タッチパッド113が付属されている。
図12(a)は、本発明の実施の形態2における長押し操作の接触サイズの説明図である。
携帯端末101に、キー114、キー114の下にタッチパッド113が付属されている。電源(切断)キーを長押しすることにより、携帯端末101が電源ONとなる。この操作の際、タッチパッド113は長押し接触領域117を検出し、長押し接触情報262となる。長押し接触サイズの幅L3および長押し接触サイズの高さL4は、長押し接触領域117の幅および高さで、これが接触軌跡情報252となる。ここで、タッチパッドは一般に、静電容量方式や感圧方式等いくつかの方式がある。長押し接触サイズの幅L3および長押し接触サイズの高さL4は、タッチパッドに指やスタイラスペンを接触した際の接触サイズが検出できる方式の場合に読み取れる。
図12(b)は、本発明の実施の形態2における長押し操作の中心位置軌跡の説明図である。
電源(切断)キーを長押しすると、タッチパッド113は長押し接触軌跡118を検出し、長押し接触情報262となる。長押し軌跡のブレの幅L5および長押し軌跡のブレの高さL6は、長押し接触軌跡118のブレの幅およびブレの高さで、これが接触軌跡情報252となる。長押し軌跡のブレの幅L5および長押し軌跡のブレの高さL6は、指やスタイラスペンを接触した際の中心座標が検出できる方式の場合に読み取れる。どんなタッチパッドでも、指やスタイラスペンを接触した際の中心座標は検出できる。
図13は、本発明の実施の形態2における携帯端末装置の処理を示すフローチャートである。
ステップS341は、電源ON操作検出部211がキー114より電源キー長押し情報261およびタッチパッド113より長押し接触情報262を取得する処理である。
ステップS342は、ステップS341で取得した電源ON操作の真偽を判断する処理である。電源ON操作でない場合、本処理は終了する。電源ON操作である場合、ステップS303へ進む。
ステップS343は、ステップS303で取得した接触軌跡情報252から、ボタンサイズおよび間隔を算出する処理である。具体的な処理方法については後述する。
図14は、上述したステップS343の長押し操作でのボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャートである。
ステップS351は、L3およびL4の取得の有無を判断する処理である。L3およびL4が取得できない場合はステップS353に進み、取得できた場合はステップS352へ進む。
ステップS352は、ステップS303で取得した接触軌跡情報252から、長押し接触サイズによるボタンサイズおよび間隔を算出する処理である。具体的な処理方法については後述する。
ステップS353は、ステップS303で取得した接触軌跡情報252から、長押し軌跡のブレによるボタンサイズおよび間隔を算出する処理である。具体的な処理方法については後述する。
図15は、上述したステップS352の長押し接触サイズによるボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャートである。
ステップS361は、長押し接触領域から指またはスタイラスペン操作かどうかを判断する処理である。ここで、指またはスタイラスペン操作かどうかを判断する指標として、入力媒体識別幅閾値N3および入力媒体識別高さ閾値N4を設ける。N3およびN4は、タッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。L3がN3より小さいまたはL4がN4より小さい(L3<N3またはL4<N4)場合、長押し接触領域はスタイラスペン操作と判断し、ステップS317へ進む。L3がN3より大きいまたは同じ、かつL4がN4より大きいまたは同じ(L3≧N3かつL4≧N4)場合、長押し接触領域は指操作と判断し、ステップS362へ進む。
ステップS362は、L3から表示用アイコンの幅を算出する処理である。L3から表示用のアイコンの幅を求める定数をP3とする。表示用アイコンの幅はP3×L3となり、ステップS363へ進む。ここで、P3は、タッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。表示用のアイコンの幅を求める定数は、ボタン、ボタン間隔、スクロールバー等表示するアイコンの種類分だけ存在するが、以降の処理では、上述のアイコンの種類分だけ行えばよいので、まとめてP3として、以降を説明する。
ステップS363は、P3×L3がアイコン幅最大値Iwmaxを越えるかどうかを判断する。表示用アイコンはある程度以上の大きさになれば、操作性は変わらなくなる。その幅閾値がIwmaxである。ここで、Iwmaxはタッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。IwmaxがP3×L3より小さい(Iwmax<P3×L3)場合、ステップS371へ進む。IwmaxがP3×L3より大きいまたは同じ(Iwmax≧P3×L3)場合、ステップS364へ進む。
ステップS364は、P3×L3がアイコン幅最小値Iwminを越えるかどうかを判断する。表示用アイコンはある程度以上小さくなれば、操作ができなくなる。その幅閾値がIwminである。ここで、Iwminはタッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。IwminがP3×L3より大きい(Iwmin>P3×L3)場合、ステップS372へ進む。IwminがP3×L3より小さいまたは同じ(Iwmin≦P3×L3)場合、ステップS365へ進む。
ステップS365は、指操作でP3×L3がIwminからIwmaxの場合のボタン幅および幅間隔を決定する処理である。ボタン幅および幅間隔はP3×L3となる。
ステップS366は、L4から表示用アイコンの高さを算出する処理である。L4から表示用のアイコンの高さを求める定数をP4とする。表示用アイコンの高さはP4×L4となり、ステップS367へ進む。ここで、P4は、タッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。表示用のアイコンの高さを求める定数は、ボタン、ボタン間隔、スクロールバー等表示するアイコンの種類分だけ存在するが、以降の処理では、上述のアイコンの種類分だけ行えばよいので、まとめてP4として、以降を説明する。
ステップS367は、P4×L4がアイコン高さ最大値Ihmaxを越えるかどうかを判断する。表示用アイコンはある程度以上の大きさになれば、操作性は変わらなくなる。その高さ閾値がIhmaxである。ここで、Ihmaxはタッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。IhmaxがP4×L4より小さい(Ihmax<P4×L4)場合、ステップS373へ進む。IhmaxがP4×L4より大きいまたは同じ(Ihmax≧P4×L4)場合、ステップS368へ進む。
ステップS368は、P4×L4がアイコン高さ最小値Ihminを越えるかどうかを判断する。表示用アイコンはある程度以上小さくなれば、操作ができなくなる。その高さ閾値がIhminである。ここで、Ihminはタッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。IhminがP4×L4より大きい(Ihmin>P4×L4)場合、ステップS374へ進む。IhminがP4×L4より小さいまたは同じ(Ihmin≦P4×L4)場合、ステップS369へ進む。
ステップS369は、指操作でP4×L4がIhminからIhmaxの場合のボタン高さおよび高さ間隔を決定する処理である。ボタン高さおよび高さ間隔はP4×L4となる。
ステップS371は、指操作で表示用アイコンの幅がIwmaxより大きい場合のボタン幅および幅間隔を決定する処理である。ボタン幅および幅間隔はIwmaxとなる。
ステップS372は、指操作で表示用アイコンの幅がIwminより小さい場合のボタン幅および幅間隔を決定する処理である。ボタン幅および幅間隔はIwminとなる。
ステップS373は、指操作で表示用アイコンの高さがIhmaxより大きい場合のボタン高さおよび高さ間隔を決定する処理である。ボタン高さおよび高さ間隔はIhmaxとなる。
ステップS374は、指操作で表示用アイコンの高さがIhminより小さい場合のボタン高さおよび高さ間隔を決定する処理である。ボタン高さおよび高さ間隔はIhminとなる。
図16は、上述したステップS353の長押し軌跡のブレによるボタンサイズおよび間隔算出処理を示すフローチャートである。
ステップS381は、L5から表示用アイコンの幅を算出する処理である。L5から表示用のアイコンの幅を求める定数をP5とする。表示用アイコンの幅はP5×L5となり、ステップS382へ進む。ここで、P5は、タッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。表示用のアイコンの幅を求める定数は、ボタン、ボタン間隔、スクロールバー等表示するアイコンの種類分だけ存在するが、以降の処理では、上述のアイコンの種類分だけ行えばよいので、まとめてP5として、以降を説明する。なお、長押し軌跡のブレの幅および高さから指またはスタイラスペン操作の判断は難しい。そのため、長押し軌跡のブレの使用時は指操作の処理となる。
ステップS382は、P5×L5がIwmaxを越えるかどうかを判断する。IwmaxがP5×L5より小さい(Iwmax<P5×L5)場合、ステップS371へ進む。IwmaxがP5×L5より大きいまたは同じ(Iwmax≧P5×L5)場合、ステップS383へ進む。
ステップS383は、P5×L5がIwminを越えるかどうかを判断する。IwminがP5×L5より大きい(Iwmin>P5×L5)場合、ステップS372へ進む。IwminがP5×L5より小さいまたは同じ(Iwmin≦P5×L5)場合、ステップS384へ進む。
ステップS384は、指操作でP5×L5がIwminからIwmaxの場合のボタン幅および幅間隔を決定する処理である。ボタン幅および幅間隔はP5×L5となる。
ステップS385は、L6から表示用アイコンの高さを算出する処理である。L6から表示用のアイコンの高さを求める定数をP6とする。表示用アイコンの高さはP6×L6となり、ステップS386へ進む。ここで、P6は、タッチパッドの仕様や多人数の実測データ等から決められるものである。表示用のアイコンの高さを求める定数は、ボタン、ボタン間隔、スクロールバー等表示するアイコンの種類分だけ存在するが、以降の処理では、上述のアイコンの種類分だけ行えばよいので、まとめてP6として、以降を説明する。
ステップS386は、P6×L6がIhmaxを越えるかどうかを判断する。IhmaxがP6×L6より小さい(Ihmax<P6×L6)場合、ステップS373へ進む。IhmaxがP6×L6より大きいまたは同じ(Ihmax≧P6×L6)場合、ステップS387へ進む。
ステップS387は、P6×L6がIhminを越えるかどうかを判断する。IhminがP6×L6より大きい(Ihmin>P6×L6)場合、ステップS374へ進む。IhminがP6×L6より小さいまたは同じ(Ihmin≦P6×L6)場合、ステップS388へ進む。
ステップS388は、指操作でP6×L6がIhminからIhmaxの場合のボタン高さおよび高さ間隔を決定する処理である。ボタン高さおよび高さ間隔はP6×L6となる。
なお本実施の形態では、表示サイズ算出部202およびボタン画面配置処理部203は、ボタンアイコン以外のアイコンを配置する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、ボタン画面配置処理部203は、1画面でアイコンが配置できない場合、複数画面で表示する以外にも、スクロールバーアイコン、リストアイコン等を使用して配置する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、電源ON操作検出部211は、電源(切断)キー以外のキー114の長押し操作を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、電源ON操作検出部211は、キー114への接触操作、タップ操作、ダブルタップ操作、フリック操作等を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、電源ON操作検出部211は、タッチパッド113を携帯端末の側面キーの下に配置すれば、側面キーの長押し操作やタップ操作等を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、電源ON操作検出部211は、タッチパネルの長押し操作やタップ操作等を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、電源ON操作検出部211は、パソコンに付属しているタッチパネルの長押し操作やタッド操作等を検出する機能も備えることができる。
なお本実施の形態では、表示サイズ算出部202は、ユーザが所望するアイコンサイズを取り込み、そのアイコンサイズを使用する機能も備えることができる。
以上説明したとおり、本発明の実施の形態2における携帯端末101は、電源ON操作検出部211、表示サイズ算出部202、ボタン画面配置処理部203、表示出力部204を備え、ユーザが特別に意識しない電源ONの長押し操作から、アイコンを最適なサイズで画面に表示するので、操作性のよい入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラムを提供できる。
本発明は、ユーザが特別に意識しなくても、押圧面積、サイズなどを取得するためだけの特別な操作なしで、最初にアイコン操作などの表示ボタン操作するときには最適なアイコンサイズにできるので、操作性が向上する。例えば、指またはスタイラスペンのいずれでも操作する可能性がある場合に、ユーザが特別に意識しなくても、最初にアイコン操作などの表示ボタン操作するときには最適なアイコンサイズにできるので、操作性が向上する。また、例えば、貸し出し用の端末など複数のユーザが使用する場合にもユーザが特別に意識しなくても、最初にアイコン操作などの表示ボタン操作するときには最適な表示ボタンサイズにできるので、操作性が向上する。このため、タッチパネルを備えた携帯端末等の入力装置、入力ボタン表示方法及び入力ボタン表示プログラム等として有用である。
101 携帯端末
111 タッチパネル
112 表示装置
113 タッチパッド
114 キー
115 指
116 スライド接触軌跡
117 長押し接触領域
118 長押し接触軌跡
119 ボタンアイコン
120 スクロールバーアイコン
201 ロック解除操作検出部
202 表示サイズ算出部
203 ボタン画面配置処理部
204 表示出力部
211 電源ON操作検出部
251 ロック解除情報およびスライド接触情報
252 接触軌跡情報
253 表示用アイコンサイズ情報
254 ボタン配置情報
255 表示指示
261 電源キー長押し情報
262 長押し接触情報
L1 スライド軌跡線の幅
L2 スライド軌跡のブレの高さ
L3 長押し接触サイズの幅
L4 長押し接触サイズの高さ
L5 長押し軌跡のブレの幅
L6 長押し軌跡のブレの高さ

Claims (18)

  1. ロック解除操作を検出するロック解除操作検出部と、
    前記ロック解除操作検出部がロック解除を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出部と、
    前記表示サイズ算出部が取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理部と、を備える
    入力装置。
  2. 前記ロック解除操作検出部は、スライド操作によるロック解除操作を検出する
    請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記表示サイズ算出部は、取得した接触サイズから指による接触かスタイラスペンによる接触かを判別し、
    前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、ボタンの画面配置の構成を変える
    請求項1又は請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判断により、画面当たりのボタン数を変える
    請求項3に記載の入力装置。
  5. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判断により、画面のボタンサイズを変える
    請求項3に記載の入力装置。
  6. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判断により、画面のボタン間隔を変える
    請求項3に記載の入力装置。
  7. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部が指による接触と判別した場合は「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」のボタンを表示し、前記表示サイズ算出部がスタイラスペンによる接触と判別した場合は50音すべてのボタンを表示する
    請求項3に記載の入力装置。
  8. ロック解除操作検出部が、ロック解除操作を検出するロック解除操作検出ステップと、
    表示サイズ算出部が、前記ロック解除操作検出ステップにてロック解除を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、
    ボタン画面配置処理部が、前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を備える
    入力ボタン表示方法。
  9. 入力装置に、
    ロック解除操作を検出するロック解除操作検出ステップと、
    前記ロック解除操作検出ステップにてロック解除を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、
    前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を実行させるための
    入力ボタン表示プログラム。
  10. 電源ON操作を検出する電源ON操作検出部と、
    電源ON操作での接触情報を取得する前記電源ON操作検出部と、
    前記電源ON操作検出部が電源ON操作を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出部と、
    前記表示サイズ算出部が取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理部と、を備える
    入力装置。
  11. 前記電源ON操作検出部は、キー長押し操作による電源ON操作を検出する
    請求項10に記載の入力装置。
  12. 前記表示サイズ算出部は、取得した接触サイズから指による接触かスタイラスペンによる接触かを判別し、
    前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判別により、ボタンの画面配置の構成を変える
    請求項10又は請求項11に記載の入力装置。
  13. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部が指による接触と判別した場合よりも前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判断により、画面当たりのボタン数を変える
    請求項12に記載の入力装置。
  14. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判断により、画面のボタンサイズを変える
    請求項12に記載の入力装置。
  15. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部の指による接触かスタイラスペンによる接触かの判断により、画面のボタン間隔を変える
    請求項12に記載の入力装置。
  16. 前記ボタン画面配置処理部は、前記表示サイズ算出部が指による接触と判別した場合は「あ」「か」「さ」「た」「な」「は」「ま」「や」「ら」「わ」のボタンを表示し、前記表示サイズ算出部がスタイラスペンによる接触と判別した場合は50音すべてのボタンを表示する
    請求項12に記載の入力装置。
  17. 電源ON操作検出部が、電源ON操作を検出する電源ON操作検出ステップと、
    表示サイズ算出部が、前記電源ON操作検出ステップにて電源ON操作を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、
    ボタン画面配置処理部が、前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を備える
    入力ボタン表示方法。
  18. 入力装置に、
    電源ON操作を検出する電源ON操作検出ステップと、
    前記電源ON操作検出ステップにて電源ON操作を検出したときの接触サイズを取得する表示サイズ算出ステップと、
    前記表示サイズ算出ステップが取得した接触サイズに基づいてボタンの画面配置を決定するボタン画面配置処理ステップと、を実行させるための
    入力ボタン表示プログラム。
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