JP2011188379A - 撮像装置及び固体撮像素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】スミア補正を精度よく行うことが可能な撮像装置を提供する。
【解決手段】固体撮像素子5は、列方向Yに並ぶ光電変換素子51,52からなる複数の光電変換素子列と、各光電変換素子列に対応してその左隣に1つずつ設けられた電荷転送部53とを含み、駆動部10は、各光電変換素子に対応する電荷転送部53の位置に電荷蓄積用パケットを形成し、この状態で、奇数列の光電変換素子列の各光電変換素子51のみから当該光電変換素子51に対応する電荷蓄積用パケットに電荷を読み出し、その後、各電荷蓄積パケットに蓄積される電荷を列方向Yに転送して、当該電荷に応じた信号を固体撮像素子5から出力させる駆動を行い、固体撮像素子5から出力された前記信号のうち、光電変換素子51から得た第一の信号から各光電変換素子52に対応する電荷蓄積パケットから得た第二の信号を減算してスミアを補正するスミア補正部19を備える。
【選択図】図4

Description

本発明は、撮像装置及び固体撮像素子に関する。
近年の固体撮像素子は微細化が進んでおり、スミアが増加する傾向にある。このため、スミア補正の精度向上が重要な課題となっている。
特許文献1には、複数の光電変換素子列を有し、各光電変換素子列に2つの垂直電荷転送部を対応して設けた構成の固体撮像素子を持つ撮像装置が開示されている。この撮像装置では、光電変換素子列の左右に1つずつ垂直電荷転送部を配置し、当該光電変換素子列の半分の光電変換素子から、この光電変換素子列に対応する2つの垂直電荷転送部の一方(例えば左側)に電荷を読み出し、当該2つの垂直電荷転送部を同じように駆動して当該電荷に応じた信号を読み出す。そして、一方の垂直電荷転送部から読み出した信号から、他方の垂直電荷転送部から読み出した当該信号と同一行の信号を減算することで、スミア補正を行っている。
特開平6−197282号公報
特許文献1に記載された固体撮像素子は、隣り合う2つの光電変換素子列の間に2つの垂直電荷転送部が存在するが、この2つの垂直電荷転送部の間の領域は完全に遮光されている。このため、ある光電変換素子列に注目したときに、その光電変換素子列の左側にある垂直電荷転送部で発生するスミア量と、その光電変換素子列の右側にある垂直電荷転送部で発生するスミア量とには、大きな差が生じてしまう。したがって、スミア補正を精度よく行うことができない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スミア補正を精度よく行うことが可能な撮像装置及び固体撮像素子を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、固体撮像素子と前記固体撮像素子を駆動する駆動部とを有する撮像装置であって、前記固体撮像素子は、列方向に並ぶ光電変換素子からなる複数の光電変換素子列と、前記各光電変換素子列に対応してその隣に1つずつ設けられた電荷転送部とを含み、前記光電変換素子列に対する前記電荷転送部の位置関係は、全ての前記光電変換素子列で同じとなっており、前記駆動部は、全ての前記光電変換素子列の一部に対応する前記電荷転送部に、当該一部の前記光電変換素子列から電荷を読み出さない状態で蓄積された電荷に応じた第一の信号を前記固体撮像素子から出力させ、前記全ての前記光電変換素子列の残りに対応する前記電荷転送部に、当該残りの前記光電変換素子列から電荷を読み出した状態で蓄積された電荷に応じた第二の信号を前記固体撮像素子から出力させ、前記第二の信号から前記第一の信号を減算してスミアを補正するスミア補正部を備えるものである。
本発明の固体撮像素子は、列方向に並ぶ光電変換素子からなる複数の光電変換素子列と、前記各光電変換素子列に対応してその隣に1つずつ設けられた電荷転送部と、前記各光電変換素子の上方に設けられた複数種類のカラーフィルタとを備え、前記光電変換素子列に対する前記電荷転送部の位置関係は、全ての前記光電変換素子列で同じとなっており、前記複数の光電変換素子列は、複数種類の光電変換素子列を含み、前記複数種類の光電変換素子列は、各々に対応する前記電荷転送部の隣にある2つの前記光電変換素子列上方にある前記カラーフィルタのパターンがそれぞれ異なるものであり、前記複数の光電変換素子列は、前記複数種類の光電変換素子列を前記列方向に交差する行方向に並べたグループを前記行方向に複数並べた配置となっており、前記複数のグループの一部に含まれる各光電変換素子と当該各光電変換素子に対応する前記電荷転送部との間に設けられる電荷読み出し領域の形成位置と、前記複数のグループの残りに含まれる各光電変換素子と当該各光電変換素子に対応する前記電荷転送部との間に設けられる電荷読み出し領域の形成位置とが異なるものである。
本発明によれば、スミア補正を精度よく行うことが可能な撮像装置及び固体撮像素子を提供することができる。
本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図 図1に示したデジタルカメラにおける固体撮像素子5の概略構成を示す平面模式図 図2に示した固体撮像素子5における範囲Aの拡大図 図1に示したデジタルカメラの撮像時の垂直電荷転送部の状態を模式的に示した図 図1に示したデジタルカメラの第一の変形例のデジタルカメラに用いる固体撮像素子の平面模式図 図5に示した固体撮像素子5’の範囲Bの拡大図 図1に示したデジタルカメラの第二の変形例のデジタルカメラに用いる固体撮像素子の平面模式図 図7に示した固体撮像素子5’’の各光電変換素子上方に設けられるカラーフィルタと、その下方の垂直電荷転送部53との関係を示した図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の概略構成を示す図である。撮像装置としては、デジタルカメラ及びデジタルビデオカメラ等の撮像装置、電子内視鏡及びカメラ付携帯電話機等に搭載される撮像モジュール、等があり、ここではデジタルカメラを例にして説明する。
図示するデジタルカメラの撮像系は、撮影レンズ1と、CCD型の固体撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2と、赤外線カットフィルタ3と、光学ローパスフィルタ4とを備える。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12及び受光部13を制御し、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1の位置をフォーカス位置に調整したりズーム調整を行ったりし、絞り駆動部9を介し絞り2の開口量を制御して露光量調整を行う。
また、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して固体撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体像を撮像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、固体撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されたRGBの色信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7とを備え、これらはシステム制御部11によって制御される。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、補間演算やガンマ補正演算,RGB/YC変換処理等を行って画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、固体撮像素子5から出力された撮像信号のスミア補正を行うスミア補正部19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された液晶表示部23が接続される表示制御部22とを備える。メモリ制御部15、デジタル信号処理部17、圧縮伸張処理部18、スミア補正部19、外部メモリ制御部20、及び表示制御部22は、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
図2は、図1に示したデジタルカメラにおける固体撮像素子5の概略構成を示す平面模式図である。図2に示した固体撮像素子5は、複数の光電変換素子(光電変換素子51,52)と、複数の垂直電荷転送部53と、水平電荷転送部54と、出力部55とを備える。
複数の光電変換素子は、半導体基板表面の行方向Xとこれに直交する列方向Yに二次元状(図2の例では正方格子状)に配列されている。複数の光電変換素子は、列方向Yに並ぶ複数の光電変換素子からなる光電変換素子列を、行方向Xに複数並べた配置となっている。
図2では、固体撮像素子5の出力部55が設けられた側の端部(左端部)から行方向Xに数えて奇数列目にある光電変換素子列を構成する光電変換素子には符号51を付し、偶数列目にある光電変換素子列にある光電変換素子には符号52を付してある。
垂直電荷転送部53は、光電変換素子51,52に蓄積された電荷を列方向Yに転送するものであり、半導体基板内に形成された電荷転送チャネルと、この上方に設けられた複数の転送電極とで構成されている。
垂直電荷転送部53は、各光電変換素子列に隣接して(図の例では各光電変換素子列の左に隣接して)、各光電変換素子列に対応して1つずつ設けられている。つまり、光電変換素子列に対する垂直電荷転送部53の位置関係は、全ての光電変換素子列で同じとなっている。各光電変換素子列の各光電変換素子51,52に蓄積された電荷は、この各光電変換素子列に対応する左隣の垂直電荷転送部53に読み出されるようになっている。
水平電荷転送部54は、複数の垂直電荷転送部53を転送されてきた電荷を行方向Xに転送するものであり、半導体基板内に形成された電荷転送チャネルと、この上方に設けられた複数の転送電極とで構成されている。
出力部55は、水平電荷転送部54を転送されてきた電荷を、その電荷量に応じた電圧信号に変換して出力する。
図3は、図2に示した固体撮像素子5における範囲Aの拡大図である。
固体撮像素子5の垂直電荷転送部53は、半導体基板内に形成された列方向Yに延びる直線状の電荷転送チャネル53aと、この上方に設けられた転送電極V1〜V6とで構成されている。電荷転送チャネル53aは、例えばn型半導体基板上のpウェル層内に形成されたn型不純物層で構成されている。
光電変換素子51と光電変換素子52には、それぞれ3つの転送電極が対応して設けられている。
図3の例では、固体撮像素子5の水平電荷転送部54が設けられた側の端部とは反対側の端部(上端部)から列方向Yに数えて奇数行目の光電変換素子行の各光電変換素子51,52には、転送電極V1,V2,V3が対応して設けられている。また、偶数行目の光電変換素子行の各光電変換素子51,52には、転送電極V4,V5,V6が対応して設けられている。
各光電変換素子51,52には、各光電変換素子51,52からそれに対応する電荷転送チャネル53aに電荷を読み出すための電荷読み出し領域56が対応して設けられている。
奇数行目の光電変換素子行の各光電変換素子52に対応する電荷読み出し領域56は、当該光電変換素子52に対応する電荷転送チャネル53aの転送電極V1下方の領域と、当該光電変換素子52との間に形成されている。
奇数行目の光電変換素子行の各光電変換素子51に対応する電荷読み出し領域56は、当該光電変換素子51に対応する電荷転送チャネル53aの転送電極V3下方の領域と、当該光電変換素子51との間に形成されている。
偶数行目の光電変換素子行の各光電変換素子52に対応する電荷読み出し領域56は、当該光電変換素子52に対応する電荷転送チャネル53aの転送電極V4下方の領域と、当該光電変換素子52との間に形成されている。
偶数行目の光電変換素子行の各光電変換素子51に対応する電荷読み出し領域56は、当該光電変換素子51に対応する電荷転送チャネル53aの転送電極V6下方の領域と、当該光電変換素子51との間に形成されている。
転送電極V1〜V6には、撮像素子駆動部10から6相の駆動パルスが供給されるようになっている。駆動パルスには、電荷転送チャネル53aにバリアを形成するためのパルスVLと、電荷転送チャネル53aに電位井戸(電荷蓄積パケット)を形成するためのパルスVMと、光電変換素子51,52からこれに対応する電荷転送チャネル53aに電荷を読み出すためのパルスVHとが含まれる。パルスVLは例えば−8Vであり、パルスVMは例えば0Vであり、パルスVHは例えば15Vである。
転送電極V1は、奇数行目の光電変換素子行の各光電変換素子52に対応する電荷読み出し領域56にパルスVHを印加するための読み出し電極も兼ねている。転送電極V1にパルスVHが供給されることで、当該光電変換素子51から、これに対応する電荷転送チャネル53aに信号電荷が読み出される。
転送電極V3は、奇数行目の光電変換素子行の各光電変換素子51に対応する電荷読み出し領域56にパルスVHを印加するための読み出し電極も兼ねている。転送電極V3にパルスVHが供給されることで、当該光電変換素子51から、これに対応する電荷転送チャネル53aに信号電荷が読み出される。
転送電極V4は、偶数行目の光電変換素子行の各光電変換素子52に対応する電荷読み出し領域56にパルスVHを印加するための読み出し電極も兼ねている。転送電極V4にパルスVHが供給されることで、当該光電変換素子51から、これに対応する電荷転送チャネル53aに信号電荷が読み出される。
転送電極V6は、偶数行目の光電変換素子行の各光電変換素子51に対応する電荷読み出し領域56にパルスVHを印加するための読み出し電極も兼ねている。転送電極V6にパルスVHが供給されることで、当該光電変換素子51から、これに対応する電荷転送チャネル53aに信号電荷が読み出される。
次に、このように構成されたデジタルカメラのスミア補正動作について説明する。
図4は、図1に示したデジタルカメラの撮像時の垂直電荷転送部53の状態を模式的に示した図である。図4では、垂直電荷転送部53の電荷転送チャネル53aについては図示を省略している。
露光が終了すると、撮像素子駆動部10は、図4に示すように、転送電極V1,V4にパルスVMを供給し、転送電極V2,V3,V5,V6にパルスVLを供給して、各光電変換素子51,52に対応する電荷転送チャネル53aの、各光電変換素子51,52に対応する位置に、電荷蓄積パケットを形成する。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V1,V4に読み出しパルスを供給して、偶数列の光電変換素子列の各光電変換素子52に蓄積された信号電荷を、当該各光電変換素子52に対応する電荷転送チャネル53aに読み出す。
このとき、奇数列の光電変換素子列の各光電変換素子51からは信号電荷が読み出されないため、この各光電変換素子51に対応する電荷蓄積パケット内には、スミア電荷だけが蓄積される。
偶数列の光電変換素子列の各光電変換素子52に対応する電荷蓄積パケット内には、スミア電荷の他に、当該各光電変換素子52から読み出された信号電荷が蓄積される。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V1〜V6にパルスを供給して、電荷蓄積パケットを列方向に転送し、この電荷蓄積パケットに蓄積された電荷に応じた信号を、出力部55から出力させる。
このようにして固体撮像素子5から出力された撮像信号はメインメモリ16に記憶される。
次に、スミア補正部19が、メインメモリ16に記憶された撮像信号のうち、偶数列の光電変換素子列の各光電変換素子52に対応する電荷蓄積パケットに蓄積された電荷(信号電荷+スミア電荷)に応じた撮像信号から、奇数列の光電変換素子列の各光電変換素子51に対応する電荷蓄積パケットに蓄積された電荷(スミア電荷)に応じたスミア信号を減算して、撮像信号に対してスミア補正を実施する。
より具体的には、スミア補正部19は、光電変換素子52から得た撮像信号から、この光電変換素子52に行方向Xで隣接(図2に示した例では左に隣接)する光電変換素子51に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を減算する。
このように、光電変換素子51から得た撮像信号については、この光電変換素子51に最も近い、列方向Yで同一位置にある光電変換素子51に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を補正データとして、当該撮像信号から当該スミア信号を減算することで、精度の高いスミア補正を実施することができる。
スミア補正後は、デジタル信号処理部17が、スミア補正後の撮像信号を処理して画像データを生成する。生成された画像データは記録媒体21に記録される。
なお、ここでは、固体撮像素子5に含まれる光電変換素子のうちの半分から得られる撮像信号のみを用いて画像データを生成する例を説明したが、これに限らない。例えば、撮像素子駆動部10は、露光終了後、まず、第一フィールドでは、図4に示したような駆動を行って、偶数列の光電変換素子52から撮像信号を読み出し、奇数列の光電変換素子51からスミア信号を読み出す。第二フィールドでは、奇数列の光電変換素子51から撮像信号を読み出し、偶数列の光電変換素子52からスミア信号を読み出す。
そして、スミア補正部19は、偶数列の光電変換素子52から得た撮像信号を、奇数列の光電変換素子51から得たスミア信号を用いてスミア補正し、奇数列の光電変換素子51から得た撮像信号を、偶数列の光電変換素子52から得たスミア信号を用いてスミア補正する。そして、スミア補正後の撮像信号から画像データを生成してもよい。
以上のように、図1に示したデジタルカメラによれば、隣接する光電変換素子51と光電変換素子52のうちの一方からは撮像信号を読み出し、他方(に対応する電荷蓄積パケット)からはスミア信号を読み出すことができる。このデジタルカメラでは、光電変換素子51を含む光電変換素子列とこれに対応する垂直電荷転送部53の位置関係と、光電変換素子52を含む光電変換素子列とこれに対応する垂直電荷転送部53の位置関係とが同じになっているため、各垂直電荷転送部53でその左右の構造が同じになる。この結果、隣接する光電変換素子51と光電変換素子52のうちの一方から得た撮像信号に含まれるスミア信号と、他方から得られたスミア信号との相関性を高めることができ、高精度のスミア補正を実施することが可能となる。
なお、撮像信号を得るための光電変換素子列と、スミア信号を得るための光電変換素子列とを、行方向Xに交互に設定したが、これに限らない。例えば、行方向Xに並ぶ光電変換素子列のうち、2つおきの光電変換素子列から撮像信号を読み出し、残り2つおきの光電変換素子列からスミア信号を読み出すように電荷読み出し領域56を形成しておいてもよい。
また、撮像信号を得るための光電変換素子列と、スミア信号を得るための光電変換素子列との数は同一でなくてもよい。例えば、行方向Xに並ぶ光電変換素子列のうち、2つに1つの割合でスミア信号を得るための光電変換素子列が存在するように、電荷読み出し領域56を形成してもよい。より具体的には、行方向Xに並ぶ光電変換素子列のうち、1,2番目を撮像信号を得るための光電変換素子列とし、3番目をスミア信号を得るための光電変換素子列とし、4,5番目を撮像信号を得るための光電変換素子列とし、6番目をスミア信号を得るための光電変換素子列とする。この場合、1,2番目の光電変換素子列から得た信号を、3番目の光電変換素子列から得た信号を用いてスミア補正すればよい。
次に、図1に示したデジタルカメラの変形例を説明する。
(第一の変形例)
図5は、図1に示したデジタルカメラの第一の変形例のデジタルカメラに用いる固体撮像素子の平面模式図である。
図5に示した固体撮像素子5’は、各光電変換素子51,52の上方に複数種類のカラーフィルタを搭載した点と、電荷読み出し領域56の配置位置を変えた点が、図2に示した固体撮像素子5とは異なる。
このカラーフィルタは、赤色(R)を透過するカラーフィルタCRと、青色(B)を透過するカラーフィルタCBと、緑色(G)を透過するカラーフィルタCGとを含み、これらのカラーフィルタCR,CB,CGが、全体としてベイヤ状に配列されている。
奇数列の光電変換素子列の上方には、固体撮像素子5’の上端部から列方向Yに向かって、カラーフィルタCRとカラーフィルタCGを、カラーフィルタCRを先頭にして交互に並べたパターン(以下、RGパターンという)で、カラーフィルタが設けられている。
また、偶数列の光電変換素子列の上方には、固体撮像素子5’の上端部から列方向Yに向かって、カラーフィルタCGとカラーフィルタCBを、カラーフィルタCGを先頭にして交互に並べたパターン(以下、GBパターンという)で、カラーフィルタが設けられている。
各カラーフィルタは、平面視において、その下方の光電変換素子51,52の両隣にある垂直電荷転送部53の一部とも重なっている。例えば、偶数列の光電変換素子列に対応する垂直電荷転送部53の上方には、その左側にRGパターンのカラーフィルタが配置され、その右側にGBパターンのカラーフィルタが配置されている。また、奇数列の光電変換素子列に対応する垂直電荷転送部53の上方には、その左側にGBパターンのカラーフィルタが配置され、その右側にRGパターンのカラーフィルタが配置されている。
図6は、図5に示した固体撮像素子5’の範囲Bの拡大図である。図6では、カラーフィルタについては図示を省略し、各光電変換素子に対し、その上方にあるカラーフィルタの色に対応する文字R,G,Bを記してある。
図5に示した固体撮像素子5’の左端から数えて、(4n−3)番目(nは1以上の自然数)と(4n−2)番目にある光電変換列の各光電変換素子51,52のうち、奇数行目の光電変換素子51,52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V3の下方(図6では電極V3と電荷読み出し領域56を重ねて図示はしていない)に形成され、偶数行目の光電変換素子51,52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V6の下方(図6では電極V6と電荷読み出し領域56を重ねて図示はしていない)に形成されている。
図5に示した固体撮像素子5’の左端から数えて、(4n−1)番目(nは1以上の自然数)と(4n)番目にある光電変換列の各光電変換素子51,52のうち、奇数行目の光電変換素子51,52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V1の下方(図6では電極V1と電荷読み出し領域56を重ねて図示はしていない)に形成され、偶数行目の光電変換素子51,52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V4の下方(図6では電極V4と電荷読み出し領域56を重ねて図示はしていない)に形成されている。
このような構成になっていることで、固体撮像素子5’からは、2つの光電変換素子列おきに、撮像信号を得ることができ、残りの2つの光電変換素子列おきに、スミア信号を得ることができる。
この固体撮像素子5’は、光電変換素子列を、それに対応する電荷読み出し領域56の位置の違いによって分類すると、転送電極V3,V6下に電荷読み出し領域56が設けられるグループと、転送電極V1,V4下に電荷読み出し領域56が設けられるグループとに分けることができる。
つまり、固体撮像素子5’は、左端から数えて(4n−3)番目と(4n−2)番目にある光電変換素子列の組み合わせを第一のグループとし、左端から数えて(4n−1)番目と(4n)番目にある光電変換素子列の組み合わせを第二のグループとすると、第一のグループと第二のグループを行方向Xに交互に配置した構成となっている。
また、各グループに含まれる2つの光電変換素子列は、それに対応する垂直電荷転送部53に発生するスミア量の違いによって、2つの種類に分類することができる。
例えば、第一のグループに含まれる2つの光電変換素子列のうち、奇数列の光電変換素子列(以下、第一の光電変換素子列という)は、そこに対応する垂直電荷転送部53の両隣にある2つの光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンが左にGBパターン、右にRGパターンとなっている。これに対し、第一のグループに含まれる2つの光電変換素子列のうち、偶数列の光電変換素子列(以下、第二の光電変換素子列という)は、そこに対応する垂直電荷転送部53の両隣にある2つの光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンが左にRGパターン、右にGBパターンとなっている。
このように、隣接する垂直電荷転送部53であっても、両隣にある光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンの組み合わせが異なる垂直電荷転送部53同士では、垂直電荷転送部53に入射する光量が変化するため、スミアの発生量が異なる。したがって、第一の光電変換素子列と第二の光電変換素子列は、それぞれ、それに対応する垂直電荷転送部53で発生するスミア量が異なった、異なる種類であるということができる。
これらをまとめると、図5に示した固体撮像素子5’は、第一の光電変換素子列と第二の光電変換素子列を行方向Xにこの順に並べた第一のグループと、第一の光電変換素子列と第二の光電変換素子列を行方向Xにこの順に並べた第二のグループとを、行方向Xに交互に並べたものとなっている。なお、第一のグループと第二のグループを合わせたグループの総数は、(2×m)個(mは1以上の自然数)となっていればよい。
次に、この変形例のデジタルカメラのスミア補正動作について説明する。
露光が終了すると、撮像素子駆動部10は、転送電極V3,V6にパルスVMを供給し、転送電極V1,V2,V4,V5にパルスVLを供給して、各光電変換素子51,52に対応する電荷転送チャネル53aの、各光電変換素子51,52に対応する位置(電極V3,V6下方の位置)に、電荷蓄積パケットを形成する。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V3,V6に読み出しパルスを供給して、第一のグループの各光電変換素子51,52に蓄積された信号電荷を、当該各光電変換素子51,52に対応する電荷転送チャネル53aに読み出す。
このとき、第二のグループの各光電変換素子51,52からは信号電荷が読み出されないため、この各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケット内には、スミア電荷だけが蓄積される。
第一のグループの各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケット内には、スミア電荷の他に、当該各光電変換素子51,52から読み出された信号電荷が蓄積される。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V1〜V6にパルスを供給して、電荷蓄積パケットを列方向に転送し、この電荷蓄積パケットに蓄積された電荷に応じた信号を、出力部55から出力させる。
このようにして固体撮像素子5’から出力された撮像信号はメインメモリ16に記憶される。
次に、スミア補正部19が、メインメモリ16に記憶された撮像信号に対してスミア補正を実施する。具体的には、スミア補正部19は、第一のグループに含まれる各光電変換素子列の各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケットに蓄積された電荷に応じた撮像信号から、その第一のグループの隣にある第二のグループに含まれる当該各光電変換素子列と同一種類の光電変換素子列の各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケットに蓄積された電荷に応じた信号を減算してスミア補正を行う。
図6を使用して説明すると、第一のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左側の光電変換素子列(図6の左端の光電変換素子列)の各光電変換素子51から得た撮像信号については、この第一のグループの右隣の第二のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左側の光電変換素子列(図6の左端から3番目の光電変換素子列)のうち、当該各光電変換素子51と列方向Yで同一位置の光電変換素子51に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を補正データとする。そして、当該撮像信号から当該スミア信号を減算してスミア補正を実施する。
また、第一のグループに含まれる光電変換素子列のうちの右側の光電変換素子列(図6の左端から2番目の光電変換素子列)の各光電変換素子52から得た撮像信号については、この第一のグループの右隣の第二のグループに含まれる光電変換素子列のうちの右側の光電変換素子列(図6の左端から4番目の光電変換素子列)のうち、当該各光電変換素子52と列方向Yで同一位置の光電変換素子52に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を補正データとする。そして、当該撮像信号から当該スミア信号を減算してスミア補正を実施する。
このようにすることで、ある光電変換素子列から読み出した撮像信号を、その光電変換素子列に対応する垂直電荷転送部53とほぼ同等のスミアを発生する周辺の垂直電荷転送部53から得たスミア信号で補正することになる。このため、精度の高いスミア補正が可能となる。
(第二の変形例)
図7は、図1に示したデジタルカメラの第二の変形例のデジタルカメラに用いる固体撮像素子の平面模式図である。
図7に示した固体撮像素子5’’は、各光電変換素子51,52の上方に複数種類のカラーフィルタを搭載した点と、奇数列の光電変換素子列を偶数列の光電変換素子列に対し、光電変換素子列の列方向配列ピッチの1/2だけ列方向にずらした点と、垂直電荷転送部53を列方向に蛇行しながら延びる形状とした点と、垂直電荷転送部53を、対応する光電変換素子列の右隣に配置した点と、電荷読み出し領域56の配置位置を変更した点とが、図2に示した固体撮像素子5とは異なる。
なお、図7では、奇数列の光電変換素子列と偶数列の光電変換素子列を列方向にずらした関係上、各光電変換素子51,52の形状は変えて図示してある。また、図7では、電荷読み出し領域56を模式的に矢印で示してある。また、この固体撮像素子5’’では、垂直電荷転送部53の電荷転送チャネル53a上方に設ける転送電極を、転送電極V1〜V8とし、垂直電荷転送部53が8相駆動されるものとしている。以下、固体撮像素子5’’の構成をより詳細に説明する。
固体撮像素子5’’の各光電変換素子51,52の上方には、複数種類のカラーフィルタが設けられている。
このカラーフィルタは、赤色(R)を透過するカラーフィルタCRと、青色(B)を透過するカラーフィルタCBと、緑色(G)を透過するカラーフィルタCGとを含む。図7では、カラーフィルタCRを上方にもつ光電変換素子51には“R1”を記載し、カラーフィルタCRを上方にもつ光電変換素子52には“R2”を記載し、カラーフィルタCGを上方にもつ光電変換素子51には“G1”を記載し、カラーフィルタCGを上方にもつ光電変換素子52には“G2”を記載し、カラーフィルタCBを上方にもつ光電変換素子51には“B1”を記載し、カラーフィルタCBを上方にもつ光電変換素子52には“B2”を記載してある。
図7に示したように、光電変換素子51の上方に設けられるカラーフィルタは、全体としてベイヤ状に配列されている。また、光電変換素子52の上方に設けられるカラーフィルタも、全体としてベイヤ状に配列されている。
図7に示した固体撮像素子5’’の左端から数えて(4n−3)番目と(4n−2)番目の各光電変換素子列の上方には、固体撮像素子5’’の上端部から列方向Yに向かって、カラーフィルタCRとカラーフィルタCGを、カラーフィルタCRを先頭にして交互に並べたRGパターンで、カラーフィルタが設けられている。
また、図7に示した固体撮像素子5’’の左端から数えて(4n−1)番目と(4n)番目の各光電変換素子列の上方には、固体撮像素子5’’の上端部から列方向Yに向かって、カラーフィルタCGとカラーフィルタCBを、カラーフィルタCGを先頭にして交互に並べたGBパターンで、カラーフィルタが設けられている。
図7に示した固体撮像素子5’’の左端から数えて、(8n−7)番目と(8n−5)番目とにある光電変換列の各光電変換素子51のうち、奇数行目の光電変換素子51については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V3の下方に形成され、偶数行目の光電変換素子51については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V7の下方に形成されている。
図7に示した固体撮像素子5’’の左端から数えて、(8n−6)番目と(8n−4)番目とにある光電変換列の各光電変換素子52のうち、奇数行目の光電変換素子52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V5の下方に形成され、偶数行目の光電変換素子52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V1の下方に形成されている。
図7に示した固体撮像素子5’’の左端から数えて、(8n−3)番目と(8n−1)番目とにある光電変換列の各光電変換素子51のうち、奇数行目の光電変換素子51については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V2の下方に形成され、偶数行目の光電変換素子51については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V6の下方に形成されている。
図7に示した固体撮像素子5’’の左端から数えて、(8n−2)番目と(8n)番目とにある光電変換列の各光電変換素子52のうち、奇数行目の光電変換素子52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V4の下方に形成され、偶数行目の光電変換素子52については、それに対応する電荷読み出し領域56が、転送電極V8の下方に形成されている。
このような構成になっていることで、固体撮像素子5’ ’からは、4つの光電変換素子列おきに撮像信号を得ることができ、残りの4つの光電変換素子列おきにスミア信号を得ることができる。
この固体撮像素子5’ ’は、光電変換素子列を、それに対応する電荷読み出し領域56の位置の違いによって分類すると、転送電極V1,V3,V5,V7下に電荷読み出し領域56が設けられるグループと、転送電極V2,V4,V6,V8下に電荷読み出し領域56が設けられるグループとに分けることができる。
つまり、固体撮像素子5’ ’は、左端から数えて(8n−7)番目と(8n−6)番目と(8n−5)番目と(8n−4)番目にある光電変換素子列の組み合わせを第一のグループとし、左端から数えて(8n−3)番目と(8n−2)番目と(8n−1)番目と(8n)番目にある光電変換素子列の組み合わせを第二のグループとすると、第一のグループと第二のグループを行方向Xに交互に配置した構成となっている。
図8は、図7に示した固体撮像素子5’’の各光電変換素子上方に設けられるカラーフィルタと、その下方の垂直電荷転送部53との関係を示した図である。
図8に示すように、各カラーフィルタCR,CG,CBは、それぞれ平面視において、その下方の光電変換素子51,52の両隣にある垂直電荷転送部53の一部とも重なっている。このため、各垂直電荷転送部53は、その両隣にある光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンによって、発生するスミア量が異なる。
したがって、固体撮像素子5’’の各グループに含まれる4つの光電変換素子列は、それに対応する垂直電荷転送部53に発生するスミア量の違いによって、4つの種類に分類することができる。
例えば、第二のグループに含まれる4つの光電変換素子列のうち、左端の光電変換素子列(以下、第一の光電変換素子列という)は、そこに対応する垂直電荷転送部53の両隣にある2つの光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンが左にRGパターン、右にRGパターンとなっている。
また、第二のグループに含まれる4つの光電変換素子列のうち、左端から2番目の光電変換素子列(以下、第二の光電変換素子列という)は、そこに対応する垂直電荷転送部53の両隣にある2つの光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンが左にRGパターン、右にGBパターンとなっている。
また、第二のグループに含まれる4つの光電変換素子列のうち、左端から3番目の光電変換素子列(以下、第三の光電変換素子列という)は、そこに対応する垂直電荷転送部53の両隣にある2つの光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンが左にGBパターン、右にGBパターンとなっている。
また、第二のグループに含まれる4つの光電変換素子列のうち、左端から4番目の光電変換素子列(以下、第四の光電変換素子列という)は、そこに対応する垂直電荷転送部53の両隣にある2つの光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンが左にGBパターン、右にRGパターンとなっている。
このように、両隣にある光電変換素子列上方のカラーフィルタのパターンの組み合わせが異なる垂直電荷転送部53同士では、垂直電荷転送部53に入射する光量が変化するため、スミアの発生量が異なる。したがって、第一〜第四の光電変換素子列は、それぞれ、それに対応する垂直電荷転送部53で発生するスミア量が異なった、異なる種類であるということができる。
これらをまとめると、図7に示した固体撮像素子5’ ’は、第一〜第四の光電変換素子列を行方向Xにこの順に並べた第一のグループと、第一〜第四の光電変換素子列を行方向Xにこの順に並べた第二のグループとを、行方向Xに交互に並べたものとなっている。なお、第一のグループと第二のグループを合わせたグループの総数は、(2×m)個(mは1以上の自然数)となっていればよい。
次に、この変形例のデジタルカメラのスミア補正動作について説明する。
露光が終了すると、撮像素子駆動部10は、転送電極V1,V3,V5,V7にパルスVMを供給し、転送電極V2,V4,V6,V8にパルスVLを供給して、各光電変換素子51,52に対応する電荷転送チャネル53aの、各光電変換素子51,52に対応する位置(転送電極V1,V3,V5,V7の下方)に、電荷蓄積パケットを形成する。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V1,V3,V5,V7に読み出しパルスを供給して、第一のグループの各光電変換素子51,52に蓄積された信号電荷を、当該各光電変換素子51,52に対応する電荷転送チャネル53aに読み出す。
このとき、第二のグループの各光電変換素子51,52からは信号電荷が読み出されないため、この各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケット内には、スミア電荷だけが蓄積される。
第一のグループの各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケット内には、スミア電荷の他に、当該各光電変換素子51,52から読み出された信号電荷が蓄積される。
次に、撮像素子駆動部10は、転送電極V1〜V8にパルスを供給して、電荷蓄積パケットを列方向に転送し、この電荷蓄積パケットに蓄積された電荷に応じた信号を、出力部55から出力させる。
このようにして固体撮像素子5’’から出力された撮像信号はメインメモリ16に記憶される。
次に、スミア補正部19が、メインメモリ16に記憶された撮像信号に対してスミア補正を実施する。
具体的には、スミア補正部19は、第一のグループに含まれる各光電変換素子列の各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケットに蓄積された電荷に応じた撮像信号から、その第一のグループの隣にある第二のグループに含まれる当該各光電変換素子列と同一種類の光電変換素子列の各光電変換素子51,52に対応する電荷蓄積パケットに蓄積された電荷に応じた信号を減算してスミア補正を行う。
図7を使用して説明すると、第一のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端の光電変換素子列の各光電変換素子51から得た撮像信号については、この第一のグループの右隣の第二のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端の光電変換素子列のうち、当該各光電変換素子51と列方向Yで同一位置の光電変換素子51に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を補正データとする。そして、当該撮像信号から当該スミア信号を減算してスミア補正を実施する。
また、第一のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端から2番目の光電変換素子列の各光電変換素子52から得た撮像信号については、この第一のグループの右隣の第二のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端から2番目の光電変換素子列のうち、当該各光電変換素子52と列方向Yで同一位置の光電変換素子52に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を補正データとする。そして、当該撮像信号から当該スミア信号を減算してスミア補正を実施する。
また、第一のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端から3番目の光電変換素子列の各光電変換素子51から得た撮像信号については、この第一のグループの右隣の第二のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端から3番目の光電変換素子列のうち、当該各光電変換素子51と列方向Yで同一位置の光電変換素子51に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を補正データとする。そして、当該撮像信号から当該スミア信号を減算してスミア補正を実施する。
また、第一のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端から4番目の光電変換素子列の各光電変換素子52から得た撮像信号については、この第一のグループの右隣の第二のグループに含まれる光電変換素子列のうちの左端から4番目の光電変換素子列のうち、当該各光電変換素子52と列方向Yで同一位置の光電変換素子52に対応する電荷蓄積パケットから得たスミア信号を補正データとする。そして、当該撮像信号から当該スミア信号を減算してスミア補正を実施する。
このようにすることで、ある光電変換素子列から読み出した撮像信号を、その光電変換素子列に対応する垂直電荷転送部53とほぼ同等のスミアを発生する周辺の垂直電荷転送部53から得たスミア信号で補正することになる。このため、精度の高いスミア補正が可能となる。
なお、以上の説明では、第一のグループから得た撮像信号を、その第一のグループに隣接する第二のグループから得たスミア信号で補正するものとしたが、これに限らない。例えば、第一のグループから得た撮像信号を、その第一のグループの2つ隣の第二のグループから得たスミア信号で補正してもよい。つまり、第一のグループの周辺の第二のグループから得たスミア信号でスミア補正を行えばよい。
また、固体撮像素子5’と固体撮像素子5’’では、第一のグループと第二のグループを交互に(2×m)個並べたものとして扱ったが、これに限らない。例えば、行方向Xに並ぶグループの数を複数とし、2つおきのグループが第一のグループとなり、残り2つおきのグループが第二のグループとなるように、電荷読み出し領域56を配置してもよい。この場合には、第一のグループに対しては、その第一のグループの2つ隣の第二のグループから得た信号を用いてスミア補正すればよい。
また、第一のグループと第二のグループの数は同じでなくてもよい。例えば、2つの第一のグループに対して1つの第二のグループが存在するように、電荷読み出し領域56を形成してもよい。より具体的には、行方向Xに並ぶ複数のグループのうち、1,2番目を第一のグループとし、3番目を第二のグループとし、4,5番目を第一のグループにし、6番目を第二のグループにする。この場合、上述した例では、1,2番目の第一のグループの各々に対しては、3番目の第二のグループから得た信号を用いてスミア補正すればよい。
以上説明してきたように、本明細書には次の事項が開示されている。
開示された撮像装置は、固体撮像素子と前記固体撮像素子を駆動する駆動部とを有する撮像装置であって、前記固体撮像素子は、列方向に並ぶ光電変換素子からなる複数の光電変換素子列と、前記各光電変換素子列に対応してその隣に1つずつ設けられた電荷転送部とを含み、前記光電変換素子列に対する前記電荷転送部の位置関係は、全ての前記光電変換素子列で同じとなっており、前記駆動部は、全ての前記光電変換素子列の一部に対応する前記電荷転送部に、当該一部の前記光電変換素子列から電荷を読み出さない状態で蓄積された電荷に応じた第一の信号を前記固体撮像素子から出力させ、前記全ての前記光電変換素子列の残りに対応する前記電荷転送部に、当該残りの前記光電変換素子列から電荷を読み出した状態で蓄積された電荷に応じた第二の信号を前記固体撮像素子から出力させ、前記第二の信号から前記第一の信号を減算してスミアを補正するスミア補正部を備えるものである。
この構成により、光電変換素子列とこれに対応する電荷転送部の位置関係とが全ての光電変換素子列で同じになっているため、電荷を読み出さない光電変換素子列からは、電荷を読み出した光電変換素子列から得た信号に含まれるスミア量に相当する信号を得ることができる。このため、このスミア量を用いて、第二の信号のスミア補正を精度よく行うことができる。
開示された撮像装置は、前記各光電変換素子の上方には複数種類のカラーフィルタが設けられ、前記複数の光電変換素子列は、複数種類の光電変換素子列を含み、前記複数種類の光電変換素子列は、各々に対応する前記電荷転送部の隣にある2つの前記光電変換素子列上方にある前記カラーフィルタのパターンがそれぞれ異なるものであり、前記複数の光電変換素子列は、前記複数種類の光電変換素子列を前記行方向に並べたグループを前記行方向に複数並べた配置となっており、前記一部の光電変換素子列が前記複数のグループの一部に含まれる前記光電変換素子列であり、前記残りの光電変換素子列が前記一部以外の前記グループに含まれる前記光電変換素子列であるものである。
この構成により、カラー撮像を行う場合でも、精度の高いスミア補正が可能となる。
開示された撮像装置は、前記複数の光電変換素子列は、前記グループを前記行方向に(2×m)個(mは1以上の自然数)並べた配置となっており、前記(2×m)個のグループの1つおきを第一のグループとし、残りを第二のグループとしたとき、前記複数のグループの一部が前記第一のグループであり、前記一部以外の前記グループが前記第二のグループであるものである。
この構成により、カラー撮像を行う場合でも、精度の高いスミア補正が可能となる。
開示された撮像装置は、前記複数の光電変換素子列のうちの奇数列が偶数列に対し、前記各光電変換素子の前記列方向配列ピッチの1/2だけ列方向にずれており、前記奇数列の各光電変換素子と前記偶数列の各光電変換素子の各々の上方の前記カラーフィルタはベイヤ配列となっており、前記グループには4種類の前記光電変換素子列が含まれるものである。
開示された撮像装置は、前記一部の光電変換素子列が、前記全ての光電変換素子列の1つおきであり、前記残りの光電変換素子列が、前記全ての光電変換素子列の残り1つおきであるものである。
この構成により、例えば列方向に交差する方向に信号を間引いて第二の信号を読み出しながら、同時に第一の信号も得ることができる。このため、信号読み出し速度を速めることができる。
開示された固体撮像素子は、列方向に並ぶ光電変換素子からなる複数の光電変換素子列と、前記各光電変換素子列に対応してその隣に1つずつ設けられた電荷転送部と、前記各光電変換素子の上方に設けられた複数種類のカラーフィルタとを備え、前記光電変換素子列に対する前記電荷転送部の位置関係は、全ての前記光電変換素子列で同じとなっており、前記複数の光電変換素子列は、複数種類の光電変換素子列を含み、前記複数種類の光電変換素子列は、各々に対応する前記電荷転送部の隣にある2つの前記光電変換素子列上方にある前記カラーフィルタのパターンがそれぞれ異なるものであり、前記複数の光電変換素子列は、前記複数種類の光電変換素子列を前記列方向に交差する行方向に並べたグループを前記行方向に複数並べた配置となっており、前記複数のグループの一部に含まれる各光電変換素子と当該各光電変換素子に対応する前記電荷転送部との間に設けられる電荷読み出し領域の形成位置と、前記複数のグループの残りに含まれる各光電変換素子と当該各光電変換素子に対応する前記電荷転送部との間に設けられる電荷読み出し領域の形成位置とが異なるものである。
この構成により、光電変換素子列とこれに対応する電荷転送部の位置関係とが全ての光電変換素子列で同じになっているため、電荷を読み出さない光電変換素子列からは、電荷を読み出した光電変換素子列から得た信号に含まれるスミア量に相当する信号を得ることができる。このため、このスミア量を用いて、電荷を読み出した光電変換素子列から得た信号のスミア補正を精度よく行うことができる。
開示された撮像装置は、前記複数の光電変換素子列は、前記グループを前記行方向に(2×m)個(mは1以上の自然数)並べた配置となっており、前記(2×m)個のグループのうちの1つおきのグループを第一のグループとし、残りの1つおきのグループを第二のグループとしたとき、前記複数のグループの一部が前記第一のグループであり、前記複数のグループの残りが前記第二のグループであるものである。
この構成により、カラー撮像を行う場合でも、精度の高いスミア補正が可能となる。
開示された撮像装置は、前記複数の光電変換素子列のうちの奇数列が偶数列に対し、前記各光電変換素子の前記列方向配列ピッチの1/2だけ前記列方向にずれており、前記グループが4種類の光電変換素子列を前記行方向に並べたグループとなっているものである。
開示された撮像装置は、前記奇数列の各光電変換素子と前記偶数列の各光電変換素子の各々の上方の前記カラーフィルタの配列がベイヤ配列となっているものである。
5 固体撮像素子
10 撮像素子駆動部
51,52 光電変換素子
53 垂直電荷転送部
54 水平電荷転送部
19 スミア補正部

Claims (9)

  1. 固体撮像素子と前記固体撮像素子を駆動する駆動部とを有する撮像装置であって、
    前記固体撮像素子は、列方向に並ぶ光電変換素子からなる複数の光電変換素子列と、前記各光電変換素子列に対応してその隣に1つずつ設けられた電荷転送部とを含み、
    前記光電変換素子列に対する前記電荷転送部の位置関係は、全ての前記光電変換素子列で同じとなっており、
    前記駆動部は、全ての前記光電変換素子列の一部に対応する前記電荷転送部に、当該一部の前記光電変換素子列から電荷を読み出さない状態で蓄積された電荷に応じた第一の信号を前記固体撮像素子から出力させ、前記全ての前記光電変換素子列の残りに対応する前記電荷転送部に、当該残りの前記光電変換素子列から電荷を読み出した状態で蓄積された電荷に応じた第二の信号を前記固体撮像素子から出力させ、
    前記第二の信号から前記第一の信号を減算してスミアを補正するスミア補正部を備える撮像装置。
  2. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記各光電変換素子の上方には複数種類のカラーフィルタが設けられ、
    前記複数の光電変換素子列は、複数種類の光電変換素子列を含み、
    前記複数種類の光電変換素子列は、各々に対応する前記電荷転送部の隣にある2つの前記光電変換素子列上方にある前記カラーフィルタのパターンがそれぞれ異なるものであり、
    前記複数の光電変換素子列は、前記複数種類の光電変換素子列を前記行方向に並べたグループを前記行方向に複数並べた配置となっており、
    前記一部の光電変換素子列が前記複数のグループの一部に含まれる前記光電変換素子列であり、前記残りの光電変換素子列が前記一部以外の前記グループに含まれる前記光電変換素子列である撮像装置。
  3. 請求項2記載の撮像装置であって、
    前記複数の光電変換素子列は、前記グループを前記行方向に(2×m)個(mは1以上の自然数)並べた配置となっており、
    前記(2×m)個のグループの1つおきを第一のグループとし、残りを第二のグループとしたとき、
    前記複数のグループの一部が前記第一のグループであり、前記一部以外の前記グループが前記第二のグループである撮像装置。
  4. 請求項3記載の撮像装置であって、
    前記複数の光電変換素子列のうちの奇数列が偶数列に対し、前記各光電変換素子の前記列方向配列ピッチの1/2だけ列方向にずれており、
    前記奇数列の各光電変換素子と前記偶数列の各光電変換素子の各々の上方の前記カラーフィルタはベイヤ配列となっており、
    前記グループには4種類の前記光電変換素子列が含まれる撮像装置。
  5. 請求項1記載の撮像装置であって、
    前記一部の光電変換素子列が、前記全ての光電変換素子列の1つおきであり、前記残りの光電変換素子列が、前記全ての光電変換素子列の残り1つおきである撮像装置。
  6. 列方向に並ぶ光電変換素子からなる複数の光電変換素子列と、
    前記各光電変換素子列に対応してその隣に1つずつ設けられた電荷転送部と、
    前記各光電変換素子の上方に設けられた複数種類のカラーフィルタとを備え、
    前記光電変換素子列に対する前記電荷転送部の位置関係は、全ての前記光電変換素子列で同じとなっており、
    前記複数の光電変換素子列は、複数種類の光電変換素子列を含み、
    前記複数種類の光電変換素子列は、各々に対応する前記電荷転送部の隣にある2つの前記光電変換素子列上方にある前記カラーフィルタのパターンがそれぞれ異なるものであり、
    前記複数の光電変換素子列は、前記複数種類の光電変換素子列を前記列方向に交差する行方向に並べたグループを前記行方向に複数並べた配置となっており、
    前記複数のグループの一部に含まれる各光電変換素子と当該各光電変換素子に対応する前記電荷転送部との間に設けられる電荷読み出し領域の形成位置と、前記複数のグループの残りに含まれる各光電変換素子と当該各光電変換素子に対応する前記電荷転送部との間に設けられる電荷読み出し領域の形成位置とが異なる固体撮像素子。
  7. 請求項6記載の固体撮像素子であって、
    前記複数の光電変換素子列は、前記グループを前記行方向に(2×m)個(mは1以上の自然数)並べた配置となっており、
    前記(2×m)個のグループのうちの1つおきのグループを第一のグループとし、残りの1つおきのグループを第二のグループとしたとき、
    前記複数のグループの一部が前記第一のグループであり、前記複数のグループの残りが前記第二のグループである固体撮像素子。
  8. 請求項7記載の固体撮像素子であって、
    前記複数の光電変換素子列のうちの奇数列が偶数列に対し、前記各光電変換素子の前記列方向配列ピッチの1/2だけ前記列方向にずれており、
    前記グループが4種類の光電変換素子列を前記行方向に並べたグループとなっている固体撮像素子。
  9. 請求項8記載の固体撮像素子であって、
    前記奇数列の各光電変換素子と前記偶数列の各光電変換素子の各々の上方の前記カラーフィルタの配列がベイヤ配列となっている固体撮像素子。
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