JP2011186855A - 質問推薦装置及び方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 インターネット上のQAサービスにおいて、ユーザが回答すれば質問者に対して良回答として選択される可能性の高い質問を推薦する。
【解決手段】 本発明は、ユーザ毎に質問の単語に対する回答の知識量を知識情報テーブルに格納しておき、良い回答として選ばれた場合には、良知識情報テーブルに反映させ、質問の単語の重みを計算し、重みに単語の知識を乗じることで、ユーザと質問の関連の強さ(知識合致度テーブルのscore0)と良い回答に限ったユーザと質問との関連の強さ(良知識合致度テーブルのscore1)との荷重和を求め推薦スコアを求め、上位N件の質問を選択する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、質問推薦装置及び方法及びプログラムに係り、特に、インターネット上のQA(Question/Answer)サービスで提供されるユーザ間の質問回答における、質問推薦装置及び方法及びプログラムに関する。
情報推薦の手法はいくつも提案されている。例えば、ニュース記事を推薦するために、各ニュース記事についてユーザに5段階の評価をつけさせ、過去の評価履歴を見てユーザ間の嗜好の類似度を測り、嗜好が似たユーザの好むニュース記事を推薦する手法が提案されている(例えば、非特許文献1参照)。
また、上記の手法と同様に、各情報に対してユーザに評価をつけさせ、過去の評価履歴でユーザが評価している情報に含まれるテキストに着目する。そのテキストがユーザの興味を反映していると考え、そのテキストと同じような単語が出現している情報を推薦する手法が提案されている(例えば、非特許文献2参照)。
また、利用者に興味を持つ部分のテキストを指定させ、そこに含まれる単語の出現頻度に基づいてユーザの興味を推定し、ユーザの興味を表す単語に基づいてコミュニティ内の情報を検索し、ユーザの興味のある箇所のみの情報を提示する手法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開平11-338869号公報
Resnick, P. et al., "GroupLens: An open architecture for collaborative filtering of netnews". CSCW '94: Proceedings of the 1994 ACM conference on Computer supported cooperative work, ACM Press New York, 1994. Mooney R.J. et al, `` Content-Based Book Recommending Using Learning for Text Categorization'', Proceedings of the 5th ACM Conference on Digital Libraries, ACM Press New York, 2000
インターネット上のQAサービスにおいては、あるユーザの質問に対して別のユーザが回答することにより情報の共有が成り立っている。しかしながら、多くの質問に回答がついておらず、またついていたとしても質問者の悩みや疑問を解決するような良質な回答でないことも多い。こういったことから、QAは必ずしも情報共有の場として成立しているわけではない。
上記の特許文献1の手法を用いて質問を推薦する場合、ユーザが指定した興味のある質問に基づいて推薦が行われるが、ユーザの興味のある質問は必ずしもユーザが質問者にとって役に立ちそうな回答ができそうな質問とは異なるため、良質な回答を増やすには効果的でない。
非特許文献1、2に記載の手法で質問を推薦する場合、ユーザの回答した質問の情報を用いてユーザに質問を推薦するが、その質問の情報の中でユーザの回答が質問者の役に立ったのか立たなかったのかという情報は考慮しない。したがって、従来の推薦技術ではユーザが回答しそうな質問は推薦できるものの、ユーザが質問者の役に立つような回答ができそうな質問は推薦することができなかった。
本発明は上記の点に鑑みなされたもので、インターネット上のQAサービスにおいて、ユーザが回答すれば質問者によって良回答として選択されそうな質問の推薦を実現し、良質な回答を増やすことが可能な質問推薦装置及び方法及びプログラムを提供することを目的とする。
図1は、本発明の原理構成図である。
本発明(請求項1)は、インターネット上のQAサービスにおいて、利用者の回答履歴、特にそれら回答が質問者により良回答として選ばれたかどうかの情報を利用する質問推薦装置であって、
インターネット上のQAサービスにおける質問と回答を取得し、回答締切前か否かの情報と共に質問回答記憶手段81に格納する質問回答取得手段11と、
各質問から単語を抽出する単語抽出手段12と、
各質問における各単語の統計量を算出し、統計量記憶手段87に格納する統計量算出手段15と、
取得した回答からユーザと、統計量記憶手段の回答の対象である質問の各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する知識量を算出し、ユーザの識別子と、単語と共に知識量記憶手段82に格納する知識量算出手段20と、
知識量記憶手段82に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、質問回答記憶手段81に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に知識合致度記憶手段84に格納する知識合致度算出手段40と、
取得した回答のうち、良回答であるもののみを選出し、該回答の対象である質問の各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する良知識量を算出し、ユーザの識別子と、単語と共に良知識量記憶手段83に格納する良知識量算出手段30と、
良知識量記憶手段83に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、質問回答記憶手段81に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する良知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に良知識合致度記憶手段85に格納する良知識合致度算出手段50と、
質問回答情報記憶手段81に格納されている質問のうち、回答締切済のものと、質問回答記憶手段81に格納されているユーザのうち、回答したことのあるものとの全ての組合せについて、質問回答情報記憶手段81に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、知識合致度記憶手段84に格納されている知識合致度と、良知識合致度記憶手段85に格納されている良知識合致度とを用いて、重みパラメータを算出し、重みパラメータ記憶手段86に格納する重みパラメータ算出手段70と、
ユーザの識別子が与えられると、該ユーザの質問回答情報記憶手段81に格納されている回答締切前の各質問に対して、知識合致度記憶手段84に格納されている知識合致度と、良知識合致度記憶手段85に格納されている良知識合致度と、重みパラメータ記憶手段86に格納された重みパラメータとを用いて、該ユーザの各質問に対する推薦スコアを算出し、推薦スコアの上位N件の質問の識別子を推薦質問として選択する質問推薦手段60と、を有する。
また、本発明(請求項2)は、統計量算出手段15において、
各単語の統計量を算出する際に、重要と見做される単語を抽出するためのTF値(単語の出現頻度)、TFIDF値(単語の出現頻度と逆出現頻度)を用いる。
また、本発明(請求項3)は、重みパラメータ算出手段70において、
質問回答情報記憶手段に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度に基づいて、ロジスティック回帰分析によって重みパラメータを算出する手段を含む。
図2は、本発明の原理を説明するための図である。
本発明(請求項4)は、インターネット上のQAサービスにおいて、利用者の回答履歴、特にそれら回答が質問者により良回答として選ばれたかどうかの情報を利用する質問推薦方法であって、
QAサービスにおける質問と回答を回答締切前か否かの情報と共に格納する質問回答記憶手段と、
質問における各単語の統計量を格納する統計量記憶手段と、
ユーザ毎の単語に対する知識量を格納する知識量記憶手段と、
ユーザ毎の質問に対する知識合致度を格納する知識合致度記憶手段と、
ユーザ毎の単語に対する良知識良を格納する良知識量記憶手段と、
ユーザ毎の質問に対する良知識合致を格納する良知識合致度記憶手段と、
重みパラメータを格納する重みパラメータ記憶手段と、
を有するコンピュータが、
インターネット上のQAサービスにおける質問と回答を取得し、質問回答記憶手段に格納する質問回答取得ステップ(ステップ1)と、
各質問から単語を抽出する単語抽出ステップ(ステップ2)と、
各質問における各単語の統計量を算出し、統計量記憶手段に格納する統計量算出ステップ(ステップ3)と、
取得した回答からユーザと、統計量記憶手段の回答の対象である質問の各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する知識量を算出し、ユーザの識別子と、単語と共に知識量記憶手段に格納する知識量算出ステップ(ステップ4)と、
知識量記憶手段に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、質問回答記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に知識合致度記憶手段に格納する知識合致度算出ステップ(ステップ5)と、
取得した回答のうち、良回答であるもののみを選出し、該回答の対象である質問の各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する良知識量を算出し、ユーザの識別子と、単語と共に良知識量記憶手段に格納する良知識量算出ステップ(ステップ6)と、
良知識量記憶手段に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、質問回答記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する良知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に良知識合致度記憶手段に格納する良知識合致度算出ステップ(ステップ7)と、
質問回答情報記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切済のものと、質問回答記憶手段に格納されているユーザのうち、回答したことのあるものとの全ての組合せについて、質問回答情報記憶手段に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度とを用いて、重みパラメータを算出し、重みパラメータ記憶手段に格納する重みパラメータ算出ステップ(ステップ8)と、
ユーザの識別子が与えられると、該ユーザの質問回答情報記憶手段に格納されている回答締切前の各質問に対して、知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度と、重みパラメータ記憶手段に格納された重みパラメータとを用いて、該ユーザの各質問に対する推薦スコアを算出し、推薦スコアの上位N件の質問の識別子を推薦質問として選択する質問推薦ステップ(ステップ9)と、を行う。
また、本発明(請求項5)は、統計量算出ステップ(ステップ3)において、
各単語の統計量を算出する際に、重要と見做される単語を抽出するためのTF値(単語の出現頻度)、TFIDF値(単語の出現頻度と逆出現頻度)を用いる。
また、本発明(請求項6)は、重みパラメータ算出ステップ(ステップ8)において、
質問回答情報記憶手段に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度に基づいて、ロジスティック回帰分析によって重みパラメータを算出するステップを含む。
本発明(請求項7)は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の質問推薦装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるための質問推薦プログラムである。
上記のように本発明によれば、ユーザの回答について、質問者からのフィードバックを利用することにより、従来の技術では不可能であった、回答の質を考慮した(良回答に選択されそうな回答ができそうな)質問を推薦することが可能になる。これはQAシステムにおける良質な回答の増加につながり、従来の推薦技術では不可能であったQAサービスの活性化につながる。
本発明の原理構成図である。 本発明の原理を説明するための図である。 本発明の一実施の形態における質問推薦装置の構成図である。 本発明の一実施の形態における質問回答情報テーブルの例である。 本発明の一実施の形態における知識情報テーブルの例である。 本発明の一実施の形態における良知識情報テーブルの例である。 本発明の一実施の形態における知識合致度テーブルの例である。 本発明の一実施の形態における良知識合致度テーブルの例である。 本発明の一実施の形態におけるメッセージ登校時の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図9のステップ120の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図9のステップ130の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図9のステップ140の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図9のステップ150の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における質問への回答締切時の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図14のステップ230の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における図14のステップ240の詳細な処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態におけるユーザログオン時の処理のフローチャートである。 本発明の一実施の形態における重みパラメータ更新時の処理のフローチャートである。
以下、図面と共に本発明の実施の形態を説明する。
本発明では、インターネット上のQAサービスにおいて、良質な回答を増やすために、質問者がどの回答を良回答として選択したかどうかの情報を用いて、ユーザが回答すれば質問者に良回答として選択される可能性の高い質問を推薦する手法を実現する。
図3は、本発明の一実施の形態における質問推薦装置の構成を示す。
同図に示す質問推薦装置1は、質問回答情報テーブル更新部10、知識情報テーブル更新部20、良知識情報テーブル更新部30、知識合致度テーブル更新部40、良知識合致度テーブル更新部50、質問推薦部60、重みパラメータ更新部70、記憶部80、通信部90、入出力部95から構成され、通信部90はネットワーク3に接続されており、入出力部95は、入力装置や表示装置等の外部装置4に接続されている。
記憶部80は、メモリまたはハードディスク等の記憶媒体であり、質問回答情報テーブル81、知識情報テーブル82、良知識情報テーブル83、知識合致度テーブル84、良知識合致度テーブル85、重みパラメータ記録部86から構成される。以下に各テーブルについて説明する。
<質問回答情報テーブル>
図4は、本発明の一実施の形態における質問回答情報テーブルの例である。
質問回答情報テーブル81には、図4に示すように、質問IDフィールド、メッセージIDフィールド、ユーザIDフィールド、本文フィールド、メッセージ種別フィールド、回答締切フィールド、良回答フィールドが含まれる。
質問IDフィールドは、質問ならばその質問を特定する識別子で、回答ならば対象となる質問を特定する識別子であり、質問回答情報テーブル更新部10により設定される。新たなメッセージmが投稿された場合、質問IDフィールドはメッセージmが質問であった場合は他の質問と識別するため新たなIDが、メッセージmが回答であった場合はどの質問に対する回答かを識別するためのIDが、質問回答情報テーブル更新部10により設定される。
メッセージIDフィールドは、個々のメッセージmを特定する識別子が、質問回答情報テーブル更新部10により設定される。
ユーザIDフィールドは、メッセージmを投稿したユーザを特定する識別子が、質問回答情報テーブル更新部10により設定される。
本文フィールドは、メッセージmの本文が、質問回答情報テーブル更新部10により設定される。
メッセージ種別フィールドは、メッセージmが「質問」か、「回答」かが判定され、質問回答情報テーブル更新部10により設定される。
回答締切フィールドは、メッセージmが質問の場合、回答がすでに締め切られているか否かの情報が、質問回答テーブル更新部10により設定される。本実施の形態では、締め切られている場合は「1」を、締め切られていない場合は「0」を設定するものとする。
良回答フィールドは、良回答か否かを区別する値が質問回答情報テーブル更新部10により設定される。良回答は、1つの質問に対しそれぞれ1つずつ、当該質問のユーザIDフィールドの値で特定されるユーザ(質問者)により決定される。本値は当該メッセージが良回答ならば「1」、そうでなければ「0」とする。
<知識情報テーブル>
知識情報テーブル82には、図5に示すように、ユーザIDフィールドと、単語フィールドと、特徴量フィールドとが含まれる。
ユーザIDフィールドは、ユーザIDが、知識情報テーブル更新部20により設定される。
単語フィールドは、単語wが、知識情報テーブル更新部20により設定される。
特徴量フィールドは、ユーザuの回答中に出現する単語wの統計量knowledge0(u,w)であり、知識情報テーブル更新部20により設定される。
<良知識情報テーブル>
良知識情報テーブル83には、図6に示すように、ユーザIDフィールドと、単語フィールドと、特徴量フィールドとが含まれる。
ユーザIDフィールドは、ユーザIDが、良知識情報テーブル更新部30により設定される。
単語フィールドは、単語wが、良知識情報テーブル更新部30により設定される。
特徴量フィールドは、ユーザuの良回答中に出現する単語wの統計量knowledge1(u,w)であり、良知識情報テーブル更新部30により設定される。
<知識合致度テーブル>
知識合致度テーブル84には、図7に示すように、ユーザIDフィールドと、質問IDフィールドと、知識合致度フィールドとが含まれる。
知識合致度フィールドは、当該行のユーザuの過去に回答した質問と、当該行の質問qとの内容の類似度score0(q,u)が知識合致度テーブル更新部40により設定される。
<良知識合致度テーブル>
良知識合致度テーブル85には、図8に示すように、ユーザIDフィールドと、質問IDフィールドと、良知識合致度フィールドとが含まれる。
良知識合致度フィールドは、当該行のユーザuの過去に回答した質問と、当該行の質問 qとの内容の類似度score1(q,u)が知識合致度テーブル更新部50により設定される。
<重みパラメータ記録部>
重みパラメータ記録部86には、質問推薦部60がユーザuに質問qを推薦するための推薦スコアscore(q,u)を以下のように算出するための重みλ0、λ1が格納されている。
Figure 2011186855
重みλ0、λ1は、重みパラメータ更新部70によって設定される。
図7は、本発明の一実施形態におけるメッセージ投稿時の処理のフローチャートである。
ステップ110)質問回答情報テーブル更新部10が、質問回答情報テーブル81に、投稿したユーザ、投稿されたメッセージの本文、投稿されたメッセージが質問か回答かの情報に応じて質問IDフィールド、メッセージIDフィールド、ユーザIDフィールド、本文フィールド、メッセージ種別フィールドを設定する。また、回答締切フィールド、良回答フィールドの値を0と設定する。そのような行mを質問回答情報テーブル81に挿入する。
メッセージmが回答であった場合、
ステップ120) 知識情報テーブル更新部20が、上記行mの情報を元に知識情報テーブル82を更新する。
ステップ130) 知識合致度テーブル更新部40が、上記行mの情報を元に知識合致度テーブル84を更新する。
メッセージmが質問であった場合、
ステップ140) 知識合致度テーブル更新部40が、上記行mの情報を元に知識合致度テーブル84を更新する。
ステップ150)良知識合致度テーブル更新部40が、上記行mの情報を元に良知識合致度テーブル85を更新する。
次に、上記の図9のステップ120の知識情報テーブル更新処理を詳細に説明する。
図10は、本発明の一実施の形態における図9のステップ120(知識情報テーブル更新)の詳細な処理のフローチャートである。今、メッセージmのユーザ、対象となっている質問(質問回答情報テーブル81にて、行mと質問IDを同じくし、かつメッセージ種別が「質問」である行)がそれぞれu、qであるとする。
ステップ121) 知識情報テーブル更新部20が、形態素解析器の分かち書き機能を用いて質問qの本文に含まれる単語集合Wを取得する。
ステップ122) 知識情報テーブル更新部20が、上記単語集合Wに含まれる個々の単語wに対して、質問qの本文における統計量、例えば出現頻度(文献3(Manning, C.D. et al., "Introduction to information retrieval", 2008)記載の「TF値」(単語の出現頻度))tf(q,w)を算出し、統計量メモリ(図示せず)に格納する。単語wの質問qの本文における重みを算出するにあたって、出現頻度だけでなく、別の尺度(文献3記載の「TFIDF値」(単語の出現頻度と逆出現頻度)等)を用いても構わない。
ステップ123) 知識情報テーブル更新部20が、知識情報テーブル82を参照し、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行の特徴量フィールドの値 knowledge0(u,w)を取得する。但し、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行が存在しない場合はknowledge0(u,w)の値は「0」とする。
ステップ124) 知識情報テーブル更新部20が、知識情報テーブル82に、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行の特徴量フィールドの値を knowledge0(u,w)+ tf(m,w)とするように更新または挿入する。
次に、上記の図9のステップ130の知識合致度テーブル更新処理を詳細に説明する。
図11は、本発明の一実施の形態における図9のステップ130(知識合致度テーブル更新)の詳細な処理のフローチャートである。今、メッセージmのユーザがそれぞれuであるとする。
ステップ131) 知識合致度テーブル更新部40が、知識情報テーブル82を参照し、ユーザIDがuの行に出現する単語フィールドの値の集合をWとする。
ステップ132) 知識合致度テーブル更新部40が、上記単語集合Wに含まれる個々の単語Wに対して、知識情報テーブル82を参照し、ユーザIDがuで単語がWの行の特徴量フィールドの値knowledge0(u,w)を取得する。
ステップ133) 知識合致度テーブル更新部40が、質問回答情報テーブル81を参照し、回答締切フィールドの値が「0」である質問集合qを取得する。
ステップ134) 知識合致度テーブル更新部40が、前記質問集合q中の各質問qの本文フィールドにおける、前記単語集合W内の各単語Wの統計量(例えば文献3記載の「TF値」)tf(q,w)を算出し、統計量メモリ(図示せず)に格納する。もし質問qの本文フィールドに単語Wが含まれない場合は、tf(q,w)=0とする。
ステップ135) 知識合致度テーブル更新部40が、前記質問qのユーザuに対する知識合致度 score0(q,u) を以下の式を用いて算出する。
Figure 2011186855
式(2)におけるtf(q,w)は、統計量メモリ(図示せず)の質問qにおける単語Wの重みを意味し、知識情報テーブル82の特徴量knowledge0(u,w)はユーザuの単語Wに対する知識量を表す。分子は、両者の内積であるが、内積は質問qに含まれる語数が多ければ多いほど大きくなる傾向を考慮し、分母により正規化する。これは、文献3(Manning, C.D. et al., "Introduction to information retrieval", 2008)記載のコサイン類似度と呼ばれる尺度であり、この尺度によりユーザuの知識と質問qの関連の強さが求まる。
ステップ136) 知識合致度テーブル更新部40が、知識合致度テーブル84を、ユーザIDがuで、質問IDがqの行の知識合致度フィールドの値が前記知識合致度 score0(q,u) となるように更新する。
次に、上記の図9のステップ140の知識合致テーブル更新処理を詳細に説明する。
図12は、本発明の一実施の形態における図9のステップ140(知識合致テーブル更新)の詳細な処理のフローチャートである。今、メッセージmに対応する質問がqであるとする。
ステップ141) 知識合致度テーブル更新部40が、形態素解析器の分かち書き機能を用いて質問qの本文に含まれる単語集合Wを取得する。
ステップ142)知識合致度テーブル更新部40が、上記単語集合Wに含まれる個々の単語Wに対して、質問qの本文における統計量(例えば文献3記載の「TF値」)tf(q,w)を算出し、統計量メモリ(図示せず)に格納する。
ステップ143) 知識合致度テーブル更新部40が、知識情報テーブル82に出現するユーザ集合uを取得する。
ステップ144) 識合致度テーブル更新部40が、知識情報テーブル82を参照し、前記単語集合W中の各単語Wについて、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行の特徴量フィールドの値knowledge0(u,w)を取得する。但し、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値の行が存在しない場合は knowledge0(u,w)の値は0とする。
ステップ145) 知識合致度テーブル更新部40が、前記質問qのユーザuに対する知識合致度score0(q,u)を式(2)を用いて算出する。
ステップ146) 知識合致度テーブル更新部40が、知識合致度テーブル84に、ユーザIDがu、質問IDがq、知識合致度がscore0(q,u)となる行を挿入する。
次に、上記の図9のステップ150の良知識合致度テーブル更新処理を詳細に説明する。
図11は、本発明の一実施の形態における図9のステップ150の詳細な処理のフローチャートである。今、メッセージmに対応する質問がqであるとする。
ステップ151) 良知識合致度テーブル更新部50が、形態素解析器の分かち書き機能を用いて質問qの本文に含まれる単語集合Wを取得する。
ステップ152) 良知識合致度テーブル更新部50が、上記単語集合Wに含まれる個々の単語Wに対して、質問qの本文における統計量(例えば文献3記載の「TF値」) tf(q,w) を算出し、統計量メモリ(図示せず)に格納する。
ステップ153) 良知識合致度テーブル更新部50が、良知識情報テーブル83に出現するユーザ集合uを取得する。
ステップ154) 良知識合致度テーブル更新部50が、良知識情報テーブル83を参照し、前記単語集合W中の各単語Wについて、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行の特徴量フィールドの値knowledge1(u,w)を取得する。但し、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行が存在しない場合は、 knowledge1(u,w) の値は「0」とする。
ステップ155) 良知識合致度テーブル更新部50が、前記質問qのユーザuに対する良知識合致度 score1(q,u)を式(3)を用いて算出する。
Figure 2011186855
式(3)の意味も、式(2)と同様である。すなわち、tf(q,w)は質問qにおける単語Wの重みであり、知識情報テーブル82の特徴量knowledge(u,w)はユーザuの単語Wに対する良知識量である。その両者の、文献3(Manning, C.D. et al., "Introduction to information retrieval", 2008)記載のコサイン類似度によって、ユーザuの良知識と質問qの関連の強さを求める。
ステップ156) 良知識合致度テーブル更新部50が、良知識合致度テーブル85に、ユーザIDがu、質問IDがq、良知識合致度がscore1(q,u)となる行を挿入する。
図12は、本発明の一実施の形態における質問者による回答締切時の処理のフローチャートである。質問毎に質問者(当該質問のユーザIDで特定されるユーザ)は、回答がある程度つくと、回答を締め切る。そのとき、ついた回答の中で役に立ったものを良回答として選択する。良回答は必ずしも選択される必要はなく、いずれの回答も質問者にとって役に立たなければ、いずれの回答も良回答として選択されない。今、締め切ろうとしている質問の質問ID、メッセージIDをそれぞれq、mとする。
ステップ210) 質問回答情報テーブル更新部10が、質問回答情報テーブル81の、メッセージIDフィールドの値がmの行の回答締切フィールドの値を「1」となるように更新する。
今、質問qの良回答として選ばれたメッセージが質問回答情報テーブル81の行m'に対応するものとする。
ステップ220) 質問回答情報テーブル更新部10が、質問回答情報テーブル81の、行m'の良回答フィールドの値を「1」となるように更新する。
ステップ230) 良知識情報テーブル更新部30が、行m'の情報を元に良知識情報テーブル83を更新する。
ステップ240) 良知識合致度テーブル更新部50が、行m'の情報を元に知識合致度テーブル84を更新する。
次に、上記の図14のステップ230の処理を詳細に説明する。
図15は、本発明の一実施の形態における図8のステップ220の詳細な処理のフローチャートである。今、行m'のユーザ、対象となっている質問がそれぞれu、qであるとする。
ステップ231) 良知識情報テーブル更新部30が、形態素解析器の分かち書き機能を用いて質問qの本文に含まれる単語集合Wを取得する。
ステップ232) 良知識情報テーブル更新部30が、上記単語集合Wに含まれる個々の単語Wに対して、行qの本文における統計量(例えば、文献3記載の「TF値」)tf(q,w) を算出し、統計量メモリ(図示せず)に格納する。
ステップ233) 良知識情報テーブル更新部30が、良知識情報テーブル83を参照し、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行の特徴量フィールドの値 knowledge1(u,w)を取得する。但し、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がwの行が存在しない場合はknowledge1(u,w)の値は「0」とする。
ステップ234) 良知識情報テーブル更新部30が、良知識情報テーブル83に、ユーザIDフィールドの値がu、単語フィールドの値がWの行の特徴量フィールドの値を knowledge1(u,w)+ tf(q,w)とするように更新または挿入する。
次に、上記の図14のステップ240の処理を詳細に説明する。
図16は、本発明の一実施の形態における図14のステップ240の詳細な処理のフローチャートである。今、メッセージmのユーザがそれぞれuであるとする。
ステップ241) 良知識合致度テーブル更新部50が、良知識情報テーブル83を参照し、ユーザIDがuの行に出現する単語フィールドの値の集合をWとする。
ステップ242) 良知識合致度テーブル更新部50が、上記単語集合Wに含まれる個々の単語Wに対して、良知識情報テーブル83を参照し、ユーザIDがuで単語がWの行の特徴量フィールドの値knowledge1(u,w)を取得する。
ステップ243) 良知識合致度テーブル更新部50が、質問回答情報テーブル81を参照し、回答締切フィールドの値が0である質問集合qを取得する。
ステップ244)良知識合致度テーブル更新部50が、前記質問集合q中の各質問qの本文フィールドにおける、前記単語集合W内の各単語Wの統計量(例えば文献3記載の「TF値」)tf(q,w) を算出し、統計量メモリ(図示せず)に格納する。もし質問qの本文フィールドに単語Wが含まれない場合は、tf(q,w)=0とする。
ステップ245) 良知識合致度テーブル更新部50が、前記質問qのユーザuに対する良知識合致度 score1(q,u)を式(3)を用いて算出する。
ステップ246) 良知識合致度テーブル更新部50が、良知識合致度テーブル85を、ユーザIDがuで、質問IDがqの行の良知識合致度フィールドの値が前記良知識合致度score1(q,u)となるように更新する。
図17は、本発明の一実施の形態におけるユーザログオン時の処理のフローチャートである。
ユーザuがログオンすると、
ステップ310) 質問推薦部60が、知識合致度テーブル84を参照し、ユーザIDフィールドがuの行 K0 u を取得する。
ステップ320) 質問推薦部60が、良知識合致度テーブル85を参照し、ユーザIDフィールドがuの行 K1 uを取得する。
ステップ330) 質問推薦部60が、重みパラメータ記録部86を参照し、重みパラメータλ0、λ1を取得する。
ステップ340) 質問推薦部60が、質問回答情報テーブル81から回答締切フィールドの値が「0」でメッセージ種別が質問である行集合qを取得する。
ステップ350) 質問推薦部60が、前記質問集合qの各質問qについて、前記知識合致度テーブル84内のユーザIDがユーザuのものK0 uのうち質問IDがqの行の知識合致度score0(q,u) と、前記良知識合致度テーブル85内のユーザIDがユーザuのもの K1 uのうち質問IDがqの行の良知識合致度score1(q,u)とを取得し、式(1)を用いてユーザuへの質問qの推薦スコアscore(q,u)を算出する。
ステップ360) 質問推薦部60が、前記質問集合q内の各質問qのユーザuに対する推薦スコアscore(q,u) の値を用いてユーザuに推薦すべき質問を決定する。その際、推薦スコアフィールドの値が大きいものから順に予め設定した任意の件数N(N=1,2,3,…) 件を推薦すべき質問としてもよいし、推薦スコアに対し、ある閾値を設けて、 推薦スコアがその値を超えるものを推薦すべき質問としてもよい。
図18は、本発明の一実施の形態における重みパラメータ更新時の処理のフローチャートである。重みパラメータは、本実施の形態のように、文献4(Hosmer, D.W. et al., "Applied logistic regression", 2000)記載のロジスティック回帰モデルを用いて自動で算出してもよいし、文献5(Cristianini, N. et al., "An introduction to support Vector Machines: and other kernel-based learning methods", 2000)記載のサポートベクトルマシン等を用いて自動で算出してもよいし、人手にて適当な重みパラメータを設定してもよい。重みパラメータの更新は、システムの管理者の明示的な入力で開始するようにしてもよいし、定期的にバッチ処理するようにしてもよい。
ステップ410) 重みパラメータ更新部70は、知識合致度テーブル84のユーザIDフィールドに出現するユーザ集合uを取得する。
ステップ420) 重みパラメータ更新部70は、質問回答情報テーブル81を参照し回答締切フィールドの値が「1」でメッセージ種別フィールドの値が「質問」である行集合(すなわち、締切済みの質問集合)qを取得する。
ステップ430) 重みパラメータ更新部70は、知識合致度テーブル84、良知識合致度テーブル85を参照し、前記質問集合qの各質問と、前記ユーザ集合uの各ユーザとの各質問との組合せ(q,u)について、知識合致度score0(q,u)と、良知識合致度score1(q,u) を取得し、以下の式を用いて p(q,u)を算出する。
Figure 2011186855
式(4)は、Σiλiscorei(q,u)の値を確率化したもので、Σiλiscorei(q,u)の値が高ければ高いほど値が1に近づき、Σiλiscorei(q,u) の値が低ければ低いほど0に近づく。
ステップ440) 重みパラメータ更新部70は、前記質問集合q内の各質問qと、前記ユーザ集合u内の各ユーザuについて、質問回答情報テーブル81に、ユーザIDがuで、質問IDがqで、良回答フィールドの値が1の行が存在する場合 b(q,u)=1 とし、ユーザIDがuで、質問IDがqで、良回答フィールドの値が1の行は存在しないが、メッセージ種別フィールドの値が「回答」の行が存在する場合はb(q,u)=αとし、ユーザIDがuで、質問IDがqで、メッセージ種別フィールドの値が「回答」の行が存在しない場合は b(q,u)=0 とする。このとき、L(λ01) を以下の式を用いて算出する。
Figure 2011186855
αは人手によって、例えば0.8に設定する。
式(5)は、λ0とλ1の尤度と呼ばれる尺度で、過去の質問回答情報の良回答であったか否かb(q,u)と、各質問のユーザ毎の式(4)で表されるp(q,u)から、設定したλ0とλ1がどれだけ過去の質問回答情報とマッチしているかを表す尺度である。したがって、式(5)を最大にするようなλ0、λ1がもっとも適切な重みパラメータであると考えられる。
ステップ450) 重みパラメータ更新部70が、文献6(Liu, D.C. et al., "On the limited memory BFGS method for large scale optimization", 1989)記載の準ニュートン法等による最適化手法により、式(4)で表わされる L(λ01) を最大にするλ0、λ1 を算出する。
ステップ460) 重みパラメータ更新部70が、重みパラメータ記録部86にさきほど算出した重みパラメータλ0、λ1を記録する。
上記のように、ユーザ毎に質問の単語に対する知識量を知識情報テーブル82に格納しておき、良い回答として選ばれた場合には、良知識情報テーブル83に反映させる。そして、質問の単語の重みを計算し、重みに単語の知識を乗じることで、ユーザと質問の関連の強さ(知識合致度テーブル84のscore0)と良い回答に限ったユーザと質問との関連の強さ(良知識合致度テーブル85のscore1)との荷重和を求め推薦スコアを求め、上位N件の質問を選択することで、インターネット上の質問に対する回答の質を向上させることができる。
なお、上記の図3に示す各構成要素の動作をプログラムとして構築し、質問推薦装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
また、構築されたプログラムをハードディスクや、フレキシブルディスク・CD−ROM等の可搬記憶媒体に格納し、コンピュータにインストールする、または、配布することが可能である。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において種々変更・応用が可能である。
1 質問推薦装置
2 外部端末
3 ネットワーク
4 外部装置
10 質問回答情報テーブル更新部
11 質問回答取得手段
12 単語抽出手段
15 統計量算出手段
20 知識量算出手段、知識情報テーブル更新部
30 良知識量算出手段、良知識情報テーブル更新部
40 知識合致度算出手段、知識合致度テーブル更新部
50 良知識合致度算出手段、良知識合致度テーブル更新部
60 質問推薦手段、質問推薦部
70 重みパラメータ算出手段、重みパラメータ更新部
80 記憶部
81 質問回答記憶手段、質問回答情報テーブル
82 知識量記憶手段、知識情報テーブル
83 良知識記憶手段、良知識情報テーブル
84 知識合致度記憶手段、知識合致度テーブル
85 良知識合致度記憶手段、良知識合致度テーブル
86 重みパラメータ記憶手段、重みパラメータ記憶部
87 統計量記憶手段
90 通信部
95 入出力部

Claims (7)

  1. インターネット上のQA(Question/Answer)サービスにおいて、利用者の回答履歴、特にそれら回答が質問者により良回答として選ばれたかどうかの情報を利用する質問推薦装置であって、
    前記インターネット上のQAサービスにおける質問と回答を取得し、回答締切前か否かの情報と共に質問回答記憶手段に格納する質問回答取得手段と、
    各質問から単語を抽出する単語抽出手段と、
    各質問における各単語の統計量を算出し、統計量記憶手段に格納する統計量算出手段と、
    取得した前記回答からユーザと、前記統計量記憶手段の回答の対象である質問の前記各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する知識量を算出し、前記ユーザの識別子と、前記単語と共に知識量記憶手段に格納する知識量算出手段と、
    前記知識量記憶手段に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、前記質問回答記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの前記各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に知識合致度記憶手段に格納する知識合致度算出手段と、
    取得した前記回答のうち、良回答であるもののみを選出し、該回答の対象である質問の前記各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する良知識量を算出し、前記ユーザの識別子と、前記単語と共に良知識量記憶手段に格納する良知識量算出手段と、
    前記良知識量記憶手段に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、前記質問回答記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの前記各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する良知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に良知識合致度記憶手段に格納する良知識合致度算出手段と、
    前記質問回答情報記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切済のものと、前記質問回答記憶手段に格納されているユーザのうち、回答したことのあるものとの全ての組合せについて、前記質問回答情報記憶手段に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、前記知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、前記良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度とを用いて、重みパラメータを算出し、重みパラメータ記憶手段に格納する重みパラメータ算出手段と、
    ユーザの識別子が与えられると、該ユーザの前記質問回答情報記憶手段に格納されている回答締切前の各質問に対して、前記知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、前記良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度と、前記重みパラメータ記憶手段に格納された重みパラメータとを用いて、該ユーザの各質問に対する推薦スコアを算出し、前記推薦スコアの上位N件の質問の識別子を推薦質問として選択する質問推薦手段と、
    を有することを特徴とする質問推薦装置。
  2. 前記統計量算出手段は、
    前記各単語の統計量を算出する際に、重要と見做される単語を抽出するためのTF値(単語の出現頻度)、TFIDF値(単語の出現頻度と逆出現頻度)を用いる
    請求項1記載の情報推薦装置。
  3. 前記重みパラメータ算出手段は、
    前記質問回答情報記憶手段に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、前記知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、前記良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度に基づいて、ロジスティック回帰分析によって重みパラメータを算出する手段を含む
    請求項1記載の質問推薦装置。
  4. インターネット上のQA(Question/Answer)サービスにおいて、利用者の回答履歴、特にそれら回答が質問者により良回答として選ばれたかどうかの情報を利用する質問推薦方法であって、
    QAサービスにおける質問と回答を回答締切前か否かの情報と共に格納する質問回答記憶手段と、
    質問における各単語の統計量を格納する統計量記憶手段と、
    ユーザ毎の単語に対する知識量を格納する知識量記憶手段と、
    ユーザ毎の質問に対する知識合致度を格納する知識合致度記憶手段と、
    ユーザ毎の単語に対する良知識良を格納する良知識量記憶手段と、
    ユーザ毎の質問に対する良知識合致を格納する良知識合致度記憶手段と、
    重みパラメータを格納する重みパラメータ記憶手段と、
    を有するコンピュータが、
    前記インターネット上のQAサービスにおける質問と回答を取得し、前記質問回答記憶手段に格納する質問回答取得ステップと、
    各質問から単語を抽出する単語抽出ステップと、
    各質問における各単語の統計量を算出し、前記統計量記憶手段に格納する統計量算出ステップと、
    取得した前記回答からユーザと、前記統計量記憶手段の回答の対象である質問の前記各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する知識量を算出し、前記ユーザの識別子と、前記単語と共に前記知識量記憶手段に格納する知識量算出ステップと、
    前記知識量記憶手段に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、前記質問回答記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの前記各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に前記知識合致度記憶手段に格納する知識合致度算出ステップと、
    取得した前記回答のうち、良回答であるもののみを選出し、該回答の対象である質問の前記各単語の統計量から、該ユーザの該単語に対する良知識量を算出し、前記ユーザの識別子と、前記単語と共に前記良知識量記憶手段に格納する良知識量算出ステップと、
    前記良知識量記憶手段に格納されている各ユーザの各単語に対する統計量と、前記質問回答記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切前のもののみの前記各単語の統計量から、該ユーザの該質問に対する良知識合致度を算出し、該ユーザの識別子と、該質問の識別子と共に前記良知識合致度記憶手段に格納する良知識合致度算出ステップと、
    前記質問回答情報記憶手段に格納されている質問のうち、回答締切済のものと、前記質問回答記憶手段に格納されているユーザのうち、回答したことのあるものとの全ての組合せについて、前記質問回答情報記憶手段に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、前記知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、前記良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度とを用いて、重みパラメータを算出し、重みパラメータ記憶手段に格納する重みパラメータ算出ステップと、
    ユーザの識別子が与えられると、該ユーザの前記質問回答情報記憶手段に格納されている回答締切前の各質問に対して、前記知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、前記良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度と、前記重みパラメータ記憶手段に格納された重みパラメータとを用いて、該ユーザの各質問に対する推薦スコアを算出し、前記推薦スコアの上位N件の質問の識別子を推薦質問として選択する質問推薦ステップと、
    を行うことを特徴とする質問推薦方法。
  5. 前記統計量算出ステップにおいて、
    前記各単語の統計量を算出する際に、重要と見做される単語を抽出するためのTF値(単語の出現頻度)、TFIDF値(単語の出現頻度と逆出現頻度)を用いる
    請求項4記載の情報推薦方法。
  6. 前記重みパラメータ算出ステップにおいて、
    前記質問回答情報記憶手段に格納されている該質問に対する該ユーザの回答が良回答に選ばれたかどうかと、前記知識合致度記憶手段に格納されている知識合致度と、前記良知識合致度記憶手段に格納されている良知識合致度に基づいて、ロジスティック回帰分析によって重みパラメータを算出するステップを含む
    請求項4記載の質問推薦方法。
  7. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の質問推薦装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるための質問推薦プログラム。
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