JP2011185890A - 電力ケーブル絶縁抵抗記録装置及び評価方法 - Google Patents

電力ケーブル絶縁抵抗記録装置及び評価方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高圧受電設備を停止することなく、電力ケーブルの外被の絶縁劣化を診断可能とすることである。
【解決手段】高圧受電設備18における電力ケーブル17の金属シースと大地との間に超低周波電圧を印加する重畳電圧発生装置を設け、超低周波電流を測定し絶縁抵抗に換算する超低周波交流絶縁抵抗計33を設け、直接接地用接点32は重畳電圧発生装置に並列接続され、通常時には閉じられて超低周波交流絶縁抵抗計をバイパスし電力ケーブル17の金属シースを接地する。測定タイミング回路35は電力ケーブル17の金属シースと大地間に流れる電流が所定値以下のときに予め定めた一定周期で直接接地用接点32を開き、超低周波交流絶縁抵抗計33を測定動作させ、超低周波交流絶縁抵抗計33で測定された絶縁抵抗の値を時系列的に記憶装置36に記憶する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、高圧受電設備における電力ケーブルの金属シースと大地との間の絶縁抵抗を記録し評価する電力ケーブル絶縁抵抗記録装置及び評価方法に関する。
送受配電設備である高圧受電設備は、絶縁体の経年劣化や塵埃が湿気を含むことで絶縁劣化を起こすことが知られている。例えば、電力ケーブルは導体が絶縁層及び絶縁材の外被(シース)で覆われて構成されているが、外被に損傷部が生じた場合には水トリー現象に移行するケースが多く見られる。
図5は架橋ポリエチレン絶縁ケーブル(CVケーブル)の概略断面図である。導体11の外周部に架橋ポリエチレンの絶縁層12が形成され、絶縁層12の外周には、充電電流や事故電流の通電路となる金属シース13が設けられ、さらに、その外周に絶縁材の外被シース14が形成されている。このような電力ケーブルの外被シース14に損傷部が生じると、その損傷部に水が浸水し、絶縁劣化を生じる水トリー現象に移行するケースがある。
CVケーブルの絶縁劣化診断を行うものとして、CVケーブルを構成するケーブル導体と遮蔽層との間(絶縁層)に、直流電源により直流電圧を印加し、その後にケーブル導体を接地して、水トリー内に蓄積されている残留電荷を取り出すとともに、さらに、交流電圧を印加して水トリー内の残留電荷を取り出すようにした残留電荷法がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−324679号公報
しかし、特許文献1のものは、ケーブル導体と遮蔽層との間(絶縁層)の水トリーを検出するものであり、金属シース13と外被シース14との間の絶縁劣化を診断するものではない。また、特許文献1のものは、常時において、CVケーブルの絶縁劣化を診断するものではなく、CVケーブルの絶縁劣化の診断の際には、高圧受電設備を停止しなければならない。
本発明の目的は、高圧受電設備を停止することなく、高頻度で電力ケーブルの外被の絶縁劣化を診断し、水トリー現象の兆候を把握可能な電力ケーブル絶縁抵抗記録装置及び評価方法を提供するものである。
請求項1の発明に係る電力ケーブル絶縁抵抗記録装置は、高圧受電設備における電力ケーブルの金属シースと大地との間の絶縁抵抗を測定する超低周波交流絶縁抵抗計と、超低周波電圧を発生する重畳電圧発生装置と、前記重畳電圧発生装置に並列接続され通常時には閉じられて前記超低周波交流絶縁抵抗計と前記重畳電圧発生装置をバイパスし前記電力ケーブルの金属シースを接地する直接接地用接点と、前記電力ケーブルの金属シースと大地間に流れる電流が所定値以下のときに予め定めた一定周期で前記直接接地用接点を開き、前記超低周波交流絶縁抵抗計を測定動作させる測定タイミング回路と、前記超低周波交流絶縁抵抗計で測定された絶縁抵抗の値を時系列的に記憶する記憶装置とを備えたことを特徴とする。
請求項2の発明に係る電力ケーブル絶縁抵抗評価方法は、請求項1に記載の電力ケーブル絶縁抵抗記録装置の前記記憶装置に記憶された時系列の絶縁抵抗値を取り出し、取り出した時系列の絶縁抵抗値を予め定めた期間毎に区切り、その期間における絶縁抵抗の最大値と最小値とを取り出し、電力ケーブルの新品状態からその平均絶縁寿命までを期間とした前記絶縁抵抗の最大値及び最小値のトレンドグラフを作成し、前記トレンドグラフに基づいて前記電力ケーブルの絶縁抵抗を評価することを特徴とする。
本発明によれば、電力ケーブルの金属シースと大地間に流れる電流が所定値以下のときに予め定めた一定周期で直接接地用接点を開き、超低周波交流絶縁抵抗計と重畳電圧発生装置を測定動作させるので、高圧受電設備を停止させることなく安全な状態で電力ケーブルの金属シースと大地との間の絶縁抵抗を測定できる。また、一定周期で絶縁抵抗値を測定するので、長期間の時系列の絶縁抵抗値を得ることができる。
また、時系列の絶縁抵抗値を予め定めた期間毎に区切り、その期間における絶縁抵抗の最大値と最小値とを取り出し、その期間の絶縁抵抗値のトレンドを作成するので、絶縁劣化の兆候を早期に把握できる。
本発明の実施の形態に係る電力ケーブル絶縁抵抗記録装置が適用された高圧受電設備の一例の構成図。 本発明の実施の形態における電力ケーブル絶縁抵抗記録装置の詳細を示す構成図。 本発明の実施の形態における記憶装置から予め定めた短期間毎における絶縁抵抗の最大値と最小値とを取り出しプロットしたトレンドグラフ。 本発明の実施の形態における記憶装置から予め定めた長期間毎における絶縁抵抗の最大値と最小値とを取り出しプロットしたトレンドグラフ。 架橋ポリエチレン絶縁ケーブル(CVケーブル)の概略断面図。
以下、本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施の形態に係る電力ケーブル絶縁抵抗記録装置が適用された高圧受電設備の一例の構成図である。図1において、柱上開閉器15を介して送配電設備の配電線16から電力ケーブル17にて高圧受電設備18内に電力が供給される。高圧受電設備18内では、電力ケーブル17に接続された電力受給用計器用変成器19、断路器20、遮断器21を介して受電母線22に電力が供給される。
受電母線22には、電力限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器23を介して受電変圧器24が接続され、受電変圧器24の二次側に配電用遮断器25を介して負荷26にそれぞれ電力が供給される。また、受電母線22には、電力限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器23を介して直列リアクトル27や進相コンデンサ28が接続される。
このような高圧受電設備18に対して、電力ケーブル絶縁抵抗記録装置29を適用して、電力ケーブル17の金属シース13と大地との間の絶縁抵抗(外被シース14の絶縁抵抗)を測定する。電力ケーブル17の金属シースアース線30は、ケーブルヘッド31から引き出され、電力ケーブル絶縁抵抗記録装置29の直接接地用開閉器32を介して大地に接地されている。直接接地用開閉器32は通常時には閉じており、超低周波交流絶縁抵抗計33及び重畳電圧発生装置44で電力ケーブル17の金属シース13と大地との間の絶縁抵抗の測定の際には開かれる。すなわち、直接接地用開閉器32は重畳電圧発生装置44に並列接続され、通常時には閉じられて超低周波交流絶縁抵抗計及び重畳電圧発生装置44をバイパスしている。
ケーブル絶縁抵抗記録装置29の直接設置用開閉器32には、保護装置34が並列接続されている。保護装置34は、超低周波交流絶縁抵抗計33及び重畳電圧発生装置44で電力ケーブル17の絶縁抵抗の測定の際に、直接接地用開閉器32が開かれたときに、金属シースアース線30に流れた電流を保護装置を通して大地に流すともに、過大な電圧が印加されたときに所定値以下の電圧に抑制するものである。
測定タイミング回路35は、電力ケーブル17の金属シース13と大地間に流れる電流が所定値以下のときに、予め定めた一定周期で直接接地用開閉器32を開き、超低周波交流絶縁抵抗計33及び重畳電圧発生装置44を測定動作させるものであり、超低周波交流絶縁抵抗計33で測定された絶縁抵抗の値は、記憶装置36に時系列的に記憶される。
図2は本発明の実施の形態における電力ケーブルシース絶縁抵抗記録装置29の詳細を示す構成図である。図2に示すように、電力ケーブル絶縁抵抗記録装置29の測定タイミング回路35は、所定の一定周期で超低周波交流絶縁抵抗計33及び重畳電圧発生装置44を測定動作させるための測定動作指令信号を出力するインターバルタイマー37を有し、インターバルタイマー37からの測定動作指令信号はAND回路38に入力される。インターバルタイマー37から出力される測定動作指令信号は、一定の周期で所定期間だけ論理値「1」となる信号である。
一方、金属シースアース線30に流れる電流は変流器39で検出され、漏れ電流検出手段40に入力される。金属シースアース線30に流れる電流は、電力ケーブル17の絶縁層12に流れる漏れ電流及び充電電流であり、この漏れ電流が大きいときは電力ケーブル17の絶縁層12が絶縁破壊している可能性がときであるので、直接接地用開閉器32を開くことは安全性の観点から好ましくない。そこで、漏れ電流検出手段40は、金属シースアース線30に流れる電流が所定値以上の電流であるときは論理値「1」を否定回路41に出力する。
否定回路41は漏れ電流検出手段40の出力を反転した論理値をAND回路38に出力するものであり、金属シースアース線30に流れる電流が所定値以上の電流であるときは、論理値「0」をAND回路38に出力し、インターバルタイマー37からの測定動作指令信号がAND回路38から出力されることを阻止する。また、金属シースアース線30に流れる電流が所定値未満の電流であるときは、論理値「1」をAND回路38に出力し、インターバルタイマー37からの測定動作指令信号の出力を許可する。
AND回路38の出力信号は、補助リレー42に出力されるとともに、測定タイマー43に出力される。電力ケーブル17の金属シース13と大地間に流れる電流が所定値以下のときは、AND回路38はインターバルタイマー37からの測定動作指令信号の出力を許可するので、補助リレー42は、予め定めた一定周期で直接接地用開閉器32を開き、超低周波交流絶縁抵抗計33及び重畳電圧発生装置44を測定動作させる。
また、測定タイマー43は、超低周波交流絶縁抵抗計33が絶縁抵抗値を取り込むためのタイミングを設定するものであり、直接接地用開閉器32が開いた状態から所定時間経過後に、絶縁抵抗値を取り込むための取り込み指令信号を超低周波交流絶縁抵抗計33に出力する。
超低周波交流絶縁抵抗計33による絶縁抵抗測定は、重畳電圧発生装置44で超低周波電圧を金属シースと対地間に印加し、そこで流れる超低周波電流を変流器39で測定することで、電流値を絶縁抵抗値に換算し測定する。測定される電流は、きわめて周波数が小さいため、リアクタンスの影響もきわめて小さくなり、絶縁抵抗値と同等の値とすることができる。
また、保護装置34は交流接地素子45と過電圧吸収素子46とが並列接続されて構成されている。電圧制限素子45は、例えばコンデンサで構成され、直接接地用開閉器32を開路した際に交流的に接地するものである。一方、過電圧吸収素子46は、例えばアレスタで構成され、例えば、直接接地用開閉器32を開いた状態で、過大な電圧が発生したとしても、過電圧吸収素子46で吸収し安全性を確保するものである。
このように、電力ケーブル絶縁抵抗記録装置29は、金属シースアース線30に流れる電流が所定値未満の電流であるときに、一定周期で超低周波交流絶縁抵抗計33と重畳電圧発生装置44を測定動作させ、超低周波交流絶縁抵抗計33と重畳電圧発生装置44が測定動作中であるときは保護装置34により、高圧受電設備18の安全性を確保しつつ超低周波交流絶縁抵抗計33で電力ケーブル17の外被シース14の絶縁抵抗を測定する。そして、超低周波交流絶縁抵抗計33で測定した絶縁抵抗値は時系列的に記憶装置36に記憶する。
ここで、インターバルタイマー37からの測定動作指令信号は、例えば、1日に数回、出力するように設定し、月単位、年単位で絶縁抵抗値を記憶装置36に時系列的に記憶していく。そして、電力ケーブル17のシース絶縁抵抗を評価するにあたっては、記憶装置36に記憶された時系列の絶縁抵抗値を取り出し評価する。例えば、記憶装置36から取り出した時系列の絶縁抵抗値を予め定めた短期間毎に区切り、その短期間における絶縁抵抗の最大値と最小値とを取り出す。
図3は、予め定めた期間として短期間毎における絶縁抵抗の最大値と最小値とをプロットしたトレンドグラフの一例である。予め定めた短期間は、1日、1週間、1ヶ月などである。例えば、a1は1日目における絶縁抵抗の最大値と最小値、a2は2日目における絶縁抵抗の最大値と最小値、以下同様に、3日目〜12日目までの絶縁抵抗の最大値と最小値のトレンド曲線を示している。最大値トレンド曲線S1と最小値トレンド曲線S2とは同様な変化特性を有する。
絶縁抵抗の最大値と最小値とが日によって異なったり、同じ日であっても最大値と最小値とが生じるのは、電力ケーブル17の周囲の環境、例えば、温度、湿度、雨、晴れ、などによって、電力ケーブル17の絶縁抵抗の測定環境が変化するためである。すなわち、電力ケーブルの周囲環境が雨水等で湿潤し外被シース14の絶縁が低下しても、晴れ等で乾燥し外被シース14の絶縁が早期に回復すれば外被劣化による絶縁低下ではないと判断できる。図3では同じ短期間における絶縁抵抗の最大値と最小値との差分は、ほぼ同じ値である場合を示している。
次に、図4は、図3を長期間現したトレンドグラフの一例である。最大値トレンド曲線S1と最小値トレンド曲線S2とは同様な変化特性を有するが、絶縁抵抗の最大値と最小値との差分が徐々に小さくなっている場合を示している。周囲の環境による影響に左右されずにこの差分が小さくなると、電力ケーブル17の外被シース14の絶縁が劣化傾向にあることが分かる。
例えば、電力ケーブル17の金属シースアース線30の外部露出部が汚損、湿潤している場合には、絶縁抵抗が小さくなるが、乾燥すると絶縁抵抗は健全な値に回復する。一方、電力ケーブル17の外被シース14が損傷等で絶縁低下している場合には、電力ケーブル17内への浸水により乾燥し難くなり、外被シース14の損傷が汚損、湿潤しているので、電力ケーブル17の外被シース14の絶縁抵抗は健全な値に回復しないことになる。
従って、絶縁抵抗の最大値と最小値との差分が所定値未満となったときや、絶縁抵抗の最小値が予め定めた閾値S0未満となったときは、電力ケーブル17の外被シース14の絶縁抵抗の劣化と評価できる。特に、電力ケーブル17の新品状態からその平均絶縁寿命までを期間とした絶縁抵抗の最大値及び最小値のトレンドグラフを作成すると、絶縁劣化の評価を適正に行うことができる。
本発明の実施の形態によれば、電力ケーブル17の金属シース13と大地間に流れる電流が所定値以下のときに予め定めた一定周期で直接接地用開閉器32を開き、超低周波交流絶縁抵抗計33及び重畳電圧発生装置44を測定動作させるので、高圧受電設備18を停止させることなく安全な状態で電力ケーブル17の金属シース13と大地との間の絶縁抵抗(外被シース14の絶縁抵抗)を測定できる。また、一定周期で絶縁抵抗値を測定するので、長期間の時系列の絶縁抵抗値を得ることができる。
また、時系列の絶縁抵抗値を予め定めた期間毎に区切り、その期間における絶縁抵抗の最大値と最小値とを取り出し、その期間の絶縁抵抗値のトレンドを作成するので、絶縁劣化の兆候を早期に把握できる。
11…導体、12…絶縁層、13…金属シース、14…外被シース、15…柱上開閉器、16…配電線、17…電力ケーブル、18…高圧受電設備、19…電力受給用計器用変成器、20…断路器、21…遮断器、22…母線、23…電力限流ヒューズ付高圧交流負荷開閉器、24…受電変圧器、25…配電用遮断器、26…負荷、27…直列リアクトル、28…進相コンデンサ、29…電力ケーブル絶縁抵抗記録装置、30…金属シースアース線、31…ケーブルヘッド、32…直接接地用開閉器、33…超低周波交流絶縁抵抗計、34…保護装置、35…測定タイミング回路、36…記憶装置、37…インターバルタイマー、38…AND回路、39…変流器、40…漏れ電流検出手段、41…否定回路、42…補助リレー、43…測定タイマー、44…重畳電圧発生装置、45…電圧制限素子、46…過電流吸収素子

Claims (2)

  1. 高圧受電設備における電力ケーブルの金属シースと大地との間の絶縁抵抗を測定する超低周波交流絶縁抵抗計と、
    超低周波交流絶縁抵抗計で測定する、超低周波電圧を金属シースと大地との間に重畳する重畳電圧発生装置と、
    前記重畳電圧発生装置に並列接続され通常時には閉じられて前記超低周波交流絶縁抵抗計と前記重畳電圧発生装置をバイパスし前記電力ケーブルの金属シースを接地する直接接地用接点と、
    前記電力ケーブルの金属シースと大地間に流れる電流が所定値以下のときに予め定めた一定周期で前記直接接地用接点を開き、前記超低周波交流絶縁抵抗計を測定動作させる測定タイミング回路と、
    前記超低周波交流絶縁抵抗計で測定された絶縁抵抗の値を時系列的に記憶する記憶装置と、
    を備えたことを特徴とする電力ケーブル絶縁抵抗記録装置。
  2. 請求項1に記載の電力ケーブル絶縁抵抗記録装置の前記記憶装置に記憶された時系列の絶縁抵抗値を取り出し、
    取り出した時系列の絶縁抵抗値を予め定めた期間毎に区切り、
    その期間における絶縁抵抗の最大値と最小値とを取り出し、
    電力ケーブルの新品状態からその平均絶縁寿命までを期間とした前記絶縁抵抗の最大値及び最小値のトレンドグラフを作成し、
    前記トレンドグラフに基づいて前記電力ケーブルの絶縁抵抗を評価することを特徴とする電力ケーブル絶縁抵抗評価方法。
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