JP2011184058A - Pushing-up body and storage case using the same - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、押上体およびそれを用いた収容ケースの技術に関し、より詳細には、所定枚数のシート状物を取り出し自在な収容ケースに収容される押上体およびそれを用いた収容ケースに関する。 The present invention relates to a push-up body and a storage case using the same, and more particularly to a push-up body that is housed in a storage case in which a predetermined number of sheets can be taken out and a storage case using the push-up body.
従来、ラベルやティッシュペーパ(単体)などのシート状物を積層させた積層シート状物を収容して、取出口より所定枚数のシート状物を取り出し可能とした収容ケースの構成が公知となっている。かかる収容ケースにおいては、積層シート状物とともに、積層シート状物を上方に押し上げる押上体が収容されており、押上体によって積層シート状物が収容ケースの上面方向に押し上げられた状態が維持されるように構成されている。このように押上体を用いた収容ケースでは、収容ケース内に収容されている積層シート状物の残量が少なくなっても、積層シート状物が収容ケースの底部に滞留することなく押し上げられるため、収容ケースの上壁に設けられた取出口より所定枚数のシート状物をいつでも取り出すことができる。 2. Description of the Related Art Conventionally, a configuration of a housing case that accommodates a laminated sheet material obtained by laminating sheet materials such as labels and tissue paper (single unit) and can take out a predetermined number of sheet materials from an outlet is publicly known. Yes. In such a housing case, a push-up body that pushes up the laminated sheet-like material is housed together with the laminated sheet-like material, and the state in which the laminated sheet-like material is pushed up by the push-up body in the upper surface direction of the housing case is maintained. It is configured as follows. Thus, in the storage case using the push-up body, even if the remaining amount of the laminated sheet material stored in the storage case decreases, the stacked sheet material is pushed up without staying at the bottom of the storage case. A predetermined number of sheets can be taken out at any time from an outlet provided on the upper wall of the housing case.
従来の押上体の構成としては、例えば、特許文献1又は特許文献2に、矩形板状に形成された基台部と、基台部の両端に折曲自在に固定接続された一又は複数の片部と、各片部を繋ぐ弾性部材等とを具備してなる構成が開示されており、押上体において、弾性部材の弾性力を利用して片部により積層シート状物を上方に押し上げる機構を有している。すなわち、各片部を弾性部材の弾性力に抗して上方から押圧させた状態で収容ケース内に収容させ、かかる状態の押上体に積層シート状物を載置させることで、収容ケース内において、弾性部材の弾性力によって積層シート状物が上方に押し上げられた状態が維持されるのである。
As a configuration of a conventional push-up body, for example, in
しかしながら、特許文献1又は特許文献2に開示された押上体の構成では、収容ケースの幅方向長さと略一致するように形成される基台部に対して、基台部より幅方向長さが小さい片部しか固定接続させることができなかった。そのため、片部において剛性(曲げに対する抵抗力)が不足し、片部を弾性部材の弾性力に抗して上方から押圧させた際に、弾性力や押圧力によって片部が湾曲又は屈曲してしまう場合があった。特に、シート状物としてティッシュペーパ(単体)よりも重いラベル等の薄紙を積層させた積層シート状物を用いた場合などには、積層シート状物の荷重によって片部が湾曲等して積層シート状物を上方に押し上げることができず、ひいては積層シート状物が上方に押し上げられた状態を維持することができず、シート状物を容易に取り出すことができない場合があった。
However, in the structure of the push-up body disclosed in
そこで、本発明では、押上体およびそれを用いた収容ケースに関し、前記従来の課題を解決するもので、簡易な構成で片部の剛性を高めて、より安定して積層シート状物を押し上げることができる押上体およびそれを用いた収容ケースを提供することを目的とする。 Therefore, the present invention relates to a push-up body and a housing case using the push-up body, which solves the above-described conventional problems, and increases the rigidity of one part with a simple configuration, thereby pushing up a laminated sheet-like material more stably. It is an object of the present invention to provide a push-up body that can be used and a storage case using the same.
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。 The problem to be solved by the present invention is as described above. Next, means for solving the problem will be described.
すなわち、請求項1においては、矩形板状に形成された基台部と、前記基台部の一端に折曲自在に固定接続され、先端方向の中途部から延出される基台部よりも幅方向長さの小さい幅狭部を有する第一片部と、前記基台部の前記第一片部が設けられた一端に対向する位置の一端に折曲自在に固定接続され、先端方向の中途部に前記幅狭部が挿通される開口部を有する第二片部と、前記第二片部の開口部より突出された第一片部の先端部及び前記第二片部の先端部に係止され、各先端部を相互に近接する方向に付勢する弾性部材と、を具備してなるものである。
That is, in
請求項2においては、前記第一片部は、前記幅狭部に連続して延出される前記幅狭部より幅方向長さの大きい先端幅広部を有するものである。 According to a second aspect of the present invention, the first piece portion has a wide end portion having a larger length in the width direction than the narrow portion that extends continuously from the narrow portion.
請求項3においては、前記第二片部の開口部は、前記幅狭部が挿通可能な幅狭開口部と、前記先端幅広部が挿通可能な幅広開口部とを有するものである。 According to a third aspect of the present invention, the opening of the second piece has a narrow opening through which the narrow portion can be inserted and a wide opening through which the tip wide portion can be inserted.
請求項4においては、前記第一片部及び第二片部は、長手方向長さが等しくなるように形成されるものである。 According to a fourth aspect of the present invention, the first piece portion and the second piece portion are formed so as to have the same length in the longitudinal direction.
請求項5においては、前記弾性部材はゴム環であり、前記第一片部の先端部及び第二片部の先端部にそれぞれゴム環を係止可能な切込部が形成されるものである。 According to a fifth aspect of the present invention, the elastic member is a rubber ring, and a cut portion capable of locking the rubber ring is formed at each of the distal end portion of the first piece portion and the distal end portion of the second piece portion. .
請求項6においては、前記請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の押上体と積層シート状物とが収容されるものである。
In Claim 6, the push-up body according to any one of
本発明の効果として、簡易な構成で片部の剛性が高められるので、より安定して積層シート状物を押し上げることができる。 As an effect of the present invention, the rigidity of the piece portion can be increased with a simple configuration, so that the laminated sheet can be pushed up more stably.
次に、発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施例においては、図3に示す矢印Xの方向を押上体1の長手方向といい、同様に矢印Yの方向を押上体1の幅方向という。また、図2に示す矢印Zの方向を押上体1の上下方向という。
Next, embodiments of the invention will be described. In the following examples, the direction of the arrow X shown in FIG. 3 is referred to as the longitudinal direction of the push-up
まず、本実施例の押上体1の構成について、以下に説明する。
図1乃至図3に示すように、本実施例の押上体1は、ラベル、付箋紙、ティッシュペーパ(単体)などのシート状物2aを積層させた積層シート状物2を収容して、所定枚数のシート状物2aを取り出し可能とした収容ケース100に収容して用いられる(図8参照)。押上体1の素材としては、薄板体であればその素材は特に限定されず、プラスチックや軽金属等によっても形成することができるが、本実施例の押上体1としては、加工形成が容易であるなどの点から厚さが1mm程度の厚紙が好ましく用いられる。そして、押上体1は、一の厚紙に対して所定箇所に切り込み等がなされて後述する各部(基台部10等)が形成されるとともに、所定箇所にて屈曲されることで所定の形状となるように立体的に組み立てられる。
First, the structure of the push-up
As shown in FIGS. 1 to 3, the push-up
具体的には、本実施例の押上体1は、基台部10と、基台部10の長手方向の一端に形成される第一片部20と、基台部10の第一片部20が設けられた一端に対向する位置の一端に形成される第二片部30と、第一片部20及び第二片部30とが所定の形状で組み立てられた状態で、第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31に係止される弾性部材としてのゴム環40等とで構成されている。
Specifically, the push-up
基台部10は、平面視矩形板状に形成され、押上体1の底面を構成するものであり、この基台部10の長手方向の対向する両端部が折り曲げられることで、第一片部20及び第二片部30が折曲自在に固定接続されている。なお、図3における破線が基台部10と第一片部20及び第二片部30との接続個所である折曲部11・11である。基台部10は、長手向長さL1a及び幅方向長さL1bが略同じ長さとなるように形成され、その長手向長さL1a及び幅方向長さL1bが収容ケース100の底壁103の各辺の長さに略一致するように形成されている(図8等参照)。
The
第一片部20は、平面視矩形板状に形成され、基台部10の一端に連続されて先端部21が上下方向(図2における矢印Z方向)に揺動自在とされている。本実施例の第一片部20は、基台部10の一端に連続して延出される立上部22と、立上部22に連続して第一片部20の先端方向の中途部から延出される幅狭部23と、幅狭部23に連続して延出される先端幅広部24等とが形成されている。
The
立上部22は、基台部10の一端に連続されて第一片部20の先端方向の中途部まで延出され、基台部10との接続端である折曲部11にて折曲自在に固定接続されている。立上部22は、その幅方向長さL2bが基台部10の幅方向長さL1bと等しくなるように形成される(L1b=L2b)。押上体1が立体的に組み立てられた際には(図1参照)、第一片部20が立上部22にて基台部10より上方に立ち上げられる。
The
幅狭部23は、第一片部20の先端方向の中途部、すなわち上述した立上部22から立上部22の幅方向の中央より先端方向に向けて延出される。幅狭部23は、その幅方向長さL2cが立上部22の幅方向長さL2b(基台部10の幅方向長さL1b)よりも小さくなるように形成される(L1b・L2b>L2c)。
The
先端幅広部24は、幅狭部23の端部より先端方向に向けて延出され、その端部に先端部21が形成される。先端幅広部24は、その幅方向長さL2dが幅狭部23の幅方向長さL2cよりも大きくなるように形成されるとともに(L2c<L2d)、立上部22の幅方向長さL2bよりも小さくなるように形成される(L2b>L2d)。また、幅狭部23から先端幅広部24へ至る連続面には、テーパ面25が形成されている。
The wide
第二片部30は、平面視矩形板状に形成され、基台部10の第一片部20が設けられた一端に対向する位置の一端に連続されて先端部31が上下方向(図2における矢印Z方向)に揺動自在とされている。第二片部30は、その長方向長さL3aが第一片部20の長手向長さL2aと等しくなるように形成されるとともに(L2a=L3a)、その幅方向長さL3bが基台部10の幅方向長さL1bと等しくなるように形成される(L1b=L3b)。
The
第二片部30には、先端方向の中途部に第一片部20の幅狭部23及び先端幅広部24が挿通される開口部32が形成されている。開口部32は、第二片部30の略中央に平面視矩形状に開口されており、幅狭部23が挿通可能な幅狭開口部32aと、先端幅広部24が挿通可能な幅広開口部32bとを有している。また、幅狭開口部32aから幅広開口部32bへ至る連続面には、テーパ面35が形成されている。
The
幅狭開口部32aは、その幅方向長さL3cが第一片部20の幅狭部23の幅方向長さL2cよりも僅かに大きくなるように形成され(L2c<L3c)、幅広開口部32bは、その幅方向長さL3dが第一片部20の先端幅広部24の幅方向長さL2dよりも僅かに大きくなるように形成される(L2d<L3d)。そのため、第二片部30の一側面より先端幅広部24を幅広開口部32bに挿通させることで、第二片部30の他方の側面より第一片部20の幅狭部23及び先端幅広部24を突出させて、第一片部20及び第二片部30を交差させることができる。また、幅狭開口部32aが幅狭部23よりも大きいので、第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31をそれぞれ上下方向に揺動させることができる。このとき、上述したように第一片部20の幅狭部23と先端幅広部24との境界にテーパ面25が形成されるとともに、第二片部30の幅狭開口部32aと幅広開口部32bとの境界にテーパ面35が形成されているため、第一片部20及び第二片部30を滑らかに揺動させることができる。
The
また、第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31にはそれぞれゴム環40を係止可能な一対の切込部26・26及び切込部36・36が形成されている。切込部26・26は、第一片部20の先端部21、すなわち先端幅広部24の端部に所定の離間を有するように形成されている。一方、切込部36・36は、第二片部30の先端部31に所定の離間を有するように形成される。特に、切込部36・36は、その離間長さが切込部26・26よりも大きくなるように、第二片部30の幅方向の縁部近傍位置であって、第二片部30の長手方向において開口部32と重ならない位置に形成される。
Further, a pair of
ゴム環40としては、所定の弾性力を有する弾性部材が用いられ、その弾性力は、第一片部20及び第二片部30の形状や素材、又は積層シート状物2(シート状物2a)の種類などによって適宜設定することができる。特に、ゴム環40の弾性力が強すぎると第一片部20又は第二片部30が湾曲又は屈曲してしまい、一方で、ゴム環40の弾性力が弱すぎると収容ケース100内において積層シート状物2を上方に押し上げることができないので好ましくない。
As the
ここで、図1、図4乃至図6を参照しながら、押上体1の組み立て方について説明する。まず、基台部10、第一片部20及び第二片部30が、それぞれ面一に位置される状態から(図3参照)、先端部21が上方に向くように折曲部11にて第一片部20を折り曲げるとともに、先端部31が上方に向くように折曲部11にて第二片部30を折り曲げる(図4参)。このとき、第一片部20の先端部21(先端幅広部24)を開口部32(幅広開口部32b)に挿通して、第二片部30の一側面より第一片部20の先端部21(幅狭部23及び先端幅広部24)を突出させて、第一片部20と第二片部30とを交差させる。かかる状態では、第一片部20及び第二片部30は、それぞれ屈曲部11を揺動中心として先端部21・31が揺動自在とされる(図5参照)。
Here, a method of assembling the push-up
そして、第二片部30の開口部32より突出された第一片部20の先端部21の切込部26・26と、第二片部30の先端部31の切込部36・36にそれぞれゴム環40を係止する。そうすると、ゴム環40により各先端部21・31が相互に近接する方向に付勢され、かかるゴム環40の弾性力により第一片部20及び第二片部30が揺動されて、第一片部20が第二片部30の開口部32の内縁に当接した状態で停止される(図1参照)。なお、かかる状態では、第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31は、基台部10と略平行の同一平面上に位置されている(図2参照)。
And in the
また、このようにして組み立てられた押圧体1は、収容ケース100内に収容される際には、第一片部20及び第二片部30をゴム環40の弾性力に抗して上方から押圧して、高さを低くした状態で収容ケース100内に収容される(図6参照)。
Further, when the
次に、本実施例の押上体1を用いた収容ケース100の構成について、以下に説明する。
なお、以下に示す実施例では、積層シート状物2として、ラベルや付箋紙等の薄紙よりなるシート状物2aを複数枚積層させたものを用いた場合について説明する。積層シート状物2としては、各シート状物2a・2a・・・が取り外し自在な粘着材で相互に粘着されており、かつ粘着箇所が対向する縁部に積層順に交互に形成されている。つまり、積層シート状物2中の任意の一のシート状物2aにおいては、上のシート状物2aとは一の縁部にて粘着され、下方のシート状物2aとはそれと対向する縁部にて粘着されている。
Next, the structure of the
In the embodiment described below, a case will be described in which the laminated sheet-
図7及び図8に示すように、本実施例の収容ケース100は、周側壁101、上壁102及び下壁103よりなる平面視略矩形の略立方体形状に形成され、上述した押上体1と積層シート状物2とが収容される。なお、収容ケース100の素材としては、上述した押圧体1と同様に薄板体であればその素材は特に限定されないが、厚さが1mm程度の厚紙が好ましく用いられる。また、上壁102及び下壁103は、平面視において、上述した押上体1の基台部10及びシート状物2aと略同じ形状・大きさに形成されている。
As shown in FIGS. 7 and 8, the
上壁102には、略中央の両端に渡って所定枚数のシート状物2aを取り出し可能な取出口104が形成されている。収容ケース100に収容された積層シート状物2は、この取出口104より最上部に位置される任意の一のシート状物2aが突出され、突出されたシート状物2aが摘まみながら引き出されて取り出される。また、上壁102には、取出口104の両端側の周側壁101との境界に切込部105が形成されている。このように切込部105が形成されることで、上壁102の取出口104側の縁部が上下方向に移動自在となり、シート状物2aの取り出しが容易となる。
The
なお、収容ケース100には、周側壁101、上壁102及び下壁103の少なくともいずれか一カ所が開口可能に形成され、内部空間に押上体1及び積層シート状物2を収容し、又は取り出すことができるように形成される。
The
収容ケース100内では、押上体1が基台部10を底壁103に当接するように配設され、第一片部20及び第二片部30がゴム環40の弾性力に抗して上方から押圧されて高さを低くした状態で、押上体1に積層シート状物2が載置される。このとき、積層シート状物2は、押上体1の第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31に当接されている。押上体1においては、ゴム環40により先端部21・31が相互に近接する方向に付勢されているため、積層シート状物2による下向きの荷重による押圧力に抗して、ゴム環40の弾性力により積層シート状物2が上方に押し上げられ、収容ケース100の上壁102に押し付けられている。そして、収容ケース内100に収容されている積層シート状物2の残量が少なくなっても、積層シート状物2が収容ケースの底部に滞留することなく押し上げられて、取出口104より所定枚数のシート状物2aを取り出すことができる。
In the
以上のように、本実施例の押上体1は、矩形板状に形成された基台部10と、基台部10の一端に折曲自在に固定接続され、先端方向の中途部から延出される基台部10よりも幅方向長さL2bの小さい幅狭部23を有する第一片部20と、基台部10の第一片部20が設けられた一端に対向する位置の一端に折曲自在に固定接続され、先端方向の中途部に幅狭部23が挿通される開口部32を有する第二片部30と、第二片部30の開口部32より突出された第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31に係止され、各先端部21・31を相互に近接する方向に付勢するゴム環40と、を具備してなるため、簡易な構成で第一片部20及び第二片部30の剛性を高めることができ、より安定して積層シート状物2を押し上げることができ、また、収容ケース100に用いられることで積層シート状物2を確実に上方に押し上げてシート状物2aをいつでも容易に取り出すことができる。
As described above, the push-up
すなわち、本実施例の押上体1は、第一片部20にて先端方向の中途部から延出される基台部10よりも幅方向長さL2bの小さい幅狭部23を有するとともに、第二片部30において先端方向の中途部に幅狭部23が挿通される開口部32を有するため、従来の構成と比べて、第一片部20及び第二片部30における剛性(曲げに対する抵抗力)を向上させることができ、第一片部20及び第二片部30をゴム環40の弾性力に抗して上方から押圧させた際であっても、弾性力や押圧力によって第一片部20及び第二片部30が湾曲又は屈曲してしまうのを防ぐことができる。特に、シート状物2aとしてティッシュペーパ(単体)よりも重いラベルや付箋紙等の薄紙を積層させた積層シート状物2を用いた場合であっても、第一片部20及び第二片部30の剛性が高いため、第一片部20及び第二片部30が多少湾曲等したとしても、積層シート状物2を安定して上方に押し上げることが可能となる。
That is, the push-up
また、本実施例の第一片部20は、幅狭部23に連続して延出される幅狭部23より幅方向長さL2cの大きい先端幅広部24を有するため、押上体1に積層シート状物2を載置した状態でも、積層シート状物2を押し上げる接面を十分に確保することができ、積層シート状物2を安定的に支持して押し上げることができる。
Moreover, since the
また、第二片部30の開口部32は、幅狭部23が挿通可能な幅狭開口部32aと、先端幅広部24が挿通可能な幅広開口部34bとを有するため、開口部32を設けることによる第二片部30の剛性の低減を最小にすることができる。
Moreover, since the
さらに、第一片部20及び第二片部30は、長手方向長さが等しくなるように形成されるため、積層シート状物2をより安定的に支持して押し上げることができる。
Furthermore, since the
なお、押上体1及び収容ケース100の構成としては、上述した実施例に限定されず、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
In addition, as a structure of the push-up
すなわち、上述した実施例の押上体1においては、基台部10、第一片部20及び第二片部30のそれぞれの長手方向長さや幅方向長さは、押上体1の材料、積層シート状物2の種類、収容ケースの形状・大きさ等によって適宜変更することができる。ただし、第一片部20及び第二片部30の剛性を担保するという観点から、第一片部20の幅狭部23において、その幅方向長さL2cが基台部10(立上部22)の幅方向長さL1b(L2b)の約半分の長さとなるように形成されるのが好ましい。
That is, in the push-up
また、切込部26・36の形状としては、ゴム環40が係止可能な形状であれば特に限定されず、例えば、図9に示すように、切込部26・36が第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31がテーパ面を有する略凹状に切り欠きされた形状に形成されてもよい。
In addition, the shape of the
また、押上体1を収容ケース100に収容させる際には、上述した実施例(図8参照)では、基台部10に対して第一片部20及び第二片部30を上方に折り曲げられた状態で基台部10が収容ケース100の底壁103に載置されるようにして収容されるが、これとは逆に、基台部10に対して第一片部20及び第二片部30が下方に折り曲げられた状態で、第一片部20の先端部21及び第二片部30の先端部31が底壁103に当接し、基台部10の上に積層シート状物2が載置されるように収容されてもよい。
Further, when the push-up
1 押上体
2 積層シート状物
10 基台部
20 第一片部
21 先端部
22 立上部
23 幅狭部
24 幅広部
30 第二片部
31 先端部
32 開口部
40 ゴム環(弾性部材)
100 収容ケース
DESCRIPTION OF
100 containment case
Claims (6)
前記基台部の一端に折曲自在に固定接続され、先端方向の中途部から延出される基台部よりも幅方向長さの小さい幅狭部を有する第一片部と、
前記基台部の前記第一片部が設けられた一端に対向する位置の一端に折曲自在に固定接続され、先端方向の中途部に前記幅狭部が挿通される開口部を有する第二片部と、
前記第二片部の開口部より突出された第一片部の先端部及び前記第二片部の先端部に係止され、各先端部を相互に近接する方向に付勢する弾性部材と、
を具備してなることを特徴とする押上体。 A base formed in a rectangular plate shape;
A first piece having a narrow portion that is fixedly connected to one end of the base portion in a foldable manner and has a width direction length smaller than the base portion extending from a midway portion in the distal direction; and
A second part having an opening that is fixedly connected to one end of the base part at a position facing the one end where the first piece part is provided, and through which the narrow part is inserted in a middle part in the distal direction. One part,
An elastic member that is locked to the tip of the first piece protruding from the opening of the second piece and the tip of the second piece and biases each tip in a direction approaching each other;
A push-up body comprising:
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021041973A (en) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | 大造 川上 | Tissue paper push-up device and tissue paper push-up method |
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2010
- 2010-03-05 JP JP2010049570A patent/JP2011184058A/en active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021041973A (en) * | 2019-09-12 | 2021-03-18 | 大造 川上 | Tissue paper push-up device and tissue paper push-up method |
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