JP2011176754A - Hinge unit, display device, and imaging device - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ヒンジユニット、表示装置および撮像装置に関する。 The present invention relates to a hinge unit, a display device, and an imaging device.
デジタルカメラに代表される撮像装置等においては、小型携帯電子機器でありながら大画面の表示装置を搭載することが求められている。同時に、ユーザの視線方向に合わせて表示装置の向きを変えられるメカニカルな機構の搭載も求められている。例えば、表示装置が機器筐体に対して直角方向に開閉し、使用時においてはユーザの視線に直交するビデオカメラが知られている。 An imaging device or the like typified by a digital camera is required to have a large-screen display device while being a small portable electronic device. At the same time, it is also required to mount a mechanical mechanism that can change the orientation of the display device in accordance with the user's line of sight. For example, a video camera is known in which a display device opens and closes in a direction perpendicular to a device housing and is orthogonal to a user's line of sight when in use.
電子機器のさらなる小型化、薄型化が推し進められる一方で、向きが変えられる大型の表示装置を搭載したいという、相反する要望がある。このような要望を満たしつつ、かつレイアウト設計の自由度確保の観点からも、表示装置の回転動作を許容する、小型の電子機器に適したヒンジ機構が求められていた。 While electronic devices are being further reduced in size and thickness, there is a conflicting desire to mount a large display device that can change its orientation. There has been a demand for a hinge mechanism suitable for a small electronic device that satisfies such a demand and also allows a rotational operation of the display device from the viewpoint of securing a degree of freedom in layout design.
上記課題を解決するために、本発明の一つの態様におけるヒンジユニットは、ベース部材と被回転部材を接続するヒンジユニットであって、ベース部材に対する被回転部材の回転に応じて平行移動する回転軸を備える。 In order to solve the above-described problem, a hinge unit according to one aspect of the present invention is a hinge unit that connects a base member and a rotated member, and that rotates in parallel with the rotation of the rotated member relative to the base member. Is provided.
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。 It should be noted that the above summary of the invention does not enumerate all the necessary features of the present invention. In addition, a sub-combination of these feature groups can also be an invention.
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。 Hereinafter, the present invention will be described through embodiments of the invention, but the following embodiments do not limit the invention according to the claims. In addition, not all the combinations of features described in the embodiments are essential for the solving means of the invention.
以下の実施例は一例として、本実施形態に係るヒンジユニットを、デジタルカメラに搭載される可動式の表示装置に適用した場合について説明する。ヒンジユニットは、デジタルカメラ以外であっても、ビデオカメラ、携帯電話、ノートパソコン等の携帯型電子機器にも適用され得る。 In the following examples, the case where the hinge unit according to this embodiment is applied to a movable display device mounted on a digital camera will be described as an example. The hinge unit can be applied to portable electronic devices such as a video camera, a mobile phone, and a laptop computer, other than a digital camera.
図1は、下開き式である従来のモニターユニット801を備えるカメラ800の背面図である。モニターユニット801は、撮影後の画像、ライブビュー画像、メニュー項目等の表示するモニター部を含んで構成される。モニター部には、液晶素子、有機EL素子等が用いられる。モニターユニット801は、図示するようにカメラ800の背面に収納されて表示面をユーザに向ける姿勢から、ヒンジユニット802の回転軸周りに回転して所定の回転角で静止する姿勢を取り得る。このように下方向に開く下開き式のモニターユニット801を搭載するカメラ800によれば、例えば、ユーザはライブビュー画像を表示させたモニターユニット801を斜め下方向に向け、カメラ800を持ち上げて被写体を視認しつつハイアングル撮影を行うことができる。
FIG. 1 is a rear view of a
しかしながら、従来のヒンジユニット802では高さ方向のB寸法が必要であり、カメラ800の高さA寸法が決められていると、モニターユニット801を小型化せざるを得なかった。モニター部は、大きければその分視認性が向上するので大きいことが望ましいが、ヒンジユニット802の存在がモニター部の大型化を妨げていた。
However, the
図2は、下開き式である本実施形態に係るモニターユニット101を備えるカメラ100の背面図である。本実施形態におけるモニターユニット101も、撮影後の画像、ライブビュー画像、メニュー項目等の表示するモニター部を含んで構成される。モニター部には、液晶素子、有機EL素子等が用いられる。モニターユニット101は、図示するようにカメラ100の背面に収納されて表示面をユーザに向ける姿勢から、ヒンジユニット102の回転軸周りに回転して所定の回転角で静止する姿勢を取り得て、従来の下開き式のモニターユニットと同様の機能を備える。
FIG. 2 is a rear view of the
ヒンジユニット102の具体的な構成については後述するが、ヒンジユニット102は、モニター面を挟む対向する2面においてモニターユニット101を軸支する構造を有する。このような構造を有することにより、カメラ100の決められた高さA寸法に対して、モニター部を相対的に大きく構成することができる。ひいては、カメラ100の設計の自由度を高めることができる。
Although the specific configuration of the
図3は、横開き式である従来のモニターユニット901を備えるカメラ900の背面図である。モニターユニット901は、撮影後の画像、ライブビュー画像、メニュー項目等の表示するモニター部を含んで構成される。モニター部には、液晶素子、有機EL素子等が用いられる。モニターユニット901は、図示するようにカメラ900の背面に収納されて表示面をユーザに向ける姿勢から、ヒンジユニット902の回転軸周りに回転して所定の回転角で静止する姿勢を取り得る。このように横方向に開く横開き式のモニターユニット901を搭載するカメラ900によれば、例えば、ユーザは被写体を視認しつつ縦画角のハイアングル撮影を行うことができる。しかしながら、従来のヒンジユニット902では幅方向のD寸法が必要であり、カメラ900の幅C寸法が決められていると、モニターユニット901を小型化せざるを得なかった。
FIG. 3 is a rear view of a
図4は、横開き式である本実施形態に係るモニターユニット201を備えるカメラ200の背面図である。本実施形態におけるモニターユニット201も、撮影後の画像、ライブビュー画像、メニュー項目等の表示するモニター部を含んで構成される。モニター部には、液晶素子、有機EL素子等が用いられる。モニターユニット201は、図示するようにカメラ200の背面に収納されて表示面をユーザに向ける姿勢から、ヒンジユニット202の回転軸周りに回転して所定の回転角で静止する姿勢を取り得て、従来の横開き式のモニターユニットと同様の機能を備える。
FIG. 4 is a rear view of the
ヒンジユニット202の具体的な構成は、ヒンジユニット102と同様である。このようなヒンジ構造を有することにより、カメラ200の決められた幅C寸法に対して、モニター部を相対的に大きく構成することができる。ひいては、カメラ200の設計の自由度を高めることができる。
The specific configuration of the
図5は、下開き式である本実施形態に係るモニターユニット101を備えるカメラ100の底面斜視図である。モニターユニット101はモニター面を挟む両側面から2つのヒンジユニット102により軸支されている。2つのヒンジユニット102は、モニターユニット101の両側面から延出して裏面側で接続されるリンクカバー104に収容されている。リンクカバー104は、カメラ本体103と接続されているヒンジユニット105に軸支される。ヒンジユニット105は、ヒンジカバー106に収容されている。
FIG. 5 is a bottom perspective view of the
つまり、本実施形態においては、モニターユニット101は、カメラ本体103との間に、対のヒンジユニット102と、ヒンジユニット105を備える。対のヒンジユニット102は、モニターユニット101に対して、予め定められた角度の範囲における下開きを実現する。ヒンジユニット105は、モニターユニット101に対して、ヒンジユニット102が許容する回転角度を継いで更に所定の角度の範囲における下開きを実現すると共に、ヒンジユニット102の回転軸に直交する回転軸周りの回転を実現する。具体的な機構については後述する。
That is, in the present embodiment, the
図6は、モニターユニット101の係止状態を示す断面図である。係止状態はカメラ本体103にモニターユニット101が収納された状態であり、モニター係止爪107によりモニターユニット101の周縁部が係止されている。モニター係止爪107が係止する係止箇所は、図示するようにモニターユニット101の上面部であっても良いし、側面部、背面部等に設けても良い。
FIG. 6 is a cross-sectional view showing a state in which the
図7は、モニターユニット101の係止解除状態を示す断面図である。モニター係止爪107を解除すると、ヒンジユニット105が備えるスライド機構108の作用により、モニターユニット101がカメラ本体103から平行に押し出される。このとき、リンクカバー104もモニターユニット101と共に平行に押し出され、カメラ本体103の背面から離間する。
FIG. 7 is a cross-sectional view showing the unlocking state of the
図8は、係止状態のモニターユニット101とカメラ本体103の関係を示す側面図である。この状態は図6の収納状態と同様であり、モニターユニット101はモニター係止爪107に係止されて、カメラ本体103の背面に密着している。このとき、モニターユニット101の表示面109は、カメラ本体103とは反対側に向けられている。
FIG. 8 is a side view showing the relationship between the
図9は、係止解除状態のモニターユニット101とカメラ本体103の関係を示す側面図である。この状態は図7の収納解除状態と同様であり、モニターユニット101は、スライド機構108の作用によりカメラ本体103の背面から離間する。モニターユニット101は、この状態からリンクカバー104に収容されているヒンジユニット102の作用により下向きに回転可能となる。なお、回転軸110は、ヒンジユニット102を軸支するヒンジユニット102の回転中心である。
FIG. 9 is a side view showing the relationship between the
図10は、モニターユニット101を45度開いた状態を示す側面図である。図示するように、下向きにモニターユニット101を回転させると、ユーザは所定の角度で表示面109を観察することができる。ヒンジユニット102の詳細な構造は後述するが、回転軸110は、モニターユニット101の回転に応じて上方向に平行に移動する。平行に移動するとは、移動する前後の回転軸110が平行であることを意味する。別言すると、回転軸110が上方向に移動しても、被回転部材であるモニターユニット101の回転の向きは変化しない。特に、上述のようにモニターユニット101は両側面から2つのヒンジユニット102により軸支されているが、2つのヒンジユニット102の回転軸110を結ぶ直線が平行移動するとも言える。このように構成することで、係止状態において、カメラ本体103の底面とモニターユニット101の底面を、同一面に合わせることができる。また、回転に伴ってモニターユニット101の一部が、リンクカバー104のうちモニターユニット101とカメラ本体103の間に位置する梁の部分と干渉することを防ぐことができる。
FIG. 10 is a side view showing a state in which the
図11は、モニターユニット101を90度開いた状態を示す側面図である。この状態では、表示面109は真下を向いている。上述のように、ヒンジユニット102の作用によりモニターユニット101を下開きの方向へ回転させることができるが、さらに、ヒンジカバー106に収容されたヒンジユニット105の作用により、回転軸110に直交する方向にモニターユニット101を回転させることができる。
FIG. 11 is a side view showing a state in which the
図12は、モニターユニット101の表示面を反転させる様子を示す側面図である。図示するように、モニターユニット101を、ヒンジユニット105の第1の回転軸111の周りにリンクカバー104ごと回転させることができる。ユーザは、反転するまでの途中の角度で止めれば、カメラ本体103の側方から表示面109を視認できる。
FIG. 12 is a side view showing a state in which the display surface of the
図13は、モニターユニット101が反転され、表示面109が上向きになった状態を示す側面図である。この状態であれば、ユーザはカメラ100を見下ろす姿勢でローアングル撮影を行うことができる。
FIG. 13 is a side view showing a state in which the
ヒンジユニット102は、モニターユニット101を下向きに90度まで回転させることができるが、更に下向きに回転させようとすると、ヒンジユニット105が作用して回転を許容する。ヒンジユニット105の具体的な構造は後述するが、ヒンジユニット105は、モニターユニット101を180度開いた状態まで回転させることができる。
The
図14は、モニターユニット101を180度開いた状態を示す側面図である。モニターユニット101は、ヒンジユニット105の第2の回転軸112周りに、ヒンジカバー106ごと回転する。すなわち、ヒンジユニット105は、互いに直交する第1の回転軸111と第2の回転軸112の2つの回転軸を有する。
FIG. 14 is a side view showing a state in which the
次に、ヒンジユニット102の具体例を説明する。図15は、ヒンジ機構を構成するヒンジユニット102の分解斜視図である。図示するように回転軸110に沿って順に、シャフト301、リンクプレート302、ばねホルダー303、クリックカム304、第1座金305、ばね座金306、第2座金307、ポリスライダー308、モニターフレーム309、開閉カム310、ナット311が配置されており、全体をシャフト301が貫通して、シャフト301の先端に設けられたネジ部322とナット311が噛合して各要素を挟み込む構造を成す。
Next, a specific example of the
シャフト301にはキー溝321が設けられており、また、開閉カム310の貫通穴には平行キー323が設けられている。キー溝321と平行キー323が噛み合うことで、シャフト301と開閉カム310は一体的に回転できる。リンクプレート302は、リンクカバー104に固定されており、シャフト301を案内する案内部324を有する。案内部324は、図示するようにシャフト301を上下方向に平行移動させる長穴である。モニターフレーム309は、モニターユニット101に固定されるフレームであり、開閉カム310と一体的に回転する。つまり、モニターユニット101が外力を受けて回転されると、開閉カム310も一体的に回転する。
The
シャフト301は、ばねホルダー303を貫通しており、ばねホルダー303は、モニターフレーム309に固定されたばね312によって付勢されている。従って、シャフト301は、下方向に常に付勢される。
The
図16は、モニターユニット101が回転される前の状態におけるヒンジ機構の拡大図である。このとき、シャフト301はばね312により下向きに付勢され、案内部324の下端に位置する。従って、シャフト301に挿通されている開閉カム310も下方に位置し、開閉カム310と一体的に構成されているモニターユニット101も下向きに付勢される。このような作用により、モニターユニット101は、がたつくことなくカメラ本体103に収容された状態を取り得る。
FIG. 16 is an enlarged view of the hinge mechanism in a state before the
図17は、モニターユニット101を45度開いた状態におけるヒンジ機構の拡大図である。モニターユニット101がユーザにより回転されると、開閉カム310も矢印方向に回転し、開閉カム310のカム面がリンクプレート302の底面と接触摺動することにより、シャフト301が案内部324に沿って持ち上がる。シャフト301の中心軸である回転軸110も、シャフト301の移動に追従する。
FIG. 17 is an enlarged view of the hinge mechanism in a state where the
図18は、モニターユニット101を90度開いた状態におけるヒンジ機構の拡大図である。開閉カム310のカム作用により、シャフト301はばね312の付勢力に抗して案内部324の上端まで持ち上がる。このとき、回転軸110の移動量は、シャフト301の移動量となるので、図示する寸法Fとなる。すなわち、モニターユニット101の回転中心は、モニターユニット101が90度回転されることにより、寸法Fだけ移動することになる。
FIG. 18 is an enlarged view of the hinge mechanism in a state where the
図19は、図2のE−E断面図のうち、リンクカバー内部近傍の断面図である。図示するように、ヒンジユニット102は、リンクカバー104およびリンクフレーム113側と、モニターユニット101を構成するモニターカバー325およびモニターフレーム309側との間に介在するように配置されている。リンクプレート302は、その底面においてリンクフレーム113と接続され固定されている。点線はリンクプレート302の底面を表す。リンクプレート302の底面は、図において、シャフト301に対して手前側に位置する。開閉カム310は、リンクプレート302の底面と接触摺動する。なお、ばね312は、シャフト301に対して奥側に位置する。
FIG. 19 is a cross-sectional view of the vicinity of the inside of the link cover in the EE cross-sectional view of FIG. As shown in the figure, the
図20は、図2のE−E断面図のうち、ヒンジカバー106内部近傍の断面図である。具体的には、ヒンジユニット105の構成を示す図である。上述のように、ヒンジユニット105は、互いに直交する第1の回転軸111と第2の回転軸112の2つの回転軸を有する。第1の回転軸111は、ヒンジユニット102の回転軸に直交する方向にモニターユニット101を回転させる回転軸であり、第2の回転軸112は、モニターユニット101を90度以上に回転させる回転軸である。
20 is a cross-sectional view of the vicinity of the
カメラ本体103に一体的に設置されている第1固定プレート331から挿通された第1シャフト333と、同様にカメラ本体103に一体的に設置されている第2固定プレート332から挿通された第2シャフト334は、回転軸が一致するように配置されている。第1シャフト333および第2シャフト334に回転可能に支持されているシャーシ336には、ヒンジカバー106が固定されると共に、第3シャフト335を円周方向にカバーするケース337が取り付けられている。第1シャフト333には第2の回転軸112に沿う方向に開閉ばね338が設けられており、この方向のがたを取り除いている。また、クリックカム339は、モニターユニット101の回転角に応じてクリック感を与えるカムである。
The
第3シャフト335は、リンクフレーム113を支持することにより、モニターユニット101全体を第1の回転軸111周りに支持する。第3シャフト335には第1の回転軸111に沿う方向にスライドばね340が設けられている。上述のようにモニターユニット101は、モニター係止爪107による係止が解除されるとカメラ本体103から平行に押し出されるが、この動作は、スライドばね340がリンクフレーム113を押し出し方向に付勢することにより実現されている。つまり、スライドばね340とリンクフレーム113はスライド機構108を構成する。この機構によりモニターユニット101は、寸法Gだけ押し出される。
The
以上説明した本実施形態によれば、モニターユニット101の回転に伴って、モニターユニット101の回転軸110が平行に持ち上げられた。このとき、回転軸110周りにモニターユニット101の回転を実現するシャフト301自体がリンクプレート302の案内部324に沿って持ち上げられた。つまり、開閉カム310はモニターユニット101に固定されており、開閉カム310にはシャフト301が挿通されているので、シャフト301自体が持ち上げられる構成であった。しかし、シャフト301をリンクカバー104側に固定し、モニターフレーム309側に案内部324を設けることにより、シャフト301自体は移動させずに、回転軸110をモニターユニット101に対して相対的に移動させることができる。以下にこの変形例を説明する。
According to the present embodiment described above, the
図21は、変形例に係るヒンジユニット152のヒンジ機構の分解斜視図である。ヒンジユニット102と同様の要素については同一の符号を付す。図示するように中心軸350に沿って順に、シャフト301、リンクプレート351、クリックカム304、第1座金305、ばね座金306、第2座金307、ポリスライダー308、モニターフレーム352、ばねホルダー303、開閉カム310、ナット311が配置されており、全体をシャフト301が貫通して、シャフト301の先端に設けられたネジ部322とナット311が噛合して各要素を挟み込む構造を成す。
FIG. 21 is an exploded perspective view of the hinge mechanism of the
シャフト301にはキー溝321が設けられており、また、開閉カム310の貫通穴には平行キー323が設けられている。キー溝321と平行キー323が噛み合うことで、シャフト301と開閉カム310は一体的に回転できる。リンクプレート351は、リンクカバー104に固定されている。モニターフレーム352は、モニターユニット101に固定されるフレームであり、シャフト301を案内する案内部353を有する。案内部353は、図示するようにシャフト301を上下方向に平行移動させる長穴である。
The
ここで、モニターフレーム352はモニターユニット101に固定されているので、モニターユニット101がユーザにより回転されれば、モニターフレーム352も追従する。すると、案内部353の向きも回転に応じて変化するが、モニターフレーム352の底面で接触摺動する開閉カム310の作用により、モニターユニット101自体が、案内部353に沿って移動する。つまり、シャフト301はベース部材であるリンクプレート351に対して移動しないものの、モニターユニット101が軸支される位置が相対的に移動するので、モニターユニット101の回転中心である回転軸110は、案内部353に沿って移動することになる。
Here, since the
図22は、変形例に係るリンクカバー内部近傍の断面図である。図示するように、ヒンジユニット152は、リンクカバー104およびリンクプレート351側と、モニターユニット101を構成するモニターカバー325、354側との間に介在するように配置されている。モニターフレーム352の底面は、図において、シャフト301に対して奥側に位置する。開閉カム310は、モニターフレーム352の底面と接触摺動する。なお、ばね312は、シャフト301に対して手前側に位置する。このように構成されたヒンジユニット152によれば、モニターユニット101は、回転されて90度に近づくにつれカメラ本体103から遠ざかるように展開する。したがって、スライド機構108によるスライド量が小さい場合でも、カメラ本体103と干渉することなくモニターユニット101を開閉することができる。
FIG. 22 is a cross-sectional view of the vicinity of a link cover according to a modification. As shown in the drawing, the
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。 As mentioned above, although this invention was demonstrated using embodiment, the technical scope of this invention is not limited to the range as described in the said embodiment. It will be apparent to those skilled in the art that various modifications or improvements can be added to the above-described embodiment. It is apparent from the scope of the claims that the embodiments added with such changes or improvements can be included in the technical scope of the present invention.
100 カメラ、101 モニターユニット、102 ヒンジユニット、103 カメラ本体、104 リンクカバー、105 ヒンジユニット、106 ヒンジカバー、107 モニター係止爪、108 スライド機構、109 表示面、110 回転軸、111 第1の回転軸、112 第2の回転軸、113 リンクフレーム、152 ヒンジユニット、200 カメラ、201 モニターユニット、202 ヒンジユニット、301 シャフト、302 リンクプレート、303 ばねホルダー、304 クリックカム、305 第1座金、306 ばね座金、307 第2座金、308 ポリスライダー、309 モニターフレーム、310 開閉カム、311 ナット、312 ばね、322 ネジ部、321 キー溝、323 平行キー、324 案内部、325 モニターカバー、331 第1固定プレート、332 第2固定プレート、333 第1シャフト、334 第2シャフト、335 第3シャフト、336 シャーシ、337 ケース、338 開閉ばね、339 クリックカム、340 スライドばね、350 中心軸、351 リンクプレート、352 モニターフレーム、353 案内部、354 モニターカバー、800 カメラ、801 モニターユニット、802 ヒンジユニット、900 カメラ、901 モニターユニット、902 ヒンジユニット 100 Camera, 101 Monitor unit, 102 Hinge unit, 103 Camera body, 104 Link cover, 105 Hinge unit, 106 Hinge cover, 107 Monitor locking claw, 108 Slide mechanism, 109 Display surface, 110 Rotating shaft, 111 First rotation Axis, 112 Second rotation axis, 113 Link frame, 152 Hinge unit, 200 Camera, 201 Monitor unit, 202 Hinge unit, 301 Shaft, 302 Link plate, 303 Spring holder, 304 Click cam, 305 First washer, 306 Spring Washer, 307 Second washer, 308 Polyslider, 309 Monitor frame, 310 Opening / closing cam, 311 Nut, 312 Spring, 322 Screw part, 321 Keyway, 323 Parallel key, 324 , 325 Monitor cover, 331 1st fixed plate, 332 2nd fixed plate, 333 1st shaft, 334 2nd shaft, 335 3rd shaft, 336 chassis, 337 case, 338 open / close spring, 339 click cam, 340 slide spring , 350 Central axis, 351 Link plate, 352 Monitor frame, 353 Guide section, 354 Monitor cover, 800 camera, 801 monitor unit, 802 hinge unit, 900 camera, 901 monitor unit, 902 hinge unit
Claims (8)
前記ベース部材に対する前記被回転部材の回転に応じて平行移動する回転軸を備えるヒンジユニット。 A hinge unit for connecting a base member and a rotated member,
A hinge unit comprising a rotation shaft that translates in response to rotation of the rotated member relative to the base member.
前記カムの回転に伴って平行移動する前記回転軸を案内する案内部と、
前記回転軸を前記案内部が案内する案内方向に付勢する付勢部と
を有する請求項1に記載のヒンジユニット。 A cam connected to the rotating shaft and rotating together with the rotated member;
A guide unit for guiding the rotating shaft that moves in parallel with the rotation of the cam;
The hinge unit according to claim 1, further comprising an urging portion that urges the rotation shaft in a guide direction guided by the guide portion.
前記表示ユニットの表示面を挟む対向する2面において前記表示ユニットを軸支する請求項1から3のいずれか1項に記載のヒンジユニットを含む表示装置。 The rotated member is a display unit;
The display device including the hinge unit according to any one of claims 1 to 3, wherein the display unit is pivotally supported on two opposing surfaces sandwiching a display surface of the display unit.
前記表示ユニットの1面と前記ベース部材の1面が共通面に存在する請求項4に記載の表示装置。 When the display unit is in a retracted state with respect to the base member,
The display device according to claim 4, wherein one surface of the display unit and one surface of the base member exist on a common surface.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010040807A JP2011176754A (en) | 2010-02-25 | 2010-02-25 | Hinge unit, display device, and imaging device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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