JP2011164071A - 目標物管理装置および目標物管理方法 - Google Patents
目標物管理装置および目標物管理方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011164071A JP2011164071A JP2010030436A JP2010030436A JP2011164071A JP 2011164071 A JP2011164071 A JP 2011164071A JP 2010030436 A JP2010030436 A JP 2010030436A JP 2010030436 A JP2010030436 A JP 2010030436A JP 2011164071 A JP2011164071 A JP 2011164071A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- target
- range
- detection rate
- increased
- mesh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
【解決手段】監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、センサそれぞれの目標物を探知する確率を示す情報またはセンサそれぞれの監視範囲の地形を示す情報を用いて、分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求め、分割範囲ごとにセンサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率を求め、対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、増加処理をし、減少した場合に、減算処理をして、対象の分割範囲の目標物の数量を更新することを目標物管理装置である。
【選択図】図3
Description
目標数算出部は、対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求める。増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をする。減少した場合に、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をする。そして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する。
偽探知率算出部は、前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率を求める。
目標数算出部は、対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求める。増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をする。減少した場合に、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をする。そして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する。
(実施態様1)
実施形態1における目標物管理装置は、センサ各々に探知した情報に基づいて目標物を管理する装置である。また、目標物管理装置は、目標物を追尾する機能を備えていてもよい。ここで、センサは、目標物を探知するためのレーダ装置、暗視装置、測距装置、撮影装置(例えば、カメラ、ビデオカメラなどを含む)などである。レーダ装置は自らの送信部から電波を照射し、目標物から反射されて戻ってくる電波を受信機で受信することにより、目標物の距離、方向、移動速度、種別などの情報を得る装置である。例えば、センサとしてドップラレーダ(Doppler radar)装置などを用いることが好ましい。また、陸上において、目標物は人、一般車両、特殊車両、軍用車両など、海上においては人、旅客船(客船)、貨客船(貨客混載船)、貨物船、軍艦、巡視船、漁船、特殊船などを対象とし、さらに航空機(重航空機、軽航空機)などを対象としてもよい。
目標物管理装置1は、センサ部2、受信部3、送信部4、処理部5、記録部6、表示部7を備えている。目標物管理装置1は、例えば、図2に示されるセンサ203〜208から監視範囲を探知した情報を取得して目標物を管理する。図2は、センサが監視する対象の範囲におけるメッシュ、地形、センサの監視範囲の一実施例を示す図である。
分割範囲情報データベースは、「メッシュID」「メッシュ位置」「メッシュ標高」「メッシュ範囲」などのデータを有している。「メッシュID」は、メッシュを識別する情報が記録される。本例では「メッシュID」に「MID1」「MID2」「MID3」・・・「MID179」「MID180」「MID181」・・・「MID307」「MID308」が記録されている。「メッシュ位置」には、メッシュの位置を示す情報が記録される。本例では「位置」にメッシュの座標が記録されている「(0,0)」「(1,0)」「(2,0)」・・・「(2,8)」「(3,8)」「(4,8)」・・・「(20,13)」「(21,13)」が記録されている。なお、「位置」には、緯度、経度を記録してもよい。
特性情報データベースの有する各センサを識別する識別子は、図2の例ではセンサ203、204、205、206、207、208にそれぞれ関連付けられている。センサの位置は、各センサの識別子に関連付けられて記録されている。なお、センサの位置は、地図データの座標(緯度、経度)または、センサ位置が含まれるメッシュに関連付ける。図2では、センサ203、204、205、206、207、208の設置位置と、覆域211、212、213、214、215、216が対応付けられ監視対象範囲200に示されている。なお、メッシュは地図データに予め記録されている間隔、または地形などに合わせてメッシュを区切ってもよい。
処理部5について図3を用いて説明する。
実測値を反映させる探知率の算出方法について説明する。
探知率=(計測した反射波の強度/理想受信強度)×100% (式1)
探知率算出部31は、探知率を分割範囲情報データベースと特性情報データベースを用いて求めてもよい。例えば、特性情報データベースからセンサの探知距離を取得し、センサごとの探知距離と探知率が記録されたデータを用いて探知率を求める。例えば、図5のA、B、Cに示した探知距離と探知率の関係を示すグラフを、データベースにして記録部6に記録する。図5のAは、大型車両(例えば、トラック、戦車など)に対する探知距離と探知率の関係を示すグラフである。図5のBは、中型車両(例えば、一般車両)、大型動物などに対する探知距離と探知率の関係を示すグラフである。図5のCは、小型車両人、動物などに対する探知距離と探知率の関係を示すグラフである。図5のA、B、Cに示すグラフは、縦軸に探知率(%)を示し、横軸に距離(km)が示されている。
なお、一般にレーダ装置などはセンサからの距離に応じて探知性能が低下する。また、探知率はセンサからの距離、地形などから決定される目標物を探知できる確率とする。つまり、探知率は目標物を正確に探知できる確率とする。ただし、探知率の求め方は上記方法に限定されるものではない。
偽探知率=(偽目標物を探知した回数/スキャン回数)×100% (式2)
図7のA、Bは、探知率データベースと偽探知率データベースのデータ構造を示す一実施例を示す図である。図7のAの探知率データベースは、「メッシュID」「センサID」「探知率」を有する。本例では「メッシュID」に図2の・・・「MID178」「MID179」「MID180」・・・が記録されている。「センサID」には、センサの識別子が記録されている。本例は図2に対応しているので、「203」「204」「205」・・・が記録されている。「探知率」には、メッシュごとにセンサ各々に対応する探知率が記録されている。本例では、センサ203の場合「80」「70」「20」・・・が記録されている。センサの監視範囲でないメッシュと見通し外メッシュは、探知率0%を示す「0」が記録されている。なお、探知率は例えば0%〜100%の範囲の値が記録されている。
「目標物の数量」には、メッシュごとに存在する目標物の数量を示している。本例では、「人」「車両」「合計」に分けて数量を管理している。「人」には対象のメッシュにおける人と判定した目標物の数量が記録されている。また、「車両」には対象のメッシュにおける車両と判定した目標物の数量が記録されている。「車両」にはメッシュごとの「人」と「車両」の合計の数量が記録されている。本例では、「人」に・・・「10」「10」・・・「9」「10」・・・、「車両」に・・・「1」「1」・・・「1」「1」・・・、「合計」に・・・「11」「11」・・・「10」「11」・・・が記録されている。
目標物管理装置1の目標数算出部33は、目標物数量データベースの「探知日時」を参照して、前回更新された対象のメッシュに所在している目標物の数量(図9の目標物数量データベースの「最新」に記録されている数量)と、センサが探知した対象のメッシュに所在している最新の目標物の数量を比較する。比較した結果、前回より最新の目標物の数量が多いとき(増加した場合)、式3に示すように演算をする。
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式3)
+増加した数量
+増加した数量×(1−(探知率/100))
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式4)
−減少した数量
+減少した数量×(1−(探知率/100))
ステップS101では、目標数算出部33が目標物管理装置1の受信部3からセンサによって探知した探知情報を取得する。図2の場合であれば、目標物管理装置1の目標数算出部33は、受信部3を介してセンサ203〜208が探知した最新の探知情報を取得する。
ステップS103で目標数算出部33は、前回更新した数量と探知した対象のメッシュに所在している最新の目標物の数量を比較する。比較の結果、前回より目標物の数量が減少したかを判定する。判定の結果、目標物の数量が増加または同数のときはステップS104(No)に移行し、目標物の数量が減少したときはステップS105(Yes)に移行する。
ステップS106では、目標数算出部33が目標物の数量を更新する。例えば、目標物数量データベースの「メッシュID」に関連する「目標物の数量」のデータを更新する。図9の場合であれば、矢印で示した前回更新した(←最新)のデータを更新する。更新前に(←最新)に記憶されていた内容は(←前回)に上書き更新する。なお、目標物数量データベースに履歴を記録してもよい。
目標数算出部33は、目標物数量データベースの「探知日時」を参照して、前回更新された対象のメッシュに所在している目標物の数量(図9の目標物数量データベースの「最新」に記録されている数量)と、センサが探知した対象のメッシュに所在している最新の目標物の数量を比較する。比較した結果、前回より最新の目標物の数量が多いとき(増加した場合)、式5に示すように演算をする。
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式5)
+増加した数量
−増加した数量×(偽探知率/100)
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式6)
−減少した数量
+減少した数量×(偽探知率/100)
ステップS111、S112では、ステップS101、S102と同様の処理を行う。
ステップS116では、目標数算出部33が目標物の数量を更新する。例えば、目標物数量データベースの「メッシュID」に関連する「目標物の数量」のデータを更新する。図9の場合は矢印で示した前回更新した(←最新)のデータを更新する。更新前に(←最新)に記憶されていた内容は(←前回)に上書き更新する。なお、目標物数量データベースに履歴を記録してもよい。
目標数算出部33は、目標物数量データベースの「探知日時」を参照して、前回更新された対象のメッシュに所在している目標物の数量(図9の目標物数量データベースの「最新」に記録されている数量)と、センサが探知した対象のメッシュに所在している最新の目標物の数量を比較する。比較した結果、前回より最新の目標物の数量が多いとき(増加した場合)、式7に示すように演算をする。
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式7)
+増加した数量
+増加した数量×(1−(探知率/100))
−増加した数量×(偽探知率/100)
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式8)
−減少した数量
+減少した数量×(1−(探知率/100))
−減少した数量×(偽探知率/100)
ステップS121、S122では、では、ステップS101、S102と同様の処理を行う。
ステップS125では、目標数算出部33が式8に従いメッシュ内の目標物の数量を求める。
目標数算出部33は、目標物数量データベースの「探知日時」を参照して、前回更新された対象のメッシュに所在している目標物の数量(図9の目標物数量データベースの「最新」に記録されている数量)と、センサが探知した対象のメッシュに所在している最新の目標物の数量を比較する。比較した結果、前回より最新の目標物の数量が多いとき(増加した場合)、式9に示すように演算をする。
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式9)
+増加した数量
−増加した数量×(偽探知率/100)
メッシュ内の目標物の数量= 前回目標物の数量 (式10)
−減少した数量
+減少した数量×(1−(探知率/100))
ステップS131、S132では、では、ステップS101、S102と同様の処理を行う。
ステップS135では、目標数算出部33が式10に従いメッシュ内の目標物の数量を求める。
メッシュごとに探知率を定義することにより、その地域の特性(地形、センサからの見通し可否等)を反映した目標物の数量管理が可能になる。
メッシュに偽探知率を設定することにより、林の揺らぎや川の流れ等で誤って偽目標物を検出してしまうことによる目標物の数量管理の誤りを軽減できる。
実施態様2では、周辺メッシュの目標物の数量の増減を参照して目標物の数量を管理する。前回更新した対象のメッシュに所在した目標物の数量より(図9の目標物数量データベースの「最新」に記録されている数量)、センサが探知した対象のメッシュに所在する最新の目標物の数量が減少したか否かを判定する。減少した場合、対象のメッシュに隣接するメッシュの目標物の数量の総和が前回から増加していないかを判定する。増加していない場合は、該メッシュの目標物の数量を減算しない。また、前回更新した対象のメッシュに所在した目標物の数量より、センサが探知した対象のメッシュに所在する最新の目標物の数量が増加したか否かを判定する。増加した場合、該メッシュに隣接するメッシュの目標物の数量の総和が前回から減少していないかを判定する。減少していない場合は、該メッシュの目標物の数量を加算しない。
ステップS141では、目標数算出部33が目標物管理装置1の受信部3からセンサによって探知した探知情報を取得する。図2の場合であれば、目標物管理装置1の目標数算出部33は、受信部3を介してセンサ203〜208が探知した最新の探知情報を取得する。
ステップS143で目標数算出部33は、前回更新した数量と探知した対象のメッシュに所在している最新の目標物の数量を比較する。比較の結果、前回より目標物の数量が減少したかを判定する。判定の結果、目標物の数量が増加または同数のときはステップS144(No)に移行し、目標物の数量が減少したときはステップS145(Yes)に移行する。
ステップS148で目標数算出部33は目標物の数量を減少させる。実施態様1で説明したステップS105、S115、S125、S135の処理のうちのいずれか一つの処理を行う。
実施態様3では、時間経過におけるメッシュの目標物の数量の推移を用いて、メッシュ間の目標物の移動を示す移動ベクトルを求める。
図15は、実施態様3の移動ベクトルの算出の一実施例を示すフロー図である。ステップS151では、図3に示す移動ベクトル算出部34が隣接するメッシュのグループのグループ位置(例えば、重心など)を求める。移動ベクトル算出部34は、目標物が関連付けられているメッシュを抽出し、抽出したメッシュと隣接しているメッシュがある場合には対象のメッシュと隣接するメッシュをグループにする。例えば、移動ベクトル算出部34は、目標物数量データベースを参照して、「目標物の数量」に1以上の数量があるメッシュを抽出する。次に、抽出したメッシュごとに隣接しているメッシュを抽出して、グループを生成する。なお、隣接するメッシュが無い抽出したメッシュは、該メッシュをひとつのグループに設定する。そして、後述する方法などによりグループの重心を求める。
図21に例ではメッシュの代表位置としてメッシュの中心位置(座標)を用いた場合について説明する。例えば、記録部6の目標物数量データベースを参照して、図21に示す4つの正方形状のメッシュのそれぞれの目標物の数量を取得する。その結果、それぞれのメッシュの目標物の数量が5、3、1、2であると考える。また、各メッシュの一辺の長さをLと設定する(本例では、4)。目標物の数量が5のメッシュの中心座標を(x1,y1)と設定する。目標物の数量が3のメッシュの中心座標を(x2,y1)と設定する。目標物の数量が1のメッシュの中心座標を(x1,y2)と設定する。目標物の数量が2のメッシュの中心座標を(x2,y2)と設定する。このグループの原点座標を目標物の数量が5のメッシュの座標(0,0)とする。次に、メッシュごとの数量と中心座標のX座標の値と積算する。図21の例では、X1は2、X2は6、Y1は2、Y2は6であるので、5×X1=10、3×X2=18、1×X1=2、2×X2=12となる。また、メッシュごとの数量と中心座標のY座標の値を積算する。図21の例では、Y1は2、Y2は6、Y1は2、Y2は6であるので、5×Y1=10、3×Y1=6、1×Y2=6、2×Y2=12となる。
なお、移動ベクトルを種別(人、車両など)ごとに管理してもよい。
図23は、上記実施形態1、2、3で説明した装置を実現できるコンピュータのハードウェア構成の一実施例を示す図である。
記録部2302(ROM、RAM、ハードディスクドライブなど)には、CPU2301が実行するプログラムやデータが記録されている。また、ワークエリアなどとして使用される。また、記録部2302は上記説明した記録部6の機能を有する。
(付記1)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。
(付記2)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率を求める偽探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。
(付記3)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。
(付記4)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率を求める偽探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。
(付記5)
前記目標数算出部は、
前記対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量が最新の数量より前記増加した場合、前記対象の分割範囲に隣接する分割範囲の目標物の最新の数量の総和が前回更新した数量の総和より数量が減少したか判定し、減少しているとき前記増加処理をし、
前記対象の分割範囲に所在する目標物の前回変更した数量が最新の数量より前記減少した場合、前記対象の分割範囲に隣接する分割範囲の目標物の最新の数量の総和が前回変更した数量の総和より数量が増加したか判定し、増加しているとき前記減算処理を行う、ことを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の目標物管理装置。
(付記6)
1つ以上の前記分割範囲を有するグループの、前記分割範囲ごとに所在する目標物の数量と前記分割範囲の代表位置を用いて前記グループの代表となるグループ位置を求め、前記グループの前回算出したグループ位置と最新の算出したグループ位置を結ぶベクトルを求めて、前記グループの移動方向を示す移動ベクトルとする移動ベクトル算出部、を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の目標物管理装置。
(付記7)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。
(付記8)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率求を求めて前記記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。
(付記9)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。
(付記10)
監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率求を求めて前記記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。
(付記11)
コンピュータが、
前記対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量が最新の数量より前記増加した場合、前記対象の分割範囲に隣接する分割範囲の目標物の最新の数量の総和が前回更新した数量の総和より数量が減少したか判定し、減少しているとき前記増加処理をし、
前記対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量が最新の数量より前記減少した場合、前記対象の分割範囲に隣接する分割範囲の目標物の最新の数量の総和が前回更新した数量の総和より数量が増加したか判定し、増加しているとき前記減算処理を行う、
ことを特徴とする付記7〜10のいずれか1つに記載の目標物管理方法。
(付記12)
コンピュータが、
1つ以上の前記分割範囲を有するグループの、前記分割範囲ごとに所在する目標物の数量と前記分割範囲の代表位置を用いて前記グループの代表となるグループの位置を求め、前記グループの前回算出したグループの位置と今回算出したグループの位置を結ぶベクトルを求めて、前記グループの移動方向を示す移動ベクトルとする移動ベクトル算出部、を備えることを特徴とする付記7〜11のいずれか1つに記載の目標物管理方法。
(付記13)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量+増加した数量×(1−(探知率/100))であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(1−(探知率/100))であることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1つに記載の目標物管理装置。
(付記14)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量−増加した数量×(偽探知率/100)であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(偽探知率/100)であることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1つに記載の目標物管理装置。
(付記15)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量+増加した数量×(1−(探知率/100))−増加した数量×(偽探知率/100)であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(1−(探知率/100))−減少した数量×(偽探知率/100)であることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1つに記載の目標物管理装置。
(付記16)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量−増加した数量×(偽探知率/100)であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(1−(探知率/100))であることを特徴とする、付記1〜6のいずれか1つに記載の目標物管理装置。
(付記17)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量+増加した数量×(1−(探知率/100))であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(1−(探知率/100))であることを特徴とする、付記7〜12のいずれか1つに記載の目標物管理方法。
(付記18)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量−増加した数量×(偽探知率/100)であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(偽探知率/100)であることを特徴とする、付記7〜12のいずれか1つに記載の目標物管理方法。
(付記19)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量+増加した数量×(1−(探知率/100))−増加した数量×(偽探知率/100)であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(1−(探知率/100))−減少した数量×(偽探知率/100)であることを特徴とする、付記7〜12のいずれか1つに記載の目標物管理方法。
(付記20)
前記増加処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量+増加した数量−増加した数量×(偽探知率/100)であり、
前記減算処理により求められるメッシュ内の目標物の数量は、前回目標物の数量−減少した数量+減少した数量×(1−(探知率/100))であることを特徴とする、付記7〜12のいずれか1つに記載の目標物管理方法。
2 センサ部
3 受信部
4 送信部
5 処理部
6 記録部
7 表示部
31 探知率算出部
32 偽探知率算出部
33 目標数算出部
34 移動ベクトル算出部
200 監視対象範囲
201 メッシュ
203〜208 センサ
209、210 山
211〜216 覆域
2300 ハードウェア
2302 記録部
2303 記録媒体読取装置
2304 入出力インタフェース
2305 通信インタフェース
2306 バス
2307 記録媒体
2308 入出力装置
Claims (10)
- 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。 - 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率を求める偽探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。 - 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。 - 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理装置であって、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求める探知率算出部と、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率を求める偽探知率算出部と、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、減少した場合に、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をして、前記対象の分割範囲の目標物の数量を更新する目標数算出部と、
を備えることを特徴とする目標物管理装置。 - 前記目標数算出部は、
前記対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量が最新の数量より前記増加した場合、前記対象の分割範囲に隣接する分割範囲の目標物の最新の数量の総和が前回更新した数量の総和より数量が減少したか判定し、減少しているとき前記増加処理をし、
前記対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量が最新の数量より前記減少した場合、前記対象の分割範囲に隣接する分割範囲の目標物の最新の数量の総和が前回更新した数量の総和より数量が増加したか判定し、増加しているとき前記減算処理を行う、ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の目標物管理装置。 - 1つ以上の前記分割範囲を有するグループの、前記分割範囲ごとに所在する目標物の数量と前記分割範囲の代表位置を用いて前記グループの代表となるグループ位置を求め、時間経過ごとに前記グループ位置の推移を検出し、前記グループの前回算出したグループ位置と今回算出したグループ位置を結ぶベクトルを求めて、前記グループの移動方向を示す移動ベクトルとする移動ベクトル算出部、を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の目標物管理装置。
- 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。 - 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサごとに計測により目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率求を求めて前記記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。 - 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。 - 監視対象範囲を監視する1つ以上のセンサにより探知される探知情報を用いて目標物を管理する目標物管理方法であって、
コンピュータが、
前記監視対象範囲を複数の分割範囲に分割した分割範囲ごとに、前記センサそれぞれの予め記録されている目標物を探知する確率を示す情報と、前記分割範囲の標高を示す情報を基に前記センサから見通せるメッシュを検出した結果とを用いて、前記分割範囲において目標物を探知することができる確率を示す探知率を求めて記録部に記録し、
前記分割範囲ごとに前記センサそれぞれが偽目標物を探知してしまう確率を示す偽探知率求を求めて前記記録部に記録し、
対象の分割範囲に所在する目標物の前回更新した数量に対する最新の数量の増加した数量あるいは減少した数量を求め、
増加した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて前記増加した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める増加処理をし、
減少した場合、前記探知率および前記偽探知率を用いて減少した数量を変更して、変更した数量と前回更新した目標物の数量を用いて、前記対象の分割範囲に所在する目標物の数量を求める減算処理をし、
増加処理あるいは減算処理の結果である目標物の数量を、前記対象の分割範囲の目標物の数量として前記記録部に記録する、
ことを特徴とする目標物管理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010030436A JP5604893B2 (ja) | 2010-02-15 | 2010-02-15 | 目標物管理装置および目標物管理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010030436A JP5604893B2 (ja) | 2010-02-15 | 2010-02-15 | 目標物管理装置および目標物管理方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011164071A true JP2011164071A (ja) | 2011-08-25 |
JP5604893B2 JP5604893B2 (ja) | 2014-10-15 |
Family
ID=44594903
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010030436A Expired - Fee Related JP5604893B2 (ja) | 2010-02-15 | 2010-02-15 | 目標物管理装置および目標物管理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5604893B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012088289A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Fujitsu Ltd | 目標物管理装置および目標物管理方法 |
JP2013130473A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ信号処理装置およびレーダ装置 |
JPWO2020188697A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002328164A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 目標追尾方法およびレーダシステム |
JP2005147741A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 目標相関統合装置 |
JP2007003455A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 海上における対象物の捜索方法及びシステム並びに対象物の捜索方法を実行する記録媒体 |
-
2010
- 2010-02-15 JP JP2010030436A patent/JP5604893B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002328164A (ja) * | 2001-05-02 | 2002-11-15 | Mitsubishi Electric Corp | 目標追尾方法およびレーダシステム |
JP2005147741A (ja) * | 2003-11-12 | 2005-06-09 | Mitsubishi Electric Corp | 目標相関統合装置 |
JP2007003455A (ja) * | 2005-06-27 | 2007-01-11 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 海上における対象物の捜索方法及びシステム並びに対象物の捜索方法を実行する記録媒体 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012088289A (ja) * | 2010-10-22 | 2012-05-10 | Fujitsu Ltd | 目標物管理装置および目標物管理方法 |
JP2013130473A (ja) * | 2011-12-21 | 2013-07-04 | Mitsubishi Electric Corp | レーダ信号処理装置およびレーダ装置 |
JPWO2020188697A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | ||
WO2020188697A1 (ja) * | 2019-03-18 | 2020-09-24 | 株式会社日立国際電気 | 監視システム及び監視方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP5604893B2 (ja) | 2014-10-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10962366B2 (en) | Visual odometry and pairwise alignment for high definition map creation | |
US11506512B2 (en) | Method and system using tightly coupled radar positioning to improve map performance | |
US20180249296A1 (en) | Venue data framework | |
US20150241560A1 (en) | Apparatus and method for providing traffic control service | |
US20150338524A1 (en) | Methods and devices for improved position determination | |
JP2017166966A (ja) | 周辺環境推定装置及び周辺環境推定方法 | |
ES2896967T3 (es) | Método para determinar trayectorias de objetos físicos móviles en un espacio, en base a datos de detección de varios sensores | |
JP2014219403A (ja) | 複数オブジェクトを追跡する方法及び装置 | |
JP2009294214A (ja) | 地形構造を用いたナビゲーション方法及びシステム | |
US10521627B2 (en) | RFID module for through boundary location accuracy | |
US20210404814A1 (en) | Map Generation Using Two Sources of Sensor Data | |
KR20200092819A (ko) | 센서를 이용하여 획득한 공간 정보를 활용하는 차량 및 센싱 장치, 그리고 이를 위한 서버 | |
US11893457B2 (en) | Integrating simulated and real-world data to improve machine learning models | |
JP7343054B2 (ja) | 位置推定方法、位置推定装置、および位置推定プログラム | |
US10109191B2 (en) | Method of quickly detecting road distress | |
Wada et al. | Optimization of 3D building models by GPS measurements | |
WO2020113357A1 (zh) | 目标检测方法和装置、航迹管理方法和装置以及无人机 | |
JP5604893B2 (ja) | 目標物管理装置および目標物管理方法 | |
JP5526826B2 (ja) | 目標物探知装置および目標物探知方法 | |
CN116608847A (zh) | 基于面阵激光传感器和图像传感器的定位和建图方法 | |
JP5648417B2 (ja) | 目標物管理装置および目標物管理方法 | |
US12114238B2 (en) | Indoor localization based on detection of building-perimeter features | |
WO2020056586A1 (zh) | 高度确定方法、装置、电子设备和计算机可读存储介质 | |
Mamchenko et al. | Algorithm for sensor data merging using analytical module for priority sensor selection | |
JP2011112457A (ja) | 目標物探知装置および目標物探知方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20121005 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130918 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131202 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140729 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140811 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5604893 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |