JP2011163744A - 貯水タンク付エコ給湯装置「もったいない出水」 - Google Patents

貯水タンク付エコ給湯装置「もったいない出水」 Download PDF

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則正 松本
Yutaka Nishimura
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Abstract

【課題】給湯器において、使い始めの出水温度が適温に至るまでに、蛇口から大量の水を、排水溝へ捨て水として流しているが、エコが叫ばれている今日、経済面からも、地球環境の面からも、改善が求められている。従って、この捨て水の無駄を大幅に改善する。
【解決手段】水道蛇口2の吐出部所に、出水の給湯温度表示板7と、出水及び貯水の切替レバーをセットしたエコ水栓5を取付ける。併せて、蛇口近傍に貯水タンク14を設け、エコ水栓と管で接続する。この装置で温水を得ようとする場合、従来の給湯の手動作をする中で、通常はエコ水栓の「出水」になっている切替レバーを「貯水」へ切り替える。まだ適温になっていない蛇口を通る出水は貯水タンクへ流れて行く。出水の給湯温度表示板を確認しながら、適温になった時、切替レバーを「出水」へ切替えると、エコ水栓を通った蛇口の吐出口から、適温の温水が流れる。
【選択図】図1

Description

発明の詳細な説明
この発明は、貯温式給湯器(電気温水器など)及びバーナー式給湯器(ガス給湯器、瞬間ガス湯沸かし器など)に於いて、使い始めの出水温度が適温に達するまでの間に多くの水が捨て水として処理されていることに鑑み、エコの観点からもこれをごく簡単な方法で、貯水する機能を持たせることに関するものである。
今日、電気温水器や、ガス瞬間湯沸かし器などは、どの家庭でも使用されていると言っても過言ではない。風呂、炊事はもとより手洗いにしても寒い季節となると、エコに逆行すると思っていても給湯を使用してしまう。しかし、便利な電気温水器も、ガス給湯器も、求める適温の給湯に至るまでには、しばらく時間がかかることは、誰でもが経験済みのことでもある。
電気温水器は、温水器本体の熱湯が貯えられている部所から風呂の、あるいは炊事場の蛇口までの間に、入っている水が、出水しきるまでは、冷水が出るし、水と湯が混る状態の使い始めに於いても適温までに時間がかかる。
ガス給湯器も同様で、特にガス給湯器の場合は、あらかじめの温水貯水はないから、ガス炎で温められる部所が熱を帯びるまでは適温の水を得るまでの時間がかかる。この場合、それぞれの設置位置、季節、設定温度にもよるが、蛇口から適温が得られるまでには、洗面器で、1〜3杯程度の水が捨て水になっていた。
何事もエコがさけばれている今日、大変な無駄を見のがしていたと言える。
この捨て水は、例えば風呂に於いても一日に一回の無駄に限らず、風呂に入る時間帯が、異なる家族の場合に於いては、ぬるくなった湯舟の湯に、熱い湯を求める場合は、その都度捨て水となる。適温に至るまでの水を湯舟の中に入れることは、さらに湯をぬるくさせ湯船全体の湯が適温になる迄には更に多くの給湯が必要となる。
ガス給湯器に於いても風呂に於いては同様であり、炊事用の場合でも少しの時間経過ですら、適温になるまでには、相応の捨て水を余儀なくされている。
このように毎日、どの家庭でも生じていることであっても、一回に、洗面器1杯〜3杯(3.5l〜10.5l)、一日の具体的な捨て水の損失額の計算、試算が示されていないことから、もったいないことと分かっていても、仕方のないこととして、片づけられてきた。
もっとも、こうしたもったいない捨て水に関連しては、
特許文献1(特開平6−323920)
特許文献2(特開平5−311708)
特許文献3(特開2007−120083)
等がある。
しかしながら、特許文献1に於いては、温水温度の測定であって、本来の捨て水を利用することには至っていない。
特許文献2に於いては、節水効果はあっても、捨て水の利用ではなく又、設備費が安価とは考えにくい。
特許文献3に於いては、ある部分では評価できるが、しかし貯水タンクに溜められた冷水をエゼクタ効果で再利用、いわゆる循環方式に近いものであるが、使用時間の少ないものにあっては捨て水としての量は変わらないのに、再利用量は極めて少なく、又はその効果を得ることが出来ず、一定貯水量を超えたものは、捨て水となっている。又、エゼクタ効果を期待するにしても、そのことによって実際には求めた温水を得られにくくなる懸念が強い。
又、そうしたシステムがサーモスタットで稼動することで、炊事などで温水を待つ場合、いつ出るか分からぬことに(それが仮に20秒程度であっても)イライラ感は否めない。そして何よりもこの文献による設備は、水のエコの観点から考えると、逆に設備製作の経費が、水のエコ分を埋め合わせできないものと考えられる。すなわち「水は安い」の感覚がある利用者には、エコという目標のために使用することへは心を動かしにくい。かえって設備費から計算するとエコへの逆行と考えてしまうことが懸念される。
本発明は前述の諸点に鑑みなされたもので、人間が生活していく上で、毎日必ず使用する水、自然の恵みも活用しなければ生きていけない人間社会で、水飢饉は、毎年、日本のどこかで、生ずる現象であり、洗面器一杯の水から、平素から節約する心が、大切と、考えられる。勿論、各家庭の経済的効果も少なくはない。水の節約はエネルギー使用にも連動するものであり、いわゆるエコの推進である。経費の大きな節約は勿論、エコの推進への大きな道を作ることである。そして、それを推し進めるためには、なによりも安価な費用で、制作できる貯水タンク付エコ給湯装置を提供することである。
前述の課題を解決するための、本発明にかかる貯水タンク付エコ給湯装置の構成は水道蛇口の吐出部所に、給湯出水温度計測計、及び温度の表示板を設けるところに存する。
前述の課題を解決するために、本発明にかかる貯水タンク付エコ給湯装置の構成は水道蛇口の吐出部所に、出水及び貯水を可能とした切替レバーをセットとしたエコ水栓を取り付けることに存する。
前述の課題を解決するために、本発明にかかる貯水タンク付エコ給湯装置の構成は、水道蛇口の吐出部所の近傍に、管又はホースで、接続した貯水タンクを設け、かつ、その貯水タンクにも随時使用し易い蛇口を設けることに存する。
貯温式給湯器、及びバーナー式給湯器に於いて、本発明によって次の様なエコ効果が得られる。
貯温式給湯器/電気温水器、バーナー式給湯器/ガス給湯器、ガス湯沸かし器など、これまで適温に至るまでの必然的なこととして、捨て水として流されていた水道水を、貯水タンクに貯めて、本来の水道水として、利用が可能となる。
ちなみに、4人家族の標準家庭に於ける試算をしてみると、炊事等でのガス湯沸かし器の使用に於いて、朝、昼、晩の初回使用、及び、時間の経過した食事等の洗いものでの捨て水が1回が0.7lとしても7l程度となる。夏場と冬場の違いはあるが、寒い季節程捨て水は多くなる。一方では、逆に夏は水道管が熱射で、熱くなり冷水を求めても蛇口から熱湯が出て、同様の捨て水が計算できる。又同様の条件で風呂の場合は、もっと捨て水が増える。湯舟の温度はさめており、その場合、熱湯を補充し、適温に戻す。1回洗面器1〜3杯の捨て水は3.5l〜10lにも及び、入浴時間があいた状態での家庭では、そのたびに捨て水を生み出してしまう。
いうまでもなく、上記捨て水をなくし、エコ活用することの経済的なメリットは大きい。
一般標準庭家で、風呂、ガス湯沸かし器など合わせて、一日の捨て水が20l程度と試算すると、一般的な250l容量の浴槽に175lの風呂(温)水を注いだとして、8.5日に一杯の風呂水を無駄にもったいなく捨てていることであり、これを本発明による貯水、再利用することは1年間に風呂水に換算して、およそ43杯分の節約に値する。これを日本の家庭に置き換えると、とてつもない数字に及ぶ。
このエコを求めるための装置は、手動であり、制作費が、きわめて低価格が見込まれる。これまでエコを得るために、莫大な経費がかかり、本来のエコと、逆流が、多く見受けられた中で、「資源を大切に」の総合的立場からも、必要かつ多大な効果が見込まれる。
貯温式給湯器(電気温水器)使用に当たっては、温水を得ようとする場合、図1の水道蛇口2において、エコ水栓5は通常「出水」11′「貯水」11″表示のうち「出水」11′側に設定されているが、切替レバー11を「貯水」11″へ切替える。そして蛇口の水道栓開閉レバー3を開ける。
蛇口2と温水器の通じる管の中にあった水1′、および、まだ適温になっていない蛇口を通る出水は貯水タンク14へ流れる。出水温度を計測した温度の表示計7を確認しながら、適温になった時、手動によってエコ水栓の切替レバー11を「出水11′」へ切り替えると、エコ水栓5を通過して、蛇口の出水口から適温の温水が流れる。
貯水タンクに溜まった水14′は、貯水タンクの出水口15から、適宜取り出して使用する。水道水の原水だから、通常の使用ができるし、又、例えば風呂などの場合は、次の風呂水(湯)取りの時湯舟に流し入れ使用すれば良い。
バーナー式給湯器に於いても同様である。
1 給水管
1′管の中の水
2 水道蛇口
3 水道栓、出水開閉レバー及びシャワー切替えレバー
4 蛇口出水口
5 エコ水栓
6 給湯温水測定温度計
7 温度計表示板
8 給湯器温度設定部所
9 給湯器温度設定切替レバー
10 シャワーホース
11 出水、貯水切替レバー
11′出水表示
11″貯水表示
12 貯水タンク接続ホース(管)
13 貯水タンク入り口
14 貯水タンク
14′貯水タンクに溜まった水
15 貯水タンク出水口
16 貯水タンク出水レバー

Claims (3)

  1. 給湯設備に於ける温水供給蛇口に、給湯流水温度の測定表示板、及び貯水、出水切り替えレバーをセットしたエコ水栓を取付けることを特徴としたエコ給湯装置。
  2. 請求項1記載のエコ給湯装置に於いて、エコ水栓より配管を通して、温水供給蛇口の傍に貯水タンクを設けかつ、貯水タンクにも蛇口を付けたエコ給湯装置。
  3. 請求項1記載のエコ給湯装置に於いて、蛇口に流水温度の測定機能を設け、その温度を表示する表示板を設けることとし、温度表示は数字表示あるいは色で表示、又は、音声等で表示することを特徴とした、エコ給湯装置。
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