JP2011160138A - 判定プログラム、判定装置及び判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
特定セル用無線基地局の設置可否を簡易に判定することを可能とする判定プログラム、判定装置及び判定方法を提供する。
【解決手段】
判定装置20は、特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルをNの周波数毎に測定するように構成された測定部21と、測定部によってNの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較するように構成された比較部23と、N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さい場合に、特定セル用無線基地局を設置可能であると判定するように構成された判定部24とを備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する判定プログラム、判定装置及び判定方法に関する。
一般的に、公衆セルを管理する公衆セル用無線基地局は、移動通信端末から不規則に要求されるサービスの品質レベルを満たす必要がある。従って、新たな公衆セル用無線基地局を設置する前において、既存の公衆セル用無線基地局のサービスエリアやトラフィックを予測して、新たな公衆セル用無線基地局の設置位置や構成をシミュレーションによって計算する。また、新たな公衆セル用無線基地局に設定すべき無線パラメータ(下り方向共通制御チャネルの送信電力レベルや周波数)もシミュレーションによって計算される。
従って、新たな公衆セル用無線基地局を設定する際には、既存の公衆セル用無線基地局のサービスエリア、当該サービスエリアにおける通信品質、システム容量などについて、実測確認や維持管理が必要である。
ところで、近年、CSG(Closed Subscriber Group)セル、ホームセル又はフェムトセルなどと称される特定セルが知られている(例えば、非特許文献1)。なお、特定セルには、アクセス種別を設定することが可能である。アクセス種別は、「Closed」、「Hybrid」又は「Open」である。
「Closed」の特定セルは、特定ユーザ(UE;User Equipment)に対するサービスの提供のみが許可されるように構成される。「Hybrid」の特定セルは、特定ユーザに対して他のユーザ(非特定ユーザ)よりも高品質の通信が許可されるように構成される。「Open」の特定セルは、一般的な公衆セルと同様に、全てのユーザに対するサービスの提供が許可されるように構成される。
3GPP TS22.220
ところで、特定セルは、小規模かつ大規模に配備されるセルであることが好ましい。特定セルは、例えば、マンション等の集合住宅において、家庭毎に設けられることも考えられる。
このようなケースにおいて、特定セルを管理する特定セル用無線基地局を設置する際には、他の特定セル用無線基地局からの干渉、特定セル用無線基地局に比べて大きな送信電力で信号を送信する公衆セル用無線基地局からの干渉等を考慮する必要がある。
従って、特定セル用無線基地局の設置を検討するユーザは、特定セル用無線基地局の購入/設置前において、特定セル用無線基地局の設置可否を簡易に判定したいというニーズを有していると考えられる。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、特定セル用無線基地局の設置可否を簡易に判定することを可能とする判定プログラム、判定装置及び判定方法を提供することを目的とする。
第1の特等に係る判定プログラムは、公衆セルを有する移動通信システムにおいて、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する。判定プログラムは、前記特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルを前記Nの周波数毎に測定する測定ステップと、前記測定ステップでNの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと前記特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較する比較ステップと、前記N番目の受信レベルが前記許容干渉閾値よりも小さい場合に、前記特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する判定ステップとをコンピュータに実行させる。
第1の特徴において、前記測定ステップでは、全受信信号電力又はパイロット信号の受信電力の少なくともいずれか一方を前記受信レベルとして測定する。
第1の特徴において、判定プログラムは、前記測定ステップで測定された前記受信レベルをNの周波数毎に区別して保持する保持ステップをコンピュータにさらに実行させる。
第1の特徴において、判定プログラムは、前記測定ステップで測定された前記受信レベルをNの周波数を区別せずに保持する保持ステップをコンピュータにさらに実行させる。
第2の特徴において、判定装置は、公衆セルを有する移動通信システムにおいて、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する。判定装置は、前記特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルを前記Nの周波数毎に測定するように構成された測定部と、前記測定部によって前記Nの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと前記特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較するように構成された比較部と、前記N番目の受信レベルが前記許容干渉閾値よりも小さい場合に、前記特定セル用無線基地局を設置可能であると判定するように構成された判定部とを備える。
第3の特徴に係る判定方法は、公衆セルを有する移動通信システムにおいて、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する。判定方法は、前記特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルを前記Nの周波数毎に測定する測定ステップと、前記測定ステップで前記Nの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと前記特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較する比較ステップと、前記N番目の受信レベルが前記許容干渉閾値よりも小さい場合に、前記特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する判定ステップとを備える。
本発明によれば、特定セル用無線基地局の設置可否を簡易に判定することを可能とする判定プログラム、判定装置及び判定方法を提供することができる。
第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。 第1実施形態に係る判定装置20を示す図である。 第1実施形態に係る判定装置20の動作を示すフロー図である。
以下において、本発明の実施形態に係る移動通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
実施形態に係る判定装置は、公衆セルを有する移動通信システムにおいて、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する。判定装置は、特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルをNの周波数毎に測定するように構成された測定部と、測定部によってNの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較するように構成された比較部と、N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さい場合に、特定セル用無線基地局を設置可能であると判定するように構成された判定部とを備える。
実施形態では、判定部は、N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さい場合に、特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する。
ここで、移動通信端末は、Nの周波数を識別可能(受信可能)に構成されることに留意すべきである。すなわち、特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の数(N)は、移動通信端末が識別可能な周波数の数(N)と同じである。
従って、N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さければ、特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の少なくとも1つの周波数では、公衆セルや特定セルからの干渉が許容干渉閾値よりも小さい。従って、特定セル用無線基地局を利用することが可能である。
言い換えると、特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の少なくとも1つの周波数では、特定セル用無線基地局のサービスエリアとして所望のサービスエリアを確保することができる。従って、所望のサービスエリア内に位置する移動通信端末は、特定セル用無線基地局からの信号を受信することができる。
このように、特定セル用無線基地局の設置可否を簡易に判定することができる。
なお、実施形態において、特定セルは、小規模かつ大規模に配備されるセルであることが好ましい。特定セルは、HNB(Home Node B)、HeNB(Home Evolved Node B)、フェムトBTSなどによって構成されるセルであることが好ましい。
[第1実施形態]
(移動通信システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る移動通信システムの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。
図1に示すように、移動通信システム100は、通信端末装置10(以下、UE10)と、コアネットワーク50とを含む。また、移動通信システム100は、第1通信システムと第2通信システムとを含む。
第1通信システムは、例えば、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)に対応する通信システムである。第1通信システムは、基地局110A(以下、NB110A)と、ホーム基地局110B(以下、HNB110B)と、RNC120Aと、ホーム基地局ゲートウェイ120B(以下、HNB−GW120B)と、SGSN130とを有する。
なお、第1通信システムに対応する無線アクセスネットワーク(UTRAN;Universal Terrestrial Radio Access Network)は、NB110A、HNB110B、RNC120A、HNB−GW120Bによって構成される。
第2通信システムは、例えば、LTE(Long Term Evolution)に対応する通信システムである。第2通信システムは、例えば、基地局210A(以下、eNB210A)と、ホーム基地局210B(以下、HeNB210B)と、ホーム基地局ゲートウェイ220B(以下、HeNB−GW220B)と、MME230とを有する。
なお、第2通信システムに対応する無線アクセスネットワーク(E−UTRAN;Evoled Universal Terrestrial Radio Access Network)は、eNB210A、HeNB210B及びHeNB−GW220Bによって構成される。
UE10は、第1通信システム或いは第2通信システムと通信を行うように構成された装置(User Equipment)である。例えば、UE10は、NB110A及びHNB110Bと無線通信を行う機能を有する。或いは、UE10は、eNB210A及びHeNB210Bと無線通信を行う機能を有する。
NB110Aは、公衆セル111Aを有しており、公衆セル111Aに存在するUE10と無線通信を行う装置(NodeB)である。
HNB110Bは、特定セル111Bを有しており、特定セル111Bに存在するUE10と無線通信を行う装置(Home NodeB)である。
RNC120Aは、NB110Aに接続されており、公衆セル111Aに存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Radio Network Controller)である。
HNB−GW120Bは、HNB110Bに接続されており、特定セル111Bに存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Home NodeB Gateway)である。
SGSN130は、パケット交換ドメインにおいてパケット交換を行う装置(Serving GPRS Support Node)である。SGSN130は、コアネットワーク50に設けられる。図1では省略しているが、回線交換ドメインにおいて回線交換を行う装置(MSC;Mobile Switching Center)がコアネットワーク50に設けられていてもよい。
eNB210Aは、公衆セル211Aを有しており、公衆セル211Aに存在するUE10と無線通信を行う装置(evolved NodeB)である。
HeNB210Bは、特定セル211Bを有しており、特定セル211Bに存在するUE10と無線通信を行う装置(Home evolved NodeB)である。
HeNB−GW220Bは、HeNB210Bに接続されており、HeNB210Bを管理する装置(Home evolved NodeB Gateway)である。
MME230は、eNB210Aと接続されており、eNB210Aと無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置(Mobility Management Entity)である。また、MME230は、HeNB−GW220Bを介してHeNB210Bと接続されており、HeNB210Bと無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置である。
なお、公衆セル及び特定セルは、UE10と無線通信を行う機能として理解すべきである。但し、公衆セル及び特定セルは、セルのサービスエリアを示す用語としても用いられる。また、公衆セル及び特定セルなどのセルは、セルで用いられる周波数、拡散コード又はタイムスロットなどによって識別される。
特定セルは、フェムトセル、CSG(Closed Subscriber Group)セル、ホームセルなどと称されることもある。また、特定セルは、特定セルにアクセス可能なUE10を規定するアクセス種別が設定可能に構成されている。アクセス種別は、「Closed」、「Hybrid」又は「Open」である。
「Closed」の特定セルは、特定セルによって管理される特定ユーザに対するサービスの提供のみが許可されるように構成される。
「Hybrid」の特定セルは、例えば、特定セルによって管理される特定ユーザに対して高品質の通信が許可されるように構成されており、特定セルによって管理されていない非特定ユーザに対してベストエフォート品質の通信が許可されるように構成される。
「Open」の特定セルは、公衆セルと同様に、全てのUE10に対するサービスの提供が許可されるように構成される。なお、「Open」のセルでは、特定セルによって管理されている否かによって、UE10間の通信品質の差異が区別されない。
なお、アクセス種別は、アクセスクラス毎にUE10のアクセスを禁止する「ACCESS CLASS BARRED」、セル毎にUE10のアクセスを禁止する「CELL BARRED」であってもよい。
(判定装置の構成)
以下において、第1実施形態に係る判定装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係る判定装置20を示す図である。
ここで、判定装置20は、特定セルを有する新たな特定セル用無線基地局の設置可否を判定する。判定装置20は、例えば、上述したUE10に設けられる。なお、新たな特定セル用無線基地局は、HNB110Bであってもよく、HeNB210Bであってもよい。
新たな特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の数は“N”である。また、UE10が識別可能(受信可能)な周波数の数も“N”である。すなわち、新たな特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の数がUE10が受信可能な周波数の数と同じになるように、新たな特定セル用無線基地局が設計されることに留意すべきである。
具体的には、図2に示すように、判定装置20は、測定部21と、保持部22と、比較部23と、判定部24とを有する。
測定部21は、受信信号の受信レベルをNの周波数毎に測定する。具体的には、測定部21は、判定装置20の周辺に設けられる公衆セル(公衆セル111A又は公衆セル211A)から受信する信号の受信レベルを測定する。或いは、測定部21は、判定装置20の周辺に設けられる特定セル(特定セル111B又は特定セル211B)から受信する信号の受信レベルを測定する。
例えば、公衆セル111A(UMTS)から受信する信号の受信レベルは、RSCP(Received Signal Code Power)、RSSI(Received Signal Strength Indicator)などのパイロット信号の受信電力であってもよい。或いは、公衆セル211A(LTE)から受信する信号の受信レベルは、RSRP(Reference−Signal−Received−Power)などの全受信信号電力であってもよい。
保持部22は、測定部21によって測定された受信レベルを保持する。ここで、保持部22は、測定部21によって測定された受信レベルをNの周波数毎に区別して保持してもよい。すなわち、保持部22は、受信レベルと周波数との対応関係を保持しながら、N個の受信レベルを保持してもよい。或いは、保持部22は、測定部21によって測定された受信レベルをNの周波数に区別せずに保持してもよい。すなわち、保持部22は、N個の受信レベルを保持するが、受信レベルと周波数との対応関係を保持しなくてもよい。
比較部23は、測定部21によってNの周波数毎に測定された受信レベルのうち、N番目の受信レベルと新たな特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較する。なお、N番目の受信レベルは、測定部21によって測定された受信レベルのうち、最も低い受信レベルであることに留意すべきである。
許容干渉閾値は、新たな特定セル用無線基地局のサービスエリアの広さ(エリア半径)等によって動的に定められてもよい。許容干渉閾値は、事前に設定されていてもよい。
判定部24は、N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さい場合に、新たな特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する。また、判定部24は、N番目の受信レベルが許容干渉閾値以上である場合に、新たな特定セル用無線基地局を設置不可であると判定する。
(判定装置の動作)
以下において、第1実施形態に係る判定装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係る判定装置20の動作を示すフロー図である。
図3に示すように、ステップ10において、判定装置20は、受信信号の受信レベルをNの周波数毎に測定する。
なお、“N”は、上述したように、新たな特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の数である。また、“N”は、UE10が受信可能な周波数の数である。
ステップ20において、判定装置20は、ステップ10で測定された受信レベルを保持する。ここで、判定装置20は、ステップ10で測定された受信レベルをNの周波数毎に区別して保持してもよい。或いは、判定装置20は、ステップ10で測定された受信レベルをNの周波数に区別せずに保持してもよい。
ステップ30において、判定装置20は、ステップ20で保持された受信レベルの中から、N番目の受信レベルを抽出する。
ステップ40にいて、判定装置20は、N番目の受信レベルと新たな特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較する。N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さい場合には、判定装置20は、ステップ50の処理に移る。N番目の受信レベルが許容干渉閾値以上である場合には、判定装置20は、ステップ60の処理に移る。
ステップ50において、判定装置20は、新たな特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する。
ステップ60において、判定装置20は、新たな特定セル用無線基地局を設置不可であると判定する。
(作用及び効果)
第1実施形態では、判定部24は、N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さい場合に、特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する。
ここで、UE10は、Nの周波数を識別可能(受信可能)に構成されることに留意すべきである。すなわち、特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の数“N”は、UE10が識別可能な周波数の数“N”と同じである。
従って、N番目の受信レベルが許容干渉閾値よりも小さければ、特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の少なくとも1つの周波数では、公衆セルや特定セルからの干渉が許容干渉閾値よりも小さい。従って、特定セル用無線基地局を利用することが可能である。
言い換えると、特定セル用無線基地局が選択可能な周波数の少なくとも1つの周波数では、特定セル用無線基地局のサービスエリアとして所望のサービスエリアを確保することができる。従って、所望のサービスエリア内に位置する移動通信端末は、特定セル用無線基地局からの信号を受信することができる。
このように、特定セル用無線基地局の設置可否を簡易に判定することができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
図3に示す各ステップは、コンピュータに実行させる判定プログラムとして提供されてもよい。すなわち、判定プログラムは、図3に示す各ステップをコンピュータに実行させる。また、判定プログラムは、図3に示す各ステップを通信端末装置10内に設けられるコンピュータに実行させてもよい。
なお、判定装置20の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、判定装置20内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとして判定装置20内に設けられていてもよい。
10…通信端末装置、20…判定装置、21…測定部、22…保持部、23…比較部、24…判定部、50…コアネットワーク、100…移動通信システム、110A…NB、110B…HNB、111A…公衆セル、111B…特定セル、120A…RNC、120B…HNB−GW、130…SGSN、210A…eNB、210B…HeNB、211A…公衆セル、211B…特定セル、220B…HeNB−GW、230…MME

Claims (6)

  1. 公衆セルを有する移動通信システムにおいて、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する判定プログラムであって、コンピュータに、
    前記特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルを前記Nの周波数毎に測定する測定ステップと、
    前記測定ステップでNの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと前記特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較する比較ステップと、
    前記N番目の受信レベルが前記許容干渉閾値よりも小さい場合に、前記特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する判定ステップとを実行させることを特徴とする判定プログラム。
  2. 前記測定ステップでは、全受信信号電力又はパイロット信号の受信電力の少なくともいずれか一方を前記受信レベルとして測定することを特徴とする請求項1に記載の判定プログラム。
  3. 前記測定ステップで測定された前記受信レベルをNの周波数毎に区別して保持する保持ステップをコンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載の判定プログラム。
  4. 前記測定ステップで測定された前記受信レベルをNの周波数を区別せずに保持する保持ステップをコンピュータにさらに実行させることを特徴とする請求項1に記載の判定プログラム。
  5. 公衆セルを有する移動通信システムにおいて、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する判定装置であって、
    前記特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルを前記Nの周波数毎に測定するように構成された測定部と、
    前記測定部によって前記Nの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと前記特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較するように構成された比較部と、
    前記N番目の受信レベルが前記許容干渉閾値よりも小さい場合に、前記特定セル用無線基地局を設置可能であると判定するように構成された判定部とを備えることを特徴とする判定装置。
  6. 公衆セルを有する移動通信システムにおいて、特定セルを有する特定セル用無線基地局の設置可否を判定する判定方法であって、
    前記特定セル用無線基地局で選択可能な周波数の数をNとした場合に、受信信号の受信レベルを前記Nの周波数毎に測定する測定ステップと、
    前記測定ステップで前記Nの周波数毎に測定された受信レベルのうち、受信レベルが高い方から数えてN番目の受信レベルと前記特定セル用無線基地局に許容される許容干渉閾値とを比較する比較ステップと、
    前記N番目の受信レベルが前記許容干渉閾値よりも小さい場合に、前記特定セル用無線基地局を設置可能であると判定する判定ステップとを備えることを特徴とする判定方法。
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