JP2011157121A - Pet bottle equipped with packaging bag containing replacement caps - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は交換キャップ入り包装袋をネックに備えたペットボトルに関するものである。 The present invention relates to a plastic bottle having a packaging bag with a replacement cap at its neck.
飲用時にキャップを緩めて開ける所定の操作によりキャップに内蔵する飲料の素(例えば粉抹茶)が前記飲料容器内の飲料水の水面へ落下し混合される構造から成るペットボトルを本件出願人は先に提案している(例えば特許文献1参照)。 The applicant of the present invention is a PET bottle having a structure in which a beverage element (for example, powdered green tea) contained in a cap is dropped and mixed onto the surface of the drinking water in the beverage container by a predetermined operation of loosening and opening the cap when drinking. (See, for example, Patent Document 1).
このような飲料の素を内蔵するキャップを具備したペットボトルは、飲料後にほとんどが廃棄されリサイクルされる。 Most of such plastic bottles equipped with caps containing beverage ingredients are discarded and recycled after drinking.
つまり、従前ペットボトルは、飲用後は廃棄されるだけで、再使用することが全く考えられていない(ここでの再使用はペットボトルを洗浄し再使用することを意味する)。 In other words, conventional PET bottles are only discarded after drinking and are not considered to be reused at all (reuse here means that the PET bottles are washed and reused).
しかしながら、上述した従来のペットボトルは、特に衛生上の観点からはペットボトルを洗浄し、自分自身に限定して使用する場合は、何度も使用することが可能であるにもかかわらず、上記の如く廃棄してしまっていたためコスト面でも或るいは環境面でも不都合であった。 However, the above-described conventional PET bottles are particularly clean from the viewpoint of hygiene, and when used exclusively for themselves, the above-mentioned conventional PET bottles can be used many times. As a result, it was inconvenient in terms of cost or environment.
本願発明は、上記の一度使用したものはそのまま廃棄する点に鑑みて提案するもので、
第1の発明は、ペットボトル等の飲料容器のキャップとして用いられ、飲用時にキャップを緩めて開ける所定の操作によりキャップに内蔵する飲料の素が前記飲料容器内の水面へ落下し混合される構造から成る交換キャップを収納した収納部と、当該収納部の延長で前記飲料容器の首に通すための穴部を有する延長部とからなる交換キャップ入り包装袋であって、
前記収納部は複数であり且つ個々の収納部は透明で且つ破断案内部を備えた袋状のものであり、
また、前記延長部は、前記複数の収納部それぞれの延長で一体であり、共有の前記穴部を有するとともに、当該共有の穴部が前記交換キャップの重量程度の外力によっては変形しない剛性を有することを特徴とする交換キャップ入り包装袋を備えたペットボトルを提案するものである。
The present invention is proposed in view of the point that the above-mentioned one-time use is discarded as it is,
1st invention is used as a cap of drink containers, such as a plastic bottle, The structure of the drink element | child incorporated in a cap falling to the water surface in the said drink container by predetermined operation which loosens and opens a cap at the time of drinking is mixed A packaging bag with a replacement cap, comprising: a storage portion storing a replacement cap comprising: an extension portion having an opening for passing through the neck of the beverage container by extension of the storage portion;
The storage section is plural and each storage section is transparent and has a bag shape with a break guide section,
Further, the extension part is integrated by extension of each of the plurality of storage parts, and has the shared hole part, and the shared hole part has rigidity that is not deformed by an external force about the weight of the replacement cap. The present invention proposes a plastic bottle having a packaging bag with a replacement cap, which is characterized by the above.
更に第2の発明は、前記交換キャップ内部に詰め込まれた飲料の素は、前記複数の収納部毎に同一或るいは産地毎、充填量、種類等が異なることを特徴とする請求項1に記載の交換キャップ入り包装袋を備えたペットボトルを提案するものである。 Further, according to a second aspect of the present invention, the beverage element packed in the exchange cap has the same or different production area, filling amount, type, and the like for each of the plurality of storage units. The present invention proposes a plastic bottle provided with the described packaging bag with a replacement cap.
本発明のペットボトルによれば、飲み終わったペットボトルを一旦洗浄し、複数の包袋から交換用キャップの1つを取り出しこれをペットボトルのビン口に取り付けば、同じ或るいは異なった味わいのものを何度も、而も安価に飲用することができるほか、ペットボトルを一回きりで廃棄しないため環境的にも好都合である。 According to the PET bottle of the present invention, once the PET bottle that has been drunk is washed once, one of the replacement caps is taken out from the plurality of sachets and attached to the bottle mouth of the PET bottle, the same or different tastes are obtained. It can be drunk many times and inexpensively, and it is environmentally friendly because the plastic bottle is not discarded once.
また、袋状の収納部は透明であるためキャップの確認がし易く而も、破断案内部があるためキャップの取り出しもし易い。 Moreover, since the bag-like storage portion is transparent, it is easy to check the cap, and since there is a break guide portion, it is easy to take out the cap.
さらに、キャップ入り包装袋は、その延長部が一体であるので、延長部を持てば複数の収納部をまとめて手に取ることができるし、延長部がある程度の剛性を有することにより、延長部を持っても飲料容器の首に通す穴部の形がつぶれることなく、簡単に飲料容器のネックに通すことができるため、丈夫で作業性にも優れている。 Furthermore, since the extension part of the capped packaging bag is integrated, if the extension part is held, a plurality of storage parts can be taken together and the extension part has a certain degree of rigidity. Even if it has, the shape of the hole passing through the neck of the beverage container can be easily passed through the neck of the beverage container without being crushed, so it is durable and excellent in workability.
なお、交換キャップは互換性を考慮して一般のペットボトルにもネジ着取り付けができるようにして汎用性を高めている。 In addition, the interchangeable cap enhances versatility by allowing screws to be attached to general PET bottles in consideration of compatibility.
以下に添付図面を参照して、本発明に係る交換キャップ入り包装袋を備えたペットボトルの実施形態について説明する。 Embodiments of a plastic bottle provided with a packaging bag with a replacement cap according to the present invention will be described below with reference to the accompanying drawings.
まず、図1および図2を用いて実施例1に係る交換キャップ付ペットボトルの概要を説明する。図1および図2は、実施例1に係る交換キャップ付ペットボトルの概要を説明するための図である。 First, the outline of the plastic bottle with a replacement cap according to the first embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 2. 1 and 2 are diagrams for explaining an outline of a plastic bottle with a replacement cap according to the first embodiment.
図1に示すように、交換キャップ付ペットボトル1は、ペットボトル10と、交換キャップ入り包装袋20とからなる。ペットボトル10は、キャップでその口部が密封されており、当該キャップは、飲用時にキャップを緩めて開ける所定の操作によりキャップに内蔵する茶粉末45がペットボトル10内の飲料水の水面へ落下し混合される構造から成る。交換キャップ入り包装袋20は、前述のキャップと同一の交換キャップを3つ備え、ペットボトル10のボトルネック13に吊り下がっている。なお、初めからペットボトル10に取り付けられたキャップおよび3つの各交換キャップは、同一の粉抹茶であったり、静岡、宇治、伊勢等産地の異なるお茶の茶粉末をそれぞれ内蔵している。
As shown in FIG. 1, the plastic bottle 1 with a replacement cap includes a
このようなペットボトル10の購入者は、まず、所定の操作によりキャップに内蔵する茶粉末45をペットボトル10内の飲料水11へ落下させ、茶粉末と飲料水を混ぜることにより、お茶を作ることができる。
A purchaser of such a
お茶を飲んだ後、図2に示すように、購入者は、ペットボトル10を洗浄し、ペットボトル10内に飲料水11を入れる。なお、使用済みキャップについては、洗浄時にペットボトル10内部をゆすぐためにビン口10aを密封するのに用いてもよいが、基本的には処分してもかまわない。
After drinking tea, as shown in FIG. 2, the purchaser cleans the
そして、購入者は、交換キャップ入り包装袋20から交換キャップを一つ取り出し、ペットボトル10のビン口10aにネジ着して取り付ける。この交換キャップ12は、前述のとおり、最初にペットボトル10に取り付けてあったキャップと同一の構造を持つものである。つまり、購入者は、ペットボトル10については同じものを利用し、ペットボトル10に取り付けた交換キャップ40の中から1つを選択し、ネジ着することで、再度、お茶入りペットボトルを作ることができる。同様に、購入者は、1つ目を飲用した後、2つ目、3つ目の交換キャップ40を使用して、何度もお茶入りペットボトルを作ることができる。なお、交換キャップ40に内蔵する茶粉末45には同一のものを充填したり、濃さを選択できるように充填量を変えたり、異なった産地のものを夫々充填したり、更には異なった飲料用の粉末を充填してもよい。
Then, the purchaser takes out one replacement cap from the replacement cap-containing
本来、ペットボトルは使い捨てされるものであった。つまり、従来、購入者が、2杯目、3杯目のお茶をペットボトルにて購入する場合には、その都度、新しいペットボトルが利用され、使用済みのペットボトルは捨てられていた。 Originally, PET bottles were disposable. In other words, conventionally, when a purchaser purchases the second and third cups of tea using a plastic bottle, a new plastic bottle is used and the used plastic bottle is discarded.
しかし、交換キャップ付ペットボトル1であれば、購入者が、2杯目、3杯目のお茶まで購入する場合に、2杯目以降のお茶については同じペットボトル10が利用される結果、ペットボトル10を再利用することができる。したがって、ペットボトルの使い捨てを減らし、環境対策に効果を奏することができる。また、例えば、交換キャップ付ペットボトル1を300円の価格で販売すれば、4杯の各種の産地のお茶を1杯あたり75円(現時点においては一般的に1杯120円である)と安く提供することができ、購入者に対してもリーズナブルにお茶を提供することができる。なお、交換キャップは、ペットボトル10に限定して使用されるものではなく、一般的な規格のペットボトルであればいずれのペットボトルでも使用できる汎用性を有する。
However, in the case of the plastic bottle 1 with a replacement cap, when the purchaser purchases up to the second and third cups of tea, the
次に、図3〜図6を用いて、交換キャップ付ペットボトル1の構成部を具体的に説明する。図3は、交換キャップ入り包装袋20の包装袋自体を示す図である。図3に示すように、包装袋30は、3つの収納部31〜33と、延長部34とからなり、収納部31〜33は、それぞれ、開口部31aと折り返し31b(収納部31を代表して説明し、他は省略する)を有し、延長部34は、穴部34aと、引掛け穴34bを有する。
Next, the components of the plastic bottle 1 with a replacement cap will be specifically described with reference to FIGS. FIG. 3 is a diagram illustrating the packaging bag itself of the
収納部31〜33は、略長方形の透明のフィルムが2枚合わさり、合わさった2枚のフィルムにおける3辺でヒートシール等による接着がなされ、残りの1辺については接着されないことにより、袋の形状を保つ。このように、収納部31〜33は、透明な袋形状であることから、中にどんな交換キャップが入っているかを確認し易い。例えば、交換キャップ自体にお茶の産地を表記することにより、購入者は、次に飲みたいお茶を選択して袋を開封することができる。
The
開口部31aは、接着されない残りの一辺であり、開口部31aより収納部31〜33の大きさに応じた任意の物品を出し入れすることができる。また、2枚のフィルムのうち一方は、前述の接着しない一辺にて、他方のフィルムよりはみ出て形成されており、当該はみ出した部分が折り返し31bとなる。折り返し31bは、接着面を有し、収納部31〜33に密着することでフィルムと接着し、開口部31aが閉じる。破断案内部としてこのような折り返し31bを設けることにより、購入者は、キャップの取り出しが容易にできる。なお、破断案内部として収納部31〜33から交換キャップ40が簡単に取り出せればこれに限定されずこの外の構造でもよい。
The
延長部34は、収納部31〜33の延長で、収納部31〜33についてはそれぞれ独立しているが、一体となり略三角柱の側面部分のみの形状をしたものとなっている。つまり、各側面は、収納部31との境目を一辺とする略長方形、収納部32との境目を一辺とする略長方形、そして、収納部33との境目を一辺とする略長方形であり、これらが2辺で互いに接着され、前述の略三角柱の側面部分の形状を保つ。さらに、各側面の上辺は、互いに途中まで接着されており、それによって、接着されない場合の略三角柱の上面の大きさより小さい大きさの穴部34aが形成される。
The
また、延長部34は、収納部31〜33の延長であるので、収納部31〜33と同じく透明のフィルムで構成されるが、それとともに、2枚のフィルムの間にはシートが挟まれている。当該シートを挟むことにより、延長部34に交換キャップの重量程度の外力が加わっても、延長部34が歪んで、その結果穴部34aが変形するということはない。これについては後に具体的に説明する。
Moreover, since the
また、延長部34は、各側面部分の中央には円形で所定の大きさの引掛け穴34bを有する。引掛け穴34bをフック等に通すことにより、包装袋30や交換キャップ入り包装袋20をフック等に吊り下げることができる。なお、引掛け穴34bは、便宜上設けたものであって、本発明の実施に必須なものではない。
The
次に、図4を用いて図3で説明した包装袋30に交換キャップを入れた交換キャップ入り包装袋の説明を行う。図4は、実施例1に係る交換キャップ入り包装袋を示す図である。図4に示すように、包装袋30の各収納部31〜33に、それぞれ交換キャップ40が収納され、交換キャップ入り包装袋20となる。具体的には、作業者は、収納部31〜33の開口部31aを開き、交換キャップ40を頭から入れ、最後に折り返し31bを折り返して開口部31aを閉じる。また、茶粉末の鮮度を保つため、密封した収納部31〜33には窒素ガスを充満させる。これにより、茶粉末の酸化が防止され、茶粉末の鮮度を保つことができる。交換キャップ40は、前述のとおり、飲用時に交換キャップ40を緩めて開ける所定の操作により交換キャップ40に内蔵する茶粉末がペットボトル10内の飲料水11の水面へ落下し混合される構造から成る。
Next, a packaging bag with a replacement cap in which a replacement cap is placed in the
ここで、交換キャップ40について図5および図6を用いて具体的に説明する。図5および図6は、交換キャップの断面図である。図5に示すように、交換キャップ40は、キャップ本体41と、押圧部操作部42と、押圧部43と、収納容器44と、茶粉末45とからなる。なお、キャップ本体41、押圧部操作部42、押圧部43および収納容器44は、ポリプロピレン樹脂(PP)等の合成樹脂からなる。
Here, the
キャップ本体41は、大径円筒部41aの上部に小径円筒部41bを組み合わせた形状をしている。大径円筒部41aの内周面には、ペットボトル10のビン口10aの外周のネジ部10bに対して着脱自在にネジ着結合されるネジ部41cが設けられている。また、小径円筒部41bの内周面には、後述の押圧部43が有するガイド溝に対して勘合するガイド突起が、軸方向に設けられている。
The
押圧部操作部42は、有底の略円筒形状であって、上部は開口し、下部については中心部に突起体42aを有する面となっている。そして、突起体42aの外周面には、後述の押圧部43に形成されるネジ部43aに対してネジ着結合されるネジ部42bが設けられている。押圧部操作部42は、前述のキャップ本体41における小径円筒部41bを覆うように、かつ、小径円筒部41bに対して軸方向には動かないように固定された状態で取り付けられる。
The pressing
押圧部43は、有底の略円筒形状であって、上下の面については、一方は開口し、他方は閉じたものとなっている。押圧部43は、その内周面に、前述の突起体42aに形成されたネジ部42bに対してネジ着結合されるネジ部43aが設けられている。また、押圧部43は、その外周面に、前述の小径円筒部41bに設けられたガイド突起と勘合するガイド講を有する。したがって、押圧部43は、押圧操作部42の回転に伴い、押圧部43と押圧操作部42のネジ部が機能し、ガイド溝に沿って下方に移動する。
The
収納容器44は、側面部44aと、底面部44bと、機械的弱点部44cと、棒部44dとからなる。側面部44aは、略円柱形状をしており、上面は開口し、下面に底面部44bを備える。底面部44bは、側面部44aとともに収納空間を作っており、側面部44aとの境目については一部を除き薄肉部や切溝部からなる機械的弱点部44cとなっている。棒部44dは、底面部44bと一体に形成され、収納容器44の内部で底面部44bから上面の開口部へ伸び、押圧部43に当接する。よって、棒部44dは、押圧部43が押圧操作部42の回転に伴って下方に移動すると、押圧部43に下方へ押される。その結果、底面部44bに力が加わり、機械的弱点部44cが破壊される。
The
収納容器44の内部には、茶粉末45が詰め込まれており、機械的弱点部44cが破壊されて形成された開口部から落下し、ペットボトル10内の飲料水11と混ざることで、お茶ができる。
The inside of the
具体的に図6を用いて説明すると、側面部44aと底面部44bの境目である機械的弱点部44cは、棒部44dに加わった力によって破壊され、その結果開口部46が形成される。そして、収納容器44に詰め込まれた茶粉末45は、開口部46から落下する。なお、機械的弱点部44cが破壊されても、側面部44aと底面部43bは一部で連結されている。そのため、収納容器44の一部(底面部44bや棒部44d)が茶粉末45といっしょになって飲料容器内へ落下することはない。
Specifically, referring to FIG. 6, the mechanical
以上、交換キャップ40の具体的な構成を説明したが、交換キャップ40の構成としては、飲料容器の口部を密封するキャップとして用いられ、所定の操作により内部に詰め込まれた飲料の素が飲料容器へ落下するような構造も持つものであればよく、本実施例1の他、いずれの構成をなしていてもよい。
Although the specific configuration of the
次に、図7を用いて交換キャップ40のペットボトル10への取り付けかたを説明する。図7は、交換キャップの取り付け方を説明する図である。図7に示すように、作業者は、交換キャップ入り包装袋20の延長部34の一部を、親指と人差し指でつまんで手に取る。従来の包装袋では、複数の交換キャップをペットボトル10のボトルネック13へ取り付けようとした場合、親指と人差し指だけでは一度に複数個を手に取ることはできない。しかし、本実施例1に係る交換キャップ入り包装袋20は、複数の交換キャップ40入りの収納部31〜33が延長部34で連結しているので、延長部34を持てば、収納部31〜33をまとめて、しかも親指と人差し指だけを使って手に取ることができる。
Next, how to attach the
そして、作業者は、交換キャップ入り包装袋20を手に取ったまま、ペットボトル10の上から、交換キャップ入り包装袋20の穴部34aの中心をキャップ12の中心に合わせつつ、交換キャップ入り包装袋20を降ろしていく。そして、キャップ12の頭が延長部34を通過するや否や延長部34から手を離す。すると、交換キャップ入り包装袋20は、自然にボトルネック13まで降下し、交換キャップ40のペットボトル10への取り付けが完了する。
Then, the operator holds the replacement cap-containing
取り付け完了後について,図1に戻って具体的に説明すると、各収納袋31〜33は、ペットボトル10のボトルネックに吊り下がり、120度間隔で放射状に配置される。この場合、幾何学的に見栄えが良く、また、交換キャップ付ペットボトル1を所定の位置関係で並べていくことができる。従来の包装袋では、仮に、3つの交換キャップ入り収納袋を、このように120度間隔で放射状に配置しようとした場合、まず、一つ一つ順番に吊り下げていかなければならないし、3つを全て吊り下げたあと、それぞれの位置を調整しなければならず、その作業は面倒である。しかし、本実施例1に係る交換キャップ入り包装袋20は、取り付け完了とともに、図1のように各収納袋31〜33が配置されるので、位置の調整が不要となり、作業効率がよい。
Specifically, after the attachment is completed, returning to FIG. 1, the
図7に戻って、延長部34は、前述したように、2枚のフィルムの間にシートが挟まれており、ある程度の剛性を有している。図7に示すように、延長部34の一部をつまんで持ち上げた場合、交換キャップ入り包装袋20において、3つの交換キャップの重量が延長部34に掛かってくるが、当該剛性によって、延長部34が歪んで、その結果穴部34aが変形するということはない。もっとも、本実施例1では2枚のフィルムの間にシートを挟む構成としたが、延長部34の形状のみ(収納部31〜33と同じ材質の透明フィルムのみで構成される場合)で生じる剛性で足りる場合には、別段2枚のフィルムの間にシートを挟む必要はない。つまり、延長部にこのような剛性を持たない交換キャップ入り包装袋であれば、場合によっては両手で穴部34bを形作りながら作業する必要があり、取り付け作業が面倒になる。しかし、実施例1に係る交換キャップ入り包装袋20は、片手で作業可能であり、延長部に剛性を持たない交換キャップ入り包装袋と比較して、取り付け作業が簡易になるという効果を奏する。
Returning to FIG. 7, the
ところで、ペットボトル10のビン口10aに最初から閉めてあるキャップ12は、交換キャップ40と同じく、飲用時にキャップを緩めて開ける所定の操作によりキャップ12に内蔵する茶粉末がペットボトル10内の飲料水の水面へ落下し混合される構造から成る。購入者は、まず、キャップ12を使用してお茶を作り、それを飲み終えたならば、収納部31〜33のいずれかから交換キャップ40を新たに取り出し、ペットボトル10に水を汲んで、キャップ12の代わりに今度は取り出した交換キャップ40を付ける。そして、購入者は、同様に、交換キャップ40を使用してお茶を作ることができる。
By the way, the
このようにすれば、本来、ペットボトル10は使い捨てされるものだが、交換キャップ40を使用することにより、何度も(少なくとも3回)ペットボトル10の再利用がなされ、環境対策に効果を奏することができる。また、交換キャップ40は、収納部31〜33ごとに産地の異なるお茶の茶粉末が詰め込まれており、各種のお茶を味わうことができる。例えば、交換キャップ入り包装袋付ペットボルト1を併せて300円の価格にすれば、4杯の各種の産地のお茶を1杯あたり75円(現時点においては一般的に1杯120円である)と安く提供することができる。なお、必ずしもペットボトル10と交換キャップ入り包装袋20を併せて提供する必要はなく、交換キャップ入り包装袋20を単品で提供してもよい。
In this way, the
次に、図8を用いて実施例2に係る交換キャップ入り包装袋の説明を行う。図8は、実施例2に係る交換キャップ入り包装袋を示す図である。なお、以下では、実施例1に係る交換キャップ入り包装袋20の延長部34に対応する部分についてのみを説明し、実施例1と同様の部分については説明を省略する。
Next, the packaging bag with a replacement cap according to the second embodiment will be described with reference to FIG. FIG. 8 is a diagram illustrating a packaging bag with a replacement cap according to the second embodiment. In addition, below, only the part corresponding to the
図8に示すように、延長部54は、収納部31〜33の延長で、収納部31〜33についてはそれぞれ独立しているが、略三角形の形状をした一体のものとなっており、中央には、ペットボトル10の首に通すための穴部54aを有する。また、延長部54は、収納部31〜33の延長であるので、収納部31〜33と同じく透明のフィルムで構成されるが、それとともに、2枚のフィルムの間にはシートが挟まれている。当該シートを挟むことにより、延長部54に交換キャップの重量程度の外力が加わっても、延長部54が歪んで、その結果穴部54aが変形するということはない。
As shown in FIG. 8, the
なお、このような形状の延長部54では、仮に、収納部31〜33と同じ材質の透明フィルムのみで構成される場合、材質によっては穴部54aが変形するおそれがある。したがって、実施例2に係る交換キャップ入り包装袋では、延長部54を2枚のフィルムの間にシートを挟む構成とした。しかしながら、実施例1で述べたように、延長部54の形状のみで生じる剛性で足りる場合には、別段2枚のフィルムの間にシートを挟む必要はない。
In addition, in the
さて、これまで本発明の実施の形態1、2について説明したが、本発明は上述した実施の形態以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。 Although the first and second embodiments of the present invention have been described above, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and various other embodiments are within the scope of the technical idea described in the claims. May be implemented.
実施例1において、交換キャップ40には、収納部31〜33ごとに産地の異なる茶粉末を詰め込むこととしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、お茶以外の飲料の素でコーヒーやジュース、あるいは、薬剤であってもよい。
In the first embodiment, the
また、実施例1、2において、3つの収納部31〜33に交換キャップ40をそれぞれ収納することとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の収納部を有するものであればいずれの構成であってもよい。例えば、2つの収納部を有し、それぞれに交換キャップを収納するものであってもよい。
In the first and second embodiments, the
また、実施例1において、ペットボトル10に取り付けた際に交換キャップ40がそれぞれ120度間隔で放射状に配置されるような収納部の構成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数の収納部を有するものであればいずれの構成であってもよい。例えば、同様に3つの収納部を有し、3つの交換キャップ40が60度、150度、150度の間隔で放射状に配置されるような構成であってもよい。
Moreover, in Example 1, it was set as the structure of the accommodating part which when the
また、実施例1において、収納部31〜33は、下辺に開口部31aと折り返し32bを有するものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、破断案内部を備えた袋状のものであればいずれのものであってもよい。例えば、収納部の全辺をヒートシール等で接着し、中央にミシン目を設けたものであってもよい。
Moreover, in Example 1, although the accommodating parts 31-33 shall have the
また、実施例1において、収納部31〜33は、透明のフィルムからなるものとしたが、本発明はこれに限定されるものではなく、茶粉末の酸化防止のため、遮光性のあるフィルムからなるものであってもよい。その場合、中にどのような交換キャップが入っているかが外からは見えないため、収納部31〜33にお茶の産地名を表記するなど、購入者が交換キャップを選択可能な状態にすることが望ましい。 Moreover, in Example 1, the accommodating parts 31-33 shall consist of a transparent film, However, This invention is not limited to this, From the film which has light-shielding property for antioxidant of a tea powder. It may be. In that case, since what kind of replacement cap is inside cannot be seen from the outside, the purchaser should be able to select the replacement cap, such as displaying the name of the tea production area in the storage units 31-33. Is desirable.
本発明に係る交換キャップ入り包装袋を備えたペットボトルは、従来、何度も使用することが可能であるにもかかわらず廃棄されていたペットボトルの再利用に有用である。 The PET bottle provided with the packaging bag with the replacement cap according to the present invention is useful for the reuse of the PET bottle that has been conventionally discarded even though it can be used many times.
1 交換キャップ付ペットボトル
10 ペットボトル
20 交換キャップ入り包装袋
30 包装袋
31〜33 収納部
31a 開口部
31b 折り返し
34 延長部
34a 穴部
34b 引掛け穴
40 交換キャップ
41 キャップ本体
42 押圧部操作部
43 押圧部
44 収納容器
45 茶粉末
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 PET bottle with a
Claims (2)
前記収納部は複数であり且つ個々の収納部は透明で且つ破断案内部を備えた袋状のものであり、
また、前記延長部は、前記複数の収納部それぞれの延長で一体であり、共有の前記穴部を有するとともに、当該共有の穴部が前記交換キャップの重量程度の外力によっては変形しない剛性を有することを特徴とする交換キャップ入り包装袋を備えたペットボトル。 Used as a cap for beverage containers such as PET bottles, and stores a replacement cap that has a structure in which the element of the beverage contained in the cap falls to the water surface in the beverage container and is mixed by a predetermined operation of loosening and opening the cap when drinking A plastic bottle provided with a packaging bag with a replacement cap consisting of a storage part and an extension part having a hole for passing through the neck of the beverage container by extension of the storage part,
The storage section is plural and each storage section is transparent and has a bag shape with a break guide section,
Further, the extension part is integrated by extension of each of the plurality of storage parts, and has the shared hole part, and the shared hole part has rigidity that is not deformed by an external force about the weight of the replacement cap. A plastic bottle having a packaging bag with a replacement cap, which is characterized by that.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010022028A JP2011157121A (en) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | Pet bottle equipped with packaging bag containing replacement caps |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010022028A JP2011157121A (en) | 2010-02-03 | 2010-02-03 | Pet bottle equipped with packaging bag containing replacement caps |
Publications (1)
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Family
ID=44589452
Family Applications (1)
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Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011157121A (en) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109969549A (en) * | 2019-03-04 | 2019-07-05 | 吴伟 | A kind of personalized beverage bottle that mistake proofing is taken |
-
2010
- 2010-02-03 JP JP2010022028A patent/JP2011157121A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN109969549A (en) * | 2019-03-04 | 2019-07-05 | 吴伟 | A kind of personalized beverage bottle that mistake proofing is taken |
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