JP2011156607A - 燃焼式釘打機 - Google Patents
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Abstract
【課題】
金具の穴等に容易に打込み可能な燃焼式釘打機を提供する。
【解決手段】
射出部先端に配したプッシュレバーが射出部先端前方に障害物がないとき、トリガの引き操作によりプッシュレバーが出張り、燃焼室枠が下がり燃焼室枠の密閉は開放され、トリガ操作阻止部材により、本体は非起動となり、射出部先端前方に障害物があるときは、プッシュレバーの出張りが阻止され、トリガ操作阻止部材がトリガの引き操作阻止が解除され、トリガを引き操作する過程において燃焼室枠の下降移動が阻止され、燃焼室の形成状態を維持し、燃焼室内への可燃ガスを噴射、スパークが発生し、釘を打ち出すことを特徴とした燃焼式釘打機。
【選択図】 図1
金具の穴等に容易に打込み可能な燃焼式釘打機を提供する。
【解決手段】
射出部先端に配したプッシュレバーが射出部先端前方に障害物がないとき、トリガの引き操作によりプッシュレバーが出張り、燃焼室枠が下がり燃焼室枠の密閉は開放され、トリガ操作阻止部材により、本体は非起動となり、射出部先端前方に障害物があるときは、プッシュレバーの出張りが阻止され、トリガ操作阻止部材がトリガの引き操作阻止が解除され、トリガを引き操作する過程において燃焼室枠の下降移動が阻止され、燃焼室の形成状態を維持し、燃焼室内への可燃ガスを噴射、スパークが発生し、釘を打ち出すことを特徴とした燃焼式釘打機。
【選択図】 図1
Description
本発明は打込工具に関し、特に燃焼式の打込工具に関する。
燃焼力により駆動する釘打機が知られている。従来の燃焼式釘打機は、釘打機の射出部から伸びるプッシュレバーを押しあげるとこにより、燃焼室枠の移動による燃焼室形成、ガスボンベから燃焼室へのガス供給、ファンの回転が行われ、その後のトリガの操作により、燃焼室枠でスパークが起こり、釘を打ち込んでいた。
この操作は、通常の木材表面に釘を打ち込む場合は問題ないが、金具の穴を狙って釘を打ち込む場合、プッシュレバーの押し込み操作があるため、釘の先端が金具の穴に狙えない不具合があった。
この改善案として、空気釘打機として特許文献1の発明が周知である。
特許文献1の発明の特徴は、射出部近傍に配したプッシュレバーは初期時、後退しており、トリガ引き操作を行うことによりプッシュレバーが突出し、金具の表面を感知し、よってプッシュレバーの出張りが阻止され、トリガ操作でスイッチバルブが動作し、本体が起動する。一方金具表面などの障害部材がないときは、プッシュレバーが出張り、トリガを操作してもスイッチバルブが動作せず、本体が非起動のままである。
金具を止める作業は、連続的に一定間隔で連続的に行うことはなく、また接合金具は建築部材の接合個所に使われるため入込んだ形状となっている。そのため、空気釘打機に接続された圧縮空気供給用のホースが作業の邪魔となる。
よって、ホースが接続されていない燃焼式釘打機の金具止め専用機の開発が望まれていた。
上記課題は、一端と他端とを有するハウジングと、該ハウジングの一端近傍に設けられたシリンダヘッドと、軸心が該ハウジングの一端と他端とを結ぶ方向に指向した位置関係で該ハウジング内に固定して設けられたシリンダと、該ハウジングの他端部に設けられ釘を案内する射出部と、該射出部へ給送される釘を収容するマガジンと、該ハウジングの他端部に設けられ工作物への押圧時に移動可能なプッシュレバーと、該シリンダの軸方向に該シリンダに対して往復摺動可能であり、該シリンダをシリンダ内ピストン下室とピストン上室とに画成するピストンと、該ハウジング内において移動可能に案内され、該プッシュレバーの移動に連動して該シリンダヘッドに当接、離間し、該シリンダヘッド、該ピストン、該シリンダと共に燃焼室を画成する燃焼室枠とを有し、該燃焼室に燃料ガスが供給されたあと、スパークによるガス燃焼膨張エネルギにより該ピストンを下降させ釘を打ち込む燃焼式釘打機において、該射出部にセットされた釘は初期状態において、釘の先端が射出部端部より突出しており、ガスを燃焼する燃焼室は、常時上方に位置する燃焼室枠により密閉形成されており、トリガの引き操作をすると、出部先端に配したプッシュレバーが射出部先端前方に障害物がないとき、トリガの引き操作によりプッシュレバーが出張り、燃焼室枠が下がり燃焼室枠の密閉は開放され、トリガ操作阻止部材により、本体は非起動となり、射出部先端前方に障害物があるときは、プッシュレバーの出張りが阻止され、トリガ操作阻止部材がトリガの引き操作阻止が解除され、トリガを引き操作する過程において燃焼室枠の下降移動が阻止され、燃焼室の形成状態を維持し、燃焼室内への可燃ガスを噴射、スパークが発生し、釘を打ち出すことにより達成される。
本発明によれば、初期状態において射出部から釘の先端が出張っているため、釘を容易に金具穴にセットすることが可能となった。
本発明釘打機を一実施形態を示す図1〜3を参照して説明する。図1は本発明釘打機の一実施形態を示す。
燃焼式釘打機1は、ハウジング2、ハンドル3、シリンダヘッド4、燃焼室枠5、プッシュレバー6、シリンダ7、ピストン8、ドライバブレード9、モータ10、ファン11、ガスボンベ12、点火プラグ13、マガジン14、射出部15を主に備えている。シリンダヘッド4は空気が通過可能な複数の穴を有してハウジング2の上方に設けられており、ハンドル3はハウジング2に固定されている。燃焼室枠5は、ハウジング2内においてハウジング2の長手方向に移動可能に設けられ、反シリンダヘッド4方向にバネ付勢されるが、バネの付勢力に抗して一端がシリンダヘッド4に当接可能に設けられる。ハンドル3の図示しない後端には電池が着脱可能に装着され、電池はモータ10、点火プラグ13等の駆動用電源となる。
プッシュレバー6は、ハウジング2の他端において移動可能に設けられ、燃焼室枠5と連接されている。シリンダ7は燃焼室枠5に連通可能に位置してハウジング2に固定され、燃焼室枠5の移動を案内すると共に排気穴が形成されている。ピストン8はシリンダ7に対して往復移動可能に設けられ、燃焼室枠5の一端がシリンダヘッド4に当接した時、シリンダヘッド4、燃焼室枠5、シリンダ7のシリンダヘッド4側端部と共に燃焼室16を形成する。
ドライバブレード9は、ピストン8の反燃焼室側からハウジング2の他端部方向に延設されている。モータ10はシリンダヘッド4に支持され、ファン11はモータ10の回転軸に固定されて燃焼室16内に位置する。ファン11は、燃焼室16内で可燃性ガスと空気を混合して燃焼を促進させると共に燃焼室枠5がシリンダヘッド4から離間した時に、外気をハウジング2内に導入して燃焼室枠5内を掃気し、またシリンダ7の外周側を冷却する役割を果たす。ガスボンベ12はハウジング2内に収容され、シリンダヘッド4のガス通路を通じて燃焼室16内に噴射される可燃性ガスを内含する。
プッシュレバー6を押し上げるとそれと繋がっている燃焼室枠5が移動し、外気と遮断した燃焼室16が形成される。このとき、ガスボンベ12の背部が押された結果、噴射ノズル17が移動しガスが噴射される。
その後、トリガを操作することで、燃焼室内でスパークが発生し、燃焼ガスが爆発しピストン8が釘を打ち込む。
その後、トリガを操作することで、燃焼室内でスパークが発生し、燃焼ガスが爆発しピストン8が釘を打ち込む。
次に本発明の要旨であるプッシュレバー6、トリガ18、燃焼室枠5の詳細な構成について説明する。
ガスを燃焼する燃焼室枠5は、常時上方にある燃焼室枠5により密閉形成されるようばね20により、上方に押圧されている。燃焼室枠5は、釘が打ち出される射出部15の近傍に配されたプッシュレバー6と接合されている。
また、トリガ18には、燃焼室枠5接合部と接合するアーム21が備えてあり、燃焼室枠5接合部とアーム21は回転可能に接合されている。トリガ18には、燃料ガスを蓄えたガスボンベ12の燃焼室枠5へのガス供給を行うための押圧レバー22が具備してある。
釘は板状に連結帯で連結され、発射される射出部15にセットされた釘の先端が射出部15端部より突出した初期状態でセットされている。初期状態とは、釘が射出部15内に案内され、トリガ18を操作しない状態のことである。
釘は板状に連結帯で連結され、発射される射出部15にセットされた釘の先端が射出部15端部より突出した初期状態でセットされている。初期状態とは、釘が射出部15内に案内され、トリガ18を操作しない状態のことである。
次に本発明の動作動作について順を追って説明する。
図2において、射出部15下に被打込部材がない時、トリガ18を操作することにより、トリガ18が回動しトリガ18のアーム21先端が下方に移動し、アーム21と接続された燃焼室枠5が下降するこれにより、燃焼室枠5は開放される。
トリガ操作阻止部材23は端部24が燃焼室枠5に接合され、回転中心の回転軸25を備え、一端がトリガの係止部26に係り、本体は非起動となる。トリガ18の回動操作により押圧レバー22がガスボンベ12を押し、ガスが供給される。燃焼室枠5は開放されているため、その後スパークが起きても、燃焼ガス濃度が薄くなり燃焼することはない。
図3において、射出部15下に部材がある時、トリガ18を操作することにより、トリガ18が回動しトリガ18のアーム21先端が下方に移動する。
これにより前記トリガ操作阻止部材23が接合された燃焼室枠5が下降しないため、トリガ操作阻止部材23の一端27がトリガ18の係止部26から外れて引き操作阻止しない位置に配されたままである。
射出部15下に部材があるためプッシュレバー6の移動が阻止され、燃焼室枠5が下降せず、燃焼室枠5は保持される。その後、トリガ18操作により、押圧レバー22がガスボンベ12を押し、燃焼室枠5にガスが供給される。その後のスパークにより、燃焼ガス燃焼し、燃焼圧力を受けたピストン8が急激に下降し釘を打ち込む。
このような構成により、初期状態において、釘先端が射出部よりも出張っているため、金具の穴へ釘を用意にセットすることが可能になる。
1 燃焼式釘打機
2 ハウジング
3 ハンドル
4 シリンダヘッド
5 燃焼室枠
6 プッシュレバー
7 シリンダ
8 ピストン
9 ドライバブレード
10 モータ
11 ファン
12 ガスボンベ
13 点火プラグ
14 マガジン
15 射出部
16 燃焼室
17 噴射ノズル
18 トリガ
19 穴
20 ばね
21 アーム
22 押圧レバー
23 トリガ操作阻止部材
24 端部(トリガ操作阻止部材)
25 回転軸
26 係止部(トリガ)
27 一端(トリガ操作阻止部材)
2 ハウジング
3 ハンドル
4 シリンダヘッド
5 燃焼室枠
6 プッシュレバー
7 シリンダ
8 ピストン
9 ドライバブレード
10 モータ
11 ファン
12 ガスボンベ
13 点火プラグ
14 マガジン
15 射出部
16 燃焼室
17 噴射ノズル
18 トリガ
19 穴
20 ばね
21 アーム
22 押圧レバー
23 トリガ操作阻止部材
24 端部(トリガ操作阻止部材)
25 回転軸
26 係止部(トリガ)
27 一端(トリガ操作阻止部材)
Claims (1)
- 一端と他端とを有するハウジングと、
該ハウジングの一端近傍に設けられたシリンダヘッドと、
軸心が該ハウジングの一端と他端とを結ぶ方向に指向した位置関係で該ハウジング内に固定して設けられたシリンダと、
該ハウジングの他端部に設けられ釘を案内する射出部と、
該射出部へ給送される釘を収容するマガジンと、
該ハウジングの他端部に設けられ工作物への押圧時に移動可能なプッシュレバーと、
該シリンダの軸方向に該シリンダに対して往復摺動可能であり、該シリンダをシリンダ内ピストン下室とピストン上室とに画成するピストンと、
該ハウジング内において移動可能に案内され、該プッシュレバーの移動に連動して該シリンダヘッドに当接、離間し、該シリンダヘッド、該ピストン、該シリンダと共に燃焼室を画成する燃焼室枠とを有し、
該燃焼室に燃料ガスが供給されたあと、スパークによるガス燃焼膨張エネルギにより該ピストンを下降させ釘を打ち込む燃焼式釘打機において、
該射出部にセットされた釘は初期状態において、釘の先端が射出部端部より突出しており、
ガスを燃焼する燃焼室は、常時上方に位置する燃焼室枠により密閉形成されており、トリガの引き操作をすると、
射出部先端に配したプッシュレバーが射出部先端前方に障害物がないとき、トリガの引き操作によりプッシュレバーが出張り、燃焼室枠が下がり燃焼室枠の密閉は開放され、トリガ操作阻止部材により、本体は非起動となり、
射出部先端前方に障害物があるときは、プッシュレバーの出張りが阻止され、トリガ操作阻止部材がトリガの引き操作阻止が解除され、
トリガを引き操作する過程において燃焼室枠の下降移動が阻止され、燃焼室の形成状態を維持し、燃焼室内へ可燃ガスを噴射し、スパークが発生し、釘を打ち出すことを特徴とした燃焼式釘打機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010018656A JP2011156607A (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 燃焼式釘打機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010018656A JP2011156607A (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 燃焼式釘打機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011156607A true JP2011156607A (ja) | 2011-08-18 |
Family
ID=44589044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010018656A Withdrawn JP2011156607A (ja) | 2010-01-29 | 2010-01-29 | 燃焼式釘打機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011156607A (ja) |
-
2010
- 2010-01-29 JP JP2010018656A patent/JP2011156607A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
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