JP2011155446A - データ送信実行制御装置および方法 - Google Patents

データ送信実行制御装置および方法 Download PDF

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Abstract

【課題】二重化システムにおけるデータ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことを可能にする。
【解決手段】データ送信実行制御部では、まず、待ちキュー量測定部が、待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定する(S1)。次に、待ちキュー量判定部が、待ちキュー量測定部で測定された待ちキュー量がしきい値TH以下か否かを判定する(S3)。NOと判定されたなら、ステップS1に制御が戻り、一方、YESと判定されたなら、データ送信指示部は、データ送信実行部にデータの送信を指示し(S5)、処理が終わる。
【選択図】図3

Description

本発明は、二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶されるデータを他方のデータ処理装置へ短時間で送信させることが可能なデータ送信実行制御装置および方法に関するものである。
二重化システムは、2つのデータ処理装置からなり、一方のデータ処理装置は稼働し、他方のデータ処理装置は待機している。例えば、稼働しているデータ処理装置によるデータ処理が不可能となったら、その代わりに、待機しているデータ処理装置を稼働させ、つまり、稼働させるデータ処理装置を切り替え、こうして高信頼性の要求に応えるようになっている。
データ処理装置には、処理に必要なデータが記憶される。よって、待機しているデータ処理装置もデータを記憶し、双方を互いに一致させておく必要がある。つまり、データ処理装置は、処理量が多くなり、データが増えたなら、その増分を、待機しているデータ処理装置に送信し、双方を一致させる。
特開2001−177446号公報
ところで、処理が進むとデータは減り、待機しているデータ処理装置は、その減少分に相当するデータを廃棄することで、双方のデータを一致させる。つまり、データ処理装置は、待機している間はデータを結局は廃棄するので、多量のデータを送信することが必ずしも利益にならない。多量のデータ送信は長時間を要するからである。
しかし、そうかといって、データを送信せず、いつまでも残しておくと、多量のデータが残っているタイミングで切り替えを行おうとした場合に、その切り替えが迅速に行えない。切り替えの際、残っているデータは送信しなければならず、多量のデータなら送信に長時間を要するからである。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、二重化システムにおけるデータ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことを可能にするデータ送信実行制御装置および方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、第1の本発明は、二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置であって、前記一方のデータ処理装置は、前記データが記憶されるデータ記憶部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部と、前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定する待ちキュー量測定部と、前記待ちキュー量測定部で測定された待ちキュー量が予め設定されたしきい値以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、前記待ちキュー量が前記しきい値以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するデータ送信指示部とを備えることを特徴とする。
第2の本発明は、二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置であって、前記一方のデータ処理装置は、前記データが記憶されるデータ記憶部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部と、前記データ送信実行部にデータの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算する待ちキュー減少量計算部と、前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、前記待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するデータ送信指示部とを備えることを特徴とする。
第3の本発明は、二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置であって、前記一方のデータ処理装置は、前記データが記憶されるデータ記憶部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部と、前記待ちキュー記憶部における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信を前記データ送信実行部に指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算する待ちキュー減少量計算部と、前記待ちキュー記憶部における残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、前記残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するデータ送信指示部とを備えることを特徴とする。
第4の本発明は、二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置が行うデータ送信実行制御方法であって、前記一方のデータ処理装置は、前記データが記憶されるデータ記憶部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部を備え、前記データ送信実行制御方法は、前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定するステップと、前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー量が予め設定されたしきい値以下か否かを判定するステップと、前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー量が前記しきい値以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するステップとを備えることを特徴とする。
第5の本発明は、二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置が行うデータ送信実行制御方法であって、前記一方のデータ処理装置は、前記データが記憶されるデータ記憶部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部を備え、前記データ送信実行制御方法は、前記データ送信実行制御装置が、前記データ送信実行部にデータの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算するステップと、前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定するステップと、前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するステップとを備えることを特徴とする。
第6の本発明は、二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置が行うデータ送信実行制御方法であって、前記一方のデータ処理装置は、前記データが記憶されるデータ記憶部と、前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部を備え、前記データ送信実行制御方法は、前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信を前記データ送信実行部に指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算するステップと、前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定するステップと、前記データ送信実行制御装置が、前記残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するステップとを備えることを特徴とする。
第1の本発明によれば、待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定する待ちキュー量測定部と、待ちキュー量測定部で測定された待ちキュー量が予め設定されたしきい値以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、待ちキュー量がしきい値以下と判定されたなら、データの送信を指示するデータ送信指示部とを備えることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、二重化システムにおけるデータ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。
第2の本発明によれば、データの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算する待ちキュー減少量計算部と、待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が待ちキューの減少量以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、待ちキュー量が待ちキューの減少量以下と判定されたなら、データの送信を指示するデータ送信指示部とを備えることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。
第3の本発明によれば、待ちキュー記憶部における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信を指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算する待ちキュー減少量計算部と、待ちキュー記憶部における残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量以下と判定されたなら、データの送信を指示するデータ送信指示部とを備えることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。
第4の本発明によれば、待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定するステップと、待ちキュー量が予め設定されたしきい値以下か否かを判定するステップと、待ちキュー量がしきい値以下と判定されたなら、データの送信を指示するステップとを備えることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。
第5の本発明によれば、データの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算するステップと、待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が待ちキューの減少量以下か否かを判定するステップと、待ちキュー量が待ちキューの減少量以下と判定されたなら、データの送信を指示するステップとを備えることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。
第6の本発明によれば、待ちキュー記憶部における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信を指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算するステップと、待ちキュー記憶部における残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量以下か否かを判定するステップと、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量以下と判定されたなら、データの送信を指示するステップとを備えることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。
本実施の形態に係るデータ送信実行制御装置を利用した二重化システムであるサーバの構成図である。 データ送信実行制御部14の構成を示す図である。 データ送信実行制御部14の動作を示すフローチャートである。 データ送信実行制御部14Aの構成を示す図である。 待ちキュー減少量計算部1401の動作を示すフローチャートである。 待ちキュー量判定部1402とデータ送信指示部1403の動作を示すフローチャートである。 データ送信実行制御部14Bの構成を示す図である。 データ送信実行制御部14Bの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、第1の実施の形態に係るデータ送信実行制御装置を利用した二重化システムであるサーバの構成図である。
二重化システムは、稼働しているデータ処理装置1と待機しているデータ処理装置2とからなり、データ処理装置1、2は通信ケーブル3で接続されている。二重化システムにあっては、データ処理装置1、2の一方が稼働し、他方が待機していればよいが、ここでは、データ処理装置1が稼働し、データ処理装置2が待機していることとする。
データ処理装置1は、主記憶装置11と、データ送信実行部12と、データ受信実行部13と、データ送信実行制御部14とを備える。
主記憶装置11は、データ記憶部111と、待ちキュー記憶部112とを備える。
データ記憶部111には、データ処理装置2に送信すべきデータが記憶される。このデータのデータ量は、データ処理装置1へのアクセス量やデータ処理装置1内での処理の進み具合に左右され、時間経過に応じて常に変化する。
待ちキュー記憶部112には、データ記憶部111におけるデータ量に応じた量をもつ情報(待ちキューという)が記憶される。データ記憶部111にデータがなく、データ量がゼロなら、待ちキュー量もゼロである。データ量が増えれば待ちキュー量も増え、データ量が減れば待ちキュー量も減る。
データ送信実行制御部14は、データ送信実行部12にデータの送信を指示し、データ送信実行部12は、データの送信が指示されたなら、データ記憶部111のデータをデータ処理装置2に送信する。
データ受信実行部13は、データ処理装置2が稼働し、データ処理装置1が待機しているときのためのもので、データ処理装置2から送信されるデータを受信し、データ記憶部111に記憶させる。
データ処理装置2は、主記憶装置21と、データ送信実行部22と、データ受信実行部23と、データ送信実行制御部24とを備える。
主記憶装置21は、データ記憶部211と、待ちキュー記憶部212とを備える。
データ記憶部211には、データ処理装置1から送信されたデータが記憶される。
待ちキュー記憶部212には、データ記憶部211におけるデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される。
データ送信実行部22、データ送信実行制御部24は、データ処理装置2が稼働し、データ処理装置1が待機しているときのためのもので、データ送信実行制御部24は、データ送信実行部22にデータの送信を指示し、データ送信実行部22は、データ記憶部211のデータをデータ処理装置1に送信する。
図2は、データ送信実行制御部14の構成を示す図である。
データ送信実行制御部14は、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定する待ちキュー量測定部141と、待ちキュー量測定部141で測定された待ちキュー量が予め設定されたしきい値TH(例えば、10Mbyte(メガバイト))以下か否かを判定する待ちキュー量判定部142と、待ちキュー量がしきい値TH以下と判定されたなら、データ送信実行部12にデータの送信を指示するデータ送信指示部143とを備える。
第1の実施の形態に係るデータ送信実行制御装置は、待ちキュー記憶部112と、待ちキュー量測定部141と、待ちキュー量判定部142と、データ送信指示部143とを備えてなるものである。
次に、第1の実施の形態に係るデータ送信実行制御方法について説明する。
図3は、データ送信実行制御部14の動作を示すフローチャートである。
データ送信実行制御部14は、この動作を例えば、予め定められた時間の長さ(例えば、5秒)が経過するごとに行う。
データ送信実行制御部14では、まず、待ちキュー量測定部141が、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定する(S1)。次に、待ちキュー量判定部142が、待ちキュー量測定部141で測定された待ちキュー量がしきい値TH以下か否かを判定する(S3)。NOと判定されたなら、ステップS1に制御が戻り、一方、YESと判定されたなら、データ送信指示部143は、データ送信実行部12にデータの送信を指示し(S5)、処理が終わる。
なお、ステップS5の指示により、データ送信実行部12は、データ記憶部111のデータをデータ処理装置2に送信する。
第1の実施の形態にあっては、待ちキュー量がしきい値TH以下ならデータを送信させることで、送信されるデータは少なくなり、データ処理装置1からデータ処理装置2への切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信を短時間で行えることは勿論であるが、データを送信せず、いつまでも残しておくのでなく、待ちキュー量がしきい値TH以下ならデータを送信させるので、切り替えの際のデータ送信においても、送信されるデータは少なくなり、そのデータ送信も短時間で行える。
したがって、第1の実施の形態に係るデータ送信実行制御装置によれば、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定する待ちキュー量測定部141と、待ちキュー量測定部141で測定された待ちキュー量が予め設定されたしきい値TH以下か否かを判定する待ちキュー量判定部142と、待ちキュー量がしきい値TH以下と判定されたなら、データの送信を指示するデータ送信指示部143とを備えることで、つまり、待ちキュー量がしきい値TH以下ならデータを送信させることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。切り替えも同様に短時間で行える。
なお、データ送信実行制御部24も、図2に示したデータ送信実行制御部14の構成と同様に構成され、データ処理装置2が稼働し、データ処理装置1が待機しているときは、図3に示したデータ送信実行制御部14の動作と同様に動作するので、データ処理装置2からデータ処理装置1へのデータ送信も短時間で行うことができる。
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態の二重化システムは、第1の実施の形態の各データ送信実行制御部14、24を別のデータ送信実行制御部に置換したものであり、以下、これらのデータ送信実行制御部について説明し、その他については説明を省略する。
図4は、データ処理装置1に設けられたデータ送信実行制御部14Aの構成を示す図である。なお、データ処理装置2に設けられたデータ送信実行制御部も同様に構成される。
データ送信実行制御部14Aは、データ送信実行部12にデータの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量TH0を計算する待ちキュー減少量計算部1401と、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が待ちキューの減少量TH0以下か否かを判定する待ちキュー量判定部1402と、待ちキュー量が減少量TH0以下と判定されたなら、データ送信実行部12にデータの送信を指示するデータ送信指示部1403とを備える。
第2の実施の形態に係るデータ送信実行制御装置は、待ちキュー記憶部112と、待ちキュー減少量計算部1401と、待ちキュー量判定部1402と、データ送信指示部1403とを備えてなるものである。
次に、第2の実施の形態に係るデータ送信実行制御方法について説明する。
図5は、待ちキュー減少量計算部1401の動作を示すフローチャートである。
待ちキュー減少量計算部1401は、この動作を例えば、予め定められた時間の長さ(例えば、5秒)が経過するごとに行う。
待ちキュー減少量計算部1401が、まず、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定する(S11)。次に、待ちキュー減少量計算部1401は、データ送信実行部12にデータの送信を指示する(S13)。これにより、データ記憶部111のデータが送信されて減少し、これに伴い、待ちキューも減少する。待ちキュー減少量計算部1401は、減少した待ちキューの量と減少の所要時間を測定する(S15)。次に、待ちキュー減少量計算部1401は、減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量TH0を計算し(S17)、処理を終える。
減少した待ちキューの量を待ちキュー量Q、
減少の所要時間を所要時間Tとし、
時間の長さT’の間に減少する待ちキューの減少量TH0を計算することとすると、
待ちキューの減少量TH0は、以下の式(1)で計算される。
待ちキューの減少量TH0=Q × T’÷ T (1)
例えば、Q=10Mbyte、T’=30秒、T=5秒、とすると、
TH0=10Mbyte × 30秒 ÷ 5秒 = 60Mbyteとなる。
図6は、待ちキュー量判定部1402とデータ送信指示部1403の動作を示すフローチャートである。
待ちキュー量判定部1402とデータ送信指示部1403は、この動作を例えば、図5の動作終了後において予め定められた時間の長さ(例えば、5秒)が経過したときに行う。
まず、待ちキュー量判定部1402は、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定する(S21)。次に、待ちキュー量判定部1402は、測定された待ちキュー量が待ちキューの減少量TH0以下か否かを判定する(S23)。NOと判定されたなら、ステップS21に制御が戻り、一方、YESと判定されたなら、データ送信指示部1403は、データ送信実行部12にデータの送信を指示し(S25)、処理が終わる。
なお、ステップS25の指示により、データ送信実行部12は、データ記憶部111のデータをデータ処理装置2に送信する。
第2の実施の形態にあっては、待ちキュー量が待ちキューの減少量TH0以下ならデータを送信させることで、送信されるデータは少なくなり、データ処理装置1からデータ処理装置2への切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信を短時間で行えることは勿論であるが、データを送信せず、いつまでも残しておくのでなく、待ちキュー量が待ちキューの減少量TH0以下ならデータを送信させるので、切り替えの際のデータ送信においても、送信されるデータは少なくなり、そのデータ送信も短時間で行える。
したがって、第2の実施の形態に係るデータ送信実行制御装置によれば、データ送信実行部12にデータの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量TH0を計算する待ちキュー減少量計算部1401と、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が待ちキューの減少量TH0以下か否かを判定する待ちキュー量判定部1402と、待ちキュー量が待ちキューの減少量TH0以下と判定されたなら、データ送信実行部に12にデータの送信を指示するデータ送信指示部1403とを備えることで、つまり、待ちキュー量が待ちキューの減少量TH0以下ならデータを送信させることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。切り替えも同様に短時間で行える。
なお、データ処理装置2のデータ送信実行制御部も、図4に示したデータ送信実行制御部14Aの構成と同様に構成され、データ処理装置2が稼働し、データ処理装置1が待機しているときは、図5、図6に示した動作と同様に動作するので、データ処理装置2からデータ処理装置1へのデータ送信も短時間に行うことができる。
[第3の実施の形態]
次に、第3の実施の形態について説明する。
第3の実施の形態の二重化システムは、第1の実施の形態の各データ送信実行制御部14、24を別のデータ送信実行制御部に置換したものであり、以下、これらのデータ送信実行制御部について説明し、その他については説明を省略する。
図7は、データ処理装置1に設けられたデータ送信実行制御部14Bの構成を示す図である。なお、データ処理装置2に設けられたデータ送信実行制御部も同様に構成される。
データ送信実行制御部14Bは、待ちキュー記憶部112における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信をデータ送信実行部12に指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量TH1を計算する待ちキュー減少量計算部1411と、待ちキュー記憶部112における残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1以下か否かを判定する待ちキュー量判定部1412と、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1以下と判定されたなら、データ送信実行部12に残りのデータの送信を指示するデータ送信指示部1413とを備える。
第3の実施の形態に係るデータ送信実行制御装置は、待ちキュー記憶部112と、待ちキュー減少量計算部1411と、待ちキュー量判定部1412と、データ送信指示部1413とを備えてなるものである。
次に、第3の実施の形態に係るデータ送信実行制御方法について説明する。
図8は、データ送信実行制御部14Bの動作を示すフローチャートである。
データ送信実行制御部14Bは、この動作を例えば、予め定められた時間の長さ(例えば、5秒)が経過するごとに行う。
データ送信実行制御部14Bでは、まず、待ちキュー減少量計算部1411が、待ちキュー記憶部112における待ちキュー量を測定する(S31)。次に、待ちキュー減少量計算部1411は、一部の待ちキュー量(例えば、30Mbyte中の10%に当たる3Mbyte)に対応する量のデータ送信をデータ送信実行部12に指示する(S33)。これにより、データ記憶部111のデータが送信されて減少し、これに伴い、待ちキューも減少する。なお、待ちキュー減少量計算部1411は、残りの待ちキュー量(例えば、30Mbyte中の90%に当たる27Mbyte)を待ちキュー量判定部1412に通知する。
次に、待ちキュー減少量計算部1411は、待ちキューの減少の所要時間を測定する(S35)。次に、待ちキュー減少量計算部1411は、一部の待ちキュー量と待ちキューの減少の所要時間に基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量TH1を計算する(S37)。
一部の待ちキュー量を待ちキュー量Q、
減少の所要時間を所要時間Tとし、
時間の長さT’の間に減少する待ちキューの減少量TH1を計算することとすると、
待ちキューの減少量TH1は、以下の式(2)で計算される。
待ちキューの減少量TH1=Q × T’÷ T (2)
例えば、Q=3Mbyte、T’=30秒、T=1秒、とすると、
TH1=3Mbyte × 30秒 ÷ 1秒 = 90Mbyteとなる。
次に、待ちキュー量判定部1412は、残りの待ちキュー量(例えば、上記例でいう27Mbyte)が待ちキューの減少量TH1以下か否かを判定する(S39)。NO(減少量TH1より大きい)と判定されたなら、残りの待ちキュー量に対応する量のデータの送信の指示を中止し(S41)、ステップS31に制御が戻る。
一方、ステップS39でYESと判定されたなら、データ送信指示部1413は、データ送信実行部12に残りのデータの送信を指示し(S43)、処理が終わる。
なお、ステップS43の指示により、データ送信実行部12は、データ記憶部111の残りのデータをデータ処理装置2に送信する。
例えば、待ちキューの減少量TH1が90Mbyteで、残りの待ちキュー量が上記例でいう27Mbyteなら、ステップS39でYESと判定され、27Mbyteに対応する残りのデータが全て送信される。
一方、待ちキューの減少量TH1が90Mbyteで、残りの待ちキュー量が120Mbyteなら、ステップS39でNOと判定され、120Mbyteに対応する残りのデータは送信されない。
第3の実施の形態にあっては、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1以下ならデータを送信させることで、送信されるデータは少なくなり、データ処理装置1からデータ処理装置2への切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信を短時間で行えることは勿論であるが、データを送信せず、いつまでも残しておくのでなく、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1以下ならデータを送信させるので、切り替えの際のデータ送信においても、送信されるデータは少なくなり、そのデータ送信も短時間で行える。
したがって、第3の実施の形態に係るデータ送信実行制御装置によれば、待ちキュー記憶部112における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信をデータ送信実行部12に指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量TH1を計算する待ちキュー減少量計算部1411と、待ちキュー記憶部112における残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1以下か否かを判定する待ちキュー量判定部1412と、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1以下と判定されたなら、データ送信実行部12にデータの送信を指示するデータ送信指示部1413とを備えることで、つまり、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1以下ならデータを送信させることで、送信されるデータは少なくなり、その結果、データ処理装置の切り替えを行わない間におけるデータ処理装置間のデータ送信ならびに切り替えの際のデータ送信をともに短時間で行うことが可能になる。切り替えも同様に短時間で行える。
また、残りの待ちキュー量が待ちキューの減少量TH1より大きいならデータ送信を中止させることで、多量のデータは送信されず、その結果、データ送信に長時間を要する不都合を防止することができる。
なお、データ処理装置2のデータ送信実行制御部も、図7に示したデータ送信実行制御部14Bの構成と同様に構成され、データ処理装置2が稼働し、データ処理装置1が待機しているときは、図8に示した動作と同様に動作するので、データ処理装置2からデータ処理装置1へのデータ送信も短時間で行え、データ送信に長時間を要する不都合を防止することができる。
なお、各実施の形態におけるデータ処理装置は、専用のハードウェアにより実現してもよいし、その機能を実現するためのコンピュータプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、このコンピュータプログラムをコンピュータに読み込ませ実行させて実現してもよい。つまり、各実施の形態に係るデータ送信実行制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラムを記録媒体に記録し、このコンピュータプログラムをコンピュータに読み込ませることで機能を実現させてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の記録媒体、コンピュータに内蔵されるハードディスク装置等の記憶装置である。
1、2…データ処理装置
3…通信ケーブル
11、21…主記憶装置
12、22…データ送信実行部
13、23…データ受信実行部
14、24、14A、14B…データ送信実行制御部
111、211…データ記憶部
112、212…待ちキュー記憶部
141…待ちキュー量測定部
142、1402、1412…待ちキュー量判定部
143、1403、1413…データ送信指示部
1401、1411…待ちキュー減少量計算部

Claims (7)

  1. 二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置であって、
    前記一方のデータ処理装置は、
    前記データが記憶されるデータ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、
    前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、
    前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部と、
    前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定する待ちキュー量測定部と、
    前記待ちキュー量測定部で測定された待ちキュー量が予め設定されたしきい値以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、
    前記待ちキュー量が前記しきい値以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するデータ送信指示部と
    を備えることを特徴とするデータ送信実行制御装置。
  2. 二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置であって、
    前記一方のデータ処理装置は、
    前記データが記憶されるデータ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、
    前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、
    前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部と、
    前記データ送信実行部にデータの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算する待ちキュー減少量計算部と、
    前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、
    前記待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するデータ送信指示部と
    を備えることを特徴とするデータ送信実行制御装置。
  3. 二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置であって、
    前記一方のデータ処理装置は、
    前記データが記憶されるデータ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、
    前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、
    前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部と、
    前記待ちキュー記憶部における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信を前記データ送信実行部に指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算する待ちキュー減少量計算部と、
    前記待ちキュー記憶部における残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定する待ちキュー量判定部と、
    前記残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するデータ送信指示部と
    を備えることを特徴とするデータ送信実行制御装置。
  4. 二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置が行うデータ送信実行制御方法であって、
    前記一方のデータ処理装置は、
    前記データが記憶されるデータ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、
    前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部を備え、
    前記データ送信実行制御方法は、
    前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定するステップと、
    前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー量が予め設定されたしきい値以下か否かを判定するステップと、
    前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー量が前記しきい値以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するステップと
    を備えることを特徴とするデータ送信実行制御方法。
  5. 二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置が行うデータ送信実行制御方法であって、
    前記一方のデータ処理装置は、
    前記データが記憶されるデータ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、
    前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部を備え、
    前記データ送信実行制御方法は、
    前記データ送信実行制御装置が、前記データ送信実行部にデータの送信を指示し、該指示に起因するデータの減少により減少した待ちキューの量と減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算するステップと、
    前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における待ちキュー量を測定し、該待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定するステップと、
    前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するステップと
    を備えることを特徴とするデータ送信実行制御方法。
  6. 二重化システムの一方のデータ処理装置に記憶され且つ時間経過に応じて変化するデータ量をもつデータを他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行制御装置が行うデータ送信実行制御方法であって、
    前記一方のデータ処理装置は、
    前記データが記憶されるデータ記憶部と、
    前記データ記憶部に記憶されたデータを前記他方のデータ処理装置に送信するデータ送信実行部とを備え、
    前記データ送信実行制御装置は、前記一方のデータ処理装置に設けられ、且つ、前記データのデータ量に応じた量をもつ待ちキューが記憶される待ちキュー記憶部を備え、
    前記データ送信実行制御方法は、
    前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における一部の待ちキュー量に対応する量のデータ送信を前記データ送信実行部に指示し、当該一部の待ちキュー量と当該指示に起因する待ちキューの減少の所要時間とに基づいて、予め定められた長さの時間内に減少する待ちキューの減少量を計算するステップと、
    前記データ送信実行制御装置が、前記待ちキュー記憶部における残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下か否かを判定するステップと、
    前記データ送信実行制御装置が、前記残りの待ちキュー量が前記待ちキューの減少量以下と判定されたなら、前記データ送信実行部にデータの送信を指示するステップと
    を備えることを特徴とするデータ送信実行制御方法。
  7. 請求項1ないし3のいずれかに記載のデータ送信実行制御装置としてコンピュータを機能させるためのコンピュータプログラム。
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