JP2011152230A - Furniture - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、主として子供達が画板や机として利用する家具に関する。 The present invention mainly relates to furniture used by children as a drawing board or desk.
幼稚園、保育園等の子供用施設で用いられる什器(例えば、先行技術文献を参照)は、多数の子供が集う施設の都合上、二人以上が同時に共用できるものであることが多い。 In many cases, furniture used in child facilities such as kindergartens and nurseries (see, for example, prior art documents) can be shared by two or more people at the same time because of the facilities where many children gather.
一方、この種の什器は、机ならば専ら机としての機能のみ、画板ならば専ら画板としての機能のみを提供するものとなっており、用途が固定的である。故に、子供が抱く様々な欲求に必ずしも応えることができず、子供の創作意欲をかき立てるという面で全く不満がないわけではない。 On the other hand, this type of fixture provides only a function as a desk if it is a desk, and only a function as a drawing board if it is a drawing board, and its application is fixed. Therefore, it is not always possible to meet the various needs of children, and it is not completely unsatisfactory in terms of inspiring children to create.
本発明は、二人以上が同時に共用でき、また各人が相異なる複数の態様にて使用することが可能な什器を実現せんとするものである。 The present invention is intended to realize a fixture that can be shared by two or more people and can be used in a plurality of different modes.
本発明では、第一の利用者が利用することのできる起立した画板と、前記画板の背面側に延出し第二の利用者が第一の利用者とは反対側から利用することのできる天板とを具備してなる家具を構成した。 In the present invention, an upright drawing board that can be used by the first user, and a ceiling that extends to the back side of the drawing board and that can be used by the second user from the opposite side of the first user. The furniture which comprises a board was comprised.
本発明に係る家具は、第一の利用者と第二の利用者とで同時に利用することができる。しかも、画板としての機能と、机としての機能とをともに提供でき、各人が相異なる複数の態様にて使用することが可能である。 The furniture according to the present invention can be used simultaneously by the first user and the second user. In addition, both the function as a drawing board and the function as a desk can be provided, and each person can be used in a plurality of different modes.
前記画板が前記天板の上面に臨むように後傾しており、前記画板の背面に鏡を設けているならば、第二の利用者が作業している天板上の状況を、第三者が第二の利用者の後方から鏡を介して視認することができる。 If the drawing board is tilted backward so as to face the top surface of the top board and a mirror is provided on the back side of the drawing board, the situation on the top board where the second user is working Can be visually recognized through the mirror from the back of the second user.
左右に離間して対向した側板をさらに具備し、両側板間に前記天板を配置しているならば、第二の利用者にとって側板が側方からの視線を遮る衝立となり、第二の利用者の作業への集中を促進できる。 If the side plate is further provided with a side plate that is spaced apart from the left and right, and the top plate is disposed between the side plates, the side plate serves as a screen for the second user to block the line of sight from the side. Can promote the concentration of workers.
前記両側板により前記画板を支持していれば、構成部材の数の削減に寄与し得る。 If the drawing plate is supported by the both side plates, the number of components can be reduced.
前記両側板が前記天板を支持する脚と一体となっていれば、構成部材の数をさらに削減でき、組立工数も少なくなる。 If the both side plates are integrated with the legs that support the top plate, the number of components can be further reduced, and the number of assembly steps can be reduced.
前記側板の前縁が後方に傾斜した傾斜縁となっており、その傾斜縁に沿って前記画板を固定するようにすれば、家具全体の構造が簡略化する。 If the front edge of the side plate is an inclined edge inclined backward, and the drawing board is fixed along the inclined edge, the structure of the entire furniture is simplified.
前記側板の後縁が前方に傾斜した傾斜縁となっていれば、第三者が斜め後方から天板上を視認しようとするときに、その視線が側板に妨げられず鏡面を見通しやすくなる。 If the rear edge of the side plate is an inclined edge that is inclined forward, when a third party tries to visually recognize the top of the top plate obliquely from behind, the line of sight is not obstructed by the side plate and the mirror surface is easily visible.
前記画板、前記天板及び前記側板は、それぞれ木製とすることが好ましい。 The drawing board, the top board, and the side board are preferably made of wood.
前記天板の前端部が前記画板の下端部よりも前方に突き出しているならば、第一の利用者が使用する道具類を天板の前縁部に置いておくことができる。 If the front end portion of the top plate projects forward from the lower end portion of the drawing board, the tools used by the first user can be placed on the front edge portion of the top plate.
本発明によれば、二人以上が同時に共用でき、また各人が相異なる複数の態様にて使用することが可能な什器を実現することができる。 According to the present invention, it is possible to realize a fixture that can be shared by two or more people and can be used in a plurality of different modes.
本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。本実施形態の家具は、幼稚園、保育園等の子供用施設において、画板及び机として用いられることを想定したものである。図1ないし図5に示すように、本家具は、左右に対をなす脚1と、脚1の上端に接合した側板2と、側板2の前縁に固定した画板3と、画板3の下方、左右の側板2間に固定した天板4とを主要な構成要素とする。
An embodiment of the present invention will be described with reference to the drawings. The furniture of the present embodiment is assumed to be used as a drawing board and desk in a facility for children such as a kindergarten and a nursery school. As shown in FIGS. 1 to 5, the furniture includes a pair of
脚1は、家具の左右両側に二本づつ、全部で四本存在しており、それぞれが側面視略ハ字型をなす。
There are four
側板2は、側面視上下に長尺な略台形状をなしており、その前縁は後傾し、その後縁は前傾している。本実施形態では、左側の二本の脚1と左側の側板2とを一体成形し、なおかつ右側の二本の脚1と右側の側板2とを一体成形している。換言すれば、一枚の板材から左右各々の脚1及び側板2を一体的に切り出している。前方の脚1の前縁と側板2の前縁とは一直線状に連続し、後方の脚1の後縁と側板2の後縁とは一直線状に連続する。
The
画板3は、左右の側板2に跨るように両側板2の後縁に接した状態で支持させてあり、側板2の前縁に沿った後傾姿勢で起立している。画板3の左右両側端部は、左右の側板2の外側面よりも若干ながら外側方に突き出す。画板3の下端部には、前方に突出した庇31を設けている。この庇31は、画板3の表面に載せた画用紙等の被描画体が滑落してしまうのを抑制する。
The
天板4は、左右の側板2の内側面に接した状態で支持させてあり、略水平な姿勢で画板3の背面側に延出している。天板4の後端部は、側板2の後縁よりも後方に突き出す。天板4の前端部は、側板2の前縁及び画板3の下端部よりも前方に突き出す。さらに言えば、天板4の前後寸法は、前後の脚1の外法よりも大きく拡張している。また、天板4の前端部に、上方に突出または膨出した凸条41を設けている。この凸条41は、天板4の前端部の上面に置いた道具類7が崩落してしまうのを抑制する。
The
脚1及び側板2、画板3、天板4の各部材は、木製の合板、特にシナ積層共芯合板を用いて作製する。
Each member of the
しかして、画板3の天板4の上面に臨む背面に、鏡5を取り付けている。鏡5は、例えばアクリルミラーである。鏡5の取付構造について補足すると、図6に示すように、画板3の背面に鏡5の厚さ分の凹部を形成し、その凹部に鏡5を嵌め込みつつ鏡5を画板3に接着するとともに、鏡5の四方の周縁部に覆い被さる枠体32を鏡5の後背に配置して、この枠体32の複数箇所を木ねじ33を以て画板3の背面に締結するようにしている。枠体32に穿った、木ねじ33を挿入するための孔には、後に蓋34を装着してこれを塞ぐ。枠体32及び蓋34はそれぞれ木製、特にシナ材製の部材とすることができる。このような構造を採用した結果、経年劣化により鏡5の周縁部の接着が弱まりこれが剥がれてしまいそうになったとしても、鏡5が落下することはない。
Thus, a mirror 5 is attached to the back surface of the
本家具の寸法は、2歳ないし6歳程度の子供が使い易いように設定する。具体的には、画板3の上縁の高さを約1100mm、下縁の高さを約600mm、画板3の幅及び左右の側板2の外法を約500mm、天板4の上面の高さを約460mmとしている。
The size of this furniture is set so that it can be easily used by
図5に示しているように、本家具は、二人以上の子供61、62が、前後両方の側から同時に利用することができる。第一の利用者61は、前方に露出した画板3に画用紙等を載せて、のびのびと絵や文字を描くことができる。加えて、図1及び図2に示しているように、その際に使用する鉛筆、クレヨンその他の道具類7を、天板4の前端部に置くことができる。
As shown in FIG. 5, this furniture can be used simultaneously by two or
翻って、第二の利用者62は、画板3の後背に位置した天板4の領域を机として作業を行うことができる。この領域は、前方が画板3により遮られ、また側方が側板2により遮られているので、第二の利用者62は自らの作業に集中、没頭することが可能になる。
In turn, the
その上で、例えば保護者や保育者、教諭等の大人の第三者63は、第二の利用者62の後方から、鏡5を介して、第二の利用者62の作業を邪魔せずに天板4上の状況を伺うことができる。また、鏡5は、第二の利用者62である子供にとって、自らの姿が映るために興味をそそるものでもある。例えば、身体や手指、自分が使用している道具や自分が描いている絵、文字等が左右反対、上下反対に見える、あるいは、鏡5を介さずに直視する場合とは異なる角度に見えるので、第二の利用者62に知的な刺激を与える。さらに、第二の利用者62が、鏡5を介して周囲の状況や他の子供の製作している作品等を垣間見ることも可能であり、第二の利用者62を触発することにもつながる。
In addition, for example, an adult
本実施形態によれば、第一の利用者61が利用することのできる起立した画板3と、前記画板3の背面側に延出し第二の利用者62が第一の利用者61とは反対側から利用することのできる天板4とを具備してなる家具を構成したため、この家具を第一の利用者61と第二の利用者62とで同時に利用することができる。しかも、この家具は、画板としての機能と机としての機能とをともに提供できるものであることから、各人が相異なる複数の態様にて使用することが可能である。
According to the present embodiment, the
前記画板3が前記天板4の上面に臨むように後傾しており、前記画板3の背面に鏡5を設けているため、第二の利用者62が作業している天板4上の状況を、第三者63が第二の利用者の後方から鏡5を介して視認することができる。
Since the
左右に離間して対向した側板2をさらに具備し、両側板2間に前記天板4を配置しているため、第二の利用者62にとって側板2が側方からの視線を遮る衝立となり、第二の利用者62の作業への集中を促進できる。
Further comprising
前記両側板2により前記画板3を支持しているため、画板3を支持する部材を別途設ける必要がなく、構成部材の数の削減に寄与し得る。
Since the
前記両側板2が前記天板4を支持する脚1と一体となっているため、構成部材の数をさらに削減でき、組立工数も少なくなる。
Since the both
前記側板2の前縁が後方に傾斜した傾斜縁となっており、その傾斜縁に沿って前記画板3を固定するようにしているため、家具全体の構造が簡略化する。
Since the front edge of the
前記側板2の後縁が前方に傾斜した傾斜縁となっているため、第三者(通常は大人であり、上から覗く形になる)63が斜め後方から天板4上を視認しようとするときに、その視線が側板2に妨げられず鏡面5を見通しやすくなる。
Since the rear edge of the
前記画板3、前記天板4及び前記側板2がそれぞれ木製であるため、利用者に温かみを感じさせることができ、好ましい。
Since the
前記天板4の前端部が前記画板3の下端部よりも前方に突き出しているため、第一の利用者61が使用する道具類を天板4の前縁部に置いておくことができ、利便性が向上する。
Since the front end portion of the
なお、本発明は以上に詳述した実施形態に限られるものではない。上記実施形態では、利用者として幼稚園児、保育園児等を念頭に置いていたが、このような子供用には限定されず、学生向けや大人向けの家具とすることも可である。 The present invention is not limited to the embodiment described in detail above. In the above embodiment, a kindergarten child, a nursery school child, or the like is taken into consideration as a user. However, the present invention is not limited to such a child, and furniture for students or adults is also possible.
その他各部の具体的構成は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。 Other specific configurations of each part can be variously modified without departing from the spirit of the present invention.
本発明は、例えば幼稚園、保育園等の子供用施設における什器として利用することができる。 The present invention can be used as a fixture in a child facility such as a kindergarten or a nursery school.
1…脚
2…側板
3…画板
4…天板
5…鏡
61…第一の利用者
62…第二の利用者
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記画板の背面側に延出し第二の利用者が第一の利用者とは反対側から利用することのできる天板と
を具備してなる家具。 An upright drawing board that the first user can use;
Furniture comprising a top plate that extends to the back side of the drawing board and can be used by the second user from the opposite side of the first user.
前記画板の背面に鏡を設けている請求項1記載の家具。 The drawing board is tilted backward so as to face the top surface of the top board,
The furniture according to claim 1, wherein a mirror is provided on the back of the drawing board.
両側板間に前記天板を配置している請求項1または2記載の家具。 It further comprises side plates that are spaced apart from each other and face each other,
The furniture according to claim 1 or 2, wherein the top plate is disposed between both side plates.
Priority Applications (1)
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Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US2808308A (en) * | 1954-05-10 | 1957-10-01 | Papelian | Adjustable drawing board and support |
JPH08191738A (en) * | 1995-01-17 | 1996-07-30 | Gifu Plast Ind Co Ltd | Table |
JP2006346083A (en) * | 2005-06-15 | 2006-12-28 | Okamura Corp | Mounting structure of panel |
JP3136761U (en) * | 2007-07-17 | 2007-11-08 | 市場株式会社 | Assembled learning desk |
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- 2010-01-26 JP JP2010014787A patent/JP2011152230A/en active Pending
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