JP2011151941A - 鳥害防止装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】輝度の高い発光装置を備える鳥害防止装置を提供する。
【解決手段】鳥害防止装置10は、ポール1、風車2、及び一対のストッパ3・3を備える。ポール1の両端部は、第1アングル部材8b及び第2アングル部材8dに係止される。風車2は、ポール1に回転可能に取り付けられている。一対のストッパ3・3は、風車2を保持する。風車2の両端部には、ループコイル2cが設けられ、ストッパ3の筒部31には、一対の磁石3a・3aを配置している。風車2が回転すると、電磁誘導の原理で、筒部31の外壁に備わる発光回路3cのLED3dを発光できる。鳥害防止装置10は、夜間であっても、風車2の両端部がLED3dで発光するので、カラスなどの鳥を威嚇できる。これにより、鉄塔8での営巣を防止できる。
【選択図】図1
【解決手段】鳥害防止装置10は、ポール1、風車2、及び一対のストッパ3・3を備える。ポール1の両端部は、第1アングル部材8b及び第2アングル部材8dに係止される。風車2は、ポール1に回転可能に取り付けられている。一対のストッパ3・3は、風車2を保持する。風車2の両端部には、ループコイル2cが設けられ、ストッパ3の筒部31には、一対の磁石3a・3aを配置している。風車2が回転すると、電磁誘導の原理で、筒部31の外壁に備わる発光回路3cのLED3dを発光できる。鳥害防止装置10は、夜間であっても、風車2の両端部がLED3dで発光するので、カラスなどの鳥を威嚇できる。これにより、鉄塔8での営巣を防止できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、鳥害防止装置に関する。特に、送電線用の鉄塔に鳥が営巣することに起因する短絡事故などを防止する装置の構造に関する。
例えば、電力を送電・配電する鉄塔には、カラスなどが営巣することが知られている。カラスは、ハンガーや針金を拝借し、枯れ枝と一緒に積み重ねて巣を作る。したがって、針金などが電線などに触れて漏電又は短絡する事例が発生している。そして、鳥害を防ぐために、カラスなどの鳥を威嚇して、鉄塔に寄せ付けない対策が要望されている。
上述した対策として、基台に鳥が嫌う忌避色に発光する羽根を回転自在に装着した鳥害防止装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1による鳥害防止装置は、鳥が嫌う光と威嚇する動きとの複合作用が働き、鳥に強い恐怖心を抱かせることができ、これにより、鳥を鉄塔に寄せ付けないようにできる、としている。
特許文献1による鳥害防止装置は、水平かつ方形状に枠組みされたアングルの隅部が営巣し易い場所であるため、その近くのアングルの上面に風向きを考慮して、複数の鳥害防止装置を設置することにより、効果を奏するとしている。
又、複数のアングルの外側には、複数のアームが四角錐の稜線のように突設され、これらのアームの頂部は、鳥が営巣し易い場所であることも知られている。そして、これらのアームは、送電線を懸垂しているので、この場所に営巣されると、短絡事故を発生する確率が高くなる。
しかし、特許文献1による鳥害防止装置は、基台が方形状の座板からなり、複数のアームの頂部に取り付けるのは、困難であるという問題がある。したがって、複数のアームの頂部に取り付け容易な鳥害防止装置が求められている。
又、特許文献1による鳥害防止装置は、回転する羽根が蓄光顔料又は自発光顔料などの蓄光材を混入した合成樹脂により形成されている。このような蓄光材は、輝度も低いので、特に夜間では、カラスなどの鳥を威嚇することは困難という問題がある。したがって、夜間でも、カラスなどの鳥を威嚇できるように、輝度の高い発光装置を備える鳥害防止装置が求められている。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、鉄塔などに取り付けが容易であり、輝度の高い発光装置を備える鳥害防止装置を提供することを目的とする。
本発明者は、一端部が枠組みされたアングルに係止され、他端部が複数のアームの頂部に係止されるポールと、このポールに回転自在に取り付けられる風車で鳥害防止装置を構成し、電磁誘導の原理を利用して、風車の両端部を発光させることにより、これらの課題が解決可能なことを見出し、これに基づいて、以下のような新たな鳥害防止装置を発明するに至った。
(1)本発明による鳥害防止装置は、地上から上方に延びる一対の支柱部材、これらの支柱部材に両端支持されて略水平状態に配置される第1アングル部材、一対の前記支柱部材に基端部が片持ち状に支持され、先端部が集中する複数のアーム部材、及びこれらのアーム部材の先端部を固定する第2アングル部材を少なくとも有し、複数の前記アーム部材の先端部から送電線が懸垂される鉄塔に設置される鳥害防止装置であって、一端部が前記第1アングル部材に係止され、他端部が前記第2アングル部材に係止されるポールと、このポールに取り付けられる風車と、前記ポールに締結され、前記風車を保持する筒状の一対のストッパと、を備え、前記風車は、前記ポールと回転可能に連結し、光が透過可能な中空の軸部と、前記軸部の長手方向の中央部に設けられ、外周方向に突出する複数の羽根と、前記軸部の長手方向の両端部の内壁に敷設されたループコイルと、このループコイルの端末を接続する一対の整流子と、を有し、前記ストッパは、前記軸部の両端部の内部に挿入可能な筒部と、この筒部の外壁から離隔するように対向配置され、互いに極性が異なる一対の磁石と、前記筒部の外壁に敷設され、一対の前記整流子と断続的に接続する一対のブラシと、前記筒部の外壁に敷設され、一対の前記ブラシと接続する発光回路と、を有し、前記発光回路は、前記風車が回転すると電磁誘導により生じる誘導電流で発光する複数の発光素子を外部に向けて配置している。
(2)前記ストッパは、前記筒部と反対側に設けられた雄ねじ部と、この雄ねじ部から突出するすり割り付きの円錐部と、前記雄ねじ部に螺合して、前記円錐部を縮径可能なナットと、を有し、一対の前記ストッパは、前記ナットが締結されて、前記風車を前記ポールの軸方向の所定の位置に保持する。
(3)本発明による鳥害防止装置は、前記ポールと交差するように、当該ポールに取り付けられる折曲げ可能な遮断棒を更に備える。
本発明による鳥害防止装置は、一端部が枠組みされたアングルに係止され、他端部が複数のアームの頂部に係止されるポールと、このポールに回転自在に取り付けられる風車とで構成しているので、鉄塔への取り付けが容易である。
又、本発明による鳥害防止装置は、電磁誘導の原理を利用して、風車の両端部を発光させる、輝度の高い発光装置を備えているので、夜間でも、カラスなどの鳥を威嚇できる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態を説明する。
[鳥害防止装置の構成]
最初に、本発明の一実施形態による鳥害防止装置の構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態による鳥害防止装置の構成を示す斜視図であり、鳥害防止装置が鉄塔に設置された状態図である。図2は、前記実施形態による鳥害防止装置の構成を示す斜視分解組立図である。
[鳥害防止装置の構成]
最初に、本発明の一実施形態による鳥害防止装置の構成を説明する。図1は、本発明の一実施形態による鳥害防止装置の構成を示す斜視図であり、鳥害防止装置が鉄塔に設置された状態図である。図2は、前記実施形態による鳥害防止装置の構成を示す斜視分解組立図である。
又、図3は、前記実施形態による鳥害防止装置の要部を示す正面図であり、一部を断面としている。図4は、前記実施形態による鳥害防止装置に備わる風車の端部とストッパを対向配置した斜視図ある。図5は、前記実施形態による鳥害防止装置に備わる発光回路の構成を示す電気回路図である。
図1を参照すると、本発明の実施形態による鳥害防止装置10は、複数の鋼材が骨組みされた鉄塔8に設置される。実施形態による鉄塔8は、一対の支柱部材8a・8a、第1アングル部材8b、複数のアーム部材8c、及び第2アングル部材8dを少なくとも有している。
一対の支柱部材8a・8aは、地上から上方に延びている。第1アングル部材8bは、一対の支柱部材8a・8aに両端支持されて、略水平状態に配置されている。複数のアーム部材8cは、一対の支柱部材8a・8aに基端部が片持ち状に支持されている。又、複数のアーム部材8cは、先端部が集中している。第2アングル部材8dは、複数のアーム部材8cの先端部を固定している。そして、複数のアーム部材8cの先端部から、送電線8wが懸垂されている。
図1又は図2を参照すると、鳥害防止装置10は、ポール1、風車2、及び筒状の一対のストッパ3・3を備えている。ポール1の一端部は、係止金具4を介して、第1アングル部材8bに係止されている。ポール1の他端部は、係止金具5を介して、第2アングル部材8dに係止されている。例えば、ポール1は、ポリカーボネートなどの軽量で耐候性のある合成樹脂が成形された、中空のパイプを使用することが好ましい。
図1又は図2を参照すると、風車2は、ポール1に取り付けられている。一対のストッパ3・3は、ポール1に締結できる。そして、一対のストッパ3・3は、風車2を保持することができる。
図2から図4を参照すると、風車2は、中空の軸部21と複数の羽根22を有している。軸部21は、光が透過可能な合成樹脂からなっている。又、軸部21の両端部には、ベアリング2aが内装され、ポール1と回転可能に連結している。複数の羽根22は、軸部21の長手方向の中央部に設けられ、外周方向に突出している。
複数の羽根22は、表面が鏡面加工されたステンレス板などを用いることが好ましく、高い反射性を有することができる。更に、複数の羽根22の表面を透明な合成樹脂で被覆することが好ましく、複数の羽根22の耐候性と強度を向上できる。
図3又は図4を参照すると、風車2は、ループコイル2cと一対の整流子2d・2dを有している。ループコイル2cは、軸部21の長手方向の両端部の内壁に敷設されている。一対の整流子2d・2dは、ループコイル2cの端末を接続している。ループコイル2c及び一対の整流子2d・2dは、軸部21の両端部の内壁に接着剤を用いて貼着されている。
図2から図4を参照すると、ストッパ3は、筒部31と一対の磁石3a・3aを有している。筒部31は、軸部21の両端部の内部に挿入できる。一対の磁石3a・3aは、筒部31の外壁から離隔するように対向配置されている。一対の磁石3a・3aは、互いに極性が異なっており、一方の磁石3aから他方の磁石3aに磁界が向かっている。
又、図3から図5を参照すると、ストッパ3は、一対のブラシ3b・3bと発光回路3cを有している。一対のブラシ3b・3bは、筒部31の外壁に相反する向きに敷設されている。一対のブラシ3b・3bは、一対の整流子2d・2dと断続的に接続できる。
発光回路3cは、実体として、電子部品を表面実装する薄膜のフレキシブル基板からなり、筒部31の外壁に接着により敷設されている。そして、発光回路3cは、一対のブラシ3b・3bを表面実装して、電気的に接続している。又、発光回路3cは、一対の発光ダイオード(LED)3d・3dを外部に向けて、表面実装(配置)している。
図5を参照すると、発光回路3cは、一対のブラシ3b・3b間に発生する誘導電流(起電力)Eに対して、一対の発光ダイオードL1・L2が極性を変えて接続されている。そして、風車2の回転方向により、発光ダイオードL1と発光ダイオードL2のいずれか一方を点灯(発光)できる。
又、図5を参照すると、一対の発光ダイオードL1・L2には、誘導電流Eの逆流を防止するダイオードD1・D2がそれぞれ極性を異ならせて並列接続されている。更に、一対の発光ダイオードL1・L2には、制限抵抗R1・R2がそれぞれ直列接続されている。これにより、一対の発光ダイオードL1・L2が破損しないように保護できる。
図2から図4を参照すると、ストッパ3は、筒部31と反対側に雄ねじ部32を設けている。又、ストッパ3は、雄ねじ部32から円錐部33を突出している。円錐部33には、複数のすり割り34を設けている。更に、ストッパ3は、ナット3nを有している。ナット3nは、雄ねじ部32に螺合して、円錐部33を縮径できる。
図1又は図2を参照すると、一対のストッパ3・3は、ナット3nが締結されて、風車2をポール1の軸方向の所定の位置に保持することができる。
引き続き、実施形態による鳥害防止装置10の構成を説明する。図6は、前記実施形態による鳥害防止装置に備わる遮断棒の構成を示す図であり、図6(A)は、遮断棒の斜視図、図6(B)は、遮断棒とポールを連結する連結具の正面図、図6(C)は、連結具が開いた状態の正面図である。
又、図7は、前記実施形態による鳥害防止装置に備わる遮断棒の構成を示す図であり、図7(A)は、分割された遮断棒が階段状に折曲げられた状態図、図7(B)は、分割された遮断棒が折り畳まれた状態図、図7(C)は、分割された遮断棒の要部拡大図である。図8は、前記実施形態による鳥害防止装置の斜視分解組立図である。
図1又は図2を参照すると、鳥害防止装置10は、一対の遮断棒6・6を更に備えている。これらの遮断棒6・6は、通常、ポール1と交差するようにポール1に取り付けられている。遮断棒6は、絶縁性の合成樹脂からなるパイプであってもよく、アルミニウム管などの軽量金属管であってもよく、軽量金属管の場合は絶縁被覆することが好ましい。又、遮断棒6の外周には、赤色と白色の接着テープを交互に巻回しておくことが好ましく、テープに代えて、遮断棒6の外周には、赤色と白色の塗料を交互に塗装してもよい(図6参照)。
図6を参照すると、一対の遮断棒6・6の基端部は、連結器61に固定されている。連結器61は、開閉可能な一対のヒンジ6a・6bで構成されている。ヒンジ6aは、円弧片6c、パイプ6e、及び補強板6gで構成されている。ヒンジ6bは、円弧片6d、パイプ6f、及び補強板6hで構成されている。
一対の円弧片6c・6dを閉じることにより、連結器61をポール1に固定できる。一対の遮断棒6・6の基端部をそれぞれパイプ6e・6fに挿入して固定できる。補強板6gは、円弧片6c及びパイプ6eを溶接している。補強板6hは、円弧片6d及びパイプ6fを溶接している。
図7を参照すると、遮断棒6は、複数の単位遮断棒6nに分割されている。隣接する一組の単位遮断棒6n・6nは、ヒンジ62で折り曲げ可能に結合されている。したがって、図7(B)に示されるように、複数の単位遮断棒6nを多段に積み重ねることもできる。ヒンジ62の対向側には、円環状の結合部63を設けている。一組の結合部63・63に固定ピン(図示せず)を挿入することにより、複数の単位遮断棒6nを伸長状態に維持できる。
図1又は図8を参照すると、係止金具4は、一対の係止板4a・4b、連結板4c、及び一対の円弧片で構成されるクリップ4dを備えている。一対の係止板4a・4bは、ボルトなどの締結具を用いて、第1アングル部材8bを挟持している。
連結板4cは、ヒンジ41を介して、その両端部が一対の係止板4a・4b及びクリップ4dに結合している。したがって、連結板4cに対して、一対の係止板4a・4b及びクリップ4dを所定の角度に維持することができる。クリップ4dは、一対の円弧片がビスなどを用いて、閉じられることによりポール1の一端部を挟持できる。
係止金具5は、一対の係止板5a・5bと一対の円弧片で構成されるクリップ5dを備えている。一対の係止板5a・5bは、ボルトなどの締結具を用いて、第2アングル部材8dを挟持している。
一対の係止板5a・5bは、ヒンジ51を介して、クリップ5dに結合している。したがって、一対の係止板5a・5bに対して、クリップ5dを所定の角度に維持することができる。クリップ5dは、一対の円弧片がビスなどを用いて、閉じられることによりポール1の他端部を挟持できる。
[鳥害防止装置の作用]
次に、実施形態による鳥害防止装置10の構成を補足しながら、鳥害防止装置10の作用及び効果を説明する。図1から図4を参照すると、鳥害防止装置10は、ポール1に風車2が取り付けられている。
次に、実施形態による鳥害防止装置10の構成を補足しながら、鳥害防止装置10の作用及び効果を説明する。図1から図4を参照すると、鳥害防止装置10は、ポール1に風車2が取り付けられている。
風車2が風力により回転すると、一対の磁石3a・3aの間の磁界をループコイル2cが横切ることにより、電磁誘導の原理で、ループコイル2cに誘導電流が発生する。そして、この誘導電流は、一対の整流子2d・2d及び一対のブラシ3b・3bを介して、発光回路3cに流れ、発光ダイオードL1と発光ダイオードL2のいずれか一方を点灯(発光)できる(図5参照)。
したがって、実施形態による鳥害防止装置10は、夜間であっても、風車2の両端部がLED3dで発光するので、カラスなどの鳥を威嚇できる。これにより、鉄塔8での営巣を防止できる。又、風車2の羽根22は、鏡面反射するように形成されているので、LED3dの光が羽根22に乱反射して、鳥に強い恐怖心を抱かせることができる、という相乗効果がある。
又、実施形態による鳥害防止装置10は、鳥が営巣し易い場所であるとされる、複数のアーム部材8cの頂部の近傍に風車2を配置できるので、従来の鳥害防止装置と比べて、短絡事故を発生する確率が低くなる。
実施形態による鳥害防止装置10は、係止金具4及び係止金具5を備えており、既設の鉄塔への取り付けが容易である。実施形態による鳥害防止装置10は、既設の鉄塔の鉄骨部材に穴加工を施すことなく、取り付け可能であるというメリットがある。
実施形態による鳥害防止装置10は、通常、一対の遮断棒6・6がポール1の一端部を横断しているので、人間が送電線8wに不用意に近づくことを警告している。一方、作業員が送電線8wを保守又は点検するときは、一対の遮断棒6・6を折り畳むことができ、便利であり、作業が容易になる。
又、実施形態による鳥害防止装置10は、一対のストッパ3・3のいずれか一方、又は双方を弛緩することにより、風車2をポール1の任意の位置に移動でき、送電線8wを保守又は点検するときに支障にならないという利点がある。
実施形態による鳥害防止装置10は、組立て及び解体が便利なように、各部品が構成されている。又、実施形態による鳥害防止装置10は、風車2をポール1の軸方向の所定の位置に保持することができ、自由度に優れている。
1 ポール
2 風車
2c ループコイル
2d・2d 一対の整流子
3・3 一対のストッパ
3a・3a 一対の磁石
3b・3b 一対のブラシ
3c 発光回路
8 鉄塔
8a・8a 支柱部材
8b 第1アングル部材
8c アーム部材
8d 第2アングル部材
8w 送電線
10 鳥害防止装置
2 風車
2c ループコイル
2d・2d 一対の整流子
3・3 一対のストッパ
3a・3a 一対の磁石
3b・3b 一対のブラシ
3c 発光回路
8 鉄塔
8a・8a 支柱部材
8b 第1アングル部材
8c アーム部材
8d 第2アングル部材
8w 送電線
10 鳥害防止装置
Claims (3)
- 地上から上方に延びる一対の支柱部材、これらの支柱部材に両端支持されて略水平状態に配置される第1アングル部材、一対の前記支柱部材に基端部が片持ち状に支持され、先端部が集中する複数のアーム部材、及びこれらのアーム部材の先端部を固定する第2アングル部材を少なくとも有し、複数の前記アーム部材の先端部から送電線が懸垂される鉄塔に設置される鳥害防止装置であって、
一端部が前記第1アングル部材に係止され、他端部が前記第2アングル部材に係止されるポールと、
このポールに取り付けられる風車と、
前記ポールに締結され、前記風車を保持する筒状の一対のストッパと、を備え、
前記風車は、
前記ポールと回転可能に連結し、光が透過可能な中空の軸部と、
前記軸部の長手方向の中央部に設けられ、外周方向に突出する複数の羽根と、
前記軸部の長手方向の両端部の内壁に敷設されたループコイルと、
このループコイルの端末を接続する一対の整流子と、を有し、
前記ストッパは、
前記軸部の両端部の内部に挿入可能な筒部と、
この筒部の外壁から離隔するように対向配置され、互いに極性が異なる一対の磁石と、
前記筒部の外壁に敷設され、一対の前記整流子と断続的に接続する一対のブラシと、
前記筒部の外壁に敷設され、一対の前記ブラシと接続する発光回路と、を有し、
前記発光回路は、前記風車が回転すると電磁誘導により生じる誘導電流で発光する複数の発光素子を外部に向けて配置している鳥害防止装置。 - 前記ストッパは、
前記筒部と反対側に設けられた雄ねじ部と、
この雄ねじ部から突出するすり割り付きの円錐部と、
前記雄ねじ部に螺合して、前記円錐部を縮径可能なナットと、を有し、
一対の前記ストッパは、前記ナットが締結されて、前記風車を前記ポールの軸方向の所定の位置に保持する請求項1記載の鳥害防止装置。 - 前記ポールと交差するように、当該ポールに取り付けられる折曲げ可能な遮断棒を更に備える請求項1又は2記載の鳥害防止装置。
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130117 |
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A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20131113 |