JP2011151458A - 映像表示システム及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の映像を時分割表示することにより複数の視聴者が同時視聴可能な映像表示システムにおいて、各視聴者が自分の視聴している映像に関するコマンドをリモコンにより容易に入力できるようにする。
【解決手段】複数の映像を時分割表示する表示装置と、複数の映像の時分割表示に同期して開閉するシャッター装置と、各映像に関するコマンドを入力可能な複数の動作モードに切り替え可能であって、各映像に対応する複数のボタンを有するリモコン装置と、を有する映像表示システムであって、表示装置は、複数のボタンを識別するための複数の標識を複数の映像の時分割表示と同期して時分割表示する表示部を備え、複数のボタンのいずれかが操作された場合に、該ボタンを識別するための標識の表示に同期している映像に関するコマンドを入力可能な動作モードにリモコン装置が切り替わる。
【選択図】図1

Description

本発明は、映像表示システム及びその制御方法に関する。
従来、1つのディスプレイで異なる複数の映像を複数人が同時に視聴することを可能にする技術が提案されている。例えば特許文献1には、複数の異なる映像を時分割して表示するディスプレイと、光の透過及び遮断を制御するシャッターを備えたメガネとを有するシステムが記載されている。このメガネは、ディスプレイに時分割表示される複数の映像のうち、ある1つの映像が表示されている期間は光が透過するようにシャッターを制御し、それ以外の映像がディスプレイに表示されている期間は光が遮断するようにシャッターを制御する。各映像の時分割表示の周期にシャッターの透過及び遮断の切り替え周期を同期させた複数のメガネを用意する。各視聴者は、各映像に同期させたメガネを装着することにより、対応する映像を同時に視聴することが可能となる。また、特許文献2には、映像を視聴する方向によって異なる映像が見えるデュアルビューディスプレイを用いて、1つのディスプレイで複数の映像を視聴可能にする技術が提案されている。
特開平8-327962号公報 特開2008-026461号公報
このように1つのディスプレイで異なる複数の映像を複数人で同時に視聴する場合、各視聴者が自分の視聴している映像に関してのみ画質調整やチャンネル切り替え等のコマンド入力を行えることが望ましい。そのためには、同時視聴可能な映像の数に応じた複数のリモコンを用意し、各視聴者は複数のリモコンの中から自分の操作すべきリモコンを識別してから操作を行う必要があるため、手間がかかるという問題があった。
特許文献2には、デュアルビューディスプレイにおけるリモコンの操作方法に関する技術が開示されている。しかし、特許文献2には、複数の異なる映像を時分割で1つのディスプレイに表示した際のリモコンの操作方法は開示されていない。
そこで、本発明は、複数の映像を時分割表示することにより複数の視聴者が同時視聴可能な映像表示システムにおいて、各視聴者が自分の視聴している映像に関するコマンドをリモコンにより容易に入力できるようにすることを目的とする。
本発明は、N個(Nは2以上の整数)の映像を時分割表示する表示装置と、
前記映像の各々に対応するN種類のシャッター装置であって、対応する映像が前記表示装置に表示されている期間のみ光を透過する開状態となり、それ以外の期間は光を遮断する閉状態となるシャッター装置と、
前記表示装置に所定のコマンドを入力可能なリモコン装置と、
を有し、複数の観察者がそれぞれ前記各シャッター装置を介して前記表示装置に表示される映像を観察することにより該シャッター装置に対応する映像を各観察者が同時に観察することができる映像表示システムであって、
前記リモコン装置は、
前記映像の各々に対応するN個の動作モードに切り替え可能であり、n番目(nは1
、2、・・・N)の動作モードではn番目の映像に関するコマンドを入力可能であり、
前記動作モードの各々に対応するN個の標識により識別可能なN個のボタンを有し、n番目の標識により識別されるボタンを操作することにより前記リモコン装置をn番目の動作モードに切り替え可能であり、
前記表示装置は、
前記N個の標識に対応するN個の標識を表示する表示部を有し、
前記表示部は、n番目の映像が前記表示装置に表示されている期間に、n番目の標識のみを表示することにより、前記表示装置におけるN個の映像の時分割表示に同期して前記N個の標識を時分割表示することを特徴とする映像表示システムである。
本発明は、N個(Nは2以上の整数)の映像を時分割表示する表示装置であって、前記映像の各々に対応するN個の標識を表示する表示部を有する表示装置と、
前記映像の各々に対応するN種類のシャッター装置であって、対応する映像が前記表示装置に表示されている期間のみ光を透過する開状態となり、それ以外の期間は光を遮断する閉状態となるシャッター装置と、
前記映像の各々に対応するN個の動作モードに切り替え可能であり、n番目(nは1、2、・・・N)の動作モードではn番目の映像に関するコマンドを入力可能なリモコン装置であって、前記N個の標識に対応するN個の標識により識別可能なN個のボタンを有するリモコン装置と、
を有し、複数の観察者がそれぞれ前記各シャッター装置を介して前記表示装置に表示される映像を観察することにより該シャッター装置に対応する映像を各観察者が同時に観察することができる映像表示システムの制御方法であって、
前記表示部に、n番目の映像が前記表示装置に表示されている期間に、n番目の標識のみを表示させることにより、前記表示装置におけるN個の映像の時分割表示に同期して前記N個の標識を時分割表示させるステップと、
前記N個のボタンのいずれかのボタンが操作された場合に、該ボタンを識別する標識に対応する映像に関するコマンドを入力可能な動作モードに前記リモコン装置を切り替えるステップと、
を有することを特徴とする映像表示システムの制御方法である。
本発明によれば、複数の映像を時分割表示することにより複数の視聴者が同時視聴可能な映像表示システムにおいて、各視聴者が自分の視聴している映像に関するコマンドをリモコンにより容易に入力できるようになる。
実施例1及び2の映像表示システムの構成を示すブロック図 実施例1及び2の映像表示システムの動作を示すタイミングチャート 実施例1及び2のリモコンの外観例 実施例1及び2の映像表示システムの動作を示すタイミングチャート 実施例1及び2のチャンネル切り替え時の動作を示すフローチャート 実施例2の描画部により識別情報を描画した際の描画例
(実施例1)
以下、添付図面を参照して、本発明の例示的な実施形態について詳細に説明する。図1は、本発明を適用する映像表示システムの一例としてのテレビ装置(デジタルテレビジョン受信機)の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る映像表示システムは、テレビ本体部100、4個のシャッター部151〜154及び1個のリモコン180を含んで構成される。
テレビ本体部100はN個(N=4)の映像を時分割表示する表示装置である。本実施例ではテレビ放送を受信するチューナを4系統独立に備えており(チューナ111〜114)、各チューナから出力される映像が本発明における各映像に相当し、各チューナから出力される映像が映像表示部124に時分割表示される。時分割表示する映像数は2以上の整数であれば4に限らない。
4個のシャッター部151〜154は、各映像(各チューナから出力される映像)に対応するN種類(N=4)のシャッター装置である。各シャッター部は、対応する映像(対応するチューナから出力される映像)が映像表示部124に表示されている期間のみ光を透過する開状態となり、それ以外の期間は光を遮断する閉状態となる。この構成により、複数の観察者が各シャッター部を介して映像表示部124に表示される時分割された映像を観察することにより、各シャッター部に対応する映像を各観察者が同時に観察することが可能な複数人同時視聴システムが実現される。例えば、第1のシャッター部151を介して映像表示部124を見るユーザには第1のチューナ111から出力される映像のみが見え、第2のシャッター部152を介して映像表示部124を見るユーザには第2のチューナ112から出力される映像のみが見える。
リモコン180は、4個の映像(4個のチューナから出力される映像)の各々に対応する4個の動作モードに切り替え可能である。n番目(nは1、2、・・・N。N=4)の動作モードではn番目の映像(n番目のチューナから出力される映像)に関するコマンドを入力可能である。例えば、リモコン180が第1の動作モードに切り替えられている場合、リモコン180は第1のチューナ111から出力される映像を制御するコマンド(選局チャンネル切り替え、ボリューム調整、画質調整など)を入力可能である。この場合、リモコン180に対して行われた操作は、第2〜4のチューナ112〜114から出力される映像には影響しない。
リモコン180は、4個の動作モードの各々に対応する4個の標識により識別可能な4個のボタンを有し、n番目(nは1、2、3、4)の標識により識別されるボタンを操作することによりリモコン180をn番目の動作モードに切り替え可能である。n番目の動作モードでは、上記のようにn番目の映像(n番目のチューナから出力される映像)についての制御コマンドを入力可能である。従って、4個の標識の各々と4個の映像(4個のチューナ)の各々とは関連付けられている。後述するように、本実施例では4個の標識は4色の色である。すなわち、リモコン180には4色の色(赤、緑、青、黄)により識別可能な4個のカラーボタン(識別情報指定部182)が備わる。「赤」は第1の標識であり、リモコン180を第1の動作モード(第1のチューナ111から出力される映像についての制御コマンドを入力可能な動作モード)に切り替えるためのボタンを識別する標識である。他の色についても同様に、第2の標識「緑」は第2のチューナ112に対応し、第3の標識「青」は第3のチューナ113に対応し、第4の標識「黄」は第4のチューナ114に対応する。
テレビ本体部100は、4個の映像の時分割表示に同期して4個の標識を時分割表示する表示部を有する。上記のように4個の標識は本実施例では4色の色であり、4色の色を時分割表示する表示部として、本実施例のテレビ本体部100は標識の色と同じ色で発光する4個の発光部(LED、識別情報表示部125)を備える。n番目の色と同じ色で発光するn番目のLEDは、n番目の映像(n番目のチューナから出力される映像)が映像表示部124に表示されている期間のみ発光し、それ以外の期間は消灯する。これにより、n番目のシャッター部を介してテレビ本体部100の4個のLED(識別情報表示部125)を見る観察者には、n番目の動作モードに切り替えるためのボタンを識別するための色の発光しか見えない。例えば、第1のシャッター部151を介してテレビ本体部100を見る観察者は、第1の標識である「赤」の発光しか見えない。この観察者は、リモコン180に備わる4個のカラーボタン(識別情報指定部182)のうち、見えている標識(赤色の発光)により識別可能なボタン(赤ボタン)が、リモコン180を第1の動作モードに切り替えるためのボタンであると判断できる。そして、赤ボタンを押してリモコン180を第1の動作モードに切り替えることにより、第1のチューナ111から出力され
る映像に関するコマンドを入力可能になる。
以上の構成により、1個のリモコンを用いて、各視聴者が自分の視聴している映像に関するコマンドを容易に入力することが可能な複数人同時視聴映像表示システムが実現される。以下詳細に説明する。
<テレビ本体部>
最初にテレビ本体部100の構成を説明する。テレビ本体部100は、アンテナ101、チューナ111、チューナ112、チューナ113、チューナ114、受光部121、CPU122、合成部123、映像表示部124、識別情報表示部125及びシャッター制御部126を含んで構成される。
放送局が送信する電波はアンテナ101で受信された後、チューナ111、チューナ112、チューナ113、チューナ114にそれぞれ入力される。チューナ111は、アンテナ101が受信した電波の中からユーザが選択したチャンネルに対応する周波数の電波を抽出する。チューナ111は、抽出した電波をTS(Transport Stream)信号に復調する。TS信号は、所定のサイズに分割された映像信号、音声信号、番組情報データなどの付随情報の集まりである。チューナ111は、復調したTS信号を映像信号と音声信号と付随情報に分離する。以下、音声信号及び付随情報の処理については説明を省略する。
続いてチューナ111は、TS信号から分離した映像信号をデコードし合成部123に出力する。チューナ112、チューナ113及びチューナ114もそれぞれチューナ111と同様の処理を行い、映像信号を合成部123に出力する。なお、チューナ111、チューナ112、チューナ113及びチューナ114の各チューナは、TS信号に含まれる映像信号のうちそれぞれ異なる映像信号を合成部123に出力することができる。
受光部121は、ユーザがリモコン180で指定した識別情報及び操作情報を例えば赤外線通信などの通信手段で受信し、受信した操作情報及び識別情報をCPU122に出力する。なお、操作情報及び識別情報の詳細は後述する。
CPU122は、図示しない不揮発記憶装置に記憶された制御プログラムを実行することにより、各部の制御を行う制御部である。CPU122は、識別情報及び操作情報に基づき各チューナの選局制御を行う。また、CPU122は、後述する識別情報表示部125、シャッター制御部126を制御する。
合成部123は、チューナ111、チューナ112、チューナ113及びチューナ114が出力する4つの映像信号を時分割する。図2(A)は、合成部123の動作を示すタイミングチャートである。図2(A)において、チューナ111が出力する映像信号をA、チューナ112が出力する映像信号をB、チューナ113が出力する映像信号をC、チューナ114が出力する映像信号をDとする。合成部123が出力する映像信号は、所定の周期でA→B→C→Dの順番に繰り返された映像信号となる。例えば、各映像のフレームレートが60Hzになるように合成部123がA→B→C→Dの順番で映像信号を時分割して出力すると、合成部123が出力する映像信号のフレームレートは240Hzとなる。
映像表示部124は、例えば、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイである。映像表示部124は、合成部123が時分割した映像信号を表示する。そのため、映像表示部124には、複数の映像が時分割で表示される。
識別情報表示部125は、赤・緑・青・黄の4つの色で発光するLED(Light Emitting Diode)(不図示)を含んで構成されている。4つのLEDは例えばテレビ本体部100の視聴者から見える場所、例えばディスプレイの枠に設けられる。識別情報表示部125は、CPU122よって点灯するLEDが選択される。図2(B)は、CPU122による識別情報表示部125の制御を示すタイミングチャートである。図2(B)において、合成部123が出力する映像信号は、チューナ111の出力映像信号であるA、チューナ112の出力映像信号であるB、チューナ113の出力映像信号であるC、チューナ114の出力映像信号であるDが所定の周期で繰り返された信号であ
る。CPU122は、合成部123の出力映像信号がAの期間は赤色のLEDが点灯するように識別情報表示部125を制御する。また、合成部123の出力映像信号がBの期間は緑色のLEDが点灯するように識別情報表示部125を制御する。また、合成部123の出力映像信号がCの期間は青色のLEDが点灯するように識別情報表示部125を制御する。また、合成部123の出力映像信号がDの期間は黄色のLEDが点灯するように識別情報表示部125を制御する。その結果、映像表示部124が時分割で表示する映像に同期して点灯するLEDが切り替わり、映像の時分割表示に対応してLEDの色が時分割で変化することになる。なお、識別情報表示部125はLEDに限ったものではなく、他の発光素子又は液晶やEL(Electro−Luminescence)などのディスプレイなどであっても良い。
シャッター制御部126は、CPU122が出力するシャッター制御信号を通信手段を介してシャッター部151、シャッター部152、シャッター部153及びシャッター部154に送信する。シャッター制御信号は、4つのシャッター部のうち開状態にするシャッター部を選択する信号である。
なお、図1において破線で示した構成要素(描画部201)は実施例2に係る映像表示システムの構成要素であり、本実施例の映像表示システムとは無関係である。
<シャッター部>
続いてシャッター部の構成を説明する。本実施形態は、シャッター部151、シャッター部152、シャッター部153及びシャッター部154の4個のシャッター部を備える。各シャッター部は、例えば、ユーザが使用するメガネに設けられる液晶シャッターである。シャッター部を閉じると光を遮断し、シャッター部を開くと光が透過する。そのため、メガネをかけたユーザは、シャッター部が開状態のときに映像表示部124に表示されている映像を見ることができるが、シャッター部が閉状態の時に映像表示部124に表示されている映像を見ることはできない。シャッター部の開閉は、シャッター制御部126から通信手段を介して送られるシャッター制御信号により制御される。
図2(C)は、シャッター制御部126と各シャッター部の動作を示すタイミングチャートである。図2(C)において、合成部123が出力する映像信号は、所定の周期でA→B→C→Dの順番に繰り返されている。CPU122は、合成部123の出力映像信号がAの期間はシャッター部151を開状態にするシャッター制御信号(図2(C)では“151”で示す)をシャッター制御部126に出力する。同様に、合成部123の出力映像信号がBの期間はシャッター部152を開状態にするシャッター制御信号(同“152”)をシャッター制御部126に出力する。合成部123の出力映像信号がCの期間はシャッター部153を開状態にするシャッター制御信号(同“153”)をシャッター制御部126に出力する。合成部123の出力映像信号がDの期間はシャッター部154を開状態にするシャッター制御信号(同“154”)をシャッター制御部126に出力する。シャッター制御部126は、例えば赤外線や無線ネットワークなどの通信方法によってシャッター制御信号をシャッター部151、シャッター部152、シャッター部153及びシャッター部154に送信する。各シャッター部は、受信したシャッター制御信号に応じて開閉する。例えば、シャッター制御信号が“151”の期間は、シャッター部151が開状態となる。シャッター制御信号が“151”である期間に映像表示部124が表示している映像はAなので、シャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザが映像表示部124を見ると、Aの映像のみが見える。このとき、シャッター部152、シャッター部153及びシャッター部154は閉状態となるため、映像Aは、シャッター部152、シャッター部153又はシャッター部154が設けられたメガネをかけたユーザには見えない。
<リモコン>
続いてリモコン180の構成を説明する。リモコン180は、操作部181、識別情報
指定部182及び送信部183を含んで構成される。リモコン180の外観の例を図3に示す。操作部181は、ユーザが視聴中の映像に関するコマンドを入力するための操作を行うことができる操作ボタンである。図3に示す例では、操作部181は“1”〜“9”の数字(チャンネル)ボタンである。操作部181は、ユーザが操作ボタンを押下すると、押下した操作ボタンを示す情報(数字の情報)である操作情報を出力する。識別情報指定部182は、ユーザが識別情報を指定するためのボタンである。図3に示す例では、識別情報指定部182は赤・緑・青・黄のカラーボタンである。識別情報指定部182は、ユーザがカラーボタンを押下すると、押下したカラーボタンを示す情報(色の情報)を出力する。本実施例では、この押下されたカラーボタンを識別するための標識(色)の情報が識別情報である。送信部183は、操作部181が出力する操作情報と識別情報指定部182が出力する識別情報を例えば赤外線通信などの通信手段でテレビ本体部100の受光部121に送信する。なお、本実施形態においては、リモコンは1個であるとして説明する。
<動作例の説明>
続いて、シャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザが、リモコン180を用いて、自分の視聴している映像に関するコマンドとして「チャンネル切り替え」を入力する状況を例に、システムの動作例を説明する。
図4(A)は、チャンネル切り替え前の各部の動作状態を示すタイミングチャートである。図4(A)に示す例では、チューナ111は“1CH”、チューナ112は“7CH”、チューナ113は“5CH”、チューナ114は“2CH”をそれぞれ選局している。合成部123は、各チューナが出力する映像信号を時分割で合成し、“1CH”→“7CH”→“5CH”→“2CH”の順番で映像信号を繰り返し出力する。映像表示部124は、合成部123が出力する映像信号を表示している。識別情報表示部125は、合成部123が出力する映像信号が“1CH”の期間は赤色、“7CH”の期間は緑色、“5CH”の期間は青色、“2CH”の期間は黄色のLEDを点灯している。シャッター制御信号は、映像表示部124が“1CH”を表示している期間に“151”となる。また、映像表示部124が“7CH”を表示している期間には“152”となる。また、映像表示部124が“5CH”を表示している期間には“153”となる。また、映像表示部124が“2CH”を表示している期間には“154”となる。シャッター部151は、シャッター制御信号が“151”の期間に開状態になり、シャッター制御信号がそれ以外の期間は閉状態になる。また、シャッター部152は、シャッター制御信号が“152”の期間に開状態になり、シャッター制御信号がそれ以外の期間は閉状態になる。図示していないが、シャッター部153及びシャッター部154の動作も同様である。なお、本図は実施例2において本実施例のLEDの色の代わりに映像に重畳させたGUIの色により標識の表示を行う場合のタイミングチャートを説明する際にも参照する。
図4(A)に示す状態では、シャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザが映像表示部124を見ると、シャッター制御信号が“151”の期間に映像表示部124に表示されている“1CH”の映像が見える。また、シャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザが識別情報表示部125を見るとシャッター制御信号が“151”の期間に点灯している赤色のLEDが見える。また、シャッター部152が設けられたメガネをかけたユーザが映像表示部124を見るとシャッター制御信号が“152”の期間に映像表示部124に表示されている“7CH”の映像が見える。また、シャッター部152が設けられたメガネをかけたユーザが識別情報表示部125を見るとシャッター制御信号が“152”の期間に点灯している緑色のLEDが見える。シャッター部153が設けられたメガネをかけたユーザ及びシャッター部154が設けられたメガネをかけたユーザについても同様である。
図5(A)は、上記図4(A)に示す状態からシャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザがリモコン180を操作して視聴チャンネルを“1CH”から“3CH”
に切り替える際のシステムの動作を示すフローチャートである。
ステップ11において、ユーザはチャンネル切り替え操作を行う前にテレビ本体部100の識別情報表示部125に点灯しているLEDの色と同じ色のリモコン180のカラーボタンを押す。図4(A)に示す状態ではシャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザには赤色のLEDが点灯しているのが見える。従って、このユーザは見えるLEDの色と同じ色である赤色のカラーボタンを押下する。ユーザがリモコン180の赤色のカラーボタンを押下すると、ステップ12において、リモコン180は送信部183から“赤”という識別情報をテレビ本体部100の受光部121に送信する。これにより、CPU122は、以後受光部121から入力されるリモコン信号を、チューナ111から出力される映像信号に関するコマンドとして処理する。
ステップ13において、ユーザはチャンネルを“3CH”に切り替えるためリモコン180の“3”のチャンネルボタンを押下する。ユーザがリモコン180の“3”のチャンネルボタンを押下すると、ステップ14において、リモコン180はユーザの操作に応じて送信部183から“3CH”という操作情報をテレビ本体部100の受光部121に送信する。
テレビ本体部100のCPU122は、受光部121を通じてリモコン180から送信された識別情報及び操作情報を受信する。CPU122は、受信した識別情報からユーザの入力したコマンドの対象となっている映像を判断する。ステップ12でリモコン180が送信した識別情報は“赤”であり、ステップ14でリモコン180が送信した操作情報は“3CH”である。そのため、CPU122は、識別情報として“赤”、操作情報として“3CH”を受光部121を介して受信する。図4(A)に示すように、赤色のLEDを点灯している期間に映像表示部124に表示している映像信号はチューナ111から出力されている“1CH”の映像である。そのため、CPU122は、“1CH”の映像が入力されたコマンドの対象となっていると判断する(ステップ15)。
ステップ15で判断したコマンド対象である“1CH”の映像信号を出力しているのは、チューナ111である。ステップ16において、CPU122は、チューナ111を制御し“3CH”を選局する。
図4(B)は、チューナ111の選局チャンネルが“3CH”に切り替わった後の各部の動作状態を示すタイミングチャートである。チューナ111の出力する映像信号は“3CH”になっている。そのため、合成部123は“3CH”→“7CH”→“5CH”→“2CH”の順番の映像信号を繰り返し出力する。図4(A)に示すチャンネル切り替え前の動作状態では、シャッター部151が開状態である時に映像表示部124に表示されている映像は“1CH”であった。図4(B)ではシャッター部151が開状態である時には映像表示部124に“3CH”が表示される。そのため、シャッター部151が設けられたメガネをかけて視聴しているユーザには“3CH”が見えるようになる。
なお、シャッター部152、シャッター部153又はシャッター部154が設けられたメガネをかけて視聴しているユーザが見ている映像は、図4(A)に示すチャンネル切り替え前と図4(B)に示すチャンネル切り替え後では変化していない。
次に、シャッター部152が設けられたメガネをかけたユーザが視聴しているチャンネルを切り替える際の動作例を説明する。
図5(B)は、上記図4(B)に示す状態からシャッター部152が設けられたメガネをかけたユーザが同一のリモコン180を操作して視聴チャンネルを“7CH”から“4CH”に切り替える際のシステムの動作を示すフローチャートである。
ステップ21において、ユーザはチャンネル切り替え操作を行う前にテレビ本体部100の識別情報表示部125に点灯しているLEDの色と同じ色のリモコン180のカラーボタンを押す。図4(B)に示す状態ではシャッター部152が設けられたメガネをかけたユーザには緑色のLEDが点灯しているのが見える。従って、このユーザは見えるLEDの色と同じ色である緑色のカラーボタンを押下する。ユーザがリモコン180の緑色の
カラーボタンを押下すると、ステップ22において、リモコン180は送信部183から“緑”という識別情報をテレビ本体部100の受光部121に送信する。これにより、CPU122は、以降受光部121から入力されるリモコン信号を、チューナ112から出力される映像信号に関するコマンドとして処理する。
ステップ23において、ユーザはチャンネルを“4CH”に切り替えるためリモコン180の“4”のチャンネルボタンを押下する。ユーザがリモコン180の“4”のチャンネルボタンを押下すると、ステップ24において、リモコン180はユーザの操作に応じて送信部183から“4CH”という操作情報をテレビ本体部100の受光部121に送信する。
テレビ本体部100のCPU122は、受光部121を通じてリモコン180から送信された識別情報及び操作情報を受信する。CPU122は、受信した識別情報からユーザの入力したコマンドの対象となっている映像(チューナ)を判断する。ステップ22でリモコン180が送信した識別情報は“緑”であり、ステップ24でリモコン180が送信した操作情報は“4CH”である。そのため、CPU122は識別情報として“緑”、操作情報として“4CH”を受光部121を介して受信する。図4(B)に示すように、緑色のLEDを点灯している期間に映像表示部124に表示している映像信号はチューナ112から出力されている“7CH”の映像である。そのため、CPU122は、“7CH”の映像が入力されたコマンドの対象となっていると判断する(ステップ25)。
ステップ25で判断したコマンド対象である“7CH”の映像信号を出力しているのは、チューナ112である。ステップ26において、CPU122は、チューナ112を制御し“4CH”を選局する。
図4(C)は、チューナ112の選局チャンネルが“4CH”に切り替わった後の各部の動作状態を示すタイミングチャートである。チューナ112の出力する映像信号は“4CH”になっている。そのため、合成部123は“3CH”→“4CH”→“5CH”→“2CH”の順番の映像信号を繰り返し出力する。図4(B)に示すチャンネル切り替え前の動作状態では、シャッター部152が開状態である時に映像表示部124に表示している映像は“7CH”であった。図4(C)ではシャッター部152が開状態である時には映像表示部124に“4CH”が表示される。そのため、シャッター部152が設けられたメガネをかけて視聴しているユーザには“4CH”が見えるようになる。
なお、シャッター部151、シャッター部153又はシャッター部154が設けられたメガネをかけて視聴しているユーザが見ている映像は、図4(B)に示すチャンネル切り替え前と図4(C)に示すチャンネル切り替え後では変化していない。
以上説明したように本実施例に係る映像表示システムによれば、1個のリモコンで複数のユーザが各自の視聴している映像に関するコマンドを入力することができる。従って、同時視聴可能な映像の数に応じた数の複数のリモコンを用意する必要がない。そして、各ユーザは自分の装着しているメガネを通して見える識別情報表示部125のLEDの色(識別情報)に応じたリモコン180のカラーボタンを押せば、リモコン180を自分の視聴している映像に関するコマンドを入力可能な状態にすることができる。そのため、各ユーザは自分の視聴している映像に関するコマンドを入力するために操作すべきリモコンを探す必要がない。よって、各ユーザが自分の視聴している映像に関するコマンドを入力するためのリモコンを識別する手間を軽減することができる。なお、本実施例ではリモコンが1個の場合を例に説明した。しかしながら、リモコンが複数ある場合であっても、ユーザは、自分に見えているLEDの色に対応するカラーボタンを押せば、そのリモコンを使って、自分の視聴している映像に関するコマンドを入力可能な動作モードに切り替えることができる。従って、リモコンが複数ある場合であっても、ユーザはその中から自分が操作すべきリモコンを識別する必要がそもそも無いので、本実施例と同様、リモコンを識別する手間を軽減する効果を奏することになる。
なお、本実施例は、リモコン180の動作モードを切り替えるためのボタンを識別するための標識として色を使用し、標識を表示する手段としてボタンの色と同じ色のLEDの発光を利用した例であるが、標識や標識の表示手段はこれに限らない。例えば、動作モードを切り替えるためのボタンを数字、文字、記号、図形等の標識により識別可能に構成し、当該標識を表示する液晶やELのディスプレイをテレビ本体部100のユーザから見える位置に設けて識別情報表示部125を構成しても良い。また、標識として色を用いる場合の標識の表示方法(識別情報表示部125の構成)は、ボタンの色と同じ色の画像又は同じ色を表す文字、記号若しくは図形を映像表示部124に表示される映像に合成したりOSDで重畳したりする構成でも良い。これについては実施例2で説明する。
また、本実施例では、図3に示したようにリモコン180の識別情報指定部182と操作部181を別々に設けているが、識別情報を指定する際に操作部181の一部を識別情報の指定に使用するようにしても良い。例えば、テレビ本体部100の識別情報表示部125に数字を表示して、操作部181のチャンネルボタン1〜9を、識別情報である数字の指定と選局時におけるチャンネルの指定の両方に使用するようにしても良い。
また、本実施例では、最初に識別情報を指定した後にチャンネルを指定してチャンネル切り替え操作を行う例を説明したが、最初にチャンネルを指定した後に識別情報を指定することによりチャンネル切り替えを行うようにしても良い。
(実施例2)
次に本発明の第2の実施例を説明する。本実施例に係る映像表示システムは、実施例1の識別情報表示部125の代わりに、映像信号を表示する映像表示部124に識別情報を表示するものである。本実施例は、リモコン180の動作モードを切り替えるための4個のボタンを4色の色を標識として識別可能に構成した点は実施例1と同様である。本実施例では、映像表示部124における4個の映像の時分割表示に同期して4個の標識(色)を時分割表示する表示部として、標識の色と同じ色の画像を映像に合成する画像処理部(描画部201)を用いる。n番目の色と同じ色の画像が、n番目の映像(n番目のチューナから出力される映像)が映像表示部124に表示されている期間のみ、当該n番目の映像に合成され、それ以外の期間はいずれの映像にも合成されない。これにより、n番目のシャッター部を介してテレビ本体部100の映像表示部124を見る観察者には、n番目の動作モードに切り替えるためのボタンを識別するための色の画像しか見えない。例えば、第1のシャッター部151を介してテレビ本体部100を見る観察者は、第1の標識である「赤」の画像が映像表示部124に表示される映像の中に合成されて見える。この観察者は、リモコン180に備わる4個のカラーボタンのうち、見えている標識(赤色の画像)により識別可能なボタン(赤ボタン)が、リモコン180を第1の動作モードに切り替えるためのボタンであると判断できる。そして、赤ボタンを押してリモコン180を第1の動作モードに切り替えることにより、第1のチューナ111から出力される映像に関するコマンドを入力可能になる。以下、実施例1と異なる点を中心に説明する。
本実施例に係る映像表示システムの構成は、実施例1の映像表示システムの構成を示す図1のブロック図において、テレビ本体部の識別情報表示部125が無く、代わりに破線で示した描画部201を備えた構成である。テレビ本体部のその他の構成及びリモコン180及びシャッター部151〜154は実施例1と同様である。実施例1と同様の構成要素及び処理については説明を省略する。本実施例ではテレビ本体部の符号を200とする。
CPU122は、各チューナの選局制御、シャッター制御部126の制御を行うと共に識別情報の描画指示を描画部201に出力する。描画部201は、CPU122が出力する識別情報に応じて、合成部123が出力する映像信号の上に重なるように識別情報(標識)を示すグラフィカルユーザインタフェース(画像)を描画する。
実施例1で参照した図2のタイミングチャートを用いて描画部201によるグラフィカ
ルユーザインタフェース(GUI)の描画動作を説明する。但し、図2(B)の「LEDの色」のタイミングチャートは「GUI」のタイミングチャートとして読み替える。実施例1で説明したように、合成部123が出力する映像信号は、A→B→C→Dの順番に所定周期で繰り返される信号である。CPU122は、この合成部123が出力する映像信号に同期して描画部201に識別情報を出力する。図2(B)の例では、識別情報はGUIの色で表わされ、合成部123が出力する映像信号が“A”の期間の識別情報は赤色である。また、合成部123が出力する映像信号が“B”の期間の識別情報は緑色である。また、合成部123が出力する映像信号が“C”の期間の識別情報は青色である。また、合成部123が出力する映像信号が“D”の期間の識別情報は黄色である。描画部201は、映像信号のフレームの右上部分にCPU122が出力する識別情報をグラフィカルユーザインタフェースとして描画する。すなわち、合成部123が出力する映像信号が“A”の期間にはCPU122は識別情報“赤”を描画部201に出力する。そして、描画部201は図6(A)に示すように映像信号“A”の右上に赤色の四角形で識別情報を描画する。同様に合成部123が出力する映像信号が“B”の期間にはCPU122は識別情報“緑”を描画部201に出力する。そして、描画部201は図6(B)に示すように映像信号“B”の右上に緑色の四角形で識別情報を描画する。映像信号“C”及び“D”についても同様である。なお、図4(A)ではGUIの四角形内部に“赤”や“緑”といった文字を記載したが、これは図示の都合である。但し、このようにカラーボタンを識別するための標識の色と同じ色の四角形を描画する代わりに、標識の色と同じ色を表す文字、記号若しくは図形を描画することにより標識の表示としても良い。
<動作例の説明>
続いて、シャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザが、リモコン180を用いて、自分の視聴している映像に関するコマンドとして「チャンネル切り替え」を入力する状況を例に、システムの動作例を説明する。
実施例1で参照した図4(A)のタイミングチャートを用いて、本実施例においてチャンネルを切り替える前の各部の動作状態を説明する。但し、図4(A)の「LEDの色」のタイミングチャートは「GUI」のタイミングチャートに読み替える。描画部201は、合成部123が出力する映像信号が“1CH”の期間は赤色、“7CH”の期間は緑色、“5CH”の期間は青色、“2CH”の期間は黄色のGUIを識別情報としてそれぞれの映像信号のフレームの右上部分に描画している。シャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザが映像表示部124を見るとシャッター制御信号が“151”の期間に映像表示部124に表示されている“1CH”の映像が見える。さらに、当該“1CH”の映像のフレームの右上部分には識別情報として赤色の四角形のGUIが見える。
実施例1で参照した図5(A)のフローチャートを用いて、図4(A)に示す状態からシャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザがリモコン180を操作して視聴チャンネルを“1CH”から“3CH”に切り替える際のシステムの動作を説明する。実施例1で説明した処理と同じ処理を行うステップについては説明を省略する。
ステップ11において、シャッター部151が設けられたメガネをかけたユーザは、テレビ本体部200の映像表示部124に表示される映像のフレームの右上部分に表示されているGUIと同じ色である赤色のカラーボタンを押す。ステップ12において、リモコン180は送信部183から識別情報として“赤”をテレビ本体部200の受光部121に送信する。
ステップ15において、テレビ本体部200のCPU122は、識別情報“赤”及び操作情報“3CH”を受光部121を介して受信する。図4(A)に示すように、赤色のGUIを描画している期間に映像表示部124に表示している映像信号はチューナ111から出力されている“1CH”の映像である。そのため、CPU122は、“1CH”の映像が入力されたコマンドの対象となっていると判断する。
チューナ111の選局チャンネルが“3CH”に切り替わった後の各部の動作状態は、
実施例1で説明した図4(B)のタイミングチャートで表される。但し、図4(B)の「LEDの色」のタイミングチャートは「GUI」のタイミングチャートに読み替える。
以上説明したように本実施例に係る映像表示システムによれば、映像信号のフレームの一部に識別情報がGUIとして表示されるので、識別情報を表示するための構成を別途備える必要がない。各ユーザは自分の装着しているメガネを通して見える映像に表示される識別情報を表すGUIの色に応じたリモコン180のカラーボタンを押せば、リモコン180を自分の視聴している映像に関するコマンドを入力可能な動作モードに切り替えることができる。よって、実施例1と同様に、各ユーザは自分の視聴している映像に関するコマンドを入力するために操作すべきリモコンを探す必要がない。
なお、本実施例では、識別情報として4色の四角形のGUIを映像に表示させる例を説明したが、識別情報として、例えば、数字、文字、記号や図形を映像に表示させても良い。
100:テレビ本体部、124:映像表示部、125:識別情報表示部、151〜154:シャッター部、180:リモコン、182:識別情報指定部

Claims (4)

  1. N個(Nは2以上の整数)の映像を時分割表示する表示装置と、
    前記映像の各々に対応するN種類のシャッター装置であって、対応する映像が前記表示装置に表示されている期間のみ光を透過する開状態となり、それ以外の期間は光を遮断する閉状態となるシャッター装置と、
    前記表示装置に所定のコマンドを入力可能なリモコン装置と、
    を有し、複数の観察者がそれぞれ前記各シャッター装置を介して前記表示装置に表示される映像を観察することにより該シャッター装置に対応する映像を各観察者が同時に観察することができる映像表示システムであって、
    前記リモコン装置は、
    前記映像の各々に対応するN個の動作モードに切り替え可能であり、n番目(nは1、2、・・・N)の動作モードではn番目の映像に関するコマンドを入力可能であり、
    前記動作モードの各々に対応するN個の標識により識別可能なN個のボタンを有し、n番目の標識により識別されるボタンを操作することにより前記リモコン装置をn番目の動作モードに切り替え可能であり、
    前記表示装置は、
    前記N個の標識に対応するN個の標識を表示する表示部を有し、
    前記表示部は、n番目の映像が前記表示装置に表示されている期間に、n番目の標識のみを表示することにより、前記表示装置におけるN個の映像の時分割表示に同期して前記N個の標識を時分割表示することを特徴とする映像表示システム。
  2. 前記N個の標識はN種類の色であり、
    前記表示部は、前記N種類の色の各色と同じ色で発光するN個の発光部を有し、n番目の映像が前記表示装置に表示されている期間に、前記発光部のうちn番目の色と同じ色で発光する発光部のみを発光させることを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  3. 前記N個の標識はN種類の色であり、
    前記表示部は、前記N種類の色の各色と同じ色の画像又は同じ色を表す文字、記号若しくは図形を前記表示装置に表示される映像に合成する画像処理部を有し、n番目の映像が前記表示装置に表示されている期間に、n番目の色と同じ色の画像又は同じ色を表す文字、記号若しくは図形をn番目の映像のみに合成させることを特徴とする請求項1に記載の映像表示システム。
  4. N個(Nは2以上の整数)の映像を時分割表示する表示装置であって、前記映像の各々に対応するN個の標識を表示する表示部を有する表示装置と、
    前記映像の各々に対応するN種類のシャッター装置であって、対応する映像が前記表示装置に表示されている期間のみ光を透過する開状態となり、それ以外の期間は光を遮断する閉状態となるシャッター装置と、
    前記映像の各々に対応するN個の動作モードに切り替え可能であり、n番目(nは1、2、・・・N)の動作モードではn番目の映像に関するコマンドを入力可能なリモコン装置であって、前記N個の標識に対応するN個の標識により識別可能なN個のボタンを有するリモコン装置と、
    を有し、複数の観察者がそれぞれ前記各シャッター装置を介して前記表示装置に表示される映像を観察することにより該シャッター装置に対応する映像を各観察者が同時に観察することができる映像表示システムの制御方法であって、
    前記表示部に、n番目の映像が前記表示装置に表示されている期間に、n番目の標識のみを表示させることにより、前記表示装置におけるN個の映像の時分割表示に同期して前記N個の標識を時分割表示させるステップと、
    前記N個のボタンのいずれかのボタンが操作された場合に、該ボタンを識別する標識に
    対応する映像に関するコマンドを入力可能な動作モードに前記リモコン装置を切り替えるステップと、
    を有することを特徴とする映像表示システムの制御方法。
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