JP2011150459A - ディザスタリカバリシステムおよびバックアップサイト構築方法 - Google Patents

ディザスタリカバリシステムおよびバックアップサイト構築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】低コストで柔軟なバックアップサイトの構築を可能とするディザスタリカバリシステムを提供する。
【解決手段】ユーザに対してサービスの提供を行う情報システムの運営主体が運用する固定的な設備を有する自社データセンター100に対する被災時用のバックアップサイトを構築するDRシステム1であって、クラウドコンピューティングによるプログラミングインタフェースを有する仮想データセンター200および仮想データセンター200上の仮想サーバからなるバックアップサイトを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、コンピュータシステムによりサービスを提供するデータセンターに係る技術に関し、特に、クラウドコンピューティングによる仮想化されたデータセンターを利用したディザスタリカバリシステムおよびバックアップサイト構築方法に適用して有効な技術に関するものである。
コンピュータシステムによりインターネット等を介してユーザに種々のサービスを提供する際に、サービスの提供に係る多数のサーバやストレージなどの機器を集約して運用・管理するデータセンターが利用される場合が多くなっている。通常、データセンターでは、多数の機器について、人手や運用管理ソフトなどを利用して、ファイルの受け渡しやOS(Operating System)のコマンド実行、アプリケーションの起動・設定など、非常に複雑な手順やツールを利用して運用が行われている。
一方、近年ではクラウドコンピューティング技術の進化により、例えば、“Amazon EC2(登録商標)”(非特許文献1)などのように、データセンター自体を物理的な施設や設備を意識せずに仮想的に扱うことができるようになっている。このようなデータセンターでは、ユーザは、API(Application Programming Interface)やこれを用いたコマンドを利用して、インスタンス(OSなどを含む仮想サーバ)の起動や増設を行うことができる。データセンターに対するアクセスがAPI化されることにより、これをソフトウェアプログラムなどから利用することで、従来のデータセンターでは困難であった各サーバ間での連携などを伴う運用や制御を高度に自動化できる可能性がある。
"Amazon Elastic Compute Cloud (Amazon EC2)"、[online]、Amazon Web Services LLC、インターネット<URL:http://aws.amazon.com/ec2/>
現在ではコンピュータシステムを用いた情報システムは多くの場面で社会の重要なインフラとして利用されている。このため、大規模災害等の発生時においても情報システムを継続して利用できるようにするためのディザスタリカバリ(以下では「DR」と記載する場合がある)は近年重要なものとなってきている。
しかしながら、自社が保有するデータセンターに対してDRのシステムを構築するには、一般的にはバックアップサイトとなるデータセンターの確保や機器の購入、さらには待機系としての平常時の運用・管理など莫大なコストが必要であり、発生する可能性が低い大規模災害に対してどのように投資をしていくかということは、情報システムを有する企業等にとって難しい問題となっている。
そこで本発明の目的は、低コストで柔軟なバックアップサイトの構築を可能とするディザスタリカバリシステムおよびバックアップサイト構築方法を提供することにある。本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によるディザスタリカバリシステムは、クラウドコンピューティングによるプログラミングインタフェースを有する仮想データセンターおよび前記仮想データセンター上の仮想サーバからなる前記バックアップサイトを有することを特徴とするものである。
また、本発明の代表的な実施の形態によるバックアップサイト構築方法は、クラウドコンピューティングによるプログラミングインタフェースを有する仮想データセンターが、前記バックアップサイトとして、平常時は、データベースサーバを含む必要最低限の仮想サーバのみ起動しておき、前記実データセンターのサーバから前記サービスの提供に必要なデータを所定のタイミングで同期させておくことを特徴とするものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
本発明の代表的な実施の形態によれば、自社データセンターに対する被災時用のバックアップサイトをクラウドコンピューティングによる仮想化されたデータセンターを利用して構築することで、平常時には使用されないサーバに要するコストを抑え、低コストでディザスタリカバリシステムを構築することが可能となる。
また、本発明の代表的な実施の形態によれば、自社データセンターが被災した際に仮想化されたデータセンターにおいて必要となるサーバを起動することで、自社データセンターの機器構成の規模や被災時に提供すべきサービスレベルなどの条件に応じてバックアップサイトの構成を柔軟に調整して稼働させることが可能となる。
本発明の実施の形態1であるDRシステムの構成例の概要を示した図である。 本発明の実施の形態1における大規模災害等の被災時のDRシステムの動作の概要を示した図である。 本発明の実施の形態2であるDRシステムの構成例の概要を示した図である。 本発明の実施の形態3であるDRシステムの構成例の概要を示した図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一部には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本発明の一実施の形態であるDRシステムは、自社が保有するデータセンターに対する被災時用のバックアップサイトを、例えば上述した“Amazon EC2”のようなAPIを有するクラウドコンピューティングによる仮想データセンターを利用して構築するものである。
例えば“Amazon EC2”では、インスタンス(仮想サーバ)の構成イメージであるAMI(Amazon Machine Image)を、クラウドコンピューティングによるストレージサービスである“Amazon S3”の仮想ストレージに保持することができる。また、“Amazon S3”に保持されているAMIから所望のものを選択し、選択したAMIを利用して“Amazon EC2”上でインスタンスを起動することができる。“Amazon EC2”では、このようなインスタンス管理(インスタンスの起動・停止、リソース管理)やストレージ管理を行ったり、クライアント端末から問い合わせを行ったりするためのいわゆるWeb APIが提供されている。このようなAPIを利用することで、クラウドコンピューティングによる仮想データセンターを利用したDRシステムの構築・運用を、プログラミングの技術を適用して柔軟に行うことが可能である。
本発明の一実施の形態では、平常時は自社が保有するデータセンターにてサービスを提供する一方、バックアップサイトであるクラウドコンピューティングによる仮想データセンターでは必要最低限の仮想サーバ(インスタンス)のみを起動しておき、自社データセンターのデータベース(DB)サーバ等のデータを所定のタイミングで同期させておく。
大規模災害などにより自社データセンターでのサービスの提供が不可能となった場合は、上述したAPIを利用して仮想データセンター上で必要な仮想サーバを起動し、平常時に同期させておいたデータに基づいてサービスの提供を再開する。クラウドコンピューティングによる仮想データセンターは、一般的には自社データセンターとは別のロケーションで運営されるため、自社データセンターの被災時にもサービスの提供を継続することが可能である。また、このような仮想データセンターでは一般的に、利用者は起動する仮想サーバ(インスタンス)の数に応じて課金されるため、バックアップサイトのような使用頻度の低いシステムに利用することでコスト面でのメリットを得ることができる。
<実施の形態1>
以下では、本発明の実施の形態1であるDRシステムについて説明する。本実施の形態のDRシステムは、上述した基本的な機能および構成を有するDRシステムである。図1は、本実施の形態のDRシステムの構成例の概要を示した図である。
図1において、自社データセンター100は、自社の業務上のサービスを提供する情報システムを構成する複数のサーバ群を運用・管理するメインサイトであり、一般的なデータセンターとしての固定的な設備を備えた実データセンターである。自社データセンター100では、前述のサーバ群として、例えば、サービスの提供を受けるユーザのクライアント端末300からのアクセスを受け付けるWebサーバ101や、サービスの提供に係る業務処理を行うアプリケーション(APL)サーバ102、サービスの提供に係るデータを保持するDBサーバ103などの各種サーバを運用している。また、これらのサーバ群の運用について運用担当者等が管理を行うための端末として、例えば平常時運用端末104を有している。
一方、自社データセンター100に対する被災時用のDRシステム1として、クラウドコンピューティングによる仮想データセンター200からなるバックアップサイトを有している。仮想データセンター200では、自社データセンター100におけるサーバ群に対応する仮想サーバ群として、例えば、Webサーバ201、APLサーバ202、DBサーバ203などの各種仮想サーバを運用している。
なお、平常時はこれらの仮想サーバ群のインスタンスに対する課金(ひいてはこれらの仮想サーバを稼働させておくための資源の浪費)を抑えるため、必要最低限のサーバのみ起動しておくのが望ましい。例えば、サービスの提供に必要なデータを自社データセンター100から同期させるため、DBサーバ203のみ起動しておき、DBサーバ203に対して自社データセンター100のDBサーバ103のデータを所定のタイミングで同期させておく。なお、データの同期の手段は特に限定されず、例えば、データベース等のレプリケーションやファイル転送など、サービスの内容や被災時に提供すべきサービスレベルなどに応じて種々の手段を採用することが可能である。
また、Webサーバ201やAPLサーバ202については、平常時は全て停止しておいてもよいし、コンテンツやアプリケーションプログラムのリリースやメンテナンスなどのために、例えば各1台ずつは起動しておき、メンテナンス等の作業後に各仮想サーバの最新の構成イメージを作成・保持することができるようにしてもよい。なお、これらの仮想サーバ群に対する起動・停止や操作などの処理は、仮想データセンター200にアクセス可能な環境であれば実行することが可能であるが、例えば、自社データセンター100の平常時運用端末104上からWebブラウザ等のインタフェースを利用してAPIを発行することにより実行できるようにしておくのが望ましい。
図2は、本実施の形態における大規模災害等の被災時のDRシステム1の動作の概要を示した図である。大規模災害等により自社データセンター100の機能が停止し、サービスの提供が不可能となった場合、運用担当者等は、自社データセンター100とは別のロケーションにあるDR用のオフィスやモバイル環境に配置された災害時運用端末204上のWebブラウザ等のインタフェースを利用してAPIを発行することにより、仮想データセンター200上で必要な仮想サーバ(インスタンス)を起動し、平常時にDBサーバ203等に同期させておいたデータに基づいてサービスの提供を再開する。起動する仮想サーバの種類や数等の構成は、自社データセンター100の機器構成の規模や、被災時の日時や被災状況、提供すべきサービスレベルなどの条件に応じて適宜調整することができる。
このとき、ユーザがクライアント端末300を利用してサービスの提供を受けるためのアクセス先のURL(Uniform Resource Locator)等をDR用のものに変更する、すなわち、自社データセンター100(Webサーバ101)に代わって仮想データセンター200(Webサーバ201)がユーザからのアクセスを受け付けることで、ユーザは継続してサービスの提供を受けることができる。
このように、本実施の形態のDRシステム1によれば、自社データセンター100に対する被災時用のバックアップサイトを仮想データセンター200を利用して構築することで、平常時には使用されないサーバ(仮想サーバ群)に要するコストを抑え、低コストでDRシステム1を構築することが可能となる。また、自社データセンター100の被災時に仮想データセンター200において必要となるサーバを起動することで、自社データセンターの機器構成の規模や被災状況、被災時に提供すべきサービスレベルなどの条件に応じてバックアップサイトの構成を柔軟に調整して稼働させることが可能となる。
<実施の形態2>
以下では、本発明の実施の形態2であるDRシステムについて説明する。本実施の形態のDRシステム1は、上述した実施の形態1のDRシステム1に対して、さらに自社データセンター100の被災の検知と、バックアップサイトの仮想データセンター200における仮想サーバの起動などを自動的に行う管理サーバを有するものである。
図3は、本実施の形態のDRシステム1の構成例の概要を示した図である。図3では、上述したように、実施の形態1の図1の構成に対して、管理サーバ400を有する構成となっている。管理サーバ400は、例えば、DR用のオフィス等の、自社データセンター100とは別のロケーションに配置されるサーバであり、ソフトウェアプログラムにより実装される稼働状況監視部410および構成管理部420の各部を有する。
稼働状況監視部410は、自社データセンター100(および自社データセンター100内の各サーバ群)の稼働状況を監視し、大規模災害や大規模障害など、サービスの提供が不可能となるような事象を検知する。なお、監視の手段は特に限定されず、例えば、稼働状況監視部410が定期的に各サーバ等にアクセスして生死状態を判定したり、各サーバ等がハートビートなどの信号を稼働状況監視部410に送信したり等の種々の手段を採用することが可能である。
構成管理部420は、仮想データセンター200の各仮想サーバ群の構成を管理し、稼働状況監視部410による大規模災害等の検知をトリガとして、仮想データセンター200に対してAPIを発行することにより必要な仮想サーバ(インスタンス)を起動する。このとき、例えば、予め保持する構成イメージ421の情報に基づいて、各仮想サーバに対応するAMI等の構成イメージを特定し、これに基づいて仮想サーバを起動する。また、自社データセンター100のDBサーバ103等から仮想データセンター200のDBサーバ203等へのデータの同期の制御を行ってもよい。
このように、本実施の形態のDRシステム1によれば、管理サーバ400を有することで大規模災害の検知からバックアップサイトである仮想データセンター200における必要な仮想サーバの起動までを自動的に行うことができ、サービスの再開までのタイムラグを短縮することができる。なお、実施の形態1における運用担当者等が図2の災害時運用端末204等を利用して手動で仮想データセンター200の各仮想サーバを起動する構成を並存させてもよいし、災害時運用端末204から管理サーバ400にアクセスし、管理サーバ400を介して手動で各仮想サーバを起動できるようにしてもよい。
<実施の形態3>
以下では、本発明の実施の形態3であるDRシステムについて説明する。本実施の形態のDRシステム1は、上述した実施の形態2のDRシステム1における管理サーバ400がフロントエンドとしてユーザからのサービス利用のためのアクセスを受け付け、平常時は自社データセンター100に処理を振り分ける一方、自社データセンター100が大規模災害等に被災してサービスの提供が不可能となった場合に、バックアップサイトである仮想データセンター200に処理を自動的に振り分けるものである。
図4は、本実施の形態のDRシステム1の構成例の概要を示した図である。図4では、上述したように、実施の形態2の図3の構成に対して、管理サーバ400が自社データセンター100および仮想データセンター200のフロントエンドとして配置される構成となっている。なお、実施の形態2と同様に、管理サーバ400は自社データセンター100とは別のロケーションに配置される。管理サーバ400の稼働状況監視部410および構成管理部420は、実施の形態2と同様に、自社データセンター100における大規模災害等の事象の検知と、仮想データセンター200における必要な仮想サーバの起動とを行う。
なお、実施の形態2と同様に、実施の形態1における運用担当者等が図2の災害時運用端末204等を利用して手動で仮想データセンター200の各仮想サーバを起動する構成を並存させてもよいし、災害時運用端末204から管理サーバ400にアクセスし、管理サーバ400を介して手動で各仮想サーバを起動できるようにしてもよい。
本実施の形態では、管理サーバ400はさらに処理振分部430を有する。処理振分部430は、クライアント端末300を利用したユーザからのサービスの利用要求を受け付け、稼働状況監視部410の監視結果に基づいて、利用要求をいずれのデータセンターに振り分けるかを選択して振り分ける。すなわち、平常時は利用要求を自社データセンター100(Webサーバ101)に振り分け、大規模災害時は仮想データセンター200(Webサーバ201)に振り分ける。
このように、本実施の形態のDRシステム1によれば、管理サーバ400をフロントエンドに配置し、処理振分部430によってクライアント端末300からのユーザアクセスを稼働中のセンター(自社データセンター100もしくは仮想データセンター200)に振り分ける。これにより、自社データセンター100が大規模災害等に被災した場合でも、ユーザがアクセス先のURL等をDR用のものに切り換えることなくシームレスにサービスの提供を受けることが可能となる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、上述した実施の形態1〜3では、バックアップサイトとして単独の仮想データセンター100を利用する場合を例として説明しているが、必要に応じて複数の仮想データセンター100に分散して仮想サーバを起動することも可能である。
本発明は、クラウドコンピューティングによる仮想化されたデータセンターを利用したディザスタリカバリシステムおよびバックアップサイト構築方法に利用可能である。
1…ディザスタリカバリ(DR)システム、
100…自社データセンター、101…Webサーバ、102…アプリケーション(APL)サーバ、103…データベース(DB)サーバ、104…平常時運用端末、
200…仮想データセンター、201…Webサーバ、202…アプリケーション(APL)サーバ、203…データベース(DB)サーバ、204…災害時運用端末、
300…クライアント端末、
400…管理サーバ、410…稼働状況監視部、420…構成管理部、421…構成イメージ、430…処理振分部。

Claims (11)

  1. ユーザに対してサービスの提供を行う情報システムの運営主体が運用する固定的な設備を有する実データセンターに対する被災時用のバックアップサイトを構築するディザスタリカバリシステムであって、
    クラウドコンピューティングによるプログラミングインタフェースを有する仮想データセンターおよび前記仮想データセンター上の仮想サーバからなる前記バックアップサイトを有することを特徴とするディザスタリカバリシステム。
  2. 請求項1に記載のディザスタリカバリシステムにおいて、
    前記仮想データセンターは、平常時は、前記実データセンターの平常時運用端末もしくは他の運用端末からの前記プログラミングインタフェースを利用した指示により、データベースサーバを含む必要最低限の前記仮想サーバのみ起動しておき、前記実データセンターのサーバから前記サービスの提供に必要なデータを所定のタイミングで同期させておくことを特徴とするディザスタリカバリシステム。
  3. 請求項1または2に記載のディザスタリカバリシステムにおいて、
    前記仮想データセンターは、前記実データセンターが被災により前記サービスの提供が不能となった場合は、前記実データセンターとは別のロケーションの災害時運用端末からの前記プログラミングインタフェースを利用した指示により、前記サービスの提供に必要な前記仮想サーバを起動し、前記ユーザからの前記サービスを利用するためのアクセスを前記実データセンターに代わって受け付けることで前記サービスの提供を継続することを特徴とするディザスタリカバリシステム。
  4. 請求項3に記載のディザスタリカバリシステムにおいて、
    前記実データセンターが被災により前記サービスの提供が不可能となった場合に、前記災害時運用端末からの前記プログラミングインタフェースを利用した指示により、複数の前記仮想データセンターが、前記サービスの提供に必要な前記仮想サーバをそれぞれ起動することを特徴とするディザスタリカバリシステム。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のディザスタリカバリシステムにおいて、
    さらに、前記実データセンターとは別のロケーションに配置され、
    前記実データセンターの稼働状況を監視し、前記実データセンターによる前記サービスの提供が不可能となる事象を検知する稼動状況監視部と、
    前記稼動状況監視部による前記事象の検知をトリガとして、前記仮想データセンターに対して前記プログラミングインタフェースを利用することにより、前記仮想データセンター上で前記サービスの提供に必要な前記仮想サーバを起動する構成管理部とを有する管理サーバを有することを特徴とするディザスタリカバリシステム。
  6. 請求項5に記載のディザスタリカバリシステムにおいて、
    前記管理サーバは、さらに、前記ユーザからの前記サービスを利用するためのアクセスを受け付け、前記稼働状況監視部の監視結果に基づいて、前記実データセンターによる前記サービスの提供が可能である場合は前記アクセスを前記実データセンターに振り分け、前記実データセンターによる前記サービスの提供が不可能である場合は前記アクセスを前記仮想データセンターに振り分ける処理振分部を有することを特徴とするディザスタリカバリシステム。
  7. ユーザに対してサービスの提供を行う情報システムの運営主体が運用する固定的な設備を有する実データセンターに対する被災時用のバックアップサイトを構築するバックアップサイト構築方法であって、
    クラウドコンピューティングによるプログラミングインタフェースを有する仮想データセンターが、前記バックアップサイトとして、平常時は、前記実データセンターの平常時運用端末もしくは他の運用端末からの前記プログラミングインタフェースを利用した指示により、データベースサーバを含む必要最低限の仮想サーバのみ起動しておき、前記実データセンターのサーバから前記サービスの提供に必要なデータを所定のタイミングで同期させておくことを特徴とするバックアップサイト構築方法。
  8. 請求項7に記載のバックアップサイト構築方法において、
    前記仮想データセンターは、前記実データセンターが被災により前記サービスの提供が不能となった場合は、前記実データセンターとは別のロケーションの災害時運用端末からの前記プログラミングインタフェースを利用した指示により、前記サービスの提供に必要な前記仮想サーバを起動し、前記ユーザからの前記サービスを利用するためのアクセスを前記実データセンターに代わって受け付けることで前記サービスの提供を継続することを特徴とするバックアップサイト構築方法。
  9. 請求項8に記載のバックアップサイト構築方法において、
    前記実データセンターが被災により前記サービスの提供が不可能となった場合に、前記災害時運用端末からの前記プログラミングインタフェースを利用した指示により、複数の前記仮想データセンターが、前記サービスの提供に必要な前記仮想サーバをそれぞれ起動することを特徴とするバックアップサイト構築方法。
  10. 請求項7〜9のいずれか1項に記載のバックアップサイト構築方法において、
    前記実データセンターとは別のロケーションに配置された管理サーバが、前記実データセンターの稼働状況を監視し、前記実データセンターによる前記サービスの提供が不可能となる事象を検知し、
    前記事象の検知をトリガとして、前記仮想データセンターに対して前記プログラミングインタフェースを利用することにより、前記仮想データセンター上で前記サービスの提供に必要な前記仮想サーバを起動することを特徴とするバックアップサイト構築方法。
  11. 請求項10に記載のバックアップサイト構築方法において、
    前記管理サーバが、前記ユーザからの前記サービスを利用するためのアクセスを受け付け、前記実データセンターによる前記サービスの提供が可能である場合は前記アクセスを前記実データセンターに振り分け、前記実データセンターによる前記サービスの提供が不可能である場合は前記アクセスを前記仮想データセンターに振り分けることを特徴とするバックアップサイト構築方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN108027606A (zh) * 2016-01-28 2018-05-11 深圳配天智能技术研究院有限公司 加工复位实现方法、编译器、机器人、数控系统及机床
JP2020181272A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 株式会社三菱Ufj銀行 管理装置及びプログラム

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