JP2011145845A - ブロック別動きベクトル演算装置またはその方法 - Google Patents

ブロック別動きベクトル演算装置またはその方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 精度の高いブロックマッチングをおこなう。
【解決手段】 代表勾配方向特定データ演算手段2は、第nフレームおよび第kフレームの比較対象ブロックについて、それぞれの代表勾配方向を表す代表勾配方向特定データを演算する。差分演算手段4は、前記得られた2つの代表勾配方向特定データの代表勾配方向の差分を演算する。ブロックマッチング手段6は、前記得られた差分の半分ずつ前記比較対象のブロックデータをそれぞれ逆方向に回転させてから、前記2つの比較対象ブロックについてブロックマッチングを行う。動きベクトル決定手段8は、ブロックマッチング手段5の結果に基づいて、対象フレームにおけるブロックの動きベクトルを決定する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、ブロック別動きベクトル演算装置に関し、特にその精度向上に関する。
従来、動き推定法として、勾配法とブロックマッチング法とが知られている。前者は、輝度および色調の変化の傾き(勾配)を捉え、それがx,y軸でどのように動いているかを算出することにより、全体としてどのように動いているのかを算出するというものである。後者は、所定の矩形のブロックを定義し、ブロック単位でx,y方向に1画素ずらすとともに、回転θについて−2度〜+2度程度を0.5度ピッチで回転させて、誤差が最小となるブロックマッチングを行うというものである。
特許文献1には、 上記勾配法およびブロックマッチング法の詳細が開示されている。
特開2009-111599号公報
しかしながら、上述のような総当たりによるブロックマッチング法は、演算処理をある程度の範囲に制限するためには、回転方向θをごく限られた範囲でしか検討が出来ないという問題があった。
この発明は、演算負荷を削減しつつ、精度の高いブロックマッチングが可能な動き推定装置またはその方法を提供することを目的とする。
(1)本発明にかかるブロック別動きベクトル演算装置は、第nフレームと第kフレームから対象フレームについてのブロック別の動きベクトルであるローカル動きベクトルを求めるブロック別動きベクトル演算装置であって、A)第nフレームおよび第kフレームの比較対象ブロックについて、それぞれの代表勾配方向を表す代表勾配方向特定データを演算する代表勾配方向特定データ演算手段、B)前記得られた2つの代表勾配方向特定データの代表勾配方向の差分を演算する差分演算手段、C)前記得られた差分に基づいて、前記比較対象のブロックデータを回転させてから、前記2つの比較対象ブロックについてブロックマッチングを行うブロックマッチング手段、D)前記ブロックマッチング手段の結果に基づいて、前記対象フレームにおける当該ブロックの動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段を備えている。
このように、前記代表勾配方向を求めて、比較対象のブロックデータの回転方向を揃えておいてから前記ブロックマッチングすることにより、精度の高いブロックマッチングが可能となる。
(2)本発明にかかるブロック別動きベクトル演算装置においては、前記ブロックマッチング手段は、前記得られた差分の半分ずつ前記比較対象のブロックデータを近づく方向にそれぞれ逆方向に回転させて、前記ブロックマッチングを行う。したがって、かかる回転後のデータを利用して中間フレームの生成も可能となる。
(3)本発明にかかるブロック別動きベクトル演算装置においては、前記代表勾配方向特定データは、ブロックごとに得られたブロック別輝度勾配ベクトルである。したがって、前記ブロックマッチング前の回転処理が可能となる。
(5)本発明にかかるブロックマッチング方法は、第nフレームおよび第kフレームについての比較対象ブロックについて、それぞれの代表勾配方向を表す代表勾配方向特定データを演算し、前記得られた2つの代表勾配方向特定データの代表勾配方向の差分を演算し、前記得られた差分に基づいて、前記比較対象のブロックデータを回転させてから、前記2つの比較対象ブロックについてブロックマッチングを行う。前記代表勾配方向を求めて、比較対象のブロックデータの回転方向を揃えておいてから前記ブロックマッチングすることにより、精度の高いブロックマッチングが可能となる。
本明細書において、「代表勾配方向特定データ」とは、特定の画像エリアの代表的な1つの勾配方向を特定するデータをいう。算出には、当該画像エリアを構成する各画素の輝度勾配ベクトル、エッジ方向ベクトル、輝度および/または色素(RGB)の統計値より導き出すことができる。また、統計方法としては、例えば、当該エリアの各画素の持つベクトルの平均値や中央値や、より複雑には輝度勾配ベクトルのヒストグラムから算出するHOG(Histogram of Oriented Gradient)法などを用いることができる。ただし、上記に限らず多くの方法を用い得る。
ブロック別輝度勾配ベクトルとは、当該ブロックに属する画素の輝度勾配ベクトルをいい、本実施形態においては、そのブロックに属する画素の輝度勾配ベクトルからHOG法により算出した。
ブロック別動きベクトル演算装置1の機能ブロック図である。 ブロック別動きベクトル演算装置1の詳細ハード構成を示す図である。 ブロック別動きベクトル演算装置1における各処理部の処理を説明するフローチャートである。
以下、本発明における実施形態について、図面を参照して説明する。
(1.機能ブロック図について)
ブロック別動きベクトル演算装置1は、第nフレームと第kフレームから対象フレームについてのブロック別の動きベクトルであるローカル動きベクトルを求めるブロック別動きベクトル演算装置であって、代表勾配方向特定データ演算手段2、差分演算手段4、ブロックマッチング手段6、および動きベクトル決定手段8を備えている。
代表勾配方向特定データ演算手段2は、第nフレームおよび第kフレームの比較対象ブロックについて、それぞれの代表勾配方向を表す代表勾配方向特定データを演算する。本実施形態においては、代表勾配方向特定データとして、ブロックごとに得られたブロック別輝度勾配ベクトルを採用した。差分演算手段4は、前記得られた2つの代表勾配方向特定データの代表勾配方向の差分θを演算する。
ブロックマッチング手段6は、前記差分θから、「−θ/2」と「+θ/2」を求めて、前記比較対象のブロックデータが近づく方向に(「−θ/2」と「+θ/2」)回転させてから、前記2つの比較対象ブロックについてブロックマッチングを行う。動きベクトル決定手段8は、ブロックマッチング手段6の結果に基づいて、前記対象フレームにおける当該ブロックの動きベクトルを決定する。
(2.各部の構成について)
ブロック別動きベクトル演算装置1の詳細ブロック図を図2に示す。ブロック別動きベクトル演算装置1は、制御部3,ブロック用レジスタアレイ5,特徴ベクトル取得部7,シフトレジスタアレイ15,特徴ベクトル取得部17、回転量算出部9,回転処理部21,22,PEアレイ24、最小値検出回路25、SRAM31,41、およびDRAM33,43を備えている。DRAM33,43以外の各部には共通のクロックが与えられることにより同期処理がなされる。DRAM33,43については、別クロックで同期処理がなされる。
制御部3は、シフトレジスタアレイ15に対して、シフト制御を行う。また、DRAM33、43から画像データを読み出してSRAM31,41に記憶させる処理を行う。
DRAM33は、前フレームの画像データを1フレーム分記憶する。SRAM31は、FIFO方式で、DRAM33から前フレームの1ブロック分の画像データを記憶する。ブロック用レジスタアレイ5は、SRAM31から1ブロック分の画像データが与えられると、これを記憶保持し、特徴ベクトル取得部7および、回転処理部21に与える。ブロック用レジスタアレイ5は、ブロックのデータを1画素ずつシフト処理する。シフト処理により不足したデータは、SRAM31から与えられる。SRAM31から読み出し要求があると、DRAM33はデータを与える。
DRAM43は、後フレームの画像データを1フレーム分記憶する。SRAM41は、FIFO方式で、DRAM33から後フレームの探索範囲+回転マージン分の画像データを記憶する。シフトレジスタアレイ15は、SRAM41から1ブロック分+回転マージン分の画像データが与えられると、これを記憶する。SRAM41は、シフトレジスタアレイ15から読み出し要求がなされると、探索範囲のうち、つぎのブロックに該当するブロックの画像データおよび回転マージン分の画像データを、特徴ベクトル取得部17および回転処理部22に出力する。
特徴ベクトル取得部7は、ブロック用レジスタアレイ5から与えられた1ブロック分の画像から、当該ブロックにおけるブロック別輝度勾配ベクトルを演算する。特徴ベクトル取得部17は、シフトレジスタアレイ15から与えられた1ブロック分の画像から、当該ブロックのブロック別輝度勾配ベクトルを演算する。
回転量算出部9は、特徴ベクトル取得部7,17から与えられた2つのブロック別輝度勾配ベクトルにおける角度の差分θを演算するとともに、回転処理部21に「+θ/2」を、回転処理部22に「−θ/2」を、回転角度として与える。
回転処理部21は、回転量算出部9から与えられた回転角度に基づいて、ブロック用レジスタアレイ5から与えられた画像の回転処理を行う。回転処理部22は、回転量算出部9から与えられた回転角度に基づいて、シフトレジスタアレイ15から与えられた画像の回転処理を行う。
PEアレイ24は、回転処理部21,22から与えられた回転処理後の両画像の差分を演算する。最小値検出回路25は、PEアレイ24からデータが与えられると、既に記憶されている値と比較して、値が小さければそのデータを保持する。
(3.動きベクトル演算処理について)
図1に示す各ブロックによる処理を、図2を用いて説明する。なお、図2は、各ステップがシリアルに処理されるかのように記述している。これは、各部の処理の関係をわかりやすくするためであり、実際は、処理時間の短縮化のためにいくつかのステップは、他のステップと並列処理がなされる。
制御部3は、前フレームおよび後フレーム画像を取得する(図3ステップS1)。これは、DRAM33、43にそれぞれ、前フレームおよび後フレームの画像データを記憶することにより実行される。
制御部3は、前フレーム画像における1ブロックの画素数を決定する(ステップS3)。本実施形態においては、1ブロックを8*8画素で構成した。
制御部3は、前フレームの対象ブロック番号iを初期化する(ステップS5)。制御部3は、各ブロックを左上座標pで特定し、i番目のブロックの画像データを記憶するように、SRAM31に書き込み命令を与える(ステップS7)。SRAM31のデータは、ブロック用レジスタアレイ5に転送される(ステップS9)。
制御部3は、後ろフレームにおいて、左上座標pに相当する部分を中心に「探索範囲」を設定し、SRAM41に記憶させる(ステップS11)。本実施形態においては、ブロックサイズに回転マージンを加えた範囲に、さらに、周囲1ブロック分を加えた範囲を探索範囲とした。本実施形態においてはブロックサイズを、8*8画素とし、回転マージンとしてとしてその外周に上下左右に+2画素としたので、探索範囲としては、28*28(8+8+8+2+2=28)画素とした。
SRAM41に記憶されたデータは、シフトレジスタアレイ15に転送される(ステップS13)。制御部3は、シフト回数数jを初期化する(ステップS15)。
特徴ベクトル取得部7は、ブロック用レジスタアレイ5から与えられたブロックサイズ画像から、当該ブロックにおけるブロック別輝度勾配ベクトルを演算する(ステップS17)。ここでは、ブロック別輝度勾配ベクトルvifが得られたものとする。また、特徴ベクトル取得部17は、制御部3から演算命令が与えられると、シフトレジスタアレイ15から与えられた画像(ブロックサイズに回転マージンを加えた分の画像)から、回転マージン分の画像を除いた中央部分の画像から、当該画像を構成するブロックのブロック別輝度勾配ベクトルを演算する(ステップS19)。本実施形態においては、ブロックサイズが8*8画素であるので、回転マージンとしてその外周に上下左右に+2画素の12とした。ここでは、ブロック別輝度勾配ベクトルvirが得られたものとする。
回転量算出部9は、ブロック別輝度勾配ベクトルvifとブロック別輝度勾配ベクトルvirから、両者の角度をθiとθqnとを求めて、その差分θiqnを演算する(ステップS21)。
回転量算出部9は、θiqnの半分であるθiqn/2を回転処理部21に、θiqnの半分である-θiqn/2を回転処理部22に回転量として与える。
これにより、回転処理部21は、前ブロックをθiqn/2回転させ、回転処理部22は、後ろブロックを−θiqn/2回転させる。(ステップS23)。
PEアレイ24は、回転処理部21,22から与えられた回転処理後の両画像の差分を演算する(ステップS25)。具体的には、回転処理後は、双方を構成するブロックの大きさは同じであるので、通常の絶対値差分和を演算すればよい。
最小値検出回路25は、PEアレイ24からデータが与えられると、既に記憶されている値と比較して、値が小さければ、その時の、差分データ、タイミング、および角度を保持する(ステップS27)。この場合、既に記憶されているデータが存在しないので、与えられた差分データを記憶する。
制御部3は、シフトレジスタアレイ15が所定回数シフト処理を実行したか否か判断する(ステップS29)。この場合、シフト回数j=1であるので、シフトレジスタアレイ15によってシフト処理が実行される(ステップS31)。かかるシフト処理により、シフト回数jもインクリメントされる。
以下、ステップS19〜ステップS29が繰り返される。なお、前フレームのブロックについては、ブロック別輝度勾配ベクトルがステップS17にて演算されているので、それが保持されている。
制御部3は、シフトレジスタアレイ15が所定回数シフト処理を実行したか否か判断する(ステップS29)。すなわち、全探索範囲についての検討が終了した場合(j=jmax+1)であれば、制御部3は、前フレームの全対象ブロックについて処理を終了したと判断して、最小値検出回路25に記憶されている値を、ブロックiの動きベクトルとして出力する(ステップS32)。
制御部3は、前フレームの全対象ブロックについて処理を終了したかを判断する(ステップS33)。フレームの画素数と1のブロックサイズから全対象ブロックについて処理終了したかを判断できる。この場合、対象ブロック番号i=1であるので、処理終了していないと判断して、対象ブロック番号iをインクリメントし(ステップS35)、ステップS7以下を繰り返す。
制御部3は、ステップS33にて、前フレームの全対象ブロックについて処理を終了したと判断した場合には、処理を終了する。
なお、ステップS17〜ステップS23以外の処理については、一般ブロックマッチングの処理であるので、その詳細については省略する。
本実施形態においては、全ブロックについてブロック別輝度勾配ベクトルに基づいて画像を回転させた状態で対応するブロックのマッチングが行われて、各ブロックの動きベクトルが演算される。これにより、ブロックマッチングの精度が向上する。
また、本実施形態においては、ブロック別輝度勾配ベクトルに基づいて画像を回転させる際に、前フレームのブロックを+θiqn/2、後ろフレームのブロックを−θiqn/2、とそれぞれ近づく方向に回転させている。これにより、ブロックマッチングによる差分が最小の組み合わせについて、いずれかまたは双方の回転済みデータを記憶することにより、動き補償型フレーム補間法における中間フレームとして利用することもできる。なお、かかる回転処理は、一方のブロックにおいてのみ、行うようにすることもできる。
(4.他の実施形態)
本実施形態においては、前フレームと後フレーム間でブロックマッチングをする場合、すなわち、k=n+1である場合について説明したが、k=n+α(αは整数、または分数)であってもよいし、k=nであってもよい。k=nである場合とは、たとえば、H.264のイントラ符号化のように、同一フレーム内でブロックマッチングを行う場合である。
また、順方向型探索装置である場合について説明したので、対象フレームが第k(=n+1)フレームに該当する。これに対して、逆方向探索の場合は、対象フレームが、第nフレームとなる。さらに、対称型探索装置に適用することもできる。その場合、第n+0.5フレームが対象フレームとなる。このように、対象フレームについては、限定されない。
また、ブロック形状は、矩形に限定されることなく、任意の形状に適用可能である。これにより、オブジェクトの形状のブロックを定義して、ブロックマッチングするようにしてもよい。
本実施形態においては、ブロックマッチング型動き推定に適用した場合について説明したが、ブロックに分割する形の動き推定装置、たとえば、位相相関型動き推定装置に応用してもよい。
本実施形態においては、代表勾配方向特定データとしてブロック別輝度勾配ベクトルを採用したが、対象となるブロックの勾配方向を示すデータであればどのようなものであってもよく、たとえば、そのブロックにおけるエッジを抽出してブロック内の画像の角度を求めるようにしてもよい。また、勾配ヒストグラムから輝度勾配ベクトルを求めるHOG法と同様に、エッジの連続方向を画素毎に求めて、そのヒストグラムからエッジベクトルを求めるようにしてもよい。
また、図3ステップS21において、求めた回転量の差分が、所定の差分閾値を超えている場合(あまりに大きい場合)、またはブロック別輝度勾配ベクトルの絶対値が所定の閾値を超える程度ずれている場合には、当該ブロックについては、ステップS23〜ステップS27の処理を行わず、ステップS29にジャンプするようにしてもよい。これにより、無駄な演算時間を排除できる。
上記実施形態においては、本件発明をローカル動きベクトル演算装置として把握した場合について説明したが、ベクトル符号化やフラクタル符号化等のブロックマッチング装置またはその方法として把握することも可能である。
上記実施形態においては、各ブロックで行っているアルゴリズムを、ハードウェア記述言語(Hardware Description Language)で記述することにより、各ブロックを構成すればよい。
上記実施形態においては、図1に示す機能を実現するために、並列処理を可能とするために、全てをハードウェア処理する場合について説明した。しかし、これに限定されず、一部をソフトウェアによって実現してもよい。なお、その場合、プログラムの一部の処理を、オペレーティングシステム(OS)にさせるようにしてもよい。

Claims (5)

  1. 第nフレームと第kフレームから対象フレームについてのブロック別の動きベクトルであるローカル動きベクトルを求めるブロック別動きベクトル演算装置において、
    第nフレームおよび第kフレームについての比較対象ブロックについて、それぞれの代表勾配方向を表す代表勾配方向特定データを演算する代表勾配方向特定データ演算手段、
    前記得られた2つの代表勾配方向特定データの代表勾配方向の差分を演算する差分演算手段、
    前記得られた差分に基づいて、前記比較対象のブロックデータを回転させてから、前記2つの比較対象ブロックについてブロックマッチングを行うブロックマッチング手段、
    前記ブロックマッチング手段の結果に基づいて、前記対象フレームにおける当該ブロックの動きベクトルを決定する動きベクトル決定手段、
    を備えたことを特徴とするブロック別動きベクトル演算装置。
  2. 請求項1のブロック別動きベクトル演算装置において、
    前記ブロックマッチング手段は、前記得られた差分の半分ずつ前記比較対象のブロックデータが近づく方向に、それぞれ逆方向に回転させて、前記ブロックマッチングを行うこと、
    を特徴とするブロック別動きベクトル演算装置。
  3. 請求項1または請求項2のブロック別動きベクトル演算装置において、
    前記代表勾配方向特定データは、ブロックごとに得られたブロック別輝度勾配ベクトルであること、
    を特徴とするブロック別動きベクトル演算装置。
  4. 第nフレームと第kフレームから対象フレームについてのブロック別の動きベクトルであるローカル動きベクトルを求めるブロック別動きベクトル演算方法において、
    第nフレームおよび第kフレームについての比較対象ブロックについて、それぞれの代表勾配方向を表す代表勾配方向特定データを演算し、
    前記得られた2つの代表勾配方向特定データの代表勾配方向の差分を演算し、
    前記得られた差分に基づいて、前記比較対象のブロックデータを回転させてから、前記2つの比較対象ブロックについてブロックマッチングを行い、
    前記ブロックマッチングの結果に基づいて、前記対象フレームにおける当該ブロックの動きベクトルを決定すること、
    を特徴とするブロック別動きベクトル演算方法。
  5. 第nフレームおよび第kフレームの1画面を構成する画素を所定の矩形のブロックにブロック化したブロックを比較するブロックマッチング方法において、
    第nフレームおよび第kフレームについての比較対象ブロックについて、それぞれの代表勾配方向を表す代表勾配方向特定データを演算し、
    前記得られた2つの代表勾配方向特定データの代表勾配方向の差分を演算し、
    前記得られた差分に基づいて、前記比較対象のブロックデータを回転させてから、前記2つの比較対象ブロックについてブロックマッチングを行うこと、
    を特徴とするブロックマッチング方法。
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