JP2011139589A - Image display device and stand - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、無線により電力供給を受けるテレビ装置に関する The present invention relates to a television apparatus that receives power supply wirelessly.
近年、電子機器へ無線により電力を供給するシステムが考案されている(特許文献1及び2参照)。また、非特許文献1では、磁界の共鳴に基づく無線電力供給システムが報告されている。これによれば、コイルを銅で作成した場合、理論的に半径30cmのコイルを3m離しても45%以上の電送効率を得られる。実験では、線径6mmの銅線からなる半径30cmのコイル二つを2m以上離し、送電コイルを10MHzの交流電源につなぎ、受電コイル側で60Wの電球を点灯できることが確認されている。
In recent years, a system for supplying electric power to electronic devices wirelessly has been devised (see
本発明は、上記のような外部の送電コイルから発生する磁界を電力に変換することにより無線で電力供給を受けることが可能なテレビ装置を提供することを目的とする。 An object of the present invention is to provide a television apparatus that can receive power supply wirelessly by converting a magnetic field generated from an external power transmission coil as described above into electric power.
本発明は、画像を表示する表示部と、
前記表示部を支持するスタンド部と、
前記スタンド部に設けられ、外部の送電装置から発生し空間を無線伝播する磁界に共鳴して電力を発生する受電部と、
前記受電部が発生した電力を前記表示部に供給する供給部と、
を備えることを特徴とする画像表示装置である。
The present invention includes a display unit that displays an image;
A stand unit for supporting the display unit;
A power receiving unit that is provided in the stand unit and generates electric power by resonating with a magnetic field generated from an external power transmission device and wirelessly propagating through a space;
A supply unit for supplying power generated by the power receiving unit to the display unit;
An image display apparatus comprising:
本発明によれば、外部の送電コイルから発生する磁界を電力に変換することにより無線で電力供給を受けることが可能なテレビ装置を提供することができる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, the television apparatus which can receive electric power supply by radio | wireless by converting the magnetic field which generate | occur | produces from an external power transmission coil into electric power can be provided.
(実施例1)
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を例示的に説明する。図1は、本発明の第1の実施例に係る、磁気共鳴方式の無線電力供給システムにより給電されるテレビ装置の外観図である。無線電力供給システムは、送電コイルと受電コイルとの位置関係によって給電効率が変化する。テレビ装置はその設置場所が移動させられる場合があるため、送電装置に搭載された送電コイルとテレビ装置に搭載された受電コイルの位置関係が変化して給電効率が低下する可能性がある。この点に鑑み、本実施例は、無線により電力が供給されるテレビ装置において、テレビ装置の設置場所が変化した場合に給電効率が低下することを抑制できるような構成とした。以下詳細に説明する。
(Example 1)
Hereinafter, embodiments of the present invention will be exemplarily described based on the drawings. FIG. 1 is an external view of a television set fed by a magnetic resonance wireless power supply system according to a first embodiment of the present invention. In the wireless power supply system, the power supply efficiency changes depending on the positional relationship between the power transmission coil and the power reception coil. Since the installation location of the television device may be moved, there is a possibility that the positional relationship between the power transmission coil mounted on the power transmission device and the power reception coil mounted on the television device changes to reduce power supply efficiency. In view of this point, the present embodiment is configured such that, in a television apparatus to which power is supplied wirelessly, a reduction in power supply efficiency can be suppressed when the installation location of the television apparatus changes. This will be described in detail below.
本実施例のテレビ装置1で用いる無線電力供給システムは、テレビ装置1の外部に設けられる送電装置からテレビ装置1に設けられる受電装置へ空間を無線伝播する磁界により電力を供給するよう構成される。テレビ装置1(画像表示装置)は表示部2と表示部2を支持可能なスタンド部3から構成され、スタンド部3はスタンドベース部4とスタンド支柱5から構成される。後述するように、本発明では受電装置を構成する受電コイルはスタンドベース部4に搭載される。また、表示部2には送電コイルと受電コイルの相対位置を検出する位置検出部6が設けられる。位置検出部6を設ける場所は表示部2に限られず、送電コイルと受電コイルとの位置関係を検出可能な場所であればテレビ装置1のどの部位に設けても良い。また、位置検出部6をテレビ装置1とは別体で構成し検出情報をテレビ装置1に有線又は無線により送信する構成でも良い。
The wireless power supply system used in the
図2は、実施例1に係るテレビ装置を事務所や一般家庭の部屋に設置する場合の配置例を示す図であり、(A)は部屋の上面図、(B)は部屋の正面図である。位置aはテレビ装置1を壁に寄せてラックに置いたケースを示し、位置bはテレビ装置1を部屋の隅に寄せて床に置いたケースを示す。図2に示すように、無線電力供給システムの送電装置7は部屋の天井中央に設置される。送電装置7には送電コイル8が搭載される。送電コイルは半径50cmから100cm程度とする。なお、大きさはこれに限らない。また、送電装置7の設置場所は天井中央に限られるものではなく、天井の他の場所や壁に掛けたり、床に敷いたり、壁や床に埋め込んだりして設置しても良い。
FIG. 2 is a diagram illustrating an arrangement example when the television apparatus according to the first embodiment is installed in a room of an office or a general household, where (A) is a top view of the room and (B) is a front view of the room. is there. The position a indicates a case where the
図3は、実施例1に係るテレビ装置1の機能構成を示すブロック図である。図3において破線で示すブロックは各機能ブロックが図1で説明した物理的な構成要素のどれに搭載されているかを示すものである。また、図3において破線で示した指示部47は、後述する実施例2に係るテレビ装置の構成要素であり、本実施例とは無関係である。また、第二回転機構部19において括弧書きで示した符号48も、実施例2に関わるものであり、本実施例とは無関係である。送電コイル8が磁界を発生し、この磁界が空間を無線伝播し、これを受けて受電コイル9が共鳴し電力を発生する。送電コイル8と受電コイル9との距離は最大でも3m程度となるように設置する。なお、送電コイル8と受電コイル9との距離は、磁界共鳴型の無線電力供給システムの仕様に応じて適宜設定されるべきであり、この例に限られない。受電コイル9はスタンドベース部4に搭載され、スタンド支柱5を経由するケーブルで電力変換部10とつながる。これにより受電コイル9は表示部2に電力を供給可能である。受電コイル9は半径30cm程度とする。これはスタンド部3の大きさ等も考慮して設計されるものであって、この大きさに限らない。受電コイル9が受けた磁界エネルギーは電力変換部10で交流電力に変換される。交流電力は電力変換部10からつながる電源部11で整流・分岐され、テレビ回路12、画像表示パネル13、位置検出部6、制御部14、駆動回路15、モータ16、モータ17へ供給される。位置検出部6、電力変換部10、電源部11、テレビ回路12、画像表示パネル13、制御部14、駆動回路15は表示部2に搭載され、一方、モータ16・17、回転機構部18・19は
スタンドベース部4に搭載される。スタンドカバー20と、スタンドカバー20の一部をなす蓋21は、スタンドベース部4の構成部品である。
FIG. 3 is a block diagram illustrating a functional configuration of the
位置検出部6は送電コイル8と受電コイル9の相対位置を検出し、位置情報を制御部14へ転送する。制御部14は位置検出部6から得た位置情報をもとに、受電コイル9が搭載された蓋21と、蓋21が取り付けられたスタンドカバー20の角度調整するため、駆動制御情報を駆動回路15へ転送する。駆動回路15は制御部14から得た駆動制御情報を駆動制御信号に変換し、モータ16・17に与える。モータ16・17は駆動回路15から受けた駆動制御信号に基づき、回転機構部18・19を駆動し、スタンドカバー20と蓋21を回転させることで受電コイル9の位置を調整する。本実施例において、位置検出部6は本発明の「取得部」を構成する。モータ16、17は「駆動部」を構成する。受電コイル9、蓋21、スタンドカバー20は「受電部」を構成する。
The
以下、図4及び図5に基づいて実施例1に係る回転機構部18・19と、モータ16・17を含む駆動手段について説明する。図4(A)は、実施例1に係るスタンドカバー20と、スタンドカバー20の一部をなす蓋21を示す裏面図である。図4(B)は、実施例1に係るスタンドベース部4の基底をなすベースプレート22を示す上面図である。図5(A)は、実施例1に係るスタンドベース部4の、正面(表示部2に対向する視点)から見た断面図である。図5(B)は、実施例1に係るスタンドベース部4の、右横(表示部2に向かって右側)から見た断面図である。図5(C)は、実施例1に係るスタンドベース部4の、右横から見た断面図であり、図5(B)からスタンド支柱5周りを除外して示した断面図である。
Hereinafter, based on FIG.4 and FIG.5, the
スタンドベース部4はベースプレート22、スタンドカバー20、スタンド支柱5から構成され、スタンドカバー20は上部が蓋21として独立した部材となっている。受電コイル9は蓋21の内側に取付部材23を介して搭載される。受電コイル9にはケーブル25が繋げられ、スタンド支柱5は中空であり根元には挿通孔24が設けられ、ケーブル25は挿通孔24からスタンド支柱5を経由して、表示部2に搭載された電力変換部10(不図示)まで導かれる。ベースプレート22は「基部」を構成する。スタンド支柱5は「支持部」を構成する。ケーブル25は「供給部」を構成する。
The stand base portion 4 includes a
ベースプレート22は設置面(床、ラック等)に対して固定である。以下説明する機構は、ベースプレート22に対してスタンドカバー20従ってそれに設けられた受電コイル9が角度調整可能に構成されている。すなわち、スタンドカバー20がベースプレート22に対して垂直な軸(スタンド支柱5の中心軸)回りに回転(ヨー回転)するように構成される。そして、そのスタンドカバー20に対して蓋21が水平軸(ベースプレート22と平行な左右方向の軸)回りに回転(ピッチ回転)するように構成される。受電コイル9は蓋21に取り付けられている。蓋21がスタンドカバー20に対してピッチ回転し、スタンドカバー20が設置面(ベースプレート22)に対してヨー回転するので、結局受電コイル9は設置面すなわち送電コイル8に対して2軸の回転自由度を有することになる。
The
<第一回転機構部>
次に、スタンドカバー20を垂直軸(スタンド支柱5の中心軸)回りに回転可能とする第一回転機構部18を説明する。スタンドベース部4内部のベースプレート22には、一対のガイド突起26が一体形成されて設けられる。スタンドカバー20の内側には一対のガイド溝27が、垂直軸に関して対称となる位置に一体形成された設けられる。ガイド溝27とガイド突起26とは垂直軸を中心とする円周方向に相対移動可能に嵌合するような位置・寸法で形成され、これによりスタンドカバー20はベースプレート22の周方向に沿って垂直軸回りに回転可能に構成される。ベースプレート22の周方向に沿ったガイド突起26の長さは、スタンドカバー20が垂直軸回りの回転可能角度範囲が90度となる
ように形成される。また、ガイド突起26の突起の長さは、ガイド溝27に嵌合する長さで形成される。さらに、スタンドカバー20の後端(表示部2に向かって奥側、表示部2の背面側の端)にはストッパー28が取り付けられる。ストッパー28は、スタンドカバー20が図4(A)に示す位置から垂直軸の回りに左回り又は右回りに45度回転した位置でガイド突起26の端面29に当接し、スタンドカバー20の回転範囲が90度を超えることを規制する。本実施例ではスタンドカバー20の回転範囲を90度としたが、回転範囲は90度に限られない。例えば、送電装置7の設置位置によっては、スタンドカバー20の回転範囲を180度としても良い。
<First rotation mechanism>
Next, the first
<第二回転機構部>
次に、蓋21を左右方向の水平軸回りに回転可能とする第二回転機構部19を説明する。一対の回転軸30・31が、スタンドカバー20及び蓋21の、スタンド支柱5の中心軸に関して対称となる位置に取り付けられる。蓋21の、スタンド支柱5の中心軸に関して対称の位置には、回転軸30・31が挿通される一対の貫通穴32・33が設けられる。スタンドカバー20の、スタンド支柱5の中心軸に関して対称の位置には、回転軸30・31が挿通される一対の貫通穴34が設けられる。回転軸30と貫通穴32にはDカットが施され、回転軸30は蓋21に対して回り止めされ挿通される。Dカットとは丸軸の一部を直線でカットすることであり、嵌合対象物の丸穴の一部も直線で埋めてDカットとすることにより、軸と穴の回り止めが行える。さらに、回転軸30は貫通穴32・34に挿通され、後述する従動ギア42が挿通された後、抜け止め部材であるEリング46が先端に圧着される。回転軸31も同様に、貫通穴33・34に挿通された後、Eリング46が先端に圧着される。本実施例では抜け止め部材としてEリングを用いたが、何ら限定するものではなく、割りピン、Gリング等であっても良い。
<Second rotation mechanism>
Next, the
<第一駆動手段>
次に、第一回転機構部を駆動する第一駆動手段について説明する。ベースプレート22にはモータ16が固定される。モータ16は一般的なステッピングモータ等である。スタンドカバー20はスタンド支柱5の中心軸に垂直な平面による断面が円形の中空柱状部材であり、内壁面の一部にラック歯35が周方向に一体形成される。ベースプレート22には軸36が固定され、アイドラギア37が挿通される。アイドラギア37は二段ギアであって、第一のアイドラギア38がモータギア39と噛み合い、第二のアイドラギア40がラック歯35と噛み合う。本実施例では3枚のアイドラギアを用いてラック歯35を駆動することによってスタンドカバー20を回転させるが、アイドラギアの数はこれに限定されない。なお、減速比を大きくとるため、第一アイドラギア38とモータギア39のモジュールを小さく設定するとともに第一アイドラギア38の歯数を多く設定してある。さらに、第二アイドラギア40とラック歯35の歯飛びを防止するため、第二アイドラギア40とラック歯35のモジュールは大きく設定し、ラック歯35は、スタンドカバー20の回転範囲90度をカバーする歯数が設定してある。また、モータ16にはケーブル41が繋げられ、ケーブル41は挿通孔24からスタンド支柱5を経由して、表示部2に搭載された駆動回路15(不図示)まで導かれる。
<First driving means>
Next, the first drive means for driving the first rotation mechanism will be described. The
<第二駆動手段>
次に、第二回転機構部を駆動する第二駆動手段について説明する。スタンドカバー20にはモータ17が固定される。モータ17は一般的なステッピングモータ等である。回転軸30には従動ギア42が挿通され、従動ギア42に設けられた貫通穴43にはDカットが施され、回転軸30は従動ギア42に対して回り止めされる。先の説明により回転軸30は蓋21に対して回り止めされるので、従動ギア42は回転軸30を介して蓋21に対して回り止めされる。本実施例では従動ギア42はモータギア44と直接噛み合うが、両者の間にアイドラギアを噛ませてもよく、アイドラギアの数も限定されない。なお、従動ギア42は、蓋21の回転範囲をカバーする歯数が設定してある。蓋21の回転範囲は図
5(C)において破線で示すように蓋21の水平状態を基準として水平軸回りに±15度とした。なお、図5(C)において反時計回りの回転方向を正とする。例えば、蓋21を水平状態から水平軸回りに+15度回転させた場合、図5(C)に示すように、蓋21の後端が最も高い位置まで上昇する。なお、蓋21の回転範囲はこれに限られない。また、モータ17にはケーブル45が繋げられ、ケーブル45は挿通孔24からスタンド支柱5を経由して、表示部2に搭載された駆動回路15(不図示)まで導かれる。
<Second drive means>
Next, a second drive unit that drives the second rotation mechanism unit will be described. A
<制御>
上記のとおり構成された実施例1に係る第一回転機構部18、第二回転機構部19、第一駆動手段及び第二駆動手段により受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きを自動調整する処理動作を、図6に示すフローチャートに基づいて説明する。テレビ装置1が立ち上がると、まず、ステップS1で、位置検出部6は、位置検出信号を発信する。位置検出部6は一般的な焦点センサ、三次元センサ等であり、特に限定するものではない。ステップS2で、位置検出部6は、戻ってきた位置検出信号から送電装置7すなわち送電コイル8の位置を特定し、位置情報を制御部14へ転送する。ステップS3で、制御部14は、位置検出部6から得た送電コイル8の位置情報と予め記憶した受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きを照合し、受電コイル9が送電コイル8に対向するかどうか判断する。ここで「対向する」とは、送電コイル8と受電コイル9との相対的な位置関係が、送電装置7から受電コイル9への給電効率が所定の基準以上となるような位置関係にあることをいう。給電効率は送電コイル8と受電コイル9とが正対している状態が最も高い。しかしながら、磁界共鳴方式の無線電力供給システムは、送電コイル8と受電コイル9とが正対していなくてもある程度の給電効率で電力供給を行うことができる。この給電効率は送電コイル8と受電コイル9との相対位置関係(位置、角度)に依存する。対向すると判断された場合は、受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きを調整する必要はないので、ステップS3のNOへ進み、処理を終了する。
<Control>
The first
対向しないと判断された場合は受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きを調整する必要があるため、ステップS4へ進む。ステップS4で、制御部14は、受電コイル9が送電コイル8に対向するために必要な受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの回転角度を算出し、蓋21とスタンドカバー20の位置を調整するため、駆動制御情報を駆動回路15へ転送する。ステップS5で、駆動回路15は、制御部14から得た駆動制御情報を駆動制御信号、すなわち、モータ16・17各々に必要なステップ数に変換し、モータ16・17に与え、これらを駆動する。モータ17はモータギア44、従動ギア42、回転軸30を介して蓋21を水平軸回りに回転させる。モータ16はモータギア39、第一アイドラギア38、第二アイドラギア40、ラック歯35を介してスタンドカバー20を垂直軸回りに回転させる。モータ16・17の回転は同時であってもどちらかが先であっても良い。ステップS6で、モータ16・17は必要なステップ数が終了したら回転を停止し、処理を終了する。
If it is determined that they do not face each other, it is necessary to adjust the inclination of the
以上説明した構成により、例えば図2の位置aに示すテレビ装置1を壁に寄せてラックに置いたケースでは、蓋21の後端を最も高い位置まで傾ける(水平軸回り正の向きに最大角度回転させる)。これにより受電コイル9は送電装置7すなわち送電コイル8に対向する。位置bに示すテレビ装置1を部屋の隅に寄せて床に置いたケースでは、蓋21の後端を高く傾ける(水平軸回り正の向きに回転させる)とともにスタンドカバー20を図2(A)の反時計回りに回転させる。これにより、受電コイル9は送電装置7すなわち送電コイル8に対向する。このように、実施例1に係るテレビ装置1によれば、テレビ装置1と送電装置7との位置関係に応じて、送電コイル8と受電コイル9とが対向するように受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きが自動調整される。従って、テレビ装置1の位置が変化した場合においても、給電効率の低下を抑えることができる。
With the configuration described above, for example, in the case where the
(実施例2)
本発明の第2の実施例に係る磁気共鳴方式の無線電力供給システムにより給電される薄型テレビ装置について説明する。本実施例に係るテレビ装置の機能構成は、図3のブロック図において、駆動回路15、モータ16・17を含む駆動部を削除し、表示部2に指示部47を追加した構成である。本実施例では、制御部14は位置検出部6から得た位置情報を指示部47へ転送する。指示部47は、制御部14から得た位置情報に基づき、受電コイル9が搭載された蓋21と、蓋21が取り付けられたスタンドカバー20の位置をユーザーが手動で調整できるようにユーザーに指示を出す。ユーザーが指示部47の指示に従ってスタンドカバー20と蓋21を回転させることで受電コイル9の位置が調整される。
(Example 2)
A thin television apparatus fed by a magnetic resonance wireless power supply system according to a second embodiment of the present invention will be described. The functional configuration of the television apparatus according to the present embodiment is a configuration in which the drive unit including the
以下、図7及び図8に基づいて実施例2に係る回転機構部18・48について説明する。実施例1と同等の構成要素については説明を省略する。図7(A)は、実施例2に係るスタンドカバー20と、スタンドカバー20の一部をなす蓋21を示す裏面図である。図7(B)は、実施例2に係るスタンドベース部4の基底をなすベースプレート22を示す上面図である。図8(A)は、実施例2に係るスタンドベース部4の、正面(表示部2に対向する視点)から見た断面図である。図8(B)は、実施例2に係るスタンドベース部4の、右横(表示部2に向かって右側)から見た断面図である。図8(C)は、実施例2に係るスタンドベース部4の、右横から見た断面図であり、図8(B)からスタンド支柱5周りを除外して示した断面図である。
Hereinafter, the
<第二回転機構部>
第一回転機構部18は実施例1と同一であるから説明を省略する。蓋21を左右方向水平軸回りに回転可能とする第二回転機構部48を説明する。実施例2と実施例1の違いは、一対の回転軸49・50のいずれにも回り止めがなされず、蓋21とスタンドカバー20の間で回転軸49・50の少なくとも一方に摩擦部材であるばね座金51を挿通したことである。これは、本実施例では蓋21の調整をユーザーが手動で行うので、駆動用の従動ギア42が不要であり、回り止めも不要だからである。また、ユーザーが手動調整した後、蓋21の傾きを保持するため、摩擦部材であるばね座金51を蓋21とスタンドカバー20の間に組み入れてある。なお、摩擦部材はばね座金に限らず、コイルばね等であっても良い。また、粘性オイルを利用した保持部材であっても良い。実施例1において第一回転機構部18及び第二回転機構部19を駆動していたモータ16及び17と、その駆動力を第一回転機構部18及び第二回転機構部19に伝達するギヤ類は、本実施例のテレビ装置は有していない。
<Second rotation mechanism>
Since the first
<制御>
次に、上記のとおり構成された実施例2に係る第一回転機構部18、第二回転機構部48により受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きをユーザが手動調整する処理動作を、図9に示すフローチャートに基づいて説明する。テレビ装置1が立ち上がると実行されるステップS7からステップS9までの処理は実施例1の図6のフローチャートにおけるステップS1からステップS3の処理内容と同じである。ステップS10で、制御部14は、受電コイル9が送電コイル8に対向するために必要な受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの回転角度を算出し、蓋21とスタンドカバー20の位置をユーザーが手動で調整するため、位置情報を指示部47へ転送する。ステップS11で、指示部47は制御部14から得た位置情報に基づきユーザーに指示を出す。指示部47からの指示に従ってユーザーがスタンドカバー20と蓋21を回転させることで、受電コイル9の位置が調整される。指示部47は、表示部2の画面に表示される画像の一部に文字やアイコンを表示することでユーザーに調整を指示する。或は、指示部47は、表示部2の前面に設けられたLED群52(図1参照)を点滅・点灯させることでユーザーに調整を指示しても良い。或は、指示部47は、スピーカー53(図1参照)から音声を流すことでユーザーに調整を指示
しても良い。指示部47がユーザにスタンドカバー20及び蓋21の回転操作を指示する方法は以上の例示に限らない。
<Control>
Next, a processing operation in which the user manually adjusts the inclination of the
ステップS12で、位置検出部6は受電コイル9の位置(垂直軸・水平軸回りの傾き角度)を特定し、位置情報を制御部14へ転送する。ステップS13で、制御部14は、位置検出部6から得た受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きと予め記憶した送電コイル8の位置情報照合し、受電コイル9が送電コイル8に対向するか否か判断する。対向する場合は受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きを再調整する必要がなく、ステップ13のNOへ進む。ステップS14で、制御部14は、調整が終了した旨の情報を指示部47へ転送し、ユーザーに調整が終了したことを告げ、処理を終了する。ステップS13で、受電コイル9が送電コイル8に対向しない場合は受電コイル9の前後・左右の傾きを再調整する必要があり、ステップS13のYESへ進み、これを繰り返す。所定回数繰り返した時点でステップS14に進むようにしても良い。
In step S <b> 12, the
以上説明した構成により、例えば図2の位置aに示すテレビ装置1を壁に寄せてラックに置いたケースでは、蓋21の後端を最も高い位置まで傾ける(水平軸回り正の向きに最大角度回転させる)よう、指示部47が指示を出す。ユーザは、その指示に従って手動で蓋21を動かすことにより、受電コイル9を送電装置7すなわち送電コイル8に対向させることができる。また、位置bに示すテレビ装置1を部屋の隅に寄せて床に置いたケースでは、蓋21の後端を高く傾ける(水平軸回り正の向きに回転させる)とともにスタンドカバー20を図2(A)の反時計回りに回転させるよう、指示部47が指示を出す。ユーザは、その指示に従って手動で蓋21及びスタンドカバー20を動かすことにより、受電コイル9を送電装置7すなわち送電コイル8に対向させることができる。このように、実施例2に係るテレビ装置1によれば、テレビ装置1と送電装置7との位置関係に応じて、送電コイル8と受電コイル9とを対向させることができるようにユーザが手動により受電コイル9の垂直軸・水平軸回りの傾きを調整することができる。従って、テレビ装置1の位置が変化した場合においても、給電効率の低下を抑えることができる。
With the configuration described above, for example, in the case where the
(変形例)
なお、上記各実施例は、ラックや床に載置され、表示部を下から支持する形態のテレビスタンドに本発明を適用した例であるが、本発明は壁に固定され、表示部を背面から支持するテレビスタンドにも適用できる。この場合、受電コイルが設けられるスタンド部は壁面と略平行になる。受電コイルを壁面に平行な軸及び壁面に垂直な軸の回りに所定角度回転可能に構成することもできる。送電装置はテレビスタンドが固定される壁面に対向する側の壁面や床、天井等に設置すると良い。また、本発明は、天井に固定され、表示部を上から吊り下げて支持するテレビスタンドにも適用できる。この場合、受電コイルが設けられるスタンド部は天井面と略平行になる。受電コイルを天井面に平行な軸及び壁面に垂直な軸の回りに所定角度回転可能に構成することもできる。送電装置は床や壁面に設置すると良い。上記実施例では送電装置を固定してテレビ装置を部屋の中で移動させる状況を例示したが、テレビスタンドが壁掛け型や天吊り型の場合は、送電装置をその設置場所が移動可能なものとし、送電装置の位置に応じて受電コイルの角度を変化させるようにしても良い。上記実施例は、角度調整可能な受電コイルをスタンド部に備えたテレビ装置の例だが、角度調整可能なことはテレビ装置が磁界共鳴型の無線電力供給システムにより電力供給を受けることを実現するための必須要件ではない。また、本発明は、受電コイルを備えることを特徴とする、任意の画像表示装置を取り付けて保持することが可能な汎用のスタンド単体であっても良い。スタンドの受電コイルと画像表示装置の電源端子とを接続するケーブルは上記実施例のようにスタンド支柱内部を通す必要は必ずしもない。
(Modification)
In addition, although each said Example is an example which applied this invention to the television stand of the form which mounts on a rack or a floor and supports a display part from the bottom, this invention is fixed to a wall and a display part is back. It can also be applied to TV stands that are supported by In this case, the stand portion provided with the power receiving coil is substantially parallel to the wall surface. The power receiving coil can be configured to be rotatable by a predetermined angle around an axis parallel to the wall surface and an axis perpendicular to the wall surface. The power transmission device may be installed on a wall surface, a floor, a ceiling, or the like on the side facing the wall surface to which the television stand is fixed. The present invention can also be applied to a television stand that is fixed to the ceiling and supports the display unit by suspending it from above. In this case, the stand portion provided with the power receiving coil is substantially parallel to the ceiling surface. The power receiving coil can also be configured to be rotatable by a predetermined angle around an axis parallel to the ceiling surface and an axis perpendicular to the wall surface. The power transmission device should be installed on the floor or wall. In the above embodiment, the power transmission device is fixed and the television device is moved in the room. However, when the television stand is a wall-mounted type or a ceiling-suspended type, the installation location of the power transmission device is assumed to be movable. The angle of the power receiving coil may be changed according to the position of the power transmission device. The above embodiment is an example of a television apparatus provided with a power receiving coil capable of adjusting the angle in the stand portion. However, the angle adjustment is to realize that the television apparatus is supplied with power by a magnetic resonance type wireless power supply system. Is not an essential requirement. In addition, the present invention may be a general-purpose stand unit that is provided with a power receiving coil and can hold an arbitrary image display device. The cable for connecting the power receiving coil of the stand and the power supply terminal of the image display device does not necessarily have to pass through the inside of the stand column as in the above embodiment.
1:テレビ装置、2:表示部、3:スタンド部、9:受電コイル、25:ケーブル 1: TV device, 2: display unit, 3: stand unit, 9: power receiving coil, 25: cable
Claims (6)
前記表示部を支持するスタンド部と、
前記スタンド部に設けられ、外部の送電装置から発生し空間を無線伝播する磁界に共鳴して電力を発生する受電部と、
前記受電部が発生した電力を前記表示部に供給する供給部と、
を備えることを特徴とする画像表示装置。 A display for displaying an image;
A stand unit for supporting the display unit;
A power receiving unit that is provided in the stand unit and generates electric power by resonating with a magnetic field generated from an external power transmission device and wirelessly propagating through a space;
A supply unit for supplying power generated by the power receiving unit to the display unit;
An image display device comprising:
前記送電装置と前記受電部との相対位置を取得する取得部と、
前記取得部が取得する相対位置に基づいて、前記送電装置から前記受電部への給電効率が所定の基準以上となるように前記受電部を角度調整すべく前記駆動部を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。 A drive unit for driving the rotation mechanism unit;
An acquisition unit for acquiring a relative position between the power transmission device and the power reception unit;
Based on the relative position acquired by the acquisition unit, a control unit that controls the drive unit to adjust the angle of the power reception unit so that power supply efficiency from the power transmission device to the power reception unit is equal to or higher than a predetermined reference;
The image display apparatus according to claim 3, further comprising:
前記送電装置と前記受電部との相対位置を取得する取得部と、
前記取得部が取得する相対位置に基づいて、前記送電装置から前記受電部への給電効率を所定の基準以上とするために必要な前記受電部の角度調整をユーザに指示する指示部と、
を備えることを特徴とする請求項3に記載の画像表示装置。 The rotation mechanism unit can be manually rotated by a user,
An acquisition unit for acquiring a relative position between the power transmission device and the power reception unit;
Based on the relative position acquired by the acquisition unit, an instruction unit for instructing the user to adjust the angle of the power reception unit necessary to make the power supply efficiency from the power transmission device to the power reception unit equal to or higher than a predetermined reference;
The image display apparatus according to claim 3, further comprising:
画像表示装置を設置する面に載置又は固定される基部と、
前記基部に固定され画像表示装置を支持可能な支持部と、
前記基部に設けられ外部の送電装置から発生し空間を無線伝播する磁界に共鳴して電力を発生させる受電部と、
前記受電部が発生した電力を画像表示装置に供給可能な供給部と、
を備えることを特徴とするスタンド。 A stand for holding an image display device,
A base mounted or fixed on the surface on which the image display device is installed;
A support portion fixed to the base portion and capable of supporting the image display device;
A power receiving unit that is provided in the base and generates power by resonating with a magnetic field that is generated from an external power transmission device and wirelessly propagates through a space;
A supply unit capable of supplying the power generated by the power reception unit to the image display device;
A stand characterized by comprising.
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- 2009-12-28 JP JP2009297858A patent/JP2011139589A/en not_active Withdrawn
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