JP2011137734A - 皮膚外用剤の塗布状態確認方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】紫外線吸収剤を配合した皮膚外用剤の塗布状態を肉眼で簡便に確認する方法を提供する。
【解決手段】ブラックライトを光源とした350乃至380nmに波長のピークを有する紫外線(A)と、該紫外線を照射したとき紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤の塗布部の有無に対応して蛍光(f)を発光する目視対象体と、ブラックライトと目視対象体が配置される暗室空間とからなり、暗室空間内において目視対象体に該紫外線(A)を照射し、蛍光の発光状態により目視対象体における紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を配合した皮膚外用剤(C)の塗布状態を確認する。
【選択図】図1
【解決手段】ブラックライトを光源とした350乃至380nmに波長のピークを有する紫外線(A)と、該紫外線を照射したとき紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤の塗布部の有無に対応して蛍光(f)を発光する目視対象体と、ブラックライトと目視対象体が配置される暗室空間とからなり、暗室空間内において目視対象体に該紫外線(A)を照射し、蛍光の発光状態により目視対象体における紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を配合した皮膚外用剤(C)の塗布状態を確認する。
【選択図】図1
Description
この発明は、通常、肉眼では見ることが出来ないサンスクリーンやファンデーションなどの化粧料をはじめとする皮膚外用剤の塗布状態を、所定の波長にピークを有するブラックライトを光源とした紫外線を照射し、皮膚から発せられる蛍光を観察することにより、肉眼で皮膚外用剤の塗布状態を確認する方法に関する。
サンスクリーンやファンデーションなどの化粧料をはじめとする皮膚外用剤は、紫外線による肌の日焼けを防止するが、この効果を十分発揮するためには、所定量の皮膚外用剤が皮膚上に均一に塗布されていることが重要である。
一方、上記の皮膚外用剤は、皮膚に塗布した後は、自然な仕上がりとなることが要求されるために、塗布した部分と塗布しない部分とが目視では識別することが出来ない程度に透明性が高められている。従って、均一に塗布されていることを目視によって判断することは、きわめて困難である。
従来技術にも紫外線を照射してサンスクリーン化粧料の塗布状態を観察する方法はあるが、これは、化粧料を塗布した皮膚に紫外線を照射し、紫外線を照射している皮膚を紫外線カットフィルターを用いたカメラによって撮影し、皮膚からの蛍光を画像によって判定するものである。従って、この方法は所定の機材が必要であると共に、紫外線照射による皮膚への安全性は考慮しないものであった。
本発明は、紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を配合した皮膚外用剤の塗布状態を肉眼で簡便に確認する方法を提供することを目的とする。
従来技術のようにカメラで撮影する場合は、紫外線カットフィルターが必要である。これは、カメラ撮影用フィルムやデジタルカメラの受光部は紫外線であってもこれを感受し、感光する現象が生じるためである。従って、紫外線カットフィルターを取り除くと、測定対象である皮膚からの蛍光を反射紫外線によって認識できないか、または、周辺部分とのコントラストが不鮮明となり塗布状態の確認が困難となるおそれがある。
一方、目視で観察する場合には、肉眼では紫外線を認識することはないため、反射紫外線があったとしても、皮膚からの蛍光を見ることは可能である。しかし、反射紫外線が眼球に入射することは危険性が伴う。従って、紫外線は、紫外線の中でも反射が少なく、しかもエネルギーの低い長波長の紫外線を選定する必要がある。
以上から、波長の長い紫外線を発する光源を選定する必要があるが、波長の長い紫外線を発する光源は概して可視光を含むことがある。紫外線の中に可視光が含まれると、皮膚から発せられる蛍光が打ち消され、目視が出来なくなる。したがって、これらの条件を満足する光源を選定する必要がある。
また、皮膚の炎症を考慮し、肌への安全性が高い光源を使用する必要がある。
一般に紫外線は、波長320nmを境として、短波長の紫外線B波(UVB)と長波長の紫外線A波(UVA)に分けることが出来るが、紫外線B波はエネルギーが高く、皮膚に炎症を引き起こす要因にもなることから、紫外線A波のみを照射して行う評価方法である必要がある。
一般に紫外線は、波長320nmを境として、短波長の紫外線B波(UVB)と長波長の紫外線A波(UVA)に分けることが出来るが、紫外線B波はエネルギーが高く、皮膚に炎症を引き起こす要因にもなることから、紫外線A波のみを照射して行う評価方法である必要がある。
紫外線吸収剤は、上記の条件を満たす紫外線を吸収するものであるとともに、皮膚に対する安全性を考慮し、サンスクリーンやファンデーション等の紫外線防止効果のある化粧料に配合されるものの中から選定することが好ましい。
第1の発明は、ブラックライトを光源とした350乃至380nmに波長のピークを有する紫外線と、該紫外線を照射したとき紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤の塗布部の有無に対応して蛍光を発光する目視対象体と、ブラックライトと目視対象体が配置される暗室空間とからなり、暗室空間内において目視対象体に該紫外線を照射し、蛍光の発光状態により目視対象体における紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を配合した皮膚外用剤の塗布状態を確認することを特徴とする皮膚外用剤の塗布状態確認方法である。
第2の発明は、紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤として、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、ベンゾフェノン−3、ビス−エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、メチレンビス−ベンゾトリアゾリル−テトラメチルブチルフェノール、2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸n−ヘキシル、酸化亜鉛、酸化チタンから少なくも1種を選択し皮膚外用剤に配合したことを特徴とする皮膚外用剤の塗布状態確認方法である。
第3の発明は、目視対象体表面の紫外線のエネルギー強度を0.1〜2mW/cm2としたことを特徴とする皮膚外用剤の塗布状態確認方法である。
本発明に係る確認方法によれば、紫外線吸収剤を配合した皮膚外用剤の塗布状態を肉眼で簡便に確認することが可能となり、必要に応じて、再塗布の判断にも活用することが出来る。
また、本発明によれば皮膚をはじめとする被目視対象体への紫外線によるダメージを低減することが出来る。
紫外線吸収剤は広く皮膚外用剤に使用される安全性の高いものの中から選定したため、あらゆる処方における皮膚外用剤の塗布様態を確認することが出来る。
本発明による確認方法は、皮膚外用剤を塗布した状態と洗浄剤によって洗浄した後の状態とを比較することによって、洗浄剤の洗浄効果の確認方法としても応用することが出来る。
特に、本発明では、肉眼で簡便に上記の評価が出来ることから、化粧料や洗浄剤の店頭でのデモンストレーションや商品説明に使用することが出来る。
紫外線が真皮まで到達すると、真皮を構成するコラーゲンやエラスチンは、蛍光を発する。これは、コラーゲンやエラスチンには、紫外線を照射されると蛍光を発するという性質があるためである。図1に示すように、紫外線(A)が皮膚に照射されると、皮膚からは反射紫外線(A’)とともに蛍光(f)が発せられる。この蛍光(f)は暗室空間において肉眼で認識することができる。一方、皮膚に紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を配合した皮膚外用剤(C)を塗布した場合は、紫外線(A)は紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤に吸収又は散乱され、皮膚に到達しないため皮膚からの蛍光は発せられない。
本発明は、蛍光の有無によって、目視対象体に紫外線吸収剤が存在するか否かを判断し、肉眼では見ることが出来ない皮膚外用剤の皮膚上での塗布状態を確認するものである。
紫外線の光源は、ブラックライトであり波長のピークが350乃至380nm、好ましくは365nmに存在するものを使用する。実施例では、東芝社製SUV−1型のブラックライトを使用し、365nmに波長ピークを有する紫外線を照射した。この紫外線は、長波長に属する紫外線であり安全性の高いものである。
また、ブラックライトと皮膚との距離を調節し、皮膚に刺激の少ない距離で観測することが望ましい。具体的には、被目視対象表面のエネルギー強度を0.1〜2mW/cm2とすることで一般的な皮膚への安全性を確保でき、また、本発明の実施も可能であることを確認した。尚、夏の日差しは、約5〜6mW/cm2であり、冬の日差しは、約2mW/cm2である。
ここで、320nmに波長を有するSEランプ(東芝社製)による紫外線照射を検討したが、SEランプには、可視光線が含まれており、微弱な蛍光を目視で観察する本発明においては、可視光による反射が眼球に入射するため、蛍光を認識することが困難となり、皮膚外用剤の塗布状態の確認には不適であった。尚、本実施例において使用したブラックライトによる紫外線の波長特性を図2に示す。
紫外線吸収剤は、ブラックライトを光源とした紫外線を吸収するものであることが必要があるが、紫外線を吸収するものであっても、紫外線照射による励起状態から基底状態に戻る際のエネルギーの放出過程において蛍光を発するものは不適である。皮膚から発せられる蛍光を区別できず、塗布状態を確認することが出来ないためである。
本発明で使用される紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤は、これらを皮膚に塗布し、ブラックライトを光源とした紫外線を照射した場合、紫外線を吸収又は散乱し、皮膚からの蛍光が無いことが必要である。
実験は、各種紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を油分に溶解又は分散し、これを試料として図3に示すように皮膚表面に塗布し、これに上記紫外線を照射した。
表1は、暗室空間内において皮膚からの蛍光の有無について肉眼で評価を行い、紫外線吸収剤として配合可能なものか否かを判断した結果である。
ベンゾフェノン−3(実施例1)、2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸n−ヘキシル(実施例2)、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン(実施例3)、ビス−エチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン(実施例4)、メチレンビス−ベンゾトリアゾリル−テトラメチルブチルフェノール(実施例5)、酸化亜鉛(実施例6)、酸化チタン(実施例7)は皮膚からの蛍光が無いことが確認され、本発明による確認方法に適した紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤であることがわかった。
また、フェニルベンゾイミダゾールスルホン酸(比較例1)、フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム(比較例7)は、発光が観察された。これは、紫外線の吸収によりエネルギー状態が励起し、基底状態に戻る際に発せられる蛍光であると考えられる。
一般には、長波長の紫外線(UVA)の吸収に適するとされるフェニルベンゾイミダゾールスルホン酸(比較例1)、フェニルジベンゾイミダゾールテトラスルホン酸二ナトリウム(比較例7)であるが、皮膚からの蛍光と区別できないため、本発明の実施には不適である。
また、メトキシケイ皮酸エチルヘキシル(比較例2)、オクトクリレン(比較例3)、ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン(比較例4)、4’−メトキシベンザルマロン酸ジネオペンチル(比較例5)、エチルヘキシルトリアゾン(比較例6)は、皮膚からの蛍光が確認され、ブラックライトを光源とした紫外線に対しては吸収効果が無く、本発明の確認方法には不適であることがわかった。
図4は、上記実験の写真撮影の結果であるが、前述の通り、カメラは紫外線であっても感光するため、反射紫外線により蛍光が打ち消されてしまう。このため、紫外線カットフィルターを取り付けて写真撮影を行ったが、一部の反射紫外線はフィルターを透過し感光した。このため、実際の肉眼による確認結果に比べ、コントラストが弱く表示されている。
上記の実験は、すべて皮膚外用剤を皮膚に塗布して、これに紫外線を照射して行っているが、紫外線を照射して蛍光を発する基板を皮膚の代わりに用いても良く、例えば紫外線照射により蛍光が発せられる人工皮膚を使用しても良い。
1,2,3 試料
4 皮膚
4 皮膚
Claims (3)
- ブラックライトを光源とした350乃至380nmに波長のピークを有する紫外線と、該紫外線を照射したとき紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤の塗布部の有無に対応して蛍光を発光する目視対象体と、ブラックライトと目視対象体が配置される暗室空間とからなり、暗室空間内において目視対象体に該紫外線を照射し、蛍光の発光状態により目視対象体における紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤を配合した皮膚外用剤の塗布状態を確認することを特徴とする皮膚外用剤の塗布状態確認方法。
- 紫外線吸収剤又は紫外線散乱剤として、4−tert−ブチルジベンゾイルメタン、ベンゾフェノン−3、ビスーエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン、メチレンビス−ベンゾトリアゾリル−テトラメチルブチルフェノール、2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)安息香酸n−ヘキシル、酸化亜鉛、酸化チタンから少なくも1種を選択し皮膚外用剤に配合したことを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤の塗布状態確認方法。
- 目視対象体表面の紫外線のエネルギー強度を0.1〜2mW/cm2としたことを特徴とする請求項1に記載の皮膚外用剤の塗布状態確認方法。
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JP2009298090A JP2011137734A (ja) | 2009-12-28 | 2009-12-28 | 皮膚外用剤の塗布状態確認方法 |
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JP2019100741A (ja) * | 2017-11-29 | 2019-06-24 | ロレアル | コーティング剤の特性を判定する方法およびデバイス |
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