JP2011131074A - 食品液体抽出器 - Google Patents

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上 豊 村
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Abstract


【課題】
本発明は、簡易な構成にして、柑橘類の果汁を確実に抽出することができ、ひいては食品液体全般にも適用可能な食品液体抽出器の提供を課題とする。
【解決手段】
本発明は、液体を受ける上面開口の側面部11と底部12からなるカップ部1と、該カップ部1の側面部11に設けられた取手部2とを備え、前記カップ部1には、底部12の中央部から径方向に延びる態様の複数の切り欠き部3が形成されていることを、特徴とする。これによればカップ部1には底部12の中央部から径方向に延びる形態の複数の切り欠き部3が形成されているため、柑橘類Lを本抽出器上で搾ることにより種や繊維が本抽出器の底部に蓄積した場合でも、径方向に延びる切り欠き部3の上部より果汁がカップ部1の外に流出し得るため、柑橘類の果汁のみを効率的に抽出することができる。
【選択図】 図1

Description

果汁や卵の白身などの食品液体を抽出するための食品液体抽出器に関する。
従来より、すだち、かぼす、ゆずなどの柑橘類は日本料理などに愛用されているものである。例えば、これら柑橘類を複数にカットし、手で摘むようにして搾り、焼き魚、フライ、茶碗蒸し、おひたし、漬け物、刺身などに果汁をかけて食される。
このとき柑橘類を単に手で搾った場合、柑橘類の果汁とともに種や繊維も料理に落ちてしまうという難点があった。
ところで、従来、柑橘類の果汁を搾るための果実搾り器なるものが知られている。例えば、特許文献1には、シリンダー7内でピストン4を往復運動させて果汁を搾り取る装置を改良したもので、シリンダー7の底部には、非押圧状態では垂直の姿勢を保持し、かつ、押圧されると垂直姿勢から水平姿勢に傾動自在な逆止レバー9を配設し、ピストン4の先端には、果実を引き戻す引戻凸起10を設け、後退したピストン4と逆止レバー9との間に果実を供給し、果汁を搾った果実 の後退を逆止レバー9で阻止して、逆止レバー9の前方でシリンダー7から落下させるように構成している果実搾り器がある(特許文献1参照)。
ところが、これらの果実搾り器は、主に果実を丸ごと搾るためのものであり、器具が大きく、構成も複雑なものとなる。このため、特にすだち、かぼす、ゆずなどの比較的小さめの柑橘類を搾るのには適したものではなかった。
そこで、従来、図9に示すように、果実の汁を受け取るカップ部101と該カップ部101に設けられた取手部102とからなり、該カップ部101の底部に複数の孔部101aが形成された簡易な果実搾り用器具100が知られている。
これによると料理の上に果実搾り用器具100を配置して、その上からカットしたレモンやスダチを手で搾り取ると、レモンやスダチの汁や種が果実搾り用器具100で受けられ、カップ部101の孔部101aから種や繊維を残しながら果汁だけを抽出することができる。
特開平06−121661号公報
しかしながら、この果実搾り用器具100はカップ部101の底部に単に複数の孔部101aを設けただけの構成であるため、果実の種や繊維により目詰まりを起こして、果汁を抽出しくくなるという問題があった。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、簡易な構成にして、柑橘類の果汁を確実に抽出することができ、ひいては食品液体全般にも適用可能な食品液体抽出器の提供を課題とする。
本発明は、上記課題を解決するために、本出願人が柑橘類を搾った際に果汁を効率的に抽出するように開発を重ね、最終的には食品液体全般にも使用できる食品液体抽出器を発明したものである。
すなわち、本発明は、液体を受ける上面開口の側面部と底部からなるカップ部と、該カップ部の側面部に設けられた取手部とを備え、前記カップ部には、底部の中央部から径方向に延びる態様の複数の切り欠き部が形成されていることを特徴とする。
これによれば前記カップ部は底部の中央部から径方向に延びる態様の複数の切り欠き部が形成されているため、柑橘類を本抽出器上で搾ることにより種や繊維が本抽出器の底部に蓄積した場合でも、径方向に延びる切り欠き部の上部より果汁がカップ部の外に流出し得るため、柑橘類の果汁のみを効率的に抽出することがきる。
また、前記切り欠き部は、前記底部の中央部から互いに同角度で径方向に延びる態様の4本の切り欠き部からなり、平面視十字状に形成されているのが好ましい。これによれば柑橘類の果汁のみを本抽出器の4方向から抽出することができるとともに、本抽出器の強度も十分維持することができ、また簡単に製造することができる。
また、前記切り欠き部は、前記カップ部の側面部の高さの1/2以上であるのが好ましい。これによれば柑橘類の種や繊維類が本抽出器の底部に多く蓄積された場合でも、柑橘類の果汁のみを効率的に抽出することができる。
また、前記カップ部は、全体形状が逆円錐状に形成されているのが好ましい。これによれば切り欠き部から流出した果汁が本抽出器の側面部を伝って底部までいき、該底部からまとめて滴り落ちることができ、料理や飲料に対してピンポイントで果汁をかけることが可能となる。
また、前記カップ部は、上面開口の周縁部に差込孔が穿設され、該差込孔に棒片の端部が差し込み可能なものとなされていてもよい。これによれば取手部と側面部の差込孔に差し込んだ棒片とを容器の周縁部に掛けることにより、本抽出器を持つことなく柑橘類の果汁を抽出することができ便利である。
また、前記カップ部は、側面部に周方向に延びる態様の第2の切り欠き部が形成されていてもよい。これによれば第2の切り欠き部からも柑橘類の果汁を抽出することができる。
本発明によれば、前記カップ部には底部の中央部から径方向に延びる態様の複数の切り欠き部が形成されているため、柑橘類を本抽出器上で搾ることにより種や繊維が本抽出器の底部に蓄積した場合でも、径方向に延びる切り欠き部の上部より果汁が容器外に流出し得るため、柑橘類の果汁のみを効率的に抽出することがきる。
また、本抽出器を卵の黄身取り(または白身取り)にも使用することもできる。すなわち、卵を割って卵の黄身と白身を本抽出器のカップ部内に落とすと、卵の白身のみが切り欠き部から流出して抽出し得るため、卵の黄身のみをカップ部内に残すことができる。
また、カップ部と取手部からなる簡易な構造であるため、使用後においても簡単に洗うことができる。
また、簡易な構造であるために製造コストも低く抑えることができ、単独としても安価に販売することもできるし、また柑橘類等の食品のノベルティ商品として抱き合わせで販売することもできる。
[実施形態1]
次に本発明の一実施形態に係る食品液体抽出器(以下、本抽出器という)ついて図1〜4を参照しつつ説明する。なお、本実施形態では、主に柑橘類(L)の果汁を抽出するものに適用した場合について説明する。
は本抽出器の側面図、図2は本抽出器の平面図、図3は本抽出器の縦断面図、図4は本抽出器の使用状態を示す斜視図である。
本抽出器は、図1〜図3に示すように、柑橘類(L)の果汁を受けるカップ部(1)と、該カップ部(1)に設けられた取手部(2)とを備えたプラスチックの成型品である。 前記カップ部(1)は、テーパ状の側面部(11)と該側面部(11)の下部に位置する底部(12)とからなり、全体として上面開口の円錐状に形成されている。カップ部(1)の寸法は、上面開口部の直径が約40mm、高さが約40mmと比較的に小型なものとなっている。
そして、前記カップ部(1)には4本の切り欠き部(3)が形成され、底部(12)の中央部から互いに同角度で径方向に延びている。切り欠き部(3)の寸法は、長さが側面部(11)の高さの1/2以上の約30mm、幅が約2mmになっている。このように幅を2mmとしているのは、主にすだち、かぼす、ゆずなどの小型の柑橘類(L)の種(T)を確実に堰き止めるためである。
また、切り欠き部(3)を4本としたのは、1〜3本であると果汁を抽出するスピードが遅くなるおそれがあり、逆に5本以上であるとカップの強度が低くなるおそれがあるからであり、4本とすることにより強度を維持しながら果汁の抽出スピードを向上させることができる。また切り欠き部(3)を4本とすることにより、カップ部(1)に切り欠き部(3)を形成するに際して平面視十字状にするために形成しやすくなるというメリットもある。
前記取手部(2)は、長さが約65mm、幅が約8mm程に形成され、人が手に持ちやすい程度の大きさとなっている。
前記カップ部(1)および取手部(2)は、一体的に成形された合成樹脂製からなり、コストを低く抑えるとともに、軽量化も同時に図っている。
而して、本抽出器の使用に際しては、図4に示すように、まず片手で本抽出器を持ち、所定の料理や飲料の上方で水平状態を維持する。そして、もう片手で柑橘類(L)を持ち、本抽出器の上方まで持って行く。
そして、柑橘類(L)を摘むようにして搾ると、柑橘類(L)の果汁、種(T)および繊維が本抽出器のカップ部(1)内で受けられる。
このとき柑橘類(L)の種(T)および繊維はカップ部(1)内の底部(12)に蓄積するが、果汁のみが切り欠き部(3)から流出することができる。仮に底部(12)付近の切り欠き部(3)において種(T)や繊維により目詰まりを起こしても、切り欠き部(3)は径方向に延びているために切り欠き部(3)の上部から果汁のみが流出することができる。
特に本実施形態ではカップ部(1)が逆円錐状に形成されているため、図3に示すように、切り欠き部(3)から流出した果汁が本抽出器の側面部(11)を伝って底部(12)までいき、該底部(12)からまとめて滴り落ちることができ、料理や飲料に対してピンポイントで果汁をかけることが可能となる。
[実施形態2]
次に本発明の第2の実施形態に係る本抽出器について図5を参照しつつ説明する。
本抽出器は、実施形態1に示したものと基本的構成が同一であるので、同一符号を付して、その説明を省略する。
本抽出器は、上面開口の周縁部に差込孔(4)が穿設され、該差込孔(4)に爪楊枝などの棒片(B)の端部が差し込み可能なものとなされている。これにより、図5に示すように、取手部(2)と側面部(11)の差込孔(4)に差し込んだ棒片(B)を容器(G)の周縁部に掛けることにより、本抽出器を持つことなく柑橘類(L)の果汁を抽出することができ便利である。
[実施形態3]
次に本発明の第3の実施形態に係る本抽出器について図6、7を参照しつつ説明する。
本抽出器は、実施形態1に示したものと基本的構成が同一であるので、同一符号を付して、その説明を省略する。
本抽出器は、側面部(11)に周方向に延びる態様の2個の第2の切り欠き部(5)が対向するようにして形成されている。これにより切り欠き部(3)に加えて、第2の切り欠き部(5)からも柑橘類(L)の果汁を抽出することができる。
なお、いずれの実施形態についても柑橘類(L)の果汁を抽出する場合について説明したが、柑橘類(L)の果汁に限定されるものではなく、食品から出る液体すべてに使用することができる。
例えば、図8は、本抽出器を卵の黄身取り(又は白身取り)に適用した場合のものである。これにより卵を割って卵の黄身(E)と白身を本抽出器のカップ部(1)内に落とすと、卵の白身のみが切り欠き部(3)から流出して抽出し得るため(図8の矢印)、卵の黄身(E)のみをカップ部(1)内に残すことができる。
また、本抽出器の形状、材質、寸法は上述のものに限定されるものではなく、食品に応じて種々に設計変更が可能である。
また、本抽出器はプラスチックの成型品としたが、プラスチック紙の型で打ち抜きしたものであってもよい。これによれば本抽出器を低コストで簡単に製造することができ、使い捨て用として使用することができる。
本発明の第1の実施形態に係る抽出器の側面図である。 図1の抽出器の平面図である。 図1の抽出器の縦断面図である。 図1の抽出器の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る抽出器の使用状態を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る抽出器の側面図である。 図6の抽出器の平面図である。 本抽出器を卵の黄身取りに使用した状態を示す縦断面図である。 従来の果実搾り用器具を示す斜視図である。
1・・・カップ部
11・・・側面部
12・・・底部
2・・・取手部
3・・・切り欠き部
4・・・差込孔
5・・・第2の切り欠き部































Claims (6)

  1. 液体を受ける上面開口の側面部と底部からなるカップ部と、該カップ部の側面部に設けられた取手部とを備え、前記カップ部は、底部の中央部から径方向に延びる態様の複数の切り欠き部が形成されていることを特徴とする食品液体注出器。
  2. 前記切り欠き部は、前記底部の中央部から互いに同角度で径方向に延びる態様の4本の切り欠き部からなり、平面視十字状に形成されている請求項1に記載の食品液体抽出器。
  3. 前記切り欠き部は、前記カップ部の側面部の高さの1/2以上である請求項1または請求項2に記載の食品液体抽出器。
  4. 前記カップ部は、全体形状が逆円錐状に形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の食品液体抽出器。
  5. 前記カップ部は、上面開口の周縁部に差込孔が穿設され、該差込孔に棒状の端部が差し込み可能なものとなされている請求項1から請求項4のいずれかに記載の食品液体抽出器。
  6. 前記カップ部は、側面部に周方向に延びる態様の第2の切り欠き部が形成されている請求項1から請求項5のいずれかに記載の食品液体抽出器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104955362A (zh) * 2013-12-05 2015-09-30 株式会社雷片贩卖 果汁榨汁器

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