JP2011124977A5 - - Google Patents

Description

上記目的を達成するため、本発明では、時分割多重通信方式により基地局装置と端末局装置が無線により通信する無線通信システムにおいて、次のような構成とした。
すなわち、前記端末局装置は、複数の無線機を備える。また、前記端末局装置側では、前記端末局装置の外部又は内部に備えられた制御手段が、前記端末局装置に備えられた複数の無線機の各々により前記時分割多重通信方式で割り当てられたチャネルを使用して前記基地局装置と通信する処理を制御する。
従って、端末局装置により同時に複数の通信を行うことが可能となる。
なお、前記複数の無線機には同一の識別情報が設定されており、前記制御手段は、前記複数の無線機のうちの少なくとも１つは制御用とし、他は通信用として制御することが好ましい。
また、前記制御手段は、前記複数の無線機と前記基地局装置との間で制御チャネルでの呼接続情報のやり取りが同時に発生しないように制御し、同一の識別番号が設定された前記複数の無線機により別の通信を通信チャネルで行うことが好ましい。
さらに、前記制御手段は、前記複数の無線機のうちの少なくとも１つは一斉通信用の通信チャネルを使用して前記基地局装置と通信するものに割り当てることが好ましい。

Claims (4)

1. 時分割多重通信方式により基地局装置と端末局装置が無線により通信する無線通信システムにおいて、
   前記端末局装置は、複数の無線機を備え、
   前記端末局装置側では、前記端末局装置の外部又は内部に、前記端末局装置に備えられた複数の無線機の各々により前記時分割多重通信方式で割り当てられたチャネルを使用して前記基地局装置と通信する処理を制御する制御手段を備えた、
   ことを特徴とする無線通信システム。
2. 前記複数の無線機には同一の識別情報が設定されており、
   前記制御手段は、前記複数の無線機のうちの少なくとも１つは制御用とし、他は通信用として制御することを特徴とする、請求項１記載の無線通信システム。
3. 前記制御手段は、前記複数の無線機と前記基地局装置との間で制御チャネルでの呼接続情報のやり取りが同時に発生しないように制御し、同一の識別番号が設定された前記複数の無線機により別の通信を通信チャネルで行うことを特徴とする、請求項２記載の無線通信システム。
4. 前記制御手段は、前記複数の無線機のうちの少なくとも１つは一斉通信用の通信チャネルを使用して前記基地局装置と通信するものに割り当てることを特徴とする、請求項２または請求項３記載の無線通信システム。