JP2011120055A - Data processing apparatus, and data receiving apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、データ処理装置、受信装置に関する。 The present invention relates to a data processing device and a receiving device.
ラジオの放送信号に放送局や曲名等に関するデータを多重して配信するシステムが実用化されている。このようなシステムとしては、例えば、欧州におけるRDS(Radio Data System)や米国におけるRBDS(Radio Broadcasting Data System)が知られている。 A system that multiplexes and distributes data related to broadcasting stations, song titles, and the like on radio broadcast signals has been put into practical use. As such a system, for example, RDS (Radio Data System) in Europe and RBDS (Radio Broadcasting Data System) in the United States are known.
図7は、RDSの放送信号を受信するRDS受信装置200の一例である。チューナ211のフロントエンド回路(FE)250は、アンテナ210で受信された信号のうち、マイコン214が指定した放送局の放送信号を選択し、中間周波数のIF信号に変換する。IFアンプ251はIF信号を増幅し、検波回路252は増幅されたIF信号をFM検波して検波信号を出力する。再生回路253は、検波信号から音声信号を生成してスピーカ212で音声信号を再生する。
FIG. 7 is an example of an
Sメータ回路260は、IF信号に基づいて、IF信号の受信電界強度を示す信号SDCと、IF信号の変動成分の信号である信号SACとを生成する。クオリティセンサ回路(Qセンサ)261は、信号SACに基づいて、所望のチャネルの隣接妨害やマルチパスノイズ等の有無を検出し、検出結果を示す信号SQを出力する。IFカウンタ262は、所望のチャネルの隣接妨害を検出すべく、IF信号の周波数をカウントする。
RDS復調回路213は、検波信号からRDS信号を復調する。マイコン214は、RDS信号をデコードし、現在指定されている放送局と同一の番組を放送している代替局の情報等を取得する。また、マイコン214は、信号SDC、信号SQ、IFカウンタ262のカウント値に基づいて、指定された放送局の受信状況を確認する。そして、マイコン214は、指定された放送局の受信状況が悪化すると、例えばRDS受信装置200に代替局の受信状況を確認させるための代替局サーチを開始する(例えば、特許文献1)。
The
前述のマイコン214は、代替局サーチを開始するか否かを、例えば、受信電界強度を示す信号SDCのレベルが所定レベル以下になる回数や、隣接妨害やマルチパスノイズ等があることを示す信号SQが出力される回数等に基づいて判定する。このため、例えば、クオリティセンサ回路261には、精度よくマルチパスノイズ等を検出することが求められる。
The
ここで、クオリティセンサ回路261の一例を、図8を参照しつつ説明する。クオリティセンサ回路261は、例えば、ハイパスフィルタ(HPF)270、整流回路271、ローパスフィルタ(LPF)272、及び判定回路273を含んで構成される。ハイパスフィルタ270は、信号SACに含まれるマルチパスノイズ等を抽出すべく、信号SACの高周波成分を通過させる。整流回路271は、ハイパスフィルタ270で抽出されたマルチパスノイズ等を整流する。ローパスフィルタ(LPF)272は、整流されたマルチパスノイズ等を積分することにより、マルチパスノイズ等のレベルに応じた直流電圧を生成する。判定回路273は、ローパスフィルタ272の直流電圧を、所定レベルの電圧と比較することにより、マルチパスノイズ等が生じているか否かを判定する。具体的には、ローパスフィルタ272の直流電圧が所定レベルの電圧より高い場合、判定回路273は、マルチパスノイズ等が有ることを示す信号SQを出力する。
Here, an example of the
このように、クオリティセンサ回路261では、ローパスフィルタ272でマルチパスノイズ等を積分した後にマルチパスノイズ等の有無の判定をしている。このため、マルチパスノイズ等のうち、特に周波数成分の高いノイズを検出できないことがある。したがって、RDS受信装置200では、マルチパスノイズ等が生じて音声信号が悪化している場合であっても、代替局サーチが開始されないことがある。
As described above, the
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、受信状況が悪化した場合に確実に代替局サーチを実行させることができるデータ処理装置を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a data processing apparatus that can reliably execute an alternative station search when a reception situation deteriorates.
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係るデータ処理装置は、放送局からの放送信号を受信する受信機から出力される、前記放送信号に関する情報を示す情報データと前記情報データの誤り検出を行うための誤り検出データとに基づいて、前記情報データの誤り検出を行う誤り検出部と、前記受信機から出力される前記受信機の受信状況を示す受信情報を取得する取得部と、前記誤り検出部の検出結果と前記放送局の代替局を示す代替局データとに基づいて、前記取得部が前記代替局における前記受信情報を取得できるよう前記受信機を制御する制御部と、を備える。 In order to achieve the above object, a data processing apparatus according to one aspect of the present invention provides information data indicating information related to a broadcast signal, which is output from a receiver that receives a broadcast signal from a broadcast station, and the information data. Based on error detection data for performing error detection, an error detection unit that performs error detection of the information data, and an acquisition unit that acquires reception information indicating the reception status of the receiver that is output from the receiver; A control unit that controls the receiver so that the acquisition unit can acquire the reception information in the alternative station based on the detection result of the error detection unit and alternative station data indicating the alternative station of the broadcast station; Is provided.
受信状況が悪化した場合に確実に代替局サーチを実行させることができるデータ処理装置を提供することができる。 It is possible to provide a data processing device capable of surely executing an alternative station search when reception conditions deteriorate.
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。 At least the following matters will become apparent from the description of this specification and the accompanying drawings.
図1は、本発明の一実施形態であるRDS受信装置10の構成を示す図である。RDS受信装置は、RDSの放送信号を受信して再生可能なラジオ受信装置であり、アンテナ20、チューナ21、スピーカ22、RDS復調回路23、及びマイコン24を含んで構成される。また、本実施形態のRDS受信装置10は、カーステレオ(不図示)に設けられていることとする。なお、チューナ21、RDS復調回路23が受信機に相当し、チューナ21、RDS復調回路23、及びマイコン25が受信装置に相当する。
FIG. 1 is a diagram showing a configuration of an
チューナ21は、フロントエンド回路(FE)30、IFアンプ31、検波回路32、再生回路33、PLL(Phase Locked Loop)34、Sメータ回路40、クオリティセンサ回路(Qセンサ)41、及びIFカウンタ42を含んで構成される。
The
フロントエンド回路30は、アンテナ20で受信する放送信号を、PLL34から出力される発振信号でダウンコンバートして中間周波数のIF信号を生成する。なお、IF信号の周波数は、例えば10.7MHzである。
The front-
IFアンプ31はIF信号を増幅し、検波回路32は、増幅されたIF信号をFM検波し検波信号を出力する。
The
再生回路33は、検波信号に基づいて音声信号を生成するとともに、スピーカ22で音声信号を再生する。なお、再生回路33は、例えば代替局サーチの間には、マイコン24により音声信号がミュートされるよう制御される。また、再生回路33は、マイコン24の指示により、再生する音声信号のステレオ、モノラル等を変化させる。
The
PLL34は、マイコン24により指定された周波数の発振信号を生成する回路である。
The
Sメータ回路40は、IF信号に基づいて、IF信号の受信電界強度を示す信号SDCと、IF信号の変動成分の信号である信号SACとを生成する。なお、信号SDCは、いわゆるSメータDCであり、所望チャネルの受信電界強度が強くなると、信号SDCの電圧レベルは高くなる。また、信号SACは、いわゆるSメータACである。
クオリティセンサ回路41は、例えば信号SACに基づいて、所望のチャネルの隣接妨害やマルチパスノイズ等を検出する回路である。なお、音声信号、RDS信号は、IF信号や信号SACの夫々の中心周波数から59kHz(RDS信号の中心周波数57kHz+変調成分2kHz)程度までの帯域に含まれる。このため、例えば、信号SACの中心から60kHz以上の帯域に含まれる信号成分は、隣接妨害や、マルチパスノイズ等のノイズ成分である。クオリティセンサ回路41は、例えば、図2に示すように、ハイパスフィルタ(HPF)60、整流回路61、ローパスフィルタ(LPF)62、及び判定回路63を含んで構成される。
ハイパスフィルタ60は、信号SACに含まれるマルチパスノイズ等を抽出すべく、信号SACの高周波成分(例えば、60kHz以上)を通過させる。
High-
整流回路61は、ハイパスフィルタ61で抽出されたマルチパスノイズ等を整流する。
The
ローパスフィルタ(LPF)62は、整流されたマルチパスノイズ等を積分することにより、マルチパスノイズ等のレベルに応じた直流電圧を生成する。 The low-pass filter (LPF) 62 generates a DC voltage corresponding to the level of the multipath noise by integrating the rectified multipath noise and the like.
判定回路63は、ローパスフィルタ62の直流電圧を、所定レベルの電圧と比較することにより、マルチパスノイズ等が生じているか否かを判定する。具体的には、ローパスフィルタ62の直流電圧が所定レベルの電圧より高い場合、判定回路63は、マルチパスノイズ等が有ることを示す信号SQを出力する。一方、ローパスフィルタ62の直流電圧が所定レベルの電圧より低い場合、判定回路63は、マルチパスノイズ等が無いことを示す信号SQを出力する。なお、判定回路63は、例えば、所定レベルの電圧を生成する基準電圧回路(不図示)と、コンパレータ(不図示)とを含んで構成できる。
The
IFカウンタ42は、所望のチャネルの隣接妨害を検出すべく、IF信号の周波数をカウントする周波数カウンタである。IF信号の周波数は、例えば隣接妨害があると変化する。このため、IFカウンタ42が所定期間にカウントするカウント値は、隣接妨害の有無等により変化する。
The
RDS復調回路23は、検波信号からRDSデータを復調する。RDS復調回路23は、検波信号に含まれるRDS信号を抽出するフィルタ(不図示)と、フィルタからの出力をスライスしてデジタル化(矩形波化)するスライス回路(不図示)とを含んで構成される。なお、RDS復調回路23からの出力をRDSデータとする。
The
図3は、RDSデータのベースバンド符号構造を示す図である。RDSデータは104ビットからなるグループ単位で構成される。1グループは4つのブロックからなり、1ブロックは26ビットである。そのうち16ビットは情報ワード(情報データ)で残り10ビットは付加ワードである。情報ワードには、例えば、受信している番組に関する情報や、放送局の代替局の情報等の放送信号に関する情報が含まれている。また、付加ワードは、情報ワードの誤り検出/訂正符号のシンドローム計算により算出される検査ワード(誤り検出データ)と、ブロック識別のためのオフセットワードとの排他的論理和により生成される。なお、検査ワード及びオフセットワードはともに10ビットである。また、所定のオフセットワード(A,B,C,C’,D)は、例えば、A→B→C(C’)→Dの順にブロック1からブロック4に付加される。 FIG. 3 is a diagram illustrating a baseband code structure of RDS data. The RDS data is configured in groups of 104 bits. One group consists of four blocks, and one block is 26 bits. Of these, 16 bits are information words (information data) and the remaining 10 bits are additional words. The information word includes, for example, information relating to a broadcast signal such as information relating to a received program and information on alternative stations of the broadcast station. The additional word is generated by exclusive OR of a check word (error detection data) calculated by syndrome calculation of an error detection / correction code of an information word and an offset word for block identification. The inspection word and the offset word are both 10 bits. The predetermined offset word (A, B, C, C ′, D) is added to the block 1 to the block 4 in the order of A → B → C (C ′) → D, for example.
マイコン24(データ処理装置)は、RDS受信装置10の全体を統括制御する回路であり、ADコンバータ(ADC)50、ROM(Read Only Memory)51、RAM(Random Access Memory)52、及びマイコンコア53を含んで構成される。マイコン24は、ユーザが指定している放送局の受信状況を検出し、各種処理を実行する。具体的には、例えば、マイコン24は、指定された放送局の受信状況が悪化すると、代替局の受信状況を確認する代替局サーチを開始する。
The microcomputer 24 (data processing apparatus) is a circuit that performs overall control of the
ADコンバータ50は、入力される信号SDCの電圧レベルをデジタル値に変換する。ROM51は、例えば、マイコンコア53が実行するプログラムデータを記憶する。RAM52には、マイコンコア53が各種処理を実行する際のデータが記憶される。
マイコンコア53は、ROM51に記憶されるプログラムデータを実行することにより各種機能を実現する。
The
図4は、マイコンコア53がプログラムデータを実行することにより、マイコン24に実現される機能ブロックの構成を示す図である。
FIG. 4 is a diagram illustrating a configuration of functional blocks implemented in the
マイコン24は、シンドローム計算部80、オフセットワード検出部81、ブロック同期検出部82、復号部83、取得部84、判定部85、及びチューナ制御部86を実現する。なお、シンドローム計算部80、オフセットワード検出部81は、誤り検出部に相当し、復号部83、判定部85、及びチューナ制御部86は制御部に相当する。
The
シンドローム計算部80は、RDS復調回路23から順次入力されるRDSデータを26ビット取り込むと、先に入力された上位16ビットのデータのシンドローム計算を行う。
When the
オフセットワード検出部81は、シンドローム計算結果、つまり計算された検査ワードに対し、各オフセットワード(A〜D)の排他的論理和を演算する。そして、オフセットワード検出部81は、演算結果のいずれかが、取り込まれた26ビットの下位10ビットの付加ワードに一致するか否かを判定する。演算結果がいずれかの付加ワードに一致した場合、オフセットワードが検出されたことになる。また、オフセットワードが検出されない場合、シンドローム計算部80は、シンドローム計算部80が取り込んだ26ビットの次に入力される1ビットを取り込み、新たに取り込んだ26ビットのデータに対しシンドローム計算を再度実行する。このような処理が繰り返されるため、最終的にオフセットワードは検出される。
The offset
ブロック同期検出部82は、例えばオフセットワードが2回連続して検出されると、ブロック同期がとれたことを示す同期信号を、ブロックごとに生成する。具体的には、オフセットワードがA→Bのように所望の順序で検出され場合に同期信号は生成される。また、シンドローム計算部80は、同期信号が入力されると、オフセットワードの検出結果によらず、入力されるRDSデータのうち、新たに26ビットずつ取り込んでシンドローム計算をし続ける。このため、例えば、RDSデータに誤りが生じていない場合、同期信号は出力され続ける。
For example, when the offset word is detected twice in succession, the block
なお、ブロック同期が取れた後において、例えば情報ワードに誤りがある場合、オフセットワードは検出されない。このため、ブロック同期が取れた後におけるオフセットワード検出部81の検出結果は、例えば情報ワードに誤りがあるか否かを示す誤り検出結果を示すことになる。また、ブロック同期が取れた後において、例えば情報ワード等に誤りが無い場合、同期信号は所定期間ごとに生成される。
In addition, after the block synchronization is established, for example, when there is an error in the information word, the offset word is not detected. For this reason, the detection result of the offset
復号部83は、同期信号とRDSデータとに基づいて、RDSデータを復号する。そして、復号した復号データをチューナ制御部86に出力する。
The
取得部84は、デジタル化された信号SDC、信号SQ、IFカウンタ42のカウント値を取得し、判定部85とチューナ制御部86の夫々に出力する。なお、信号SDC、信号SQ、IFカウンタ42のカウント値は、受信情報に相当する。
The
判定部85は、信号SDC、信号SQ、IFカウンタ42のカウント値、同期信号の夫々に基づいて、受信している放送局の受信状況が悪化したか否かを判定する。また、判定部85は、例えば、受信している放送局で少なくとも1回ブロック同期が取れた後、所定期間T1ごとに受信状況の判定をする。そして、判定部85は、受信状況が悪化したと判定すると、代替局サーチを開始させるトリガを生成する。具体的には、判定部85は、受信電界強度を示す信号SDCのレベルが、例えば所定期間T1内に所定レベル以下にn回以上なるとトリガを生成する。また、判定部85は、例えば、所定期間T1内にマルチパスノイズ等があることを示す信号SQがm回以上出力されるとトリガを生成する。また、判定部85は、例えば所定期間T1より短い所定期間T2ごとにIFカウンタ42のカウント値を取得し、取得したカウント値が所定の値とならない回数がk回以上となるとトリガを生成する。また、判定部85は、例えば、所定期間T1内に同期信号が出力される回数がj回以下となるとトリガを生成する。なお、判定部85は、前述の同期信号が出力される回数等をカウントするとともに、例えば、受信している放送局で少なくとも1回ブロック同期が取れたタイミングから所定期間T1を計時する。また、判定部85によりカウントされる同期信号の出力回数等は、例えばチューナ制御部86がチューナ21の受信局を変更する際や、所定期間T1が経過するたびにチューナ制御部86にリセットされる。なお、所定期間T1や、n,m,k,jの値は、プログラム等を変更することで自由に設定できる。
The
ここで、マイコン24が例えば同期信号に基づいて受信状況が悪化しているか否かを判定する際の動作を、図5を参照しつつ説明する。なお、図5のフローチャートの処理の主体はマイコン24の各機能ブロックである。また、判定部85は、例えば受信している放送局で1回ブロック同期が取れたタイミングから同期信号のカウントを開始し、所定期間T1ごとに受信状況の判定をする。また、所定期間T1は、ブロック同期が取れている場合に、連続してi回の同期信号が出力される期間であることとする。したがって、所定期間T1にカウントされる同期信号の回数は、例えば情報ワード等に誤りがない場合においてはi回となる。一方、例えば、情報ワード等に誤りが発生する場合、所定期間T1にカウントされる同期信号の回数はi回よりも小さくなる。
Here, the operation when the
まず、シンドローム計算部80は、入力されるRDSデータを取得し、シンドローム計を実行する(S10)。オフセットワード検出部81は、シンドローム計算結果に基づいて、オフセットワードを検出し、検出結果をブロック同期検出部82に出力する(S11)。そして、ブロック同期検出部82は、オフセットワードの検出結果に基づいて、RDSデータのブロック同期を検出する(S12)。判定部85は、同期信号のカウントが開始されてから所定期間T1が経過したか否かを判定する(S13)。また、判定部85は、所定期間T1が経過するまで同期信号が出力される回数をカウントし続ける。そして、所定期間T1が経過すると(S13:YES)、カウントした同期信号の回数と、j回(0<j<i)とを比較する(S14)。判定部85は、カウントした同期信号がj回以下であると(S14:YES)、受信状況が悪化していると判定してトリガを生成する(S15)。一方、カウントした同期信号がj回より多いと(S14:NO)、判定部85は、受信状況は悪化していないと判定し、カウントした同期信号の値をリセットする(S16)。その後、判定部85は、処理S10を再び実行し、受信状況が悪化したか否かを判定する。なお、図5では、判定部85が同期信号をカウントしてj回よりも少ないか否かに基づいてトリガを生成する処理について説明したが、例えば、信号SDCのレベルが、所定期間T1内に所定レベル以下にn回なる場合も、処理S13〜S16は同様である。このため、他の信号SDC、信号SQ、IFカウンタ42のカウントに基づいて判定部85がトリガを生成する際の処理の詳細については割愛する。
First, the
チューナ制御部86は、復号データに含まれる代替局を示す代替局データに基づいて、代替局を記憶する。また、チューナ制御部86は、トリガに基づいて、代替局サーチを開始すべく、再生回路33、PLL34を制御する。具体的には、例えば、トリガが入力されると、チューナ制御部86は、RDS受信装置10が代替局を受信できるようにPLL34を制御する。また、代替局サーチの間に、音声信号に異音が混入することを防ぐため、チューナ制御部86は、音声信号がミュートされるよう再生回路33を制御する。さらに、チューナ制御部86は、例えば代替局サーチの間に取得部84が取得する代替局の信号SDC等に基づいて、受信局を代替局に切り替えるか否か等を決定する。また、チューナ制御部86は、例えば、RDS受信装置10が指定された放送信号を受信している際、例えば信号SDCのレベルに応じて、再生回路33を制御し、音声信号のステレオ、モノラル等を変化させる。
The
==RDS受信装置10の動作==
ここで、RDS受信装置10の動作について図6を参照しつつ説明する。なお、ここでは、RDS受信装置10は、ユーザが指定した放送局を受信しており、RDSデータのブロック同期は取れていることとする。また、図6のフローチャートの処理の主体はマイコン24の各機能ブロックである。
== Operation of
Here, the operation of the
まず、判定部85は、前述のように受信している放送局でブロック同期が取れたタイミングから、信号SDC、信号SQ、IFカウンタ42のカウント値、同期信号の夫々に基づいて受信状況の判定開始する(S100)。具体的には、判定部85は、信号SDCのレベルが所定レベル以下になる回数と、信号SQが出力される回数と、取得したIFカウンタ42のカウント値が所定の値とならない回数と、同期信号が出力される回数とのカウントを開始する。
First, the
そして、判定部85は、判定を開始してから所定期間T1が経過すると、受信している受信状況が悪化したか否かを判定する(S101)。具体的には、判定部85は、信号SDCのレベルが所定レベル以下になる回数がn回以上か、信号SQが出力される回数がm回以上か、取得したIFカウンタ42のカウント値が所定の値とならない回数がk回以上か、同期信号が出力される回数がj回以下となると、受信状況は悪化と判定し(S101:YES)、トリガを生成する(S103)。
Then, when the predetermined period T1 has elapsed since the determination was started, the
一方、判定部85は、信号SDCのレベルが所定レベル以下になる回数がn回より少ないか、信号SQが出力される回数がm回より少ないか、取得したIFカウンタ42のカウント値が所定の値とならない回数がk回より少ない、同期信号が出力される回数がj回より多いと、受信状況は悪化していないと判定し(S101:NO)、夫々の回数をカウントしたカウント値はリセットされる(S102)。
On the other hand, the
トリガが生成されると(S103)、チューナ制御部86は、RDS受信装置10の受信局を、指定された放送局から代替局へと切り替える(S104)。そして、受信局が代替局となると、代替局の受信状況を確認すべく、取得部84は、例えば信号SDCを取得する(S105)。この結果、チューナ制御部86は、取得された代替局の信号SDCに基づいて、例えば代替局に切り替えるか否か等を決定することができる。
When the trigger is generated (S103), the
以上、本実施形態のRDS受信装置10について説明した。例えば、周波数成分の高いマルチパスノイズが発生すると、RDS受信装置10の受信状況が悪化することがある。一般に、周波数成分の高いマルチパスノイズは短時間で急減に変化するノイズであるため、例えばクオリティセンサ回路41で検出できない。しかしながら、情報ワード等のRDSデータはマルチパスノイズ等によって誤ることがある。例えば情報ワードに誤りがあると、同期信号が生成されなくなるため、判定部85は代替局サーチを開始させるためのトリガを生成する。このため、本実施形態では、例えばクオリティセンサ回路41等で検出できないようなマルチパスノイズが生じ、指定された放送局の受信状況が悪化した場合であっても、確実に代替局サーチを開始することができる。
The
また、例えばマルチパスノイズ等により所定の回数だけ情報ワードが誤り、オフセットワード検出部81が所定の回数だけ情報ワードの誤りを検出すると、同期信号が出力される回数がj回以下となることがある。そして、出力される同期信号がj回以下となると、判定部85は代替局サーチを開始させるためのトリガを生成する。例えば、j回の値が大きい場合、指定された放送局の受信状況が少しでも悪化した場合に直ぐ代替局サーチを開始する。このため、代替局サーチにより音切れ等が生じやすくなるものの、再生される音声信号の音質は高くなる。一方、例えば、j回の値が小さい場合、指定された放送局の受信状況が悪化しても直ぐ代替局サーチは開始されない。このため、再生される音声信号の音質は低くなるものの、代替局サーチにより音切れ等が生じにくくなる。このように、本実施形態では、トリガはj回に基づいて生成されるため、代替局サーチが開始される音質をj回に基づいて定めることができる。
In addition, for example, when the information word is erroneous a predetermined number of times due to multipath noise or the like, and the offset
また、判定部85は、信号SDC、信号SQ、IFカウンタ42のカウント値、同期信号の4つ情報に基づいて、受信している放送局の受信状況が悪化したか否かを判定し、トリガを生成する。このため、同期信号を用いずに代替局サーチする場合と比較すると、判定部85及びチューナ制御部86は、放送局の受信状況が悪化した場合に、より確実に代替局サーチを開始できる。
Further, the
また、ROM51には、マイコン24に対し、情報ワードの誤り検出をさせ、信号SDC等の受信状況を示す情報を取得させ、代替局サーチをさせるためのプログラムが格納されている。
Further, the ROM 51, to the
また、チューナ21、RDS復調回路23、及ぶマイコン24を含むRDS受信装置10では、例えばクオリティセンサ回路41等で検出できないようなマルチパスノイズが生じ、指定された放送局の受信状況が悪化した場合であっても、確実に代替局サーチを開始することができる。
In addition, in the
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。 In addition, the said Example is for making an understanding of this invention easy, and is not for limiting and interpreting this invention. The present invention can be changed and improved without departing from the gist thereof, and the present invention includes equivalents thereof.
例えば、本実施形態では、検査ワードに基づいて、情報ワードの誤り訂正を実行しなかったが、マイコン24が誤り訂正を実行する機能ブロックを有しても良い。そして、例えば、誤り訂正された情報ワード等に基づいて、ブロックの同期検出がされることとしても良い。この場合には、例えば、指定された受信局の受信状況等が悪化しても、誤り訂正がされる限り同期信号は出力され続ける。このような場合であっても、判定部85が、例えばオフセットワード検出部81での誤り検出結果に基づいてトリガを生成すれば、本実施形態と同様の効果を得ることができる。
For example, in this embodiment, the error correction of the information word is not executed based on the check word, but the
20 アンテナ
21 チューナ
22 スピーカ
23 RDS復調回路
24 マイコン
30 フロントエンド回路(FE)
31 IFアンプ
32 検波回路
33 再生回路
34 PLL
40 Sメータ回路
41 クオリティセンサ回路(Qセンサ)
42 IFカウンタ
50 ADC
51 ROM
52 RAM
53 マイコンコア
60 ハイパスフィルタ(HPF)
61 整流回路
62 ローパスフィルタ(LPF)
63 判定回路
80 シンドローム計算部
81 オフセットワード検出部
82 ブロック同期検出部
83 復号部
84 取得部
85 判定部
86 チューナ制御部
20
31 IF
40
42 IF
51 ROM
52 RAM
53
61
63
Claims (5)
前記受信機から出力される前記受信機の受信状況を示す受信情報を取得する取得部と、
前記誤り検出部の検出結果と前記放送局の代替局を示す代替局データとに基づいて、前記取得部が前記代替局における前記受信情報を取得できるよう前記受信機を制御する制御部と、
を備えることを特徴とするデータ処理装置。 Error detection of the information data based on information data indicating information relating to the broadcast signal and error detection data for error detection of the information data, which is output from a receiver that receives a broadcast signal from a broadcast station An error detection unit for performing
An acquisition unit for acquiring reception information indicating the reception status of the receiver output from the receiver;
Based on the detection result of the error detection unit and alternative station data indicating the alternative station of the broadcast station, a control unit that controls the receiver so that the acquisition unit can acquire the reception information in the alternative station;
A data processing apparatus comprising:
前記制御部は、
前記誤り検出部が所定の回数だけ前記情報データの誤りを検出すると、前記代替局データに基づいて、前記取得部が前記代替局における前記受信情報を取得できるよう前記受信機を制御すること、
を特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
The controller is
When the error detection unit detects an error in the information data a predetermined number of times, based on the alternative station data, controlling the receiver so that the acquisition unit can acquire the reception information in the alternative station;
A data processing apparatus.
前記制御部は、
前記受信情報と、前記誤り検出部の検出結果と、前記代替局データとに基づいて、前記取得部が前記代替局における前記受信情報を取得できるよう前記受信機を制御すること、
を特徴とするデータ処理装置。 The data processing apparatus according to claim 1,
The controller is
Controlling the receiver so that the acquisition unit can acquire the reception information in the alternative station based on the reception information, a detection result of the error detection unit, and the alternative station data;
A data processing apparatus.
放送局からの放送信号を受信する受信機から出力される、前記放送信号に関する情報を示す情報データと前記情報データの誤り検出を行うための誤り検出データとに基づいて、前記情報データの誤り検出を行う機能と、
前記受信機から出力される前記受信機の受信状況を示す受信情報を取得する機能と、
前記誤り検出部の検出結果と前記放送局の代替局を示す代替局データとに基づいて、前記取得部が前記代替局における前記受信情報を取得できるよう前記受信機を制御する機能と、
を実現させるためのプログラム。 To the microcomputer,
Error detection of the information data based on information data indicating information relating to the broadcast signal and error detection data for error detection of the information data, which is output from a receiver that receives a broadcast signal from a broadcast station With the ability to
A function of obtaining reception information indicating the reception status of the receiver output from the receiver;
A function for controlling the receiver so that the acquisition unit can acquire the reception information in the alternative station based on the detection result of the error detection unit and alternative station data indicating the alternative station of the broadcast station;
A program to realize
前記情報データと前記誤り検出データとに基づいて、前記情報データの誤り検出を行う誤り検出部と、
前記受信機から出力される前記受信機の受信状況を示す受信情報を取得する取得部と、
前記誤り検出部の検出結果と前記放送局の代替局を示す代替局データとに基づいて、前記取得部が前記代替局における前記受信情報を取得できるよう前記受信機を制御する制御部と、
を備えることを特徴とする受信装置。 A receiver that receives a broadcast signal from a broadcast station and generates information data indicating information on the broadcast signal and error detection data for performing error detection of the information data;
Based on the information data and the error detection data, an error detection unit that performs error detection of the information data;
An acquisition unit for acquiring reception information indicating the reception status of the receiver output from the receiver;
Based on the detection result of the error detection unit and alternative station data indicating the alternative station of the broadcast station, a control unit that controls the receiver so that the acquisition unit can acquire the reception information in the alternative station;
A receiving apparatus comprising:
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276348A JP2011120055A (en) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | Data processing apparatus, and data receiving apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009276348A JP2011120055A (en) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | Data processing apparatus, and data receiving apparatus |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011120055A true JP2011120055A (en) | 2011-06-16 |
Family
ID=44284818
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2009276348A Pending JP2011120055A (en) | 2009-12-04 | 2009-12-04 | Data processing apparatus, and data receiving apparatus |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2011120055A (en) |
-
2009
- 2009-12-04 JP JP2009276348A patent/JP2011120055A/en active Pending
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Legal Events
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A711 | Notification of change in applicant |
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