JP2011119897A - 無線通信システム及びログ収集方式 - Google Patents

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貢 加藤
Michihiro Asanuma
道裕 浅沼
Eiichiro Takizawa
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弘 溜渕
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Abstract

【課題】注目する端末のログを出力し、注目する端末が装置間を移動しても、注目する端末のログを途切れることがなく出力し、かつ、無駄なログ出力を防ぐ。
【解決手段】本発明は、注目する移動端末の固有識別子(例えば、IMSI)を外部装置から入力する手段を設ける。また基地局制御装置に外部装置から入力された注目する移動端末の固有識別子を管理させ、注目する移動端末のログを出力させる。また、注目する移動端末の固有識別子を移動先の基地局制御装置にも発行し、注目する移動端末が無線基地局間、または基地局制御装置間を移動しても、ログ出力を継続させる。また、無駄なログ出力を防ぐために、注目する移動端末の無線基地局間、または基地局制御装置間の移動を契機に、ログ出力を終了させる。
【選択図】図3

Description

本発明は、無線通信システム及びログ収集方式に係り、特に、移動端末が無線基地局や基地局制御装置のサービスエリアを跨いで移動しても、事前に指定した移動端末に関する無線基地局や基地局制御装置の動作ログを収集し続けることが出来る無線通信システム及びログ収集方式に関する。
データ通信専用に特化した移動体無線通信方式であるcdma2000 1xEV−DO(1xEvolution−Data Only)は、国際標準化機関である3GPP2(3rd Generation Partnership Project 2)において、非特許文献1として規格化されていて、データ通信に特化することにより周波数利用効率を向上させている。
図1にcdma2000 1xEV−DOシステムの典型的なシステム構成例を示す。1101はIPネットワーク、1102はInternet側からのパケットの終端を行うPDSN(Packet Data Service Node)、1103は呼情報管理やBTS1105及びPDSN1102から受信するパケットの中継を行うBSCDO(Base Station Controller − Data Only、基地局制御装置)、1105はAT1110とRAN1111間の無線パケット、シグナリングの中継を行うBTS(Base station Transceiver Subsystem、無線基地局)、1109はAT1110の認証を行うAN−AAA(Access Network−Authentication Authorization Accounting、認証装置)、1110は移動端末であるAT(Access Terminal)である。
次に、図2にcdma2000 1xEV−DOシステムでの一般的な呼接続処理例を示す。
cdma2000 1xEV−DOシステムでは、step:a201にてAT1110が呼接続を開始する際に、ランダムな識別子であるRATI(Randum Access Terminal Indentifier)を用いて接続を行う。RATIはランダムで割り振られるため、BSCDO1 1103はAT1110をユニークに特定できない。このため、BSCDO1 1103はRATIを用いて接続を開始したAT1110に対し、step:b202にてAT1110をユニークに識別するための簡易識別子としてUATI(Unique Access Terminal Indentifier)を割当てる。また、UATIはRAN(Radio Access Network)1111のみで使用される識別子であり、後述するstep:f206にてPDSN1102へのアクセスはIMSI(International Mobile Station Identifier)を使用する。IMSIは課金対象となるAT110を識別するために端末固有に割当てられる識別子であり、BSCDO1 1103が移動端末から接続要求を受信した際に、step:d204にてAN−AAA1109に端末認証要求を行い、step:e205にて端末認証応答と一緒にAN−AAA1109から取得する。またstep:h208にてUATIとIMSIはBSCDO1 1103にて呼情報として管理される。
また、一般的な機能として、無線基地局であるBTS1−1 1105、基地局制御をおこなうBSCDO1 1103では、移動端末の呼接続制御、移動端末がBTS間またはBSCDO間を移動するハンドオフ制御など、移動端末の動作による各装置内での処理を把握するためにログ出力機能を有する。このログ出力機能は移動端末の処理動作だけでなく、RANシステム保守者は、運用中に問題が発生したと思われる装置にてログを収集し、問題の発生状況を確認し、問題の解決方法の材料にする。また、RANシステム設計者は装置が稼働している現地の状況を把握し、次期開発の性能の目安にするなど、RANシステムを構築する上で非常に重要な機能である。
特開2009−164882号公報
"cdma2000 High Rate Packet Data Air Interface Specification"、3GPP2 C.S0024−A Version 3.0、September 2006
これまでの装置では、一般的なログ出力単位は、BTS/BSCDO装置単位や、装置内の機能毎であるのが普通であった。よって、動作を確認したい移動端末がハンドオフを実施し、BTS/BSCDO間を移動した場合、移動先のBTS/BSCDOでログを出力していなければ、注目する移動端末に対するログ出力が途切れてしまうという課題があった。
よって、注目する移動端末がハンドオフしても基地局側でログ出力を継続させるためには、予め全無線基地局、全基地局制御装置でログを出力しておく必要がある。しかし、注目する移動端末がハンドオフしなかった場合は、注目する移動端末の接続がなかった他の無線基地局、他の基地局制御装置で無駄にログを出力することになり、ログ用のメモリを無駄に使用することになる。また、もし全無線基地局、全基地局制御装置でログを出力した場合は、注目する移動端末に対する処理ログを、全無線基地局、全基地局制御装置で出力したログから抽出し、時間軸上に沿って並べ直す必要があり、無駄に時間を費やしていた。
本発明は、以上の点に鑑み、無線基地局、基地局制御装置において、注目する移動端末のログを出力させ、移動端末が基地局装置間、基地局制御装置間を移動しても、移動先の装置において注目する移動端末のログが途切れることがなく出力させることを目的とする。
また、本発明は、システムの各装置で注目する移動端末が接続した契機でログ出力を開始するため、各装置のメモリを余計に使用することを防ぐことを目的とする。
本発明は、注目する移動端末の固有識別子を外部装置から入力する手段を設ける。また基地局制御装置に外部装置から入力された注目する移動端末の固有識別子を管理させ、注目する移動端末の接続があった場合に、基地局制御装置は接続した移動端末が注目する移動端末であることを判断し、注目する移動端末のログを出力させる。さらに基地局制御装置では移動端末の固有識別子と無線基地局の呼識別子を関連づけて管理し、基地局制御装置は注目する移動端末のログ出力開始と同時に無線基地局へ注目する移動端末のログ出力開始を指示する。また、注目する移動端末が無線基地局間、または基地局制御装置間を移動しても、注目する移動端末の固有識別子を移動先の基地局制御装置にも発行し、さらに移動先の基地局制御装置でも移動端末の固有識別子と移動先の無線基地局の呼識別子を関連づけて管理しておくことで、移動先の無線基地局、または基地局制御装置でログ出力を継続させる。また、無駄なログ出力を防ぐために、注目する移動端末の無線基地局間、または基地局制御装置間の移動を契機に、移動元の無線基地局、または基地局制御装置のログ出力を終了させる。
特許文献1に開示された技術として、移動端末のアクセスが失敗したアクセスポイントでログを出力し、管理サーバへ送信するという技術があるが、本発明は、例えば、一時的なログ出力ではなく、移動端末のログを常に出力し、さらに装置間を移動してもログを出力・収集し続けることができる点で、特許文献1に開示された技術と異なる。
本発明の第1の解決手段によると、
所望のログ出力対象の端末に関するログを収集する無線通信システムであって、
端末と無線で通信する第1及び第2基地局と、
前記第1及び第2基地局を制御する基地局制御装置と、
ログ出力対象の端末について、端末固有に割り当てられる識別子を指定するログ収集サーバと
を備え、
前記基地局制御装置は、
ログ出力対象の端末についての前記識別子が記憶されるログ出力対象格納領域と、
前記識別子を含む呼情報が記憶される呼情報格納領域と、
ログ出力対象の端末に関するログが記憶されるログ格納領域と、
処理部と
を有し、
前記処理部は、
ログ出力対象の端末についての前記識別子をログ収集サーバから受信して、前記ログ出力対象格納領域に記憶し、
端末から前記第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して前記認証装置から前記識別子を受信して、前記呼情報格納領域に記憶し、
前記ログ出力対象格納領域に記憶された識別子と、前記呼情報格納領域に記憶された識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関するログを前記ログ格納領域に記憶するログ出力処理を開始し、
前記第1基地局に、前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信し、
前記端末が前記第1基地局から前記第2基地局にハンドオフすると、前記第2基地局に前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信する前記無線通信システムが提供される。
本発明の第2の解決手段によると、
所望の端末に関するログを収集する無線通信システムであって、
端末と無線で通信する第1及び第2基地局と、
前記第1基地局を制御する第1基地局制御装置と、
前記第2基地局を制御する第2基地局制御装置と、
ログ出力対象の端末について、端末固有に割り当てられる識別子を指定するログ収集サーバと
を備え、
前記第1基地局制御装置は、
ログ出力対象の端末についての前記識別子が記憶される第1ログ出力対象格納領域と、
前記識別子を含む呼情報が記憶される第1呼情報格納領域と、
ログ出力対象の端末に関する第1基地局制御装置におけるログが記憶される第1ログ格納領域と、
第1処理部と
を有し、
前記第2基地局制御装置は、
ログ出力対象の端末についての前記識別子が記憶される第2ログ出力対象格納領域と、
前記識別子を含む呼情報が記憶される第2呼情報格納領域と、
ログ出力対象の端末に関する第2基地局制御装置におけるログが記憶される第2ログ格納領域と、
第2処理部と
を有し、
前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、ログ出力対象の端末についての前記識別子を前記ログ収集サーバから受信して、前記第1ログ出力対象格納領域に記憶し、
前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、前記識別子を前記ログ収集サーバから受信して、第2ログ出力対象格納領域に記憶し、
前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、端末から前記第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して前記認証装置から前記識別子を受信して、前記第1呼情報格納領域に記憶し、
前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、前記第1ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、前記第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する第1基地局制御装置におけるログを前記第1ログ格納領域に記憶する第1ログ出力処理を開始し、
端末が前記第1基地局制御装置配下の前記第1基地局から前記第2基地局制御装置配下の前記第2基地局にハンドオフすると、前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、前記第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を前記第2基地局制御装置に送信し、
前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、前記第1基地局制御装置からの前記識別子を受信して、前記第2呼情報格納領域に記憶し、
前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、前記第2ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、前記第2呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する前記第2基地局制御装置におけるログを前記第2ログ格納領域に記憶する第2ログ出力処理を開始する前記無線通信システムが提供される。
本発明の第3の解決手段によると、
複数の基地局と基地局制御装置とを備えた無線ネットワークにおいて所望のログ出力対象の端末に関するログを収集するためのログ収集方法であって、
前記基地局制御装置は、
ログ出力対象の端末について、端末固有に割り当てられる識別子をログ収集サーバから受信して、ログ出力対象格納領域に記憶し、
端末から第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して認証装置から前記識別子を受信して、呼情報格納領域に記憶し、
ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関するログをログ格納領域に記憶するログ出力処理を開始し、
第1基地局に、前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信し、
端末が第1基地局から第2基地局にハンドオフすると、第2基地局に前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信する前記ログ収集方法が提供される。
本発明の第4の解決手段によると、
複数の基地局と複数の基地局制御装置とを備えた無線ネットワークにおいて所望のログ出力対象の端末に関するログを収集するためのログ収集方法であって、
第1基地局制御装置は、ログ出力対象の端末についての前記識別子をログ収集サーバから受信して、第1ログ出力対象格納領域に記憶し、
第2基地局制御装置は、前記識別子をログ収集サーバから受信して、第2ログ出力対象格納領域に記憶し、
第1基地局制御装置は、端末から第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して認証装置から前記識別子を受信して、第1呼情報格納領域に記憶し、
第1基地局制御装置は、第1ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する第1基地局制御装置におけるログを第1ログ格納領域に記憶する第1ログ出力処理を開始し、
端末が第1基地局制御装置配下の第1基地局から第2基地局制御装置配下の第2基地局にハンドオフすると、第1基地局制御装置は、第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を第2基地局制御装置に送信し、
第2基地局制御装置は、第1基地局制御装置からの前記識別子を受信して、第2呼情報格納領域に記憶し、
第2基地局制御装置は、第2ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、第2呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する第2基地局制御装置におけるログを第2ログ格納領域に記憶する第2ログ出力処理を開始する前記ログ収集方法が提供される。
本発明によると、無線基地局、基地局制御装置において、注目する移動端末のログを出力させ、移動端末が基地局装置間、基地局制御装置間を移動しても、移動先の装置において注目する移動端末のログが途切れることがなく出力させることができる。
また、本発明によると、システムの各装置で注目する移動端末が接続した契機でログ出力を開始するため、各装置のメモリを余計に使用すること防ぐことができる。
cdma2000 1xEV−DOのシステム概要図である。 cdma2000 1xEV−DOの一般的な呼接続シーケンス図である。 cdma2000 1xEV−DOのシステムにログ収集サーバを接続したシステム概要図である。 ログ収集サーバの装置構成図である。 BSCDOの装置構成図である。 BTSの装置構成図である。 ログ出力対象ATがRAN内に存在しない場合のIMSI設定シーケンス図である。 ログ出力対象IMSI設定後のAT接続によるログ出力開始シーケンス図である。 本発明実施前、本発明実施後のログ出力を比較した図である。 ログ出力対象ATがRAN内に存在する場合のIMSI設定シーケンス図である。 ATセッション解放によるログ出力終了シーケンス図である。 ログ収集サーバ契機のログ出力終了シーケンス図である。 BTS間ハンドオフ時のログ出力継続シーケンス図である。 BSCDO間ハンドオフ時のログ出力継続シーケンス図である。 ログ収集サーバ301のハードウェア概念図である。 BSCDO103のハードウェア概念図である。 BTS105のハードウェア概念図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、実質同一部位には、同じ参照番号を振り、説明は省略する。
図3は、本実施の形態のシステム概要図である。
本実施の形態において、図3に示すように、cdma2000 1xEV−DOシステムに接続されているIPネットワーク101にログ収集サーバ301を接続する。
図4に、ログ収集サーバ301の詳細ブロック構成図を示す。ログ収集サーバ301はユーザ指示処理部401、装置指示処理部402及びログ収集サーバログ処理部403を有する。ユーザ指示処理部401は、ユーザクライアントPC701とのインターフェイスを持ち、ユーザクライアントPC701から入力される端末固有識別子であるIMSIを受信し、装置指示処理部402にIMSIを通知する。また、ユーザクライアントPC701から入力されたログ出力終了指示を受信し、装置指示処理部402に通知する。また、ユーザクライアントPC701から入力されるログ送信要求指示を受信し、ログ収集サーバログ処理部403のログ収集サーバログ格納領域404からログをユーザクライアントPC701に送信する機能を有する。
装置指示処理部402は、各BSCDO、各BTSとのインターフェイスを持ち、ユーザ指示処理部401から通知されたIMSIを各BSCDOに通知し、IMSIが示す端末についてのログ出力を開始させる。また、ユーザ指示処理部401から通知されたログ出力終了指示を各BSCDOに通知しログ出力を終了させる。また、各BSCDO、各BTSから受信したログをログ収集サーバログ処理部403のログ収集サーバログ格納領域404に格納する機能を有する。
ログ収集サーバログ処理部403はログ収集サーバログ格納領域404を有し、装置指示処理部402が各BSCDO及び各BTSから受信したログをログ収集サーバログ格納領域404に格納し、格納した時点で、ログが格納された順番を保持し、各BSCDO、または各BTSのログを時系列に整理する機能を有する。ユーザ指示処理部401がログ収集サーバログ格納領域404からログを取り出す時には、ログは時系列に整理されている。
図15に、ログ収集サーバ301のハードウェア概念図を示す。
ログ収集サーバ301は、CPU1501、メモリ1502、Etherインターフェイス1504を有する。上述のユーザ指示処理部401、装置指示処理部402、ログ収集サーバログ処理部403等に相当する。機能モジュールはメモリ1502上に存在し、実際の処理はCPU1501上で行われる。メモリ1502上にはログ格納領域1503(上述の404に相当)が存在する。また、ユーザクライアントPC701、BSCDO103、BTS105との情報の送受信は、Etherインターフェイス1504を介して行われる。
また、本実施の形態において、RAN111を構成するBSCDO1 103、BTS1−1 105が必要とする機能を以下に示す。図5に、BSCDO1 103の詳細ブロック構成図を示す。
BSCDO1 103は、BSCDO呼処理部501、端末認証部502、BSCDO呼情報管理部503、サーバ処理指示部504及びBSCDOログ処理部505を有する。なお、他のBSCDO2 104の構成も同様である。BSCDO呼処理部501は、BTS1−1 105、隣接BSCDO2 104、PDSN102とのインターフェイスを持ち、AT110から接続指示があった場合に、BTS1−1 105またはPDSN102とのシグナリング送受信を行い、呼状態をデータ送受信可能状態(以降Active状態と呼ぶ)へ遷移させる。また、Active状態での、AT110、PDSN102から送信されるユーザデータの送受信を行う。また、隣接BSCDO2 104とのシグナリングの送受信を行い、BSCDO間でIMSIを含む呼情報を転送するハンドオフ処理を行う。また、AT110のセッション解放、またはハンドオフにより隣接BSCDO2 104に呼情報を転送した時点で、BSCDO呼処理管理部503に呼情報の解放を指示するなど、一般的な呼処理機能を有する。
端末認証部502はAN−AAA109とのインターフェイスを持ち、AT110から接続指示があり、BSCDO呼処理部501より端末認証指示があった場合に、AT110の端末認証要求をAN−AAA109に送信する。またAN−AAA109からAT110の端末認証応答を受信し、端末認証応答に含まれる端末固有の識別子であるIMSIを取得し、BSCDO呼情報管理部503のBSCDO呼情報格納領域506にUATI、BTS呼識別子と関連付けてIMSIを格納する。また、サーバ処理指示部504より通知されたログ出力対象IMSIを保持する。また、新規接続時にはログ出力対象IMSIとAT110の端末認証応答に含まれるIMSIが一致するかどうかを確認する。またハンドオフ接続時にはログ出力対象IMSIとハンドオフ接続したAT110のIMSIをBSCDO呼情報管理部503から取得し一致するかどうかを確認する。一致した場合はサーバ指示処理部504を通じて、BSCDOログ処理部505にログ出力開始指示を通知する。また、サーバ指示処理部504にBTS呼識別子を通知しBTS1−1 105へのログ出力開始を指示させる。また、サーバ処理指示部504からログ出力終了IMSIを受信した場合は、BSCDO呼情報格納領域506を検索する。検索されたUATIがログ出力呼であった場合はサーバ処理指示部504を通じてログ出力終了をBSCDOログ処理部505に通知する。また、サーバ処理指示部504にBTS呼識別子を通知し、BTS1−1 105にログ出力終了を指示させる。
BSCDO呼情報管理部503はBSCDO呼情報格納領域506を有する。BSCDO呼情報格納領域506に格納されるテーブル構成例を図中に示す。BSCDO呼情報格納領域506は、例えば、RAN111がAT110に割り当てるUATI508に関連付けて、IMSI509、BTS呼識別子510、ログ出力状況511、その他の呼情報512を保持する。BSCDO呼情報格納領域506の各情報は、例えば呼接続の際に取得され、記憶される。また、BSCDO呼情報管理部503は、呼情報解放時に解放対象がログ出力呼であった場合は、サーバ処理指示部504を通じてBSCDOログ処理部505にログ出力終了を通知し、また、サーバ処理指示部504にBTS呼識別子を通知し、BTS1−1 105にログ出力終了を指示させる。また、BSCDO呼処理部501の指示によりBTS間ハンドオフでBTS呼識別子が書き換えられた時は、書き換え前のBTS呼識別子のBTSに対してはログ出力終了指示、書き換え後のBTS呼識別子のBTSに対してはログ出力開始指示をサーバ指示処理部504に通知し、BTS1に指示させる。
サーバ指示処理部504は、ログ収集サーバ301、BTS1−1 105とのインターフェイスを持ち、ログ収集サーバ301からログ出力開始IMSIを受信し、端末認証部502に通知する。また、端末認証部502からログ出力開始を指示された場合はBSCDOログ処理部505に該当ATのログ出力を通知し、BTS1−1 105でのログ出力開始を指示された場合は、BSCDO呼情報格納領域506よりBTS呼識別子を取得し、BTS1−1 105にログ出力開始を通知する。また、ログ収集サーバ301からログ出力終了指示を受信し、端末認証部502にログ出力終了IMSIを通知する。また、端末認証部502からログ収集サーバ301契機のログ出力終了指示を受信した場合、またBSCDO呼情報管理部503から呼情報解放によるログ出力終了指示を受信した場合もBSCDOログ処理部505にログ出力終了を通知する。また、BSCDO呼処理管理部506からハンドオフでのBTS呼識別子の書き換えによるログ出力開始、終了指示を受けた場合は、各々のBTS1にログ出力開始、ログ出力終了を通知する。また、ログ出力終了を契機に、BSCDOログ格納領域507からログを取得し、ログ収集サーバ301にログを送信する。
BSCDOログ処理部505はBSCDOログ格納領域507を有し、端末認証部502からサーバ指示処理部504を通じてログ出力開始を指示された場合は、該当IMSI呼のログを出力する。また、端末認証部502、またはBSCDO呼情報管理部503からサーバ指示処理部504を通じてログ出力終了を指示された場合は該当IMSI呼のログ出力を終了する。
図16に、BSCDO103のハードウェア概念図を示す。
BSCDO103は、CPU1601、メモリ1602、Etherインターフェイス1605を有する。上述のBSCDO103の各処理部、認証部、管理部に相当する機能モジュールはメモリ1602上に存在し、実際の処理はCPU1601上で行われる。メモリ1602上には、ログ出力IMSI保持領域(ログ出力対象格納領域)1606、ログ格納領域1503(上述の507に相当)、呼情報格納領域1504(上述の506に相当)が存在する。また、ログ収集サーバ301、ANAAA109、ユーザクライアントPC701、隣接するBSCDO104、BTS105等との情報の送受信は、Etherインターフェイス1605を介して行われる。
図6に、BTS1−1 105の詳細ブロック構成図を示す。
BTS1−1 105は電波送波部601、BTS呼処理部602、BTS呼情報管理部603、BSCDO指示処理部604、BTSログ出力部605を有する。なお、他のBTSの構成も同様である。
電波送波部601は、AT110との無線インターフェイスを持ち、BTS呼処理部602から通知されたシグナリング、ユーザデータを無線に乗せて、AT110に送信する。また、AT110から無線を通じて受信したシグナリング、ユーザデータをBTS呼処理部602に通知するなど、一般的な無線機能を有する。BTS呼処理部602は、BSCDO1 103、隣接BTS1−2 106とのインターフェイスを持ち、電波送波部601が受信したAT110からのシグナリング及び、ユーザデータをBSCDO1 103に送信する。また、BSCDO1 103よりシグナリングにより呼解放指示があった場合は、BTS呼情報管理部603に呼情報の解放を通知するなど、一般的な呼処理機能を有する。
BTS呼情報管理部603はBTS呼情報格納領域606を有する。BTS呼情報格納領域606に格納されるテーブル構成例を図中に示す。BTS呼情報格納領域606は、例えば、BTS1−1 105でのBTS呼識別子608、ログ出力状況609、その他の呼情報610を保持している。BTS呼識別子、呼情報は、例えば呼接続の際に取得され、記憶される。BSCDO指示処理部604は、ログ収集サーバ301、BSCDO1 103とのインターフェイスを持ち、BSCDO1 103からログ出力開始のBTS呼識別子を受信した場合に、BTS呼情報管理部603に問い合わせ、該当のBTS呼識別子が存在していた場合は、BTSログ処理部に該当BTS呼のログ出力を指示する。また、BSCDO1 103よりログ出力中のBTS呼識別子のログ出力終了指示を受信した場合は、BTS呼情報管理部603に問い合わせ、該当BTS呼がログ出力中の場合に、BTSログ処理部605にログ出力終了を通知する。また、BTS呼情報管理部603よりログ出力中BTS呼識別子の呼解放によるログ出力終了を指示された場合も、BTSログ処理部605にログ出力終了を通知する。
BTSログ処理部605は、BTSログ格納領域607を有し、BSCDO指示処理部604からログ出力開始を指示された場合は、該当BTS呼のログ出力を開始する。また、BSCDO指示処理部604からログ出力終了を指示された場合は、該当BTS呼のログ出力を終了する。
図17に、BTS105のハードウェア概念図を示す。
BTS105は、CPU1701、メモリ1702、電波送波装置1705、Etherインターフェイス1707を有する。例えば、上述のBTS呼情報管理部603、BSCDO指示処理部604、BTSログ処理部605等に相当する。機能モジュールはメモリ1702上に存在し、実際の処理はCPU1701上で行われる。BTS呼処理部602についても同様にできる。メモリ1702上には、ログ格納領域(上述の607に相当)1703、呼情報格納領域(上述の606に相当)1704が存在する。電波送波装置1705は、アンテナ1706を介して、無線を送波する。また、ログ収集サーバ301、BSCDO103、隣接するBTS106との情報の送受信は、Etherインターフェイスを介して行われる。
次に図7を用いて、ユーザから指定されたIMSIの端末がRAN111に存在しない場合のIMSI設定シーケンスを示す。step:a702にて、ユーザクライアントPC701よりログ収集サーバ301に、ログ出力(ログ収集)を実施したいログ出力対象のIMSI:aaaが通知される。ログ収集サーバ301はユーザ指示処理部401にてIMSI:aaaの受信を契機に、step:b703、step:c704にて、装置指示処理部402を通じてRAN配下すべてのBSCDOに、ログ出力開始指示として、ログ出力対象IMSI:aaaを通知する。BSCDO1 103、BSCDO2 104では、サーバ指示処理部504でIMSI:aaaを受信し、端末認証部502にIMSI:aaaを通知する。端末認証部502ではログ出力対象IMSI:aaaを保持し、BSCDO呼情報格納領域506にIMSI:aaaが格納されていないかを検索する。しかし、ここではAT110は接続していないためBSCDO呼情報格納領域506内にIMSI:aaaが見つからずに端末認証部502は処理を終了する。
次に図8を用いて、ログ出力対象IMSI:aaaを保持した状態で、ログ出力対象AT110が呼接続し、ログ出力を開始するシーケンスを示す。一般的な呼接続としては、図2を用いて上述した通りである。
step:a801にてAT110から呼接続があり、BTS1−1 105を通じて、BSCDO1 103は、接続要求を受信する。AT110から送信される接続要求は、例えばUATIを含む。UATIは、BSCDO1 103により予め割り当てられている。この時、BTS1−1 105では、BTS1−1 105として呼を識別するBTS呼識別子:Iを割り当て、接続処理と同時にBSCDO1 103に通知する。BSCDO1 103はBTS呼識別子:IをRAN111で割り当てるUATI:Aと関連付けて、BSCDO呼情報格納領域506に格納する。BSCDO1 103は新規呼接続処理として、step:c803にてAN−AAA109にAT110の端末認証を要求する。AN−AAA109にて認証完了後、step:d804にて端末認証応答815を受信する。端末認証応答815にはAT110のIMSIが含まれているので、BSCDO1 103ではUATI:Aに関連付けてBSCDO呼情報格納領域506に格納する。ここで端末認証部502にはログ出力対象IMSI:aaaを保持しているので、端末認証部502にて、格納されたログ出力対象IMSIと端末認証応答815で受信したIMSIを比較する。一致しなければ端末認証部502は何もせずに処理が終了するが、端末認証応答815でIMSI:aaaを受信したため、ログ出力対象IMSIと一致する。BSCDO1 103はログ出力対象IMSIと端末認証応答815で受信したIMSIが一致したため、step:i809にて端末認証部502が、サーバ指示処理部504を通じて、BSCDOログ処理部505にIMSI:aaaのログ出力開始を指示する。以降、BSCDOログ処理部505はIMSI:aaaのATのログをBSCDOログ格納領域507に出力・格納する。また、BSCDO呼情報格納領域503は、BSCDO呼情報格納領域506のIMSI:aaaに対応するログ出力511をONに設定する。またstep:h808にてサーバ指示処理部504を通じて、BTS1−1 105にBTS呼識別子:Iのログ出力開始を指示する。
BTS1−1 105では、BSCDO指示処理部604にてBTS呼識別子:Iのログ出力開始指示を受信し、BTS呼情報格納領域606にBTS呼識別子:Iが存在することを確認して、BTSログ処理部605にBTS呼識別子:Iのログ出力を指示する。step:i809にてBTS1−1 105でBTS呼識別子:Iのログ出力が開始される。また、BTS呼情報管理部603は、BTS呼情報格納領域606のBTS呼識別子:Iに対応するログ出力609をONに設定する。
ここで、ログが出力される例として、図9にUATI:A(IMSI:aaa)のみログが出力される様子を、本実施の形態の実施前のログ901と本実施の形態の実施後のログ902を比較して示す。実施前のログ901では、装置に存在する全てのUATIの動作がログに出力されるが、実施後のログ902では、ログ出力対象のUATI:A(IMSI:aaa)の動作ログのみ抜粋して出力されることになり、BSCDOログ格納領域507に格納するログの量も少なくすることができる。
次に図10を用いて、AT110がRAN111配下に存在する場合のIMSI設定シーケンスを示す。一般的な呼接続としては、図2を用いて上述した通りである。
step:a1001にてAT110のActive遷移完了後、BSCDO1 103にはBTS呼識別子:I、IMSI:aaaがUATI:Aに関連付けられてBSCDO呼情報格納領域503に格納されている。なお、ここではログ出力511はOFFである。
step:d1004にてユーザクライアントPC701よりログ収集サーバ301に、ログ出力を実施したいIMSI:aaaが設定される。ログ収集サーバ301はユーザ指示処理部401にてIMSI:aaaの受信を契機に、step:e1005、step:g1007にて、装置指示処理部402を通じてRAN111配下すべてのBSCDOに、ログ出力開始指示として、ログ出力対象IMSI:aaaを通知する。BSCDO2 104ではサーバ指示処理部504でIMSI:aaaを受信し、端末認証部502にIMSI:aaaを通知するが、IMSI:aaaがBSCDO呼情報格納領域506に存在しないため、端末認証部502にログ出力対象IMSI:aaaを保持し処理を終了する。
BSCDO1 103でもサーバ指示処理部504でIMSI:aaaを受信し、サーバ指示処理部504から端末認証部502にIMSI:aaaが通知され、IMSI:aaaを保持する。また、BSCDO呼情報格納領域506にIMSI:aaaが存在するか検索する。検索の結果、UATI:Aに関連付けられたIMSI:aaaが見つかるため、端末認証部502はstep:h1008にてサーバ指示処理部504を通じて、BTS1−1 105に、IMSI:aaaに対応するBTS呼識別子:Iのログ出力開始を指示する。またBSCDO1 103では端末認証部502がstep:i1009にてサーバ指示処理部504を通じて、BSCDOログ処理部505にIMSI:aaaのログ出力開始を指示し、ログ出力を開始する。BTS1−1 103ではBTS呼識別子:Iのログ出力開始指示をBSCDO指示処理部604で受信し、BSCDO指示処理部604でBTS呼情報格納領域606にBTS呼識別子:Iが存在することを確認して、BTSログ処理部605にBTS呼識別子:Iのログ出力開始を指示し、ログ出力を開始する。
次に図11を用いて、AT110のセッション解放によるログ出力終了シーケンスを示す。
step:a1101にてAT110は呼接続を完了し、BSCDO1 103、BTS1−1 105配下にActive状態で存在する。BSCDO1 103にはBTS呼識別子:I、IMSI:aaaがUATI:Aに関連付けられてBSCDO呼情報格納領域506に格納されている。また、BSCDO1 103、BTS1−1 105にてIMSI:aaaのログ出力が実施されている。
この状況でstep:e1105にてAT110よりセッション解放要求があり、BTS1−1 105を通じて、BSCDO1 103がセッション解放要求を受信する。BSCDO1 103ではセッション解放処理を実施し、BSCDO呼情報格納領域506のUATI:Aの情報を解放する。BSCDO呼情報格納領域506ではログ出力呼であるかどうかもUATI:Aと関連付けられて格納されているため、ログ出力呼であった場合(ログ出力511がONの場合)は呼情報解放を契機に、step:h1108にてBSCDO呼情報管理部503からサーバ処理指示部504を通してBSCDOログ出力部505にIMSI:aaaのログ出力終了を指示し、ログ出力を終了する。
また、BSCDO呼情報管理部503からサーバ処理指示部504にBTS呼識別子:Iを通知し、step:g1107にてサーバ指示処理部504からBTS1−1 105にログ出力終了を指示させる。BTS1−1 105では、BSCDO処理指示部604がログ出力終了指示を受信し、BTS呼情報格納領域606のBTS呼識別子:Iのログ出力呼であることを確認して、BTSログ処理部605にログ終了を指示し、ログ出力を終了する。BTS1−1 105ではBSCDO指示処理部604がログ出力終了を契機に、step:j1110にてBTSログ格納領域607からログ収集サーバ301にIMSI:aaaのログを送信する。また、BSCDO1 103では、サーバ指示処理部504がログ出力終了を契機に、step:k1111にてBSCDOログ格納領域507からログ収集サーバ301にIMSI:aaaのログを送信する。ログ収集サーバ301では、step:l1112にて、各BSCDO、BTSからIMSI:aaaのログを受信時に時系列に整理して格納する。
次に図12を用いて、AT110のログ出力中にログ収集サーバ301によるログ出力終了シーケンスを示す。
step:a1201にてAT110は呼接続が完了し、BSCDO1 103、BTS1−1 105配下にActive状態で存在する。BSCDO1 103にはBTS呼識別子:I、IMSI:aaaがUATI:Aに関連付けられてBSCDO呼情報格納領域506に格納されている。また、BSCDO1 103、BTS1−1 105にてIMSI:aaaのログ出力が実施されている。
この状況でstep:d1204にて、ユーザクライアントPC701はログ収集サーバ301にIMSI:aaaのログ出力終了指示を送信する。ログ収集サーバ301は、ユーザ指示処理部401でログ出力終了指示の受信を契機に、step:e1205、step:f1206にて装置指示処理部402を通じてRAN111配下すべてのBSCDOにIMSI:aaaのログ出力終了指示を通知する。BSCDO2 703では、サーバ指示処理部504でIMSI:aaaのログ出力終了指示を受信し、端末認証部502に通知する。端末認証部502ではBSCDO呼制御格納領域506を検索するがIMSI:aaaが存在しないためログ終了処理は実施しないが、端末認証部502に保持されているログ出力対象IMSI:aaaを削除する。BSCDO1 103でも同様に、サーバ指示処理部504でIMSI:aaaのログ出力終了指示を受信し、端末認証部502に通知する。端末認証部502にてBSCDO呼情報格納領域506にIMSI:aaaが存在するか検索を行い、UATI:Aに関するエントリが検索される。UATI:Aはログ出力511からログ出力呼であることが分かるため、端末認証部502はサーバ指示処理部504を通じて、step:h1208にてBSCDOログ処理部505にログ出力終了を指示し、BSCDOログ処理部505はIMSI:aaaのログ出力を終了する。また、端末認証部502はサーバ処理指示部504にUATI:Aと関係づけられて格納されていたBTS呼識別子:Iを通知し、step:g1207にてBTS1−1 105にログ出力終了を指示させる。また、端末認証部502に保持されているログ出力対象IMSI:aaaを削除する。
BTS1−1 105ではBSCDO指示処理部604にてBTS呼識別子:Iのログ出力終了指示を受信する。BSCDO指示処理部604では、BTS呼情報格納領域606にBTS呼識別子:Iがログ出力呼であることを確認し、BTSログ処理部605にログ出力終了を指示し、step:h1208にてBTSログ処理部605はIMSI:aaaのログ出力を終了する。
また、ログ出力終了を契機にstep:j1210にて、BTS1−1 105ではBSCDO指示処理部604がBTSログ格納領域607からログ収集サーバ301に、IMSI:aaaのログを送信する。また、step:k1211にて、BSCDO1 103ではサーバ指示処理部504がBSCDOログ格納領域507からログ収集サーバ301にIMSI:aaaのログを送信する。但し、セッションは解放しないため、AT110はActive状態を維持する。ログ収集サーバ301では、step:l1212にて、各BSCDO、BTSから受信したログを受信時に時系列に整理して格納する。
step:n1214にて、ユーザクライアントPC701は出力したログの送信要求指示をログ収集サーバ301に送信する。ログ収集サーバ301では、ユーザ指示処理部401でログ送信要求指示を受信し、ログ収集サーバログ格納領域404にIMSI:aaaのログがあることを確認する。ログ収集サーバログ格納領域404には各BSCDO、BTSから受信したIMSI:aaaのログが時系列に整理されているので、step:o1215にて、ユーザ指示処理部401が纏めたログをユーザクライアントPC701に送信する。なお、step:n1214〜o1216の処理は、図11のシーケンスにおいても実行されることができる。
(BTS間でのハンドオフ時)
次に図13を用いて、AT110がBTS間をハンドオフし、接続状態が変化した場合でもログ出力を継続させるシーケンスを示す。
step:a1301にてAT110は呼接続を完了し、BSCDO1 103、BTS1−1 105配下にActive状態で存在する。BSCDO1 103にはBTS呼識別子:I、IMSI:aaaがUATI:Aに関連付けられてBSCDO呼情報格納領域506に格納されている。また、BSCDO1 103、BTS1−1 105にてIMSI:aaaのログ出力が実施されている。
この状況で、step:e1305にてAT110がBTS1−2 106配下にハンドオフする。この接続で、AT110はBTS1−2 106にて新たにBTS呼識別子として例えばIIIが割り当てられる。BTS1−2 106は、割り当てたBTS呼識別子:IIIと呼情報を対応して呼情報格納領域606に記憶する。また、BTS1−2 106は、適宜のタイミングで割り当てたBTS呼識別子:IIIをBSCDO1 103に通知する。また、BTS1−1 105のBTS呼識別子:IはBTS1−1 105で解放される。これにより、BSCDO1 103のBSCDO呼処理部501からBSCDO呼情報格納領域506で管理されているUATI:Aに関連付けられているBTS呼識別子をIからIIIに書き換えが指示される。BSCDO1 103のBSCDO呼情報管理部503では、BTS呼識別子を書き換え、この書き換えを契機に、step:f1306にて書き換え前のBTS呼識別子:Iに対応するBTS1−1 105にサーバ指示処理部504を通じてログ出力終了を指示し、またstep:g1307にて書き換え後のBTS呼識別子:IIIに対応するBTS1−2 106にサーバ指示処理部504を通じてログ出力開始を指示する。
BTS1−1 105ではBSCDO指示処理部604でBTS呼識別子:Iのログ出力終了を受信したので、BSCDO指示処理部604では、BTS呼情報格納領域606にBTS呼識別子:Iが存在し、かつログ出力呼であることを確認して、BTSログ処理部605にIMSI:aaaのログ出力を終了させる。また、例えば、ログ出力終了を契機にstep:i1309にてBSCDO指示処理部604はBTSログ格納領域607からログ収集サーバ301にIMSI:aaaのログを送信する。
BTS1−2 106ではBSCDO指示処理部604でBTS呼識別子:IIIのログ出力開始を受信したので、BTS呼情報格納領域606にBTS呼識別子:IIIが存在することを確認し、BTSログ処理部605にIMSI:aaaのログ出力を開始させる。また、BTS1−2 106は、BTS呼情報格納領域606のBTS識別子:IIIに対応するログ出力609をONに設定する。BSCDO1 103に関しては、AT110のBTS間ハンドオフに関わらず、IMSI:aaaのログは出力され続けている。これによりBSCDO1 103、BTS1−1 105で出力されていたログが、BTS間ハンドオフを実施しても、BSCDO1 103、BTS1−2 106にて継続してログを出力することができる。
(BSCDO間でのハンドオフ時)
次に図14を用いて、AT110がBSCDO間をハンドオフし、呼情報が移動した場合でもログ出力を継続させるシーケンスを示す。
step:a1401にてAT110は呼接続を完了し、BSCDO1 103、BTS1−1 105配下にActive状態で存在する。BSCDO1 103にはBTS呼識別子:I、IMSI:aaaがUATI:Aに関連付けられてBSCDO呼情報格納領域506に格納されている。また、BSCDO1 103、BTS1−1 105にてIMSI:aaaのログ出力が実施されている。
この状況で、step:e1405にてAT110がBSCDO2 104配下のBTS2−1 107配下にハンドオフする。このハンドオフ接続により、step:f1406にてBSCDO1 103からBSCDO2 104に、IMSI:aaaを含むAT110の呼情報が転送される。BSCDO1 103、BTS1−1 105ではハンドオフを契機にBSCDO1 103のBSCDO呼処理部501からBSCDO呼情報管理部503に呼情報の解放が指示され、BSCDO呼情報格納領域506のUATI:Aの情報を解放する。BSCDO呼情報格納領域506ではログ出力呼であるかどうかがUATIと関連付けられて格納されているため、解放されるUATI:Aがログ出力呼であることが分かり、UATI:Aの呼情報解放を契機に、step:h1408にてBSCDO呼情報管理部503からサーバ処理指示部504を通してBSCDOログ出力部505にログ出力終了を指示する。同時にBTS呼識別子もUATIと関連付けてBSCDO呼情報格納領域506に格納されているため、UATI:Aの呼情報解放を契機に、BSCDO呼情報管理部503からサーバ指示処理部504にBTS呼識別子:Iを通知し、step:g1407にてサーバ指示処理部504からBTS1−1 105にログ出力終了を指示させる。BTS1−1 105では、BSCDO処理指示部604がログ出力終了指示を受信し、BTS呼情報格納領域606のBTS呼識別子:Iがログ出力呼であることを確認して、BTSログ処理部605にログ終了を指示する。BTS1−1 105ではBSCDO指示処理部604がログ出力終了を契機に、step:i1409にてBTSログ格納領域607からログ収集サーバ301にIMSI:aaaのログを送信する。また、BSCDO1 103 ではサーバ指示処理部504がログ出力終了を契機に、step:j1410にてBSCDOログ格納領域507からログ収集サーバ301にIMSI:aaaのログを送信する。
また、BSCDO2 104、BTS2−1 107ではstep:e1405にてハンドオフ処理を実施するが、UATIはBSCDO単位で割り当てられるため、BSCDO2 104ではAT110に対して新たに、例えばUATI:Bを割り当て、BTS2−1 107でもBTS内での呼接続を管理するため、例えば、BTS呼識別子:VIIを割り当てる。step:f1406にて、BSCDO1 103からAT110のIMSI:aaaを含む呼情報を引き継ぐため、BSCDO2 104ではUATI:Bに関連付けられて、BTS呼識別子:VII、IMSI:aaaとしてBSCDO呼情報格納領域506に格納する。ここでBSCDO2 104の端末認証部502では、例えば図7に示すように、既にログ収集サーバ301からログ出力対象IMSI:aaaが通知され、他のATが呼接続する毎にIMSI:aaaであるかをチェックしている。step:f1406でも、ハンドオフ接続によりIMSI:aaaの引き継ぎを契機に、端末認証部502にてBSCDO呼制御格納領域506に格納されたUATI:BのIMSIと比較する。一致しなければ何もせずに端末認証部502での処理が終了するが、ここではUATI:BのIMSI:aaaがログ出力対象IMSIと一致するため、step:j1410にて端末認証部502が、サーバ指示処理部504を通じてBSCDOログ処理部505にIMSI:aaaのログ出力開始を指示する。また端末認証部502はstep:i1409にてサーバ指示処理部504を通じて、BTS2−1 107にBTS呼識別子:VIIのログ出力開始を指示する。
BTS2−1 107では、BSCDO指示処理部604にてBTS呼識別子:VIIのログ出力開始指示を受信し、BTS呼情報格納領域606にBTS呼識別子:VIIが存在することを確認して、step:j1410にてBTSログ処理部605にBTS呼識別子:VIIのログ出力を指示し、ログ出力が開始される。これによりBSCDO1 103、BTS1−1 105で出力されていたログが、BSCDO間ハンドオフを実施してもAT110の移動先であるBSCDO2 104、BTS2−1 107で継続してログを出力することができる。
本発明は、例えば、無線基地局、基地局制御装置から端末のログを収集するシステムに利用可能である。
101 IPネットワーク
102 PDSN
103 BSCDO1
104 BSCDO2
105 BTS1−1
106 BTS1−2
107 BTS2−1
108 BTS2−2
109 AN−AAA
110 AT
301 ログ収集サーバ

Claims (11)

  1. 所望のログ出力対象の端末に関するログを収集する無線通信システムであって、
    端末と無線で通信する第1及び第2基地局と、
    前記第1及び第2基地局を制御する基地局制御装置と、
    ログ出力対象の端末について、端末固有に割り当てられる識別子を指定するログ収集サーバと
    を備え、
    前記基地局制御装置は、
    ログ出力対象の端末についての前記識別子が記憶されるログ出力対象格納領域と、
    前記識別子を含む呼情報が記憶される呼情報格納領域と、
    ログ出力対象の端末に関するログが記憶されるログ格納領域と、
    処理部と
    を有し、
    前記処理部は、
    ログ出力対象の端末についての前記識別子をログ収集サーバから受信して、前記ログ出力対象格納領域に記憶し、
    端末から前記第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して前記認証装置から前記識別子を受信して、前記呼情報格納領域に記憶し、
    前記ログ出力対象格納領域に記憶された識別子と、前記呼情報格納領域に記憶された識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関するログを前記ログ格納領域に記憶するログ出力処理を開始し、
    前記第1基地局に、前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信し、
    前記端末が前記第1基地局から前記第2基地局にハンドオフすると、前記第2基地局に前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信する前記無線通信システム。
  2. 前記第1及び第2基地局はそれぞれ、自基地局における端末に関するログが記憶される第2ログ格納領域を有し、
    前記第1及び第2基地局は、ログ出力開始指示を受信すると、自基地局における前記端末に関するログを前記第2ログ格納領域に記憶する第2ログ出力処理を開始する請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記基地局制御装置の前記処理部は、端末が前記第1基地局から前記第2基地局にハンドオフすると、前記第1基地局に前記端末に関するログのログ出力終了指示を送信する請求項2に記載の無線通信システム。
  4. 前記基地局制御装置の前記処理部は、端末との呼若しくはセッションが開放されると、又は、ログ出力終了指示を前記ログ収集サーバから受信すると、前記ログ格納領域に記憶されたログを前記ログ収集サーバに送信し、前記第2基地局へログ出力終了指示を送信し、
    前記第1及び第2基地局は、前記基地局制御装置からログ出力終了指示を受信すると、前記第2ログ格納領域に記憶されたログを前記ログ収集サーバに送信する請求項3に記載の無線通信システム。
  5. 所望の端末に関するログを収集する無線通信システムであって、
    端末と無線で通信する第1及び第2基地局と、
    前記第1基地局を制御する第1基地局制御装置と、
    前記第2基地局を制御する第2基地局制御装置と、
    ログ出力対象の端末について、端末固有に割り当てられる識別子を指定するログ収集サーバと
    を備え、
    前記第1基地局制御装置は、
    ログ出力対象の端末についての前記識別子が記憶される第1ログ出力対象格納領域と、
    前記識別子を含む呼情報が記憶される第1呼情報格納領域と、
    ログ出力対象の端末に関する第1基地局制御装置におけるログが記憶される第1ログ格納領域と、
    第1処理部と
    を有し、
    前記第2基地局制御装置は、
    ログ出力対象の端末についての前記識別子が記憶される第2ログ出力対象格納領域と、
    前記識別子を含む呼情報が記憶される第2呼情報格納領域と、
    ログ出力対象の端末に関する第2基地局制御装置におけるログが記憶される第2ログ格納領域と、
    第2処理部と
    を有し、
    前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、ログ出力対象の端末についての前記識別子を前記ログ収集サーバから受信して、前記第1ログ出力対象格納領域に記憶し、
    前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、前記識別子を前記ログ収集サーバから受信して、第2ログ出力対象格納領域に記憶し、
    前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、端末から前記第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して前記認証装置から前記識別子を受信して、前記第1呼情報格納領域に記憶し、
    前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、前記第1ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、前記第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する第1基地局制御装置におけるログを前記第1ログ格納領域に記憶する第1ログ出力処理を開始し、
    端末が前記第1基地局制御装置配下の前記第1基地局から前記第2基地局制御装置配下の前記第2基地局にハンドオフすると、前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、前記第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を前記第2基地局制御装置に送信し、
    前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、前記第1基地局制御装置からの前記識別子を受信して、前記第2呼情報格納領域に記憶し、
    前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、前記第2ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、前記第2呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する前記第2基地局制御装置におけるログを前記第2ログ格納領域に記憶する第2ログ出力処理を開始する前記無線通信システム。
  6. 前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、端末が前記第1基地局制御装置配下の前記第1基地局から前記第2基地局制御装置配下の前記第2基地局にハンドオフすると、第1ログ出力処理を終了し、前記第1ログ格納領域に記憶されたログを前記ログ収集サーバに送信し、
    前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、端末との呼若しくはセッションが開放されると、又は、ログ出力終了指示を前記ログ収集サーバから受信すると、前記第2ログ格納領域に記憶されたログを前記ログ収集サーバに送信する請求項5に記載の無線通信システム。
  7. 前記第1基地局制御装置の前記第1処理部は、前記第1ログ出力対象格納領域に記憶された識別子と、前記第1呼情報格納領域に記憶された識別子が一致する場合に、前記第1基地局に前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信し、
    前記第2基地局制御装置の前記第2処理部は、前記第2ログ出力対象格納領域に記憶された識別子と、前記第2呼情報格納領域に記憶された識別子が一致する場合に、前記第2基地局に前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信する請求項5に記載の無線通信システム。
  8. 前記第1基地局制御装の前記第1処理部は、端末が前記第1基地局制御装置配下の前記第1基地局から前記第2基地局制御装置配下の前記第2基地局にハンドオフすると、前記第1基地局へログ出力終了指示を送信する請求項7に記載の無線通信システム。
  9. 前記識別子は、IMSI(International Mobile Station Identifier)である請求項1又は5に記載の無線通信システム。
  10. 複数の基地局と基地局制御装置とを備えた無線ネットワークにおいて所望のログ出力対象の端末に関するログを収集するためのログ収集方法であって、
    前記基地局制御装置は、
    ログ出力対象の端末について、端末固有に割り当てられる識別子をログ収集サーバから受信して、ログ出力対象格納領域に記憶し、
    端末から第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して認証装置から前記識別子を受信して、呼情報格納領域に記憶し、
    ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関するログをログ格納領域に記憶するログ出力処理を開始し、
    第1基地局に、前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信し、
    端末が第1基地局から第2基地局にハンドオフすると、第2基地局に前記端末に関するログのログ出力開始指示を送信する前記ログ収集方法。
  11. 複数の基地局と複数の基地局制御装置とを備えた無線ネットワークにおいて所望のログ出力対象の端末に関するログを収集するためのログ収集方法であって、
    第1基地局制御装置は、ログ出力対象の端末についての前記識別子をログ収集サーバから受信して、第1ログ出力対象格納領域に記憶し、
    第2基地局制御装置は、前記識別子をログ収集サーバから受信して、第2ログ出力対象格納領域に記憶し、
    第1基地局制御装置は、端末から第1基地局を介して呼接続要求があると認証装置に端末認証を要求し、該要求に対して認証装置から前記識別子を受信して、第1呼情報格納領域に記憶し、
    第1基地局制御装置は、第1ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する第1基地局制御装置におけるログを第1ログ格納領域に記憶する第1ログ出力処理を開始し、
    端末が第1基地局制御装置配下の第1基地局から第2基地局制御装置配下の第2基地局にハンドオフすると、第1基地局制御装置は、第1呼情報格納領域に記憶された前記識別子を第2基地局制御装置に送信し、
    第2基地局制御装置は、第1基地局制御装置からの前記識別子を受信して、第2呼情報格納領域に記憶し、
    第2基地局制御装置は、第2ログ出力対象格納領域に記憶された前記識別子と、第2呼情報格納領域に記憶された前記識別子を比較し、一致する場合に、該識別子が示す端末に関する第2基地局制御装置におけるログを第2ログ格納領域に記憶する第2ログ出力処理を開始する前記ログ収集方法。
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