JP2011118810A - Electronic apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、操作用のキーを備えた電子機器に関するものである。 The present invention relates to an electronic device having an operation key.
携帯電話機や携帯情報端末(PDA)などの操作用のキーを備えた電子機器は、携帯性を向上させるために薄型化が図られている。この種の電子機器に装備されているキーは、機器の薄型化を実現するために、突出部分が少なくなるように形成されている。たとえば、折り畳み式の携帯電話機のキーは、表示部を折り畳んだときに画面に接触することがないように突出量が制限されている。このキーの操作面は略平坦に形成されている。 Electronic devices equipped with keys for operation such as cellular phones and personal digital assistants (PDAs) have been made thinner in order to improve portability. The key provided in this type of electronic device is formed so that the protruding portion is reduced in order to reduce the thickness of the device. For example, the amount of protrusion of a key of a foldable mobile phone is limited so as not to touch the screen when the display unit is folded. The operation surface of this key is formed substantially flat.
一方、スライド式の携帯電話機においては、キーを有する電話機本体に対して表示部をスライドさせたときに表示部の背面に接触することがないように、キーの突出量が制限され、キーの操作面が平坦に形成されている。
このような突出量(操作時のストローク)が少なくかつ操作面が平坦なキーは、押下げる操作を行い難く、しかも、操作者に押下げたことが明確に分かるような操作感覚を与えることができない。
On the other hand, in a slide-type mobile phone, the amount of protrusion of the key is limited so that the back surface of the display unit is not touched when the display unit is slid with respect to the phone body having the key. The surface is formed flat.
Such a key with a small protrusion amount (stroke during operation) and a flat operation surface is difficult to push down, and can give the operator a sense of operation that the operator can clearly see that it has been pushed down. Can not.
このような不具合は、たとえば特許文献1に示されているように、キーのストロークを変更できるように構成し、使用時にストロークを長くすることによって、ある程度は解消することができる。
特許文献1に記載されている装置は、携帯型コンピュータのキーボードに用いられるもので、昇降可能に構成されたキーと、このキーを使用時に上昇させかつ不使用時には下降させる昇降機構とを備えている。
Such a problem can be solved to some extent by, for example, configuring the key stroke to be changed as shown in
The device described in
前記昇降機構は、磁気反発力や空気圧を用いてキーを上昇させる構成が採られている。空気圧を用いる昇降機構は、空気圧シリンダやダイヤフラムなどを有するアクチュエータと、このアクチュエータに空気を供給するポンプとを備えている。前記空気圧シリンダは、キーボードの上面ボードの上に設けられたシリンダ本体と、キーのロッドに設けられたピストンとによって構成されている。ダイヤフラム式のアクチュエータは、キーボードの上面ボードの上に形成された空気室と、この空気室の上壁の一部を構成するキー毎のダイヤフラムとを備えている。キーは、このダイヤフラムの上に固定されている。 The elevating mechanism is configured to raise the key using a magnetic repulsive force or air pressure. A lifting mechanism using air pressure includes an actuator having a pneumatic cylinder, a diaphragm, and the like, and a pump for supplying air to the actuator. The pneumatic cylinder is constituted by a cylinder body provided on an upper surface board of a keyboard and a piston provided on a key rod. The diaphragm type actuator includes an air chamber formed on the upper surface board of the keyboard, and a diaphragm for each key constituting a part of the upper wall of the air chamber. The key is fixed on the diaphragm.
しかしながら、特許文献1に示す装置は、キーを昇降させるために専用のアクチュエータを使用しているから、構造が複雑になり、製造コストが高くなるという問題があった。
However, since the device shown in
本発明はこのような問題を解消するためになされたもので、単純な構造でキーの突出量を変えることができる電子機器を提供することを目的とする。 The present invention has been made to solve such a problem, and an object thereof is to provide an electronic apparatus capable of changing the protruding amount of a key with a simple structure.
この目的を達成するために、本発明に係る電子機器は、内部に供給された流体圧により弾性変形して膨張する袋からなるキーと、このキーに流体通路を介して接続されたポンプと、このポンプから流体を吐出させる駆動機構とを備えたものである。 In order to achieve this object, an electronic device according to the present invention includes a key formed of a bag that is elastically deformed and expanded by a fluid pressure supplied therein, a pump connected to the key via a fluid passage, And a drive mechanism for discharging fluid from the pump.
本発明によれば、キーがアクチェータを兼ねており、単純な構造でキーの突出量を変えることが可能であるから、製造コストが低くなる電子機器を提供することができる。
また、本願発明の電子機器は、キーとは別体に形成されたアクチュエータを備えている従来の電子機器と較べると、このアクチュエータが不要である分、さらなる薄型化を図ることができるという効果もある。
According to the present invention, since the key also serves as the actuator and the amount of protrusion of the key can be changed with a simple structure, an electronic device with a low manufacturing cost can be provided.
In addition, the electronic device of the present invention has an effect that the actuator can be further thinned as compared with a conventional electronic device having an actuator formed separately from the key. is there.
以下、本発明に係る電子機器の基本的な構成の一実施例を図1によって詳細に説明する。
図1において、符号1で示す電子機器は、操作用のキー2(以下、単に操作キーという)と、ポンプ3と、ポンプ用駆動機構4とを備えている。この電子機器1は、たとえば携帯電話機や、携帯情報端末(PDA)、ノート型パソコン、電子手帳、携帯型ゲーム機などである。
Hereinafter, an embodiment of a basic configuration of an electronic apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to FIG.
In FIG. 1, an electronic device denoted by
前記操作キー2は、ゴム材料によって袋状に形成されている。このゴム材料としては、操作キー2の内部に供給された流体圧により弾性変形して膨張するものが用いられている。前記ポンプ3は、前記操作キー2の内部に流体圧を供給するためのもので、前記操作キー2に流体通路5を介して接続されている。このポンプ3としては、たとえばゴム材料によって袋状に形成されたものを用いることができる。
The
前記駆動機構4は、この電子機器1に設けられている人為的に操作される部材(図示せず)と連動して前記ポンプ3から流体を吐出させるものである。ポンプ3としてゴム材料によって袋状に形成されたものを用いる場合、駆動機構は、ポンプ3を圧縮させたり復元させたりする構成を採ることができる。
The
このように構成された電子機器1においては、ポンプ3から流体圧が操作キー2に供給されることによって操作キー2が膨張するから、操作キー2のストロークを長くすることができる。したがって、この実施例によれば、操作キー2がアクチェータを兼ねるから、単純な構造で操作キー2の突出量を変えることが可能な電子機器を提供することができる。
また、この実施例による電子機器1は、操作キー2とは別体に形成されたアクチュエータを備えている従来の電子機器と較べると、このアクチュエータが不要である分、さらなる薄型化を図ることができる。
In the
In addition, the
次に、本発明に係る電子機器の具体的な一実施例を図2〜図5によって詳細に説明する。これらの図において、前記図1によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。この実施例においては、本発明を折り畳み式の携帯電話機に適用する場合の例について説明する。
図2および図3に示す折り畳み式携帯電話機11は、操作キー2や機能キー12などを有する電話機本体13と、この電話機本体13にヒンジ機構14(図3参照)を介して回動自在に連結された表示部15とによって構成されている。この表示部15は、液晶パネル15aを備えている。
Next, a specific embodiment of the electronic apparatus according to the present invention will be described in detail with reference to FIGS. In these drawings, members that are the same as or equivalent to those described with reference to FIG. 1 are given the same reference numerals, and detailed descriptions thereof are omitted as appropriate. In this embodiment, an example in which the present invention is applied to a foldable mobile phone will be described.
The foldable
この実施例による表示部15は、図2に示すように、液晶パネル15aが露出するように開いた使用位置と、図3に示すように、液晶パネル15aが電話機本体13と対向するように閉じた収納位置との間で開閉可能である。この実施例においては、前記電話機本体13によって、請求項2記載の発明でいう電子機器本体が構成され、前記表示部15によって、請求項2記載の発明でいう可動部材が構成されている。
As shown in FIG. 2, the
電話機本体13は、図2〜図4に示すように、複数の操作キー2と、複数の機能キー12と、これらのキーに接続されて携帯電話機11の機能を実現するための回路基板(図示せず)と、操作キー2を膨張させたり収縮させたりするためのポンプ3などを備えている。前記操作キー2と機能キー12とは、前記表示部15が前記収納位置に位置している状態においては、図3に示すように表示部15によって覆われ、前記表示部15が前記使用位置に移動することによって、図1および図4に示すように露出する。
As shown in FIGS. 2 to 4, the
前記複数の操作キー2は、5行3列となるように並べられている。各々の操作キー2は、図5(A)に示すように、ゴム材料によって形成された角柱状の袋によって構成されている。操作キー2を形成するゴム材料は、後述するポンプ3から操作キー2の内部に流体圧が供給されたときに弾性変形により膨張するものが用いられている。前記流体圧は、空気や液体の圧力である。
The plurality of
各操作キー2は、操作面2aを有するキートップ部16と、このキートップ部16と対向する底部17と、前記キートップ部16と前記底部17とを接続する側壁部18とによって角柱状に形成されている。前記キートップ部16は、図2に示すように、長方形状に形成されている。
Each
前記底部17は、キートップ部16側から見てキートップ部16と同じ形状に形成されている。この底部17の下端(キートップ部16とは反対側の一端)は、図示してはいないが、キースイッチの入力部に接触している。
前記側壁部18は、長方形状のキートップ部16の各辺と、底部17の各辺とを接続する角筒状に形成されている。また、この側壁部18は、キートップ部16および底部17に較べて容易に伸縮できるように形成されている。
The
The
この側壁部18を伸縮が容易となるように形成するためには、たとえば側壁部18の厚みをキートップ部16および底部17より薄く形成することによって行うことができる。このように側壁部18を相対的に伸縮し易く形成する場合は、側壁部18が横方向に膨らむことがないように、側壁部18が伸張する方向を規制する構造を採ることが望ましい。側壁部18を伸張させる方向は、前記キートップ部16と前記底部17との間隔が拡がる方向である。
In order to form the
側壁部18の伸張する方向を上述した方向に規制するためには、たとえば、図5に示すように、側壁部18と隣接する位置に保持板21を設けることができる。この保持板21は、たとえば各操作キー2の側壁部18を囲むことができるように、平面視において格子状に形成することができる。この実施例においては、相対的に薄く形成された側壁部18を前記保持板21で囲む構造によって、請求項4に記載した発明でいう「伸張方向規制構造」が構成されている。
In order to restrict the extending direction of the
前記ポンプ3は、図3および図4に示すように、ゴム材料によって袋状に形成されており、前記ヒンジ機構14の近傍に装着されている。ポンプ3の形状は、たとえば球状や、円柱状などに形成することができる。このポンプ3は、複数の連通用パイプ22によって各操作キー2に接続されている。このポンプ3の内部と、前記連通用パイプ22の内部と、前記操作キー2の内部とは、互いに連通されており、一つの密封空間を形成している。この密封空間は、空気または液体で満たされている。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
前記ポンプ3の近傍に位置している前記ヒンジ機構14は、前記ポンプ3から流体を吐出させるための押圧部材23を備えている。この押圧部材23を有するヒンジ機構14によって、本発明でいう「駆動機構」が構成されている。
前記押圧部材23は、板状に形成されており、前記表示部15の開閉動作と連動して揺動するようにヒンジ機構14に設けられている。
The
The pressing
この押圧部材23が取付けられている位置は、図3に示すように、前記表示部15が収納位置に位置している状態においては、前記ポンプ3の下端部(電話機本体13の裏面に近接する端部)に接触する位置である。押圧部材23は、表示部15が収納位置にあるときの位置(以下、この位置を初期位置という)から表示部15が開くことによって、ポンプ3を押圧する方向に移動(揺動)する。
As shown in FIG. 3, the position where the pressing
ヒンジ機構14は、前記表示部15が最大に開いた使用位置に位置している状態においては、図4に示すように、押圧部材23をポンプ3が最大圧縮状態まで圧縮させられるように移動させる構成が採られている。前記最大圧縮状態とは、ポンプ3が初期の形状に復元する機能を失うことなく最も圧縮された状態をいう。ポンプ3がこのように圧縮されることによって、ポンプ3内の流体が連通用パイプ22を通して各操作キー2に供給される。
The
ポンプ3から流体が供給された各操作キー2は、主に側壁部18が伸張し、キートップ部16が底部17から離間するように膨張する。このように操作キー2が膨張することによって、キートップ部16が電話機本体13から突出することになるから、この操作キー2の操作を容易に行うことができるようになる。また、操作キー2のストロークが長くなるから、操作者にキートップ部16を押下げたことが明確に分かるような操作感覚を与えることができる。
Each
一方、この実施例による携帯電話機において、表示部15を閉じて収納位置に移動させると、図3に示すように、押圧部材23が初期位置に戻ることによりポンプ3が初期の形状に復元する。また、このときは、圧縮されていたポンプ3が復元するときに流体を吸い込むことと、操作キー2の側壁部18が自らの弾性で収縮することとによって、操作キー2のキートップ部16が初期の位置に戻る。このため、表示部15を閉じたときに液晶パネル15aがキートップ部16に当たることはない。
On the other hand, in the mobile phone according to this embodiment, when the
したがって、この実施例においても操作キー2がキートップ部16を昇降させるためのアクチェータを兼ねるから、単純な構造で操作キー2の突出量を変えることが可能な携帯電話機を提供することができる。
この実施例による押圧部材23は、表示部15の開閉に連動して揺動し、表示部15が収納位置から使用位置に移動することによりポンプ3を圧縮させるものである。
Therefore, also in this embodiment, since the
The pressing
このため、この実施例によれば、操作者が表示部15を操作するときの力で操作キー2のキートップ部16を突出させたり戻すことができるから、ポンプ3を駆動するための動力は不要である。しかも、操作キー2を使用するときには必ずキートップ部16が突出するから、使い勝手がよい携帯電話機を提供することができる。
For this reason, according to this embodiment, the key
この実施例による操作キー2は、容易に伸張する側壁部18を有する角柱状に形成されている。この側壁部18が延びる方向は、保持板21によってキートップ部16と底部17との間隔が拡がる方向に規制されている。このため、この実施例によれば、操作キー2に供給された流体圧を効率よく使って操作キー2のストロークを充分に長く形成することができる。
The
操作キーの側壁部は、図6および図7に示すように形成することができる。これらの図において、前記図5によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図6(A)に示す操作キー2の側壁部18は、その長手方向(図6においては上下方向)の中央部が両端部より細く、括れた形状に形成されている。この側壁部18の前記中央部を細く形成するに当たっては、両端から中央部に向かうにしたがって角筒状の側壁部が漸次細くなるように行っている。
図6に示す操作キー2に流体圧が供給されると、同図(B)に示すように、側壁部18の湾曲部分が直線状に伸張し、この結果、キートップ部16が上方に移動する。
The side wall portion of the operation key can be formed as shown in FIGS. In these drawings, members that are the same as or equivalent to those described with reference to FIG.
The
When fluid pressure is supplied to the
図7(A)に示す操作キー2の側壁部18は、いわゆる蛇腹状に形成されている。このため、この操作キー2に流体圧が供給されると、同図(B)に示すように、蛇腹状の側壁部18が伸張し、キートップ部16が上方に移動する。
図6と図7に示す操作キー2においては、側壁部18の中央部が括れた構造や、蛇腹構造によって、請求項4記載の発明でいう「伸張方向規制構造」が構成されている。操作キー2を図6または図7に示すように形成する場合は、操作キー自体に側壁部18の伸張する方向を規制する伸張方向規制構造が設けられているから、図5に示したような保持板21は不要である。
The
In the
ポンプ3は、図8に示すように構成することができる。図8において、前記図1〜図5によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。
図8に示すポンプ3は、空気を操作キー2に供給するためのものである。すなわち、このポンプ3を使用する場合の流体圧は空気圧になる。
この実施例によるポンプ3には、空気穴25が穿設されている。この空気穴25は、ゴム材料からなるポンプ3の壁を貫通するように形成されており、ポンプ3の外と内部とを連通している。
The
The
An
一方、この実施例による押圧部材23には、前記空気穴25を閉塞するための栓部材26が設けられている。この栓部材26は、空気穴25にポンプ3の外側から嵌め込まれ、空気穴25を閉塞する形状、大きさに形成されている。また、この栓部材26は、押圧部材23がポンプ3を圧縮する行程の途中で空気穴25を閉塞するように構成されている。
On the other hand, the pressing
すなわち、ポンプ3は、栓部材26が空気穴25を塞いだ後に押圧部材23によって圧縮され、空気を操作キー2に供給する。一方、押圧部材23が初期位置に戻ることによって、栓部材26がポンプ3から離れて空気穴25が開口する。
このため、表示部15を閉じることによりポンプ3内に外気が流入可能になるから、後述するように、ポンプ3から操作キー2に至る空気通路の全体を密封空間とする場合と較べて、操作キー2の膨張量を長期間にわたって略一定に保つことができる。
That is, the
For this reason, since the outside air can flow into the
ポンプ3から操作キー2に至る空気通路の全体を密封空間とする場合は、空気がゴム部分を通過して漏洩する現象のために、長期間にわたって使用すると内部の空気量が減少してしまう。内部の空気量が減少すると、操作キー2を大きく膨らませることができなくなり、ストロークが相対的に短くなる。しかし、この実施例によれば、空気がポンプ3の内部に空気穴25から流入でき、ポンプ3内に空気が充満している状態からポンプ3を圧縮することができる。この結果、常に一定の供給量で空気を操作キー2に供給することができ、長期間にわたってストロークを長くとることができる。
When the entire air passage extending from the
上述した実施例においては、一つのポンプから各操作キーに流体圧を供給する例を示したが、図9に示すように、ポンプを複数備えることができる。図9において、前記図1〜図5によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。 In the embodiment described above, an example in which fluid pressure is supplied from one pump to each operation key has been shown, but a plurality of pumps can be provided as shown in FIG. 9, the same or equivalent members as described with reference to FIGS. 1 to 5 are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted as appropriate.
図9に示す携帯電話機11は、二つのポンプ3a,3bと、これらのポンプ3a,3bを圧縮するための二つの押圧部材23,23とを備えている。二つのポンプ3a,3bのうち一方のポンプ3aは、複数の操作キー2のうち約半分の操作キー2に連通用パイプ22によって接続され、他方のポンプ3bは、他の操作キー2に連通用パイプ22によって接続されている。
The
上述した実施例においては、押圧部材を有するヒンジ機構によって本発明でいう駆動機構を構成する例を示したが、駆動機構は、図10に示すように構成することができる。図10において、前記図1〜図5によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。 In the above-described embodiment, the example in which the drive mechanism referred to in the present invention is configured by the hinge mechanism having the pressing member is shown, but the drive mechanism can be configured as shown in FIG. 10, the same or equivalent members as those described with reference to FIGS. 1 to 5 are denoted by the same reference numerals, and detailed description thereof is omitted as appropriate.
図10に示す携帯電話機11は、ポンプ3を上下方向の両側から挟む一対のローラ31,31を備えている。この実施例においては、このローラ31,31とヒンジ機構14とによって、本発明でいう「駆動機構」が構成されている。この実施例によるポンプ3は、ヒンジ機構14に近接する一端部が電話機本体13に固定されている。前記一対のローラ31,31は、図示していない支持ブラケットにそれぞれ回転自在に支持されており、この支持ブラケットを介してヒンジ機構14に接続されている。
A
この実施例によるヒンジ機構14は、表示部15が開閉することによって前記一対のローラ31,31が前記支持ブラケットとともに平行移動するように構成されている。ローラ31,31の移動する方向は、操作キー2に接近または離間する方向である。詳述すると、ローラ31,31は、図示してはいないが、表示部15が閉じている状態においてポンプ3の固定側端部(ヒンジ機構14に近接する一端部)を挟むように設けられている。
The
ポンプ3は、ローラ31,31がポンプ3の前記固定側端部を挟む状態においては、容積が最大近くになるように膨らんでいる。ヒンジ機構14は、表示部15が開く動作に連動させて前記一対のローラ31,31を操作キー2に接近する方向へ平行移動させる。このようにローラ31,31が移動することによって、ポンプ3が前記固定側端部から徐々に搾られるようになり、ポンプ3内の流体が操作キー2側に吐出される。一方、表示部15を閉じると、ローラが操作キー2から離間する方向(ヒンジ機構14に接近する方向)に移動し、ポンプ3の形状が初期の形状に復元する。
駆動機構4をこのように構成しても上述した各実施例と同等の効果を奏する。
In the state where the
Even if the
上述した各実施例においては、携帯電話機の操作キーのストロークを増大させる例を示したが、本発明は、図11に示すように、携帯電話機の機能キーに適用することができる。図11において、前記図1〜図10によって説明したものと同一もしくは同等の部材については、同一符号を付し詳細な説明を適宜省略する。図11に示す機能キー12a〜12eは、上述した実施例で示した操作キー2と同様に、ゴム材料によって袋状に形成され、図示していないポンプ3に接続されている。
In each of the above-described embodiments, an example in which the stroke of the operation key of the mobile phone is increased is shown, but the present invention can be applied to a function key of the mobile phone as shown in FIG. In FIG. 11, the same or equivalent members as those described with reference to FIGS. 1 to 10 are denoted by the same reference numerals and detailed description thereof is omitted as appropriate. The
また、本発明は、折り畳み式の携帯電話機の他に、スライド式の携帯電話機に適用することができるし、携帯電話機の他に携帯情報端末(PDA)、ノート型パソコン、電子手帳、携帯型ゲーム機などにも適用することができる。 The present invention can be applied to a slide-type mobile phone in addition to a foldable mobile phone, and in addition to a mobile phone, a personal digital assistant (PDA), a notebook computer, an electronic notebook, a portable game It can also be applied to machines.
1…電子機器、2…操作キー、3…ポンプ、11…携帯電話機、12,12a〜12e…機能キー、13…電話機本体、14…ヒンジ機構、15…表示部、16…キートップ部、17…底部、18…側壁部、23…押圧部材。
DESCRIPTION OF
Claims (4)
このキーに流体通路を介して接続されたポンプと、
このポンプから流体を吐出させる駆動機構とを備えたことを特徴とする電子機器。 A key comprising a bag that is elastically deformed and inflated by the fluid pressure supplied to the inside;
A pump connected to this key via a fluid passage;
An electronic apparatus comprising a drive mechanism for discharging fluid from the pump.
前記電子機器本体には、前記キーが覆われる収納位置と、前記キーが露出する使用位置との間で移動する可動部材が設けられ、
前記ポンプは、ゴム材料によって袋状に形成されるとともに、前記キーに流体通路を介して接続され、
前記駆動機構は、前記可動部材に連動するように連結され、前記可動部材が前記収納位置から前記使用位置に移動することにより前記ポンプを圧縮させるものであることを特徴とする電子機器。 The electronic device according to claim 1, wherein the key is provided on the electronic device main body.
The electronic device body is provided with a movable member that moves between a storage position where the key is covered and a use position where the key is exposed,
The pump is formed in a bag shape by a rubber material and is connected to the key through a fluid passage,
The electronic device is characterized in that the drive mechanism is coupled to be interlocked with the movable member, and the movable member moves from the storage position to the use position to compress the pump.
前記駆動機構には、前記ポンプを圧縮する行程で前記空気穴を閉塞する栓部材が設けられていることを特徴とする電子機器。 The electronic device according to claim 2, wherein an air hole is formed in the pump,
The electronic device according to claim 1, wherein the driving mechanism is provided with a plug member that closes the air hole in a process of compressing the pump.
前記側壁部は、キー内に流体圧が供給されることにより伸張する弾性材によって形成され、
前記側壁部が伸張する方向を前記キートップ部と前記底部との間隔が拡がる方向に規制する伸張方向規制構造を備えていることを特徴とする電子機器。 4. The electronic device according to claim 1, wherein the key includes a key top portion having an operation surface, a bottom portion facing the key top portion, the key top portion, and the bottom portion. And is formed in a column shape by a side wall portion connecting the
The side wall portion is formed of an elastic material that expands when fluid pressure is supplied into the key,
An electronic apparatus comprising: an extension direction regulating structure that regulates a direction in which the side wall portion extends in a direction in which a gap between the key top portion and the bottom portion increases.
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JP2015069645A (en) * | 2013-09-28 | 2015-04-13 | インテル・コーポレーション | Keyboard for electronic device |
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2009
- 2009-12-07 JP JP2009277499A patent/JP2011118810A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2015069645A (en) * | 2013-09-28 | 2015-04-13 | インテル・コーポレーション | Keyboard for electronic device |
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